JPH02501835A - カーペットの製法 - Google Patents

カーペットの製法

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JPH02501835A JP62505896A JP50589687A JPH02501835A JP H02501835 A JPH02501835 A JP H02501835A JP 62505896 A JP62505896 A JP 62505896A JP 50589687 A JP50589687 A JP 50589687A JP H02501835 A JPH02501835 A JP H02501835A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 熱活性化バインダー繊維を含む合成糸 1.1哩へ氷4 本発明はカーペット表面繊維その他の用途に用いる合成糸に関するものであり、 この糸は第1合成ベース繊維、および第1合成ベース繊維のものより実質的に低 い融点をもつ第2熱活性化接着性繊維を含む繊維のブレンドからなる。カーペッ トの製造過程でこの糸を糸の撚り止めのための通常の処理条件下に置くことによ り熱活性化接着性繊維が実質的に完全に溶融し、その繊維としての識別性を失っ てベース繊維の交差点まで流動し、後続の冷却に際して接着を生じ、これにより 得られる製品の特性および性能を変化させる。
2、図mド1魁1 非接着性繊維を潜在的接着性繊維とブレンドして糸その他の繊維構造物を形成し 、次いで潜在的接着性繊維を活性化してこれらを接触している繊維に接着し、こ れにより糸の最終用途特性を変化させることが知られている。米国特許第2,2 52,999号明細書(ワラツバ、1941年8月19日発行)には非接着性繊 維および潜在的接着性繊維の混合物からなる糸を形成し、潜在的接着性繊維を活 性化し、繊維を接着条件下に圧縮し、これによりこれらを接触点において互いに 接着することよりなる方法が提示されている。米国特許第3,877.214号 明細書(ファンデルウェルフ、1975年4月15日発行)には接着成分として 比較的低い温度で溶融するポリアミド繊維を含む無撚糸が示されている。米国特 許第3,494,819号明細書くマクアリスター、1970年2月10日発行 )には布帛に組込まれた可融性および非敵性ポリエチレンテレフタレート繊維の ブレンドが示されており、この場合は最終布帛を溶融温度に加熱して改良された 抗ビル性を得る。米国特許第3,978,267号明細書(セルウッド、197 6年8月31日発行)には、活性化され、接触している繊維に接着した一定割合 の潜在的接着性繊維を含む実質的に撚りのない圧縮糸が示されている。
熱可塑性バインダー繊維を構造繊維と併用して自己接着性不織布を製造すること が知られている。米国特許第2,880,112号明細書(ドレリッヒ、195 9年3月31日発行)にはビスコースレーヨンその他のセルロース系材料を接着 するためにナイロン−6を使用して再洗不織布を形成することが示されている。
カットパイルカーペットは現在ステーブル糸またはバルク加工連続フィラメント 糸から製造されている。たとえばステーブルファイバーを連続的にカーディング し、ピンニングし、そして紡糸またはラップ紡績して単糸となし、これに一般に 加熱し、同様な糸と撚り合わせ、2本または3本諸撚糸を形成する。この糸を商 業的に用いられる数種の撚り止め法のいずれかを採用して撚り止めする。一般的 方法では、糸を弛緩状態で加熱室に導通する。この処理工程の温度が、最終カー ペット製品の目的特性を得るためのベース繊維の適正な撚り止めにとって重要で ある。ナイロン−6ベース繊維に関しては、この工程の条件はサラセン(Sue ssen)法の場合一般に滞留時間約60秒において195−200℃、スベル バ(S uperba)法の場合滞留時間約60秒において約135−140℃ である。
同様にバルク連続フィラメントナイロン糸も各種の常法により製造される。加熱 、からみ合わせ(entangl ing)、または直接ゲーブリングが各種の 方法において用いられる。たとえば1185デニ一ル70フイラメント糸2本を 組合わせた2本諸撚糸を製造し、通常の撚り止め条件下、たとえば上記スフ糸に 関するもの、または飽和水蒸気中132℃のオートクレーブ内に約60秒の滞留 時間置く。
撚り止め糸条数本をタフトしてカットパイルカーペットとなし、常法により仕上 げ処理して目的とするカーペット製品を得る。
1哩へi立 合成糸はポリエステル、ナイロン−6およびナイロン6.6よりなる群から選ば れるベース繊維、ならびに融点110−170℃、好ましくは130−160℃ の熱活性化バインダー繊維1−12重量%、好ましくは1−8重量%のブレンド からなる。好ましいバインダー繊維は上記融点範囲のコポリアミド繊維である。
6/66/12型の三元コポリアミドは好ましいバインダー繊維の例である。
糸を加熱し、撚り合わせ、常法により、たとえば195℃で約60秒の滞留時間 において撚り止めし、処理された糸をタフトしてカットパイルカーペットとなし た場合、得られるカーペットは高められたカーペットタフト外観、改良されたレ ジリエンス、および使用に伴う外観の変化の低減を示す。
ましい多10.の・1 本発明者は、ベース繊維より実質的に低い融点をもつ小割合の熱活性化バインダ ー繊維を糸構造物中に含有させることにより、糸を撚り止めするための標準的条 件によってバインダー繊維が溶融し、その繊維としての識別性を実質的に失うこ とを見出した。これはベース繊維の交差点へ流動し、後続の冷却に際してmvl および糸を包囲して互いに接着させ、これによりカッ−ドパイルカ−ペットにお ける撚りを保持する0本発明の糸を用いて製造されるカーペットは表面、審美性 、風合い、耐久性および耐摩耗性において改良される。バインダー繊維の慎重な 選択により、目的とする改良は糸への“組込み(built−in)”であり、 これにより紡糸業者、カーペット製造業者に、または染色および仕上げに際して 、付加的な処理工程が不必要となる。
ベース繊維はカーペット用として適した既知の合成繊維から選ばれる。好ましい ベース繊維にはポリアミド、特にナイロン−6およびナイロン−6,6、ならび にポリエステル、特にポリエチレンテレフタレートが含まれる。
バインダー繊維はベース繊維に良好に付着すべく選ばれる。
バインダー繊維の融点は周囲湿度条件下で110−170℃、好ましくは130 −160℃であることが重要である。この範囲であればバインダー繊維が通常の 撚り止め処理中に溶融し、なおかつ後続のいかなる染色工程および最終用途に際 しても適切な接着性を与えることが保証される。飽和水蒸気環境、たとえばオー トクレーブ中においては、繊維の融点が著しく低下する。
ポリアミド系ベース繊維と共に用いるために好ましい種類のバインダー繊維は上 記融点範囲内のコポリアミドである。6/66/12型の適切なコポリアミドお よびそれらの製法は英国特許第1,168,404号明細書(1969年10月 22日発行、インペンタ社)に示されており、これをここに参考として引用する 。溶融接着型コポリアミド系接着繊維はEMSからグリロン(GRILON、登 録商標)タイプに140(溶融範囲130−140℃)およびタイプに115( 溶融範囲110−117℃)として市販される。
バインダー繊維をベースステーブルファイバーとブレンドし、得られたステーブ ルファイバーブレンドを次いで既知の方法で処理することができる。最終カーペ ットにおけるクランプの可能性を避けるために、十分にブレンドすることが重要 である。
ステーアルファイバーブレンドはバインダー1a維1−12重量%、好ましくは 1−8重量%を含有すべきである。これより多量では、バインダー繊維を実質的 に完全に溶融させる撚り止め条件のため、望ましくないあらい風合いが生じる0 本発明のステープルファイバーブレンドから製造され、熱活性化された紡績糸は バルク連続フィラメント(BCF)糸のものに近似する強度特性を備えている。
BCF糸の特性も高められる。
上記の重量範囲およ′び融点範囲内の熱活性化バインダー繊維の選択により、耐 摩耗性、レジリエンスを改良し、経時的なおよび使用に伴う外観の変化を減少さ せ、風合い、光沢および見掛は値を高めるべく、最終カーペットの最終用途特性 を改質することができる。フィラメント当たりのデニール、切断長さ、繊維断面 、クリンプの種類および頻度、表面仕上がり、溶融粘度、軟化点、融点、染料親 和性その他の特性が、最終製品の理想的な特性を達成するために重要である。最 終カーペット製品から、目的とする、または最適な結果を得るためには、バイン ダー繊維を適正に選ばなければならない。これはベース繊維製品のデニール、長 さ、クリンプ、仕上がりその他の特性を含む多数の因子に依存するであろう。
本発明を利用すると、普通に用いられる撚り止め条件がバインダー繊維を活性化 し、最終製品の強度を高める接着点を形成し、これにより目的とする他の特性を 付与するのに十分である。
サラセン法については、比較的低い湿度条件下で、撚り糸を190−205℃の 温度で50−60秒の滞留時間において処理する。サラセン法の場合、弛緩した 状形で振動または気流により起こる繊維の動きが、溶融したバインダー繊維をバ インダー繊維の溶融流れ特性、および表面特性の関数として、ベース繊維の交差 “接触点”まで流動させるのに十分な程度に運動させる。繊維が上昇した温度条 件から離れるのに伴って、バインダーは固化し、2本以上のベース繊維を交差点 において耐久性接着状態で包囲し、または互いに接着する。
商業的処理法による染色、仕上げおよび裏面塗布を含む後続処理は接着点を弱め るのに十分なほど軟化することはなく、むしろそれらを補強するであろう。得ら れるカーペットは種々の形状のものであってよいが、−R的な様式はバインダー を含む表糸約40オンス/平方ヤードに裏打ちが付着したカットパイルカーペッ トである。カーペットの構造は一般に5/32″のゲージ、3/4〜のパイル高 さであり、カーペットは普通の処理法により染色、乾燥、裏面塗布および裁断さ れるであろう0本発明の糸はループパイルカーペットの製造に際しても重要な特 性改良を与えるであろう。
夾1上1− 融点範囲130−140℃のグリロン・タイプK 140コポリアミド繊維3重 量%、およびベースステーアルファイバー(融点範囲215−225℃のアライ ド(Allied)タイプ521ナイロン−6繊維)97重量%を含むステープ ルファイバーブレンドを調製した。
ブレンドされた繊維を通常の処理法によりカーディングし、ピンニングし、そし て紡糸して単糸を得た。この糸、すなわち4.7″Z″撚り7インチを含む3’ S綿番手の糸を同様な糸と撚り合わせて、2本諸撚り3’S/2綿番手4.7Z X4.O3糸を得た。
この2本諸撚糸を通常のサラセン撚り止め法により撚り止めした。この糸を約1 95℃の加熱室に弛緩状態で、滞留時間約60秒において導通した。
この糸長数本をタフトしてカットパイルカーペットとなし、常法により仕上げ処 理して、改良製品を得た。
得られたカーペットをベースステーブルファイバー100%から同じ方法で製造 された対照カーペットと比較した。バインダーステーアルファイバーブレンドを 含むカーペットは向上したカーペットタフト外観、より高いレジリエンス、およ びより良好な耐摩耗性を示した。
夾厳鮭l バルク連続フィラメント(BCF)糸からもカーペットを製造することができ、 こうして製造されるカーペットは表面、審美性、風合いにおいて、または耐久性 および耐摩耗性において、本発明によって改良することができる。以下の例にお いて、カーペット製造業者は目的とする効果を得るために単に普通の処理法を採 用する。
フィラメントナイロン糸を各種の通常の繊維製造業者による製法に従って製造す る。これらの方法は他の、より細いフィラメント糸が後続処理工程全体にわたっ てベース糸に付随する点を除いて、本発明と特に関連があるわけではない、しば しば、この組合わせによってカーペットの様式に必要な2本、3本または他の形 の諸撚糸が得られるであろう。
各種方法において、加熱、からみ合わせ、または直接ケーブリングが採用される 。この例におけるように、70デニール、14フイラメントの糸と1185デニ ール、70フイラメントのものを直接式グーブラーのクリールにおいて組合わせ て、単糸それぞれにおいて3.5” S”撚り7インチおよび得られる2本諸撚 糸(1185X 2本)において3.5″Z″の糸を得る場合、直接ケーブリン グが採用される。最終糸は第3成分であるバインダー糸を含み、これはより低い 融点をもち、後続の処理工程で溶融するのに伴ってその識別性を大幅に失い、流 動して繊維および糸を互いに接着し、これによりカットパイルカーペットの撚り を保持するであろう。
この例においては、融点範囲130−140℃のコポリアミド70デニールナイ ロン糸から組合わせのためのバインダー繊維が得られ、1185デニールのもの 2本と組合わせてバインダー約2.8%のブレンドが得られる。この比は2本を 用いることにより2倍となり、または他のデニールの製品を系に供給することに より変化するであろう。
この製品に通常の撚り止め処理を施すと、バインダーが活性化されて、バインダ ーを含有しない同様なカーペットより向上したカーペットタフト外観、高いレジ リエンス、および良好な耐摩耗性という目的の特性を備えた最終製品が得られる 。このための撚り止め条件は一般に飽和水蒸気中で270°F、滞留時間約60 秒である。繊維が上昇した温度条件から離れるのに伴って、バインダーは固化し 、2本以上のベース糸を包囲し、永久的な、または耐久性の接着状態で互いに接 着する。
これらの糸を多数本タフトしてカットパイルカーペットとなし、常法により仕上 げ処理して、改良製品を得る。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、特許出願の表示 PCT/US87102339 2、発明の名称 熱活性イしくイングー繊維を含む合成系3、特許出願人 住 所 アメリカ合衆国ニューシャーシー州0796 C)、モーリス・名 称  アライド・コーポレーション 4、代理人 5、補正書の提出日 最終カーペット製品から、目的とする、または最適な結果を得るためには、バイ ンダー繊維を適正に選ばなければならない。
これはベース繊維製品のデニール、長さ、クリンプ、仕上がりその他の特性を含 む多数の因゛子に依存するであろう。
本発明を利用すると、普通に用いられる撚り止め条件がバインダー繊維を活性化 し、最終製品の強度を高める接着点を形成し、これにより目的とする他の特性を 付与するのに十分である。
サラセン法については、比較的低い湿度条件下で、撚り糸を190−205℃の 温度で50−60秒の滞留時間において処理する。サラセン法の場合、弛緩した 状態で振動または気流により起こる繊維の動きが、溶融したバインダー繊維をバ インダー繊維の溶融流れ特性および表面特性の関数として、ベース繊維の交差“ 接触点”まで流動させるのに十分な程度に運動させる。繊維が上昇した温度条件 から離れるのに伴って、バインダーは固化し、2本以上のベース繊維を交差点に おいて耐久性接着状態で包囲し、または互いに接着する。
商業的処理法による染色、仕上げおよび裏面塗布を含む後続処理は接着点を弱め るのに十分なほど軟化することはなく、むしろそれらを補強するであろう、得ら れるカーペットは種々の形状のものであってよいが、−a的な様式はバインダー を含む表糸約40オンス/平方ヤード(1,4Ay/at2)に裏打ちが付着し たカットパイルカーペットである。カーペットの構造は一般に5/32″(4z m)のゲージ、3/4″(20xi)のパイル高さであり、カーペットは普通の 処理法により染色、乾燥、裏面塗布および裁断されるであろう0本発明の糸はル ープパイルカーペットの製造に際しても重要な特性改良を与えるであろう。
火急]↓。
融点範囲130−140℃のグリロン・タイプに140コポリアミド繊′#t3 重量%、およびベースステーブルファイバー(融点範囲215−225℃のアラ イド(A l l 1ed)タイプ521ナイロン−6繊維)97重量%を含む ステーブルファイバーブレンドを調製した。
ブレンドされた繊維を通常の処理法によりカーディングし、ピンニングし、そし て紡糸して単糸を得たやこの糸、すなわち4.7″Z″撚り7インチ(185t pm)を含む3’Sti番手の糸を同様な糸と撚り合わせて、2本諸撚り3’S /2綿番手4.7Z X 4.O3(185zX 160S >糸を得た。
この2本諸撚糸を通常のサラセン撚り止め法により撚り止めした。この糸を約1 95℃の加熱室に弛緩状態で、滞留時間約60秒において導通した。
この糸条数本をタフトしてカットパイルカーペットとなし、常法により仕上げ処 理して、改良製品を得た。
得られたカーペットをベースステーブルファイバー100%から同じ方法で製造 された対照カーペットと比較した。バインダーステーアルファイバーブレンドを 含むカーペットは向上したカーペットタフト外観、より高いレジリエンス、およ びより良好な耐摩耗性を示した。
X族涯l バルク連続フィラメント(BCF)糸からもカーペットを製造することができ、 こうして製造されるカーペットは表面、審美性、風合いにおいて、また耐久性お よび耐摩耗性において、本発明によって改良することができる。以下の例におい て、カーペット製造業者は目的とする効果を得るために単に普通の処理法を採用 する。
フィラメントナイロン糸を各種の通常の繊維製造業者による製法に従って製造す る。これらの方法は他の、より細いフィラメント糸が後続処理工程全体にわたっ てベース糸に付随する点を除いて、本発明と特に関連があるわけではない。しば しば、この組合わせによってカーペットの様式に必要な2本、3本または他の形 の諸撚糸が得られるであろう。
各種方法において、加熱、からみ合わせ、または直接ケーブリングが採用される 。この例におけるように70デニール(78dtex)、14フイラメントの糸 と1185デニール(2000dtex)、70フイラメントのものを直接式グ ーブラーのクリールにおいて組合わせて、単糸それぞれにおいて3.5” S″ 撚り7インチ(140tp請)および得られる2本諸撚糸(1185x 2本) において3.5″Z″(140tpm)の糸を得る場合、直接ケーブリングが採 用される。最終糸は第3成分であるバインダー糸を含み、これはより低い融点を もち、後続の処理工程で溶融するのに伴ってその識別性を大幅に失い、流動して 繊維および糸を互いに接着し、これによりカットパイルカーペットの撚りを保持 するであろう。
この例においては、融点範囲130−140℃のコポリアミド70デニールナイ ロン糸から組合わせのためのバインダー繊維が得られ、1185デニール(20 0(Mtex)のもの2本と組合わせてバインダー約2.8%のブレンドが得ら れる。この比は2本を用いることにより2倍となり、または他のデニールの製品 を糸に供給することにより変化するであろう。
この製品に通常の撚り止め処理を施すと、バインダーが活性化されて、バインダ ーを含有しない同様なカーペットより向上したカーペットタフト外観、高いレジ リエンス、および良好な耐摩耗性という目的の特性を備えた最終製品が得られる 。このための撚り止め条件は一般に飽和水蒸気中で270°F(130℃)、滞 留時間約60秒である。繊維が上昇した温度条件から離れるのに伴って、バイン ダーは固化し、2本以上のベース糸を包囲し、永久的な、または耐久性の接着状 態で互いに接着する。
これらの糸を多数本タフトしてカットパイルカーペットとなし、常法により仕上 げ処理して、改良製品を得る。
請求の範囲 1、(a)ナイロン−6、ナイロン−6,6およびポリエステルから選ばれるベ ース繊維ならびに(b)周囲湿度条件下で110−170℃の融点範囲を有する 熱活性化バインダー繊維1−12重量%からなるカーペット表面繊維用合成糸を 、同時に熱活性化バインダー繊維が実質的に溶融するのに十分な程度に加熱し; 次いで糸を冷却して上記溶融物を固化させ、これによりベース繊維の交差点を包 囲および接着することによって撚り止めし;次いで熱処理された糸をカーペット 構造内へ組込むことよりなる、カーペットの製法。
2、バインダー繊維が130−160℃の融点範囲を有する、請求の範囲第1項 に記載の方法。
3、合成糸がバインダー繊維1−8重量%からなる、請求の範囲第2項に記載の 方法。
4、バインダー繊維がコポリアミドである、請求の範囲第1項に記載の方法。
5、バインダー繊維が5 /66/12型の三元コポリアミドである、請求の範 囲第4項に記載の方法。
6、バインダー繊維が110−150℃の融点範囲を有する、請求の範囲第5項 に記載の方法。
7、合成糸がバインダー繊維1−8重量%からなる、請求の範囲第6項に記載の 方法。
8、ベース繊維がナイロン6である、請求の範囲第7項に記載の方法。
9、ベース繊維がナイロン6である、請求の範囲第1項に記載の方法。
国際調査報告 国際調査報告 US 8702339 SA lBB:

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.a.ナイロン−6、ナイロン−6,6およびポリエステルから選ばれるベー ス繊維; b.周囲湿度条件下で110−170℃の融点範囲を有する熱活性化バインダー 繊維1−12重量% からなる、カーペット表面繊維用合成糸。
  2. 2.バインダー繊維が130−160℃の融点範囲を有する、請求の範囲第1項 に記載の糸。
  3. 3.バインダー繊維1−8重量%からなる、請求の範囲第2項に記載の糸。
  4. 4.バインダー繊維がコポリアミドである、請求の範囲第1項に記載の糸。
  5. 5.バインダー繊維が6/66/12型の三元コポリアミドである、請求の範囲 第4項に記載の糸。
  6. 6.バインダー繊維が110−150℃の融点範囲を有する、請求の範囲第5項 に記載の糸。
  7. 7.バインダー繊維1−8重量%からなる、請求の範囲第6項に記載の糸。
  8. 8.ベース繊維がナイロン6である、請求の範囲第7項に記載の糸。
  9. 9.請求の範囲第1項に記載の糸をバインダー繊維が実質的に溶融するのに十分 な程度に加熱し、次いで糸を冷却して上記溶融物を固化させ、これによりベース 繊維の交差点を包囲および接着し;次いで熱処理された糸をカーペット構造内へ 組込むことよりなる、カーペットの製法。
  10. 10.加熱工程が糸の撚り止め中に行われる、請求の範囲第9項に記載の方法。
  11. 11.請求の範囲第4項に記載の糸をバインダー繊維が実質的に溶融するのに十 分な程度に加熱し、次いで糸を冷却して上記溶融物を固化させ、これによりベー ス繊維の交差点を包囲および接着し;次いで熱処理された糸をカーペット構造内 へ組込むことよりなる、カーペットの製法。
  12. 12.加熱工程が糸の撚り止め中に行われる、請求の範囲第11項に記載の方法 。
  13. 13.請求の範囲第5項に記載の糸をバインダー繊維が実質的に溶融するのに十 分な程度に加熱し、次いで糸を冷却して上記溶融物を固化させ、これによりベー ス繊維の交差点を包囲および接着し;次いで熱処理された糸をカーペット構造内 へ組込むことよりなる、カーペットの製法。
  14. 14.加熱工程が糸の撚り止め中に行われる、請求の範囲第13項に記載の方法 。
  15. 15.請求の範囲第6項に記載の糸をバインダー繊維が実質的に溶融するのに十 分な程度に加熱し、次いで糸を冷却して上記溶融物を固化させ、これによりベー ス繊維の交差点を包囲および接着し;次いで熱処理された糸をカーペット構造内 へ組込むことよりなる、カーペットの製法。
  16. 16.加熱工程が糸の撚り止め中に行われる、請求の範囲第15項に記載の方法 。
  17. 17.請求の範囲第7項に記載の糸をバインダー繊維が実質的に溶融するのに十 分な程度に加熱し、次いで糸を冷却して上記溶融物を固化させ、これによりベー ス繊維の交差点を包囲および接着し;次いで熱処理された糸をカーペット構造内 へ組込むことよりなる、カーペットの製法。
  18. 18.加熱工程が糸の撚り止め中に行われる、請求の範囲第17項に記載の方法 。
  19. 19.請求の範囲第8項に記載の糸をバインダー繊維が実質的に溶融するのに十 分な程度に加熱し、次いで糸を冷却して上記溶融物を固化させ、これによりベー ス繊維の交差点を包囲および接着し;次いで熱処理された糸をカーペット構造内 へ組込むことよりなる、カーペットの製法。
  20. 20.加熱工程が糸の撚り止め中に行われる、請求の範囲第19項に記載の方法 。
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