JPH02500940A - リード線またはハーネスの製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 リード線またはハーネスの製造装置 この発明は、複数の電気ハーネスを製造するため、または個々の電気リード線を 製造するためのいずれにも構成されることができる装置に関し、前記電気ハーネ スの各々は、複数の電気リード線を備え、当該電気リード線は、一端部が共通の 多接点電気コネクタで成端され（終端を形成され）、且つ当該リード線の他端部 が、個々の電気端子もしくは異なる種類のもので成端され、一方、前記装置によ り製造される個々の電気リード線の端部は、少なくとも３つの異なる種類の電気 端子で成端される。

ＵＳ−Ａ−（米国特許）第３．０１９．６７９号、およびＵＳ−Ａ−（米国特許 ）第３．６１２．３６９号に記載されているリード線製造装置は、ワイヤをワイ ヤ供給経路に沿って、リード線の長さに等しい距離だけ前進させるための手段と 、前記経路上でワイヤを切断する手段と、回転式ワイヤ担持体とを具備し、この 回転式ワイヤ担持体は、前記経路上にワイヤ締付は体を有するとともに、前記切 断手段の一側に取り付けられ、また前記リード線製造装置は、回転式リード線担 持体を具備し、この回転式リード線担持体は、前記経路上にワイヤ締付は体を育 するとともに、前記切断手段の反対側に取り付けられ、さらに前記リード線製造 装置は、前記経路の一側かつ前記切断手段の一側のワイヤ端末処理ステーション と、前記経路の反対側かつ前記切断手段の反対側のリード線端末処理ステージジ ンとを具備し、前記複数の担持体は、リード線が前記ワイヤから前記リード線切 断手段により切断され、また前記ワイヤおよび前記リード線が、前記ワイヤ締付 は体および前記リード線締付は体のそれぞれにより締付けられた後、前記経路か ら遠ざかるように複数の反対側の方向へ揺動され、それにより前記ワイヤの切断 された端部を前記ワイヤ端末処理ステージジン内に、且つ前記リード線の切断さ れた端部を前記リード線端末処理ステーション内に位置させるように構成されて いる。

この既知の装置において、各端末処理ステーションは、圧着プレスの形態となっ ており、この圧着プレスは単一の圧着設備を有し、この圧着設備は、各ワイヤの 切断された端部、および当該端末処理ステーションへ送られた各リード線の切断 された端部へ、電気端子を圧着させるためのものである。それゆえ、前記既知の 装置は、前記端末処理ステーションが変えられない限り、同一種類のリード線を 製造することのみが可能である。

特に自動車産業において、互いに異なるリード線からなる電気ハーネスに対する 需要が増大しており、当該電気ハーネスとしては、例えば、複数のリード線から なるものであって、当該リード線の各々の一端部が、多接点電気コネクタで終端 を形成され、且つ当該リード線の他端部が、異なるタイプの電気端子で終端を形 成されるハーネスがあり、あるいは前記電気端子としては、例えば１本のリード 線が、一端部へ圧着された第１タイプの端子と、他端部へ圧着された第２タイプ の端子とを有し、且つ当該ハーネスの他のリード線が、一端部へ圧着された第３ タイプの端子と、他端部へ圧着された前記第１タイプの端子とを有しているハー ネスがある。

本発明は、最初に述べた種類のハーネスと、その次に述べた種類のハーネス用リ ード線とを製造することができる装置を提供するように意図されている。

本発明によると、前記端末処理ステーションの少なくとも１つが、前記経路の長 手に沿って互いから離間された複数の端末処理手段を有し、その端末処理ステー ションに連係される前記担持体が、前記端末処理手段のうちの１つにおいて、場 合により前記連係されるワイヤ端部またはリード線端部を配置するために、前記 経路の長手に沿って、段階的方法で選択的に調節可能である。

それゆえ、前記もしくは各担持体α段階的移動は、前記装置の動作の連続的サイ クルの間に、プログラム化されていてもよく、それにより、場合によって前記ワ イヤ端部または前記リード線端部を所定のシーケンス（順序）に従って、前記各 端末処理手段へ送り込んでもよく、各端末処理手段は、異なる種類の電気端子を 供給される。

前記端末処理ステーションの１つは、単一の端末処理手段を有していてもよく、 この端末処理手段を通して多接点電気コネクタが間欠移動され、その結果、前記 装置の各動作サイクルの間に、場合により各ワイヤ端部またはリード線端部が、 前記多接点コネクタの異なる電気接点で成端され、それにより、前記装置は最初 に述べた種類の完全なハーネスを製造する。

前記ワイヤ担持体および／または前記リード線担持体は、前記ワイヤを前進させ る手段を担持している摺動体上に、回転可能に取り付けられてもよ（、当該摺動 体は、前記経路の長手に沿って、段階的に調節可能となっているものである。

前記ワイヤが絶縁を施されたワイヤである場合、絶縁材切断手段が、場合により 、前記リード線切断手段の各側において、またはそれの−側において、前記ワイ ヤ経路上に配置されてもよく、前記もしくは各ワイヤ締付は体が、それの担持体 に対して相対的に移動可能となるように、当該担持体へ取り付けられ、且つ前記 連係される絶縁材切断手段の方へ、およびそれから遠ざかる方へ移動されて、場 合により前記リード線の端部または前記ワイヤの端部から絶縁材を剥離する。

前記ワイヤ担持体および／または前記リード線担持体は、それの摺動体上に取り 付けられたピストン・シリンダ・ユニットにより揺動されてもよく、前記摺動体 は、当該摺動体を担持している手段上のピストン・シリンダ・ユニットにより、 段階的に移動可能であり、また前記ワイヤ締付は体が、前記担持体上のピストン ・シリンダ・ユニットにより、前記絶縁材切断手段の方へ、およびそれから遠ざ かる方へ移動することができる。

本発明のより良き理解のため、およびそれがいかに実施され得るかを示すために 、以下、例として添付図面を参照する。図面において、 第１図および第２図は、ハーネス製造装置の概略平面図であって、当該装置の動 作のうちの第１サイクルにおける２つの連続的な段階を示す平面図、 第３図は、第２図のものと同様の図であるが、前記装置の動作のうちの第２サイ クルにおける１つの段階を示す図、第４図は、前記装置の破断された概略側面図 、および第５図は、前記装置により製造された電気ハーネスの平面図である。

今、第１および２図を参照する。当該ハーネス製造装置は、供給ロール２および ２′を備え、供給ロール２および２′は、前記装置の動作のサイクルの間に、製 造されるべきリード線りの長さだけ、ワイヤＷをワイヤ供給経路Ｐ（第１図）に 沿って前進させるためのものであり、また前記ハーネス製造装置は、前記経路Ｐ 上のリード線切断刃４と、回転式ワイヤ担持体６とを備え、この回転式ワイヤ担 持体６は、ワイヤ締付は体８を有するとともに、前記切断刃４の一側に取り付け られ、且つ前記経路Ｐの長手方向に移動可能となっており、また前記ハーネス製 造装置は、回転式リード線担持体ｌＯを備え、この回転式リード線担持体ｌＯは 、リード線締付は体１２を有するとともに、前記刃４の反対側に取り付けられ、 且つ前記経路Ｐの長手方向に移動可能となっており、さらに前記ハーネス製造装 置は、前記経路Ｐの一側かつ前記刃４の一側のワイヤ端末処理ステーション１４ と、前記経路Ｐの反対側かつ前記刃４の反対側のリード線端末処理ステーション １Ｂとを備えている。さらに他のワイヤ締付は体１７および１９も、前記刃４の 各側に１つずつ設けられている。

前記装置の動作の各サイクルの間に、前記ロール２が前記ワイヤＷを前記リード 線の長さだけ供給し、その結果、先の動作のサイクルの間に端末処理をされたそ れの先行端部ＬＥは、第１図に示されているように、前記ロール２′を越えて突 出し、当該ロール２′ならびに前記締付は体８゜１２、１７および１９は、前記 ワイヤの供給を許容する開放位置に位置している。次に前記刃４が閉じられて、 前記リード線りを前記ワイヤＷから切断し、第２図に示されているように、前記 締付は体８．１２．１７および１９は閉じられ、そして前記ロール２′は開けら れ、また前記担持体６および１０は反対方向へ揺動され、それにより、前記ワイ ヤＷのうちの切断された端部ＳＷを前記端末処理ステーション１４内に位置させ るとともに、前記リード線りのうちの切断された端部ＳＬを前記端末処理ステー ション１６内に位置させる。

次に、前記端末処理ステーション１４および１６は、それぞれ、前記切断された 端部ＳＷおよびＳＬの端末処理を行なうように作動され、この後、前記担持体６ および１０と、それゆえ前記切断されたワイヤ端部およびリード線端部とは、そ れらの第１図の位置へ戻るように揺動する。前記締付は体１２および１９が開け られるとともに、前記供給ロール２′が作動されて、前記仕上げ済みのリード線 りを前記装置から放出させ、前記締付は体８および１７が開放され、次いで前記 供給ロール２が再び作動されて、前記ワイヤＷをさらにリード線の長さだけ前記 経路Ｐに沿って供給し、その結果、前記装置はさらに動作サイクルを行なう用意 ができる。

前記ワイヤＷが絶縁を施されている場合、そして前記ステーション１４および１ ６が、剥離された端部ＳＷおよびＳＬを受けるようにのみ構成されているならば 、２組の絶縁材切断刃１８および２０がそれぞれ設けられるとともに、前記リー ド線りが前記ワイヤＷから切断される際、且つ前記担持体６および１０が上記し たように反対方向へ揺動される前に、前記ワイヤおよびリード線の端部ＳＷおよ びＳＬから後退した位置で、当該ワイヤＷおよびリード線りの絶縁材を切断する ために、当該２組の絶縁材切断刃１８および２０が閉じられる。また前記複数の 担持体の揺動の前に、前記締付は体８が前記刃１８から遠ざけられて、前記担持 体６の方へ引っ込められ、その結果、絶縁材のうちの切断された端部分が、前記 端部ＳＷから引きずられ、また前記ワイヤ締付は体１２が前記担持体ｌＯの方へ 引っ込められて、前記刃２０から遠ざけられ、その結果、絶縁材のうちの切断さ れた端部分が、前記端部ＳＬから引きずられる。

前記ワイヤＷは、無端源（図示せず）から、キャプスタン２２ならびにロール２ ４および２６により引っ張られ、前記ロール２４により駆動される測定ロール２ ８が、電子的ワイヤ長さ測定システム（図示せず）へ接続されており、この電子 的ワイヤ長さ測定システムは、前記装置の各動作サイクルの前に、１本のリード 線の長さに精密に等しい前記ワイヤＷの長さを、前記キャプスタン２２が繰り出 すのを保証する。

前記ワイヤＷを駆動するように前記供給ロール２が作動される前に、且つ前記キ ャプスタン２２が稼働している間に、前記ワイヤＷは、前記ロール２Ｂのすぐ下 流において、ループ（図示せず）を形成し、このループの長さは、前記１本のリ ード線の長さに等しい。案内管３０．３２および３４が、前記ワイヤＷおよびこ れから切断されるリード線りを前記経路Ｐに沿うように案内するために設けられ ている。

説明した限りにおいて、前記装置は、参考としてここに併合されるＵＳ−Ａ−（ 米国特許）　３，０１９．６７９号、およびＵＳ−Ａ−（米国特許）第３．６１ ２，３６９号の教示に従って動作する。当該教示によると、前記締付は体および 前記刃は、第１〜４図においてそれらの動作を示す関係から、それらが水平方向 に作用するものとして示されているけれども、垂直方向に作用するものである。

本発明によると、前記ワイヤ端末処理ステーション１４は、複数の別々のワイヤ 端部端末処理装置を備え、当該ワイヤ端部端末処理装置は、従来の圧着プレス３ ８．３８および４０の形態となっており、当該圧着プレス３６．３８および４０ は、共通のブレス拳ラム４１により作動されるとともに、ストリップ（帯状部材 ）の形態となっている電気端子を、端子ストリップ案内走行路４２．４４および ４８のそれぞれにより、従来の方法で供給されるように構成されている。前記ブ レス３Ｂ特表平２−５００９４０（４） は、縦にストリップの形態をなす複数のリング状舌形端子Ｔ１を供給され、前記 プレス３８は、縦にストリップの形態をなす複数の、より大きめの突片状レセプ タクル端子Ｔ２を供給され、そして前記プレス４０は、より小さめの側部ストリ ップの形態をなす複数の突片状レセプタクル端子Ｔ３を供給される。単一の端末 処理手段５０としての前記リード線端末処理ステーション１６は、リード線端部 挿入体５０を備え、このリード線端部挿入体５０は、切断された各リード線端部 ＳＬを、多接点電気コネクタＭＣの各接点内へ挿入するためのものである。前記 コネクタＭＣは、前記装置の各サイクルの間に、供給走行路５２の下で間欠移動 されて、１つのコネクタＭＣの１つの接点が、前記挿入体５０へ嵌合されるよう にする。

前記担持体６は摺動体５４上に取り付けられ、次に摺動体５４は、前記経路Ｐの 長手方向に摺動するよう、基礎プレート上の口字クサビ５Ｂ（第４図）内に取り 付けられている。

当該摺動体５４は、ピン６０により当該摺動体５４へ接続された３位置空圧ピス トン・シリンダ・ユニツ、ト５８により駆動され、前記ピン６０は、基礎プレー ト６３中の細溝６２内に乗り、前記ユニット５８のピストンＢ４は、ブラケット ６６により、前記基礎プレート６３へ固定されている。前記担持体６は垂直シャ フト６８を有し、この垂直シャフト６８は、偏心状態に接続され、且つ枢支ピン ７０により、ピストン・シリンダ・ユニット７４のピストン・ロッド７２へ接続 され、当該ユニット７４のシリンダは、ピン７６により前記摺動体５４へ接続さ れている。第１および２図で明らかなように、前記担持体６は、前記ユニット７ ４を作動させて、それのピストン・ロッド７２を前進させることにより、その第 １図の角度位置から、その第２図の角度位置まで揺動され、そして前記ユニット ７４を作動させて、それのピストン・ロッド７２を引っ込めることにより、その 第２図の位置から第１図の位置まで戻るように揺動される。

前記案内管８０は、ブラケット７８（第４図）により、前記基礎プレート６３へ 取り付けられ、前記案内管３２はブロック８０上に取り付けられ、次にこのブロ ック８０は、これから突出しているロッド８８および枠８６により、ピストン・ シリンダ争ユニット８４のピストン・ロッド８２へ取り付けられ、前記締付は体 ８は、ロッド９０により前記ブロック８０へ固定状態に接続されている。それゆ え、当該締付は体８は、前記ユニット８４を作動させて、それのピストン・ロッ ド８２を引っ込めることにより、前記担持体６の方へ移動されることができると ともに、前記ユニット８４を作動させて、それのピストン・ロッド８２を前進さ せることにより、前記担持体６から遠ざかる方へ移動されることができる。

前記担持体１０は垂直シャフト９２を有し、この垂直シャフト９２は、ピストン ・シリンダ・ユニット９８のピストン・ロッド−９６へ、枢止ピン９４により偏 心状態に接続され、前記ユニット９８のシリンダは、前記基礎プレート６３へピ ン１００により接続されている。前記ユニット９８を作動させて、それのピスト ン・ロッド９６を前進させることにより、前記担持体ｌＯは、この第１図の角度 位置からその第２図の角度位置まで揺動されることができるとともに、前記ユニ ット９８を作動させて、それのピストン・ロッド９６を引っ込めることにより、 その第２図の位置からその第１図の位置まで戻るように揺動されることができる 。前記案内管３４はブロック１０２上に取り付けられ、このブロック１０２は、 これから突出したロッド１１０および枠１０ｇにより、前記担持体ｌＯにおける ピストン・シリンダ・ユニット１０６のピストン・ロッド１０４へ接続されてい る。前記締付は体１２は、ロッド１１２により、前記ブロック１０２へ固定状態 に接続されている。

それゆえ、前記ユニット１０Ｂを作動させて、それのピストン・ロッド１０４を 前進させることにより、前記締付は体１２は、前記担持体ｌＯから遠ざかる方へ 移動されることができ、また、前記ユニット１０Ｂを作動させて、それのピスト ン・ロッド１０４を引っ込めさせることにより、当該締付は体１２は前記担持体 ｌＯの方へ移動されることができる。前記担持体６および前記刃１８の中間には 、ワイヤφマーカー１１４が取り付けられている。

前記ユニット５ｇ、　７４．８４．９８および１０６と、前記締付は体８．１２ ．１７および１９と、前記刃４，１８および２０と、前記端子Ｔｌ、Ｔ２および Ｔ３を供給する手段と、前記コネクタＭＣと、前記キャプスタン２２のための電 子的制御システムとは、図示しないマイクロプロセッサの制御下で、所定のハー ネス製造プログラムに従って作動される。このプログラムに従い、前記ワイヤＷ は、前記装置の動作の各サイクルの間に、前記ロール２により前進され、それに より当該ワイヤＷは所定のリード線の長さだけ供給され、端子Ｔ１．Ｔ２または Ｔ３からなる所定のストリップの端子が、その各プレス３ｆｉ、　３１ｉまたは ４０へ供給され、前記複数のコネクタＭＣが間欠移動されて、先行するコネクタ ＭＣの接点が前記挿入体５０の下方に位置され、前記担持体６がその第１図の角 度位置から、その第２図の角度位置まで揺動されるときに、前記ユニット５８が 作動されて、前記摺動体５４を変位させるとともに、それゆえ前記担持体６を、 前記経路Ｐの長手に沿うその３つの位置のうちの１つへ変位させて、前記切断さ れたワイヤＷが前記所定のプレス３８．８８または４０内に配置されることがで きるようにする。また、前記プロクラムに従い、動作の各サイクルの間に、前記 ロール２′と、前記締付は体８．１２．１７および１９と、前記刃４゜１８およ び２０とが開放されて、前記ワイヤＷが前記ロール２により前記リード線の長さ だけ前進されるのを可能にし、前記刃４，１８および２０と、前記締付は体１７ および１９とが閉じられ、前記締付は体８および１２が閉じられ、且つ前記ワイ ヤ端部ＳＷおよび前記リード線端部ＳＬを剥離するように引っ込められ、前記刃 ４．１８および２０が開放され、前記担持体６およびｌＯが、それらの第１図の 角度位置からそれらの第２図の角度位置まで揺動され、前記ラム４１および前記 挿入体５０が、作業ストロークおよび戻りストロークに亘って駆動され、前記担 持体６および１０が、それらの第１図の角度位置まで戻され、前記締付は体１２ および１９が開放され、そして仕上げ済みリード線りが、前記装置から前記ロー ル２′により放出され、そして前記ロール２′と、前記締付は体８および１７と が開放され、その結果、前記装置は他の動作のサイクルのための用意ができる。

今説明したサイクルの間に当然のことと想定されていることは、第２図から明ら かとなるように、前記切断されたワイヤ端部ＷＥが、前記担持体６および締付は 体８により前記装着機３８内に配置されることができるようにする位置へ、前記 摺動体５４が移動されていたと言うことと、前記走行路４４内の端子Ｔ２からな るストリップが、端子を前記装着機３８内に位置させて、前記ワイヤ端部ＷＥへ 圧着されるようにするために、前記ユニット５８により作動されていたと言うこ とである。次に続くサイクルの間に、前記摺動体５４は前進されて、前記担持体 ６および締付は体８が、前記切断されたワイヤＳＷを第３図に示されているよう に前記プレス３Ｂ内に配置するのを可能にしてもよく、その際、前記走行路４２ 内の端子Ｔ１からなるストリップは、１つの端子Ｔを前記プレス３６内に位置さ せるように前進されている。

さらに次のサイクルにおいて、前記摺動体５４が前進されて、前記担持体および 締付は体８が、前記切断されたワイヤ端部ＷＥを前記プレス４０内に配置するの を可能にしてもよく、その際、前記走行路４８内の端子Ｔ３からなるストリップ は、１つの端子Ｔ３を前記プレス４０内に配置するよう、前記プログラムに従っ て前進されている。上記から明らかであるように、前記装置は、例えばプログラ ムを組込まれて、第５図に示されている電気ハーネスを製造するようにしてもよ く、第５図において、各リード線Ｌ１〜Ｌ７の一端部は、前記多接点コネクタＭ Ｃの各接点で成端され、前記リード線Ｌ１の他端部は端子Ｔ１で成端され、各リ ード線Ｌ４およびＬ６の他端部は、端子Ｔ２で成端され、そして各リード線Ｌ２ ．Ｌ３．Ｌ５およびＬ７の他端部は、端子Ｔ３で成端されている。

もし、前記端子Ｔ１〜Ｔ３が絶縁材を貫通するものであって、それゆえ前記端部 ＳＷが絶縁材を剥離される必要のないものであれば、前記刃１８が省略されても よく、且つ前記締付は体８は、前記担持体６の方へ、および担持体６から遠ざか る方へ移動可能である必要がなく、また前記コネクタＭＣの接点が絶縁材を貫通 するものであれば、前記刃２０は省略されることができ、且つ前記締付は体１２ は、前記担持体ｌＯの方へ、および担持体ｌＯから遠ざかる方へ移動可能である 必要がない。

さらに、もし、例えば各リード線の前記一端部が、多接点コネクタＭＣの接点で 成端される代わりに、例えば端子ＴＩ、Ｔ２またはＴ３で成端されるように、前 記装置が別々のリード線を製造することが必要であるならば、前記端末処理ステ ーション１６が、前記端末処理ステーション１４に類似−した端末処理ステーシ ョンと置換されることができ、前記担持体ｌＯは、前記摺動体５４に類似した摺 動体上に設置されることができ、且つ前記経路Ｐに沿って同様に段階的に移動す ることが可能とされる。この場合、もし前記ワイヤＷが絶縁を施されているなら ば、前記端子Ｔ１〜Ｔ３が絶縁材を貫通する端子でない限り、前記刃１８および ２０が設けられねばならず、また前記締付は体８および１２が、それらの各担持 体６および１０に対して接近、および離間する方向へ移動できねばならない。

前記マーカー１４は、各リード線が成端される方法に従って、製造された各リー ド線にマークを施すようにプログラムを組込まれる。当該マーカーと前記ワイヤ と前記リード線締付は体とは、サーボ手段（図示せず）により作動されてもよい 。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．リード線またはハーネスを製造する装置であって、ワイヤ（Ｗ）をワイヤ供 給経路（Ｐ）に沿って、リード線の長さに等しい距離だけ前進させるための手段 （２）と、前記経路（Ｐ）上でリード線（Ｌ）を切断する手段（４）と、回転式 ワイヤ担持体（６）とを具備し、この回転式ワイヤ担持体（６）は、前記経路（ Ｐ）上にワイヤ締付け体を有するとともに、前記切断手段（４）の一側に取り付 けられ、また前記リード線またはハーネスを製造する装置は、回転式リード線担 持体（１０）を具備し、この回転式リード線担持体（１０）は、前記経路（Ｐ） 上にワイヤ締付け休（１２）を有するとともに、前記切断手段（４）の反対側に 取り付けられ、さらに前記リード線またはハーネスを製造する装置は、前記経路 （Ｐ）の一側かつ前記切断手段（４）の一側のワイヤ端末処理ステーション（１ ４）と、前記経路（Ｐ）の反対側かつ前記切断手段（４）の反対側のリード線端 末処理ステーション（１６）とを具備し、前記複数の担持体（６および１０）は 、リード線（Ｌ）が前記ワイヤ（Ｗ）から前記リード線切断手段（４）により切 断され、また前記ワイヤ（Ｗ）および前記リード線（Ｌ）が、前記ワイヤ締付け 体（８）および前記リード線締付け体（１２）のそれぞれにより締付けられた後 、前記経路（Ｐ）から遠ざかるように複数の反対側の方向へ作動され、それによ り前記ワイヤ（Ｗ）の切断された端部（ＳＷ）を前記ワイヤ端末処理ステーショ ン（１４）内に、且つ前記リード線の切断された端部（ＳＬ）を前記リード線端 末処理ステーション（１６）内に位置させるように構成されているリード線また はハーネスの製造装置において、前記端末処理ステーション（１４および１６） の少なくとも１つが、前記経路（Ｐ）の長手に沿って互いから離間された複数の 端末処理手段（３６，３８および４０）を有し、またその端末処理ステーション （１４）に連係される前記担持体（６または１０）が、前記端末処理手段（３６ ，３８または４０）のうちの所定の１つにおいて、場合により、前記連係される ワイヤ端部（ＳＷ）またはリード線端部（ＳＬ）を配置するために、前記経路（ Ｐ）の長手に沿って、段階的方法で選択的に調節可能であることを特徴とするリ ード線またはハーネスの製造装置。 ２．前記ワイヤ担持体（６）および／または前記リード線担持体（１０）が、前 記前進させる手段（２）を担持するために、摺動体（５４）上で回転するように 取り付けられ、前記摺動体（５４）は、前記経路（Ｐ）の長手方向に、段階的に 調節可能であることを特徴とする請求項１記載の装置。 ３．前記リード線切断手段（４）の各側において、前記ワイヤ経路（Ｐ）上に絶 縁材切断手段（１８および２０）が設けられ、前記もしくは各担持体（６または １０）の前記ワイヤ締付け体（８または１２）が、当該担持体の方へ、および当 該担持体から遠ざかる方へ相対的に秘動ずるよう、当該担持体に取り付けられて いることを特徴とする請求項２記載の装置。 ４．前記もしくは各ワイヤ担持体（６または１０）が、前記摺動体（５４）上に 取り付けられたピストン・シリンダ・ユニット（７４または９８）により揺動さ れるように構成され、前記指動体（５４）は、当該摺動体（５４）を担持してい る基礎（６３）上のピストン・シリンダ・ユニット（５８）により、前記経路（ Ｐ）に沿って段階的に移動可能であり、また前記もしくは各ワイヤ締付け体（８ または１２）が、それに連係されるワイヤ担持体（６または１０）の方へ、また は当該ワイヤ担持体（６または１０）から遠ざかる方へ、当該担持体（６または １０）上のピストン・シリンダ・ユニット（８４または１０６）により移動可能 であることを特徴とする請求項１，２または３記載の装置。 ５．前記ワイヤ端末処理ステーションが、複数のブレス（３６，３８および４０ ）を備え、当該プレスの各々は、電気端子（Ｔ１，Ｔ２およびＴ３のそれぞれ） を前記ワイヤ（Ｗ）の切断された端部（Ｅ）へ圧着させるためのものであり、前 記リード線端末処理ステーション（１６）は挿入体（５０）を備え、この挿入体 （５０）は、前記リード線（Ｌ）の切断された端部（ＳＬ）を、当該挿入体（５ ０）へ間欠的に通される多接点コネクタ（ＭＣ）の接点内へ挿入するためのもの であることを特徴とする上記各請求項いずれか１項記載の装置。 ６．前記プレス（３６，３８および４０）が、共通のラム（４１）により作動さ れ、前記端子（Ｔ１，Ｔ２およびＴ３）が、前記ブレス（３６，３８および４０ ）へ選択的に供給されることを特徴とする請求項５記載の装置。