JPH02504645A - チタン錯体およびジルコニウム錯体,および燃料組成物 - Google Patents

チタン錯体およびジルコニウム錯体,および燃料組成物

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JPH02504645A JP62506218A JP50621887A JPH02504645A JP H02504645 A JPH02504645 A JP H02504645A JP 62506218 A JP62506218 A JP 62506218A JP 50621887 A JP50621887 A JP 50621887A JP H02504645 A JPH02504645 A JP H02504645A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 チタン錯体およびジルコニウム錯体、および燃料組成物発明の技術分野 本発明は、排気系の微粒子トラップを備えたディーゼルエンジンを操作する方法 、ディーゼルエンジンを操作する際に有用な燃料組成物に関し、そして本発明の 方法および燃料中で有用な、あるチタン錯体およびジルコニウム錯体に関する。
本発明の燃料、およびチタン化合物およびジルコニウム化合物は、ディーゼルエ ンジンを操作する際に有用であり、ディーゼル排気系の特定トラップにて集めら れる排気微粒子の点火温度を低下させるのに、効果的である。
発明の背景 ディーゼルエンジンは、比較的燃料が安く、改良された燃費を有するため、道路 上を走る車両のエンジンとして使用されている。しかしながら、これら操作特性 のために、ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンと比較して、カーボンブラ ック粒子、または非常に微細な凝縮物粒子、またはそれらの集合体を排出する。
これらの粒子または凝縮物は1時には。
“ディーゼルすす”として、示されている。このような粒子やすすが放出される 。汚染が起こり、望ましくない。さらに。
ディーゼルすすは、凝縮された多核炭化水素に富むことが。
観察されている。これらのいくつかは9発ガン物質であることが認められている 。従って、カーボンブラックや凝縮粒子を集め得る微粒子トラップやフィルター が、ディーゼルエンジンの使用のために、設計されている。
従来では、この微粒子トラップやフィルターは、耐熱性のフィルター要素から構 成されている。この要素は、フィルター要素で集められた炭素微粒子を加熱し点 火するために、多孔質のセラミック繊維または金属繊維、および電気ヒーターか ら形成されている。このヒーターは、以下の理由のために必要である。正常な操 作条件下にて、ディーゼル排気ガスの温度では、フィルターやトラップで集めら れた蓄積すすを燃焼させるには、充分でないからである。一般に、約450〜6 00℃の温度が必要である。ヒーターにより、トラップで集められた粒子を点火 させるのに、そしてトラップを再生させるのに。
充分な排気温度の上昇が得られる。そうでなければ、カーボンブラックの蓄積が 生じ、トラップは最終的に詰まってしまう。上で記述の加熱トラップでは、この 問題は完全には解決されない。排気ガスの温度は、正常な状態で車両が動いてい る間、カーボン微粒子の点火温度よりも低いためであり、そして電気ヒータによ る加熱は、排気ガスの流量が多いとき。
排気ガスの流れにより、打ち消されるからである。他方、ディーゼルエンジン中 で燃焼される空気/燃料混合物を周期的に多くして、それにより、高い排気ガス 温度を得ることにより、トラップ中が高温になる。
粒子が、可能な限り低温で燃焼を始めるように、m粒子の点火温度を低くするこ とにより、トラップ中の粒子蓄積を制御し得ることもまた。提案されている。添 加温度を低くする1つの方法には、排気微粒子に、燃焼改良剤を添加することが 包含される。最も実用的な方法は、燃料に燃焼改良剤を添加することにより、排 気微粒子に、燃焼改良剤を添加することである。マンガン化合物や銅化合物は、 燃料および燃料油の燃焼改良剤として、提案されている。
処理が燃料に加えられるとき、燃料の燃焼特性が改善される。
遷移金属塩を製造するのに用いられる有機酸は、スルホン酸。
カルボン酸、および亜リン酸とされ得る。カルボン酸とスルホン酸の混合有機酸 の遷移金属塩を、アンチノック剤、燃焼改良剤および煙制御剤として添加するこ とは、米国特許4.162.986号に記述されている。マンガン石鹸および燃 料は、米国特許3、762.890号に記述され、そして燃料調節剤としての有 機マグネシウム化合物は、米国特許4.202.671号に記述されている。種 々のチタン含有有機塩は9例えば、米国特許4.093.614号、 4.07 7、941号; 3.355.270号;および3.493.508号において 、燃料、潤滑剤などで有用なことが記述されている。
発明の要旨 排気系の微粒子トラップを備えたディーゼルエンジンを。
該トラップで集められた排気粒子の蓄積を減少させるべく。
操作する方法は、記述されている。この方法には、該ディーゼルエンジンを、以 下の化合物から選択された少なくとも1種の化合物を含有する燃料とともに、操 作することが包含される:この化合物は、該トラップで集められた排気微粒子の 点火温度を低下させるのに効果的な、チタン化合物またはジルコニウム化合物で ある。排気微粒子トラップを備えたディーゼルエンジンの操作に際し、特に有用 な燃料組成物、およびある新規なチタン錯体およびジルコニウム錯体は。
記述され請求されている。
より好ましい実施態様の詳細 ある実施態様では9本発明は、トラップに集められた排気粒子の蓄積を減するべ く、排気系の微粒子トラップを備えたディーゼルエンジンを操作する方法に関す る。この方法は。
以下の少なくとも1種の化合物を含有する燃料を用いて、ディーゼルエンジンを 操作することを包含する:この化合物は。
該トラップで集められた排気微粒子の点火温度を低下させるのに、効果的なチタ ン化合物またはジルコニウム化合物から選択される。このチタン化合物およびジ ルコニウム化合物は。
有機化合物または無機化合物のいずれかであってもよい。このチタン化合物およ びジルコニウム化合物は。
ディーゼル燃料中で9分散しうるかまたは溶解しつるのが。
好ましい。従って、有機チタン化合物および有機ジルコニウム化合物は9本発明 のより好ましいチタン化合物およびジルコニウム化合物である。一般に、チタン 化合物およびジルコニウム化合物のアニオン部分は9本発明で特に重要ではない ことが、認められている。このチタン化合物およびジルコニウム化合物は、水の 存在する用途にて、加水分解に安定であるのが、より好ましい。
チタンおよびジルコニウムの無機化合物には1例えば。
酸化物、水酸化物、塩化物、硫酸塩、硝酸塩および炭酸塩が包含される。
ある実施態様では、有機チタン化合物および有機ジルコニウム化合物は、少なく とも1種の酸性有機化合物のチタン塩およびジルコニウム塩である。最も有用な 酸性有機化合物は。
イオウ含有酸、カルボン酸、有機亜リン酸およびフェノールである。この塩は中 性または塩基性とされ得、塩基性塩は。
塩アニオンの量に関して、過剰量の金属カチオンを含有する。
イオウ含有酸には、スルホン酸、スルファミン酸、チオスルホン酸、スルフィン 酸、スルフェン酸、亜硫酸およびチオ硫酸が包含される。一般に、このスルホン 酸は、脂肪族または芳香族のスルホン酸であり、芳香族スルホン酸がより好まし い。
スルホン酸には、1核性または多核性の芳香族化合物、またはシクロ脂肪族化合 物が包含される。このスルホン酸は。
たいていの場合、以下の式により表され得る:R’ (SO3H)r          (X)(R2) XT (S[1s)l) y       (Xi) ここで、Tは、芳香核(例えば、ベンゼン、ナフタレン、アントラセン、フェナ ントレン、ジフェニレンオキシド、チアンスレン、フェッチオキシン、ジフェニ レンスルフィド、フェノチアジン、ジフェニルオキシド、ジフェニルスルフィド 。
ジフェニルアミン、シクロヘキサン、石油ナフサ、デカヒドロ−ナフタレン、シ クロペンタンなど)である;R′およびR2は、それぞれ独立して、脂肪族基で ある IIは、少なくとも約15個の炭素原子を有し HzおよびT中の炭素原 子の総数は。
少なくとも約15個である。そしてr、Xおよびyは、それぞれ独立して、1ま たはそれより大きい。R1の特定例は、ペトロラタム、飽和および不飽和のパラ フィンワックス、およびポリオレフィン(これには9重合したCa、 Cs、  C4,Cs、 C−などが包含される。ここで、オレフィンは、約15個〜約7 000個またはそれ以上の炭素原子を有する)から誘導される基である。上の式 において、基T、R’、およびR2はまた。上で挙げた置換基に加えて、他の無 機置換基または有機置換基を含有し得る。この置換基には9例えば、ヒドロキシ 、メルカプト。
ハロゲン、ニトロ、アミン、ニトロソ、スルフィド、ジスルフィドなどがある。
添字Xは、一般に、1〜3.そして添字r+yは、一般に、1分子あたり、約1 〜4の平均値を有する。
以下は、上の式XおよびXlの範囲内にはいる。油溶性スルホン酸の特定例であ る。このような例もまた1本発明で有用なスルホン酸塩を例示するべく、供され ていることが、理解されるべきである。いいかえれば、ここで挙げたいずれのス ルホン酸についても、それらの対応するチタン金属塩およびジルコニウム金属塩 は、また9例示されるべく理解されることが意図される。このようなスルホン酸 は、マホガニースルホン酸;ブライトストックスルホン酸;潤滑油留分(これは 。
100°Fで100秒〜210°Fで200秒の5aybolt粘度を有する) から誘導されるスルホン酸;ペトロラタムスルホン酸;モノ−およびポリワック ス置換のスルホン酸およびポリスルホン酸(例t!f、 ヘンゼン、ナフタレン 、フェノール、ジフェニルエーテル、ナフタレンジスルフィド、ジフェニルアミ ン。
チオフェン、α−クロロナフタレンなど);他の置換されたスルホン酸(例えば 、アルキルベンゼンスルホン酸(ここで。
このアルキル基は、少なくとも8個の炭素を有する)、七チルフェノールモノス ルフィドスルホン酸、ジセチルチアンスレンジスルホン酸、ジラウリル−β−ナ フチルスルボン酸。
アルカリールスルホン酸(例えば、ドデシルベンゼン“ボトム”スルホン酸)が ある。
後者は、プロピレンテトラマーまたはイソブチレントリマーでアルキル化された ベンゼンから誘導されて、このベンゼン溝に1.2.3またはそれ以上の分枝鎖 のCI2置換基が導入された酸である。ドデシルベンゼンボトム(これは、主と してモノ−およびジ−ドデシルベンゼンの混合物である)は。
家庭用洗剤を製造する際の副生成物として、入手可能である。
線状のスルホン酸アルキル(LAS )を製造する間に形成されるアルキル化ボ トムから得られる。類似の生成物もまた。この発明のスルホン酸塩を製造する際 に、有用である。
洗剤製造の副生成物から1例えば、S03との反応により。
スルホン酸塩を生成することは、当業者に公知である。例えば、 “スルホン酸 塩” (キルクーオズマーの“化学技術事典”。
2版、19巻、 pp、291以下、ジョン ウィレイ&サンにより出版、 N 、Y、(1969) )を参照せよ。
チタン化合物およびジルコニウム化合物を調製する際に有用なカルボン酸は、モ ノ−またはポリカルボン酸とされ得る。
このモノカルボン酸には、1個〜7個の炭素原子を有する低級カルボン酸(例え ば、酢酸、プロピオン酸、酪酸など)が包含される。8個またはそれ以上の炭素 原子を有する高級酸(例えば、オクタン酸、デカン酸、ドデカン酸)だけでなく 。
約12個〜約30個の炭素原子を有する脂肪酸も、包含される。
この脂肪酸は、多くの場合、直鎮酸または分枝鎖酸の混合物(これは9例えば、 約5%〜約30%(モル)の直鎮酸、および約70%〜約95%(モル)の分枝 鎖酸を含有する)である。
高割合で直鎮酸を含有する。市販の脂肪酸混合物もまた。チタン塩およびジルコ ニウム塩を製造する際に、有用である。
高級カルボン酸には、無水マレイン酸またはその誘導体をアルキル化することに より製造される。公知のジカルボン酸が包含される。このような反応の生成物は 、炭化水素置換コハク酸、その無水物などである。低分子量ジカルボン酸(例え ば、グルタル酸、アジピン酸など)もまた1本発明で有用なチタン塩およびジル コニウム塩を製造するのに、用いられ得る。
(以下余白) 本発明で有用なチタン塩およびジルコニウム塩を調製する際に有用なカルボン酸 の特定例には、2−エチルヘキサン酸。
α−リルン酸、プロピレンテトラマー置換のマレイン酸。
ヘヘン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ペラルゴン酸。
カプリン酸、リノール酸、ラウリン酸、オレイン酸、ミリスチン酸、パルミチン 酸、およびカルボン酸(例えば、トール油酸、ロジン酸など)の2個またはそれ 以上の市販混合物が包含される。
このカルボン酸化合物の塩の特定例には、オレイン酸チタン、オレイン酸ジルコ ニウム、ステアリン酸チタン、ステアリン酸ジルコニウムなどが包含される。
リン含有酸のチタン塩およびジルコニウム塩もまた1本発明で有用である。この チタン塩およびジルコニウム塩を調製する際に有用な5偏歪リン含有酸は1次式 で表され得る:ここで、各R1およびR2は、水素または炭化水素基または実質 的な炭化水素基(これは、好ましくは、約4個〜約25個の炭素原子を有する) であり、R1およびR2の少なくとも1個は。
炭化水素または実質的な炭化水素である;各x’、 x’、 I3およびI4は 、酸素またはイオウである;そして各aおよびbは。
0または1である。それゆえ、このリン含有酸は、有機リン酸、ホスホン酸また はホスフィン酸、またはそれらのいずれかのチオ類似物であることが、適当であ る。
上記有機酸化合物のチタン塩およびジルコニウム塩は、この有機酸と、チタンま たはジルコニウム(これは、酸化物。
水酸化物、炭酸塩などの形状である)とを反応させることにより、調製され得る 。
本発明の燃料中で有用なチタン化合物およびジルコニウム化合物はまた。以下の 一般式により特徴づけられる。チタンアルコラードおよびジルコニウムアルコラ ードとされ得る:藺印R)4 ここで1Mはチタンまたはジルコニウムであり、モしてRはヒドロカルビル基で ある。たいていの場合には、このヒドロカルビル基は、約30個までの炭素原子 を有する。このようなヒドロカルビル基の例には、エチル、プロピル、イソプロ ピル、ブチル、ヘキシル、2−エチルヘキシル、ドデシルなどが包含される。こ れらチタン化合物およびジルコニウム化合物は、当該技術分野で公知の方法によ り調製され得る。このような化合物の多くは、市販されている。このような化合 物の特定の例には、チタン酸テトライソプロピル、チタン酸テトラ−n−ブチル 、ジルコン酸テトライソプロピル、ジルコン酸テトラ−n−ブチルなどが包含さ れる。
本発明の他の実施態様では、このチタン化合物およびジルコニウム化合物は1次 式により特徴づけられるチタン錯体およびジルコニウム錯体である: (RO) XM (Ch) y             (1)ここで、Rは 、水素、または1個〜約30個の炭素原子を含有するヒドロカルビル基;Mは、 チタンまたはジルコニウム;Xは1または2;yは2または3;x+yは4;そ してchは。
少なくとも1種の金属キレート化剤から誘導される。錯体(I)を調製する際に 用いられる金属キレート化剤は、一般に。
炭化水素鎖、および異なる炭素原子上に少なくとも2個の官能基を有する。一般 に、この官能基は、この炭化水素鎖の炭素骨格上にて、互いの隣接位置またはβ 位にある。この炭化水素鎖は、脂肪族、シクロ脂肪族または芳香族とされ得る。
用語“金属キレート化剤”は、化学的化合物の公知のクラスに対する。認められ た専門用語である。この化学的化合物は、いくつかのテキスト(これには、金属 キレート化合物の化学、マーチルおよびカルビン、プレンティス−ホール(Pr entice−)tall)社、 N、Y、 (1952)が包含される)に記 述されている。このキレート化剤中に存在し得る官能基の例には。
ヒドロキシ基、カルボキシ基、カルボニル基、アミノ基、またはメルカプト基が 包含される。一般に、このキレート化剤(Ch)は、事実上脂肪族とされ得る。
この試薬は、グリコール。
ジチオール、メルカプトアルコール、アミノアルコール、アミノチオール、ジカ ルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、メルカプトカルボン酸、アミノカルボン酸、 ジケトン、ケトカルボン酸またはエステルなどからなる群から選択される。芳香 族キレート化剤の一般的なりラスの例には、ジヒドロキシベンゼン、ジメルカプ トベンゼン、メルカプトヒドロキシベンゼン、ジアミノベンゼン、アミノヒドロ キシベンゼン、アミノメルカプトベンゼン、ヒドロキシカルボキシベンゼン、ア ミノカルボキシベンゼン、およびメルカプトカルボキシベンゼンがある。これら 化合物は、ベンゼン核上の互いに隣接する位置、またはβ位にて、2つの官能基 を有する。
式lにより表されるチタン錯体およびジルコニウム錯体は。
一般に、1種またはそれ以上のキレート化剤と1次式で表されるチタン化合物ま たはジルコニウム化合物とを反応させることにより、調製される: M (OR)。
ここで9Mはチタンまたはジルコニウム、そして各R基は。
独立して、水素、または1個〜約30個の炭素原子を有するヒドロカルビル基で ある。この錯体を構成するキレート基(Ch)の数は9反応物の相対量に依存す る。一般に、このキレート基の2当量または3当量は9式M (OR)、の化合 物の1当量または2当量(それぞれ)と反応に供される。この混合物は、一般に 9反応を促進して9反応中に形成されるアルコール(R(l)l)を除去するべ く、加熱される。
式Iで表されるより好ましい錯体は、燃料に溶解性である。
従って、このキレート化剤は、錯体に燃料溶解性を与えるべく9選択される。一 般に、このキレート化剤は、2個〜約18個の炭素原子を有する炭素骨格を有す る。
上記基のうちで適当な金属キレート化剤の例には、隣接ジオールおよびβ−ジオ ール(例えば、エチレングリコールおよび2−エチル−1,3−ヘキサンジオー ル);隣接ジチオールおよびβ−ジチオール(例えば、エチレンメルカプタン、 および1,3−プロパンジオール);隣接メルカプトアルコールおよびβ−メル カプトアルコール(例えば、β−メルカプトエタノール、3−メルカプト−1− プロパツール);隣接ジアミンおよびβ−ジアミン(例えば、エチレンジアミン およびプロピレンジアミン);隣接アミノアルコールおよびβ−アミノアルコー ル(例えば、エタノールアミン、および3−アミノ−1−プロパツール);隣接 アミノチオールおよびβ−アミノチオール(例えば、チオエタノールアミンおよ び3−アミン−1−メルカプトプロパン);隣接ジカルボン酸およびβ−ジカル ボン酸(例えば、シュウ酸およびマロン酸);隣接ヒドロキシカルボン酸および β−ヒドロキシカルボン酸(例えば、グリコール酸およびβ−ヒドロキシ酪酸) ;隣接メルカプトカルボン酸およびβ−メルカプトカルボン酸(例えば、チオグ リコール酸およびβ−メルカプト酪酸);隣接アミノカルボン酸およびβ−アミ ノカルボン酸(例えば、グリシンおよびβ−アミノ酪酸);β−ジケトン(例え ば、アセチルアセトンおよびベンツ゛イルアセトン);β−ケトカルボン酸エス テル(例えば、アセト酢酸エチル):などが包含される。
上述のように、この金属キレート化剤もまた。脂環族キレート化剤、または以下 の構造式で表されるような芳香族キレート化剤とされ得る: ここで H+は、1個〜約100個の炭素原子を有するヒドロカルビル基、nは 0〜4の整数、Yは、Xに対しオルト位またはメタ位にあり、そしてXおよびY は、それぞれ独立して。
以下のような官能基である:例えば、 DH,NH,、NHR,S)l。
CD0L またはC(0)H,ここで、Rは、水素、またはヒドロカルビル基、 好ましくは、低級脂肪族基である。このような芳香族化合物の特定例には、ヒド ロカルビル置換および非置換の隣接ジ−ヒドロキシ芳香族化合物(例えば、ピロ カテコールおよび4−t−ブチル−ピロカテコール);隣接ジメルカプト芳香族 化合物(例えば、チオカテコール);隣接メルカプトヒドロキシ芳香族化合物( 例えば、モノチオカテコールまたはメルカプトヒドロキシベンゼン);隣接ジア ミノ芳香族化合物(例えば、0−)ユニレンジアミン);隣接アミノヒドロキシ 芳香族化合物(例えば、0−アミノフェノール);隣接アミノメルカプト芳香族 化合物(例えば、O−アミノチオフェノール);隣接ヒドロキシカルボキシ芳香 族化合物(例えば。
サリチル酸);隣接アミノカルボキシ芳香族化合物(例えば。
0−アミノ安息香酸);隣接メルカプトカルボキシ芳香族化合物(例えば、0− メルカプト安息香酸)などが包含される。脂環族化合物の特定例には、1.2− ジヒドロキシシクロヘキサン、およびアミノ−2−ヒトルキシシクロヘキサンが 包含される。上記脂環族キレート化剤、および芳香族キレート化剤は。
種々の他の環状置換基(これには、芳香族環および置換された芳香族斑が包含さ れる);ヒドロキシ基、アルコキシ基。
およびアリールオキシ基、スルフヒドリル基、アルキルチオエーテル基、アリー ルチオエーテル基、アルキルチオエステル基、およびアリールチオエステル基ニ アシル基、アロイル基、チオアシル基、およびチオアロイル基;アミノ基、アル キルアミノ基、アリールアミノ基、アシルアミノ基。
およびアロイルアミノ基;およびニトロ基、ハロゲン基、およびスルファト基が 包含される。
本発明の他の実施態様では、金属キレート化剤(Ch)は、以下からなる群から 選択され得る: (A)芳香族マンニッヒ塩基。
(B)次式のアミノ酸化合物: ここで+ R1は、水素またはヒドロカルビル基;R3は、R3またはアシル基 ;R5およびR4は、それぞれ独立して、水素または低級アルキル基;そして2 は0または1である。
(C) β−ジケトン。
(D)以下の構造のフェノール性化合物:ここで、各Rはヒドロカルビル基;X はCH,、S、またはCH,OCR。
である。そして。
(E)次式の芳香族2官能性化合物: ここで、R1は、1個〜約100個の炭素原子を有するヒドロカルビル基、nは 0〜4の整数、Yは、Xに対してオルト位またはメタ位にあり、モしてXおよび Yは、それぞれ独立して。
DH基、 NH,基、 NHR基、 C0OR基、 SH基またはC(0) H 基である。
ここで、Rは水素またはヒドロカルビル基である。
(以下余白) (A):芳香族マンニッヒ塩基 活性水素化合物(例えば、ホルムアルデヒドのようなアルデヒド)と、アミノ化 合物との間のマンニッヒ反応は、公知である。本発明で用いられるマンニッヒ縮 合生成物は、ヒドロキシ芳香族化合物、アミンまたはヒドロキシアミン、および アルデヒドまたはケトンから誘導される化合物である。
ある実施態様では、この金属キレート化剤(Ch)は、以下の(A−1) 、   (A−2)および(A−3)の反応生成物としての、芳香族マンニッヒ塩基で ある: (A−1)次式を有する化合物; ここで、 Arは、芳香族基または共役した芳香族基である;ここで9mは、1 .2または3である:ここで、nは1〜4の整数である;ここで、R1は、独立 して、水素、または1個〜約100個の炭素原子を有するヒドロカルビルである ;そして。
ここで R11は、水素、アミノまたはカルボキシである;そして、ここで、X は、 O,S、またはmが2またはそれを超えるとき、その両方である。
(A−2)次式を有する化合物、またはその前駆体;ここで 12およびR3は 、独立して、水素、1個〜約18個の炭素原子を有する飽和炭化水素基であるか ;または、ここで。
R3は、1個〜約18個の炭素原子を有するカルボニル含有炭化水素基である。
そして。
(A−3>少なくとも1個の第1級または第2級アミノ基を含有するアミン。
本発明の(A−1)ヒドロカルビル置換ヒドロキシル化合物。
および/またはチオール含有芳香族化合物は、一般に9式(R’)n−Ar−( XI()rnを有する。ここで、 Arは、芳香族基(例えば、フェニル)また は多価芳香族基(例えば、ナフチル)、およびその類似物である。さらに、 A rは、共役した芳香族化合物(例えば、ナフチル、フェニルなど)であってもよ い。ここで。
共役試薬は、 0. S、 C1,、低級アルキレン基(これは、1個〜約6個 の炭素原子を有する)、NHなどである。R1およびXHは、一般に、各芳香族 基からペンダント状に置かれる。特定の共役芳香族化合物の例には、ジフェニル アミン、ジフェニルメチレンなどが包含される。XH基の数゛m”は、ふつうは 。
1〜3であり、望ましくは、1または2であって、1がより好ましい。置換基R ’の数“n″は、ふつうは、1〜4であり。
望ましくは、1または2であって、単一置換基がより好ましい。Xは、0および /またはSであって、0はより好ましい。
すなわち9mが2なら、Xは、共に0.共に89または1つが0で1つがSであ る。R1は、水素、またはヒドロカルビルベースの置換基(これは、1個〜約1 00個の炭素原子を有する)とされ得る。ここで、および本明細書全体で用いら れるように、用語“ヒドロカルビルベースの置換基”または“ヒドロカルビル” は9分子の残部に直接結合した炭素原子を有する置換基を示す。この基は、主と して9本発明の文脈では。
ヒドロカルビル的性質を示す。このような置換基には、以下が包含される: (1)炭化水素置換基;すなわち、脂肪族置換基(例えば。
アルキルまたはアルケニル)、脂環族置換基(例えば、シクロアルキルまたはシ クロアルケニル)、芳香族置換、脂肪族置換および脂環族置換の芳香核およびそ の類似物だけでなく。
環状基;ここで、この環は9分子の他の部分によって完成されている(すなわち 、いずれか2つの示された置換基は、−緒になって、脂環族基を形成し得る)。
(2)置換された炭化水素置換基;すなわち、非炭化水素置換基を含有する基。
この非炭化水素置換基は9本発明の文脈では、主として、基の炭化水素的性質を 変えない。当業者は。
適当な置換基に気づいている(例えば、ハロ(特に、クロロおよびフルオロ)、 アミノ、アルコキシ、メルカプト、アルキルメルカプト、ニトロ、ニトロソ、ス ルホキシなど)。
(3)へテロ置換基;すなわち9本発明の文脈では、主として炭化水素的な性質 を示すものの、鎖や環に炭素以外の原子を含有する置換基。この置換基の他の部 分は、炭素原子で構成されている。
上記のように R1は、水素またはヒドロカルビル基である。
このヒドロカルビル基は、アルキルのような1個〜約100個の炭素原子を有し 得る。また、アルキル基は以下の混合物である:アルキル基(これは、1個〜平 均して約70個までの炭素原子、より望ましくは、約7個〜約20個の炭素原子 を有する)、アルケニル基(これは、1個〜約30個の炭素原子、より望ましく は約8個〜約20個の炭素原子を有する)、シクロアルキル基(これは、4個〜 約10個の炭素原子を有する)。
芳香族基(これは、約6個〜約30個の炭素原子を有する)。
および芳香族置換のアルキル基またはアルキル置換の芳香族基(これは、全体で 、約7個〜約30個の炭素原子、より望ましくは約7個〜約12個の炭素原子を 有する)。このヒドロカルビルベースの置換基は、好ましくは、7個〜約20個 の炭素原子を有するアルキル基であり、約7個〜約14個の炭素原子を有するア ルキル基が、特により好ましい。適当なヒドロカルビル置換のヒドロキシル含有 芳香族の例には1種々のナフトール、より好ましくは2種々のアルキル置換カテ コール。
レゾルシノール、およびハイドロキノン、種々のキシレノール、種々のクレゾー ル、アミノフェノール、およびその類似物が包含される。種々の適当な(A)化 合物の例には、ヘプチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、 デシルフェノール、ドデシルフェノール、テトラプロピルフェノール、エイコシ ルフェノールなどが包含される。ドデシルフェノール、テトラプロピルフェノー ルおよびヘプチルフェノールは、特に好ましい。適当なヒドロカルビル置換のチ オール含有芳香族の例には、ヘプチルチオフェノール、オクチルチオフェノール 、ノニルチオフェノール、ドデシルチオフェノール、テトラプロピルチオフェノ ールなどが包含される。
適当なチオール、およびヒドロキシル含有の芳香族の例には。
ドデシルモノチオレゾルシノールが包含される。
本発明で用いられるアルデヒドまたはケトン(A−2)は1次式を有する化合物 、またはそれらの前駆体である:ここで R2およびR3は、独立して、水素、 炭化水素(例えば。
1個〜約18個の炭素原子を有するアルキル基、より好ましくは1個または2個 の炭素原子を有するアルキル基)とされ得る。この炭化水素はまた。フェニルま たはアルキル置換フェニル(これは、1個〜約18個の炭素原子、より好ましく は1個〜約12個の炭素原子を有する)であってもよい。適当な(八−2)化合 物の例には1種々のアルデヒドおよびケトン(例えば、ホルムアルデヒド、アセ トアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、バレロアルビテド、 ベンズアルデヒドなどだけでなく、アセトン、メチルエチルケトン、エチルプロ ピルケトン、ブチルメチルケトン、グリオキサール。
グリオキシル酸など)が包含される。本発明の反応条件下にて、アルデヒドとし て反応に供される。このような化合物の前駆体もまた。用いられ得、パラホルム アルデヒド、ホルマリン、トリオキサンなどが包含される。ホルムアルデヒドお よびその重合体(例えば、パラホルムアルデヒド)は、より好ましい。種々の( A−2)反応物の混合物もまた。用いられ得る。
マンニッヒ塩基を調製する際に用いられる。第3の反応物は、以下の(A−3) アミンである:このアミン(A−3)は、少なくとも1個の第1級基または第2 級基を含有する。それゆえ。
このアミンは、少なくとも1個の−N−H基の存在により、特徴づけられる。上 の窒素原子の残りの原子価は、好ましくは。
水素、アミノ、または直接の炭素−窒素結合によって該窒素原子に結合した有機 基である。このアミン(A−3)は9次式により表され得る: ここで R1は、ヒドロカルビル基、アミノ置換ヒドロカルビル基、ヒドロキシ 置換ヒドロカルビル基、またはアルコキシ置換ヒドロカルビル基であり、モして R2は、水素またはR’である。それゆえ、窒素含有基が誘導され得る化合物に は、主として、アンモニア、脂肪族アミン、脂肪族ヒドロキシまたはチオアミン 、芳香族アミン、複素環アミン、またはカルボキシルアミンが包含される。この アミンは、第1級アミンまたは第2級アミンとされ得る。このアミンは、また、 ポリアミン(例えば、アルキレンアミン、アリーレンアミン、環状ポリアミン) 、およびこのようなポリアミンのヒドロキシ置換誘導体とされ得る。
これらタイプの特定のアミンは、メチルアミン、N−メチル−エチルアミン、N −メチル−オクチルアミン、N−シクロヘキシルアニリン、ジブチルアミン、シ クロヘキシルアミン、アニリン、ジ(p−メチル)アミン、ドデシルアミン、オ クタデシルアミン、0−フェニレンジアミン、N、N’−ジ−n−ブチル−p− フェニレンジアミン、モルホリン、ピペラジン、テトラヒドロピペラジン、イン ドール、ヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン、 1−H−1,2,4−トリ アゾール、メラミン、ビス−(P−アミノフェニル)メタン、フェニルメチレン イミン、メタンジアミン、シクロヘキサミン、ピロリジン、3−アミノ−5,6 −ジフェニル−1,2,4−トリアジン、エタノールアミン、ジェタノールアミ ン、キノンジイミン、1.3−インダンジアミン、2−オクタデシルイミダシリ ン、2−フェニル−4−メチル−イミダゾリジン、オキサゾリジン、および2− ヘプチル−オキサシリヒドロキシル含有アミンは9次式により特徴づけられる: ここで、各R1基は、独立して、水素原子、またはヒドロカルビル基、ヒドロキ シヒドロカルビル基、アミノヒドロカルビル基、またはヒドロキシアミノヒドロ カルビル基である。但し R1の少なくとも1個は、ヒドロキシヒドロカルビル 基またはヒドロキシアミノヒドロカルビル基である 12はアルキレン基、そし てXは、0〜約5の整数である。 特定のヒドロキシル含有アミンの例には、エ タノールアミン、2−アミノ−1−ブタノール、2−アミノ−2−メチル−1− プロパツール、ジー(3−ヒドロキシプロピル)−アミン、3−ヒドロキシブチ ル−アミン、4−ヒドロキシブチル−アミン、2−アミノ−1−ブタノール、2 −アミノ−2−メチル−1−プロパツール、2−アミノ−1−ブロバノール、3 −アミノ−2−メチル−1−プロパツール、3−アミノ−1−プロパツール、2 −アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−エチル− 1,3−プロパンジオール。
ジェタノールアミン、ジー (2−ヒドロキシプロピル)−アミン、N−(ヒド ロキシプロピル)−プロピルアミン、 N−(2−ヒドロキシエチル)−シクロ ヘキシルアミン、3−ヒドロキシシクロペンチルアミン、N−ヒドロキシエチル ピペラジン、およびその類似物が包含される。
アミン(A−3)もまた、大部分が次式にあてはまるポリアミンとされ得る: ここで、nは、好ましくは、約10を越えない整数であり、Aは、実質的な炭化 水素基または水素基であり、そして、アルキレン基は、好ましくは、約8個未満 の炭素原子を有する低級アルキレン基である。このアルキレンアミンには、主と して、メチレンアミン、エチレンアミン、ブチレンアミン、プロピレンアミン、 ペンチレンアミン、ヘキシレンアミン、ヘブチレンアミン、オクチレンアミン、 他のポリメチレンアミン、およびこれらアミンの環状で高級な同族体(例えば、 ピペラジン、およびアミノアルキル置換ピペラジン)が包含される。これらは、 以下により特に例示される:エチレンジアミン、トリエチレンテトラミン、プロ ピレンジアミン、デカメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ジ(ヘプタ メチレン) トリアミン、トリプロピレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、トリメチ レンジアミン、ペンタエチレンへキサミン、ジ(トリメチレン)−トリアミン、 2−へブチル−3−(2−アミノプロピル)イミダシリン、4−メチル−イミダ シリン。
1.3−ビス(2−アミノエチル)イミダシリン、ピリミジン、1−(2−アミ ノプロピル)ピペラジン、1,4−ビス(2−アミノエチル)ピペラジン、およ び2−メチル−1−(2−アミノブチル)ピペラジン。上で例示のアルキレンア ミンの2種またはそれ以上を縮合して得られるような、高級な同族体は、同様に 有用である。
ヒドロキシアルキル置換のアルキレンアミン(すなわち。
窒素原子上に1個またはそれ以上のヒドロキシアルキル置換基を有するアルキレ ンアミン)は、同様に、ここでの使用で考慮される。このヒドロキシアルキル置 換アルキレンアミンは、好ましくは、アルキル基が低級アルキル基(すなわち。
約6個までの炭素原子を有する基)であるようなアミンである。このようなアミ ンの例には、 N−(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン、N、N−ビス (2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン、 1− (2−ヒドロキシエチル )ピペラジン、モノ−ヒドロキシプロピル置換ジエチレントリアミン、 1 、 4−ビス−(2−ヒドロキシプロピル)ピペラジン、ジ−ヒドロキシプロピル置 換テトラエチレンペンタミン、N−(3−ヒドロキシプロピル)テトラメチレン ジアミン、および2−ヘプタデシル−1−(2−ヒドロキシエチル)−イミダシ リンが包含される。
上で例示のアルキレンアミンまたはヒドロキシアルキル置換アルキレンアミンの 、アミノ基またはヒドロキシ基を介した縮合により得られるような、高級な同族 体は、同様に有用である。アミノ基を介した縮合により、アンモニアの除去を伴 って、高級なアミンの得られること、およびヒドロキシ基を介した縮合により、 水の除去を伴って、エーテル結合を含有する生成物が得られることが、認められ ている。
このマンニッヒ化合物の調製は、当該技術分野で公知の種々の方法により1行わ れ得る。ある方法には、  (A−1)ヒドロキシ含有芳香族化合物、  (A −2)飽和アルデヒドまたはケトン。
および(A−3)アミン化合物を、適当な容器に加えること、および反応を起こ すべく加熱すること、が包含される。およその室温から、いずれかの成分または マンニッヒ生成物のおよその分解温度までの反応温度が、用いられ得る。反応中 にて。
水は、散布により除去される。望ましくは、この反応は、溶媒(例えば、芳香族 タイプのオイル)中で行われる。用いられる種々の反応物の量は、各(A−3) 第2級アミノ基に対する(A−1)および(A−2) のモル基準のモル数であ るか、または各(A−3)第1級アミノ基に対する(A−1)および(A−2) の2モル基準のモル数のいずれかである。しかし、より多くの量やより少量もま た。用いられ得る。
マンニッヒ生成物を調製する他の方法では、芳香族化合物(A−1) 、および アミン化合物(A−3)を含有する水酸化物が。
反応容器に加えられる。アルデヒドまたはケトン(A−2)は。
一般に、すぐに加えられる。反応温度が約り0℃〜約90℃になるような穏やか な加熱により、生じる発熱反応の不足が補われる。望ましくは、添加温度は、水 の沸点より低い。そうでなければ、水は泡立って、工程に問題が生じる。反応が 実質的に完結した後、工程で生じた水は蒸留(これは、真空、散布、加熱などを 適用することにより9行われ得る)のような従来方法で、除去される。窒素散布 は、約り00℃〜約130℃の温度で、しばしば行われる。ふつうには、より高 い温度やより低い温度が、用いられ得る。
この反応は、一般に、溶媒中で行われる。トルエン、キシレンまたはプロパツー ルのような従来の溶媒が、用いられ得る。多くの場合2種々の油(例えば、芳香 族タイプの油、100中性油など)が用いられる。
種々の(A−1>成分、  (A−2)成分および(A−3)成分の量のある例 は、上で述べられている。しかしながら、他の量や比は。
用いられ得る。例えば、  (A−3)の各第1級アミノ基に対し。
(A−1>および(A−2)の約0.5モル〜約6モル、より望ましくは(A− 1)および(A−2)の約1.8モル−約2.2モルが用いられ得る。(A−3 )の各第2級アミノ基に対し、  (A−1)および(A−2)の約0.2モル 〜約2モル、より望ましくは、  (A−1>および(A−2)の約0.9モル −約1.1モルが用いられ得る。
(以下余白) (B)ニアミノ酸化合物 金属キレート化剤(Ch)もまた1次式の少なくとも1種のアミノ酸化合物であ る: ここで+ R1は、水素またはヒドロカルビル基;R2は、 R1またはアシル 基;R5およびR4は、それぞれ独立して、水素または低級アルキル基;そして 2は0または1である。ヒドロカルビル基R7およびR2は、上で広く記述のよ うなヒドロカルビル基のいずれか1つとされ得る。特に+RIおよびR2は、ア ルキル基、シクロアルキル基、フェニル基、アルキル置換フェニル基、ヘンシル 基、またはアルキル置換ベンジル基でアル。
あるより好ましい実施態様では9式v1のR1またはR2は、それぞれ独立して 、アルキル基(これは、1個〜約18個の炭素原子を有する)、シクロヘキシル 基、フェニル基、アルキル置換基を有するフェニル基(これは、このフェニル環 の4位に1個〜約12個の炭素原子を有する)、ベンジル基、またはフェニル環 の4位に、1個〜約12個の炭素原子をもったアルキル基を有するベンジル基で ある。一般に9式Vl中のR3は。
低級アルキル基(例えばメチル基)であり、そしてR7は、約4個〜約18個の 炭素原子を有するアルキル基である。
他の実施態様では、R3は、上で定義されるような基であり。
モしてR2はアシル基である。種々のアシル基は、 R2として用いられ得るも のの、このアシル基は、一般に1次式により表され得る二 R2°C(0) − ここで、R2゛ は、約30個までの炭素原子を有する脂肪族基である。より一 般的には+R2°は約12個〜約24個の炭素原子を有する。このようなアシル 置換アミノカルボン酸は、アミノカルボン酸と、カルボン酸またはカルボン酸ハ ライドとの反応により、得られる。例えば、脂肪酸は、アミノカルボン酸との反 応に供され、所望のアシル置換アミノカルボン酸を形成し得る。ドデカン酸、オ レイン酸、ステアリン酸、リノール酸などのような酸は1式Vl (ここで+R 2は水素である)で表されるようなアミノカルボン酸と反応し得る。
式vl中の基R3およびR4は、それぞれ独立して、水素または低級アルキル基 である。一般に+R3およびR4は、独立して。
水素またはメチル基であり、たいていの場合には+ R3およびR4は水素であ る。
式Vlでは、2は0または1とされ得る。2が00とき、このアミノ酸化合物は 、グリシン、α−アラニン、およびグリシンの誘導体、およびα−アラニンの誘 導体である。2が1のとき、アミノカルボン酸m)は、β−アラニン、またはβ −アラニンの誘導体である。
式Vlのアミノ酸化合物(これは9本発明では、金属キレート化剤として有用で ある)は、従来技術で記述の方法により。
調製され得る。これらアミノ酸のいくつかは、市販されている。例、t ハ、  グリシン、α−アラニン、β−アラニン、バリン、アルギニン、および2−メチ ル−アラニンがある。式Vl (ここで、2は1である)により表されるアミノ 酸化合物の調製は1例えば、米国特許4.077、941号に記述されている。
例えば、このアミノ酸は9次式のアミン R,R,NII (ここで+R1およびR2は、先に定義したものと同様である)と1次式の化合 物 R−CH=C(R4)−COJs (ここで+ R3およびR4は9式Vlに関して、上で定義したものと同様であ り、モしてR3は、低級アルキル、好ましくは、メチルまたはエチルである)と の反応により、続いて9強塩基を用いたエステルの加水分解および酸性化により 、調製され得る。不飽和エステルとの反応に供され得るアミンには、以下がある ニジシクロヘキシルアミン、ベンジルメチルアミン。
アニリン、ジフェニルアミン、メチルエチルアミン、シクロヘキシルアミン、n −ペンチルアミン、ジイソブチルアミン。
ジイソプロピルアミン、ジメチルアミン、ドデシルアミン。
オクタデシルアミン、 N−n−オクチルアミン、アミノペンタン。
5ec−ブチルアミン、プロピルアミンなど。
式Vlのアミノ酸化合物(ここで、 R2は、メチル基またはアシル基である) は9次式の第1級アミンRJH* (ここで+R1は、上で定義のものと同様である)と1次式の化合物との反応に より g製され得る。
RsCH=C(R4) −CO2R5 ここでs R8* R4およびR2は、上で定義のものと同様である。
エステルのN−メチル化および加水分解とそれに続く酸性化により、連続的に、 この中間体はメチル誘導体に転化され得る。
対応するアシル誘導体は、この中間体と、酸または酸ハロゲン化物(例えば、ス テアリン酸、オレイン酸など)との反応により、形成される。式Vlにより表さ れるタイプの特定のアミノ酸は、以下の表1で例示される。
(以下余白) 表1 (C):β−ジケトン 金属キレート化剤(Ch)はまた、少なくとも1種のβ−ジケトンとされ得る。
一般に、このβ−ジケトンは1次式により特徴づけられる: R−C(0) −CH、−C(0) −Rl          (V I l  )ここで、RおよびR1は、それぞれ独立して、ヒドロカルビル基である。こ のヒドロカルビル基は、上述のように、脂肪族または芳香族のヒドロカルビル基 とされ得る。この脂肪族ヒドロカルビル基としては、約7個までの炭素原子を有 する低級ヒドロカルビル基がより好ましい。R1基およびR2基の特定例には、 メチル、エチル、フェニル、ベンジルなどが包含され、そしてβ−ジケトンの特 定例には、アセチルアセトンやベンゾイルアセトンが包含される。
(D):フェノール性化合物 金属キレート化剤(Ch)もまた9次式の少なくとも1種のフェノール性化合物 とされ得る: ここで、各Rはヒドロカルビル基;そしてXはCH2,SまたはCFl、OCH ,である。ある実施態様では、各Rは、独立して。
脂肪族基(ここで、この基は、一般に、約4個〜約20個の炭素原子を有する) である。
典型的なR基の例には、ブチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、2−エチルヘキシ ル基、オクチル基、ノニル基 デシル基。
ドデシル基などが包含される。
式νIIにより表されるフェノール性化合物は、適当な置換フェノールと、ホル ムアルデヒドまたはイオウ化合物(例えば、二塩化イオウ)との反応により、調 製され得る。ホルムアルデヒド1モルが、置換フェノール2モルと反応に供され るとき、架橋基XはCH,である。置換フェノールに対するホルムアルデヒドの モル比が1:1のとき、基CI(、(Ic)1.により架橋されるビスフェノー ル性化合物は9反応の結果として形成され得る。@換フェノール2モルが、二塩 化イオウ1モルと反応に供されるとき、ビスフェノール性化合物は、イオウ原子 により架橋される化合物を形成する。
(E):芳香族2官能性化合物 ° 金属キレート化剤(Ch)は9次式の芳香族2官能性化合物とされ得る: ここで、R1は、1個〜約100個の炭素原子を有するヒドロカルビル基、nは 0〜4の整数、Yは、Xに対してオルト位またはメタ位にあり、モしてXおよび Yは、それぞれ独立して。
DH,NH,、NR2,CDOR,SHまたはC(0))I (ここで、Rは水 素またはヒドロカルビル基である)である。式IXで表される。有用な芳香族2 官能性化合物の特定例は、上で与えられる。
あるより好ましい実施態様では、金属キレート化剤(Ch)はアミノフェノール である。好ましくは、このアミノフェノールは、0−アミノフェノールである。
これは、ヒドロカルビル基のような他の置換基を含有し得る。
以下の実施例は、いくつかの典型的な金属キレート化剤の調製を例示している。
このキレート化剤は1本発明のチタン化合物またはジルコニウム化合物を調製す る際に、有用である。以下の実施例および本明細書および請求の範囲の他の箇所 でほかに指示がなければ、全ての部およびパーセントは重量基準であり、全ての 温度は、摂氏である。
実施例A ドデシルフェノール157部、および鉱油296部の混合物を調製し、この混合 物に対し、撹拌しながら、30分間にわたって、ジエチレントリアミンに対応す る市販のポリアミン混合物20.6部を加える。この混合物に対し、約60℃に て、1時間かけて、ホルマリン溶液(37%パラホルムアルデヒド)20.6部 を一滴ずつ加える。この間1反応温度を約96℃以下に維持する。ホルムアルデ ヒドおよびアミンに対するフェノールのモル比は、3:3:1である。ホルマリ ン溶液の添加完了後。
この反応混合物を、約96〜99℃の温度で3.5時間維持する。
反応中に形成される水を、真空下の蒸留により除去し、その後、室温まで冷却す る。得られる生成物は、赤色のオイルである。
実施例B ドデシルフェノール(1000部)を反応容器に充填する。温度を38〜55℃ に調整し、これに対して9反応混合物の温度が約66℃以下に維持されるような 速度にて、二塩化イオウ290部を加える。この混合物を143〜149℃に加 熱しつつ、混合物に窒素を吹き込む。この混合物を、直接の酸価が1.5を越え なくなるまで、この温度で維持する。この混合物を約95〜100℃まで冷却す る。この間、希釈油約788部を加える。この混合物をろ過する。このろ液は、 所望のイオウ共役フェノールである。
実施例C ドデシルフェノール526部(2,01モル)、バラホルムアルデヒドフレーク 44.1部(1,34モル)、トルエン60部、イソプロピルアルコール90部 、およびカセイソーダ3部、および水12部の混合物を、撹拌しつつ調製する。
この混合物を、溶媒を除去するべく、約20分間かけて約115℃の温度まで加 熱する。この混合物を9次いで、145℃で維持する。この間、添加した溶媒が 混合物から除去されなくなるまで、窒素を散布する。この残留物は、所望のメチ レン共役フェノール性化合物である。
実施例り 反応フラスコに、ドデシルフェノール3240部、水添精製したナフテン油27 72部、およびエタノールアミン380部を充填する。この混合物を撹拌し、7 2℃まで加熱する。それに対し。
パラホルムアルデヒド372部を急速に加える。反応温度を。
3時間かけて、最大147℃まで上げる。この間、窒素を散布して水を除去する 。理論量230部に対して、全体で218部の水が集められる。この混合物を冷 却し、生成物を除去する。
本発明で特に有用なチタン錯体およびジルコニウム錯体は。
次式により表される: (RO)xM(Ch)y            (I )ここで、Rは、水素 、または1個〜約30個の炭素原子を有するヒドロカルビル基:Mはチタンまた はジルコニウム;Xは1または2;yは2または3:x+yは4;そしてchは 、以下の反応により調製され得る。少なくとも1種の金属キレート化剤から誘導 される;この反応は1次式で表される1種またはそれ以上のチタン化合物または ジルコニウム化合物と、上述の1種またはそれ以上の金属キレート化剤(Ch) との反応である: M(OR)。
ここで9MおよびRは、上述のものと同様である。チタン化合物またはジルコニ ウム化合物の1当量あたりに用いられる金属キレート化剤の当量数に依存して、 この金属キレート化化合物(Ch)は、1種またはそれ以上のR基と置き換えら れる。
例えば、金属化合物M (OR)、01当量が、金属キレート他剤2当量と反応 に供されるなら、そのとき9式I中のXおよびyは、それぞれ2である。同様に 、この金属化合物M (OR)、01当量が、この金属キレート他剤3当量と反 応に供されるなら。
式1中のXは1そしてyは3である。
金属化合物M(OR)、と金属キレート化剤との反応は1反応物を混合すること により1行われる。多くの場合、この反応は発熱的であり、混合物を外部から加 熱する必要はない。反応で形成されるアルコール(ROM)は9反応生成物中に 残されるか、または蒸留により除去され得る。他方、この反応混合物は1反応速 度を高めるため、および/または形成されるアルコールを除去するべく、高温に 加熱され得る。一般に、この反応混合物は、実質的に追加のアルコールが蒸留で 回収されなくなるまで、 (必要に応じて、減圧下にて)高温で加熱される。こ の反応混合物には、アルコールの除去を促進するべく、窒素ガスまたは他の不活 性ガスが散布される。
以下の実施例は、上の式■で表されるタイプのチタン錯体の調製を例示する。
(以下余白) 実施例1 実施例Aで得られる反応生成物に対し、チタン酸テトラ−n−ブチル56部を加 える。この混合物を、n−ブタノールを除去しつつ、 25〜30mmHgにて 110℃に、その後1(immHgにて150℃に加熱する。この残留物を、6 0℃まで冷却し、濾過助剤で濾過する。この濾液は所望生成物である。
実施例2 チタン酸テトラ−1−ブチル107部を含有する混合物を、調製する。ドデシル フェノールを当量のへブチルフェノールで置き換え9反応をキシレン中で行うこ と以外は、実施例Aと同様にして、マンニッヒ塩基の50%キシレン溶液520 .2部を調製する。チタン化合物を加えるとすぐに、この混合物は赤くなり、5 分間で約42℃までの発熱が観察される。この混合物を、 35−40℃の温度 にて、1.3時間撹拌する。
実施例3 イソプロピルアルコール100部、市販のアルコール混合物(これは、平均して 、約9個〜約11個の炭素原子を含有する。
Neodol  91. シェルケミカル社)47.4部、およびチタン酸テト ライソプロピル85.2部の混合物を調製し、そして2,4−ペンタンジオン3 0部を撹拌しながら加える。発熱反応が起こり。
およそ数分後に、撹拌しながら溶媒を除去する。残留物の黄色のオイルは、所望 のチタン錯体である。
実施例4 チタン酸テトライソプロピル163部、および5arkosyl  0(N−オ レオイルサルコシン、これは、チバガイギー社から市販されている)406部の 混合物を調製し、窒素を吹き込み。
そして約55℃の温度(約80mmHg)まで、真空下で撹拌する。
この混合物を9次いで、さらに蒸留物が得られな(なるまで。
約1.6時間かけて、70〜90mmHgで約100℃まで加熱する。この混合 物から、100℃、約10〜2QmmHgにて、真空で揮発成分を除去する。こ の残留物を、濾過助剤により、約100℃にて濾過する。このろ液は、所望のチ タン錯体である。
実施例5 反応容器に、実施例Bの生成物604部を加える。この生成物を撹拌し、窒素雰 囲気下で約160℃まで加熱する。約60℃まで冷却後、チタン酸テトライソプ ロピル101部を5分間かけて加える。この混合物を、1時間にわたり145℃ まで加熱する。蒸留により、無色の液体80部が除去される。残留物は。
所望のチタン錯体である。
実施例6 実施例Cで調製されたメチレン共役フェノール性生成物に対し、希釈油138部 を加え、チタン酸テトライソプロピル152部を約6分間かけて一滴ずつ加える 。イソプロパツール約128部を除去しつつ、この反応混合物の温度を、約15 0℃で約1時間維持する。この残留物は、 20%希釈油を含有する。所望のチ タン錯体である。
実施例7 ブチルジェタノールアミン363m、および希釈油388邪の混合物を調製し、  120m+nHgにて約100℃まで加熱する。これに対して、チタン酸テト ライソプロピルIOD i、およびチタン酸テトラ−n−ブチル225部を、撹 拌しつつ3部分に分けて加える。65℃にて圧力を20〜25mmHgに減じた 後、ブチルアルコールおよびイソプロピルアルコールを蒸留により除去しつつ、 この混合物を1.2時間撹拌する。この残留物を濾過する。
淡い赤橙色の濾液は、10.6%(理論値10.2)のチタンを含有する。所望 のチタン錯体である。
上述のチタン化合物およびジルコニウム化合物(特に、上記のチタン錯体および ジルコニウム錯体)は、燃料組成物中で特に有用である。この組成物は9通常液 状の燃料、ふつうは炭化水素状の石油蒸留物燃料(例えば、ディーゼル燃料。
蒸留物燃料、加熱オイル、残留燃料、伝達燃料、およびモーターガソリン、これ らはASTM明細書D−439で定義されている)の主生成物を含有する。ディ ーゼル燃料は、ディーゼルエンジン中で燃料として用いるのに、適当な沸点範囲 および粘度を有する燃料として、広く定義され得る。アルコールおよびエステル を含有する燃料もまた。ディーゼル燃料の定義内に包含される。ディーゼル燃料 の沸点範囲は、約り20℃〜約425℃、より望ましくは約り40℃〜約400 ℃、たいていの場合には約り00℃〜約370℃のASTM沸点範囲で変えられ 得る。一般に。
ディーゼル燃料は、ふつうは、グレードが10.20および4Dの範囲内であり 、このディーゼル燃料は、40℃にて、約1.3〜約24.0センチストークス の粘度を有する。
本発明に従って処理されるディーゼル燃料組成物は、ある量で、上記チタン化合 物およびジルコニウム化合物を含有する。これらの化合物は、ディーゼル燃料を 燃焼させると形成される排気微粒子の点火温度を低減させるのに、効果的である 。それゆえ、この燃料組成物は、一般に、燃料100万部あたり、1部〜約50 00部のチタンまたはジルコニウムを含有し。
たいていの場合には、このディーゼル燃料は、燃料100万部あたり、約1部〜 約500部のチタンまたはジルコニウムを含有する。
燃料が水を含有していたり、水と接触され得る用途では。
チタン化合物およびジルコニウム化合物は、加水分解に安定な錯体であることが 、望ましくかつ好ましい。このような用途では、上で定義したように9次式のチ タン錯体およびジルコニウム錯体を用いるのが、より好ましい:(RO)xM( Ch)y           (I )上で記述の金属キレート化剤のいくつ かは、この錯体が加水分解に安定であるという条件で、包含され得る。好ましく は。
このch基は、上でA、  B、 C,DまたはEとして同定されたキレート基 の1種またはそれ以上である。
この燃料組成物は9本発明の組成物に加えて、当業者に公知の他の添加剤を含有 し得る。これら添加剤にはCアンチノック剤(例えば、テトラアルキル鉛化合物 )、掃鉛剤(例えば、ハロアルカン(例えば、エチレンジクロライドおよびエチ レンジブロマイド))、沈着防止剤または調節剤(例えば。
リン酸トリアリール)、染料、セタン価改良剤、酸化防止剤(例えば、2,6− ジー第3級ブチル−4−メチルフェノール)、サビ止め剤(例えば、アルキル化 コハク酸およびその無水物)。
制菌剤、粘着防止剤、金属不活性化剤、懸濁防止剤、上部シリンダー潤滑剤、お よび凍結防止剤が包含される。
あるより好ましい燃料組成物中では9本発明の組成物は。
ガソリン中の無灰分分散剤と結合される。適当な無灰分分散剤には、モノ−また はポリオールと、高分子量モノ−またはポリカルボン酸アシル化剤(これは、ア シル部分中に少なくとも30個の炭素原子を含有する)とのエステルが包含され る。
このようなエステルは、当業者に公知である。例えば、仏国特許1.396.6 45号;英国特許981.850号; 1.055.337号およびL 306 .529号;および米国特許3.255.108号; 3.311.558号; 3、331.776号、 3.346.354号; 3.522.179号、  3.579.450号;3、542.680号; 3.381.022号; 3 .639.242号; 3.697.428号;および3.708.522号。
これら特許の内容は、適当なエステル。
およびそれらの調製方法の開示に関して、ここに明白に示されている。一般に、 上記無灰分分散剤に対する1本発明の組成物の重量比は、約0.1:1と約10 :1との間、好ましくは約1:1と約10:1との間である。
本発明のチタン組成物およびジルコニウム組成物は、燃料に直接節えられ得る。
または、これらは、実質的に不活性で通常液状の有機希釈剤(例えば、ナフサ、 ベンゼン、トルエン、キシレン)、または上述の通常液状の燃料で希釈され。
添加濃縮物が形成され得る。これら濃縮物は、一般に1本発明の組成物を約20 重量%〜約90重量%で含有する。さらに。
この組成物は、当業者に公知または上述の他の従来の添加剤を、1種またはそれ 以上で含有し得る。
以下の実施例は1本発明の燃料組成物、および本発明で有用な燃料組成物を例示 する。
燃料A  実施例1のチタン錯体       2100ppmNo、 2   燃料油           残部燃料B  実施例2のチタン錯体        4400ppm燃料Cチタニウムアセトニルアセトネート100ppm(1 00pp、 1  燃料油           残部燃料D  実施例4のチ タン錯体       125ppm(Ti)No、 2  燃料油            残部本発明は、より好ましい実施態様に関連して説明されているも のの、それらの種々の改良は、この明細書を読むとすぐに当業者に明らかとなる ことが、理解されるべきである。従って、ここで開示の発明は、添付の請求の範 囲にはいるようなこれら改良を含むつもりであることが、理解されるべきである 。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の7第1項)12国際出願番号 PCT/l!587102495 2、発明の名称 サクタイ                  サクタイ        ネン リョウチタン錯体およびジルコニウム錯体、および燃料3、特許出願人 住所 アメリカ合衆国 オハイオ 44092ウィクリフ、レークランド ブー ルバード 29400名称 ザ ルブリゾル コーポレーション代表者 ヒル、 ジョーク アール。
国籍 アメリカ合衆国 4、代理人 住所 〒530大阪府大阪市北区西天満6丁目1番2号請求の範囲 1、通常液状のディーゼル燃料の主要量、および次式を有する少なくとも1種の チタン錯体またはジルコニウム錯体の。
少量で特性を改良する量を含有する燃料組成物であって、該錯体は、ディーゼル 排気系の微粒子トラップ中に集められる排気微粒子の点火温度を低くするのに効 果的である:(RO)xM(Ch)y        (I )ここで、Rは、 1個〜約30個の炭素原子を有する脂肪族基;Mはチタンまたはジルコニウム; Xは1または2;yは2または3;x+yは4;そしてchは、少なくとも1種 の金属キレート化剤から誘導される。
2、請求の範囲第1項に記載の燃料組成物であって、前記金属キレート化剤は、 炭化水素鎖、および異なる炭素原子上に少なくとも2個の官能基を有する。
3、請求の範囲第2項に記載の燃料組成物であって、前記キレート化剤は、前記 炭化水素鎖上にて、互いに隣接位置またはβ−位にある。少なくとも2個の官能 基を有する。
4、請求の範囲第2項に記載の燃料組成物であって、前記官能基は、水酸基、カ ルボキシル基、カルボニル基、アミノ基またはメルカプト基から選択される。
5、請求の範囲第2項に記載の燃料組成物であって、前記キレート化剤(Ch) は、ジオール、ジチオール、メルカプトアルコール、ジアミン、アミノアルコー ル、アミノチオ、0−アミノフェノール、ジカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸 、メルカプトカルボン酸、アミノカルボン酸、ジケトン、ケトカルボン酸、また はエステル、あるいはそれらの混合物である。
6、請求の範囲第1項に記載の燃料組成物であって、前記錯体はチタン錯体であ る。
7、請求の範囲第1項に記載の燃料組成物であって1式1%式% 8、請求の範囲第1項に記載の燃料組成物であって、前記金属キレート化剤(C h)は、以下からなる群から選択される=(A)芳香族マンニッヒ塩基; (B)次式のアミノ酸化合物: ここで、R+は、水素またはヒドロカルビル基;R7は+ R1またはアシル基 ;R5およびR4は、それぞれ独立して、水素または低級アルキル基:そして2 は0または1である;(C) β−ジケトン; (ロ)以下の構造のフェノール性化合物:ここで、各Rはヒドロカルビル基であ り、XはCH2,S 、またはCH,OCR,である;そして。
(E)次式の芳香族二官能性化合物: ここで、R′は、1個〜約100個の炭素原子を有するヒドロカルビル基、nは 0〜4の整数、Yは、Xに対してオルト位またはメタ位にあり、モしてXおよび Yは、それぞれ独立して。
OH基、 NR,基、 CDOR基、SH基またはC(0) H基である;ここ で。
Rは水素またはヒドロカルビル基である。
9、請求の範囲第8項に記載の燃料組成物であって、前記芳香族マンニッヒ塩基 (A)は、以下の(A−1) 、  (A−2) 、および(A−3)の反応生 成物である: (A−1)炭化水素置換の芳香族フェノールまたはチオールフェ ノール、  (A−2)アルデヒドまたはケトン、そして(A−3>少なくとも 1個の第1級または第2級アミノ基を有するアミン。
10、請求の範囲第9項に記載の燃料組成物であって、前記芳香族フェノールま たはチオフェノール化合物(A−1)は9次式で表される: ここで、 Arは、芳香族基または共役した芳香族基0mは1゜2または3.  nは、1〜4の整数、R1は、独立して、水素。
または1個〜約100個の炭素原子を有するヒドロカルビル基。
Roは水素、アミンまたはカルボキシル、モしてXは0.S、またはmが2また はそれより大きいとき、その両方である。
11、請求の範囲第9項に記載の燃料組成物であって、前記アルデヒドまたはケ トン(A−2)は9次式により特徴づけられるか、またはその前駆体である: ここで R2およびR3は、独立して、水素、1個〜約18個の炭素原子を有す るヒドロカルビル基、またはR3は、1個〜18個の炭素原子をもった炭化水素 基を有するカルボニル基である。
12、請求の範囲第10項に記載の燃料組成物であって、前記(A−1>化合物 のR’は、水素、1個〜平均して約70個までの炭素原子を有するアルキル基、 4個〜約10個の炭素原子を有するシクロアルキル基、2個〜約30個の炭素原 子を有するアルケニル基、芳香族基または約7個〜約30個の炭素原子を有する アルキル置換芳香族基、約7個〜約30個の炭素原子を有する芳香族置換アルキ ル基であり、そして前記共役したAr基の該カップリング剤は、0.S、NHま たは低級アルキレン基である。
13、請求の範囲第9項に記載の燃料組成物であって、前記(A−3)化合物は 、1個〜約10個の水酸基およびチオール基。
および1個〜約10個のアミン基を有する。非置換ヒドロカルビルアミンまたは ヒドロカルビルアミンである。
14、請求の範囲第9項に記載の燃料組成物であって、前記アミン(八−3)は 、以下の構造式により特徴づけられる:ここで R+は、ヒドロカルビル基、ア ミノ置換ヒドロカルビル基、ヒドロキシ置換ヒドロカルビル基、またはアルコキ シ置換ヒドロカルビル基、モしてR2は、水素またはR’である。
15、請求の範囲第9項に記載の燃料組成物であって、前記アミン(A−3)は 、少なくとも1種の脂肪族または芳香族のモノアミンまたはポリアミンであって 、少なくとも1個の第1級および/または第2級アミン基を有するモノアミンま たはポリアミン、ポリアルキレンポリアミン、あるいは複素環式のアミンまたは ポリアミンである。
16、請求の範囲第9項に記載の燃料組成物であって、前記アミン<A−3)は ポリアルキレンポリアミンである。
17、請求の範囲第9項に記載の燃料組成物であって、前記(A−3)は1次式 を有するヒドロキシヒドロカルビルアミンである: ここで、各R’は、独立して、水素原子、またはヒドロカルビル基、ヒドロキシ ヒドロカルビル基、アミノヒドロカルビル基、またはヒドロキシアミノヒドロカ ルビル基である。但シ。
R1の少なくとも1個は、ヒドロキシヒドロカルビル基またはヒドロキシアミノ ヒドロカルビル基 R2はアルキレン基、そしてXは0〜約5の整数である。
18、請求の範囲第10項に記載の燃料組成物であって、前記(A−1)化合物 のArはフェニル、mは1または2.0は1または2.Roは)I、R’は、約 4個〜約20個の炭素原子を有するアルキル基、約5個〜7個の炭素原子を有す るシクロアルキル基、約8個〜約20個の炭素原子を有するアルケニル基、また は7個〜約12個の炭素原子を有するアルキル置換芳香族基である。
19、請求の範囲第11項に記載の燃料組成物であって、前記(A−1)化合物 のmは1. nは1または2. R’は、約4個〜約20個の炭素原子を有する アルキル基、Xは0.そして前記(A20、請求の範囲第8項に記載の燃料組成 物であって1式1(B)次式の少なくとも1種のアミノ酸化合物である:ここで +RIはヒドロカルビル基;R2はアシル基;R2およびR4は、それぞれ独立 して、水素または低級アルキル;そしてZは0または1である。
21、請求の範囲第20項に記載の燃料組成物であって Rlは。
アルキル基、シクロアルキル基、フェニル基、アルキル置換フェニル基、ヘンシ ル基、またはアルキル置換ベンジル基である。
22、請求の範囲第20項に記載の燃料組成物であって+R3およびR4は水素 である。
23、請求の範囲第20項に記載の燃料組成物であって、2は0である。
24、請求の範囲第20項に記載の燃料組成物であって+R2は。
次式で表されるアシル基である: R2° C(0)− ここで+ R2°は、約30個までの炭素原子を有する脂肪族基である。
25、請求の範囲第24項に記載の燃料組成物であって、 R2゜は、約12個 〜約24個の炭素原子を有する。
26、請求の範囲第8項に記載の燃料組成物であって、ここで、Chは。
(C)次式により特徴づけられる少なくとも1種のβ−ジケトンである: R−C(0) −C)I 、−C(0) −R、(νII )ここで、Rおよび R1は、それぞれ独立して、ヒドロカルビル基である。
27、請求の範囲第26項に記載の燃料組成物であって、RおよびR1は、低級 ヒドロカルビル基である。
28、請求の範囲第8項に記載の燃料組成物であって、Chは(D)次式の少な くとも1種のフェノール性化合物:ここで、各rは、独立して、ヒドロカルビル 基;そしてXはCH2,SまたはCM−OCH2である。
29、請求の範囲第28項に記載の燃料組成物であって、XはC11,である。
30、請求の範囲第28項に記載の燃料組成物であって、各Rは、約4個〜約2 0個の炭素原子を有するヒドロカルビル基である。
31、請求の範囲第1項に記載の燃料組成物であって、Chはアミノフェノール である。
32、請求の範囲第1項に記載の燃料組成物であって、ChはO−アミノフェノ ールである。
33、請求の範囲第1項に記載の燃料組成物であって、Chは。
以下の少なくとも1種の<A)芳香族マンニッヒ塩基である:(A)この芳香族 マンニッヒ塩基は1次の(A−1) 、  (A−2)Σよび(A−3)の反応 生成物である; (A−1)次式の化合物; ここで Rlは、約4個〜約20個の炭素原子を有するアルキル基である; (A−2>  ホルムアルデヒド、またはホルムアルデヒドの前駆体:そして (A−3)ポリアルキレンポリアミン。
31 X*求の範囲第1項に記載の燃料組成物であって、Chは。
次式により特徴づけられるβ−ジケトンである:R−C(0)−CH,−C(0 )−R,(ν11)ここで、RおよびR1は、それぞれ独立して、低級アルキル 基である。
35、請求の範囲第34項に記載の燃料組成物であって、前記ジケトンは2.4 −ペンタンジオンである。
36、次式を有するチタン錯体またはジルコニウム錯体:(RO) XM (C H) y              (1)ここで、Rは、1個〜約30個の 炭素原子を有するヒドロカルビル基;鯖はチタンまたはジルコニウム;Xは1ま たは2;yは2tたは3;x+yは4;そして、 chは、以下からなる群から 選択された金属キレート化剤から誘導される:(A)芳香族マンニッヒ塩基; (B)次式の少なくとも1種のアミノ酸化合物:ここでe R1は、水素または ヒドロカルビル基;R2は、 R1またはアシル基;RsおよびR4は、それぞ れ独立して、水素または低級アルキル基;そして2はOまたは1である;(D) 以下の構造のフェノール性化合物:ここで、各Rはヒドロカルビル基:XはCH 2,s、またはCH,DC)+2である;そして。
(E)0−アミノフェノール。
37、請求の範囲第36項に記載の錯体であって9Mはチタンである。
38、請求の範囲第36項に記載の錯体であって1式l中のRは、約1個〜約3 0個の炭素原子を有する脂肪族基である。
39、請求の範囲第36項に記載の錯体であって1式l中のXおよびyは、それ ぞれ2である。
40、請求の範囲第36項に記載の錯体であって9式l中のchは(A)であり 、この(A)は、以下の(A−1) 、  (A−2) 、および(A−3>の 反応生成物である: (A−1>炭化水素置換の芳香族フェノールまたはチオー ルフェノール、  (A−2)アルデヒドまたはケトン、そして(A−3)少な くとも1個の第1級または第2級アミノ基を有するアミン。
41、請求の範囲第40項に記載の錯体であって、前記<A−1)は9次式で表 される: 基、mは1.2または3. nは1〜4の整数、R1は、独立して、水素、また は1個〜約100個の炭素原子を有するヒドロカルビル基、Raは水素、アミノ またはカルボキシル、モしてXは0.S、またはmが2またはそれより大きいと き、その両方である。
42、請求の範囲第40項に記載の錯体であって、前記(A−2)は9次式によ り特徴づけられるか、またはその前駆体である:ここで R2およびR3は、独 立して、水素、1個〜約18個の炭素原子を有するヒドロカルビル基、またはR 3は、1個〜18個の炭素原子をもった炭化水素基を有するカルボニル基である 。
43、請求の範囲第40項に記載の錯体であって、前記(A−3)は、以下の式 により特徴づけられる: ここで Rlは、ヒドロカルビル基、アミノ置換ヒドロカルビル基、ヒドロキシ 置換ヒドロカルビル基、またはアルコキシ置換ヒドロカルビル基、そしてR2は 、水素またはR1である。
44、請求の範囲第36項に記載の錯体であって9式Iのchは。
(B)次式の少なくとも1種のアミノ酸化合物である:ここで、R1はヒドロカ ルビル基;R2はアシル基;R3およびR4は、それぞれ独立して、水素または 低級アルキル;そして2はOまたは1である。
45、請求の範囲第44項に記載の錯体であって9式Vl中のR1は、アルキル 基、シクロアルキル基、フェニル基、アルキル置換フェニル基、ヘンシル基、ま たはアルキル置換ベンジル基である。
46、請求の範囲第44項に記載の錯体であって9式Vl中のR5およびR4は 水素である。
47、請求の範囲第44項に記載の錯体であって1式ν1中の2は0である。
48、請求の範囲第44項に記載の錯体であって1式v1中のR2は9次式で表 されるアシル基である: R2’C(0)− ここで+ R2”は、約30個までの炭素原子を有する脂肪族基である。
49、請求の範囲第48項に記載の錯体であって、R2′ は、約12個〜約2 4個の炭素原子を有する。
50、請求の範囲第36項に記載の錯体であって1式I中のchは (D)次式の少なくとも1種のフェノール性化合物である:ここで、各Rは、独 立して、ヒドロカルビル基;そしてXはC)1.、SまたはCH20CHiであ る。
51、請求の範囲第50項に記載の錯体であって、XはC11,である。
52、請求の範囲第50項に記載の錯体であって、各Rは、約4個〜約20個の 炭素原子を有するヒドロカルビル基である。
53、通常液状の有機希釈剤、および請求の範囲第36項に記載の錯体の約10 重量%〜約99重量%を含有する。燃料添加剤濃縮物。
54、通常液状の有機希釈剤、および請求の範囲第40項に記載の錯体の約10 重量%〜約99重量%を含有する。燃料添加剤濃縮物。
55、通常液状の有機希釈剤、および請求の範囲第44項に記載の錯体の約10 重量%〜約99重量%を含有する。燃料添加剤濃縮物。
56、通常液状の有機希釈剤、および請求の範囲第50項に記載の錯体の約10 重量%〜約99重量%を含有する。燃料添加剤濃縮物。
国際調査報告 国際調査報告 US 8702495 SA   19148 SA    1914B

Claims (100)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.排気系の微粒子トラップを備えたディーゼルエンジンを操作して,該トラッ プ中に集められる排気粒子の蓄積を減少させる方法であって,該方法は,以下の 燃料を用いて該ディーゼルエンジンを操作することを包含する:この燃料は,該 トラップ中に集められる排気微粒子の点火温度を低くするのに効果的な,チタン 化合物またはジルコニウム化合物から選択された少なくとも1種の化合物を含有 する。
  2. 2.請求の範囲第1項に記載の方法であって,前記チタン化合物およびジルコニ ウム化合物は,ディーゼル燃料中に分散可能または溶解性である。
  3. 3.請求の範囲第1項に記載の方法であって,前記チタン化合物およびジルコニ ウム化合物は,有機チタン化合物または有機ジルコニウム化合物である。
  4. 4.請求の範囲第1項に記載の方法であって,前記チタン化合物およびジルコニ ウム化合物は,少なくとも1種の有機酸のチタニウム塩およびジルコニウム塩で あって,該有機酸は,カルボン酸,リン酸,スルホン酸,およびそれらの混合物 からなる群から選択される。
  5. 5.請求の範囲第4項に記載の方法であって,前記塩は,塩基性金属塩である。
  6. 6.請求の範囲第4項に記載の方法であって,前記金属塩は,カルボン酸塩,ス ルホン酸塩,またはそれらの混合物である。
  7. 7.請求の範囲第4項に記載の方法であって,前記金属塩は,チタン塩である。
  8. 8.請求の範囲第1項に記載の方法であって,前記チタン化合物およびジルコニ ウム化合物は,次式により特徴づけられるチタン錯体およびジルコニウム錯体で ある:(RO)xM(Ch)y(I) ここで,Rは,水素,または1個〜約30個の炭素原子を有するヒドロカルビル 基;Mは,チタンまたはジルコニウム;xは1または2;yは2または3;x+ yは4;そしてChは,少なくとも1種の金属キレート化剤から誘導される。
  9. 9.請求の範囲第8項に記載の方法であって,前記金属キレート化剤は,炭化水 素鎖,および異なる炭素原子上に少なくとも2個の官能基を有する。
  10. 10.請求の範囲第9項に記載の方法であって,前記キレート化剤は,少なくと も2個の官能基を有し,これらの基は,炭化水素鎖上にて,互いに隣接位置また はβ−位にある。
  11. 11.請求の範囲第9項に記載の方法であって,前記官能基は,水酸基,カルボ キシル基,カルボニル基,アミノ基またはメルカプト基から選択される。
  12. 12.請求の範囲第8項に記載の方法であって,前記キレート化剤(Ch)は, ジオール,ジチオール,メルカプトアルコール,ジアミン,アミノアルコール, アミノチオール,ジカルボン酸,ヒドロキシカルボン酸,メルカプトカルボン酸 ,アミノカルボン酸,ジケトン,ケトカルボン酸,またはエステル,またはそれ らの混合物である。
  13. 13.請求の範囲第8項に記載の方法であって,前記錯体はチタン錯体である。
  14. 14.請求の範囲第8項に記載の方法であって,式I中のRは,約1個〜約30 個の炭素原子を有する脂肪族基である。
  15. 15.請求の範囲第8項に記載の方法であって,式I中のxおよびyは,それぞ れ2である。
  16. 16.請求の範囲第8項に記載の方法であって,前記金属キレート化剤(Ch) は,以下からなる群から選択される:(A)芳香族マンニッヒ塩基; (B)次式のアミノ酸化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)ここで,R1は,水素またはヒドロ カルビル基;R2は,R1またはアシル基;R3およびR4は,それぞれ独立し て,水素または低級アルキル基;そしてzは0または1である;(C)β−ジケ トン; (D)以下の構造のフェノール性化合物:▲数式、化学式、表等があります▼( VIII)ここで,各Rはヒドロカルビル基であり,XはCH2,S,またはC H2OCH2である;そして, (E)次式の芳香族二官能性化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼(IX)ここで,R1は,1個〜約100個 の炭素原子を有するヒドロカルビル基,nは0〜4の整数,Yは,Xと相対的に オルト位またはメタ位にあり,そしてXおよびYは,それぞれ独立して,OH基 ,NH2基,NHR基,COOR基,SH基またはC(O)H基である;ここで ,Rは水素またはヒドロカルビル基である。
  17. 17.請求の範囲第16項に記載の方法であって,前記芳香族マンニッヒ塩基( A)は,以下の(A−1),(A−2),および(A−3)の反応生成物である :(A−1)炭化水素置換の芳香族フェノールまたはチオールフェノール,(A −2)アルデヒドまたはケトン,そして(A−3)少なくとも1個の第1級また は第2級アミノ基を有するアミン。
  18. 18.請求の範囲第17項に記載の方法であって,前記芳香族フェノールまたは チオフェノール化合物(A−1)は,次式で表される: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)ここで,Arは,芳香族基または共 役した芳香族基,mは1,2または3,nは1〜4の整数,R1は,独立して, 水素,または1個〜約100個の炭素原子を有するヒドロカルビル基,R0は水 素,アミノまたはカルボキシル,そしてXはO,S,またはmが2またはそれよ り大きいとき,その両方である。
  19. 19.請求の範囲第17項に記載の方法であって,アルデヒドまたはケトン(A −2)は,次式により特徴づけられるか,またはその前駆体である: ▲数式、化学式、表等があります▼(III)ここで,R2およびR3は,独立 して,水素,1個〜約18個の炭素原子を有するヒドロカルビル基,またはR3 は,1個〜18個の炭素原子をもった炭化水素基を有するカルボニル基である。
  20. 20.請求の範囲第18項に記載の方法であって,前記(A−1)化合物のR1 は,水素,1個〜平均して約70個までの炭素原子を有するアルキル基,4個〜 約10個の炭素原子を有するシクロアルキル基,2個〜約30個の炭素原子を有 するアルケニル基,芳香族基または約7個〜約30個の炭素原子を有するアルキ ル置換芳香族基,約7個〜約30個の炭素原子を有する芳香族置換アルキル基で あり,そして前記共役したAr基の該カップリング剤は,O,S,NHまたは低 級アルキレン基である。
  21. 21.請求の範囲第17項に記載の方法であって,前記(A−3)化合物は,0 個〜約10個のヒドロカルビル基およびチオール基,および1個〜約10個のア ミン基を有するヒドロカルビルアミンである。
  22. 22.請求の範囲第17項に記載の方法であって,前記アミン(A−3)は,以 下の構造式により特徴づけられる:▲数式、化学式、表等があります▼(IV) ここで,R1は,ヒドロカルビル基,アミノ置換ヒドロカルビル基,ヒドロキシ 置換ヒドロカルビル基,またはアルコキシ置換ヒドロカルビル基,そしてR2は ,水素またはR1である。
  23. 23.請求の範囲第17項に記載の方法であって,前記アミン(A−3)は,少 なくとも1種の脂肪族または芳香族のモノアミンまたはポリアミンであって,少 なくとも1個の第1級および/または第2級アミノ基を有するモノアミンまたは ポリアミン,ポリアルキレンポリアミン,あるいは複素環式のアミンまたはポリ アミンである。
  24. 24.請求の範囲第17項に記載の方法であって,前記アミン(A−3)はポリ アルキレンポリアミンである。
  25. 25.請求の範囲第17項に記載の方法であって,前記(A−3)は,次式を有 するヒドロキシヒドロカルビルアミンである:▲数式、化学式、表等があります ▼(V)ここで,各R1は,独立して,水素原子,またはヒドロカルビル基,ヒ ドロキシヒドロカルビル基,アミノヒドロカルビル基,またはヒドロキシアミノ ヒドロカルビル基である,但し,R1の少なくとも1個はヒドロキシヒドロカル ビル基またはヒドロキシアミノヒドロカルビル基,R2はアルキレン基,そして xは0〜約5の整数である。
  26. 26.請求の範囲第18項に記載の方法であって,前記(A−1)化合物のAr はフェニル,mは1または2,nは1または2,R0はH,R1は,約4個〜約 20個の炭素原子を有するアルキル基,約5個〜7個の炭素原子を有するシクロ アルキル基,約8個〜約20個の炭素原子を有するアルケニル基,または7個〜 約12個の炭素原子を有するアルキル置換芳香族基である。
  27. 27.請求の範囲第26項に記載の方法であって,前記(A−1)化合物のmは 1,nは1または2,R1は,約4個〜約20個の炭素原子を有するアルキル基 ,Xは0,そして前記(A−2)化合物のR2およびR3は水素である。
  28. 28.請求の範囲第16項に記載の方法であって,式IのChは,(B)次式の 少なくとも1種のアミノ酸化合物である:▲数式、化学式、表等があります▼( VI)ここで,R1はヒドロカルビル基;R2はアシル基;R3およびR4は, それぞれ独立して,水素または低級アルキル;そして2は0または1である。
  29. 29.請求の範囲第28項に記載の方法であって,R1は,アルキル基,シクロ アルキル基,フェニル基,アルキル置換フェニル基,ベンジル基,またはアルキ ル置換ベンジル基である。
  30. 30.請求の範囲第28項に記載の方法であって,R3およびR4は水素である 。
  31. 31.請求の範囲第28項に記載の方法であって,zは0である。
  32. 32.請求の範囲第28項に記載の方法であって,R2は,次式で表されるアシ ル基である: R2′C(O)− ここで,R2′は,約30個までの炭素原子を有する脂肪族基である。
  33. 33.請求の範囲第32項に記載の方法であって,R2′は,約12個〜約24 個の炭素原子を有する。
  34. 34.請求の範囲第16項に記載の方法であって,Chは,(C)次式により特 徴づけられる少なくとも1種のβ−ジケトンである: R−C(O)−CH2−C(O)−R1(VII)ここで,RおよびR1は,そ れぞれ独立して,水素またはヒドロカルビル基である。
  35. 35.請求の範囲第34項に記載の方法であって,RおよびR1は,低級ヒドロ カルビル基である。
  36. 36.請求の範囲第16項に記載の方法であって,Chは(D)次式の少なくと も1種のフェノール性化合物である:▲数式、化学式、表等があります▼(VI II)ここで,各Rは,独立して,ヒドロカルビル基;そしてXはCH2,Sま たはCH2OCH2である。
  37. 37.請求の範囲第36項に記載の方法であって,XはCH2である。
  38. 38.請求の範囲第36項に記載の方法であって,各Rは,約4個〜約20個の 炭素原子を有するヒドロカルビル基である。
  39. 39.請求の範囲第8項に記載の方法であって,Chは,以下の少なくとも1種 の芳香族マンニッヒ塩基である:(A)この塩基は,次の(A−1),(A−2 )および(A−3)の反応生成物である; (A−1)次式の化合物; ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで,R1は,約4個〜約20個の炭素原子を有するアルキル基である, (A−2)ホルムアルデヒド,またはホルムアルデヒドの前駆体,そして (A−3)ポリアルキレンポリアミン。
  40. 40.請求の範囲第8項に記載の方法であって,Chは,次式により特徴づけら れるβ−ジケトンである:R−C(O)−CH2−C(O)−R1(VIl)こ こで,RおよびR1は,それぞれ独立して,低級アルキル基である。
  41. 41.請求の範囲第40項に記載の方法であって,前記ジケトンは2,4−ペン タンジオンである。
  42. 42.請求の範囲第16項に記載の方法であって,Chは,(E)アミノフェノ ールである。
  43. 43.請求の範囲第42項に記載の方法であって,Chは,o−アミノフェノー ルである。
  44. 44.通常液状の燃料の主要量,および次式により特徴づけられる少なくとも1 種のチタン錯体またはジルコニウム錯体の,少量で特性を改良する量を含有する 燃料組成物:(RO)xM(Ch)y(I) ここで,Rは,1個〜約30個の炭素原子を有する脂肪族基;Mはチタンまたは ジルコニウム;xは1または2;yは2または3;x+yは4;そしてChは, 少なくとも1種の金属キレート化剤から誘導される。
  45. 45.請求の範囲第44項に記載の燃料組成物であって,前記金属キレート化剤 は,炭化水素鎖,および異なる炭素原子上に少なくとも2個の官能基を有する。
  46. 46.請求の範囲第45項に記載の燃料組成物であって,前記キレート化剤は, 前記炭化水素鎖上にて,互いに隣接位置またはβ−位にある,少なくとも2個の 官能基を有する。
  47. 47.請求の範囲第45項に記載の燃料組成物であって,前記官能基は,水酸基 ,カルボキシル基,カルボニル基,アミノ基またはメルカプトト基から選択され る。
  48. 48.請求の範囲第42項に記載の燃料組成物であって,前記キレート化剤(C h)は,ジオール,ジチオール,メルカプトアルコール,ジアミン,アミノアル コール,アミノチオール,o−アミノフェノール,ジカルボン酸,ヒドロキシカ ルボン酸,メルカプトカルボン酸,アミノカルボン酸,ジケトン,ケトカルボン 酸,またはエステル,またはそれらの混合物である。
  49. 49.請求の範囲第44項に記載の燃料組成物であって,前記錯体はチタン錯体 である。
  50. 50.請求の範囲第44項に記載の燃料組成物であって,式I中のRは,約1個 〜約30個の炭素原子を有する脂肪族基である。
  51. 51.請求の範囲第44項に記載の燃料組成物であって,式I中のxおよびyは ,それぞれ2である。
  52. 52.請求の範囲第44項に記載の燃料組成物であって,前記金属キレート化剤 (Ch)は,以下からなる群から選択される:(A)芳香族マンニッヒ塩基; (B)次式のアミノ酸化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)ここで,R1は,水素またはヒドロ カルビル基;R2は,R1またはアシル基;R3およびR4は,それぞれ独立し て,水素または低級アルキル基;そしてzは0または1である;(C)β−ジケ トン, (D)以下の構造のフェノール性化合物:▲数式、化学式、表等があります▼ (VIII) ここで,各Rはヒドロカルビル基;XはCH2,S,またはCH2OCH2であ る;そして, (E)次式の芳香族二官能性化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼(IX)ここで,R1は,1個〜約100個 の炭素原子を有するヒドロカルビル基,nは0〜4の整数,Yは,Xに対してオ ルト位またはメタ位にあり,そしてXおよびYは,それぞれ独立して,OH基, NR2基,COOR基,SH基またはC(O)H基である;ここで,Rは水素ま たはヒドロカルビル基である。
  53. 53.請求の範囲第52項に記載の燃料組成物であって,前記芳香族マンニッヒ 塩基(A)は,以下の(A−1),(A−2),および(A−3)の反応生成物 である:(A−1)炭化水素置換の芳香族フェノールまたはチオールフェノール ,(A−2)アルデヒドまたはケトン,そして(A−3)少なくとも1個の第1 級または第2級アミノ基を有するアミン。
  54. 54.請求の範囲第53項に記載の燃料組成物であって,前記芳香族フェノール またはチオフェノール化合物(A−1)は,次式で表される: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)ここで,Arは,芳香族基または共 役した芳香族基,mは1,2または3,nは,1〜4の整数,R1は,独立して ,水素,または1個〜約100個の炭素原子を有するヒドロカルビル基,R0は 水素,アミノまたはカルボキシル,そしてXはO,S,またはmが2またはそれ より大きいとき,その両方である。
  55. 55.請求の範囲第53項に記載の燃料組成物であって,前記アルデヒドまたは ケトン(A−2)は,次式により特徴づけられるか,またはその前駆体である: ▲数式、化学式、表等があります▼(III)ここで,R2およびR3は,独立 して,水素,1個〜約18個の炭素原子を有するヒドロカルビル基,またはR3 は,1個〜18個の炭素原子をもった炭化水素基を有するカルボニル基である。
  56. 56.請求の範囲第52項に記載の燃料組成物であって,前記(A−1)化合物 のR1は,水素,1個〜平均して約70個までの炭素原子を有するアルキル基, 4個〜約10個の炭素原子を有するシクロアルキル基,2個〜約30個の炭素原 子を有するアルケニル基,芳香族基または約7個〜約30個の炭素原子を有する アルキル置換芳香族基,約7個〜約30個の炭素原子を有する芳香族置換アルキ ル基であり,そして前記共役したAr基の該カップリング剤は,O,S,NHま たは低級アルキレン基である。
  57. 57.請求の範囲第53項に記載の燃料組成物であって,前記(A−3)化合物 は,0個〜約10個の水酸基およびチオール基,および1個〜約10個のアミン 基を有する,ヒドロカルビルアミンである。
  58. 58.請求の範囲第53項に記載の燃料組成物であって,前記アミン(A−3) は,以下の構造式により特徴づけられる:▲数式、化学式、表等があります▼( IV)ここで,R1は,ヒドロカルビル基,アミノ置換ヒドロカルビル基,ヒド ロキシ置換ヒドロカルビル基,またはアルコキシ置換ヒドロカルビル基,そして R2は,水素またはR1である。
  59. 59.請求の範囲第53項に記載の燃料組成物であって,前記アミン(A−3) は,少なくとも1種の脂肪族または芳香族のモノアミンまたはポリアミンであっ て,少なくとも1個の第1級および/または第2級アミノ基を有するモノアミン またはポリアミン,ポリアルキレンポリアミン,あるいは複素環式のアミンまた はポリアミンである。
  60. 60.請求の範囲第53項に記載の燃料組成物であって,前記アミン(A−3) はポリアルキレンポリアミンである。
  61. 61.請求の範囲第53項に記載の燃料組成物であって,前記(A−3)は,次 式を有するヒドロキシヒドロカルビルアミンである: ▲数式、化学式、表等があります▼(V)ここで,各R1は,独立して,水素原 子,またはヒドロカルビル基,ヒドロキシヒドロカルビル基,アミノヒドロカル ビル基,またはヒドロキシアミノヒドロカルビル基である,但し,R1の少なく とも1個は,ヒドロキシヒドロカルビル基またはヒドロキシアミノヒドロカルビ ル基,R2はアルキレン基,そしてxは0〜約5の整数である。
  62. 62.請求の範囲第54項に記載の燃料組成物であって,前記(A−1)化合物 のArはフェニル,mは1または2,nは1または2,R0はH,R1は,約4 個〜約20個の炭素原子を含有するアルキル基,約5個〜7個の炭素原子を有す るシクロアルキル基,約8個〜約20個の炭素原子を有するアルケニル基,また は7個〜約12個の炭素原子を有するアルキル置換芳香族基である。
  63. 63.請求の範囲第62項に記載の燃料組成物であって,前記(A−1)化合物 のmは1,nは1または2,R1は,約4個〜約20個の炭素原子を有するアル キル基,XはO,そして前記(A−2)化合物のR2およびR3は水素である。
  64. 64.請求の範囲第52項に記載の燃料組成物であって,式IのChは, (B)次式の少なくとも1種のアミノ酸化合物である:▲数式、化学式、表等が あります▼(VI)ここで,R1はヒドロカルビル基;R2はアシル基;R3お よびR4は,それぞれ独立して,水素または低級アルキル;そしてzは0または 1である。
  65. 65.請求の範囲第64項に記載の燃料組成物であって,R1は,アルキル基, シクロアルキル基,フェニル基,アルキル置換フェニル基,ベンジル基,または アルキル置換ベンジル基である。
  66. 66.請求の範囲第64項に記載の燃料組成物であって,R3およびR4は水素 である。
  67. 67.請求の範囲第64項に記載の燃料組成物であって,zはOである。
  68. 68.請求の範囲第64項に記載の燃料組成物であって,R2は,次式で表され るアシル基である: R2′C(O)− ここで,R2′は,約30個までの炭素原子を有する脂肪族基である。
  69. 69.請求の範囲第68項に記載の燃料組成物であって,R2′は,約12個〜 約24個の炭素原子を有する。
  70. 70.請求の範囲第52項に記載の燃料組成物であって,Chは,(C)次式に より特徴づけられる少なくとも1種のβ−ジケトンである: R−C(O)−CH2−C(O)−R1(VII)ここで,RおよびR1は,そ れぞれ独立して,ヒドロカルビル基である。
  71. 71.請求の範囲第70項に記載の燃料組成物であって,RおよびR1は,低級 ヒドロカルビル基である。
  72. 72.請求の範囲第52項に記載の燃料組成物であって,Chは(D)次式の少 なくとも1種のフェノール性化合物:▲数式、化学式、表等があります▼(VI II)ここで,各Rは,独立して,ヒドロカルビル基,そしてXはCH2,Sま たはCH2OCH2である。
  73. 73.請求の範囲第72項に記載の燃料組成物であって,XはCH2である。
  74. 74.請求の範囲第72項に記載の燃料組成物であって,各Rは,約4個〜約2 0個の炭素原子を有するヒドロカルビル基である。
  75. 75.請求の範囲第44項に記載の燃料組成物であって,Chはアミノフェノー ルである。
  76. 76.請求の範囲第44項に記載の燃料組成物であって,Chは0−アミノフェ ノールである。
  77. 77.請求の範囲第44項に記載の燃料組成物であって,Chは,以下の少なく とも1種の(A)芳香族マンニッヒ塩基である:(A)この塩基は,次の(A− 1),(A−2)および(A−3)の反応生成物である; (A−1)次式の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで,R1は,約4個〜約20個の炭素原子を有するアルキル基である。 (A−2)ホルムアルデヒド,またはホルムアルデヒドの前駆体,そして (A−3)ポリアルキレンポリアミン。
  78. 78.請求の範囲第44項に記載の燃料組成物であって,Chは,次式により特 徴づけられるβ−ジケトンである:R−C(O)−CH2−C(O)−R1(V II)ここで,RおよびR1は,それぞれ独立して,低級アルキル基である。
  79. 79.請求の範囲第78項に記載の燃料組成物であって,前記ジケトンは2,4 −ベンタンジオンである。
  80. 80.次式により特徴づけられるチタン錯体またはジルコニウム錯体: (RO)xM(Ch)y(I) ここで,Rは,1個〜約30個の炭素原子を有するヒドロカルビル基;Mはチタ ンまたはジルコニウム;xは1または2;yは2または3;x+yは4;そして ,Chは,以下の(A),(B),(D),および(E)からなる群から選択さ れた金属キレート化剤から誘導される: (A)芳香族マンニッヒ塩基; (B)次式の少なくとも1種のアミノ酸化合物:▲数式、化学式、表等がありま す▼(VI)ここで,R1は,水素またはヒドロカルビル基;R2は,R1また はアシル基;R3およびR4は,それぞれ独立して,水素または低級アルキル基 ;そしてzは0または1である;(D)以下の構造のフェノール性化合物:▲数 式、化学式、表等があります▼(VIII)ここで,各Rはヒドロカルビル基で あり,XはCH2,S,またはCH2OCH2である;そして, (E)o−アミノフェノール。
  81. 81.請求の範囲第80項に記載の錯体であって,Mはチタンである。
  82. 82.請求の範囲第80項に記載の錯体であって,式I中のRは,約1個〜約3 0個の炭素原子を有する脂肪族基である。
  83. 83.請求の範囲第80項に記載の錯体であって,式I中のxおよびyは,それ ぞれ2である。
  84. 84.請求の範囲第80項に記載の錯体であって,式I中のChは(A)であり ,この(A)は,以下の(A−1),(A−2),および(A−3)の反応生成 物である:(A−1)炭化水素置換の芳香族フェノールまたはチオールフェノー ル,(A−2)アルデヒドまたはケトン,そして(A−3)少なくとも1個の第 1級または第2級アミノ基を有するアミン。
  85. 85.請求の範囲第84項に記載の錯体であって,前記(A−1)は,次式で表 される: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)ここで,Arは,芳香族基または共 役した芳香族基,mは1,2または3,nは1〜4の整数,R1は,独立して, 水素,または1個〜約100個の炭素原子を有するヒドロカルビル基,R0は水 素,アミノまたはカルボキシル,そしてXはO,S,またはmが2またはそれよ り大きいとき,その両方である。
  86. 86.請求の範囲第84項に記載の錯体であって,前記(A−2)は,次式によ り特徴づけられるか,またはその前駆体である:▲数式、化学式、表等がありま す▼(III)ここで,R2およびR3は,独立して,水素,1個〜約18個の 炭素原子を有するヒドロカルビル基,またはR3は,1個〜18個の炭素原子を もった炭化水素基を有するカルボニル基である。
  87. 87.請求の範囲第84項に記載の錯体であって,前記(A−3)は,以下の式 により特徴づけられる: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)ここで,R1は,ヒドロカルビル基 ,アミノ置換ヒドロカルビル基,ヒドロキシ置換ヒドロカルビル基,またはアル コキシ置換ヒドロカルビル基,そしてR2は,水素またはR1である。
  88. 88.請求の範囲第80項に記載の錯体であって,式IのChは,(B)次式の 少なくとも1種のアミノ酸化合物である:▲数式、化学式、表等があります▼( VI)ここで,R1はヒドロカルビル基;R2はアシル基;R3およびR4は, それぞれ独立して,水素または低級アルキル;そしてzは0または1である。
  89. 89.請求の範囲第88項に記載の錯体であって,式VI中のR1は,アルキル 基,シクロアルキル基,フェニル基,アルキル置換フェニル基,ベンジル基,ま たはアルキル置換ベンジル基である。
  90. 90.請求の範囲第88項に記載の錯体であって,式VI中のR3およびR4は 水素である。
  91. 91.請求の範囲第88項に記載の錯体であって,式VI中のzはOである。
  92. 92.請求の範囲第88項に記載の錯体であって,式VI中のR2は,次式で表 されるアシル基である: R2′C(O)− ここで,R2′は,約30個までの炭素原子を有する脂肪族基である。
  93. 93.請求の範囲第92項に記載の錯体であって,R2′は,約12個〜約24 個の炭素原子を有する。
  94. 94.請求の範囲第80項に記載の錯体であって,式I中のChは (D)次式の少なくとも1種のフェノール性化合物である:▲数式、化学式、表 等があります▼(VIII)ここで,各Rは,独立して,ヒドロカルビル基;そ してXはCH2,SまたはCH2OCH2である。
  95. 95.請求の範囲第94項に記載の錯体であって,XはCH2である。
  96. 96.請求の範囲第94項に記載の錯体であって,各Rは,約4個〜約20個の 炭素原子を有するヒドロカルビル基である。
  97. 97.通常液状の有機希釈剤,および請求の範囲第80項に記載の錯体の約10 重量%〜約99重量%を含有する,燃料添加剤濃縮物。
  98. 98.通常液状の有機希釈剤,および請求の範囲第84項に記載の錯体の約10 重量%〜約99重量%を含有する,燃料添加剤濃縮物。
  99. 99.通常液状の有機希釈剤,および請求の範囲第88項に記載の錯体の約10 重量%〜約99重量%を含有する,燃料添加剤濃縮物。
  100. 100.通常液状の有機希釈剤,および請求の範囲第94項に記載の錯体の約1 0重量%〜約99重量%を含有する,燃料添加剤濃縮物。
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