JPH0249773B2 - Raimukeekinozoryuho - Google Patents
RaimukeekinozoryuhoInfo
- Publication number
- JPH0249773B2 JPH0249773B2 JP19368082A JP19368082A JPH0249773B2 JP H0249773 B2 JPH0249773 B2 JP H0249773B2 JP 19368082 A JP19368082 A JP 19368082A JP 19368082 A JP19368082 A JP 19368082A JP H0249773 B2 JPH0249773 B2 JP H0249773B2
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- Japan
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- lime cake
- granulating
- stephen
- lime
- physical property
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Glanulating (AREA)
Description
てん菜製糖工場から廃出されるライムケーキの
再利用については、古くから各方面で研究され再
焼して生石灰を得ることが考えられているが現存
する装置では、炭酸ガス濃度が低下して装置の改
造等が必要でありコスト高となり、国内では石灰
石原石が容易に入手できるため実用化されていな
かつた。したがつて年々増加するてん菜糖の生産
に伴い廃出されるライムケーキの量は膨大なもの
となつている。特に産業廃棄物の処理が義務付け
られている今日、公害問題としても取上げられ投
棄場所の確保が困難になつている工場が出現して
いる。このような理由からも又資源の有効活用か
らも再利用を望まれている。 ライムケーキの成分は炭酸カルシウムだけでな
く、P2O5、K2O、有機物(窒素化合物)も含ま
れておりすぐれた土壌改良剤として利用される
が、廃出時に約50%(重量%、以下同様)の水分
を含み1〜2年間貯蔵地に放置し自然蒸発させて
も35%以上の水分を含んでいる。 現在上記の量の水分を含有しているものでは農
家において小規模に利用されているに過ぎず、運
搬や機械散布性を向上しこれを広く利用するため
には、次の困難性を改良することが望まれてき
た。すなわちライムケーキを乾燥すると乾燥設備
及びこれに要する燃料費がかさみコスト高となる
ため実用化は困難である。又、ライムケーキの粒
径は5〜6ミクロンメートルと微細で水分が5%
以下になると飛散が激しく散布困難であつた。そ
こで従来これらの欠点を補うためライムケーキの
造粒が試みられナトリウム塩類によるもの(特開
昭52−30663)、PH調整ステフエン廃水濃縮液によ
るもの(特開昭56−88893)、パルプ廃水濃縮液に
よるもの(特開昭54−39304)、等に開示されてい
る造粒法が考えられてきた。しかしこれらの造粒
法は、大量生産が困難、コスト高等の欠点がある
うえに、単に造粒剤の混合転動造粒であるため粒
の表面は固化しているものの粒の核は極めてもろ
い構造となつており、充分な硬度を得ることがで
きず包装・運送中に粉状に戻つてしまい散布時に
は、飛散しやすくなるという不都合を生じてい
た。 製糖工場から廃出されるライムケーキを造粒す
るには、同じ製糖工場から廃出されるステフエン
廃水濃縮液を利用することが最も経済的であるが
上述の先に開示された方法によつてもPHを調整し
なければ造粒できないものであり、その造粒法は
煩雑かつ確実性に欠けていた。 本発明は、上述の従来の欠点を解消し、包装・
運搬等の取扱いそして機械散布が容易になるよう
に、ライムケーキを適宜な硬度のもとに造粒し、
しかもたとえ空気中に放置しても短時間では容易
に軟化してしまわないライムケーキの造粒法を提
供することを目的とするものである。 本発明は水分脱水したライムケーキにステフエ
ン廃水濃縮液を含む造粒剤を加えライムケーキ粒
子間に均一に浸透するよう25〜70Kg/cm2の高圧力
下でねつ和しその後押出造粒機で造粒し、その後
乾燥して成るもので、ライムケーキの粒子間に浸
透した造粒剤は水分を除去することで、それぞれ
の粒子を結合し粒状物とし充分な強度を有する造
粒作用を行うものである。 上記本発明について、さらに説明を加えると、
ライムケーキは既述のごとく約50%の水分を含ん
でおり、上記脱水は造粒可能な範囲まで行うが25
%以下にすることが望ましい。また上記のねつ和
はニーダー等を用い上記高圧力下で均一に混合す
ることにより行われ、その圧力は上記の25〜70
Kg/cm2の範囲でライムケーキそして造粒剤の水分
含有量等の条件により適宜選定する。 ここで、上記ニーダーは通常二つの軸体に設け
られたブレードの間で混合対象物を圧縮・剪断す
るようになつており、本発明では上記圧力は上記
混合対象物たるライムケーキと造粒剤の混合物が
ブレードの間に位置したときの圧力であり、これ
は上記軸体の軸受部分での反力から知ることがで
きる。すなわち、当初、実験的にブレードに圧力
センサを取り付け、その圧力と軸受反力との関係
を得ておけば、その後は、上記センサなしでも、
軸受反力のみにより上記ブレードにおけある圧力
(これはブレード間の混合対象物の圧力とほぼ等
しい)を上記関係から換算により算出できる。 上記押出造粒機による造粒はねつ和された製品
を一定の形状・大きさに整えるための工程で、押
出造粒によると製品は該造粒機を出た後、自重に
より自然に適当な長さの断片となるので、このま
まの形状でもよいが、形状を均一にしたい場合に
はさらにその後転動造粒機により球状化してもよ
い。造粒後の乾燥はあまり製品に大きな衝撃力を
与えるのは好ましくなく、例えばベルトドライ
ヤ、フロードライヤ、あるいは振動乾燥機程度の
衝撃力以下で行うのがよい。 上述の方法ででき上つた製品は、一般には比較
的短時間のうちに包装されるので特に問題はない
が、これを包装せずに大気中に長時間放置してお
くと大気中の水分を吸収し軟化してくるので、こ
の軟化をできるだけ遅延させることも望ましい。
このためには、SP(Sulphite pulp)法等により
得られるパルプ廃水濃縮液をステフエン廃水濃縮
液に加えて造粒剤となして、上述の方法で造粒を
行うと軟化が十分遅延される製品を得ることがで
きる。 以上のように本発明によれば、ステフエン廃水
濃縮液あるいは必要に応じてこれにパルプ廃水濃
縮液を加えたものを造粒剤とし、該造粒剤をライ
ムケーキに混合してねつ和することにより、ライ
ムケーキを容易に造粒することが可能となり、造
粒された製品の取扱いが容易になり、しかも肥料
として散布された場合には速やかに水分に対し崩
壊する。かくして従来その処理に窮していたライ
ムケーキを取り扱い易い状態で有効利用すること
ができることになつた。 以下実施例及びその物性試験の結果を示すが、
ここで実施例において使用されたライムケーキ、
ステフエン廃水濃縮液そしてパルプ廃水濃縮液の
成分等の分析は第1ないし3表にそれぞれ示すご
とくものである。 第 1 表 ライムケーキ分析表 % 窒素全量(N) 0.43 りん酸全量(P2O5) 1.10 加里全量(K2O) 0.07 石灰全量(CaO) 49.68 苦土全量(MgO) 0.78 アルカリ分 50.77 有機炭素(C) 4.83
再利用については、古くから各方面で研究され再
焼して生石灰を得ることが考えられているが現存
する装置では、炭酸ガス濃度が低下して装置の改
造等が必要でありコスト高となり、国内では石灰
石原石が容易に入手できるため実用化されていな
かつた。したがつて年々増加するてん菜糖の生産
に伴い廃出されるライムケーキの量は膨大なもの
となつている。特に産業廃棄物の処理が義務付け
られている今日、公害問題としても取上げられ投
棄場所の確保が困難になつている工場が出現して
いる。このような理由からも又資源の有効活用か
らも再利用を望まれている。 ライムケーキの成分は炭酸カルシウムだけでな
く、P2O5、K2O、有機物(窒素化合物)も含ま
れておりすぐれた土壌改良剤として利用される
が、廃出時に約50%(重量%、以下同様)の水分
を含み1〜2年間貯蔵地に放置し自然蒸発させて
も35%以上の水分を含んでいる。 現在上記の量の水分を含有しているものでは農
家において小規模に利用されているに過ぎず、運
搬や機械散布性を向上しこれを広く利用するため
には、次の困難性を改良することが望まれてき
た。すなわちライムケーキを乾燥すると乾燥設備
及びこれに要する燃料費がかさみコスト高となる
ため実用化は困難である。又、ライムケーキの粒
径は5〜6ミクロンメートルと微細で水分が5%
以下になると飛散が激しく散布困難であつた。そ
こで従来これらの欠点を補うためライムケーキの
造粒が試みられナトリウム塩類によるもの(特開
昭52−30663)、PH調整ステフエン廃水濃縮液によ
るもの(特開昭56−88893)、パルプ廃水濃縮液に
よるもの(特開昭54−39304)、等に開示されてい
る造粒法が考えられてきた。しかしこれらの造粒
法は、大量生産が困難、コスト高等の欠点がある
うえに、単に造粒剤の混合転動造粒であるため粒
の表面は固化しているものの粒の核は極めてもろ
い構造となつており、充分な硬度を得ることがで
きず包装・運送中に粉状に戻つてしまい散布時に
は、飛散しやすくなるという不都合を生じてい
た。 製糖工場から廃出されるライムケーキを造粒す
るには、同じ製糖工場から廃出されるステフエン
廃水濃縮液を利用することが最も経済的であるが
上述の先に開示された方法によつてもPHを調整し
なければ造粒できないものであり、その造粒法は
煩雑かつ確実性に欠けていた。 本発明は、上述の従来の欠点を解消し、包装・
運搬等の取扱いそして機械散布が容易になるよう
に、ライムケーキを適宜な硬度のもとに造粒し、
しかもたとえ空気中に放置しても短時間では容易
に軟化してしまわないライムケーキの造粒法を提
供することを目的とするものである。 本発明は水分脱水したライムケーキにステフエ
ン廃水濃縮液を含む造粒剤を加えライムケーキ粒
子間に均一に浸透するよう25〜70Kg/cm2の高圧力
下でねつ和しその後押出造粒機で造粒し、その後
乾燥して成るもので、ライムケーキの粒子間に浸
透した造粒剤は水分を除去することで、それぞれ
の粒子を結合し粒状物とし充分な強度を有する造
粒作用を行うものである。 上記本発明について、さらに説明を加えると、
ライムケーキは既述のごとく約50%の水分を含ん
でおり、上記脱水は造粒可能な範囲まで行うが25
%以下にすることが望ましい。また上記のねつ和
はニーダー等を用い上記高圧力下で均一に混合す
ることにより行われ、その圧力は上記の25〜70
Kg/cm2の範囲でライムケーキそして造粒剤の水分
含有量等の条件により適宜選定する。 ここで、上記ニーダーは通常二つの軸体に設け
られたブレードの間で混合対象物を圧縮・剪断す
るようになつており、本発明では上記圧力は上記
混合対象物たるライムケーキと造粒剤の混合物が
ブレードの間に位置したときの圧力であり、これ
は上記軸体の軸受部分での反力から知ることがで
きる。すなわち、当初、実験的にブレードに圧力
センサを取り付け、その圧力と軸受反力との関係
を得ておけば、その後は、上記センサなしでも、
軸受反力のみにより上記ブレードにおけある圧力
(これはブレード間の混合対象物の圧力とほぼ等
しい)を上記関係から換算により算出できる。 上記押出造粒機による造粒はねつ和された製品
を一定の形状・大きさに整えるための工程で、押
出造粒によると製品は該造粒機を出た後、自重に
より自然に適当な長さの断片となるので、このま
まの形状でもよいが、形状を均一にしたい場合に
はさらにその後転動造粒機により球状化してもよ
い。造粒後の乾燥はあまり製品に大きな衝撃力を
与えるのは好ましくなく、例えばベルトドライ
ヤ、フロードライヤ、あるいは振動乾燥機程度の
衝撃力以下で行うのがよい。 上述の方法ででき上つた製品は、一般には比較
的短時間のうちに包装されるので特に問題はない
が、これを包装せずに大気中に長時間放置してお
くと大気中の水分を吸収し軟化してくるので、こ
の軟化をできるだけ遅延させることも望ましい。
このためには、SP(Sulphite pulp)法等により
得られるパルプ廃水濃縮液をステフエン廃水濃縮
液に加えて造粒剤となして、上述の方法で造粒を
行うと軟化が十分遅延される製品を得ることがで
きる。 以上のように本発明によれば、ステフエン廃水
濃縮液あるいは必要に応じてこれにパルプ廃水濃
縮液を加えたものを造粒剤とし、該造粒剤をライ
ムケーキに混合してねつ和することにより、ライ
ムケーキを容易に造粒することが可能となり、造
粒された製品の取扱いが容易になり、しかも肥料
として散布された場合には速やかに水分に対し崩
壊する。かくして従来その処理に窮していたライ
ムケーキを取り扱い易い状態で有効利用すること
ができることになつた。 以下実施例及びその物性試験の結果を示すが、
ここで実施例において使用されたライムケーキ、
ステフエン廃水濃縮液そしてパルプ廃水濃縮液の
成分等の分析は第1ないし3表にそれぞれ示すご
とくものである。 第 1 表 ライムケーキ分析表 % 窒素全量(N) 0.43 りん酸全量(P2O5) 1.10 加里全量(K2O) 0.07 石灰全量(CaO) 49.68 苦土全量(MgO) 0.78 アルカリ分 50.77 有機炭素(C) 4.83
【表】
【表】
【表】
【表】
実施例 1
水分20%まで脱水したライムケーキを88〜84
%、そしてステフエン廃水濃縮液を12%〜16%の
範囲で混合しニーダにより約4分〜6分ねつ和し
た後、押出造粒機により造粒後、パン(転動)型
造粒機で整粒したものを振動乾燥機で全体に対し
水分を約0.3%程度まで乾燥したもののうち、粒
径約3mmのものをそれぞれの物性試験に供した。 実施例 2 水分約20%まで脱水したライムケーキ84%、そ
してステフエン廃水濃縮液にパルプ廃水濃縮液を
25%〜75%混合した造粒剤を約16%混合し、ニー
ダにより約4分〜6分ねつ和した後、押出造粒機
により造粒、転動型造粒機で整粒したものを振動
乾燥機で水分約0.3%程度まで乾燥したもののう
ち、粒径約3mmのものをそれぞれの物性試験に供
した。 物性試験 1 強度測定 実施例1より得た試作品1000gを湿度60%〜70
%の室内に1時間〜24時間放置したときの破壊強
度(破壊の応力でKg/cm2を単位として示してい
る)の変化を各時間について、試料10gに関して
の測定平均値を第4表に示す。
%、そしてステフエン廃水濃縮液を12%〜16%の
範囲で混合しニーダにより約4分〜6分ねつ和し
た後、押出造粒機により造粒後、パン(転動)型
造粒機で整粒したものを振動乾燥機で全体に対し
水分を約0.3%程度まで乾燥したもののうち、粒
径約3mmのものをそれぞれの物性試験に供した。 実施例 2 水分約20%まで脱水したライムケーキ84%、そ
してステフエン廃水濃縮液にパルプ廃水濃縮液を
25%〜75%混合した造粒剤を約16%混合し、ニー
ダにより約4分〜6分ねつ和した後、押出造粒機
により造粒、転動型造粒機で整粒したものを振動
乾燥機で水分約0.3%程度まで乾燥したもののう
ち、粒径約3mmのものをそれぞれの物性試験に供
した。 物性試験 1 強度測定 実施例1より得た試作品1000gを湿度60%〜70
%の室内に1時間〜24時間放置したときの破壊強
度(破壊の応力でKg/cm2を単位として示してい
る)の変化を各時間について、試料10gに関して
の測定平均値を第4表に示す。
【表】
物性試験 2
吸湿率測定
実施例1より得た試作品1000gを湿度66%〜70
%の室内に1時間〜24時間放置した後の吸湿量を
各時間測定し割合を第5表に示す。
%の室内に1時間〜24時間放置した後の吸湿量を
各時間測定し割合を第5表に示す。
【表】
物性試験 3
経時変化
実施例1より得た試作品20Kgを厚さ0.19mm肥料
用ポリエチレン重袋に包装して10段4列で室内に
放置し15〜90日の経時変化を第6表に示す。
用ポリエチレン重袋に包装して10段4列で室内に
放置し15〜90日の経時変化を第6表に示す。
【表】
【表】
物性試験 4
強度測定
実施例2より得た試作品を物性試験1と同一条
件で測定した破壊強度を第7表に示す。
件で測定した破壊強度を第7表に示す。
【表】
物性試験 5
吸湿率測定
上記試作品を物性試験2と同一条件で測定した
吸湿率を第8表に示す。
吸湿率を第8表に示す。
【表】
物性試験 6
経時変化
実施例2より得た試作品を物性試験3と同一条
件で経時変化を第9表に示す。
件で経時変化を第9表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 てん菜製糖工場から廃出されるライムケーキ
を脱水し、ステフエン廃水濃縮液を含む造粒剤と
上記ライムケーキとを、25〜70Kg/cm2の高圧力下
でのねつ和工程を経た後押出造粒成形し、該造粒
成形の後乾燥することを特徴とするライムケーキ
の造粒法。 2 造粒剤は、ステフエン廃水濃縮液にパルプ廃
水濃縮液を混合したものであることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のライムケーキの造粒
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19368082A JPH0249773B2 (ja) | 1982-11-04 | 1982-11-04 | Raimukeekinozoryuho |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19368082A JPH0249773B2 (ja) | 1982-11-04 | 1982-11-04 | Raimukeekinozoryuho |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5982937A JPS5982937A (ja) | 1984-05-14 |
JPH0249773B2 true JPH0249773B2 (ja) | 1990-10-31 |
Family
ID=16311996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19368082A Expired - Lifetime JPH0249773B2 (ja) | 1982-11-04 | 1982-11-04 | Raimukeekinozoryuho |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0249773B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2358394B (en) * | 2001-01-12 | 2002-01-30 | David Lindsay Dodd | Method of growing mushrooms |
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1982
- 1982-11-04 JP JP19368082A patent/JPH0249773B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPS5982937A (ja) | 1984-05-14 |
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