JPH02501203A - 粒状材料の摩擦仕分け方法及び装置 - Google Patents

粒状材料の摩擦仕分け方法及び装置

Info

Publication number
JPH02501203A
JPH02501203A JP63507012A JP50701288A JPH02501203A JP H02501203 A JPH02501203 A JP H02501203A JP 63507012 A JP63507012 A JP 63507012A JP 50701288 A JP50701288 A JP 50701288A JP H02501203 A JPH02501203 A JP H02501203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mixture
sliding friction
sliding
slide
materials
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63507012A
Other languages
English (en)
Inventor
ニコルス、カール・ダブリュ
ローラング、マイケル・ジェイ
ウォルド、マイケル・オウ
レイフィールド、ジェリー・ダブリュ
Original Assignee
キプロス・インダストリアル・ミネラルズ・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キプロス・インダストリアル・ミネラルズ・カンパニー filed Critical キプロス・インダストリアル・ミネラルズ・カンパニー
Publication of JPH02501203A publication Critical patent/JPH02501203A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B13/00Grading or sorting solid materials by dry methods, not otherwise provided for; Sorting articles otherwise than by indirectly controlled devices
    • B07B13/10Grading or sorting solid materials by dry methods, not otherwise provided for; Sorting articles otherwise than by indirectly controlled devices using momentum effects
    • B07B13/11Grading or sorting solid materials by dry methods, not otherwise provided for; Sorting articles otherwise than by indirectly controlled devices using momentum effects involving travel of particles over surfaces which separate by centrifugal force or by relative friction between particles and such surfaces, e.g. helical sorters
    • B07B13/113Grading or sorting solid materials by dry methods, not otherwise provided for; Sorting articles otherwise than by indirectly controlled devices using momentum effects involving travel of particles over surfaces which separate by centrifugal force or by relative friction between particles and such surfaces, e.g. helical sorters shaking tables
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B13/00Grading or sorting solid materials by dry methods, not otherwise provided for; Sorting articles otherwise than by indirectly controlled devices
    • B07B13/10Grading or sorting solid materials by dry methods, not otherwise provided for; Sorting articles otherwise than by indirectly controlled devices using momentum effects
    • B07B13/11Grading or sorting solid materials by dry methods, not otherwise provided for; Sorting articles otherwise than by indirectly controlled devices using momentum effects involving travel of particles over surfaces which separate by centrifugal force or by relative friction between particles and such surfaces, e.g. helical sorters

Landscapes

  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 粒状材料の摩擦仕分は方法及び装置 この出願は1987年9月17日付の米国特許出願第071097877号の一 部継続出願である。
発明の分野 この発明は2又はそれ以上の種類の離散粒状材料、例えば2又はそれ以上の異な った滑り摩擦係数を有する粒状又は岩塊状鉱物材料混合物を分離又は選鉱する新 規な方法又は装置に関する。さらに詳しくは、この発明は滑り摩擦係数の差異を 利用した方法による異種材料の仕分は方法に関するものである。さらに、この発 明は異種素材混合物、例えば無機混合物の仕分は方法の改良に関し、これらの混 合物の各組成の分離能は主として形状もしくは球形状よりもむしろ各滑り摩擦係 数の差異に依存している。
発明の背景 採掘時、一般に鉱物及び他の無機材料は種々の純度を有し、即ち所望の鉱物種は 通常能の鉱物との混合物である。よって、所望の無機材料又は鉱物は採掘された 残りの材料から分離する必要がある。
例えば、天然タルクは岩塊状であり、典型的には他の鉱物材料、例えば、ドロマ イト、緑泥石、石英、黄鉄鉱、マグネサイト、方解石、長石、マイカ、又はそれ らの混合物と結合している。簡略的に記述するために、この出願明細書において “ドロマイト”とはドロマイト及び/又はタルクが混合され又は自然に結合され た上述した他の無機材料を意味する。粗鉱は一般にほとんどの部分が優勢な1種 類の鉱物種から成る岩塊、例えばドロマイト岩塊又はそれと同類のものとを混合 させたタルク岩塊から構成される。種々の鉱物種から成る混合物、例えば当該岩 塊においてドロマイトと結合されたタルクを含むれき岩の非常に僅かなパーセン テージがそのようにあられれる。
タルクは一般にドロマイト等の他の無機材料から手動仕分は又は浮選方法により 分離される。手動又は手仕分けは当該仕分けを行う者に知覚しうる粗材材の色違 い、粒度及びサイズ等の鉱物種間の可視的相違点に依存するものである。手動仕 分けは厳しい労働である。
又、それは手根骨症候群を含む不興の損傷を惹起しうる。浮選方法はそれを実施 する装置が非常に高価であるため経費がかかる。さらには、美大な量の水が必要 であり、そのような水は大抵の採掘場、例えばモンタナとかオーストラリア等に おける採掘場においては利用することができない。
鉱物種の仕分けを自動化すべく種々の方法の開発が行われた。これらのうち、光 学的仕分は方法は分離しようとする鉱物又は無機材料の表面からの反射光の可視 相違を感知する光学センサーに依存するものである。浮沈法は分離しようとする 材料の比重の違いに依存するものであり、静電分離法は混合組成物の導電率又は 形態の違いに依存する、電気泳動又は誘電泳動に基づくものである。しかしなが ら、これらのいずれの自動仕分は方法もひとつひとつ挙げると、粒状物間の色違 い、形違い、比重違い、及び鉱物サイズ違いに影響を受けて完全にはうまくいか なかった。
粒状形態に基づく幾つかの自動仕分は方法が開発された。例えば、1912年6 月18日付でウィルモットQi1mot)等に付与された米国特許第1,030 ,042号及び1916年7月11日付でロトッキ−(Lotozky)に付与 された米圓特許第1.190,926号にそれと結合された岩からの石炭の分離 方法が示めされている。これらの特許方法による分離に都合のよい石炭は粒状形 態のものであり、一般に少なくとも球形態のものである。他方、スレートを含む 結合岩は多かれ少なかれ平坦形状片としてあられれる。
ウィルモソト等の方法において石炭およびそれと結合した岩の混合物はその長さ 方向の中段以降に回転ディスクを有するシュートが配置される。概略球状とされ る石炭はシュートを転がり降りるとともに該シュートの底部でビンの中に入る。
このようにして平坦音片は回転ディスクに到達するまで該シュートを滑り降り、 そこに溜まりかつディスクによりシュートから運び去られる。
ロトノキーの方法において、シュートは用いられなかった。その代わり、石炭と 岩石の混合物が回転ディスクの運動方向と逆方向に傾斜せしめられた該ディスク 表面に供給された。再びほぼ球形状の石炭が元の方向に該ディスクから転がり落 ち続ける。平坦状石炭は該ディスク上に停留するようになるとともに運び去られ る。
これらの分離方法は分離しようとする粒子の形状、特に分離される粒子が可成り の程度球形であるか又は球形でないかに依存し、したがって分離しようとする2 つの粒子型式の滑り摩擦係数間の差異よりもむしろ仕分は工程における転がり及 び滑り摩擦係数を利用するものである。更に、ウィルモット等及びロトッキー等 の回転ディスクは単にスレート/石炭系からスレート又は他の平坦状岩塊を物理 的に運び去るのに用いられ、現存の他の各材料から石炭を分離すべく遠心加速力 を付与するのに用いられたものではない。
単に粒子形状に基づく他の自動仕分は方法及び装置は、例えば1977年11月 22日付でジョーン(John)に付与された米国特許第4,059,189号 に開示されている。組成が同一であるが、形状が異なった粒子を分離するこの方 法は、また転がり及び滑り摩擦係数の差異によって示されるように分離しようと する粒子の球形度に基づ(ものである。その他の球形度に基づき粒状材料を分離 する自動装置は1969年12月23日付でダインケン(Deinken)等に 付与された米国特許第3,485.360号に示される。ダインケン等の装置は ほぼ球形かつ不規則形状及びほぼ同一組成の非球形粒子から成る混合物が供給さ れる回転ディスクから構成されたものである。球形粒子はディスクから転がって 離脱する一方、不規則形粒子はディスクの表面から強制的に除去される。193 0年1月28日付でジョンソン(Johnson)に付与された米国特許第1, 744゜967号に開示されている、もう1つの自動分離方法は静電界の印加を 必要とするものである。このジョンソン方法は主に静電気力を印加することによ り重力を増大せしめて得られる摩擦の差異に基づいて操作し、平坦状粒子が球形 粒子よりも強力な静電界を発生する事象を利用するものである。
また、接着特性の違いによって粒状物を分離する自動仕分は方法が開発された( 197’O年4月28日付でコンラド(Conrad)に付与された米国特許第 3,508,645号を参照)。このコンラド方法において、鶏肉等のべとべと する粒状物が静止結合力によって運動表面に接着される一方、鶏骨に結合された 非粘着性粒状物が該運動表面から滑り落ちる。
他の分離方法では混合組成物間の密度の違いを利用して該混合物を分離すること が用いられた。これらの方法は振動テーブルの形態をした鉱物集中テーブル状に 運び出される。
上述したいずれの自動仕分は方法も分離しようとする無機材料が呈する滑り摩擦 係数の違いを利用して種々の無機材料を分離するものである。
現在個別の粒状無機材料から成る混合物の各成分、例えば異種の化学組成物から 成る一方、同様の物理的形態を有する2つまたはそれ以上の粒状もしくは岩塊状 鉱物材料が分離しようとする材料の滑り摩擦係数の違いを利用する新規な分離方 法により他のものから1つのものに分離され、このようにして該材料を異なった 形態のものに分離せしめなくても良いようにする。
従って、この発明の目的は滑り摩擦係数の違いを利用して種々の滑り摩擦係数を 有する、異種の無機材料に限定するものではないが種々の無機材料を分離する方 法及び装置を提供することにある。
又、この発明の目的はタルク及び結合鉱物材料が呈する滑り摩擦係数の違いを利 用して各種無機材料及び岩の結合物からタルクを分離して高級なタルク生産物及 び高級化タルク混合物を製造する方法及び装置を提供することにある。
これらの目的及び他の目的、並びに本発明の性質、技術的範囲及び用途は以下の 記述、添付図面及び請求の範囲から当該技術分野の熟練者に容易に明らなものに されよう。
発明の要約 この発明は混合物において他のものから顕著に識別される滑り摩擦係数の違いを 有する、2つ又はそれ以上の個別粒状材料がそのような摩擦係数の違いを利用し て分離可能であることの発見を基礎とするものである。
そのような粒状材料は混合物の各成分が滑り摩擦係数の差異を呈する表面に接触 せしめられて分離される。その分離は滑り摩擦係数の違いに基づき表面にわたっ て各成分が違った動きをすることによって達成される。各材料が摩擦係数の差異 を呈する表面は装置の一部分を成し、各材料に加速又は減速力が加えられて該表 面にわたり当該混合物の各成分の摺動の違いを生起せしめるようにされる。その ような装置は、それに限定されるものではないが、スライド、回転ディスク、遠 心分離器、回転シリンダ、振動テーブル及びそれらと同類のものを含み、そのよ うな分離を有効に行うものであればどのような形態のものであっても良い。
第1図は本発明の実施例の概略回転ディスク装置の平面図を示し、該装置は供給 シュート及びドクターブレードと組み合わせて分離が行われるディスク表面に分 離しようとする材料混合物を導入するフィードコンベヤーを用いるものである。
第1a図は本発明の回転ディスク装置の変形例における概略部分平面図である。
第2図は第1図に示す回転ディスク装置の概略側面図である。
第3図は本発明の1実施例の振動テーブル装置の概略平面図であ面にスクリュー コンベヤーを介して導入されるようになっている。
第4図は第3図に示す振動テーブル装置における振動テーブルの傾きを示す概略 側面図である。
第5図は第3図に示す振動テーブル装置における振動テーブルの傾きを示す概略 正面図である。
第6図は本発明の1実施例の速度仕分はスライド装置の概略側面図であり、供給 機構として往復動ブツシュバーを備えたフィードシュートが用いられ、分離が行 われるスライド表面に分離しようとする材料混合物が導入される。
第7図は第6図に示す速度仕分はスライド装置の概略平面図である。
発明の詳細な説明 本発明に従って分離し得る各粒状材料の混合物のうち、各材料間の滑り摩擦係数 を用いることができるものは粗鉱から粒状もしくは岩塊状素材形態に応じた鉱物 及び無機材料であり、その場合所望の無機材料もしくは鉱物が岩塊材料から他の 材料の全体もしくは一部分として分離される。天然の混合物無機材料、例えばタ ルク、ドロマイト、緑泥石、石英、黄鉄鉱、マグネサイト、方解石、長石、マイ カ、タルクとドロマイト、タルクと緑泥石、緑泥石とドロマイト、緑泥石と石英 およびそれらと同類のものはこのような方法で分離するのに特に適する。式Mg +tSi+s04゜(OH)、で表される水酸化珪酸マグネシウムであるタルク が上述したように天然に種々の鉱物種と結合された岩形態で生じる。これらの無 機材料の最も一般的なものは弐CaMg (COs ) tで表される石灰石の 一種であるドロマイト、アルミニウム、第1鉄およびマグネシウムのいずれかの 単斜晶珪酸塩である緑泥石、式5iOzで表される石英、式Fe5tで表される 黄鉄鉱、弐MgCo。
で表されるマグネサイト、式CaCo5で表される石灰石の一種である方解石、 カリコウム、ナトリウム及びカルシュラム金属と結合した珪酸アルミニウムであ る長石並びに一般式(k+ Na、Ca) (Mg、 Fe。
Li+ Al) *−s (AI+ Si) ao+o (OH,F) tで表 されるピロ珪酸塩鉱物であるマイカ等である。本発明に含まれる処理工程である いずれかの分離工程に加えられるタルク鉱物からの粗鉱は一般的にサイズが微粒 から特性サイズが約20インチの大きな粒子に至る範囲の鉱物混合物形態とされ る。れき岩の僅かなパーセンテージが鉱物種混合物を含むものとして現れる。又 粗鉱は砂地の岩塊状粒子及び他の岩状脈石を含んでいる。
そのような無機混合物は本発明に従って各成分の滑り摩擦係数の違いを利用して 分離される。摩擦係数は広い意味で静、動又は滑り摩擦係数の3つの形態のうち の1つで表された、対象物を表面上を移動させる際の抵抗測定値である。これら の3つの静摩擦力のうちで最大である静摩擦力は表面上を移動開始させるに必要 な傾斜角の正接値を利用して計算された、対象物を表面上に移動開始させるに必 要な力の測定値である。動摩擦力は静摩擦係数よりも小さなものであるが低速度 では静摩擦係数と殆ど差異のないものであり、対象物の表面上における摺動を維 持するのに必要な力の測定値である。
動摩擦係数は表面上での対象物の一定速度の運動を維持するのに必要な傾斜角の 正接を利用して計算される。対象物の静又は動摩擦係数はその滑り摩擦係数とみ なされ、対象物の摺動における抵抗測定値である。
滑り摩擦係数は実質的に当該滑り摩擦係数が静又は動係数のいずれかで表されよ うとも所定の対象物に対する滑り摩擦係数よりも小さなものであり、表面上での 対象物の転がり運動を維持せしめるのに必要な力の測定値である。転がり摩擦係 数は対象物の球形度に依存するとともに表面上に一定速度をもって対象物の転が り運動を維持せしめるのに必要な傾斜角の正接を利用して計算することができる 。
一方、静、動、滑り又は滑り摩擦係数として表される摩擦係数は表面に垂直な対 象物の力を乗算すると一定速度で表面に沿って対象物を移動せしめるに必要な力 となり、又は静摩擦係数の場合、そのような運動を開始させるに必要な力となる 。
ある材料の滑り摩擦係数は本質的に当該材質のみならず、当該材料が接触する表 面に対して独特なものであり、表面堅さ、仕上げ面の滑らかさ該表面の非晶質度 、当該物質の粒子サイズ及び表面上に見られ、又は該表面と接触して材料と結合 される、流体、塵又は他の汚染物等のコーティングによって影響される。このよ うに同様の物理的形態を有しかつ異種の化学的組成を有する個別粒状材料混合物 は岩石サイズ又は形状によって影響される特定表面上で呈する滑り摩擦係数の違 いに基づき本発明の方法および装置を用いて分離することができる。
本発明に従って滑り摩擦係数の違いによる材料混合物の分離は速度差仕分け、ス ライド保持仕分は又は差動ブレーキング仕分けのいずれかによって行われ、材料 混合物がどのようにして分離されるかは当該混合物成分のすべり摩擦係数の関数 として表面上を移動させることによって行われる。
速度差仕分は方法において、分離しようとする各材料は表面上を他の材料よりも 著しく速い速度でスライドせしめられる。材料混合物は移動する表面上材料混合 物の加速度の垂直成分に対する平行成分の割合が当該材料混合物の各成分の滑り 摩擦係数よりも大きい時、この成分はその滑り摩擦係数に逆比例した速度をもっ て表面にそって移動する。よって表面に対する滑り摩擦係数が低ければ低いほど 当該成分はより速く移動する。
スライド保持仕分は方法において、分離しようとする混合物のある材料は他の材 料が静止している間表面に沿って移動せしめられる。
加速度の表面平行成分と垂直成分との割合は当該材料の滑り摩擦係数に比例する ものであり、低い滑り摩擦係数を有する成分は高い滑り摩擦係数を有する成分が 表面上で静止している間、該表面に沿って移動するようなものにされる。
速度差仕分は方法の変形である差動ブレーキング仕分は方法は、分離しようとす る混合物の各成分が表面上に同一の初期速度をもって導入された際1つの材料が 他の材料より速く滑り落ちることに依存するものである。材料移動の減速度の表 面に平行な成分と垂直成分との割合はその滑り摩擦係数に直接比例している。よ って、高滑り摩擦係数を有する材料は低摩擦係数を有する材料よりもゆっくりと 降下する。
本発明に従って材料分離を行うのに用いられる装置は分離しようとする材料を表 面に供給する手段を含み、該表面において分離しようとする材料が十分な滑り摩 擦係数の違いを呈するとともに該手段が該表面上にそのような材料を移動せしめ る力を印加する手段と組み合わされ、よってこれらの摩擦力の差異が顕在化せし められる。
そのような印加力は本質的に加速又は減速力であり、重力及び遠心力を含むもの であってもよい。
本発明の実施に使用し得る装置の1形式は概略第1図および第2図にそれぞれ平 面図および側面図が示されるような回転ディスク仕分は装置であると定義するこ とができる。そのような装置を利用する際、例えばタルク及びドロマイト岩の混 合物等の無機混合物の複成分粒状混合物が分離表面に供給装置を介して供給され る。供給装置において、複成分混合物がホッパー110から振動フィーダ112 に供給される。振動112はスクリーン114を含み、該スクリーン114は複 成分混合物が振動フィーダ112を介して供給される際、微粒物及び当該装置か ら除去しようとする他の小さな付着粒状材料を通過せしめる。スクリーン114 は直径1.5インチの複数のパンチ穴を有するシート状金属プレートから構成し たものであってもよい。スクリーンされた材料混合物は振動フィーダ112から スライド116を介してフィードコンベヤー118に供給される。
スライド116はある傾斜角を有し、好ましくはフィードコンベヤー118上に 一列状に分離しようとする粒状物又は岩状物を加速しかつ配置せしめるV字形ト ラフを有するようにする。例えばスライド116は水平面に対し35°の角度を もって傾斜する、30°V字形トラフを有するものであってもよい。これにより ディスクユニット122を適当に機能させるために混合粒状物を適正に配列しか つ間隔を有するようにする。材料混合物はフィードコンベヤー118に沿ってフ ィードスライド120に移動し、該フィードスライド120は粒状混合物をフィ ードコンベヤー118から回転ディスク122に移送するのに用いられる。例え ば、フィードスライド120は長さ3フイートを有するとともに16°の傾斜角 を有するものとスル。フィードコンベヤー118は適当な速度、好ましくはその 点、即ち回転ディスク122の供給点で該ディスク122上のフィードスライド 120に存在する材料混合物があたかも正接速度と実質的に等しい速度を有する ように運転される。材料混合物の加速エネルギーは該材料混合物がフィードスラ イド120を滑り降り、ドクタープレイド124に当たりかつディスク122の 表面上で方向を転換するにつれて低下する傾向にあるのでフィードコンベヤー1 18の速度は一般に上記供給点でディスク122の正接速度よりも大きくなる。
例えば、ディスク122が直径6フイートを有するとともに半径18インチのデ ィスク122の供給点で30 rmpの回転速度を有すると、フィードコンベヤ ー118は7フィート/秒の速度で運転され、よってディスク122の表面上の 供給スライド120に存在する際、材料混合物は4.7フィート/秒の速度を有 し、該速度は半径18インチの供給点でのディスク122のほぼ正接速度である 。低供給速度においては又、供給スライド120は本発明により具体化される分 離表面を有するようにするとともに材料混合物の分離をさらに強化するために該 材料混合物に加速又は減速力を加えるようにしてもよい。高供給速度においては 供給スライド120は材料混合物の相互作用により、分離表面としての作用を停 止する。
そのような相互作用において、低滑り摩擦係数を有する材料混合物は高滑り摩擦 係数を有する材料成分をフィードスライド120に押し付け、よって各材料混合 物成分は回転ディスク122の表面と接触する際、実質的に同一速度を有する。
例えば、タルクおよびドロマイト岩混合物の供給速度が約40トン/時において 該混合物がディスク122と接触する際、各速度はほぼタルクおよびドロマイト とほぼ等しい。フィードスライド120の表面は回転ディスク122の表面と同 一であるか又は異なったものとされる。フィードドクターブレード124はディ スク122表面で粒状物又は岩状物を一列状の粒状混合物と成るように間隔をあ けることなく可変に配置せしめるのに用いられる。フィードドクターブレード1 24はディスク122の表面上に材料混合物をバウンドとか転勤を惹起すること なく所定位置に保持するような形態のものであればどのようなものであってもよ い。好ましくは、フィードドクターブレード124は湾曲状とされ、その曲率は 供給点の変更に応じて変更される。供給点は粒状混合物の組成、分離しようとす る粒状物又は岩状物のサイズ及び滑り摩擦係数の違い並びにディスク122の回 転速度、直径、表面材料及び外形等のファクターに依存して変更される。ディス ク122の直径は分離効果を十分なものにするものであればどのようなサイズの ものであってもよく、好ましくは直径が約2フイート〜約30フイートとされる 。
ディスク122は図示しない電気モーター等の通常手段を用いて軸126の回り に反時計回りに回転される。ディスク1220回転速度は各滑り摩擦係数の違い に基づき粒状混合物を形成する2つまたはそれ以上の異なった粒状物が異なった 速度を有するようなものとされる。該回転速度はこの発明を実施する際、いつで も利用し得る3つの実施例、即ち速度差仕分は方法、スライド保持仕分は保持又 は差動仕分は方法に応じたものとされる。所定サイズのディスクに対し当該混合 物における各粒状物の特性サイズが低下するにつれてディスクの回転速度は増大 せしめられて微粒物及びそれと同類のものによってディスク表面の摩擦特性によ る妨害を防止するようにされる。また所定の粒状混合物組成及びスルーブツトに 対し、ディスク122のサイズが増大するにつれてその回転速度が低下せしめら れる。一方、ディスク122の回転速度は構造及び用途における物理的限界に基 づいてどのような速度としてもよい。ディスク122の回転速度は好ましくは約 5 rpm〜約200 Orpmとされる。
ディスク122の表面上での低いもしくは3つまたはそれ以上の組成物である場 合、最低の滑り摩擦係数を有する粒状混合物の成分はディスク122の周縁部に 向かって表面上を摺動するとともにディスク122の縁部から離れ、そこで該成 分はビン130内に沈積され、そこからコンベヤー132等の手段を介して除去 することができる。ディスク表面上で高滑り摩擦係数を有する成分は静止したま まであるか又はディスク122の周縁部に向かって低速度で移動し、該周縁部の ある位置に低滑り摩擦係数を有する材料が移動する。1回転後ディスク122の 表面上に残留するいずれの材料も該表面からりジェクトドクターブレード140 又はスクレーバー、エアジェ。
ト、真空又はそれと同類の適当な他の手段を介して強制的にリジェクトビン14 2内に除去される。ビン142の内容物はコンベヤー144を介して除去するこ とができる。ビン130と142間の周縁部にビン146及びコンベヤー148 等の追加ビン及び除去手段を配置するようにしてもよい。付加ビン内で回収され る各材料成分の割合はビン130と142間の位置に応じたものであり、ビン1 3oからの距離が減少するにつれて低滑り摩擦係数を有する材料のパーセンテー ジが増大する。付加ビンから回収される材料はフィードホッパー110に再帰還 させるかまたは他の分離または仕分は工程に供給することによってもう1つの仕 分は工程に付される。ディスク122の表面は所望であれば水スプレー150を 介して湿らせて摩擦表面性質を変化せしめることが出来る。清掃手段158は分 離しようとする個別の粒状材料例えば砂及びチップをディスク122の表面から 除去するのに用いることができる。清掃手段158は、回転ナイロンブラシユニ ット又はディスク122の表面から余分な材料を有効に除去する他の適当な清掃 手段、それに限定するものではないが、回転ブラシユニット、流体ジェット、真 空手段、スクレーパー又はそれらの組み合わせを有する手段から構成したもので あっても良い。
ディスク122の表面形状は分離工程において、使用される重力の大きさに応じ て変更される。適当な形状は、例えばそれに限定されるものではないが、半径方 向断面形状が平坦、凸状、凹状又は浅絞り円錐形を有するディスク表面を用いる ことが出来る。平坦ディスクの場合、分離しようとする少なくとも1つの材料を 摺動させるのに必要な最小加速力は該ディスク表面上での滑り摩擦係数に等しい ものとされる。これはディスク表面の平面に垂直な材料の力は当該材料の重量に 等しいからである。好ましくはディスク122は凹状の第2図に示すような概略 円錐台形を有するようにされる。そのような形状は高用量を有し、所定時間内に より多くの材料の分離を行うことが出来る。凹形プロフィールは又分離しようと する材料のバウンシング及び転勤の防止を助ける。
好ましい実施例において、ディスク122の表面形状は分離しようとする材料混 合物の各成分の加速又は減速割合がディスク122の全表面にわたって一定に維 持されるように選定される。
第3図、第4図および第5図は、それぞれ本発明の実施に用いることができる振 動テーブル形態のもう1つの形式の装置の平面図、側面図および正面図を示す。
複成分粒状混合物がホッパー210からスクリューコンベヤー212に供給され 、ついで該スクリューコンベヤー212は材料混合物を振動テーブル225の表 面230に供給する。振動テーブル225は印加された周期的加速力の形式で垂 直面に対しである角度を成すとともに第3図中矢印226で示される方向に振動 に付される。この角度は変化させることができ、好ましくは水平面から約30° を成すようにする。この材料内に生じた繰り返し加速力はピッチおよびキャッチ で定義される一連の動作を介して振動テーブル225の表面上に伝達され、1ピ ツチは当該材料が加速力を加えられている間前方に投げ出す作用をいい、1キヤ ツチは加速力の中止の結果表面上に材料を存在せしめる作用をいう。
材料の通路は振動テーブル225に加えられる振動のストローク振幅および周波 数によって定められる。ストローク振幅又は押し出し力のいずれかが増大すると 材料を前方に押し出す力が大きく変化する。ストローク周波数が高まると所定期 間内でのそのような押し出し数が増大する。
振動テーブル225の操作時、複成分粒状混合物は供給方向における周期的加速 力と重力との2つの力に付される。周期的加速力即ち振動テーブル225に振動 が加えられると、粒状材料は前方に押し出される。当該粒状混合物が表面230 と接触すると高滑り摩擦係数を有する成分は表面230上に実質的に静止状態に 残留する。
低滑り摩擦係数を有する成分は表面230と接触しかつ摺動する。
摺動方法は当該材料に加えられる重力に応じたものであり、表面230の傾斜2 60及び傾き270によって定められる。
各ストローク時、材料は重力の約3倍(3G)〜約25Gの加速力をもって前方 に投げ出される。各材料が前方に投げ出される距離は該材料の滑り摩擦係数に依 存する。高摩擦係数を有する粒状物は低滑り摩擦係数を有する粒状物よりもさら に前方に投げ出される。
ストローク振幅は押し出し力が増大するにつれて減少し、例えば押し出し力が約 8G〜25Gに増大せしめられた際ストローク振幅は約1/2インチ〜1/64 インチに減少する。ストローク周波数は粒体サイズに応じたものであり、振動テ ーブル225の傾斜260及び傾き270の度合いは高滑り摩擦傾斜を有する粒 状混合物の成分が表面230上を摺動せず、一方低滑り摩擦係数を有する成分が 摺動するように調整され、このようにして供給方法が高められた時、粒状混合物 の分離が可能となる。振動テーブル225の表面230の傾き270は第4図に 示され、水平面に対し約00〜約45°変化せしめられる。傾き270は振動テ ーブル225の表面230を横切って粒状混合物を分散せしめるのに使用され、 分離しようとする各粒状物の速度が相違するようにされる。振動テーブル225 の傾斜260は第5図に示され、又水平面に対し約00〜約45°変化せしめら れる。振動テーブル225の表面230の傾斜度260が増大すると、粒状混合 物の前進運動が禁止される。粒状物の前進運動の禁止は使用する表面の短縮化を 可能にする。ストローク振幅及び周波数は振動テーブル225の傾き270及び 分離しようとする粒状物の平均粒子サイズと整合するように調節される。例えば 、5/8インチサイズのタルクおよびドロマイト粒状物の混合物は傾斜10°及 び傾き5°を有する湿ったアルミニウム酸化物表面振動テーブル上でストローク 振幅3/8インチ及び周波数500サイクル/分をもって分離することができる 。高滑り摩擦係数を有する粒状混合物成分は供給方向において周期的加速力をも って表面230を上昇するように輸送されるとともにビン240内に放出される ビン240の内容物はコンベヤー242等の適当な手段を介して空状態にされる 。振動テーブル225の表面上での低もしくは3つ又はそれ以上の成分である場 合には最低の滑り摩擦係数を有する粒状混合物の成分が表面230上を供給方向 と反対の方向即ち、降下するように摺動するとともにビン244内に放出され、 該ビン244はコンベヤー246を介して空状態とされる。この装置は特に6イ ンチ又はそれ以下、好ましくは1インチ又はそれ以下の特性サイズを有する材料 の分離に適するものである。表面230に異なった摩擦特性を付与するには表面 230を湿らせるのに水スプレー250が用いられる。この表面230は本質的 に自動清浄表面であるから清浄手段は必要がない。
この発明の実施においてもう1つの形式の装置が使用することが出来るが、1つ の利用重力が第6図および第7図に示される速度仕分はスライド装置に示される 。分離しようとする混合物が供給装置を介して分離表面316に供給される。該 供給装置はプラットフォーム312上に材料混合物を供給フィードシュート31 6を構成し、そこでは材料混合物が往復動ブツシュパー314を介して分離表面 318に移動せしめられる。分離表面316は傾き角度318をもって傾斜せし められるとともに材料で表面が覆われ、該表面上で分離1、ようとする粒状物の 混合物成分が異なった滑り摩擦係数を呈するようになっている。
いずれの供給装置も、好ましくは第6図および第7図に示される往復動フィード バー314等のように繰り返し方式で使用することが出来る。繰り返し操作方式 は粒子衝突とか各材料混合物成分間の滑り摩擦係数の違いに応じた速度差と抵触 する相互作用も無しに分離するのに十分な時間を付与する助けをする。フィード コンベヤー装置はまた当該コンベヤー上で当該材料混合物を形成する各粒子また は個別素材間に十分な間隔をもたせて使用することが出来る。タルクおよびドロ マイト岩混合物に対しては、フィードコンベヤー上における岩間の最小間隔は約 18インチに維持する必要がある。
第6図および第7図に示す速度仕分はスライド装置は、表面材料、分離しようと する粒状材料を形成する成分、各成分量、斜面の長さ、ともかく分離しようとす る混合物に付与される初期速度、滑り摩擦係数等のファクターに応じて可変調節 される傾斜面318を備えた表面316を有する。この角度は各音の速度に応じ て変化させられ、単に所定の装置形態および所定の材料混合物を再調整すること により容易に定めることができる。
速度仕分はスライド装置は平坦表面から曲面表面にわたるプロフィールを有し、 湾曲させるのであれば表面は凹状または凸状のいずれかとされる。傾き角度はス ライドの長さに沿って変化させられる。
好ましい実施例において、スライドはその端部の直前の底部で小さくなった傾斜 角を有する。この小さくなった傾斜角部分は粒状材料混合物に対しブレーキ作用 を行い、その各成分間の滑り摩擦差をさらに強調するように作用する。
スライド316の表面は水スプレー3300手段によって随意に湿らされる。ま た、図示しない清掃手段を採用し、スライド316の表面から分離しようとする 材料混合物以外の材料、例えば砂、微粒体及びチップを除去することができる。
そのような清掃手段として例えばブラシ、流体ジェット、真空手段、スクレーパ ー等が挙げられる。
分離された材料はスライド316の表面から放物線軌道をもって離間し、その経 路は分離される各材料の滑り摩擦係数に逆比例している。したがって、高滑り摩 擦係数を有する材料は低速度および小軌道をもってビン320内に沈積される一 方、低滑り摩擦係数を有する材料は高速度及び大軌道をもってビン320内に沈 積される。
枢動可能に装着されたバッフル324形態とされた可調節分割ゲートがビン32 0と322間に配置され、当該装置は供給、表面、表面状態、速度、装置長さ、 傾斜角等を異ならしめるように調節可能とされる。ビン320と322に集めら れた材料は別々にコンベヤー326および328等の適当な手段を介して除去さ れる。この分離はスライド316と収集ビン320および322間の垂直距離を 大きくすることによりさらに増進せしめられる。
この装置は分離される材料に付与された初期速度に依存する速度差仕分は及び差 動ブレーキング仕分けに用いられる。差動ブレーキング方法に必要とされるよう な大きな速度は第1図及び第2図に示されるような供給装置を介して付与される 。さらに、この装置はスクレーパー、吸引またはエアージェット等の適当な材料 仕分は手段を付加して分離表面上に残留する材料を除去することによりスライド 保持仕分は方法に容易に適用することができる。
第1図〜第7図に示す各装置は、この発明の実施、即ち速度差仕分け、スライド 保持仕分けおよび差動ブレーキング仕分けまたはそれらの組み合わせた方法を実 施する際、利用可能な3つの実施例のうちのいずれかにより材料混合物の分離に 使用することができる。
材料混合物組成、混合物の各成分量、混合物の特性サイズ、混合物における特性 サイズ範囲、もしあれば分離表面および分離表面に導入する前に材料混合物に付 与される初期速度等のファクターに応じた所定の仕分は方法が使用される。
好ましい表面材料は分離しようとする各材料の滑り摩擦係数の差異を強調するも のとされる。しかしながら、分離しようとする各材料が表面上で各材料の滑り摩 擦係数に差異を呈しさえすればどのような表面であってもよい。摩擦の差異が小 さくなればなるほど、改良設計装置であっても不完全または不良分離を防止でき なくなる点に到達するまで分離がますます困難となる。
表面に対する滑り摩擦係数が高くなればなるほど、材料の1部または全体が転勤 またはバウンドする、本発明の実施において回避しなければならない事態となる 危険性が高まる。転勤またはバウンドする材料は本発明の仕分は工程において重 要な滑り摩擦係数の差異を生じさせるのに十分な期間表面と接触しないことにな る。
この発明の実施において使用できる分離表面材料のうち、その表面上で分離しよ うとする材料が顕著な滑り摩擦係数の差異を呈するものには、耐摩耗性タイルお よび煉瓦等のセラミック、ステンレススチール等の金属および高分子量ポリエチ レン等の高密度耐摩耗性プラスチックがある。表面の摩耗は分離工程に大きく影 響するがら、分離表面材料は好ましくは分離しようとする粒状材料に対し耐摩耗 性を有するものにする。したがって、表面は好ましくは分離される粒状混合物の 各成分のうちの最大硬度と同等またはそれ以上の硬度を有するようにする。
分離表面は1つ以上の材料から構成される。例えばその下端部に低減角または傾 きを有するスライドがそれぞれ異なった傾斜部分にわたって異なった材料で平ら かにされるようにして、そのような表面を連続的に通過する際に分離される各材 料が呈する滑り摩擦係数の差異をさらに強調するようにする。表面高さの違いが 該表面を覆う材料混合物の全体または1部分の運動に対し逆の影響を及ぼすから 、1つ以上の材料が使用される場合材料間の接合はフラッシュ状又はほぼそれと 同等の状態となるようにする。
タルクおよびドロマイト岩の混合物分離用に特に好ましい表面はモース硬度9. 3またはそれ以上を有する極微粒子85%のアルミナ製品、例えばコロラド、ゴ ールデン、コース・セラミック・カンパニー製セラサーフアルミナブリック(C erasurf alumina brick)から成る酸化アルミニウムセラ ミック表面とされ、特に好ましくはそのような表面を水で湿潤せしめる。
分離表面自体は実質的に滑らかな整ったものとされ、当該表面を横切って分離さ れる材料混合物の動きに影響を及ぼす実質的なくぼみおよび突部のない表面とさ れる。同一または異なった材料がら成る複数の表面部分が使用される場合、各表 面部分は好ましくは公知の手段、例えば研磨ディスク等により調整してほぼフラ ッシュ状及び均−状とされる。例えば、セラサーフアルミナ等の耐摩耗性煉瓦が 用いられる場合、各煉瓦を並べるとともにそれらの間部を接着してほぼ滑らかな 表面が形成される。突状縁部はサンダー仕上げ、研削またはやすり仕上げを行っ て表面を平坦状またはほぼ水平状にされる。
第1a図は摩耗および/または損傷が激しい条件下に付される、特に第1図の装 置に適用することができる回転ディスク122の変形例を示す。この回転ディス ク122は当該ディスクにおいて最も摩耗および/または損傷を受ける領域に鋼 めっき処理した環123を形成した点を除きすべての点で第1図の実施例のディ スク122と同様のものとされる。軟鋼から環状プレート123を形成するとと もにその露出スライド表面がサンドプラスチングまたはショットピーニングによ り圧縮硬化することにより、出来上がった表面はタルクおよびドロマイトによる 滑り摩擦係数が第1図の実施例に関して参照されたセラサーフアルミナブリック 上での各材料の滑り摩擦係数と実質的に同一のものにされる。単に、未処理軟鋼 プレートをドロマイトおよびタルク岩の衝撃作用にさらすことにより、たまたま ショットピーニングによって生じるものと実質的に異なる表面状態を生起せしめ 得ることは興味のあることである。標準操作条件下での装置の操作所要時間は約 24〜48時間である。
実際上、ドロマイトの滑り摩擦係数が所定のスライド表面上でのタルクの滑り摩 擦係数の約2倍であるとき最適な結果が得られた。
スライド表面上で分離しようとする各材料の滑り摩擦係数間の差異が識別可能で ありさえすれば許容しうる、むしろ好ましい結果を得ることができる。ドロマイ トからタルクを分離する場合、ドロマイトの滑り摩擦係数が約0.53、タルク の滑り摩擦係数が約0.25であるとき、最も好ましい結果が得られた。ドロマ イトの滑り摩擦係数が約0.45〜0.55の範囲、タルクの滑り摩擦係数が約 0゜20〜0.25の範囲内のものであるとき、許容しうる結果が得られた。各 滑り係数比は低くてもよく、当該装置の操作条件を調節、例えばディスクを低回 転速度で運転する及び/又は材料供給速度を低減することにより操作可能となる 。
水または他の流体で表面を湿潤することにより摩擦特性差を強調することができ る。湿潤はある成分の滑り摩擦係数に対して認識しうる作用効果を有しない場合 、他の成分の滑り摩擦係数を顕著に低減せしめることができる。さらに、ある材 料に対しある流体を使用することにより該流体の潤滑効果により惹起された同成 分に対する顕著な速度差を生じさせることができる。
本発明に従って分離される粒状混合物の各成分は好ましくは台状、むしろ微粒状 とされ、該微粒子は広大な特性サイズ範囲を有し、特に最大サイズに対する最小 サイズの比が約1〜6であるようなサイズとされる。サイズ範囲が狭小なものと なるにつれて分離効率および能力は増大する。好ましくは材料混合物と組み合わ された砂および微粒子は分離表面に混合物を導入する前に除去される。そのよう な除去手段は分離しようとする材料混合物をスクリーニングまたは洗浄を行うも のである。
タルク/ドロマイト混合物に対し、分離される各岩塊は好ましくは約2インチル 約12インチの範囲の特性サイズを有するようにし、更に好ましくは該混合物に おいて約2〜6インチのものが優勢であり、及び約6〜12インチのものが優勢 であるような小さなサイズ範囲内のものにふるい分けされる。
実施例1 長さ34インチ、水平面に対する傾斜角33 ’/、度、直下距離4.2フイー トを有するスライドが使用された。該スライドはモース硬度9.3を有する、コ ロラド、ゴールデン、コース・セラミック・カンパニー製微粒子耐摩耗性85% アルミナ煉瓦のセラサーフにより表面出しされたものである。垂直デバイダ−が 上記スライドから24インチ離間した水平面上に配置された。特性サイズ範囲2 〜12インチ、タルク61.7%、ドロマイト30.5%およびタルク−ドロマ イト塊7.8%からなる岩塊混合物が上記スライドに一挙に1塊状に手動供給さ れた。岩塊が収集された2つの箱の内容物は次のとおりである。
タルク箱 ドロマイト箱 63.125 ポンド タルク Oボンド タルク6.125 ポンド 塊状物  1.875 ポンド 塊状物0ボンド ドロマイト 31.25 ポンド ド ロマイト実施例2 14rmpで回転する直径18フイートの平坦状回転ディスクが使用された。該 表面はセラサーフ耐摩耗性煉瓦で被覆されたものである。粒子サイズ範囲2イン チ〜12インチ内の岩塊を有するタルクードロマイト混合物が上記ディスクにそ の中心から6フイート離れた点に供給された。長さ2フイートを有し、水平面に 対し40’傾斜せしめたスライドを用いて上記回転ディスク表面にタルク及びド ロマイト岩塊混合物が導入された。タルク岩塊は上記ディスクから滑って離脱す る一方、ドロマイト岩塊は保留されるとともにリジェクトドクターブレードによ り除去された。
実施例3 タルク岩塊とドロマイト岩塊の混合物がセラサーフ耐摩耗性煉瓦で表面出しされ るとともに水で湿潤され、かつ水平面に対し角度23゜をもって傾斜せしめられ た、長さ4フイートのスライド上に一挙にl塊り状にして手動供給された。この タルク/ドロマイト混合物は上記表面上に静止して保持されかつ摺動されようと もしなかった。
実施例4〜9 実施例3において用いられたスライドが水平面に対し角度30゜をもって傾斜す るように調整された。特性サイズ範囲約2〜12インチを有し、その組成が表I に示される、タルク/ドロマイト岩塊混合物が上記スライド表面に手動で供給さ れた。これらの岩塊混合物において行われたサイズ分離結果が表1に示される。
5 69 2.02 67 0 97 100実施例10 岩塊状タルク53ボンドと岩塊状ドロマイト125ボンドかう成り、特性サイズ 約2インチル約10インチを有する混合物が34゜の傾斜角を有する長さ3フイ ートのスライドに手動供給された。このスライドはコロラド、ゴールデン、コー ス・セラミック・カンパニーにより製造された炭化珪素により表面出しされると ともに水で湿潤状態に保持された。タルク岩塊52ポンドおよびドロマイト岩塊 16ボンドがタルク回収箱に収集された。タルク回収率98%、純度77%であ った。多量のドロマイト岩塊が上記表面上で摺動するよりはむしろ転勤し、よっ て、タルク回収箱で多数のドロマイト岩塊が計数された。
実施例11 タルク岩塊29ポンドとドロマイト岩塊59ポンドから成り、特6、、、、サイ ズ6〜12インチを有する混合物が角度25°をもって傾斜せしめられた長さ3 フイートの上方部を構成するスライドに供給された。該スライドにおいて長さ2 フイートの第1部分が304ステンレススチールにより表面出しされるとともに 残りのスライド部分はセラサーフアルミナ煉瓦とされた。上記スライド長さlフ ィートの下方部は又セラサーフアルミナ煉瓦によって表面出しされた。このスラ イド表面は水で湿潤状態に保持された。ドロマイト岩塊を含まないタルク岩塊2 9ボンドがタルク回収箱内に収集された。タルク回収率100%、純度100% であった。
実施例12 タルク岩塊42ボンドとドロマイト岩塊84ボンドから成り、特性サイズ2〜6 インチを手動供給混合物を分離するために複合スライドが用いられたこのスライ ドの上方部は実施例11におけるものと同様のものであり、角度30°をもって 傾斜せしめられた。該スライドの長さ2フイートの下方部はセラサーフによって 表面出しされた。該スライド表面は水で湿潤状態に保持された。タルク箱におい てドロマイト岩塊を含まないタルク岩塊42ボンドが回収された。
タルクの回収率100%、純度90%であった。
タルク岩塊120ボンドとドロマイト岩塊116ポンドから成り、特性サイズ2 〜12インチの手動供給混合物を分離するため複合スライドが用いられた。この スライドは長さ3フイートの上方部を有するとともに304ステンレススチール によって表面出しされ、角度31°をもって傾斜せしめられ、長さ2フイートを 有するとともにセラサーフにより表面出しされたスライド下方部が13°をもっ て傾斜せしめられた。このスライド表面は水で湿潤状態に保持された。タルク箱 内に回収された岩塊はタルク120ポンドおよびドロマイト4ボンドであった。
タルクの回収率100%、純度97%で特性サイズ範囲2〜12インチ内のタル ク及びドロマイト岩塊から成る混合物が462フィート/分で駆動されるコンベ ヤーベルトを介して複合スライドに供給された。該岩塊混合物は上記コンベヤー ベルトから放物線状軌道をもって離脱するとともに上記スライドと接触し、該接 触点において該スライドは角度16°をもって上記軌道と接した。上記複合スラ イドは16°をもって傾斜せしめられた5、5フイートのセラサーフ表面から成 る上方部と6°をもって傾斜せしめられた1フイートのセラサーフ表面から成る 下方部とを構成している。上記スライド表面は水で湿潤状態に保持された。タル ク箱からタルク岩塊102ボンド及びドロマイト岩塊7ボンドが回収され、タル ク回収率90%、純度94%であった。
実施例15 タルク岩塊101ボンドとドロマイト岩塊224ポンドから成り、特性サイズ2 〜12インチを有する混合物が7.5フィート/分で駆動されるコンベヤーベル トに供給された。この岩塊混合物が上記コンベヤーベルトから第1図に概略的に 示された型式の28rmpで回転される直径6フイートのディスクに供給された 。該ディスクの断面12インチの最外部は角度14.6°をもって上方に傾斜せ しめられた。このディスク表面は水で湿潤状態に保持されたセラサーフとされた 。タルク箱はタルク100ボンドおよびドロマイト10ポンドを収集し、回収率 99%、純度91%であった。リジェクト箱は方解石側面を有するタルク岩単体 形態をもってドロマイト214ボンドおよびタルク1ボンドを収容した。上記タ ルク箱内のドロマイトはタルク岩塊によって上記ディスクから転がって離脱し又 は押し出しされたものである。
実施例16〜25 タルクおよびドロマイト岩塊混合物が第1図に概略的に示された直径6フイート のディスクソーターに供給された。該岩塊混合物はホッパーから振動フィーダー に供給され、該フィーダーにより特性サイズ1.5インチ以下のものにふるい分 けされ、次いでコンベヤーベルトに移された。次いで上記混合物はV字形トラフ スライドを用いて回転ディスクに移送された。この回転ディスクは水で湿潤状態 に保持されたセラサーフ表面を有していた。結果は表■に示される。
へへN〜Nへ寸でマへ 実施例26〜30 イズ及び組成を有する混合物が第3図に概略的に示される型式の振動テーブルに 手動供給された。この振動フィーダーは10°の傾斜面を有し、傾き5″、スト ローク振幅3/16インチ、ストローク周波数約500〜800サイクル/分で あった。このスライド表面は水で湿潤状態に保持された。結果が表■に示される 。
サイズ タルク ドロマイト 実施例 (インチ) (ボンド) (ポンド) %タルク 護口駅26 3/4  4.0 4.0 98 9927 3/4 4.0 6.0 99 9328  3/4 3.0 10.0 94 10029 1/2 4.0 4.0 9 3 9530 1/2 4.0 6.0 88 93実施例31〜33 タルク及びドロマイト岩塊混合物が実施例26〜30の振動テーブルに手動供給 され、該振動テーブルにおいて傾き角度が3°に変更された。供給物組成、粒子 サイズ及び結果が表■に示される。
サイズ タルク ドロマイト 実施例 (インチ) (ボンド) (ポンド) %タルク %回収31 5/1 6 9.0 9.0 99 9632 1/4 7.2 10.8 100 9 933 1/4 5.4 12.6 100 100上記本発明の論議は主とし て好ましい実施例およびそれらの具体例に対してなされたものである。本明細書 に記述された概念の実施にあたり、当該技術分野の専門家にとっては、請求の範 囲に示されるように本発明の精神及び範囲を逸脱することなく容易に種々に変形 し得ることは明らかなことである。
国際調査報告

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.2又はそれ以上の異種の個別粒状材料から成る混合物をその組成に基づき分 離するにあたり、 上記混合物の各材料の滑り摩擦係数を明らかにする表面材料を選択し、 上記表面上に上記混合物を摺動状態に配置し、上記混合物と上記表面間で相対的 な摺動が生じるように力を加え、および 上記混合物の各成分の速度差に基づき該混合物の個別材料を分離する、分離方法 。
  2. 2.上記表面における上記粒状材料の転動を禁止する工程を含む、第1項記載の 方法。
  3. 3.上記混合物が粒状又は岩状の個別粒状材料から成る、第1項記載の方法。
  4. 4.上記混合物がタルク及びドロマイト岩から成る、第3項記載の方法。
  5. 5.上記表面上での各混合物成分の滑り摩擦係数比が約2〜1である、第4項記 載の方法。
  6. 6.上記表面上での各混合物成分の滑り摩擦係数比がドロマイトに対し約0.4 5〜0.55の範囲、タルクに対し約0.20〜0.25の範囲内である、第4 項記載の方法。
  7. 7.上記混合物の各材料が上記表面上で加速せしめられる、第6項記載の方法。
  8. 8.上記混合物の各材料が上記表面で減速せしめられる、第6項記載の方法。
  9. 9.上記混合物における材料の1つが上記表面上に実質的に静止して残留する、 第6項記載の方法。
  10. 10.上記表面を回転せしめる工程を含み、それにより上記各材料が遠心分離作 用により移動せしめられる、第7項記載の方法。
  11. 11.上記表面上に上記混合物をその離脱点で該表面の正接速度と実質的に等し い速度をもって配置せしめる工程を含む、第10項記載の方法。
  12. 12.上記表面を水平面に対し傾斜せしめるとともに振動運動を付与する工程を 含み、異なった滑り摩擦係数を有する各位状材料を個別経路に沿って該表面を横 断せしめる、第1項記載の方法。
  13. 13.上記各粒状材料を上記表面に対して重力により運動を惹起せしめる工程を 含み、異なった滑り摩擦係数を有する各粒状材料が実効分離運動量経路を横断す るとともに空間的に離隔された収集器に各粒状材料を収集せしめる、第1項記載 の方法。
  14. 14.上記各収集器間の有効間隔が操作条件変化に応じて変更される工程を含む 、第1項記載の方法。
  15. 15.2又はそれ以上の異種の個別粒状材料から成る混合物をその組成に基づき 分離する装置において、 上記混合物の各粒状材料の滑り摩擦係数に差異を生じせしめる材料から形成され た分離表面、 上記分離表面に対し上記混合物を摺動せしめるように供給する手段、 上記表面に対する上記各混合物材料の摺動を付与し、各混合物材料を個別の速度 決定通路を横断せしめる手段、および上記各混合物材料を上記個別通路の端部で 収集する手段から構成した、分離装置。
  16. 16.上記粒状材料がタルクおよびドロマイトであり、上記表面が上記粒状材料 間の滑り摩擦係数比約2〜1を生起せしめる材料から形成される、第15項記載 の装置。
  17. 17.上記表面材料がドロマイトの滑り摩擦係数を約0.45〜約0.55の範 囲、タルクの滑り摩擦係数を約0.20〜約0.25の範囲内のものにせしめる 、第16項記載の装置。
  18. 18.上記表面材料がアルミニウム酸化物セラミックから成る、第16項記載の 装置。
  19. 19.上記表面材料が加工硬化表面を有する金属から成る、第16項記載の装置 。
  20. 20.上記表面材料がショットピンにより製造された加工硬化表面を有する軟鋼 から成る、第19項記載の装置。
  21. 21.上記スライド表面が耐摩耗性セラミック材料に近似した加工硬化金属から 形成された耐摩耗性表面を含む複合表面構造体から成る、第16項記載の装置。
  22. 22.上記スライド表面を水で湿潤せしめて滑り摩擦係数を変化せしめる手段を 含む、第15項記載の装置。
  23. 23.上記スライド表面が斜交状態に配置せしめられるとともに該表面に振動を 付与する手段を含み、上記各粒状材料が該表面を各分離通路に沿って横断せしめ る、第15項記載の装置。
  24. 24.上記振動表面と共働する該スライド表面を斜交状に配置して上記粒状材料 に周期的加速力および重力を加えて該各材料を分離通路に沿って移動せしめる、 第23項記載の装置。
  25. 25.上記斜交配置が上記表面に供給方向にそれぞれ周期的に加速力を印加する 際に上記プレートの斜面及び傾きによって画定され、上記各粒状素子の対応する 運動と上記周期的加速力の印加を仲立ちする重力を有効なものにして上記混合物 のうち低滑り摩擦係数を有する素子のみを摺動させるように作用する、第24項 記載の装置。
  26. 26.上記表面の傾斜面および傾きがそれぞれ約45°以下の大きさである、第 25項記載の装置。
  27. 27.上記スライド表面が回転ディスクであり、予め定められた角速度で上記回 転ディスクを回転せしめる手段及び上記回転ディスクに上記混合物材料を摺動ず るように供給する手段とされる、第15項記載の装置。
  28. 28.上記材料供給手段が上記ディスクに上記混合物材料を供給する手段を含み 、該供給手段により上記ディスクヘの上記混合物材料の供給点での該ディスクの 正接速度と実質的に同等の線形速度で混合物材料を供給する第27項記載の装置 。
  29. 29.上記材料供給手段が上記混合物材料に予め定められた線形速度を付与する 可動コンベヤー、及び上記運動混合物材料を該可動コンベヤーから上記ディスク に移送せしめる手段を含む、第28項記載の装置。
  30. 30.上記混合物移送手段が上記コンベヤーとディスク間に介在せしめられたフ ィードスライドである、第29項記載の装置。
  31. 31.上記フィードスライドが上記コンベヤーとディスク間で下方向に傾斜する 、第30項記載の装置。
  32. 32.上記混合物を上記ディスクに実質的に1列状に供給する、第29項記載の 装置。
  33. 33.上記混合物材料を上記コンベヤーに供給する、実質的にV字形のトラフを 含む、第32項記載の装置。
  34. 34.上記スライド表面が滑らかなセラミック表面から成る、第27項記載の装 置。
  35. 35.上記セラミックがアルミニウム酸化物セラミックである、第34項記載の 装置。
  36. 36.上記スライド表面が加工硬化表面を有する金属から形成された耐摩耗性部 分を含む、第34項記載の装置。
  37. 37.上記スライド表面が上記ディスクに供給された材料を受け取る上記セラミ ック表面に近接して耐摩耗性表面を含み、該耐摩耗性表面が加工硬化表面を有す る鋼材料から形成される、第34項記載の装置。
  38. 38.上記回転ディスクがその外周部に隣接したほぼ円錐形状の表面を有する概 略凹状ディスクである第27項記載の装置。
JP63507012A 1987-09-17 1988-08-18 粒状材料の摩擦仕分け方法及び装置 Pending JPH02501203A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US9787787A 1987-09-17 1987-09-17
US097,877 1987-09-17

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02501203A true JPH02501203A (ja) 1990-04-26

Family

ID=22265569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63507012A Pending JPH02501203A (ja) 1987-09-17 1988-08-18 粒状材料の摩擦仕分け方法及び装置

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP0335922A4 (ja)
JP (1) JPH02501203A (ja)
KR (1) KR890701231A (ja)
CN (1) CN1035065A (ja)
AU (1) AU7515091A (ja)
BR (1) BR8807207A (ja)
ES (1) ES2009039A6 (ja)
GR (1) GR880100622A (ja)
WO (1) WO1989002320A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016517177A (ja) * 2013-03-27 2016-06-09 ヘレウス ドイチェラント ゲーエムベーハー ウント カンパニー カーゲー はんだ球の分類

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5069346A (en) * 1987-09-17 1991-12-03 Cyprus Mines Corporation Method and apparatus for friction sorting of particulate materials
KR910008216B1 (ko) * 1989-03-13 1991-10-12 일신산업 주식회사 활석(滑石)의 선별장치(選別裝置)
DE3937265A1 (de) * 1989-11-09 1991-05-16 Metallgesellschaft Ag Sortierverfahren und -vorrichtung
US5014858A (en) * 1990-03-19 1991-05-14 Armstrong Ernest T Refuse separator
US5080235A (en) * 1990-09-27 1992-01-14 Cyprus Mines Corporation Small particle separator
WO1995011094A1 (en) * 1993-10-18 1995-04-27 John Borcuk Material sorter and separator
GB2313071A (en) * 1996-05-14 1997-11-19 Biomass Recycling Ltd Material separating system
US6382427B1 (en) * 2001-04-06 2002-05-07 Mohammad Nakhei-Nejad Pistachio separator
GB0506332D0 (en) 2005-03-30 2005-05-04 British Nuclear Fuels Plc Separation method
CN102974448A (zh) * 2011-09-06 2013-03-20 张忠路 一种滑石的选矿方法和装置
CN103357582B (zh) * 2013-07-22 2015-12-09 陆武汉 滑石粉粒与杂石粉粒分离装置
CN108260389B (zh) * 2018-01-10 2021-06-18 昆明理工大学 一种差速离心式三七种苗分离装置
CN109668805A (zh) * 2018-11-05 2019-04-23 贵州开磷息烽合成氨有限责任公司 一种复合肥产品破壳异形率的测量方法
CN112845101B (zh) * 2021-01-04 2022-07-29 太原理工大学 一种井下利用高速带式输送机分离煤与矸石的方法和装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US753591A (en) * 1904-03-01 Art of separating lump material
US1058259A (en) * 1912-08-21 1913-04-08 Samuel T Pratt Coal-separator.
FR473939A (fr) * 1914-06-19 1915-02-02 Vitry D Avaucourt Séparation mécanique à sec des minerais d'avec leur gangue et des minerais entre eux
FR899105A (fr) * 1942-10-03 1945-05-22 Dispositif pour séparer le coke du mâchefer d'un mélange de ces deux matériaux
GB581610A (en) * 1944-09-15 1946-10-18 Roland George Jackson Improvements in or relating to the separation of minerals
US2612269A (en) * 1946-09-11 1952-09-30 Vogel Walter Apparatus for the specific gravity classification of bulk substances
FR997675A (fr) * 1949-10-14 1952-01-09 Procédé et appareil pour le triage automatique de matériaux mélangés, particulièrement pour la récupération de charbon résiduel existant dans les machefers et les scories
US2778498A (en) * 1954-07-02 1957-01-22 Ici Ltd Separation of materials
GB1297788A (ja) * 1969-08-25 1972-11-29
US3805953A (en) * 1973-02-12 1974-04-23 Jr W Jones Apparatus and method for sorting articles
US3910835A (en) * 1973-12-26 1975-10-07 Richard D Stafford Apparatus and method for separating particles having different coefficients of friction
GB1486862A (en) * 1975-04-03 1977-09-28 Vacu Blast Ltd Classification of particles
AU530082B2 (en) * 1979-04-17 1983-06-30 De Beers Industrial Diamond Division (Proprietary) Limited Method and apparatus for recovery of hydrophobic particles

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016517177A (ja) * 2013-03-27 2016-06-09 ヘレウス ドイチェラント ゲーエムベーハー ウント カンパニー カーゲー はんだ球の分類

Also Published As

Publication number Publication date
BR8807207A (pt) 1989-10-17
GR880100622A (el) 1989-06-22
ES2009039A6 (es) 1989-08-16
AU7515091A (en) 1991-07-25
EP0335922A1 (en) 1989-10-11
WO1989002320A1 (en) 1989-03-23
KR890701231A (ko) 1989-12-19
CN1035065A (zh) 1989-08-30
EP0335922A4 (en) 1990-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02501203A (ja) 粒状材料の摩擦仕分け方法及び装置
US5080235A (en) Small particle separator
CN108686956B (zh) 一种粉体颗粒分选装置及分选方法
US20060243832A1 (en) Recovery process for high aspect ratio materials
US5069346A (en) Method and apparatus for friction sorting of particulate materials
AU622671B2 (en) Method and apparatus for friction sorting of particulate materials
AU613407B2 (en) Method and apparatus for friction sorting of particulate materials
US4185746A (en) Particulate size separator and method of operating
US5107991A (en) Method and apparatus for friction sorting of particulate materials
JP2001521455A (ja) 殊に繊維状粒子等の粒子の分別及び散乱のための装置
EP0182892B1 (en) A method and apparatus for separating metal particles
US4857177A (en) Dry separation of solids
Park et al. On the Dry Sorting Machine, Leap-bound Picker; Sorting Mechanism and Application (Part II)
US20020000401A1 (en) Dry physical separation of particulate material
EP0921866B1 (en) Dry physical separation of particulate material
AU737911B2 (en) Dry physical separation of particulate material
RU1801620C (ru) Устройство дл классификации сыпучих материалов по крупности
JPS5824388A (ja) 混合物から異なる材料の別個の品目を分離するための装置
RU2275973C1 (ru) Способ переработки минерального сырья
JPS587351B2 (ja) ボ−ルミル用ボ−ルの選別装置
JPH04322775A (ja) 分級装置
Konchesky Blending crushed coal by recycling through a bin equipped with a particle distributor
PL117623B1 (en) Apparatus for sorting grained material according to grain shape and sizee i welichine zerna
PL110526B1 (en) Method and apparatus for grain shape segregation
PL144798B1 (en) Apparatus for classifying and enriching granular materials