JPH0250236B2 - - Google Patents

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JPH0250236B2
JPH0250236B2 JP1180113A JP18011389A JPH0250236B2 JP H0250236 B2 JPH0250236 B2 JP H0250236B2 JP 1180113 A JP1180113 A JP 1180113A JP 18011389 A JP18011389 A JP 18011389A JP H0250236 B2 JPH0250236 B2 JP H0250236B2
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JP
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pulp
bleaching
treatment
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sulfite
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Atochem SA
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C3/00Pulping cellulose-containing materials
    • D21C3/04Pulping cellulose-containing materials with acids, acid salts or acid anhydrides
    • D21C3/06Pulping cellulose-containing materials with acids, acid salts or acid anhydrides sulfur dioxide; sulfurous acid; bisulfites sulfites
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C9/00After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
    • D21C9/10Bleaching ; Apparatus therefor
    • D21C9/16Bleaching ; Apparatus therefor with per compounds
    • D21C9/163Bleaching ; Apparatus therefor with per compounds with peroxides

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  • Paper (AREA)
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  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Seasonings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は漂白ケミサーモメニカルパルプ
(bleached chemithermomechanical pulps)を
製造する方法に関する。
ケミサーモメニカルパルプ(以降CTMPパル
プと表記する)とは、リグノセルロース材料、一
般的にはチツプ形態の木材に、加熱及び機械的砕
木作業と組み合わされた、1種以上の化学薬剤を
使用する処理を施して得られるパルプを意味す
る。
CTMPパルプは、いわゆる機械パルプと化学
パルプとの中間に位置するので、明らかに工業的
に重要である。
例えば、CTMPパルプは、乾燥状態の出発材
料の重量に対する乾燥状態のパルプの重量で定義
される収率が通常85%以上、ほとんどの場合に少
なくとも90%で得られ、この点に関しては純粋な
機械パルプと極めて密接な関係にある。
上記のような加熱、処理及び砕木(摩砕)の組
み合わせにおいて、この処理は砕木の前、間また
は後に行うことができる。
本明細書中、処理手段とは、リグノセルロース
材料を亜硫酸塩(実際には亜硫酸塩ナトリウム
Na2SO3)、または重亜硫酸塩(実際には重亜硫
酸ナトリウムNaHSO3)、またはより一般的には
二酸化硫黄SO2及び水酸化ナトリウムNaOHの混
合物と一緒に少なくとも100℃の温度の飽和水蒸
気圧下に存在させる操作を意味する。前記亜硫酸
塩、重亜硫酸塩または混合物は、本明細書中では
全てまとめて亜硫酸塩と表記する。適当であれば
この処理は、従来通り、リグノセルロース材料を
選択された反応試薬の溶液に浸漬することで行わ
れる。
この処理を実施する温度は通常200℃を越えな
い温度であり、好ましくは約120〜160℃である。
処理媒質の初期PHは好ましくは6〜12.5から選
択される。
コンシステンシー(consistency)、即ち媒質中
の乾燥状態で表されるパルプの重量濃度は、この
処理においては例えば10〜40%、ほとんどの場合
に15〜30%である。
処理時間は他のパラメータの選択に依存する
が、通常は1時間を越えることはない。
SO2で表される亜硫酸塩の量は例えば約0.1〜
10%、ほとんどの場合に0.5〜3%である。この
パーセンテージは乾燥状態におけるリグノセルロ
ース材料の重量に対する重量で与えられるもので
あつて、特に記述がない限り本明細書においては
材料のパーセンテージは全て同様とする。
この処理においては亜硫酸塩と同時に、ナトリ
ウム塩の形態のジエチレントリアミンペンタ酢酸
(DTPA)またはエチレントリアミンテトラ酢酸
(EDTA)のごとき錯化剤または金属イオン封鎖
剤といつた化学物質を通常0.1〜1%の量で使用
することができる。
上記のように、この処理と加熱及び機械的砕木
作業との組み合わせは実際には通常、パルプを製
紙工業において使用可能にする2つの連続的な精
砕(リフアイニング)作業で終わる。
CTMPパルプを得ることに関しては、例えば
James P.CaseyによるPulp&Paper Chemistry
&Chemical Technology、第3版、第巻、
1980、特に241−245,213−219−229頁の研究、
Pulp&Paper Manufacture,第2巻、1987,−
Mechanical Plping−、特に第章D及び第XI章
の研究、または米国特許第4718980号、特に第1
図が参照できる。
本明細書中、漂白CTMPパルプとは、アルカ
リ性媒質中で過酸化水素H2O2を使用して漂白さ
れた後の上記定義のCTMPパルプを意味する。
漂白CTMPパルプの公知の製造方法において
は、過酸化水素を使用して漂白する前に、例えば
H.Kruger,H.U.SussがTAPPI Proceedings、
1982 International Sulfite Pulping
Conference,143−148頁で報告したように、漂
白に不都合なH2O2の消費をもたらすことが公知
の亜硫酸イオンのごとき化学物質をパルプからで
きるだけ除去しておく必要がある。
実際には漂白する前にパルプを充分に洗浄する
が、この洗浄は、例えばパルプの希釈及び再濃縮
を順に1回ずつまたは繰り返すことで行われるの
が一般的である。
実際に一般的に行われるように精砕パルプにス
クリーニング−クリーニング(分級)を実施す場
合は、希釈してコンシステンシーを約0.5〜2%
ほどの低い限度内の値にすべきである。洗浄及び
スクリーニング−クリーニングに関して言えば、
James P.Caseyの前記文献の228−231,363−
365,447−452頁の研究、または同じく前記文献
のPulp&PaPer Manufacture特に第X−X
章の研究を参照することができる。
漂白するべきパルプのコンシステンシーを非常
に低い値から少なくとも約10%に再濃縮すること
は、漂白において望ましくないと考えられる化学
物質を効果的に除去するためのみならず、これら
の化合物が実際に存在しないときに過酸化水素が
満足の行く有効性を有し得るためにも公知の技術
が必要とする作業である。
アルカリ性媒質中で過酸化水素を使用する
CTMPパルプの漂白は通常、コンシステンシー
約10〜30%、PH約9〜11及び温度約40〜100℃で
約0.5〜2時間、相対密度1.33のケイ酸ナトリウ
ム溶液約1〜6%の存在下に約0.5〜10%の過酸
化水素を使用してなされる。漂白槽には、主に例
えばDTPAのごとき1種以上の金属イオン封鎖
剤または錯化剤といつた添加剤を通常約0.1〜1
%の量で含有させることができる。
漂白後、パルプは、製紙時に移送、保管及び使
用ができるように非常に低いコンシステンシー、
例えば約1%のオーダーにまで水で希釈される前
にその白さを安定化させるために、例えばSO2
ごとき酸で処理されることが好ましい。
漂白CTMPパルプの現行の製造技術は、前記
のごとく製紙に関係して言えば、 紙1トン当たり約100トンという極めて大量の
水性排液を生成すること、 漂白前のパルプに必須の再濃縮が、これがなけ
れば高コンシステンシー(過酸化水素の作用を促
進するとして公知である)を得ることが困難であ
るパルプフイルターまたはプレスといつた高価な
装置の使用を含むこと といつた経済性及び/または汚染の点で重大な欠
点を有する。
洗浄及びスクリーニング−クリーニング作業
や、製紙工程がパルプ製造と一体的であるかまた
は分離しているかによつて製紙前または製紙中に
行なわれる最終希釈液から水を分離する作業によ
つて必然的に生じ、通常はもはや亜硫酸塩を全く
含まないが汚染源濃度は依然として高い水性排液
は、再循環することが必要であり、特に過酸化水
素を用いて漂白する前にパルプから亜硫酸塩を除
去するためにパルプを洗浄するための洗液として
使用される。
以下、上記水性排液は透明な工業用水であると
する。
この透明な工業用水によつてパルプを効果的に
洗浄しても、製造される漂白CTMPパルプの白
色度は、残念なことに単に経済性の観点から使用
できないが再循環されない天然から得た脱イオン
水を使用して得られるよりも明らかに低い。
本発明は、漂白CTMPパルプを製造するため
に公知の工業技術の上記欠点を解消でき、しかも
それにもかかわらず漂白CTMPパルプの白色度
に悪影響を及ぼすことはない。
本発明は、過酸化水素を使用する漂白に不利と
考えられる化学物質を漂白前にパルプから除去し
なくとも、公知の工業技術に従う作業によつて得
られる白色度に少なくとも等しい白さが得られる
という予想外の知見に基づいている。
本発明は、まず、リグノセルロース材料を亜硫
酸塩と一緒に少なくとも100℃の温度の飽和水蒸
気下に存在させる処理と、アルカリ性媒質中で過
酸化水素を使用する漂白とを含む漂白CTMPパ
ルプを製造する方法であつて、前記処理の開始か
ら前記漂白の終了まで固体または液体材料をパル
プから除去しないことを特徴とする製造方法から
なる。
上記の定義は、精砕(リフアイニング)後で漂
白の前段階で従来は行われていたが本発明ではも
はや行われることがないパルプ洗浄、スクリーニ
ング(分級)−クリーニング及び再濃縮作業を除
いた本発明の定義にも適用される。精砕作業中に
処理を実施する場合は、リフアイナーの出口の温
度で約5〜30分間の誘導時間で処理を完了するこ
とができる。
処理の開始から漂白の終了までの間では例えば
サイクロンにおいて公知の方法で、例えば砕木作
業が終わるときに水蒸気のみをパルプから分離す
ることができる。
この処理において亜硫酸イオンSO3 2-よりも電
気陰性度の高い化学物質(以降還元剤と表記す
る)が亜硫酸塩と同時に作用すると、本発明の方
法よつて与えられる長所が見られる上に、それが
驚くほど強化されることが判つた。即ちこれが本
発明の方法におけるこの処理のより好ましい実施
例である。
還元剤はほとんどの場合に二酸化チオ尿素
(thiourea dioxide)すなわちホルムアミジンス
ルフイン酸、ヒドロ亜硫酸ナトリウムすなわち亜
二チオン酸ナトリウム、または水素化ホウ素ナト
リウムから選択される。
使用する環元剤の量は還元剤の性質に応じて変
えることができる。前記最初の2つの還元剤の場
合には通常約0.1〜5%であり、前記3番目の還
元剤の場合には約0.01〜0.5%であつて、これは
通常、例えば水素化ホウ素ナトリウム12重量%を
含む溶液のような水溶液の形態で使用され、
Ventron CorporationによりBorol の名称で市
販されている。
実際には本発明は、General Electricまたは
Elrepho型の分光器を使用し、照合基準として酸
化マグネシウムを用い波長457nmで行なう今日の
通常の方法で測定したときに、例えば80゜以上の
高い白色度に漂白されたCTMPパルプを得るこ
とを目的とする場合に特に有利である。SO2で表
される亜硫酸塩の量は約0.5〜3%が好ましく、
過酸化水素の量は3〜10%が好ましく、ほとんど
の場合に4〜6%とする。
本発明の別の目的は、漂白CTMPパルプを漂
白が終わると直ぐに精砕する本発明の方法であ
る。この精砕は大気圧下で実施される。この方法
によると、機械パルプ及びサーモメカニカルパル
プの場合のみに米国特許第4718980号によつて提
供される長所が、パルプの増粘化を実施する必要
なしに漂白CTMPパルプの場合にも得られる。
即ち本発明は、前記の漂白CTMPパルプに製
造方法において、漂白CTMPパルプを漂白後直
ぐに精砕し、前記処理の開始から漂白後のこの精
砕の終了まで固体または液体材料をパルプから除
去しないことを特徴とする方法にも関する。
漂白され精砕されたパルプにはスクリーニング
−クリーニングを実施することができる。透明工
業用水を用いた希釈及びスクリーニング−クリー
ニング排液の漂白パルプリフアイナーへの再循環
は、全く不都合なしに実施される。
パルプを加熱する必要のない本発明の方法は、
系の熱保存が充分に保証されるならば系外部の熱
源からの熱供給を省略することが可能となる。
公知の技術と比較した場合、本発明の方法は機
械的エネルギー及び熱エネルギーの両方を節約す
ることができる。
本発明は、広葉(落葉)樹材同様に針葉樹材に
適用される。
本発明の手順を形成する種々の作業の各々は、
その構造及びそれぞれの機能において通常の装置
で実施される。
第1図について説明する。通常は洗浄された木
材チツプは供給ホツパ101から、チツプ103
を通して導入される水蒸気で与熱するためのチヤ
ンバ102へ運搬され、そこから更に、104を
通して導入される試薬溶液と一緒にリフアイナー
105、次いでサイクロン106へと移動し、サ
イクロン106からは107を通して水蒸気が分
離される。106から出たパルプは誘導ゾーン1
08を通過し、109を通して運搬される漂白試
薬と充分に混合され、漂白塔110内で漂白され
る。漂白塔110を出た漂白パルプは直ぐに大気
圧リフアイナー111に導かれ、113を通して
導入される透明な工業用水で希釈されてから11
2内でスクリーニング及びクリーニングされる。
充分に再濃縮されたスクリーニング−クリーニン
グ排液は別個に精製される(回路は図示なし)
か、114を通してリフアイナー111の入口に
再循環される。112の後にパルプは公知の方法
で酸性化され、保管場所115及び/または11
6を通つて製紙場所へ運搬される。
第2図では、百位の数字が2で表された手段は
構造及び機能において第1図の百位の数字が1で
表された手段と対応する。追加手段217は、2
12におけるスクリーニング及びクリーニングと
210における漂白との間でパルプを再濃縮する
ための増粘装置である。218を通して217か
ら回収される水性排液は、パルプのための洗液の
役目をするために213を通して導入される透明
な工業用水を形成するのに貢献する。
本発明を説明しその長所を評価するために以下
に実施例を与えるが、これらの実施例によつて本
発明が制限されることはない。
以下の実施例において: 既に述べたように、量は、特に記述がない限り
乾燥状態のリグノセルロース材料の重量に対する
重量%で表され、 DTPAとはジエチレントリアミンペンタ酢酸
ナトリウムの40重量%水溶液であつて、DTPA
の量とはこの溶液の量であり、 洗浄とはパルプの希釈とプレス(圧搾)とを組
み合わせた作業であり、 水素化ホウ素ナトリウムはBorol の形態で与
えられ、示された量はこの形態での量であり、 シリケートとは相対密度1.33のケイ酸ナトリウ
ム水溶液であり、 白色度は、Karl Zeiss製のElrepho型の分光器
を使用し、照合基準として酸化マグネシウムを用
い波長457nmで測定した。
実施例 1 軟材(針葉樹)チツプをNa2SO32.75%と一緒
に120℃の飽和水蒸気圧下に精砕して白色度57゜の
パルプを製造した。
このパルプを、液体または固体材料を全く除去
することなく、コンシステンシー15%及び90℃で
2時間、H2O2:5%、NaOH:2%、シリケー
ト:4%、DTPA:5%を使用して漂白した。
得られた漂白パルプは白色度77.9゜を有した。
上記条件で漂白する前に、水溶液中に漂白試薬
を加える前に亜硫酸塩を95%除去するように、プ
レスすることによつてコンシステンシー20%にま
で再濃縮するための工業用プラントから入手した
白色工業用水を使用してコンシステンシー1.25%
に希釈することによつてパルプを洗浄すると、漂
白後の白色度は77.4゜となつた。これは本発明に
よつて得られたものに劣る。
上記洗浄を白色工業用水に代えて純粋な脱イオ
ン水を使用して行なうと、漂白パルプの白色度
は、採用した漂白条件で起こり得る最も高いもの
でも本発明の方法によつて得られたものよりたつ
た1.5゜高いだけであつた。
実施例 2 白色度53.7゜のといし砕木した軟材を直接漂白
する前に、実施例1と同様に固体または液体材料
を除去せずにコンシステンシー20%で120℃の飽
和水蒸気圧下に30分間、Na2SO32.75%及び
DTPA0.5%を用いて処理した。
得られた漂白パルプは白色度78.7゜を有した。
実施例1と同様に白色工業用水を使用して洗浄
した後にパルプを漂白すると、その白色度は
78.6゜であり、本発明の方法によつて得られたも
のに比べて依然として劣つており、よくても同じ
程度であつた。
実施例 3 Borol 1%を亜硫酸塩と一緒に存在させて実
施例2を繰り返した。又、実施例2と同様な比較
試験も行つた。
本発明の方法に従うと、漂白パルプの白色度は
82.2゜であるが、比較例においてはたつた80.9゜で
あつた。
比較例において白色工業用水に代えて純粋な脱
イオン水を使用すると、漂白パルプの白色度は、
本発明の方法で得られたものよりたつた1゜高いだ
けであつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好ましい実施例の一連の作業
の流れ図、第2図は一般的に採用されている公知
技術の例を説明する流れ図である。 101,201……供給ホツパー、105……
リフアイナー、106……サイクロン、110,
210……漂白塔、111……大気圧リフアイナ
ー、112,212……スクリーニング−クリー
ニング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 リグノセルロース材料を亜硫酸塩と一緒に少
    なくとも100℃の温度の飽和水蒸気圧下に存在さ
    せる処理と、アルカリ性媒質中で過酸化水素を使
    用する漂白とを含む漂白ケミサーモメカニカルパ
    ルプを製造する方法であつて、前記処理の開始か
    ら前記漂白の終了まで固体または液体材料を前記
    パルプから除去しないことを特徴とする製造方
    法。 2 二酸化硫黄で表される亜硫酸塩の量が0.5〜
    3%であることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。 3 前記処理において亜硫酸イオンよりも電気陰
    性度の高い物質が亜硫酸塩と同時に存在すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の方法。 4 前記亜硫酸イオンよりも電気陰性度の高い物
    質が二酸化チオ尿素、水素化ホウ素ナトリウム及
    び亜二チオン酸ナトリウムから選択されることを
    特徴とする請求項3に記載の方法。 5 二酸化チオ尿素または亜二チオン酸ナトリウ
    ムの量が0.1〜5%であることを特徴とする請求
    項4に記載の方法。 6 水素化ホウ素ナトリウムの量が0.01〜0.5%
    であることを特徴とする請求項4に記載の方法。 7 前記処理における初期PHが6〜12.5であるこ
    とを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に
    記載の方法。 8 前記漂白における過酸化水素の量が3〜10%
    であることを特徴とする請求項1から7のいずれ
    か一項に記載の方法。 9 前記過酸化水素の量が4〜6%であることを
    特徴とする請求項8に記載の方法。 10 前記漂白の直後に、前記漂白の終了から漂
    白後の精砕の終了まで固体または液体材料を前記
    パルプから除去することなく前記パルプを精砕す
    ることを特徴とする請求項1から9のいずれか一
    項に記載の方法。
JP1180113A 1988-07-12 1989-07-12 漂白ケミサーモメカニカルパルプの製造方法 Granted JPH0268377A (ja)

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FR8809703A FR2634233B1 (fr) 1988-07-12 1988-07-12 Procede de fabrication de pates chimicothermomecaniques blanchies

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Publication Number Publication Date
JPH0268377A JPH0268377A (ja) 1990-03-07
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JP (1) JPH0268377A (ja)
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AU (1) AU616541B2 (ja)
CA (1) CA1335406C (ja)
DE (2) DE68928822T2 (ja)
ES (1) ES2012324T3 (ja)
FI (1) FI96522C (ja)
FR (1) FR2634233B1 (ja)
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NZ (1) NZ229902A (ja)
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