JPH02504561A - 窃盗防止タッグおよびその使用方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 窃盗防止タッグおよびその使用方法 本発明は、窃盗防止タッグあるいはマーカーに関する。

このようなタッグは、販売店舗の拠点における商品を盗難から守るために商品に 添付される。典型的には、このタッグは、店舗の補助員が販売を行う時間に日常 的な作業を実施する時は消勢される磁気媒体である。

このような消勢は、このタッグ（およびタッグが添付される物品）が、典型的に は交番する照合磁界を発射する通過枠の形態である検出システムを通過する時に は、磁気タッグの検出を止める。この磁界は、消勢に先立ってタッグと対話して 、消勢されないタッグの検出が生じる場合に警告信号を発するように設計されて いる。

本発明は、特にこれによりタッグ自体が、販売補助員により販売拠点において最 初に消勢されることなく（例えば、照合ゲートにより発射される）照合磁界を通 過する時に警告信号を生じることができる、「活ｉ状態」にある回路を内蔵する 窃盗防止磁気タッグに関するものである。このため、従来形式のシステムとは対 照的に、本発明においては、販売拠点においであるいは販売拠点から離れて顧客 が通過する照合ゲートではなく、照合磁界に応答して警報を生じるのは磁気タッ グである。この理由から、本発明による窃盗防止磁気タッグを活性（ａｃｔｉｖ ｅ）タッグと呼ぶことができる。

本発明によれば、外部の磁界を検出する手段を含むハクタッグと、電源と、音響 発生器と、前記電源により給電されかつ磁気検出手段からの出力に応答して前記 の音響発生器を付勢するように構成された電気回路とからなる窃盗防止磁気タッ グが提供される。

前記の磁界検出手段は、望ましくは電磁結合により作動する。１つ以上のピック アップ・コイルが、この目的のために使用される。

本発明により提供される磁界センサの一形態は、その周囲に磁界が存在する時磁 気歪み材料が圧電材料に圧縮あるいは伸張を生じ、これにより圧電材料から電気 的出力を生じる磁気歪み材料が配置された圧電材料からなっている。

圧電材料の電気的出力は磁気歪み材料によりこれに加えられる応力に依存するた め、また磁気歪み材料の寸法的変化はこの磁気歪み材料が置かれる環境における 磁界と比例するため、圧電材料の電気的出力はある強さの磁界を生じる。

この圧電材料は、便利にも電気的な結合により提供されることになる。圧電材料 は、その環境の周囲に磁気歪み材料が配置された円筒あるいは円形状ディスクの 形態であることが望ましい。電気的結合は、この円筒あるいはディスクの対向面 上に提供することができる。必要に応じて他の形態もまた用いることができる。

前記の磁気歪み材料は、圧電材料あるいはこの歪み材料が接触する圧電材料の表 面を完全に覆う必要はない。

それでも、圧電材料を包囲する帯状の磁気歪み材料が望ましい。

この磁気歪み材料は、圧電材料の表面あるいはその表面領域に適当な手法により デポジットすることができ、例えば、磁気歪み材料を蒸着法例えばスッパタリン グ法により円筒あるいはディスクの周囲にデポジットすることができる。

本発明のタッグの電気回路は、低電力のＣＭＯ８集積回路であることが望ましい 。音響発生器は圧電警報発生器であることが望ましく、この種の適当な装置が、 単体ユニットあるいは共鳴音響筐体に取付けられたものとして多くのメーカ（例 えば、日本のＭｕｒａｔａおよびＴｏｋｏ）から市販されている。これらの装置 は、小型サイズおよび軽量であると共に、高い音響出力および効率を提供する。

典型的な装置は、１０ミリワツト以下の消費電力でありながら１メ一トル当たり ８０ｄＢＡ以上の共振音圧を生じることができる。

１つの望ましい実施態様においては、圧電音響発生器のための共鳴音響筐体は、 タッグの全体ケーシング内に・成型される。この活性タッグは、一旦付勢される と、バッテリがなくなるかあるいはタッグが作動不能となるまで、警報音を発生 し続けることになる。接近が容易な消勢スイッチを設けることは明らかに望まし いことではなく、望ましい実施態様においては、本装置をトリガーされない状態 にリセットするように、ラベル内の電気回路が特殊な変調形態の照合信号を検出 するように構成される。簡単な「消勢」信号の一例は、固定されたマーク／スペ ース比で振幅変調された照合周波数における搬送波であろう。明らかに、他の多 くの変調形態が使用でき、複雑なものは高度の技術的知識を持つ盗人による不当 な消勢操作に対しても高い安全性をもたらす。

この活性タッグはまた、商品に対するタッグの取り外し自在な取付けを可能にす る手段をも有する。一実施態様においては、この取付は手段はタッグ内部の回路 と相互に動作することができ、これにより商品からタッグを不当に取り外そうと とすると、音響発生器を付勢して警報音を発生する。適正な取り外しは、上記の 消勢信号の存在下で行われ、これにより警報を生じないようにする。

前記活性タッグはまた、タッグ体部を破ってタッグを壊しあるいは激しい衝撃を 与えることにより電気的結合を生じあるいは破断し、これらが更に警報器を付勢 するような方法で構成することもできる。

本発明をよりよ（理解するため、また本発明の実施を可能にする方法を示すため 、添付図面に関して以下に例示として説明する。

（図面の簡単な説明） 第１図は、本発明の活性タッグの一実施態様を示すブロック図、 第２図は、第１図と対応する回路図、 第３図は、タッグの一部を構成する誘導子の典型的な構造を示す図、および 第４図は、本発明において使用される磁界センサの１つの形式を示す図である。

（実施例） まず図面の第１図および第２図においては、活性タッグは、３つのピックアップ ・コイル１（その１つのみが図において示される）の形態の磁界検出器１を含む 。

このピックアップ・コイル１からの出力は、閾値および変調検出回路２に対して 送られる。ここで、ピックアップ・コイル１からの出力が増幅され、信号が予め 定めた闇値を越える時は、整流された出方信号が制御論理ユニット３および警報 器駆動回路４へ送られる。付勢されると、警報器駆動回路４は音響信号を生じ、 これが圧電ラウドスピーカ５へ送られる。

使用に際して、本タッグは、接点７を閉じることによりタッグを作動状態にする 取付はピン６により、商品に対して取付けられるようになっている。いたずら防 止スイッチ８および９もまた含まれ、これらスイッチは、もしタッグが破壊され るかあるいは保護している商品から不当に取り外されるならば、警報器駆動回路 ４を付勢するように機能する。スイッチ８は、例えば、もしタッグが商品から破 り取られるならばその接点が開かれるように配置することができ、またスイッチ ９は、タッグを破ろうとするとその接点を閉じるように配置される。いずれの場 合も、結果は警報器駆動回路４の付勢をもたらすことになる。

活性タッグ内の電源は小型の長寿命バッテリ１０（第２図参照）であることが望 ましい。特に望ましい形式は、アルカリあるいはリチウム・ボタン電池であり、 前者は２年、後者は５年の蔵置寿命を有する。適当な低電力のエレクトロニック 構造を用いて、５０ミリアンペア・アワー（ｍ　Ａ　ｈ　）の容量を有する電池 は、典型的にはトリガーしないタッグを電池の蔵置寿命を越える期間にわたり給 電しよう。トリガーされないタッグの場合は、この電池は数十分もの警報を生じ ることになろう。

警報信号の発生中の電力消費は、警報信号を「鳴奏」させる回路を内蔵すること により低減することができ、これは例えば、制御ロジックと警報駆動回路との間 に２Ｈ２の発振回路を挿置することによって実施可能である。この措置は更に警 報作動時間を延長する。

第２図の基本回路は、誘導子Ｉい■２および夏８、コンデンサＣｔ−Ｃｔを含み 、その内Ｃ１は第１図のコンデンサ１１であり、抵抗Ｒ１〜Ｒ１、ダイオードＤ １〜Ｄ４、Ｄタイプの７リツプフロツプＦ　Ｆ　ＩおよびＦＦ２、）ランジスタ Ｔｌｓおよび圧電コンデンサ５からなっている。更に、２Ｈｚ発振回路は、誘導 子■４〜Ｉ６、コンデンサＣ１、抵抗Ｒ１〜Ｒ１，、およびダイオードＤ、から なっている。電力は、３ボルトのリチウム・ボタン電池１０により供給される。

使用に際して、ピックアップ・コイル１（単数または複数）は、例えば、交流発 生器と接続された（典型的には、数平方ｍの面積を包囲する）コイルまたはルー プを含む照合ゲート（図示せず）により生成される交番磁界と電磁結合するよう に構成される。この交流は、１乃至１０ＫＨｚの周波数範囲内にあることが望ま しい。このように形成される磁界の振幅は、コイルまたはループからの距離と共 に非常に早く減衰することにより充分に規定された照合区域を生じ、また伝播す る電磁波信号の強い放射は生じない。

ある構造のピックアップ・コイルは、このような用途にとって特に望ましい。特 に、印刷回路板の製造において使用される如きフォトリトグラフィおよびエツチ ング手法により製造されるスパイラル・コイルは、製造コストが安くかつ組立て の観点からも便利で別の特に有利な形態が第３図に示されている。これは、・照 合周波数で適当な同調コンデンサ１１（第１図参照）と共振される値が大きくＱ 値の高いフェライト芯の誘導子を使用する。適当な装置が、日本のＴｏｋｏの如 きメーカから入手可能である。典型的な装置は、１．５ヘンリーのインダクタン スを持ち５ＫＨｚでＱ値３０を有する。

これらの装置は、フェライト芯材料１２がコイルの巻き線１３の周囲に閉ループ を形成する故に、そのインダクタンスは非常に太き（なる。芯部の有効透磁率は このように非常に高い。理論的には、閉鎖磁気芯は外部磁界に対する磁気結合は 非常に小さい。しかし、ある芯の不均等な断面および形状がかなり大きな外部結 合を生じ、また特に共振時にコイルの両端に有効な大きな信号が生じ得ることを 発見した。−例として、５　Ｋ　Ｈｚで共振される１つの１．５ヘンリーの誘導 子が、２０７：／ベア／メートルの５ＫＨｚの交流磁界において２ボルトのピー クピーク開回路電圧を生じた。

全方向性を達成するためには、相互に直角方向に置かれた最小３つのコイルが必 要となる。本例においては、コイルを密に接した状態で取付けることが更に有利 であり、そのため、異なる誘導子のフェライト芯が個々の磁気回路の均一性を更 に歪めるように相互に作用する。

このように、受は取られる信号の振幅は更に大きくなり得る。

第４図は、本発明による磁界検出器の簡単な実施例を示している。この装置は、 上記のピックアップ・コイルの代わりにタッグにおいて使用することができる。

直円柱形のシリンダ３１が、圧電材料から作られ、かつ磁気歪み材料の薄い層３ ２によりその局部に包囲されている。電気接点３３．３４は、材料３１に取付け られて電気出力を測定することを可能にし、この出力は測定時および位置に存在 する磁界強さと比例する。

本発明の別の特質は、本文に先に述べたように活性タッグと、導電性のある材料 のコイルおよびこのコイルと接続された交流発生器を含む照合ゲートとを含む窃 盗防止システムを提供する。

浄書（内容に変更なし） 浄書（内容に変更なし） 手続補正書□ １．事件の表示 ＰＣＴ、／ＧＢ８９１００３６５ ２、発明の名称 窃盗防止タッグおよびその使用方法 ３、補正をする者 事件との関係　　　特許出願人 ５、補正命令の日付　　平成　２年　９月　４日　■送日）６、補正の対象 （１）出願人の代表音名を記載した国内書面７、補正の内容 ９紙の通り（尚、（３）の書面の内容には変更なし）国際調査報告 国際調査報告 ＧＢ　８９００３６５

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．外部磁界を検出するための手段を含むハウジングと、電源と、音響発生器と 、前記電源により給電されかつ前記磁界検出手段からの出力に応答して前記音響 発生器を付勢するよう構成された電気回路とを設けてなることを特徴とする窃盗 防止用磁気タッグ。
2. ２．外部磁界を検出する前記手段が、少なくとも１つのピックアップ・コイルを 含むことを特徴とする請求項１記載のタッグ。
3. ３．外部磁界を検出する前記手段が、相互に直角をなす方向に置かれた３つのピ ックアップ・コイルを含むことを特徴とする請求項１記載のタッグ。
4. ４．外部磁界を検出する前記手段が、磁気歪み材料の薄層によりその周囲で包囲 された圧電材料を含むことを特徴とする請求項１記載のタッグ。
5. ５．前記音響発生器が圧電音響発生器であることを特徴とする請求項１乃至４の いずれかに記載のタッグ。
6. ６．前記音響発生器に対する音響共鳴筐体が前記ハウジング内に設けられること を特徴とする請求項１乃至５のいずれかに記載のタッグ。
7. ７．前記電気回路が低電力ＣＭＯＳ集積回路であることを特徴とする請求項１乃 至６のいずれかに記載のタッグ。
8. ８．前記タッグが１つの商品に取付けることができ、かつ該タッグの不当な取り 外しの事態において前記音響発生器を付勢させるよう働く取付け手段を更に設け ることを特徴とする請求項１乃至７のいずれかに記載のタッグ。
9. ９．請求項１乃至８のいずれかに記載の如きタッグを設け、導電性材料のコイル と該コイルに接続された交流発生器とを含む照合ゲートを設けてなることを特徴 とする窃盗防止システム。