JPH02521Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH02521Y2 JPH02521Y2 JP1984021489U JP2148984U JPH02521Y2 JP H02521 Y2 JPH02521 Y2 JP H02521Y2 JP 1984021489 U JP1984021489 U JP 1984021489U JP 2148984 U JP2148984 U JP 2148984U JP H02521 Y2 JPH02521 Y2 JP H02521Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- mounting
- main
- bearing plates
- pivoted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
定置網を設置するには、第1図の網設置平面図
で示すように網1が動かないようにその周囲数個
所をロープ2(ワイヤーを使用する場合もある。)
で牽引している。
で示すように網1が動かないようにその周囲数個
所をロープ2(ワイヤーを使用する場合もある。)
で牽引している。
そしてロープ2の交又部分の連結においては、
そのロープ連結を容易にするため、第2図に示す
ロープ連結金具を使用している。
そのロープ連結を容易にするため、第2図に示す
ロープ連結金具を使用している。
このロープ連結金具は、連結主盤3周囲に数個
の連結孔4が穿孔され、この連結孔4にシヤツク
ル5が設けられている。
の連結孔4が穿孔され、この連結孔4にシヤツク
ル5が設けられている。
このシヤツクル5にロープ2側のシヤツクル6
を取り付けてロープ2を連結するものである。
(実際ロープ2端部には通称コースと云うロープ
保護環7を設ける。) この連結方法は、海象や気象条件等により網1
やロープ2が揺動する時にその揺動に順応してシ
ヤツクル5,6も動くから網1やロープ2の損
耗、損傷などを防止出来るが、その反面在来品の
連結金具の場合、シヤツクル5,6同志間、シヤ
ツクル6とロープ保護環7間に大きな隙間がある
から揺動する時にシヤツクル5,6同志、シヤツ
クル6とロープ保護環7が摩擦したり、ぶつかつ
たりしてシヤツクル5,6が破損して外れたり、
ロープ2が切れたり、またロープ2が必要以上に
ゆるんだりする欠点があつた。
を取り付けてロープ2を連結するものである。
(実際ロープ2端部には通称コースと云うロープ
保護環7を設ける。) この連結方法は、海象や気象条件等により網1
やロープ2が揺動する時にその揺動に順応してシ
ヤツクル5,6も動くから網1やロープ2の損
耗、損傷などを防止出来るが、その反面在来品の
連結金具の場合、シヤツクル5,6同志間、シヤ
ツクル6とロープ保護環7間に大きな隙間がある
から揺動する時にシヤツクル5,6同志、シヤツ
クル6とロープ保護環7が摩擦したり、ぶつかつ
たりしてシヤツクル5,6が破損して外れたり、
ロープ2が切れたり、またロープ2が必要以上に
ゆるんだりする欠点があつた。
ロープ2が切れても、ロープ2がゆるんでも網
1の固定が解除されるから大変なことであつた。
1の固定が解除されるから大変なことであつた。
本考案は、かかる欠点を解除したシヤツクルが
外れたり、ロープが切れたり、また、ロープがゆ
るんだりすることのない、安心して使用出来る定
置網用ロープ連結金具であつて、その構成を添付
図面を参照に詳述すると次の通りである。
外れたり、ロープが切れたり、また、ロープがゆ
るんだりすることのない、安心して使用出来る定
置網用ロープ連結金具であつて、その構成を添付
図面を参照に詳述すると次の通りである。
連結主盤3周囲に取付杆3を放射状に突設し、
この取付杆3aに取付孔4を穿孔し、一方、U字
状の軸受板8,9を背中合わせにすると共に90゜
向きを変えて一体に連設し、この一方の軸受板8
間に楕円形状のロープ保護環10を軸11により
軸着してロープ連結体12を形成し、このロープ
連結体12のロープ保護環10が軸着されていな
い側の他方の軸受板9間に前記連結主盤3の取付
杆3aを差し込み、取付孔4の所で軸13により
軸着して連結主盤3周囲に突設した取付杆3aに
ロープ連結体12を放射状に枢着突設し、この連
結主盤3の中心部に連結孔7を穿孔する。
この取付杆3aに取付孔4を穿孔し、一方、U字
状の軸受板8,9を背中合わせにすると共に90゜
向きを変えて一体に連設し、この一方の軸受板8
間に楕円形状のロープ保護環10を軸11により
軸着してロープ連結体12を形成し、このロープ
連結体12のロープ保護環10が軸着されていな
い側の他方の軸受板9間に前記連結主盤3の取付
杆3aを差し込み、取付孔4の所で軸13により
軸着して連結主盤3周囲に突設した取付杆3aに
ロープ連結体12を放射状に枢着突設し、この連
結主盤3の中心部に連結孔7を穿孔する。
尚、第3図は取付杆3aに対してロープ連結体
12の軸受板9の開口部を水平にして軸着した場
合を図示しているが、図面は省略するが取付杆3
aに対してロープ連結体12の軸受板9の開口部
を垂直にして軸着しても良い。
12の軸受板9の開口部を水平にして軸着した場
合を図示しているが、図面は省略するが取付杆3
aに対してロープ連結体12の軸受板9の開口部
を垂直にして軸着しても良い。
図面のシヤツクル5は2個連結した場合を図示
し、軸14で軸着した場合を図示している。
し、軸14で軸着した場合を図示している。
図面の連結孔7はその径を大きくすることによ
り一度に数本のロープ2を連結することが出来
る。軸11,13,14はボルト、ナツトを使用
している。本考案は、上述の様に構成したから使
用当たつては、ロープ端部2aをロープ保護環1
0外周に通して常法通り止着することにより本案
品を介して交又する数本のロープ2を夫々ロープ
連結体12に簡単にして、能率良く連結すること
が出来る。
り一度に数本のロープ2を連結することが出来
る。軸11,13,14はボルト、ナツトを使用
している。本考案は、上述の様に構成したから使
用当たつては、ロープ端部2aをロープ保護環1
0外周に通して常法通り止着することにより本案
品を介して交又する数本のロープ2を夫々ロープ
連結体12に簡単にして、能率良く連結すること
が出来る。
図面はロープ連結体12を4個使用して4本の
ロープ2を連結する場合を図示しているが、3本
でも良いし、5本でも良く、ロープ連結体12が
足りない場合には連結孔7にシヤツクル5を介し
てロープを連結しても良い。
ロープ2を連結する場合を図示しているが、3本
でも良いし、5本でも良く、ロープ連結体12が
足りない場合には連結孔7にシヤツクル5を介し
てロープを連結しても良い。
このロープ連結体12は、2つのU字状の軸受
板8,9を背中合わせにすると共に90゜向きを変
えて連設し、この一方の軸受板9を連結主盤3に
突設した取付杆3aに軸着し、他方の軸受板8に
ロープ保護環10を軸着したもので、このロープ
保護環10にロープ2を止着するからロープ2は
網1の揺動に順応して水平方向にも垂直方向にも
動くことになり、このため、網1にも本案品にも
無理がかからず、それだけ網1の設置状態を確実
に固定すると共に網1や本案品を損耗、損傷など
させることもない。
板8,9を背中合わせにすると共に90゜向きを変
えて連設し、この一方の軸受板9を連結主盤3に
突設した取付杆3aに軸着し、他方の軸受板8に
ロープ保護環10を軸着したもので、このロープ
保護環10にロープ2を止着するからロープ2は
網1の揺動に順応して水平方向にも垂直方向にも
動くことになり、このため、網1にも本案品にも
無理がかからず、それだけ網1の設置状態を確実
に固定すると共に網1や本案品を損耗、損傷など
させることもない。
このロープ保護環10は楕円形状に形成してい
るからこのロープ保護環10に止着したロープ端
部2aが回動することがないからロープ2の摩耗
がなくロープ2の切損が防止出来る。
るからこのロープ保護環10に止着したロープ端
部2aが回動することがないからロープ2の摩耗
がなくロープ2の切損が防止出来る。
その上、本案品はロープ連結体12に在来品の
ようにシヤツクルを使用したものではなく、上述
したようにU字状の軸受板8,9を一体に連設し
た一つもの部材を使用するから軸受板8,9間の
隙間やガタツキが全然ないし、更に軸受板8にロ
ープ保護環10が軸着されて動かないから軸受板
8とロープ保護環10とがぶつかつたりすること
がなく、ロープ2の損耗がまつたくないから切れ
たりすることがく、安心して使用することが出来
る定置網用ロープ連結金具を提供することにな
る。
ようにシヤツクルを使用したものではなく、上述
したようにU字状の軸受板8,9を一体に連設し
た一つもの部材を使用するから軸受板8,9間の
隙間やガタツキが全然ないし、更に軸受板8にロ
ープ保護環10が軸着されて動かないから軸受板
8とロープ保護環10とがぶつかつたりすること
がなく、ロープ2の損耗がまつたくないから切れ
たりすることがく、安心して使用することが出来
る定置網用ロープ連結金具を提供することにな
る。
ところで、網張設作業中にどうしても5本のロ
ープ2を連結しなければならない事態が発生した
場合には、この中心の連結孔7にシヤツクル5を
介してもう1本のロープ2を連結することが出
来、在来品の余分のロープの連結は不可能でわざ
わざロープの本数に合わせて取り替えなくてはな
らなかつた不便を本案品によつて完全に解決し、
この連結孔7を径大にすることにより余分のロー
プ2が1本でも2〜3本でも何ら問題なく連結す
ることが出来る。
ープ2を連結しなければならない事態が発生した
場合には、この中心の連結孔7にシヤツクル5を
介してもう1本のロープ2を連結することが出
来、在来品の余分のロープの連結は不可能でわざ
わざロープの本数に合わせて取り替えなくてはな
らなかつた不便を本案品によつて完全に解決し、
この連結孔7を径大にすることにより余分のロー
プ2が1本でも2〜3本でも何ら問題なく連結す
ることが出来る。
また、本案品の構造は簡単であるからステンレ
ス材を使用し、鋳造や鍛造により錆ない丈夫で耐
久的に使用出来る定置網用ロープ連結金具を量産
出来る等秀れた実用上の効果を有するものであ
る。
ス材を使用し、鋳造や鍛造により錆ない丈夫で耐
久的に使用出来る定置網用ロープ連結金具を量産
出来る等秀れた実用上の効果を有するものであ
る。
第1図は定置網設置平面図、第2図は在来品の
斜面図、第3図は本案品の斜面図、第4図は要部
の正断面図である。 3……連結主盤、3a……取付杆、4……取付
孔、7……連結孔、8,9……軸受板、10……
ロープ保護環、11……軸、12……ロープ連結
体、13……軸。
斜面図、第3図は本案品の斜面図、第4図は要部
の正断面図である。 3……連結主盤、3a……取付杆、4……取付
孔、7……連結孔、8,9……軸受板、10……
ロープ保護環、11……軸、12……ロープ連結
体、13……軸。
Claims (1)
- 連結主盤3周囲に取付杆3aを放射状に突設
し、この取付杆3aに取付孔4を穿孔し、一方、
U字状の軸受板8,9を背中合わせにすると共に
90゜向きを変えて一体に連設し、この一方の軸受
板8間に楕円形状のロープ保護環10を軸11に
より軸着してロープ連結体12を形成し、このロ
ープ連結体12のロープ保護環10が軸着されて
いない側の他方の軸受板9間に前記連結主盤3の
取付杆3aを差し込み、取付孔4の所で軸13に
より軸着して連結主盤3周囲に突設した取付杆3
aにロープ連結体12を放射状に枢着突設し、こ
の連結主盤3の中心部に連結孔7を穿孔したこと
を特徴とする定置網用ロープ連結金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2148984U JPS60133254U (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 定置網用ロ−プ連結金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2148984U JPS60133254U (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 定置網用ロ−プ連結金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60133254U JPS60133254U (ja) | 1985-09-05 |
JPH02521Y2 true JPH02521Y2 (ja) | 1990-01-09 |
Family
ID=30512929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2148984U Granted JPS60133254U (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 定置網用ロ−プ連結金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60133254U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013013366A (ja) * | 2011-07-04 | 2013-01-24 | Showa Kikai Shoji Kk | 漁網支持索、漁網支持システム及び漁網支持ロープ集結具 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55145742U (ja) * | 1979-04-07 | 1980-10-20 | ||
JPS6040004Y2 (ja) * | 1979-05-28 | 1985-12-02 | デイエツクスアンテナ株式会社 | アンテナマスト支線取付具 |
-
1984
- 1984-02-16 JP JP2148984U patent/JPS60133254U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60133254U (ja) | 1985-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3977181A (en) | Linking members for connecting a rope and a chain | |
JPS5924033B2 (ja) | ロ−プ取付体 | |
US3960091A (en) | Rope hook mount for a vehicle or the like | |
JPH02521Y2 (ja) | ||
US4369429A (en) | Traffic signal housing adapter | |
US4368914A (en) | Pickup unit for releasable connection to a partially embedded member | |
JPH02522Y2 (ja) | ||
JPH02520Y2 (ja) | ||
CA2457744C (en) | Articulated junction device | |
CN105905783A (zh) | 一种防脱落吊具 | |
CN107226414B (zh) | 一种可变阻尼的钢丝绳扭转力释放装置 | |
JPS62243990A (ja) | 天井扇風機 | |
US5666759A (en) | Suspension sleeve for snood swivels and material for such a suspension sleeve | |
CN207525782U (zh) | 一种检查井的防坠装置 | |
CN206985499U (zh) | 一种可变阻尼的钢丝绳扭转力释放装置 | |
CN218670415U (zh) | 一种带警示功能的安全钩 | |
WO1984001085A1 (en) | Attachment device | |
US3256578A (en) | Composite link couplers for trawl nets | |
JP3117930B2 (ja) | ルアー | |
US5193477A (en) | Method of securing a tire fender to a quay side or a vessel | |
KR200275079Y1 (ko) | 차량용 국기게양대 | |
JPH1160147A (ja) | 吊金具 | |
JPH0732655Y2 (ja) | インサート | |
CN206217521U (zh) | 一种拖车球 | |
US4813170A (en) | Sweepline roller-stopper |