JPH024858A - 熱可塑性組成物 - Google Patents

熱可塑性組成物

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JPH024858A
JPH024858A JP1017847A JP1784789A JPH024858A JP H024858 A JPH024858 A JP H024858A JP 1017847 A JP1017847 A JP 1017847A JP 1784789 A JP1784789 A JP 1784789A JP H024858 A JPH024858 A JP H024858A
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JP
Japan
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group
diels
carbon atoms
formula
polyphenylene ether
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Application number
JP1017847A
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English (en)
Inventor
Robert Alan Schleifstein
ロバート・アラン・シユライフスタイン
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Ethyl Corp
Original Assignee
Ethyl Corp
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Publication date
Application filed by Ethyl Corp filed Critical Ethyl Corp
Publication of JPH024858A publication Critical patent/JPH024858A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/02Halogenated hydrocarbons
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/3412Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having one nitrogen atom in the ring
    • C08K5/3415Five-membered rings
    • C08K5/3417Five-membered rings condensed with carbocyclic rings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S525/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
    • Y10S525/905Polyphenylene oxide

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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリフェニレンエーテルとビニル芳香族重合
体との配合物(blend)を含有している熱可塑性組
成物に関するものであり、それは難燃剤性でありそして
改良されたメルトフローを有している。
ポリフェニレンエーテルとポリビニル芳香族との配合物
を基にしI;熱可塑性組成物は公知である。
そのような組成物は工業用熱プラスチツク用途で使用さ
れている。
配合物のポリフェニレンエーテル成分はしばしハ、ポリ
(2,6−シメチルー1.4−)ユニレン工一テル)ま
たはそれの2.5−ジメチル異性体である。ポリフェニ
レンエーテルは、例工ば2゜ジメチルフェニルおよび2
.3.6−1−リメチルフェノールから製造される共重
合体の如き共重合体であってもよい。これらのおよび他
の適当なポリフェニレンエーテル類並びにそれらの製造
は例えば米国特許3,306,874.3,305,8
75および4.Oll、200中で論じられている。
ポリビニル芳香族成分は一般的にはポリスチレン、例え
ば高衝撃性ポリスチレン、である。「高衝撃性ポリスチ
レン」という語は当技術ではゴム改質されたポリスチレ
ンを意味しており、そして一般的には略語であるHIP
Sにより示される。
本出願で使用されるゴム改質剤は数種類あり、ポリブタ
ジェン、スチレン−ブタジェンの不規則的および塊状共
重合体類、エチレン−プロピレンジエン三元共重合体類
がその例である。米国特許4゜128.602.4.1
28.603および4,128.604を参照のこと。
多数のポリフェニレンエーテルとポリビニル芳香族との
配合物が知られている。例えば、米国特許3,383,
435.3,887,646.3,933.94113
.994,856.4.038,343.4.128.
602.4,128.603および4,128.604
を参照のこと。
多くの用途において、工業用熱プラスチックスには難燃
性が一番よく付与されている。ポリフェニレンエーテル
とポリビニル芳香族との配合物を基にした組成物に対す
る特に有用な追加難燃剤は、核臭素化されたポリスチレ
ンである。さらに、例えばSb*Osの如き難燃相乗剤
がしばしば該ハロゲン化されたポリフェニレンエーテル
と共に使用されている。そのような組成物の難燃性は例
えばUL−94評価でV−Qというように非常に高いの
だが、これらの組成物は例えば約3.0g/10分とい
うメルトインデックス(ASTM1238)の如き非常
に低いメルトフローを有している。
このメルト70−の低さのIこめに、これらの組成物の
加工はできたとしても難しく、その結果生産性が損なわ
れる。
組成物のメルトフローは、例えばペンタエリトリットエ
ステルの如き可塑剤型物質の使用によりかなり改良でき
る。そのような可塑剤は多くの場合組成物の可燃性を増
加させそして可塑剤含有組成物から製造した製品の熱偏
向(heat deflection)温度低下の原因
となるため、必ずしも万能薬ではない。
従って、本発明の目的はポリフェニレンエーテルとポリ
ビニル芳香族との配合物、ハロゲン化されたポリフェニ
レンエーテル難燃剤、および任意に難燃剤相乗剤を含有
している改良されたメルトフローおよび高い難燃性の両
方を有する組成物を提供することである。
本発明は二部分を有する熱可塑性組成物に関するもので
あり、第一部分はポリフェニレンエーテルとポリビニル
芳香族との配合物および核ハロゲン化されたポリフェニ
レンエーテルからなっている。第二部分は第一部分と密
に混合されており、そしてそれは式 %式%() を有するディールス−アルダ−付加物からなっている。
A成分は構造 を有するポリハロゲン化されたシクロアルキレン基、ま
たは構造 を有するポリハロゲン化されたシクロアルキル基であり
、ここで 各Xは独立してクロロ、ブロモまたはヒドロ基であり、
そして各Yは独立してクロロ、ブロモ、ヒドロ、ヒドロ
カルビルまたはヒドロカルビルオキシ基であり、そして
クロロまたはブロモ基である該XおよびYの合計数は少
なくとも2である。
Rの内容はnの値に依存しており、nの値は0、lまた
は2である。nがOである時には、Rは7〜20個の炭
素原子および隣接位置で対になっている2〜6個の臭素
原子を有する2価の飽和環式ポリブロモ炭化水素基、ま
たは構造 一一一〇 −Z −一℃ (ここで、2は8個までの炭素原子を有するアルキル、
アリール、アルカリール、アラルキル、シクロアルキル
基もしくはそれらのハロゲン化された誘導体である)を
有する基である。
nが1または2である時には、Rは7〜20個の炭素原
子および隣接位置で対になっている0〜4個の塩素もし
くは臭素原子を有する4もしくは6価の飽和環式炭化水
素基、または構造(ここで、f−0またはlであり、そ
してBは8個までの炭素原子を有するアルキレン、アリ
ーレン、アラルキレン、アラルキレン、シクロアルケン
基もしくはそれらのハロゲン化された誘導体である)を
有する基であると定義される。
上記のディールス−アルダ−付加物の存在は、A37M
1238により測定される本発明の熱可塑性組成物のメ
ルトインデックスを相当高め6゜明細書の実施例部分に
おいて、ポリフェニレンエーテルとHIPSとの配合物
およびハロゲン化されたポリフェニレンエーテル難燃剤
の混合物からなる組成物のメルトインデックスをその他
にディールス−アルダ−付加物も含有している組成物と
比較してみることにする。メルトインデックスの増加が
得られるが、難燃性には悪影響を与えず、しかも上記の
第一部分からなっているディールス−アルダ−付加物を
含んでいない組成物と本発明に従い製造される組成物の
間にはASTMD648により測定される熱偏向温度の
意義あるほどの差はない。この効果は一般的な可塑剤を
使用しなくても得られ、そのような可塑剤は難燃性を低
下させモして熱偏向温度に悪影響を与える可能性がある
。このことは可塑剤を本発明の熱可塑性組成物中で使用
できないということを意味するものでなく、なぜならば
可塑剤の存在が製造される製品の使用が難燃性および熱
偏向温度のために許容できないほど低くなるような性質
を熱可塑性組成物に対して与えない限り可塑剤は許され
るからである。可塑剤を熱可塑性組成物中で使用する時
には、ディールス−アルダ−付加物の存在により可塑剤
の必要量が減少し、従って難燃性および熱偏向温度の低
下度が減じられる。
ディールス−アルダ−付加物が上記の有利な機能を達成
する機構は完全には理解されていない。
本発明はそのような理論により制限されるものではない
が、ディールス−アルダ−付加物中の作用成分はポリハ
ロゲン化されたシクロアルキレンまたはシクロアルキル
基であると理論づけられている。この理論では、R基が
難燃性を減少させたりまたはディールス−アルダ−付加
物を加工条件下で不安定にさせたりもしくは過揮発性に
させたりしない限り、R基が何を意味するかは特に厳密
なものではない。
熱可塑性組成物の第一部分のポリフエニレンエーテルー
ポリビニル芳香族配合物成分は、前記のもののいずれで
あってもよい。一般的には、ポリフェニレンエーテル対
ポリビニル芳香族の重量比はl;3〜11の範囲内であ
る。最も有用な重量比は、1:2〜l:lの範囲内であ
る。好適なポリフェニレンエーテルはポリ(2,6−シ
メチル−1.4−yxニレンエーテル)である。好適な
ポリビニル芳香族はHIPSであり、ポリブタジェン改
質HIPSは2〜lO重量%のポリブタジェンを含有し
ている。HIPSとあらかじめ配合されたポリ(2,6
−シメチルーl、4−フェニレンエーテル)が、ゼネラ
ル・エレクトリック・カンパニイから商標ノリール■と
して購入できる。異なる重量比を有する他の配合物も、
ゼネラル・エレクトリック・カンパニイから入手できる
。HIPSは、ハンスツマン・ケミカル・コーポレーシ
Jンおよびザ・ダウ・ケミカル・カンパニイから購入で
きる。
本発明の熱可塑性組成物の第一部分は、核/・ロゲン化
されたポリビニル芳香族難燃剤も含んでいる。そのよう
な難燃剤は構造 [ここで、 各Xは独立してクロロまたはプロ七基であり、aは1〜
3の整数であり、Rは水素または脂肪族基、特に例えば
CH,−またはC*Hs−の如きアルキル基、であり、
モしてnは重合体中の繰り返し単位の数である1 により表わすことかできる。比較的一般的な核))ロゲ
ン化されたポリビニル芳香族類は、2.3−2.4−1
2.5−および3.4−ジプロモスチレン並びに2.4
.5−)ジプロモスチレンである。
他のポリビニル芳香族類、例えば2−クロロ−3−プロ
モーポリスチレン、2−アルファーメチルエチル−4,
5−ジブロモ−ポリスチレン、および2−クロロ−4,
5−ジブロモ−ポリスチレン、も使用できる。核ハロゲ
ン化されたポリビニル芳香族類の分子量は比較的小さく
てもよくすなわちn=1O〜100のオリゴマーであっ
てもよく、または比較的大きくてもよくすなわちn−3
00〜1400の重合体であってもよい。核l)ロゲン
化されたポリビニル芳香族類の製造方法は、米国特許4
.074.032.4,200,703および4、i4
3.221並びにケミカル・アブストラクツ(CA)、
72 : 38362中に開示されている。
最も好適な核ハロゲン化されたポリビニル芳香族類は高
分子量を有しておりそして1個の芳香族環当たり2.7
〜2.8債の臭素原子を有している。
そのようなものはフェロ・コーポレーションから商標ピ
ロチエツク668PBとして購入できる。
本発明の熱可塑性組成物の第二部分のディールス−アル
ダ−付加物成分は、前記の如く、式%式%() [式中、nはOS 1または2である1を有している。
付加物のA成分はジエンにより供され、一方R成分はジ
ェノフィルにより供されており、それらがディールス−
アルダ−反応に従って互いに反応している。
本発明のディールス−アルダ−付加物は公知であり、そ
して公知の方法により製造でき、該反応は一般的にポリ
ハロシクロペンタジェンを適当な多−不飽和ジェノフィ
ルと反応させてn=oの時にはl:lの、n−1の時に
は2:lの、そしてn=2の時には3:1の、ディール
ス−アルダ−付加物を生成する工程を含んでいる。次に
臭素を加えて、もし存在しているとしたら残存不飽和を
除くことができる。
Aが構造 である時には、ディールス−アルダ−反応で使用できる
ジエン類の例は、ヘキサクロロシクロペンタジェン、ヘ
キサブロモンクロペンタジエン、5゜5−ジメトキシ−
テトラクロロシクロペンタジェン、5.5−ジェトキシ
−テトラクロロシクロペンタジェン、5.5−ジヒドロ
−テトラクロロシクロペンタジェン、5.5−ジブロモ
−テトラクロロシクロペンタジェン、5−メチル−ペン
タクロロシクロペンタジェン、5−メチル−5−ヘキシ
ル−テトラブロモシクロペンタジェン、515−ジデシ
ル−テトラクロロシクロペンタジェン、5−ブロモメチ
ル−ペンタブロモシクロペンタジェン、5−デコキシー
ペンタクロロシクロペンタジエン、1.2.3−トリブ
ロモ−4,5,5−トリクロロシクロペンタジェン、2
.3.4−)リプロモーシクロペンタジエン、および1
.2−ジブロモ−3,4,5−トリクロロシクロペンタ
ジェンである。
上記のジエン類の中で最も好適なジエンはへキサクロロ
シクロペンタジェンである。
Aが構造 である時には、 基をA成分として有する中間生成付加物を最初に得るこ
とが好ましい。次に塩素または臭素を二重結合の両側に
加えることができる。
Rが何を意味するかはディールス−アルダ−反応で使用
されるジェノフィルにより決められる。
n=oでありそしてRが環式飽和ポリブロモ炭化水素基
である時には、ジェノフィルはポリブロモシクロアルケ
ン、例えば4.5−ジブロモ−シクロオクテン、4.5
.8.9−テトラブロモシクロドデセン、3− [2−
(3,4−ジブロモシクロヘキサン)エチル1−シクロ
ヘキセン、3.4.5−トリブロモ−シクロヘキサン、
および3.4−ジブロモシクロヘキセン、であることが
できる。ある場合には、ハロゲン化されていないジェノ
フィルすなわち例えばシクロオクタ−1,4−ジエンの
如きシクロアルカジエンを使用してモノ付加物を生成す
ることが望ましい。モノ付加物は、製造しだての時には
、R基中に不飽和を有しているであろう。この不飽和を
次に臭素化してポリブロモ炭化水素基を生成する。Rに
対する好適な意味は3.4−ジブロモシクロオクチルで
あり、その理由はそれがあまり複雑でない基であり比較
的容易な合成法で得られるからである。
n=0である時のRの他の意味は、構造る] を宵する基である。そのようなイミド基はジェノフィル
である無水マレイン酸により供されており、そこでは無
水付加物が生成し、それを次に弐NH2−(G) [式中、Gはアルキル、アリーノ呟アルカリール、アラ
ルキルまたはンクロアルキル基であるj のアミンとの反応によりイミド付加物に転化させる。こ
のイミド生成反応は溶媒の存在下でそして80℃〜20
0℃の温度において起きる。G基は8個までの炭素原子
を有することができる。アミン類の例は、メチルアミン
、シクロヘキシルアミン、エチルアミン、およびアニリ
ンである。好適なイミド基は、N−メチルマレイミド、
N−エチルマレイミド、N−プロピルマレイミド、N−
ブチルマレイミド、N−7二二ルマレイミド、N−ベン
ジルマレイミドおよびN−メチルフェニルマレイミドで
あり、その理由はそれらは付加物中に付加物の燃料価に
寄与する水素を最少量しか供しないからである。生成し
た付加物はイミド付加物と称することができる。
nがlまたは2である時には、ジーまたはトリー付加物
が指定され、そしてR基のジェノフィル先駆体は希望す
るポリ付加物を生成゛するのに充分なポリ不飽和を供し
なければならない。ポリ付加物を得るためには、Rが4
もしくは6価の不飽和環式炭化水素基である時には下記
のジェノフィルが例示される:3.4−シクロオクター
1.4−ジエン、シクロドデカ−1,6−ジエン、シク
ロデカ−1,5−ジエン、トリビニルシクロヘキサン、
シクロドデカ−1,5,9−)ジエン、トリメチルシク
ロドデカ−トリエン、およびシクロデカ−1゜5.8−
トリエン。選択されるジェノフィル中の不飽和位置の数
がn+1の値に等しいことが好ましい。これらの不飽和
位置を満たすためには、ディールス−アルダ−反応中で
使用されるジェノフィルのモル量はn+1と使用される
ジエン反応物のモル数の積でなければならない。しかし
ながら、付加物のR基中の残存不飽和位置を次にハロゲ
ン化する場合にはこのモル量以下のジェノフィルを使用
することもできる。nが1である時の好適なR基は構造 ]  [ を有する。
n=1または2である時の他の可能なR基は構造 O ]111 [ここで、Bおよびfは前記で定義されている如くであ
る] を有する。Rに関するこの構造においては、Rをビス−
イミド基と称することができそして付加物はビス−イミ
ド付加物と称することができる。これらのビス−イミド
付加物は、Aジエンを前記のイミド付加物の製造で使用
されたものと同じ種類のジェノフィルと反応させること
により製造される。しかしながら、反応後に、生成した
無水付加物を式 %式% [ここで、Eはアルキル、アリール、アルカリール、ア
ラルキルまたはシクロアルキル基であり、そしてkはO
またはlである] のジアミンと反応させることによりそれをビス−イミド
付加物に転化させる。反応は溶媒の存在下でそして80
℃〜200℃の温度において起きる。
E基は8個までの炭素原子を含有できる。ジアミン類の
例は、エチレンジアミン、ヒドラジン、フェニレンジア
ミン、ジアミノシクロヘキサン、およびエチルフェニレ
ンアミンである。最も好適なビス−イミド基は、N、N
’−エチレン−ビス−(マレイミド)である。
本発明のディールス−アルダ−付加物およびそれらの製
造方法に関する詳細事項は、米国特許3゜761.44
3、米国特許3,899,463、米国特許3,903
.109、米国特許3,917,642、米国特許3,
922,316、米国特許3゜923.734、米国特
許3,950,456、米国特許4.067.930、
米国特許4,127,559および米国特許4,430
.467中に記載されている。
本発明の最も好適なディールス−アルダ−付加物は、N
、N’−ジアルキル−ビス−(ジブロモノルボルナン−
ジカルボキシミド)、特にエチル・コーポレーションか
ら商標セイテックス■BN451として販売されている
N、N’−1,2−二タンービス−(5,6−ジブロモ
ノルボルナン−2゜3−ジカルボキシミド)、5.6−
ジブロモ−l。
10.11.12.13.13−へキサクロロトリシク
ロ[8,2,1,0’=”]−トトリデー−11−ンお
よびオクシデンタル・ペトロリウム・インコーホレーテ
ッドから商標デクロラン0プルスとして販売されている
ヘキサクロロシクロペンタジェンとオクタジエンとの2
:lディールス−アルダ−付加物である1、6.7.8
.9,14.15.16゜17.17,18.18−ド
デカ−クロロ−ペンタシクロ[12,2,1,l’l’
、O”t′3.0’l”] −]tクタデカー7,15
−ジエである。
公知の方法および装置を使用して、第一部分のポリフェ
ニレンエーテル−ポリビニル芳香族配合物およびハロゲ
ン化されたポリフェニレンエーテル難燃剤を第二部分の
本発明のディールス−アルダ−付加物と普通に密に混合
する。例えば、2スクリュー押し出し器が一般的に使用
される。
本発明の難燃剤は可動であるが、1種以上の相乗剤、例
えばハロゲン化された難燃剤と共に一般的に使用されて
いる相乗剤、を含有させることによりそれの効果を強め
ることがしばしば望ましい。
これらの相乗剤には例えば、アンチモンの酸化物類、硫
化物類、または有機酸塩類が包含される。
本発明の組成物中で使用するのに好適な相乗剤は、sb
、o、である。相乗剤を使用する時には、それは1−4
.5/Iの、好適には約3/1の、難燃剤/相乗剤の重
量比を与えるような量で普通使用される。
他の一般的な成分類、例えば顔料、潤滑剤、熱安定剤、
紫外線安定剤、および酸化防止剤の如き成分類、が本発
明の組成物中に存在できる。これらの成分類は一般的な
量で使用される。
本発明の組成物は一般的に、70〜90重量%のポリフ
エニレンエーテルーポリビニル芳香族配合物、3〜20
重量%の核ハロゲン化されたポリビニル芳香族難燃剤、
および1.5〜5重量%のディールス−アルダ−付加物
を含有している。好適な組成物は、80〜90重量%の
ポリフェニレンエーテル−ポリビニル芳香族配合物、4
〜7重量%の核ハロゲン化されたポリビニル芳香族難燃
剤、および3〜5重量%のディールス−アルダ−付加物
を含有している。前記の重量%の全ての数値は、組成物
の全重量を基にしている。それの最小濃度では、ディー
ルス−アルダ−付加物の存在量はポリフェニレンエーテ
ル−ポリビニル芳香族配合物および核ハロゲン化された
ポリビニル芳香族難燃剤を含有している組成物のメルト
インデックスASTM1238を増加させるのに必要な
量となろう。
下記の実施例は本発明を説明するためのものであり、そ
してそれを限定しようとするものではない。一般的な方
法で操作されている2スクリユーミキサーを用いて組成
物を製造した。該組成物から射出成型により棒を製造し
た。実施例■に関しては射出成形温度は約250℃であ
った。実施例■−■は240℃〜260°Cの範囲内の
温度において成型された。
難燃性は、材料をV−Olv−1またはv−2に分類す
るための垂直燃焼試験であるUL−94に従い測定され
た。
メルトインデックス試験は、ASTM1238に従い2
85℃に変更して行われた。
H,D、T、(熱燗向試験)はASTM0648に従い
行われた。
実施例!および■は本発明のものではない。実施例Iは
上記の定義で本発明の組成物の第一部分とされる組成物
に関するものであり、ここで第一部分とはポリフェニレ
ンエーテル−ポリビニル芳香族配合物および核ハロゲン
化されたポリビニル芳香族を含有しているものである。
実施例■は本発明のディールス−アルダ−付加物は含有
していないが、町田化性質のために良く知られている型
の化合物であるペンタエリトリットエステルを含有して
いるものである。
実施例 Sb、0.      3.7% 臭素化された ポリスチレン11.0% sb、o。
臭素化された ポリスチレン 7.Ox ハトコール■ 5170     4.0% 3.7% sb、o。
臭素化された ポリスチレン 9.0% セイテックスの BN−4512,0% 3.7% sb、o。
臭素化された ポリスチレン 7゜0% セイテックス■ BN−4514,0% 3.7% ノリール■は、ゼネラル・エレクトリック・カンバニイ
のポリフェニレンオキシド−MIPS配合物の商標であ
る。
HIPS  840Dは、ハンスツマン・ケミカル・イ
コーポレーションにより販売されている。
臭素化されたポリスチレンは、フェロ・コーポレーショ
ンのピロチエツク@88PB生成物である。
セイテックス■BN−451は、難燃剤であるN。
N’−1,2−二タンービス−(5,6−ジプロモノル
ポルナン チル・コーポレーションの商標である。
ハトコール■5170は、ペンタエリトリットエステル
を基にした組成物に対するハトコφケミカル・コーポレ
ーションの商標でアル。
上記の実施例かられかるように、実施例Iのように本発
明のディールス−アルダ−付加物が存在していないと低
いメルトインデックスを育する組成物が得られる。本発
明の実施例すなわち実施例111−rVは同時に高い熱
偏向温度を保ちながら実施例■のものより増加したメル
トフローインデックスを示している。実施例■では、メ
ルトインデックスは実施例■のものより改良されたが、
熱偏向温度の犠牲は相当なものである。
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
l。
(a)(i)ポリフェニレンエーテルと芳香族ポリビニ
ルとの配合物、および (ii)mハロゲン化されたポリビニル芳香族難燃剤 からなる第一部分、並びに (b)該第一部分と混合されており、該第一部分だけで
得られるメルトインデックスより大きいA37M123
8により測定されたメルトインデックスを有する組成物
を与えるのに充分な量で存在している、式 %式%() [式中、 n=o、1、または2であり、 Aは構造 個の臭素原子を有する2価の飽和環式ポリブロモ炭化水
素基、または構造 を有するポリハロゲン化されたシクロアルキレン基、ま
t;は構造 を有するポリハロゲン化されたシクロアルキル基であり
、ここで 各Xは独立してクロロ、ブロモまたはヒドロ基であり、
そして各Yは独立してクロロ、ブロモ、ヒドロ、ヒドロ
カルビルまたはヒドロカルビルオキシ基であり、そして
クロロまたはブロモ基である該XおよびYの合計数は少
なくとも2であり、 Rはn=oの時には、7〜20個の炭素原子および隣接
位置で対になっている2〜6(ここで、2は8個までの
炭素原子を有するアルキル、アリール、アルカリール、
アラルキル、シクロアルキル基もしくはそれらのハロゲ
ン化された誘導体である)を有する基であり、そして Rはn=1もしくは2の時には、それぞれ、7〜20個
の炭素原子および隣接位置で対になっている0〜4個の
塩素もしくは臭素原子を有する4もしくは6価の飽和環
式炭化水素基、または構造 OO (ここで、f−0またはlであり、そしてBは8個まで
の炭素原子を有するアルキレン、アリーレン、アルカリ
ーレン、アラルキレン、シクロアルケン基もしくはそれ
らのハロゲン化された誘導体である)を有する基である
] を有するディールス−アルダ−付加物からなる第二部分 を含んでいる、熱可塑性組成物。
2゜該組成物が70〜90重量゛%の該配合物、13〜
20重量%の該核ハロゲン化されたポリビニル芳香族難
燃剤、および1.5〜5重量%の該ディールス−アルダ
−付加物を含有している、上記lの熱可塑性組成物。
3、該核ハロゲン化されたポリビニル芳香族難燃剤が臭
素化されたポリスチレンである、上記lの熱可塑性組成
物。
4、該ディールス−アルダ−付加物がジエンであるヘキ
サクロロシクロペンタジェンとR用のジェノフィル先駆
体(dieneophile percursor f
or R)とのディールス−アルダ−反応から製造され
る、上記lの熱可塑性組成物。
5、n−0であり、そして該ディールス−アルダ−付加
物がA用のジエン先駆体とジェノフィルである4、5−
ジブロモシクロオクテンとのディールス−アルダ−反応
から製造される、上記lの熱可塑性組成物。
6、n=0であり、そして該ディールス−アルダ−付加
物がA用のジエン先駆体とジェノフィルであるシクロオ
クタ−1,4−ジエンとのディールス−アルダ−反応並
びにその後のR成分中の二重結合の臭素化から製造され
る、上記lの熱可塑性組成物。
7、n=1であり、そして該ディールス−アルダ−付加
物がA用のジエン先駆体とジェノフィルであるシクロオ
クタ−1,4−ジエンとのディールス−アルダ−反応か
ら製造され、ここでA用のジエン先駆体対ジェノフィル
のモル比が2対lである、上記lの熱可塑性組成物。
8、n=1であり、そして該ディールスーアルダ−付加
物がA用のジエン先駆体とジェノフィルである無水マレ
イン酸とのディールス−アルダ−反応並びにその後のエ
チレンジアミンとの反応による生成ディールス−アルダ
−無水物の転化(conversion)から製造され
る、上記lの熱可塑性組成物。
9、該ディールス−アルダ−付加物がN、N’−1゜2
−エタン−ビス−(5,6−ジプロモノルボルナンー2
.3−ジカルボキンミド)、5.6−ジプロモー1.1
0,11,12.13.13−ヘキサクロロトリシクロ
[8,2,l 、O”=’l −トリデモ−11−ンま
たは1,6,7,8,9.14.15.16゜17.1
7,18.18−ドデカ−クロロ−ペンタ−シクロ[1
2,2,1,1’=’、0”11”、O’=”]オクタ
デカ−7,15−ジエンである、上記lの熱可塑性組成
物。
10、上記lに記載の熱可塑性組成物から製造された射
出成型品。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 (a)(i)ポリフェニレンエーテルと芳香族ポリビニ
    ルとの配合物、および (ii)核ハロゲン化されたポリビニル芳香族難燃剤か
    らなる第一部分、並びに (b)該第一部分と混合されており、該第一部分だけで
    得られるメルトインデックスより大きいASTM123
    8により測定されたメルトインデックスを有する組成物
    を与えるのに充分な量で存在している、式 A−R−(A)n [式中、 n=0、1、または2であり、 Aは構造 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有するポリハロゲン化されたシクロアルキレン基、ま
    たは構造 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有するポリハロゲン化されたシクロアルキル基であり
    、ここで 各Xは独立してクロロ、ブロモまたはヒドロ基であり、
    そして各Yは独立してクロロ、ブロモ、ヒドロ、ヒドロ
    カルビルまたはヒドロカルビルオキシ基であり、そして
    クロロまたはブロモ基である該XおよびYの合計数は少
    なくとも2であり、 Rはn=0の時には、7〜20個の炭素原子および隣接
    位置で対になっている2〜6個の臭素原子を有する2価
    の飽和環式ポリブロモ炭化水素基、または構造 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、Zは8個までの炭素原子を有するアルキル、
    アリール、アルカリール、アラルキル、シクロアルキル
    基もしくはそれらのハロゲン化された誘導体である)を
    有する基であり、そして Rはn=1もしくは2の時には、それぞれ、7〜20個
    の炭素原子および隣接位置で対になっている0〜4個の
    塩素もしくは臭素原子を有する4もしくは6価の飽和環
    式炭化水素基、または構造 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、f=0または1であり、そしてBは8個まで
    の炭素原子を有するアルキレン、アリーレン、アルカリ
    ーレン、アラルキレン、シクロアルケン基もしくはそれ
    らのハロゲン化された誘導体である)を有する基である
    ] を有するディールス−アルダー付加物を含有してなる第
    二部分 を含んでいる、熱可塑性組成物。 2、特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性組成物から製
    造された射出成型品。
JP1017847A 1988-02-01 1989-01-30 熱可塑性組成物 Pending JPH024858A (ja)

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US07/150,923 US4857597A (en) 1988-02-01 1988-02-01 Thermoplastic formulations

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