JPH0252239B2 - - Google Patents

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JPH0252239B2
JPH0252239B2 JP56012485A JP1248581A JPH0252239B2 JP H0252239 B2 JPH0252239 B2 JP H0252239B2 JP 56012485 A JP56012485 A JP 56012485A JP 1248581 A JP1248581 A JP 1248581A JP H0252239 B2 JPH0252239 B2 JP H0252239B2
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JP
Japan
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water level
signal
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JP56012485A
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JPS57125822A (en
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Hiromitsu Asano
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPH0252239B2 publication Critical patent/JPH0252239B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • G01F23/80Arrangements for signal processing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、沸騰水型原子炉の水位の監視に使用
される水位検出装置に関し、更に詳細には冗長的
に複数個設けられた水位検出器が出力する原子炉
内の水位に対応する信号を比較、演算することに
より検出性能を向上させた水位検出装置に関する
ものである。
沸騰水型原子炉の水位は、原子炉の運転時や停
止時、又万一の原子炉事故時の最も重要な監視項
目の一つであり、この水位の維持は高い信頼性を
必要とする。従つて、通常運転用、事故時用、停
止時用等の各々の用途ごとに同一の水位計測範囲
(用途が異なる場合は計測範囲も異なつている)
をもつ水位検出器を冗長的に複数個設けて水位を
検出し、これに基づいて水位の監視を行なつてい
る。例えば、通常運転時の水位制御に用いられる
狭帯域水位監視系は、アナログ式水位検出器を3
個備えており、これらの水位検出器はそれぞれ水
位指示計や記録計に出力している。
運転員は、これら複数の指示計や記録計の値を
読み取り、水位を判断するのであるが、水位検出
器はそれぞれの用途に従いその計測範囲が異な
り、また正常動作時にあつてもある程度の誤差を
もつており、指示値は各々異なつている。このた
め、水位を正確に判断するのが容易でなく、又故
障中の水位検出器が含まれていれば運転員の判断
を誤まらせるおそれがあつた。このことは特にタ
ービントリツプやスクラム時等の過渡変化時、あ
るいは原子炉事故時等の原子炉の安全性に重大な
影響を及ぼすことになる。
本発明は、以上の事情に鑑み、原子炉の通常運
転時や事故時における運転員の水位監視の誤判断
をなくすことのできる信頼性の向上した水位検出
装置を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため本発明の水位検出装置
は、複数個の水位検出装置の出力である水位を示
す信号のうちその検出装置の計測範囲内の水位の
みを用いて、水位演算器によつて原子炉内の水位
を比較演算するようにしたことを特徴とするもの
である。
本発明によれば、複数個の水位検出器のうちの
正確な出力を示す検出器の出力のみに基づいて上
記水位信号を得るので、水位の検出が常に正確な
ものとなり、従つてこの水位信号に基づいた水位
の指示も常に正確なものとなり、運転員を誤まら
せることがない。
以下添付図面を参照して本発明の好ましい実施
例を説明する。以下説明する実施例においては、
本発明による水位検出装置を同一の水位計測範囲
をもつ3個の冗長水位検出器に適用したものを説
明する。
第1A図は、第1の水位信号選択装置10aの
構成を示す図である。
第1の水位検出器1aの信号Saは、第1の水
位信号選択装置10aの計測範囲判定器2aに入
力するようになつている。この計測範囲判定器2
aは、入力信号Saが所定下限値K1より大で、か
つ所定上限値K2より小のときYES信号を出力し、
それ以外のときON信号を出力する判定器であ
る。上記所定下限値および上限値K1、K2はそれ
ぞれ水位検出器1aの計測範囲の下限値および上
限値に設定するのが通常である。計測範囲判定器
2aの出力信号および上記水位検出器1aの出力
信号Saは、入力スイツチ3aに入力されるよう
になつている。この入力スイツチ3aは、計測範
囲判定器2aの出力信号がNoのとき0を、YES
のときSaをGaとして出力するようになつている。
第1B図は、第2の水位検出器1bのための第
2の水位信号選択装置10bを、第1C図は、第
3の水位検出器1cのための第3の水位信号選択
器1cをそれぞれ示す図で、各符号の数字はそれ
ぞれ第1A図の水位信号選択装置10aにおける
同一の数字で示された部分と同一の部分を示すも
のである。
次に第2図を参照して上記水位信号選択器10
a,10b,10cの出力Ga,Gb,Gcに基づい
て原子炉の水位を演算する水位演算装置100の
構成を説明する。
水位演算装置100は、第1、第2および第3
の誤差演算器4c,4a,4bを備えている。第
1の誤差演算器4cは、第1の水位信号選択装置
10aの出力Gaと第2の水位信号選択装置10
bの出力Gbを入力とし、出力GaとGbの偏差の絶
対値D1を誤差判定器5cに出力する。この誤差
判定器5cは、D1を所定の設定値K3と比較し、
D1≦K3ときYES、D1>K3のときNOの信号を発
生する。設定値K3としては、例えば水位検出器
の許容誤差を±δとしたとき、2δ程度が適当であ
る。上記誤差判定器5cの出力は、入力スイツチ
付き平均器6cに入力されるようになつている。
この入力スイツチ付き平均器6cには、この誤差
判定器5cの出力の他、第1および第2の水位信
号選択装置10aおよび10bの出力Gaおよび
Gbが入力されている。この平均器6cは、誤差
判定器5cから入力される信号がYESのときGa
とGbの平均すなわちGa+Gb/2を、NOのとき0 を出力信号G1として入力選択器付き平均器7に
出力する。
第2の誤差演算器4a、誤差判定器5a、入力
スイツチ付き平均器6aからなる部分も同様に信
号Gb、Gcに基づいてG2=Gb+Gc/2又は0なる信 号G2を出力するように構成されている。
また第3の誤差演算器4b、誤差判定器5b、
入力スイツチ付き平均器6bからなる部分も同様
に信号Gc、Gaに基づいてG3=Gc+Ga/2又は0な る信号G3を出力するように構成されている。
入力選択器付き平均器7は、信号G1、G2およ
びG3が入力されており、0でない入力のみを選
択して平均し水位信号Lを出力する機能を有して
いる。
この平均器7の出力信号Lは、例えば水位表示
装置8に入力され、この水位表示装置8は入力さ
れた信号Lに基づいて運転員に水位が分かるよう
に水位を表示する。
第3図は、水位検出器1a,1bおよび1cの
出力信号Sa、SbおよびScに基づいて、水位が所
定水位範囲より低または高のときに警報する警報
装置200を示す構成図である。
この警報装置200は、下限比較器21a,2
1b,21cを有しており、これらの下限比較器
はそれぞれ出力信号Sa、Sb、Scが下限値K1より
小のときYESの信号を水位下限警報器22に出
力する。この水位下限警報器22は、3つの入力
信号のうち2つ以上の信号がYESのとき「水位
低」を運転員に警報するようになつている。
同様に上限比較器23a,23b,23cは、
それぞれ信号Sa、Sb、Scが上限値K2より大のと
きYESを出力し、水位上限警報器24はこれら
のうち2以上がYESのとき「水位高」を警報す
るようになつている。
水位検出器異常警報器25は、信号G1、G2、
G3を入力とし、これらのすべてが0のとき「水
位検出器異常」を警報するように構成されてい
る。
以上の実施例の構成要素である計測範囲判定器
2a,2b,2c、入力スイツチ3a,3b,3
c、誤差判定器5a,5b,5c、入力スイツチ
付き判定器6a,6b,6c、入力選択器付き平
均器7、警報装置200は、トランジスタ、IC
等の半導体素子、あるいはコンピユータ、マイク
ロコンピユータ等によつて容易に製作可能であ
る。
次に以上説明した本発明の実施例による水位検
出装置の作用を警報装置等の作用と合せて、)
すべての水位検出器の出力信号が計測範囲内にあ
るとき、)1つの水位検出器の出力信号が計測
範囲より大のとき、)2つ以上の水位検出器の
出力信号が計測範囲外のときに分けて説明する。
なお以下の説明において、説明を簡単にするため
水位検出器1a,1b,1cの出力信号Sa、Sb、
ScをSa>Sb>Scと仮定して説明するが、これに
限られるものではない。
) すべての水位検出器の出力信号が計測範囲
内にあるとき この場合は、K2>Sa>Sb>Sc>K1であり、
Sa、Sb、Scはそれぞれ水位信号選択装置を通
過し、Ga、Gb、Gcとして出力される。
―) Ga、Gb、Gcの相互の偏差がいずれも
K3以下のとき、 これらGa、Gb、Gcは、いずれも信頼度が
高いと考えられ、このとき本実施例の水位検
出装置では、D1、D2、D3≦K3となり、従
つて誤差判定器5a,5b,5cはいずれも
YESを出力する。従つて入力スイツチ付き
平均器6a,6b,6cの出力G1、G2、G3
はそれぞれGa+Gb/2、Gb+Gc/2、Gc+Ga/2 となる。入力選択器付き平均器7は、これら
をすべてを平均し、L=Ga+Gb+Gc/3を出 力する。水位表示装置8は、この信号Lに基
づいて水位を表示する。
―) Gc、Ga間の偏差のみがK3以上のとき この場合は、Gbの信頼度はGa、Gcの信頼
度より高いと考えられる。このとき本実施例
の水位検出装置では、D1≦K3、D2≦K3、
D3>K3となり、誤差判定器5a,5b,5
cはそれぞれYES、YES、NOを出力する。
従つて、G1=Ga+Gb/2、G2=Gb+Gc/2、G =0となり、入力選択器付き平均器7はG1、
G2のみを平均し、L=Ga+2Gb+Gc/4を出 力する。
―) Ga、Gb間の偏差のみがK3以下のとき
この場合は、Ga、Gbに比べGcの信頼度は低
いと見なすことができる。このときはD1≦
K3、D2>K3、D3>K3となり、G1=
Ga+Gb/2、G2=G3=0となる。従つてL= Ga+Gb/2を出力する。
―) Ga、Gb、Gc相互間の偏差がすべて
K3以上のとき このときは、Ga、Gb、Gcの信頼度はすべ
て低いと考えられる。この場合は、D1>
K3、D2>K3、D3>K3あり、G1=G2=G3
=0となる。従つて水位信号Lは0となり、
同時に水位検出器異常警報器25によつて
「水位検出器異常」が警報される。
) 1つの水位検出器の信号(Sa)が計測範
囲より大のとき 仮定によりSa>K2>Sb>Sc>K1であるの
で、Ga=0、Gb=Sb、Gc=Scとなる。この
ときは、D1=|Gb|、D3=|Gc|となるが
一般的に|Gb|、|Gc|>K3となるように水
位検出器の基準点を選択すれば、G1=G3=0
となる。従つて、Gb、Gc間の偏差がK3以下で
いずれも信頼度が高いときにはG2=Gb+Gc/2 となり、入力選択器7のうち非零要素はG2の
みであるので、L=Gb+Gc/2となる。
一方、Gb、Gc間の偏差が、K3より大であれ
ば信頼性のある水位検出器の出力信号はなくな
り、このときはG2も0となり、従つて水位検
出器異常警報器25より「水位検出器異常」が
警報される。
なお、1つの水位検出器の信号(Sc)が計
測範囲より小のとき、すなわちK2>Sa>Sb>
K1>Scのときも同様に他の信号Sa、Sbの信頼
度に応じてL=Ga+Gb/2が出力されるが、「水 位検出器異常」の警報がなされる。
) 2つ以上の水位検出器の出力信号が計測範
囲外のとき このときは、G1=G2=G3=0となり、「水
位検出器異常」の警報がなされるとともに、2
つ以上の信号が同時に範囲以上又は範囲以下の
ときには、それぞれ水位上限警報器24又は水
位下限警報器22により「水位高」又は「水位
低」の警報がなされる。
本発明によれば、複数個の水位検出器の信号の
信頼性を判断し、信頼度に応じた最適な水位を演
算し検出することができるので、運転員が個々の
水位表示器あるいは記録計の比較を行なう必要が
なくなり、従つて省力化を果すことができるとと
もに、水位監視性能の向上、誤認防止を図れ、沸
騰水型原子炉の安全性が大きく向上する。
また、本発明においては、水位検出器からの検
出信号を処理するに当り、先ず検出信号が許容誤
差範囲内にあるかどうかを判断し、次に検出信号
の2つずつの組合せを作り、2つの検出器の偏差
値が予め定められた設定値以下であるときに2つ
の検出器の平均値を演算し、これら平均値をさら
に平均して水位信号とするようにしたので通常の
水位検出装置では判定困難な状況となる部分的に
誤差が大きい場合にも最も確からしい値に重点を
置いて加重平均されリーズナブルな水位信号を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1A,1B,1C図は、本発明の実施例によ
る水位検出装置における信号選択装置を示す構成
図、第2図は、水位演算装置を示す構成図、第3
図は、警報装置を示す構成図である。 1a,1b,1c…水位検出器、10a,10
b,10c…信号選択器、100…水位演算器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原子炉内の水位を検出してその検出した水位
    に対応する検出信号をそれぞれ発生する複数個の
    水位検出手段と、 前記各検出信号が前記水位検出手段の正常計測
    時の許容誤差範囲内にあるかどうかを判定し、そ
    の許容誤差範囲内にある前記検出信号については
    その検出信号に応じた信号を出力し、その許容誤
    差範囲内にない前記検出信号は零として出力する
    信号選択手段と、 この信号選択手段からの出力信号に基づいてそ
    れらの出力信号の2つずつの組合わせを作り、各
    組合わせにおける2つの前記信号間の差の絶対値
    が予め定められた設定値以下であるときにはそれ
    ら2つの出力信号の平均値を演算して平均値信号
    を作り、これら平均値信号の平均を演算して原子
    炉内の水位を示す水位信号を演算する水位演算手
    段と、 から成ることを特徴とする沸騰水型原子炉の水位
    検出装置。
JP56012485A 1981-01-30 1981-01-30 Detecting apparatus of water level of boiling water type nuclear reactor Granted JPS57125822A (en)

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JPS57125822A JPS57125822A (en) 1982-08-05
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JPS62170527U (ja) * 1986-04-18 1987-10-29
JPH02185440A (ja) * 1989-01-13 1990-07-19 Nec Corp 画像信号測定装置

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JPS57125822A (en) 1982-08-05

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