JPH02500242A - ヒトb親リンパ性ウイルス(hblv)の試験方法 - Google Patents

ヒトb親リンパ性ウイルス(hblv)の試験方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒトB親すンパ性ウィルス(HB L V)の試験方法新しいヒトB親すンパ性 ウィルス()I B L V)と命名されたNDAウィルスは、リンパ増殖障害 を存する患者の血液リンパ球から単離された。このウィルスは形態学的にはヘル ペス族に属するが、I(BLVは以下に示すように従来特性化されていない。I (BLVはAIDS及び非・AIDS患者における何等かの悪性と関連するが、 しかし、AIDSの病源体であるヒトT−細胞親リンパ性ウィルスタイプm ( HTLV−II[)とは明確に異る。
HBLVは大きい二本鎖DNAゲノムを含有し、B細胞を選択的に感染するのに 対し、一方、HTLV−mは一本鎖RNAゲノムを含有し、T・細胞を選択的に 感染し、細胞溶解性である。
HBLVウィルスのヌクレオキャプシドは162個のキャブツマ−を有する二十 面体対称のものであり、脂質膜内にエンベロープされている。このウィルスエン ベロープの外表面は短いとげで覆われている。エンベロープされたピリオンの直 径は約180nmであり、ヌクレオキャプシドは約1100nの直径である。キ ャプシドとエンベロープの間の空間35〜40nmは非晶質物質で満たされてい る。ヌクレオタフパフ質核即ちヌクレオイドは約65nmの直径であり、場合に 応じて桿状或いは非対称である。
一時細胞或いは帯血液細胞の感染は、感染後4〜1゜日後に特徴的な大細胞を生 成する。これらの細胞は小白血球の2〜4倍の直径であり、培養液中約1週間後 に細胞病源性及び細胞溶解性変化を示す。これらの細胞の核はしばしば高度に回 旋状であり、顕著な特徴なしに主に真正染色質クロマチン及び仁形成体を含有す る。殆んどの感染細胞により多数のピリオンが放出される。
発明の概要及び背景 本発明はヒト血清におけるヒトB親すンパ性ウィルス(HBLV)感染或いは抗 体の検出及び診断を説明する。
HBLVの検出に用いられる好ましいアッセイはウェスタンプロット或いは免疫 螢光アッセイ(IFA)である。
ヒトB親すンパ性ウィルス(HBLV)は、各種リンパ増殖性障害を有する患者 の末梢血液白血球から単離された新たに発現されたDNAウィルスである。この HBLVウィルスの超構造特性並びにその形態発生は、このウィルスをヘルペス ウィルス族におくが、この族の如何なる公知のものとも類似性及び相違を有する 。免疫電子顕微鏡研究はウィルスが単離された患者はウィルスベローブ及びウィ ルスの内部成分の両者に高度に特異的な抗体を作ることを示している。免疫学的 、分子、生物学的及び宿主範囲の研究はHBLVウィルスが従来説明されていな いことを示す。
感染血液試料からの単核細胞の培養液は一次細菌或いは帯血液細胞を用いた培養 4〜10日後に相当数の特徴的な大細胞を発達させる。電子顕微鏡分析はHBL Vウィルス粒子が大細胞中には存在するが、小リンパ球には不存在であることを 示す。この感染細胞は小リンパ球の直径の2〜4倍であり、如何なる初期の明瞭 な細胞変成変化を示さない。しかしながら、培養液中1週間後、細胞変成及び細 胞溶解変化が容易に観察可能となる。具体的には、感染細胞の核がしばしば高度 に回旋状であり、クロマチンは主として真正染色質であり、及び顕著な特徴なし に仁形成体を含有した。この細胞質はかなり大きL)Go1gj装置、異った大 きさの小胞、顕著な粗い細胞質網状構造の配列及び豊富なミトコンドリアを示す 。これらの細胞の一般的外観はリンパ起源の高度に多形増殖性芽球のそれである 。
HBLVウィルスの主ため超構造特徴はヘルペスウィルス族のそれと一致する。
ヌクレオキャプシドは162個のキャブツマ−を有する二十面対称を有し、脂質 膜内にエンベロープされている。このウィルスエンベロープの外表面は短いとげ で覆われている。エンベロープされたピリオンの直径は約180nmであり、ヌ クレオキャプシドの直径は約1100nである。キャプシドとエンベロープの間 の空間35〜40nmは主として非晶質物質で満たされている(この構造はは幾 つかのヘルペスウィルス類について説明されている外被と同一であるように思わ れる)。ヌクレオタンパク質核、即ちヌクレオイドは約65nm直径である。場 合に応じて、ヌクレオイドは桿状或いは非対称である。
細胞外ウィルスの特異的免疫標識化は、予備吸収された患者の血清及びヤギ内で 産生されたヒトガンマグロブリンに対する抗血清を用いて超構造レベルで起こり 、フェリチン或いはペルオキシダーゼのいずれかを用いて標識化される。殆んど の感染細胞により多数のピリオンが放出され、細胞の表面に緊密なりラスターと して表わされる。実質的に全てのピリオンはそれらの周縁で標識化される。場合 によっては、標識がピリオン中に侵入することがあり、あるピリオンのエンベロ ープは無傷でなく、患者の血清のあるものがウィルスの内部成分並びにウィルス エンベロープに対する抗体を含有することを示している。
本発明のHBLVウィルスはヒト血液帯細胞をHBLVで感染することにより繁 殖され、より詳細に具体的開示において説明される。
図面の説明 第1図は顆粒状、核、及び細胞質免疫螢光染色を示すHBLV−感染拡大細胞( 感染後5日)、免疫螢光分析を示す。バックグラウンド(矢印)内の小細胞は患 者の血清と反応しなかった。
第2図は、AIDS−関連リンパ腫を有する患者がら帯血液白血球を示す。
寄託の陳述 分子クローンpZVH14により例示される本発明の主題、ヒトB親すンパ性ウ ィルスはメリーランド州ロックビルのアメリカン・タイプ・カルチャー・コレク ション(American Type Cu1ture Co11ection )にATCCNCL40247として寄託されており、本願の許可後、30年間 の期間或いはその様な寄託物に対する最終要求後5年間或いは特許の有効期間の うち最も長い期間の間維持される。この寄託物は、培養物が寄託期間内に突然変 異するか或いは生育可能でなくなった場合には取替え本発明はヒトB親すンパ性 ウィルス(HBLV)の単離及び精製、感染血液血清のそのウィルスのin v itro試料の診断及び検出及びHBLVに特異的に結合する抗体の検出より構 成される。好ましい実施態様においては、HBLV−感染細胞を用いて免疫螢光 アッセイ(IFA)及びウェスタンプロットアッセイがウィルスが元々単離され た六人の患者中のHBLVに対する抗体を検出する。
ヒトB親すンパ性ウィルスは下記表1に示されるような患者から単離された。
B細胞リンパ腫を有する 急性リンパ球白血病 1 + + アンギオ免疫芽球リンパ 2 + 十 節症 *AIDS−後天性免疫不全症候群 本発明の一部を形成する免疫螢光アッセイも又新鮮な組織培養液中及び培養末梢 血成帯細胞中におけるHBLVの検出及び新鮮なヒト帯血液リンパ球における感 染の追跡において用いられる。
HBLVのスクロース勾配精製。 ヘパリン化された末梢血液白血球或いはヒ) II帯血液単核細胞をFicol 1−Hypaque中でバンド化し、PHA −P (5μg/ml)刺戟に引続き36℃において48時間細胞培養液中にお いて樹立した。細胞を次いで10%ウシ胎児血清(56℃で30分間熱不活性化 )及び5μg / mlヒドロコーチシンを補給したRPMI−1640中で増 殖させた。感染細胞から得られた凍結上澄液を解凍し、250m1管中に集め、 5orall GSAo−ター内で350Orpmにて5℃で10分間回転させ た。清澄化上澄液をS W 28管に移し、17,000rpmにて5℃で90 分間回転及びペレット化した。得られたベレットを10mMTris−CI p H7,4,10nM NaCa1,1mMEDTA(TNE)中で300μgの 容量まで再懸濁させ、15〜60%スクロース勾配上に重層し、5W410−タ ー(BeckDan )内で20.CC100rpにて5℃で30分間回転させ た。1mlの両分を勾配の頂部から集めた。各両分を10m!に稀釈し、5W4 10−ター内で17.00Orpmにて90分間回転及びペレット化した。ベレ ットを300マイクロリツターのTNE中に再懸濁させ、アリコートについてウ ィルスの存在及びウィルス感染性についてアッセイを行った(ELI、SA及び ウェスタンプロットにより)。ヒトB親すンパ性ウィルスは両アッセイにより画 分4〜9において容易に検出され、ピークは画分5〜7にあった。各画分からの 核酸の抽出は画分5〜9における二本鎖DNAの存在を示し、ピークは画分7に ある。ウィルスは又5W41勾配ペレツト中において電子顕微鏡により検出され た。
上記操作による新鮮な未凍結上澄液から精製されたウィルスを詳細な電子類′@ 鏡に用いた。
スクロース勾配画分のアリコートについて、pZVH14インサートをプローブ として用いるDNAドツトプロット分析によりHBLVの存在をアッセイするこ とができる。pZVH14分子クローンはアメリカン・タイプ・カルチャー・コ レクションから受理番号40247として得られる。
免疫螢光アッセイ及びウェスタンプロットアッセイはAIDS及び非AIDSの いずれの起源のB細胞リンパ腫を包む各種造血悪性におけるHBLV感染及びH BLV抗体の検出のための好ましいアッセイである。
HBLV抗体の存在は次の病気群において高められるが、しかし、本発明はこれ らの特定の病気に限定されるものではない: バーキッツリンパ腫; ホジキン病; 成人において「急性単球増加症一様症候群」として特徴付jtられるタホ湖に見 られたものと同様な新たに説明された感染病症候群; 及び、 カリブ及びアフリカ起源の子供において診断されたようなALL。
液単核細胞の感染を次のように細胞なしの伝達により行った; 1) 新鮮な血液試料をRPMI−1640で1=1に稀釈し、Ficoll勾 配上で回転した(及びバンド化した)。
2) バンド化された分子細胞を洗浄し、20%FCXS及びRPMI−164 0中のPHA−P(5μg/ml)及びHC(5μg/ml)の存在下に培養液 中に入れた。
3) 24時間後、ポリブレン(2μg/ml)を培養液に添加し、及び48時 間後細胞をペレット化した。
4) 新たに採取した或いは凍結感染培養上澄液の1mlアリコールをベレット に添加し、しばしば撹拌しながら37℃で1時間インキュベートした。
5) 新鮮な培地[RPMI−1640中1096FCS及びHC(5μg/m 1))を次いで懸濁液に添加し、培養し、36℃でインキュベートした。
6) 感染後、2〜10日以内に特徴的な拡大された屈折性細胞が見えるように なる。上澄液を免疫螢光法及び培養液の視覚観察により測定された感染のピーク において採取し、更に伝達する。
細胞におけるHBLV感染の検出。 HBLV感染細胞をlO%FCS、5ut r/rnl HCを含有する培地1640中に維持し、36℃でインキュベート する。未感染細胞を同様に処理するが、しかし、対照として用いられる。これら の細胞におけるHBLVの感染はIFAを用いてアッセイされる。小細胞試料を 異つた時点で取出し、細胞をPBS中において洗浄し、HBLV抗体陽性血清及 びHBLV抗体陰性血清で染色する。感染細胞は)iBLV抗体による核におけ る最初のIF染色を示す大細胞である(第2図)。これらの陽性細胞は殆んど拡 大細胞である(第1図及び第2図参照)。対照細胞はIF染色を示さない。
HBLV抗体の検出。 (a)スクリーニング−HBLVに特異的に結合する抗 体は、抗原目標としてニトロセルロース膜(Millitier 96ウ工ル形 式)上に堆積された感染細胞質の稀釈液を用いて便利に且つ高感度に測定される 。ヒト抗体の結合はアルカリホスファターゼ複合抗−ヒトIgG及び標準的酵素 化学を用いて定量される。細胞細胞質の量及び試験抗体の稀釈率は陰性対照ヒト 抗血清未感染細胞細胞質を対照として用いる予備実験におけるシグナル対ノイズ 比の最適比によりめられる。ウェル当り5000個の細胞の等量及び1/400 乃至1/1600の稀釈率の試験抗体稀釈率が通常用いられる。感染細胞と同一 起源の未感染細胞よりなる対照ウェルは最高の特異性が必要とされた場合に含ま れる。
(b)ウェスタンプロット−感染細胞細胞質を5DS−PAGEにより分離し、 標準的方法によりニトロセルロース膜に移した。陰性対照血清及び陽性血清の感 染及び非感染細胞タンパク質への結合の比較は、感染細胞細胞質及びウィルス陽 性血清についてのみ表わされる独特なバンドの存在を示す。核、細胞質、及び細 胞培養上澄液画分の比較は細胞上澄液に最高濃度の抗原を示す。
間接免疫螢光アッセイ。 HBLVの単離、及び繁殖のための上記操作と共に、 次のものはヒトB親すンパ性ウィルスの後期ウィルスキャプシド抗原に対するI gG抗体を検出するHBLVに対するアッセイである。
ヒト帯血液(CB)単核細胞をPHA−P (5μg/ml)で48時間刺戟し 、その後細胞をポリブレン(2μg / ml )で48時間処理する。−次ヒ トna細胞をPHA−Pで、次いでPo1ypreneにより刺戟する。これら の細胞を次いで上記の如くヒトB親すンパ性ウィルスで感染する。
HBLV液を感染CB細胞がらそれらが〉25〜30%の巨大細胞を示す時点で 採取し、この細胞を次いで参照血清(陽性及び陰性)を用いて間接免疫螢光アッ セイにより試験する。HBLV感染に対して陽性の一人の患者からの血清、或い は強いIFA反応性を示すその他の血清はHBLVに対して>1:80の力価を 含む。この操作において用いられた陰性血清はHBLVに対して抗体を有さない 少なくとも二つの血清である。未感染血液細胞は48時間PHA−P刺戟された 。FITCアフィニティ精製抗精製抗ヒト1g尺びL)を1=15にてヤギ或い はウサギ中で調製した。ガラススライドをテフロン被覆し、未被覆6關のID円 を育した。1F搭載溶液を用いて細胞をガラススライドに固定した。
1i (ff。 HBLV>25〜30%拡大巨大細胞〉10μg/ ml ) で感染されたヒト帯血液細胞をPBS中(Ca 及びMg なし)で11000 rpにて30℃で3回洗浄した。洗浄細胞を、退化細胞を除去するために、リン パ球分離培地中に入れた。洗浄細胞をCa++及びMg を有するPBS中に懸 濁させ(×105個細胞/ml)、テフロンスライド上に堆積させた。同様に、 未感染血液細胞をスライド上に堆積させ、感染細胞と同様にして処理した。細胞 を迅速に風乾し、次いで冷アセトン(20℃に保たれた)中で室温において10 分間固定した。固定細胞を水分を避けるためにスライド箱内にて一20℃にて保 存した。全ての被試験血清は56℃で1i2時間インキュベートし、次いで沈澱 物質を避けるために分類した。血清を次いでシェーカー或いはロッカーを用いて 10分間隔でPBS (Ca 及びMg なし)中で2回の稀釈で1=10にて 稀釈した。スライドを次いで風乾し、FITC抗ヒト抗ヒト1スGイド上に堆積 し、40分間インキュベートし、3回洗浄し、風乾し、及びカバースリップを用 いてIF搭載溶液を搭載した。
搭載スライドは螢光の損失なしに、この搭載溶液と共に4℃において1週間保存 される。
スライドを免疫螢光スコープ上で読取り、陽性及び陰性抗体力価を評点する。陽 性血清は僅かに細胞内にドツト状染色を有する拡大細胞の明緑色核染色を示した 。陽性細胞の数は感染度と共に変る。陰性血清は感染及び未感染細胞の両者に染 色を示さない同様に、陽性血清は未感染細胞にIF染色を示さない。FITCの みでインキユベートされた細胞は感染及び未感染細胞に染色を示さない(第1a 参照)。HBLVに対する抗体の終点力価は最終稀釈率における無染色或いは弱 染色のいずれかに基づく。実際の力価は僅かに染色した細胞を示す抗体の稀釈率 及び完全に陰性である引続く稀釈率に基づいて計算される。
ウィルス膜抗原を検出するために(第1b図)、HBLV感染及び未感染生存細 胞(非固定)を血清のない培地中で3回洗浄し、患者の血清で4℃において30 分間処理した。細胞を再び洗浄し、アフィニイー精製FITC抗−ヒトIgGで 更に30分間処理し、培地中で洗浄し、及び上記膜螢光性を検査した。斑点状表 面螢光を示すHBLV感染細胞を第2b図に示す。
以下の具体例は、例1に用いられた特定の試薬を含有する診断試験キットが本発 明の範囲内であることにおいて、本発明の詳細な説明するものである。
例1. 各種病気を含有する血清におけるHBLV膜抗原(MA )抗体の検出 細胞の調製において、HBLV感染された生きた帯面液(CB)細胞(I X  10/ml)を血清のない培地中において2回洗浄した。同様に、PHA−P刺 戟未感染CB細胞も又洗浄して対照として用いた。
試薬= (a)ウィルスキャプシド抗体を含有する患者から得られたHBLV− MA抗体; (b)正常な健常供与者からのHLBV陰性抗体; (c)F I TS抗ヒトIgG (A、P、)。
操作: (1) 洗浄されたHBLV感染及び未感染CB細胞を11000rpにおいて 5分間遠心分離した。
(2) 遠心分離された細胞を<5X105/mlの密度で血清のない培地中に 懸濁した。
(3) 懸濁細胞を各種稀釈率の未知の血清並びにその他のHBLV陽性及び陰 性参考血清に添加した。細胞を37℃で45分或いは4℃で1/2時間インキュ ベートした。
(4) インキニベーション後、細胞を1100Orpで遠心分離し、血清のな い培地中で3回洗浄し、で遠心分離した。遠心分離後、上澄液を廃棄し、FIT C複合体を細胞に添加した(複合体の1:15稀釈)。
(5) 細胞を37℃で45分間、或いは4℃で1/2時間インキュベートした 。
(6) 細胞を血清のない培地で3回洗浄し、同−培地中にlXIO3/mlの 密度で再懸濁の状態に保った。
(7) 懸濁細胞を含有する一滴をガラススライド上に堆積し、ガラスカバース リップを細胞上に置き、膜螢光性を検査した。
染色パターン。MA陽性細胞は完全な環或いは1/2の環、或いはHBLV抗原 を含有する細胞質の廻りのキャッピングのいずれかの明るい緑がかった染色を示 した(第1b図)。死亡細胞は通常全細胞の黄色染色を帯びた。陰性対照細胞は 環の血清検出による如何なる染色、或いは試験された血清の稀釈によるキャッピ ングもなく、それはその稀釈率における抗体に対して陽性を表わした。
HBLV及びヘルペスシンブレツクウィルス形態の比較 特 徴 HBLV HS V ヌクレオイドの直径 60〜80nw 50〜70nmキャプシドの直径 95 〜1105n 95〜100nn+キヤプシドの対称性 二十面体 二十面体キ ャプシドにおける 162 162 キャブツマ−の数 外被の厚み 25〜45r+m Lばしば不明瞭25〜40nm エンベロープされた ピリオンの直径 160〜200nw 150〜220nmゆ 例3 ヒト及びシミアンヘルペスウィルス類に対して調製されたモノクローナル抗体及 び超免疫血清を説明されるような間接免疫螢光操作によりHBLV感染細胞との 反応性の試験を行った。
HBV及びHCMVに対するモノクローナル抗体は1:40の稀釈率で使用し、 1:10の稀釈率の正常腹水でのHSV−T及び■、VZV及びHVSは1:1 5及び1:10の稀釈率で用いた。アフリカミドリザル及びレーザスサルCMV に対する超免疫血清は熱不活性化しく50℃ 30分)、及び10,000rp mで清澄化させて1:10の稀釈率で用いた。示された血清に加えて、EBVS CMV、HSV−1び■、及びV Z V l::対する抗体を含有するヒト血 清も又HBLV感染細胞と反応しなかった。CMVに対する抗体を含有するアフ リカミドリザル及びレーザスの血清は又HBLVで試験した際に陰性であった。
EBV及びHCMVに対するモノクローナル抗体、及び正常マウスからの腹水は GaryPearson博士(ジョージタウン大学医学校、ワシントンD、C, )からの贈物であった。vZv及びHVSに対するモノクローナル抗体はNan cy Chung博士(ベイラー医科大学、ヒユーストン、テキサス州)及びJ ohn Dahl−berg博士(NCI、ベセスダ、メリーランド州)からそ れぞれ得られた。HSV−I及び■モノクローナル抗体はpupotnt (ボ ストン、マサチニーセッツ州)から購入した。精製アフリカミドリザル及びレー ブスCMVに対する超免疫血清はAblashi 8士によりウサギにおいて予 め調製された。
用いられた略号: HBLVはヒトB親すンパ性ウィルス、EBVはエプスタイ ン−バーウィルス;HCMV。
ヒトサイトメガロウィルス、HSVはヘルペスシンプレックスウィルス、VZV はバリセラーシスターウィルス;HVSはへルペスウイルスサイミリ; VCA はウィルスキャプシド抗原、MAは膜抗原。
HBLV感染帯血液単核細胞をHBLV陰性血清で染色したところ免疫螢光のな い相当な数の大細胞が得られた。結果を表4に示す。
例4 旧世界及び新世界の霊長類からの血清を説明されるような間接免疫螢光によりH BLVに対する抗体を試験した。
旧世界の霊長類からの血清のあるものは、P、 Kanki博士(バーバード公 衆衛生学校、ボストン、マサチニーセッツ州)からの贈物であった。全ての血清 は56℃で30分間不活性化され、遠心分離により清澄化してから用いた。HB LV−感染帯血液白血球、P3HR−1(EBV−VCAを発現する樹立細胞系 )及びHSC−株■により感染されたツクロウザル腎臓細胞を比較のために用い た。感染細胞が細胞変成効果を示した場合には、細胞をアセトン中に固定してI FAに使用した。
3匹のツクロウザル及び1匹のワタボウシマーモセットに予めHVSを接種した 。これらの動物からの血清はヘルペスウイルスアテレス(Herpesviru s ateles)と交叉反応したHVS後期抗原に対する抗体を保有した。結 果を表5に示す。
FIG、2A FIG、2B 国際調査報告

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション受理番号40247の全て の特性を具現することを特徴とする分子クローンpZVH14。
  2. 2.ヒトB親リンパ性ウイルス(HBLV)ビリオンの抗原部位に特異的に結合 する抗体の診断及び検出方法であって、HBLV或いはこの画分をHBLVで感 染された疑いのあるヒト血清からの抗体と接触させ、及び抗原−抗体複合体の形 成を測定することを特徴とする方法。
  3. 3.その有効成分としてヒトB親リンパ性ウイルス(HBLV)、HBLVのウ イルス抽出物、HBLV抗原、HBLV抗体、及び前記成分の任意の画分よりな る群から選ばれた1種以上の成分を含んでなる診断試験キット。
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