JPH0252007B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0252007B2 JPH0252007B2 JP61286830A JP28683086A JPH0252007B2 JP H0252007 B2 JPH0252007 B2 JP H0252007B2 JP 61286830 A JP61286830 A JP 61286830A JP 28683086 A JP28683086 A JP 28683086A JP H0252007 B2 JPH0252007 B2 JP H0252007B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- claw
- cylinder
- cylinder body
- fixing plate
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 25
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 9
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 5
- 238000009960 carding Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、綿、その他の繊維を開繊したり梳綿
する開繊シリンダに関するものである。
する開繊シリンダに関するものである。
〈従来の技術〉
繊維を開繊したり梳綿する従来の開繊シリンダ
としては、本出願人が提案した実公昭43−178号
公報、実公昭53−12821号公報、特公昭60−52210
号公報等に記載のものが知られている。
としては、本出願人が提案した実公昭43−178号
公報、実公昭53−12821号公報、特公昭60−52210
号公報等に記載のものが知られている。
しかし、上記した各公報に記載の開繊シリンダ
は、シリンダ本体が木製の忠実な柱状である。
は、シリンダ本体が木製の忠実な柱状である。
〈発明が解決しようとする問題点〉
したがつて、上記した従来の開繊シリンダは極
めて重量が有るから取扱いや設置が面倒で、特に
開繊装置に着脱する場合には多数の人間と長時間
を要する。また、上記した開繊シリンダは表面が
木製であるから、開繊時に爪片に強い力が作用す
ると次第に食い込み、爪片が緩んで開繊効果を極
度に低下させたり、極端な場合には爪片が欠損す
る場合がある。
めて重量が有るから取扱いや設置が面倒で、特に
開繊装置に着脱する場合には多数の人間と長時間
を要する。また、上記した開繊シリンダは表面が
木製であるから、開繊時に爪片に強い力が作用す
ると次第に食い込み、爪片が緩んで開繊効果を極
度に低下させたり、極端な場合には爪片が欠損す
る場合がある。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明は上記に鑑み提案されたもので、軸の長
さ方向に沿つて複数の支持リングを配設し、上記
した支持リングの外周面に複数枚の板材を並列状
に設けて円筒体を形成し、上記円筒体の表面に保
護板を巻成してシリンダ本体を構成し、挿通孔を
長さ方向に並列状に形成した固定用板の内面に、
帯板の側縁に爪片を並設した爪材を臨ませて爪片
を挿通孔から外面に突出させ、上記固定用板を前
記シリンダ本体の表面に螺旋状に巻成することに
より、シリンダ本体の表面に無数の爪片を植立さ
せて成る開繊シリンダに関するものである。
さ方向に沿つて複数の支持リングを配設し、上記
した支持リングの外周面に複数枚の板材を並列状
に設けて円筒体を形成し、上記円筒体の表面に保
護板を巻成してシリンダ本体を構成し、挿通孔を
長さ方向に並列状に形成した固定用板の内面に、
帯板の側縁に爪片を並設した爪材を臨ませて爪片
を挿通孔から外面に突出させ、上記固定用板を前
記シリンダ本体の表面に螺旋状に巻成することに
より、シリンダ本体の表面に無数の爪片を植立さ
せて成る開繊シリンダに関するものである。
〈実施例〉
以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
本発明の開繊シリンダ1は、シリンダ本体10
と、該シリンダ本体10の表面に設けた爪層20
とから成る。
と、該シリンダ本体10の表面に設けた爪層20
とから成る。
上記したシリンダ本体10は、中心に位置する
軸筒11に対し複数本のステー12で連結した支
持リング13を軸14に複数挿通して固定し、上
記支持リング13の外周面に、軸14の長さ方向
に沿う板材15…を並列状に設けて円筒体16を
構成し、上記した円筒体16の表面に保護板17
を巻成する様に設けて構成したものである。
軸筒11に対し複数本のステー12で連結した支
持リング13を軸14に複数挿通して固定し、上
記支持リング13の外周面に、軸14の長さ方向
に沿う板材15…を並列状に設けて円筒体16を
構成し、上記した円筒体16の表面に保護板17
を巻成する様に設けて構成したものである。
また、爪層20は、金属製で長尺な帯状の固定
用板21に一定間隔で長さ方向に開設した挿通孔
22の列を幅方向に複数列形成し、上記固定用板
21の内側に、帯板23の一側縁若しくは両側縁
に爪片24を並設した爪材25を臨ませて、各爪
片24を固定用板21の外面に突出させ、上記し
た固定用板21を前記したシリンダ本体10の表
面に螺旋状に巻成し、固定用板21の両端部を固
定用ボルト30によりシリンダ10に強固に固定
し、必要であれば固定用板21の長さの途中に釘
31をシリンダ本体10に向かい適宜に打ち込ん
で固定用板21をシリンダ本体10の表面に固定
した構成である。
用板21に一定間隔で長さ方向に開設した挿通孔
22の列を幅方向に複数列形成し、上記固定用板
21の内側に、帯板23の一側縁若しくは両側縁
に爪片24を並設した爪材25を臨ませて、各爪
片24を固定用板21の外面に突出させ、上記し
た固定用板21を前記したシリンダ本体10の表
面に螺旋状に巻成し、固定用板21の両端部を固
定用ボルト30によりシリンダ10に強固に固定
し、必要であれば固定用板21の長さの途中に釘
31をシリンダ本体10に向かい適宜に打ち込ん
で固定用板21をシリンダ本体10の表面に固定
した構成である。
この場合、固定用板21と爪材25とは帯板2
3の厚さ分だけ曲率が相違するので、挿通孔22
の間隔と爪片24の間隔とが曲率の相違によりず
れが生じない程度に爪材25の長さを設定すれば
よい。
3の厚さ分だけ曲率が相違するので、挿通孔22
の間隔と爪片24の間隔とが曲率の相違によりず
れが生じない程度に爪材25の長さを設定すれば
よい。
本発明の開繊シリンダ1は上記した構成である
から、シリンダ本体10の表面に爪層20を設け
ると、周面に無数の爪片24が植立した状態とな
る。したがつて、この開繊シリンダ1を使用する
と繊維を効果的に開繊することができる。
から、シリンダ本体10の表面に爪層20を設け
ると、周面に無数の爪片24が植立した状態とな
る。したがつて、この開繊シリンダ1を使用する
と繊維を効果的に開繊することができる。
〈発明の効果〉
以上要するに、本発明は軸の長さ方向に沿つて
複数の支持リングを配設し、上記した支持リング
の外周面に複数枚の板材を並列状に設けて円筒体
を形成し、上記円筒体の表面に保護板を巻成して
シリンダ本体を構成し、挿通孔を長さ方向に並列
状に形成した固定用板の内面に、帯板の側縁に爪
片を並設した爪材を臨ませて爪片を挿通孔から上
方に突出させ、上記固定用板を前記シリンダ本体
の表面に螺旋状に巻成することにより、シリンダ
本体の表面に無数の爪片を植立させるようにした
構成である。したがつて、開繊シリンダ自体がき
わめて軽量で取り扱いやすく、開繊装置に着脱す
る場合にきわめて効果的で、特に爪片が欠損した
場合に開繊装置から取外すとともに新たに組み付
けるが、この際の作業性を短時間で、少人数で行
なうことができる。また、円筒体の表面に保護板
を巻成してあるので、開繊時に各爪片に強力な力
が作用しても爪材が保護板で保持されて円筒体の
表面に食い込むことがなく、爪材が緩んだり欠損
することがなくて長期間の使用に充分に耐えるこ
とができ、実用的価値の高いものとなる。
複数の支持リングを配設し、上記した支持リング
の外周面に複数枚の板材を並列状に設けて円筒体
を形成し、上記円筒体の表面に保護板を巻成して
シリンダ本体を構成し、挿通孔を長さ方向に並列
状に形成した固定用板の内面に、帯板の側縁に爪
片を並設した爪材を臨ませて爪片を挿通孔から上
方に突出させ、上記固定用板を前記シリンダ本体
の表面に螺旋状に巻成することにより、シリンダ
本体の表面に無数の爪片を植立させるようにした
構成である。したがつて、開繊シリンダ自体がき
わめて軽量で取り扱いやすく、開繊装置に着脱す
る場合にきわめて効果的で、特に爪片が欠損した
場合に開繊装置から取外すとともに新たに組み付
けるが、この際の作業性を短時間で、少人数で行
なうことができる。また、円筒体の表面に保護板
を巻成してあるので、開繊時に各爪片に強力な力
が作用しても爪材が保護板で保持されて円筒体の
表面に食い込むことがなく、爪材が緩んだり欠損
することがなくて長期間の使用に充分に耐えるこ
とができ、実用的価値の高いものとなる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は一部を欠截した正面図、第2図は同上の分解斜
視図、第3図は一部を拡大した縦断面図、第4図
は固定用板と爪材とを分解した一部の斜視図、第
5図は固定用板と爪材を組み合わせた正面図であ
る。 1は開繊シリンダ、10はシリンダ本体、13
は支持リング、14は軸、15は板材、16は円
筒体、17は保護板、20は爪層、21は固定用
板、22は挿通孔、23は帯板、24は爪片、2
5は爪材。
は一部を欠截した正面図、第2図は同上の分解斜
視図、第3図は一部を拡大した縦断面図、第4図
は固定用板と爪材とを分解した一部の斜視図、第
5図は固定用板と爪材を組み合わせた正面図であ
る。 1は開繊シリンダ、10はシリンダ本体、13
は支持リング、14は軸、15は板材、16は円
筒体、17は保護板、20は爪層、21は固定用
板、22は挿通孔、23は帯板、24は爪片、2
5は爪材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 軸の長さ方向に沿つて複数の支持リングを配
設し、上記した支持リングの外周面に複数枚の板
材を並列状に設けて円筒体を形成し、上記円筒体
の表面に保護板を巻成してシリンダ本体を構成
し、 挿通孔を長さ方向に並列状に形成した固定用板
の内面に、帯板の側縁に爪片を並設した爪材を臨
ませて爪片を挿通孔から外面に突出させ、 上記固定用板を前記シリンダ本体の表面に螺旋
状に巻成することにより、シリンダ本体の表面に
無数の爪片を植立させて成る開繊シリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28683086A JPS63145426A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 開繊シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28683086A JPS63145426A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 開繊シリンダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63145426A JPS63145426A (ja) | 1988-06-17 |
JPH0252007B2 true JPH0252007B2 (ja) | 1990-11-09 |
Family
ID=17709587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28683086A Granted JPS63145426A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 開繊シリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63145426A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0860450A (ja) * | 1994-08-12 | 1996-03-05 | Masao Ichikawa | 反毛機 |
CN105040177B (zh) * | 2015-07-14 | 2017-11-07 | 重庆妙坤生物科技有限责任公司 | 一种梳棉机刺辊 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS43178Y1 (ja) * | 1965-03-26 | 1968-01-08 |
-
1986
- 1986-12-03 JP JP28683086A patent/JPS63145426A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS43178Y1 (ja) * | 1965-03-26 | 1968-01-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63145426A (ja) | 1988-06-17 |
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