JPH0249409Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0249409Y2 JPH0249409Y2 JP1982150374U JP15037482U JPH0249409Y2 JP H0249409 Y2 JPH0249409 Y2 JP H0249409Y2 JP 1982150374 U JP1982150374 U JP 1982150374U JP 15037482 U JP15037482 U JP 15037482U JP H0249409 Y2 JPH0249409 Y2 JP H0249409Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- case
- main body
- prime mover
- damper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 9
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 9
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Compressor (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、空気などの気体を圧縮する圧縮機
で、特にケース内に圧縮機本体を収納した構造の
圧縮機に関するものである。
で、特にケース内に圧縮機本体を収納した構造の
圧縮機に関するものである。
第１図は従来技術のケースを有した空気圧縮機
の正面図であるが、原動機１の回転に従がい、圧
縮部２内部のピストンが往復し、空気を圧縮する
構造となつている。一方この種の圧縮機は原動機
１、圧縮部２から騒音が発生するが、その騒音が
外部に出るのを減少するため、圧縮機本体３をケ
ース４で覆つた構造となつている。また原動機１
および圧縮部２は取付ネジ６で底板５と連結され
ており、さらに底板５には数個の弾性体からなる
脚７が取り付けてある構造となつている。
の正面図であるが、原動機１の回転に従がい、圧
縮部２内部のピストンが往復し、空気を圧縮する
構造となつている。一方この種の圧縮機は原動機
１、圧縮部２から騒音が発生するが、その騒音が
外部に出るのを減少するため、圧縮機本体３をケ
ース４で覆つた構造となつている。また原動機１
および圧縮部２は取付ネジ６で底板５と連結され
ており、さらに底板５には数個の弾性体からなる
脚７が取り付けてある構造となつている。
本構造のものは、内部で発生した騒音をケース
４で遮音、吸音させ、騒音低減を行なうものであ
り、効果は認められるが、原動機１、圧縮部２が
底板５と直接連結されているため、原動機１、圧
縮部２の振動が底板５、ケース４に伝達されこの
部分から音が発生し防音効果が小さい欠点があつ
た。第２図は圧縮機本体３とケース４との間に弾
性体からなるダンパ１０を入れ圧縮機本体３の振
動がケース４に伝達されるのを防止した従来構造
の例であるが、本構造の場合、設置面８と、圧縮
機本体３との関係は設置面８−脚７−ケース４−
ダンパ１０−圧縮機本体３となり構造が複雑とな
るばかりでなく、ケース４が圧縮機本体３をささ
える十分な強度を必要とするため重量が重くなる
欠点があつた。
４で遮音、吸音させ、騒音低減を行なうものであ
り、効果は認められるが、原動機１、圧縮部２が
底板５と直接連結されているため、原動機１、圧
縮部２の振動が底板５、ケース４に伝達されこの
部分から音が発生し防音効果が小さい欠点があつ
た。第２図は圧縮機本体３とケース４との間に弾
性体からなるダンパ１０を入れ圧縮機本体３の振
動がケース４に伝達されるのを防止した従来構造
の例であるが、本構造の場合、設置面８と、圧縮
機本体３との関係は設置面８−脚７−ケース４−
ダンパ１０−圧縮機本体３となり構造が複雑とな
るばかりでなく、ケース４が圧縮機本体３をささ
える十分な強度を必要とするため重量が重くなる
欠点があつた。
特に、小形、軽量を要求される可搬式の圧縮機
においては上記欠点は致命的な欠点であつた。
においては上記欠点は致命的な欠点であつた。
本考案の目的は上記した従来技術の欠点をなく
し、軽量でかつ騒音の低い圧縮機を供給し、あわ
せて構造を簡便にすることである。
し、軽量でかつ騒音の低い圧縮機を供給し、あわ
せて構造を簡便にすることである。
本考案は、圧縮機本体を直接脚で支持すれば上
記欠点が改善されることに着目し、ケース、圧縮
機本体、脚の関係を工夫したものである。
記欠点が改善されることに着目し、ケース、圧縮
機本体、脚の関係を工夫したものである。
以下、第３図、第４図、第５図に示す実施例に
より本考案を具体的に説明する。１は原動機であ
り、圧縮部２内には図示していないが、原動機１
の回転を往復動に変換する駆動部、往復運動によ
り空気を圧縮するピストン、シリンダ１５を有し
ており、原動機１の回転に従がい、ピストンが往
復運動し空気を圧縮し、タンク１１内に送り込む
構造としてある。なお原動機１、圧縮部２、タン
ク１１はネジ等により１体に連結してあり、圧縮
機本体３となつている。また圧縮機本体３の外側
には、少なくとも、圧縮機本体３の外かく表面の
１部を覆うようにケース４を設けてあり、ケース
４と圧縮機本体３の間には弾性を有するダンパ１
０を設けてある。
より本考案を具体的に説明する。１は原動機であ
り、圧縮部２内には図示していないが、原動機１
の回転を往復動に変換する駆動部、往復運動によ
り空気を圧縮するピストン、シリンダ１５を有し
ており、原動機１の回転に従がい、ピストンが往
復運動し空気を圧縮し、タンク１１内に送り込む
構造としてある。なお原動機１、圧縮部２、タン
ク１１はネジ等により１体に連結してあり、圧縮
機本体３となつている。また圧縮機本体３の外側
には、少なくとも、圧縮機本体３の外かく表面の
１部を覆うようにケース４を設けてあり、ケース
４と圧縮機本体３の間には弾性を有するダンパ１
０を設けてある。
また、第４図は第３図の線断面図、第５図
は線断面図であるが、ゴムなどの弾性材から
なる脚７は端部に出張り１３を有する段付形状と
なつており、ケース４に設けてある穴１２内に小
端１４を入れ、出張り１３をケース４と圧縮機本
体３ではさみ込んで連結した構造としてある。
は線断面図であるが、ゴムなどの弾性材から
なる脚７は端部に出張り１３を有する段付形状と
なつており、ケース４に設けてある穴１２内に小
端１４を入れ、出張り１３をケース４と圧縮機本
体３ではさみ込んで連結した構造としてある。
このように構成した圧縮機を運転するには、第
４図、第５図のように、脚７を下にし設置面８に
設置して運転するが、圧縮機本体３を直接脚７で
支持した構造となつているため構造が簡単である
ばかりでなく、この状態でケース４には圧縮機本
体３の重量が加わらないため、それほど強度を必
要とせず、軽量化できるなどの効果がある。
４図、第５図のように、脚７を下にし設置面８に
設置して運転するが、圧縮機本体３を直接脚７で
支持した構造となつているため構造が簡単である
ばかりでなく、この状態でケース４には圧縮機本
体３の重量が加わらないため、それほど強度を必
要とせず、軽量化できるなどの効果がある。
またダンパ１０にも圧縮機本体３の重量が加わ
らない構造のため、圧縮機本体３の振動が十分吸
収できる軟らかい材質、形状のダンパ１０が使用
でき、圧縮機本体３の振動がケース４に伝達され
音を発する問題がなくなつた。
らない構造のため、圧縮機本体３の振動が十分吸
収できる軟らかい材質、形状のダンパ１０が使用
でき、圧縮機本体３の振動がケース４に伝達され
音を発する問題がなくなつた。
また、脚７の取付はネジなどを使用せず、圧縮
機本体３とケース４ではさみ込んで固定する構造
のため組立性が良いなどの効果がある。
機本体３とケース４ではさみ込んで固定する構造
のため組立性が良いなどの効果がある。
以上のように本考案によれば、圧縮機本体の外
かくを覆うケースを有する圧縮機において設置し
た時に設置面と接する弾性を有する脚を圧縮機本
体に取り付け、さらに圧縮機本体の外かくに弾性
を有するダンパを設けダンパを介してケースを圧
縮機本体で支持する構造としたので、圧縮機本体
を直接脚で支持する構造のため構造が簡単となる
ばかりか、設置時にケースには圧縮機本体の重量
が加わらないため、それほど強度を必要とせず、
軽量化できるなどの効果を奏することができる。
さらにダンパにも圧縮機本体の重量が加わらない
構造のため、圧縮機本体より発生する振動を十分
吸収できるような軟らかい材質、形状のダンパを
使用でき、圧縮機本体の振動がケースに伝達され
騒音を発する問題が改善され、低騒音化が可能と
なる効果を奏することができる。
かくを覆うケースを有する圧縮機において設置し
た時に設置面と接する弾性を有する脚を圧縮機本
体に取り付け、さらに圧縮機本体の外かくに弾性
を有するダンパを設けダンパを介してケースを圧
縮機本体で支持する構造としたので、圧縮機本体
を直接脚で支持する構造のため構造が簡単となる
ばかりか、設置時にケースには圧縮機本体の重量
が加わらないため、それほど強度を必要とせず、
軽量化できるなどの効果を奏することができる。
さらにダンパにも圧縮機本体の重量が加わらない
構造のため、圧縮機本体より発生する振動を十分
吸収できるような軟らかい材質、形状のダンパを
使用でき、圧縮機本体の振動がケースに伝達され
騒音を発する問題が改善され、低騒音化が可能と
なる効果を奏することができる。
第１図はケースを有する従来技術による空気圧
縮機の縦断正面図、第２図は別の従来技術による
空気圧縮機の縦断正面図、第３図は本考案になる
圧縮機の一実施例を示す一部横断平面図、第４図
は第３図の−線断面図、第５図は第３図の
−線断面図である。 図において、１は原動機、２は圧縮部、３は圧
縮機本体、４はケース、７は脚、８は設置面、１
０はダンパである。
縮機の縦断正面図、第２図は別の従来技術による
空気圧縮機の縦断正面図、第３図は本考案になる
圧縮機の一実施例を示す一部横断平面図、第４図
は第３図の−線断面図、第５図は第３図の
−線断面図である。 図において、１は原動機、２は圧縮部、３は圧
縮機本体、４はケース、７は脚、８は設置面、１
０はダンパである。
Claims (1)
- 少なくとも原動機と、該原動機の動力により空
気などの気体を圧縮する圧縮部からなる圧縮機本
体を有し、また圧縮機本体の外かくの１部また
は、全部を覆うケースを有する圧縮機において、
設置時に設置面と接し圧縮機を支持する弾性を有
する脚を、前記圧縮機本体に取り付けると共に、
圧縮機本体外かくには弾性を有するダンパを配設
し、前記ケースをダンパを介して圧縮機本体によ
り保持するよう構成して成る圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15037482U JPS5954239U (ja) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | 圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15037482U JPS5954239U (ja) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | 圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5954239U JPS5954239U (ja) | 1984-04-09 |
| JPH0249409Y2 true JPH0249409Y2 (ja) | 1990-12-26 |
Family
ID=30333537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15037482U Granted JPS5954239U (ja) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | 圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5954239U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023109129A (ja) * | 2022-01-26 | 2023-08-07 | 株式会社創通メディカル | 静音空気入れ装置 |
-
1982
- 1982-10-01 JP JP15037482U patent/JPS5954239U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023109129A (ja) * | 2022-01-26 | 2023-08-07 | 株式会社創通メディカル | 静音空気入れ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5954239U (ja) | 1984-04-09 |
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