JPH0250223A - データ入力管理システム - Google Patents

データ入力管理システム

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JPH0250223A
JPH0250223A JP63199906A JP19990688A JPH0250223A JP H0250223 A JPH0250223 A JP H0250223A JP 63199906 A JP63199906 A JP 63199906A JP 19990688 A JP19990688 A JP 19990688A JP H0250223 A JPH0250223 A JP H0250223A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エキスパートシステム等に利用される知識デ
ータベースに係り、特に正しい知識データを得るのに好
適な知識データベースのデータ入力管理システムに関す
る。
〔従来の技術〕
近年、種々の分野にエキスパートシステムやAIシステ
ムを導入することが検討されているが。
この場合に知識データベースに正しい、正確な知識を格
納しておくことが必要不可欠となる。
この点、特開昭60−41128号では正しい知識を得
るために、複数のメンバーからのデータを一人のリーダ
が最終判定して合格したデータのみを知識データベース
に格納する。また特開昭58−192161号では、−
旦知識データベースに格納後のデータのうち、特性の悪
いデータを除去し、データに年令を持たせることで裏金
のデータを知識データベースから淘汰するようにしてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
エキスパートシステム等に利用される知識データベース
は、一般の工業製品とは異なり「成長し続けるシステム
」であると言われている。その理由は、メーカでの製作
段階においてメーカの知り得るデータをベータベースに
格納するだけではなく、その後ユーザー側でのエキスパ
ートシステムの実運用に伴い対象システムから知得され
たデータを順次追加し、あるいは変更することにあり、
最終的に完成に至るということがなく、特に巨大なプラ
ント等の対象システムに適用されるエキスパートシステ
ムの知識データベースの場合にこのようになりがちであ
る。
係るデータベースの宿命を考えた場合、知識データベー
スへのデータの入力操作を、エキスパートシステムやエ
キスパートシステムにより運用される対象システムにつ
いての熟練者以外の者が行なうことが十分に予想され、
この場合であっても入力データの健全性・正常性が十分
な精度で確保される必要がある。
また、多年の運用に伴い初期のデータベースと実際のデ
ータベースとの間に相違を生じることになるが、この中
には不適正な知識データが混入することが避は難い。
以上のことから本発明においては、正しい入力データの
みを知識データとして得ることのできる知識データベー
スのデータ入力・管理システムを提供することを目的と
する6また本発明の他の目的は、不適正な知識データの
検索・修正を容易に行なうことのできる知識データベー
スのデータ入力・管理システムを提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
正しい知識データを得るために本発明では、知識データ
を登録するデータベース、前記対象システム内で成立す
る因果関係を記憶する基本ルール部、該基本ルール部に
記憶されている因果関係のうち、入力データに関する因
果関係のみを抽出し、当該入力データと比較するデータ
編集処理装置とから構成され、データ編集処理装置の比
較結果に応じて入力データを知識データとしてデータベ
ースに登録する。
不適正な知識データの修正を容易にするために本発明で
は、推論処理に利用される知識データを格納するデータ
ベース、該データベース内の知識データに関する来歴を
記録する来歴管理テーブル、知識データに関する来歴情
報を表示せしめる為の入出力手段を備える。
(作用〕 入力データが、対象システムで成立する因果関係に合致
するか否かを検証することで、正しい入力データのみを
抽出することができ、知識データの来歴を保管しておく
ことで不適正な知識データの修正、検索が容易に行なえ
る。
〔実施例〕
第1図は、本発明の知識データベースのデータ入力・管
理システムの概略構成を示しており、データベース26
はエキスパートシステムやAIシステム(図示せず)の
一部として利用可能のものであり、更にエキスパートシ
ステム等により運用される図示せぬ対象システムがある
。但し、本発明はエキスパートシステムや対象システム
がどのようなものであっても適用可能である。データベ
ース26の一例は第2図に図示されている。来歴管理テ
ーブル27は、データベース26内の各データごとにこ
のデータに入力年月日、入力者9人力者資格等の来歴を
記憶している。この−例は第10図に示されている。デ
ータ入出力装置21と少なくともCRT等の表示装置と
キーボード等の入出力装置を有し、ここから入力された
知識に関するデータはデータベース26に、またデータ
入出力装置21の操作に伴い生じた来歴データは来歴管
理テーブル27に夫々蓄積される。尚、データ入出力装
@21の表示装置に知識データを表示するとき、必要に
応じてその来歴をも一画面上に表示する。そのため、デ
ータと来歴とは一方を読出せば他方も関連して読出せる
ようにコード付けして記憶される。基本ルール部24は
対象システム内に物理的に成立するプロセスデータ間の
因果関係(以下基本ルールという)を予め第9図のよう
に記憶しており、データ入出力装置21から知識データ
が入力されたとき、この知識データに含まれるプロセス
データから、この知識データに関連する基本ルールのみ
を抽出してデータ編集処理装置23に送る。データ編集
処理装置23は、知識データとこれに対応する基本ルー
ルとを比較し、知識データが基本ルールに記述のプロセ
スデータ間の因果関係に合致するか否かを判別する。選
別装@25では、データ編集処理装置23の結果から、
データの矛盾、誤りを抽出し2判定理由とともにデータ
入出力装置21に出力し表示する。操作員はデータ入出
力装置21を操作して、健全性の確認された知識データ
のみをデータベース26に登録する。尚、ユーザインタ
ーフェイス22はこれらの装置間の信号の授受を管理し
ており、これら装置間に矢印をもって示された1〜11
は単線あるいは複線の信号線を示している。
次に本発明の主要な構成要素である基本ルール部24.
データベース26.来歴管理テーブル27の具体構成と
その働きについて詳細に説明する。
■、基基本ルー郡部2 4こでは、データベース26を利用するエキスパートシ
ステムによって運用される対象システムとして火力発電
所の例をとり、基本ルール部24の構造及び考え方を説
明する。
まず、火力発電所は良く知られているように第7図の如
き構成のものであり、同図において、ボスク201で発
生した蒸気は主蒸気管218を通って高圧タービン20
2に入り、ここで蒸気の熱エネルギーの一部は発電機2
04をまねず為の回転機械エネルギーに変換される。高
圧タービン202で仕事をした蒸気は低温再熱蒸気管2
19を通り、再熱器216で再び加熱され、高温再熱蒸
気管220を通って再熱タービン203に導かれ、再び
仕事をする。再熱タービン203で仕事をした蒸気は排
気として復水器205に入り、海水等の冷却水によった
冷却されて水に復する。この復水は復水ポンプ206に
よりポンプアップされ、復水熱交換器207.空気抽出
器208およびグランドコンデンサ209の各熱交換器
を通って熱回収を行ない、低圧給水加熱器210.脱気
器211で復水の温度を上げ、ボイラ給水ポンプ212
で昇圧された給水は高圧給水加熱器213で更に給水の
温度を上げて主給水管221を通ってボイラ201に給
水される。高圧給水加熱器213、脱気器211および
低圧給水加熱器210内の給水はいずれもタービンの油
気で加熱される。
またボイラは燃料調節弁217でコントロールされた燃
料が燃料バーナ214を通り必要な空気量を得て火炉内
で燃焼する。給水はこの燃焼による輻射熱を受けて蒸気
となり、過熱器215で過熱されタービンに送られる。
ここで、基本ルール部24に予め準備され記憶されてい
る基本ルールとは上記火力発電所(対象システム)の各
種プロセスデータ間で成立する因果関係を記述したもの
であり、この対象システムで成立する因果関係を抽出す
るための着眼点を■−1に、また因果関係をもれなく抽
出するための考え方を1−2に示す。尚、因果関係を抽
出する際のプロセスデータは、アナログ量でもデジタル
状態でもよい。
■−1,因果関係を抽出するための着眼点、A)、プロ
セスの流体や熱の流れ方向に注目すること(第3図参照
)。
プロセスには必ず流れ方向が存在する。水、蒸気、油、
ガス等の流体と熱・電気の流れが通常プラントでは考え
られ、これらの流れに伴う相対関係等をルール化する。
流量、圧力、温度、熱に関して下記説明する。ここで、
第3図(a)は対象としてとりあげた配管系を示してお
り、図の左側に高温・高圧の流体源があり、右側に枝分
れした流体消費部がある。このように単純化した配管系
で考えると、1〜■の各点の流量、圧力、温度等には次
の関係がある。
流量:系統分岐点における流入流量と流出流量の総和は
常に等しい。第3図(b)に示す如く、各部流量Q、”
QeにはQ a = Q b + Q c 。
Q c= Q d+ Q eの関係が常に成立し、流出
流量の総和が流入流量より小さい場合には、分岐点後の
流出流量検出点上流部でのリークが発生したという異常
、また、流入流量の方が小さい場合には、外系からの別
流体の混入という、通常考慮できない異常事態発生との
情報となる。
圧カニ流体流速に基づく圧力損失の為の上流側における
圧力検出値(ポンピングアクションを含まない系統に限
定)は常に下流における圧力検出値より大きい。第3図
(c)に示す如く、PI>P2>Pa (P3’ )、
Pa>Pa>Pe等の相対関係が成立する。もし。
この関係が不成立である場合は、流体の流れ方向が異常
であり、前記流量のチエツクと合わせて異常情報が作成
されることになる。
温度:流体は、その流れの過程において、必ず外系と熱
交換を行なう。低温流体を扱う場合には外系からの熱の
流入、高温流体を扱う場合には外系への熱の流出が生じ
る。第3図の(d)t:は、後者の場合を例示してあり
、T1乞T2ンT3 (T3’ )、Ta>TtンT6
等の相対関係が成立する。
熱:媒体となる流体がない場合でも、温度差のある場合
には、エントロピー増大の方向に、必ず熱の移動が生じ
る。肉厚のある金属材料を用いるプラント構成機器では
、その内外壁温度差に基づく熱応力の監視が重要である
。第3図(e)に示す如く、運転条件毎に熱の移動は推
定でき、ある条件下では、T a > T b 、T 
c > T b若しくは、Ta  Tb<設定値、Tc
  Tb<設定値等の相対関係が成立し、その関係逸脱
時異常の情報を発することができる。
B)、プロセスデータ間の相関に注目すること(第4図
参照)。
プロセスデータは、プラントで製造する最終プロセス量
の品質を管理、制御する為に、必須のデータであり、原
料投入量に対する1次生成プロセス量、2次生成プロセ
ス量、或いは、特定パラメータ、最終プロセス量等の相
関関係で重要なものに着目する。そして第4図(a)〜
(c)に示す如く、例えばリニア特性1反比例特性、飽
和特性等の相関関係を持つ2つのプロセスデータに対し
て、その独立変数側プロセスデータXの計測値に対応し
た従属変数側プロセスデータYを、可能であれば相関式
とともに(d)の如き表形式にまとめる。
C)、プロセスデータの影響波及ルートに注目すること
(第5図)。
あるプロセスデータに着目したとき、これにまつわる他
のデータを想定しておく。この想定データは、第5図の
よう注目中のプロセスデータの影響波及光となるデータ
群と、影響波及光のデータ群の2群を考慮するのがよい
D)、操作端の状態に注目すること(第6図)6プラン
トの運転状態と各操作端とはプラント異常時に特に密接
な関係がある。この為、プラント正常異常の各場合の各
操作端の動作状態に注目し、これらを、個別に、或いは
グループで基本ルール化しておく。第6図は、個別操作
端(弁Aのみ)に対してチエツクする場合と、2つの操
作端(弁Aと弁B)に対して行なう場合の例を示す。
■−2,因果関係をもれなく抽出するための考え方 以上、対象システムの基本ルールを抽出する際の考え方
を幾つか紹介したが、巨大システムであるほど効率よく
かつもれなく基本ルールを抽出することが困難となる。
次に効果よくかつもれなく基本ルールを抽出するための
考え方について前述の火力発電所を例にとり説明する。
上記火力発電所をエネルギー担体としてのプロセスで区
分した場合、4つの主プロセスとして表現できる。即ち
、水・蒸気系42.空気・ガス・燃料系41.タービン
・電気系44.冷却水系43の各主プロセスである。こ
のように区分されたプロセスを第7図の機器構成とあえ
て対応させると、夫々第7図の一点鎖線で囲まれた範囲
のものと一応考えることができる。尚、水・蒸気系は機
器上はボイラの熱交換機能やタービンの熱消費機能をも
含む範囲のものである。そして、このエネルギー担体と
しての物質の流れに着目した主要プロセスは、その中の
流れ作業を分担して受は持つ、いくつかのサブプロセス
に分類できる。これらは水・蒸気系42に例をとると、
低圧ヒータ群。
高圧ヒータ群、ボイラタービンといった区分である。更
に、このサブプロセスは、その分担する流れ作業を実現
する為の機器の集合を包含し、その集合をユニプロセス
と考える。高圧ヒータ群で考えると、個々の高圧ヒータ
がユニプロセスとして把握される。そして発電プラント
の機器操作端レベルまで分割することで、全プラントを
一つの側面から把握できる。尚、高圧ヒータの場合の機
器とは、高圧ヒータ、その出口、入口弁、バイパス弁、
抽気弁等である。
このように、発電プラント全体を、主プロセス。
サブプロセス、ユニプロセス9機器といった分類で細分
化するとともに、各細分レベル間あるいは上下関係にあ
るレベル間での因果関係を逐次抽出することで効率よく
かつもれなく基本ルールを抽出可能である。
第8図は水・蒸気系の高圧ヒータ群に関連して抽出した
基本ルールの事例を示すもので、系統プロセスの区分と
、抽出した基本ルールの事例と。
第3図から第6図で説明したルール抽出の考え方(A−
D)との対応を示している6以下第8図について説明す
る。
事例1:機器レベルの基本ルール(機器固有)基本ルー
ル抽出種別りの操作端の状態 に関するもので、プラント通常運転時は、ヒータ抽気弁
は常に全開であるという内容をルール化したものである
事例2:機器レベルの基本ルール(機器rJJ)基本ル
ール抽出種別りの操作端の状態 に関するもので、高圧ヒータ1セツト内に属する機器同
志の間で相関を持つ条件として、ヒータの出口弁と入口
弁の開閉状態が同一であるという内容をルール化したも
のである。2つの弁の開閉状態に無視しうる時間差があ
るような場合は。
それを除く処理を施す。
事例3:ユニプロセスレベルの基本ルール(ユニプロセ
ス内) 基本ルール抽出種別りの操作端の状態 に関するものと、Aのプロセスの流れ方向は関するもの
の2種別から成り、前者では、プラント通常運転時に出
入口弁全開、バイパス弁全閉、また、予期しうるプラン
ト異常運転時、即ち、当該ヒータのバイパス運転時にお
いて出入口弁全開。
バイパス弁全開という内容をルール化したものである。
後者では、ヒータ出口給水流量は、ヒータ水位一定下で
、ヒータ入日給水流量に等しいという内容をルール化し
たものである。
事例4:ユニプロセスレベルの基本ルール(ユ二プロセ
ス間) 基本ルール抽出種別Aのプロセスの流 れ方向に関するもので、ヒータ出口給水温度は1次段(
後流側)ヒータの出口給水温度より低いという内容をル
ール化したものと、同様に、ヒータ出口給水圧力は、次
段ヒータ出口給水圧力より高いという内容をルール化し
たものである。これらは高圧ヒータ廻りの給水ラインの
系統での熱交換、流路圧力損失に基づくルールである。
事例5:サブプロセスレベルの基本ルール(サブプロセ
ス内) 基本ルール抽出種別Aのプロセスの流 れ方向に関するもので、高圧ヒータ群の油気流量の総和
は、ヒータ水位−窓下で、最終段ヒータのドレン流量に
等しいという内容をルール化したものである。また、基
本ルール抽出種別Bのプロセスデータ間の相関に関する
もので、各高圧ヒータ給水温度上昇値の総和がある設定
値より大きいという内容をルール化したもので、高圧ヒ
ータ群における総交換熱量がヒートバランス的に問題な
きことを1側面から見たものである。
事例6:サブプロセスレベルの基本ルール(サブプロセ
ス間) 特に設けるルールなし。
事例7:主プロセスレベルの基本ルール(主プロセス内
) 基本ルール抽出種別Bのプロセスデー タ間の相関に関するもので、高圧ヒータ出口給水流量と
主蒸気流量との間にリニア関係が存在するという内容を
ルール化したもので、水・蒸気プロセスにおける水と蒸
気との関係をプラント性能の観点から監視するものであ
る。
事例8:主プロセスレベルの基本ルール(主プロセス間
) 基本ルール抽出種別Cのプロセスデー タ間の相関に関するもので、ヒータカット運転を許容す
るプラントにおいて、その期間中は発電機出力が5%上
昇する場合があるという内容をルール化したものである
。これは、異なるプロセスにおいて、プラントの主要デ
ータの相関が、ある運転条件下では変更されることを意
味する。
以上の如く、高圧ヒータに関する何種類かの基本ルール
の例を挙げたが、各区分プロセス内とプロセス間とでの
相異が不明確若しくは重複するようなルールは設ける必
要がない。
上記の要領で抽出した各基本ルールは、第9図における
一覧表としてまとめられ、第1図の基本ルール部に格納
される。第9図は第8図のようにして抽出された基本ル
ールの一部を示したものであり、プロセスデータとこれ
の関連プロセスデータと相関関係とを一組の情報として
定義テーブルの形で記憶される。例えば同図ルールR1
は第8図の[1」に記載の内容であり、異常プロセスデ
ータであるヒータ抽出弁開度信号11^に関連する関連
プロセスデータとして高圧ヒータ抽気流量■2^、マス
タートリップリレーセット信号I4D、アラームリセッ
ト信号Iaa、発電機出力信号111Aを監視すべきこ
とを記述しており、工2^、13^が夫々所定値より大
、かっI4D、 Isoリセット状態をもって通常運転
と判断するというものである。
ルールR2とR3は第8図の「7」とr3−3Jに記載
の内容であり、いずれも高圧ヒータ出口給水流M I 
4^に関した定められた互いに独立の2つのルールであ
る。このうちR2は関連プロセスデータとして主蒸気流
量工5^、主蒸気圧力I6^、主蒸気温度■7^を監視
すべきであり、これらの間にl I4A −I!1AX
 l8AX I?A I≦C4AXI3Aの関係が成立
することを記述したものである。但し、C4^は定数で
ある。R3は関連プロセスデータとして高圧ヒータ入ロ
給水流量I6^、高圧ヒータ水位■9^を監視すべきで
あり、これらの間にll4A−Ia^l≦C9AX I
 9A (C9A :定数)の関係が成立することを記
述したものである。第9図には記述していないが、第8
図の他の基本ルールに対してもプロセスデータとの関連
で記述される。
この基本ルールは、第1図信号線11を介して送られて
くるデータ名に応じて第9図のテーブルの検索を行ない
、当該プロセスデータに関して記述されている関連プロ
セスデータ及びこれらプロセスデータ間に成立する相関
関係を読出し、信号線3に出力する。
■、データベース26 第2図に、データベース26の構造を示す。ここでデー
タベースは、基本的にその中身のデータを有効活用でき
るように構築されるべきであり。
その中のデータ配列は、データを抽出しやすいようにす
ることが肝心である。本装置においては、前述した基本
ルール部24の作成要領に関連して、その構造を、対象
システムの系統構成、制御装置構成とマツチした、階層
構造のデータベースとする。つまり、第7図の対象シス
テムをメインプロセス、サブプロセス、ユニプロセス、
機器というように階層構成化し、基本ルール部24にお
いて基本ルールを予め準備する際にもれなくルール抽出
するようにしたことと関連して、メインプロセスに屈す
る知識データを該当のメインプロセスデータベース26
3mに格納し、サブプロセスに属する知識データを該当
のサブプロセスデータベース268sに格納するという
ように構成づける。
尚、ユニプロセスデータベース26Su、機器データベ
ース268にも同様に構成される。係る階層構成化手法
を採用する理由は、データ編集処理に用いる基本ルール
の中には、前述した如く、プロセスの流体や流れ方向に
注目したり、影響波及ルートに注目するものがあり、こ
れらの中で流体としてのプロセス量は、階層化した各区
分で隣接する横方向の境界条件を規定し、また、影響波
及は、階層の縦・横双方に及ぶものである為・個々のデ
ータを格納する時の形態中にその情報を組み込み易く、
全体把握の面での利点がある。かつ、このデータベース
は、正データベース26Mと副データベース26Sの2
重構造としてもよい。これは1本データベース26が、
エキスパートシステム等のデータ源として利用され、そ
の内容データを根拠とする推論エンジンを装備すること
を前提にしたもので、その推論結果により、運転中の対
象システムの制御にオンラインで使用されるような時に
活用する。即ち、推論エンジン用の正データベース26
Mと、オフラインでデータの中身をチエツクする為の副
データベース26Sとの2重構造である。この正副デー
タベース26は、運用開始時点では全く同一の内容であ
るが、プラント実運転で得られた経験により、運転員が
データベースの中身の修正が必要と判断した時に、副デ
ータベース26Sの内容にアクセスして、データ修正を
行なうことで、次第に両データベースの中身に差が生じ
てくる。やがて、一定件数以上の相異データ数となった
時や、重要パラメタを含むデータに修正が加えられた時
などに、正データベース26Mの内容を副データベース
26Sの内容に合致させる処置を施し、推論エンジンの
推論精度をオンラインのまま向上させるものである。こ
の両データベースの間には、相異情報件数をカウントし
たり、両者合致のタイミングを見図らう統括部26Iを
設ける。尚、第2図では、副データベース26Sを階層
構成化した例を示しているが、正データベース26Mも
同様に構成される。
■、来歴管理テーブル 知識データベースに対する様々なデータ入力アクセスは
、装置の゛長期運用においては必然のものであり、との
ゆえに、知識データベースは成長するシステムと呼ばれ
、最終的に完成するということがない。この為、データ
ベース内データが、初期生成された後、誰がいつどのよ
うに追加、修正を加えたかが常時理解できるようにして
おかないと、データベース内情報が混乱し、使用に耐え
なくなる恐れがある。例えば、あるプロセスデータにつ
いて2つ以上の知識データがデータベースに蓄積されて
おり、これら知識データは互いに相反する条件を記述し
ているとか、あるいは数値的に不整合があるとかいった
ことが起り得る。前記基本ルール部24.データ編集処
理装置231選別装置25では、こういった事態を生じ
ない入力データのみを選別しているが、完全に選別する
ものにはできない。また人的ミスによりデータ間の矛盾
、誤りを生じることも考えられる。係る誤りデータがデ
ータベース内に登録されていたとしても、この誤りデー
タのみを抽出して外部表示することは不可能であり、実
際には知識データベース内データを根拠とする推論エン
ジンの結果に不具合が発生したような場合、推論の根拠
となるデータに誤りがあるのではないかとの推定のもと
に誤りデータの存在が表面化するものと思わる。このよ
うな時、上記データ入力がどの時点での不具合があるか
を後から検索するために第10図のデータ入力来歴管理
テーブルを設けた。このテーブルの中では、データベー
ス内データに対する更新アクセス、確認アクセス等のア
クセス管理に関する全情報を記憶できるものとし、知識
データの来歴を管理する。知識データベースへのデータ
入力アクセス来歴とは、例えばアクセス操作を行なった
操作者の個人別情報として、氏名・資格等を含み、また
、アクセス毎の入力知識情報と、その操作内容の種別情
報(追加・削除・変更等)、更に、日時・曜日・負荷・
大気条件等の重要環境情報等を含むものである。
次に、データベース構造として、正データベースと副デ
ータベースの2重データベース構成とする場合には、上
記データ入力のアクセス管理は、双方のデータベース個
々に対して、その記録を持ち、この時、両データベース
間での転写作業に関わる情報も、本来歴テーブル内に記
憶される。
■、データ入出力装置 データ入出力装置21は、CRT、キーボード等を利用
したマンマシンシステムとして設計され、データベース
26内データの読み出し、書き込みの為の装置として、
また、来歴管理テーブル27内情報の表示・書き込み、
データ編集処理装置23へのデータ転送の為の指令・設
定した基本ルールの内容表示、基本ルールの更新等を行
なうもので、その表示機能を例にとれば、修正データに
関して、その修正前の内容と修正後の内容を同時に同一
画面に表示すること、また、操作者がデータ修正した場
合には、その修正箇所の色替え表示。
下線付表示1点滅表示等で容易に当該部分が確認できる
ようにするものである。また、来歴管理データ自身の表
示は可能であっても、その変更は不可とする操作禁止条
項のガイダンス表示、及び、操作者による追加情報入力
時に、その内容が基本ルールと矛盾なきことの確認結果
の表示と矛盾している場合の警告表示が可能である。ま
た、データベースへのアクセス権を有する操作者の識別
も行なう。
■、データ編集処理装置 知識データベース26へ入力したい知識データをデータ
入出力装置21により入力すると、入力データはユーザ
インターフェース部22を介してデータ編集処理装置2
3に送信される。23で読み込まれたデータは、そのデ
ータを構成するプロセスデータ同定の為のIDナンバー
を含む基本ルールを基本ルール部24より読み込み、そ
の内容の突き合わせを行なう。その結果、同一であれば
正常判定、同一でなくとも矛盾がなければ保留判定、矛
盾している場合には、異常判定を行ない、このうち、異
常判定が下されたもの、に関しては、その情報を構成す
るプロセスデータの並べ換え操作を自動的に行なう。こ
の並べ換えは、例えば、3プロセスデータによる直列情
報構成(A −B −C)であった場合には、BAC,
BCA、CAB。
CBA、ACBの構成全部を作り、それぞれが基本ルー
ルに合致するか否かをチエツクする。即ちプロセスデー
タは同じで、その要素の並べ替えを実施し、基本ルール
と矛盾がなきものを次段処理部へ送信する。この並べ換
え実施の結果、基本ルールと矛盾のないものが全くない
時は、オリジナル情報のまま次段処理部へ送信する。こ
の次段送信時には、正常判定結果の出なかった情報と共
に、そのチエツク時判定の根拠となった基本ルールも同
時に送信する。
■1選別装置 編集処理結果は、すべてデータの矛盾・誤り選別装置2
5に入力され、正常データの場合には、そのままデータ
ベース入出力装置21へ送信し、保留データ、異常デー
タに関しては、その保留。
異常の判定根拠となった基本ルールをデータに付与した
形態に整え、全体で一つの異常情報として作成する。ま
た、正常、保留、異常のいずれであるかを、本装置操作
者に理解しやすい表現に書き直す選別機能を併せ持つ。
以上が、データの矛盾・誤り選別装置25の基本機能で
あり、選別後の情報をデータベース入出力装置21に送
信する。
次に、データ入出力袋@21から操作者が操作を行なっ
た場合に、第1図番部がどのように機能して所期の目的
を達成するかを説明する。
本装置操作者は、まず1手動または自動的に作成された
知識情報をデータ入出力装置部21におけるCRT等の
表示装置で確認し信号線6.インターフェイス部22.
信号vA2を介してデータ編集処理装置23へ送信する
。ここで、ユーザインターフェース部22の機能は、基
本的には、データベース26内記憶と外部周辺機器内で
の情報処理時の信号形態の変換機能を持つもので、バス
1゜バス7等は、情報の流れを便宜的に表現したもので
あり、実際には単線バスであったり、複数ケーブル等で
あっても構わない。このデータ入出力装置部21には、
CRT、キーボード等の表示装置。
操作゛器具が設けられており、このデータ入出力装置部
21に読み込まれた情報はCRT上に表示され、操作者
の指定入力情報があることを確認する。
操作者は確認後、その情報をバス2によりデータ編集装
置23は送信する。ここまでの情報の流れは、1データ
毎の単一のデータ処理であるかまたは、複数データ毎の
バルク処理であるかは問わず。
以降の説明でも同様である。
データ編集処理装置23では、データ入出力装置部21
からの入力情報を受信すると自動的に、或いは、データ
入出力装置部21からの独立した起動指令に基づき、基
本ルール格納部24より必要な基本ルールをバス3より
読み込む。この必要な基本ルールとは、ユーザインター
フェース部22、信号線11を経由して送信されてきた
、入力情報自身を構成するプロセスデータに付番されて
いる同定符号を用いて作成されている基本ルール全部を
指す。例えば、at>bt(但し、al。
b1=プロセスデータ)という入力情報に対しては、a
lを用いた基本ルールとblを用いた基本ルール全部を
指し、これに該当する基本ルールとしてR1: at=
に+bt (K>O)、R2: at<Ct+Ca、R
a: bt  ct<Oの3ケの基本ルールがあるとす
れば、その3つの基本ルール全てを抽出し、これらに対
して情報an>btを適用し、成立するもの、不成立の
もの、適用不可のものに分類し、成立するものは正常、
不成立のものは異常、適用不可のものは保留と判定する
。本例では、基本ルールR1: at=ao+bt (
ao>O)が成立し正常判定され、他の2つの基本ルー
ルRz、Raが保留となる。また本例において、最初の
入力情報がal<btであったとすれば、その判定は、
R1:異常、R2:保留、R3:保留となり、この時は
、要素a1とblとの並べ換えを実行し、再度、基本ル
ールと比較される。その結果、前記結論と同一の内容と
なるが、並べ換えを実行した所は、その指標情報を付す
ここで、前記火力発電プラント内の軸受振動系を例にと
り、具体的な情報の編集過程を説明する。
ここで前提として、下記Doなる入力情報が存在し、対
応する基本ルールとしてRoを考えるものとする。
Do:41集未処理の情報、現在、データ入出力装置2
1内に存在する。
Dot:作成日時 1988年4月19日23時Doz
:作成者 A(資格3級) DO3: TMS> 550℃、 M V > L A
(198B−4−19−23: 00)Mv;軸受振動
振巾値 LA;軸受振動警報設定値 TMSS主蒸気温度 基本ルールRo;入力情報DoのMVについての基本ル
ールであって、振動の影響波及ルートに注目したルール
、[振動発生(異常大)」現象に関する影響波及光1;
軸受潤滑油温度高、波及元2;タービン危険速度保持、
波及光3;発電機巻線温度変化率過大 ここでは、前記編集未処理情報DOに対し、操作者B(
資格1級)が本装置により、情報の真偽をチエツクする
ものとする。
但し、この真偽チエツクの際に得られるDO4:作成日
時 1988年4月20日23時DO5:操作者 B(
資格1級) ちまた、入力情報の一部とされる。
(編集処理) 運転員Aにより作成された知識情報DOI、 DO21
Doaは操作者Bにより、データ入出力装置21から取
り出され、図示せぬCRTに表示される。この表示形式
は、装置毎の約束に従うもので、例えばI F−THE
N形式をとるものとすると、I P (TMS> 55
0℃)、THEN(MV>LA)Inputby (A
−3)   1988−4−19−23 : 00 となる。
操作者Bは、CRTでこの内容を認識し、データ編集処
理装置23に送信する。ここでは、情報Dosに含まれ
るプロセスデータTMS、MV毎に、それぞれのプロセ
スデータを含む基本ルールを検索し、上記の情報との矛
盾の有無をチエツクする。
本例の場合、適用すべき基本ルールはROであり、次の
ように表示される。
Ro: I F (TBRG>LTBROORLSCI
<S< L S Cz  ORRtac> L nta
c)THEN (MV>LA) ここでTBRG   i軸受潤滑油温度LTBRG  
r軸受潤滑油温度高設定値LSCt、;タービン危険速
度下限設定値I、 S C2;タービン危険速度上限設
定値S    タービン速度 RTOC発電機巻線温度変化率 LRTGC+発電機巻線温度変化率上限設定値 この時TMSに関する基本ルールが全くないので運転員
Aの作成した知識情報Dosは、上記基本ルールRoの
みを参照し、このルール適合性を問われる。基本ルール
Roと入力情報Doaとの突き合わせ結果、DO3は、
基本ルールRoと矛盾しないが、満足もしない。
上記編集作業後の正常、異常、保留についての情報は判
定根拠となった参照基本ルールと共にバス4を経由して
データの矛盾誤り選別装置25へ送信される。この選別
部分の機能は、編集処理部23で行なっても特に問題は
ないが、記能分担を明確にし、処理マスク毎に装置分割
を行なうものとして図示している。
正常データとして選別装置25に受は取った情報は、そ
れ単独で受信し、次段処理部へ送信して差し支えないが
、少なくとも並べ換え処理を施したものは、その指標情
報に基づき、操作者に対する理解を助けるコメント付は
処理を行なう。この作業はユーザインターフェース部で
予めコメントの準備をしておき、指標情報の信号で動作
させる方法もある。基本ルールの内容と矛盾する情報に
関しては、その根拠となった基本ルールを付与し、対に
した情報を作成し、データベース入出力装置へ送信する
。また、保留情報に関しては1本選別機能部で抹消(無
視)しても良いが、ここでは操作者に参考用データとし
て、基本ルールをつけて次段ステップへ送信し、CRT
に表示させ、最終的に操作者により判断せしめるものと
する。前記の保留事例の場合、基本ルールと共に、パス
4を経由して、データの矛盾・誤り選別装置25に送信
されたDosと基本ルールRoとを一対にして。
1つの保留情報を形成する。この保留情報の形態として
は、 D o s −PEMDING By Ru1e  [I F  TBRO> LTBR
G  ORL S C1< S < L S C20R
RtoC> L RTGCコ 等の表現とする。
尚、判断結果が異常、あるいは正常の場合にも判断結果
とともに理由(適用した基本ルール)を付してデータ入
出力装置21に送られるが、異常や正常の場合にも同様
の形態のものとされる。
このようにして、データの矛盾誤り選別装置でアレンジ
された情報はバス5を経由しデータベース入出力装置に
送信され、ここでは、操作者からの指令に応じ、要求が
あった時に直ちにCRTに所要情報を表示するように、
待機状態を保持させる。従って、全体での情報処理容量
を予め考慮した十分な記憶容量を持つことが肝要である
このようにして評価されたデータは、データ入出力装!
!!21に集められるが、この中にはデータベース26
に格納してデータとして使用できないものもあり、この
削除の際に健全データまでも消去されることがあっては
ならない。このため、情報全体の削除指令信号は、操作
者の誤操作防止を考慮した方法、例えば対話型CRT操
作においては削除確認動作を準備すること等とし、不注
意により、せっかく編集した情報を削除しにくくする。
万一完全に消してしまった場合の為に、最初入出力装置
部に読み込んだ時のデータをインターフェース部の持つ
一時記憶エリアに保ち、一連の処理動作完了時に消去す
る方法をとる。操作者の指令でデータベース入出力装置
で待機中の情報は、CRT等の表示装置に示され、装置
駆動初期に。
読み込まれたまま一時記憶されている情報と突き合わさ
れる。元より正常にデータである場合には、修正前後の
表示エリアに同一のものが各々表示される。また一部で
も元のデータと異なる場合には、その異なる部位の明示
とその根拠となった基本ルールも同時に表示し、操作者
の理解を助ける構成とする。表示内容を認識した操作者
は原則として確認完了を装置側に認識させる操作を行な
い1次にデータベースへの格納要否判定後格納処理する
また、操作者の負担軽減を考えた場合には、予め単純な
事象に関する情報であるとの操作者の意図に従い、自動
的にデータベースに格納する動作を可能としておく。
以上の如く、データベース入出力装置部においては、操
作者の便宜を図る為に必要な操作器具と最低限必要な操
作器具、即ち、情報に対する追加。
削除、変更、格納、読み込み等が可能な操作器具を準備
しておく。
データ編集9選別後の情報は、データ入出力装置21に
蓄積され、適宜表示されて操作者による「格納」、「廃
棄」の判断を受ける訳であるが前記保留情報の場合、操
作者Bは、本装置のチエツク結果が、基本ルールとは矛
盾しないが、正常との判定でもないことを知って、デー
タベースに対する格納要否判断を下す。ここで操作者B
はデータベースに格納する情報を決定する為の資格を有
していれば、このように保留情報発生時には、その資格
に応じて法論を下すことができる。−膜内には、基本ル
ールとして設定されているものの中には、そのチエツク
結果が保留となるケースがあり、そのような場合に適切
な判断をしうる操作者の技能程度に応じて資格の程度を
決める。
本例において、操作者Bが、主蒸気温度の上昇と軸受振
動振中値には因果関係がないことを知っていれば、この
保留情報を削除することになる。
操作者BがDo情報をデータベースに格納することを決
定し、その操作を実施すれば、データDosがデータベ
ースに記憶され、またその操作に伴う情報Dos〜Do
3等がバス9を経由して来歴管理テーブル27(第10
図)に記録される。この来歴管理テーブルには、操作者
の氏名、資格(Do5)。
修正前後の情報内容(修正後の情報Do3) 、操作内
容の種別情報9日時(DO4) 、あるいは、準備され
ていれば情報作成時の負荷、重要環境情報も含む。また
、このテーブルは、データベースへのアクセス類、操作
者別等のソート機能による一覧表作成が可能なものとし
、後日の来歴閲覧時の便に供する。本例で言えば、操作
者Bが前記の保留情報Doをデータベースに格納し、−
週間後に、その判断の誤りに気づいたような場合、来歴
管理テーブルを開いてデータベース格納時の処理内容の
取消し操作を行なう。この時、来歴管理テーブルとして
は、来歴項目が一項目分増加するが、実際のデータベー
ス内情報に対しては、格納データの削除操作を実行させ
ることになる。このように。
元のデータベースからの変更部分のみに関する来歴を一
括管理し、データベース内情報の修正時に来歴管理テー
ブルを開き、データ修正前後の情報を見比べ、操作者が
どの時点の情報内容に復したいのかを確認して削除の操
作ができるのでデータベースにアクセスする立場の操作
者にとっての使い勝手が向上する。
この来歴管理テーブルは、その中身の確認の為に、内容
表示をすることは許すが、内容の変更は許さない。これ
は来歴管理が、情報を修正する際不可欠要素であり、来
歴変更が許された場合には知識データベース修正時の修
正方針の検討すら困難になり、データベース中の全デー
タに対して編集処理の再チエツク操作を行なうことにな
りかねない。従ってデータベース内データのボリューム
が大きい時には、そのデータ内容の信頼性・健全性を保
つ上で必須の対策といえる。
尚、来歴管理テーブル内情報をデータ入出力装置のCR
Tに表示させる方法として、CRTを用いた以下の方法
により行なうことで、プラントの稼動状態とそれに基づ
く知識情報からなるデータベースとのマツチング状況を
視覚的に容易に11察することができる。即ち、第12
図のようにCRTに、操作者の指定するプロセス系統図
を表示し、次に特にi察したいプロセス量種別を指定し
、また呼び出した系統中の特定部位を指定することで、
プロセス量を特定する。次にその特定されたプロセス量
を構成要素とする知識情報で、来歴管理テーブル内に保
存されているものを時系列順にCRTに表示させること
で、パラメータオリエンl〜な記録情報検索が可能とな
る。また、これは、文字キーイン方式マウス使用の選択
方式等と併用できるものとする。次に来歴管理データに
おいて、知識情報を構成するプロセス量の使用回数に基
づいて、特定プロセスレベル系統図中に、高頻度順、低
頻度順に色別表示させることで、操作者の把握が非常に
容易になる。この時に任意指定した使用回数によっても
、グラフィック表示が可能なように構成しておけば、使
用者側の使い勝手は更に向上する。
次に、来歴管理テーブル内情報の可搬性について述べる
。来歴管理テーブル内に記録された情報は、原則的には
、本データ入力管理システムを構成するマンマシン部に
表示されることでその最低要件を満たすと考えられるが
、この記録情報は、プラント運用において、長期間の中
で、どの様に。
運転員が知識データベースに拘わっていけば良いか、ま
た、プラントハードウェアに対して、その後、どういう
運転をしてゆけば良いかを検討するのに参考となる重要
な情報である為、プラントの運用方針の検討、運転員の
技術習得レベルの把握を行なう時には、この情報を簡単
に取り出して、中身を点検するような管理が行なえるよ
うにしである。この為には、フロッピーディスクドライ
ブ機構、メモリ読出し書込み機構、或いは、画面ハード
コピー機構ICカードへの転記、IDカードへの転記機
構等を備えた装置構成とする。
また、上記記録情報の外部への読み出しの際に、知識情
報を登録他の操作を行なった人間別に、時系列的に取り
出し可能とするべく、個人同定符標を、個々の情報に付
しておく。この取出しの際には、また、期間別、操作者
の資格別、操作内容別。
操作端未刈にも対応した分類分けを行なって記録情報の
索引別抽出が可能である。これは、操作者の各操作時毎
に、日時2氏名、資格、使用端末。
操作種別を必ずキーインするシーケンスを設けておくの
で、各分種類別の成立条件を監視しておくことで十分で
ある。
データ入出力装置21において、データベース26に格
納することができると判断されたデータDosは、来歴
管理テーブル27への収納とともにデータベース26に
も格納され、旧データを削除する。この際、第2図のデ
ータベース26に対する情報追加削除は、副データベー
ス26Sに対してオフラインで行なわれるので、データ
ベース格納時直後からそのデータが推論処理等に用いら
れる訳でもない。副データベースに格納されたDosは
、そのデータベース内の軸受系ユニプロセスデータベー
ス部分に格納される。これはデータベース内の構造をプ
ラントの各プロセスレベルに階層区分した1プロセスと
しての軸受系ユニプロセスということであり、この軸受
振動発生時の知識情報が用いられる時の使い勝手を考慮
したものである。即ち、軸受振動力5発生するような場
合には、隣接する軸受系にも同様の変動傾向が生ずる場
合が多く、全体軸受系としての保全を考えた時に、複数
軸受に関する情報採取が要請され、軸受系ユニプロセス
か上位の軸受系を含むサブプロセスのデータベースを一
括して抽出すれば相互の相関関係、因果関係を把握しや
すくなる。また、上記副データベース構造と同一構造を
持った正データベースと一対にし、正データベースの方
は、その中の情報の活用用に、また、副データベースは
、その中の情報の充実化用に使用するというデータベー
スの運用法とすることにより、正の方はプラント運転に
オンラインで活用し、副の方はプラント運転とオフライ
ンで使用できるので、情報の蓄積と活用を明確にかつ合
理的に区分できる。また、この構成においては、副デー
タベースの方に対する誤情報の入力が生じても、それを
修正することができる機会がある。例えば、−度格納し
た内容を取消す処置がとれ、その操作を副データベース
を正データベースに転写するまでに行なえば良いわけで
ある。具体的には、副を正に転写する直前に、前回転零
時以降の来歴管理テーブルを有資格者がチエツクする方
法が良い。
尚、データベースの取扱いに関し、以下のようにするこ
とも有効である。
a)、知識データベースへのアクセス時に磁気カードや
ICカードで、その有資格をチエツクしたり、携帯用の
簡易入力装置等で入力する場合もある。また、知識デー
タベース装置を作成したメーカ側が、知識情報の供給元
になって通信回線でデータ伝送することもできる。
b)、正データベースと副データベースの合致許可条件
が不成立である時でも、何が偶発的に発生したアクシデ
ントを基に、運転員が、大至急、両データベースの内容
を合致させ、正データベース内の知識情報を用いた推論
演算その他を機能させることを決断した時に合致許可条
件を無視した割り込み処理の機能を持たせる。ここで云
う割込みの両データベース内容合致指令は、第11図に
示す如く、まず他の知識情報のデータベースに登録させ
る作業タスクを一時停止させ、その停止操作完了条件と
割込指令のAND条件が成立した時のみ、両データベー
スを合致させるものである。一方1通常の合致条件成立
時には、合致作業中の他タスク起動を避ける為に、その
起動延期指令を発し、合致所要時間を確保する。また、
−度山された合致指令は、合致完了条件成立まで保持さ
れる。
c)、副データベース中に知識情報の追加、修正その他
の操作により、その登録内容が、稼動用の正データベー
スの内容と相異する度合いが高まってくると、運転員側
にその相異程度を確認したい要求が起きてくる。この為
、両データベース間での内容を比較し、その相異部分を
CRT上に、または、外部出力機構部に出力させる。
この時の出力順、出力範囲、出力様式等の出力方法は、
時系列順であったり、特定プロセスレベルであったり、
CRT画面の左右分割の様式であったりする。また、上
記の両データベース間の相異を前提に、副データベース
内知識情報による推論エンジン以下操作端までのプラン
トオペレーションをシミュレーションすることが可能で
ある。これは、正データベース内の知識情報を基に、最
終的に操作端を駆動するまでの制御系の動作のうち、デ
ータベース部分のみ副データベースの内容を使用するこ
とで、事前にプラントプロセスの応答性を確認できる。
d)・、知識データベースへのアクセス権に関する有資
格者をA、Bとし、Aは本装置製作メーカにおける有資
格者、Bは本装置購入側ユーザとする。この時、第13
図に示すようにAは、装置製作時の使用前試験時、ある
いは、最低必要な知識情報を装置に注入する際の操作時
の為に、メーカ側に設けである端末のうち1台は使用が
許可されている。また、納入完了時のユーザに対するイ
ンストラクション、或いは、技術サービスの一環として
、ユーザ側に設けである端末のうち1台を使用しても良
い、一方、ユーザ側有資格者Bは、ユーザ側の端末1台
についてのみ使用を許可されている。また、Aは自分が
介入し変更することのできるデータベースの範囲が限定
される。このように、使用端末、介入可能データベース
を限定する意図は、ケースにより様々なバリエーション
が考えられるが、本ケースにおける意義としては、A、
B各人がそれぞれ所属するメーカ、ユーザの立場の他、
その内部においても分化したセクションに属することが
一般的であり、そのセクションの所掌する権限が限定さ
れていて、相互不可侵とする為、各端末の設置場所もそ
のセクション内にあるのが通例である為である。
最後に、第14図により、データベース入力管理システ
ムにおける操作者入力に対する知識データベース内に登
録される形式の一例を示す。
時刻T=Toにおいて、データベースに対するアクセス
権有資格者が、プラント内機器軸受油圧Pの低下に起因
する振動V@測し、その内容を、I F−THEN様式
で知識情報として登録する時、データベース内には、当
該サブプロセスレベルの階層内に、事象A (P)と事
象C(V)とを、各各十分条件と必要条件として、A 
(P)→C(V)として登録される。更に、T1の時間
を経て、上記と同様に、データベースに対するアクセス
権有資格者が、プラント内機器軸受排油温度Tの上昇に
起因する振動Vを観測し、その内容をIF−T HE 
N様式で知識情報として登録する時、既に登録済の上記
知識情報A (P)→C(V)に対して、B (T)→
C(V)の内容を加えることによってデータベースに登
録する。即ち、十分条件としてA (P)またはB (
T) 、必要条件として。
C(V)として登録される。
上記の如く、データベース内のデータ登録に関しては、
情報を構成する個々の要素間の整合性を考慮した形で記
録するが、来歴管理テーブルの中には、操作時形態のま
まを記録に残す。上記の例で言えば、時T = T o
において、CRT画面0001の如く操作入力した知識
情報は、データベース内にCRT画面o101の如く、
データベースに登録する形態に変換され格納される。こ
の時、来歴管理テーブル内には、CR7画面00o1に
対応した形または、そのままの形態で記録され、消去さ
れることがない。更に時間Tr後、操作者入力により、
CRT画面0002をデータベースに入力する要求があ
る場合には、データベース内にて。
その必要条件部分C(V)の同一条件を探索し、CRT
画面0002の知識情報の構成要素である仮定条件B 
(T)のみをデータベースに取り込み、既に登録されて
いる知識情報内の構成要素A(P)と並列扱いをするよ
うにソフトウェアが起動され、データベース内には、C
RT画面0102の如く、形態変換され、登録される。
この時、画面0101に相当するデータベース内のメモ
リはリセットされ画面0102により置き替わる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、未熟練者であっても容易に正しい知識
データを得ることができ、仮りに不適正な知識データが
登録された時でもこの修正が容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の基本機能構成図。 第2図はデータベースの構成図、第3図〜第9図は、基
本ルール設定の為の説明図、第10図は来歴管理テーブ
ルを示す図、第11図は正、副データベースの合致許可
条件を示す図、第12図はCRTへの来歴表示例、第1
3図はデータベースへのアクセス管理を説明する図、第
14図は知識データの登録形式を示す図である。 21・・・データベース入出力装置、22・・・ユーザ
インターフェース、23・・・データ編集処理装置、2
4・・・基本ルール、25・・・データの矛盾・誤り選
別装置、26・・・データベース、27・・・来歴管理
テ第 ! #3 図 (C) /’!2/’4ンル 乃≧1’a21t (e) “tきγb 7e > 16 :$2FiJ 2に (a) (b) (d) 茶5 図 一糧中の屏幸デO仁ズテ2夕 (しり 第7図 ポ 乙 口 茗8 目 第9日 第1I図 第 口 禾攬十Aム糟矛ノ 葛 図 θ°C↓XJ:; 白 第 図 T−T。 7−“ル+乃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、対象システムに関する入力データを知識データとし
    てデータベースに登録する為のデータ入力システムにお
    いて、 知識データを登録するデータベース、前記対象システム
    内で成立する因果関係を記憶する基本ルール部、該基本
    ルール部に記憶されている因果関係のうち、入力データ
    に関する因果関係のみを抽出し、当該入力データと比較
    するデータ編集処理装置とから構成され、データ編集処
    理装置の比較結果に応じて入力データを知識データとし
    てデータベースに登録することを特徴とするデータ入力
    システム。 2、対象システムに関する入力データを知識データとし
    てデータベースに登録する為のデータ入力システムにお
    いて、 知識データの基礎となる入力データを入力するためのデ
    ータ入出力装置、知識データを登録するデータベース、
    前記対象システムのプロセスデータ間で成立する因果関
    係を記憶する基本ルール部、該基本ルール部に記憶され
    ている因果関係のうち、データ入出力装置からの入力デ
    ータに関する因果関係のみを抽出し、当該入力データと
    比較するデータ編集処理装置とから構成され、データ編
    集処理装置の比較結果に応じて入力データを知識データ
    としてデータベースに登録することを特徴とするデータ
    入力システム。 3、対象システムに関する入力データの健全性を知るた
    めのデータ入力システムにおいて、 前記対象システム内で成立する因果関係を記憶する基本
    ルール部、該基本ルール部に記憶されている因果関係の
    うち、入力データに関する因果関係のみを抽出し、当該
    入力データと比較して入力データの健全性を判定するデ
    ータ編集処理装置から構成されることを特徴とするデー
    タ入力システム。 4、対象システムに関する入力データの健全性を知るた
    めのデータ入力システムにおいて、 前記対象システム内で成立する因果関係を記憶する基本
    ルール部、該基本ルール部に記憶されている因果関係の
    うち、入力データに関する因果関係のみを抽出し、当該
    入力データと比較して入力データの健全性を判定するデ
    ータ編集処理装置、該データ編集処理装置の判定結果を
    その因果関係と共に出力する出力装置から構成されるこ
    とを特徴とするデータ入力システム。 5、エキスパートシステム等の推論処理に利用される知
    識データを管理するデータ管理システムにおいて、 推論処理に利用される知識データを格納するデータベー
    ス、該データベース内の知識データに関する来歴を記録
    する来歴管理テーブルを備えることを特徴とするデータ
    管理システム。 6、エキスパートシステム等の推論処理に利用される知
    識データを管理するデータ管理システムにおいて、 推論処理に利用される知識データを格納するデータベー
    ス、該データベース内の知識データに関する来歴を記録
    する来歴管理テーブル、知識データに関する来歴情報を
    表示せしめる為の入出力手段を備えることを特徴とする
    データ管理システム。 7、請求項第5項、又は第6項記載のデータ管理システ
    ムにおいて、 来歴管理テーブルに記録される来歴情報とは、操作前後
    の知識データ、操作者に関する情報を含むことを特徴と
    するデータ管理システム。 8、エキスパートシステム等の推論処理に利用される知
    識データを管理するデータ管理システムにおいて、 推論処理に利用される知識データを格納するデータベー
    ス、該データベース内の知識データに関する来歴情報を
    表示せしめる為の入出力手段を備えることを特徴とする
    データ管理システム。 9、請求項第5項、第6項、又は第8項記載のデータ管
    理システムは、知識データに関する来歴情報の変更が不
    可能とされていることを特徴とするデータ管理システム
    。 10、入力データを知識データとしてデータベースに登
    録する為のデータ入力システムにおいて、知識データの
    基礎となる入力データを入力するためのデータ入出力装
    置、知識データを登録するデータベース、データ入出力
    装置から入力された入力データが知識データとして登録
    するに相応しいものであるか否かを検証する検証手段、
    該検証手段によつて検証された入力データを一次保管す
    る記憶手段とから構成され、少なくとも前記記憶手段か
    ら前記データベースへのデータ移動は有資格者にのみ許
    可することを特徴とするデータ入力システム。 11、知識データを登録するデータベースにおいて、デ
    ータベースは、エキスパートシステム等の推論処理に使
    用する知識データを記憶する第1のデータベースと、操
    作員から与えられた知識データを記憶する第2のデータ
    ベースと、適宜第2のデータベースに記憶された知識デ
    ータを第1のデータベース内に移すデータベース統括部
    から構成されることを特徴とするデータベース。 12、エキスパートシステム等の推論処理の結果により
    、対象システムを運転するようにされた請求項第11項
    記載のデータベースにおいて、少なくとも、第2のデー
    タベースは、対象システムの系統構成区分に応じた階層
    構成の複数のデータベース群から構成されることを特徴
    とするデータベース。 13、対象システムに関する入力データを、エキスパー
    トシステム等の推論処理に利用される知識データとして
    データベースに登録し、管理するデータ入力管理システ
    ムにおいて、 知識データの基礎となる入力データを入力するためのデ
    ータ入出力装置、前記対象システムのプロセスデータ間
    で成立する因果関係を記憶する基本ルール部、該基本ル
    ール部に記憶されている因果関係のうち、データ入出力
    装置からの入力データに関する因果関係のみを抽出し、
    当該入力データと比較するデータ編集処理装置、データ
    編集処理装置の比較結果に応じて入力データを知識デー
    タとして登録するデータベース、該データベース内の知
    識データに関する来歴を記録する来歴管理テーブルを備
    えることを特徴とするデータ入力管理システム。
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