JPH0248066Y2 - - Google Patents

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JPH0248066Y2
JPH0248066Y2 JP14744585U JP14744585U JPH0248066Y2 JP H0248066 Y2 JPH0248066 Y2 JP H0248066Y2 JP 14744585 U JP14744585 U JP 14744585U JP 14744585 U JP14744585 U JP 14744585U JP H0248066 Y2 JPH0248066 Y2 JP H0248066Y2
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pipe
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opening
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は噴霧器に係り、殊に噴霧部に設けられ
る送水路の開閉操作部の構造に関する。
(考案の背景) 園芸用などに使用される噴霧器として、電源
部、ポンプ及び薬液タンク等を備えた本体部と、
ノズル等から成る噴霧部とを別体形成し、両者を
軟質チユーブにて接続し、薬液タンク内の薬液を
軟質チユーブを通してノズルへ送水するようにし
たものが知られている。第7図はこの種従来の噴
霧部を示すものであつて、伸縮自在なパイプ51
〜53の先端部にノズル54を装着して構成され
ており、パイプ51の後部に設けられたコツク部
55のレバー56を開閉操作することにより、ノ
ズル54からの噴水を制御するようになつてい
た。しかしながらこのものはコツク部55の構造
が複雑になりコストが高くなるだけでなく、軟質
チユーブ57とコツク部55の間と、コツク部5
5とパイプ51の間の少くとも二ケ所に送水路の
接続部58,59が生じ、更には伸縮自在なパイ
プ51〜53の各接続部にパツキンなどのシール
手段を要するため、単に組み立てが面倒なだけで
なく、水漏れを発生しやすいものであつた。
(目的と概要) 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであつ
て、本考案は送水路の接続部を削減でき、かつ送
水路の開閉操作を簡単な手段により行える噴霧部
を提供することを目的とする。このために本考案
は、複数個のパイプを伸縮自在に連結して成る伸
縮パイプ部の後部に送水路の開閉制御部を設けて
噴霧部を構成し、該開閉制御部の内部に本体部と
噴霧部とを接続する軟質チユーブを摺動自在に貫
通せしめて、該チユーブの先端部をノズルと水密
的に連通しているパイプの後端部に接続し、かつ
上記開閉制御部に上記軟質チユーブの押圧子が設
けられた押圧操作部を設けたものである。このよ
うに噴霧部を構成することにより、送水路の接続
部を軟質チユーブと最先端のパイプとの接続部の
みに削減することを可能にして、不要な水漏れを
防止するとともに、開閉制御部に設けられた押圧
操作部により送水路の開閉を簡単に行えるように
したものである。
(実施例) 次に図面を参照しながら本考案の実施例の説明
を行う。
第1図は本考案に係る噴霧器を示すものであつ
て、この噴霧器は本体部1と、軟質チユーブ3及
び該軟質チユーブ3を介して該本体部1に接続さ
れた噴霧部2から成つている。本体部1は、薬液
タンク4の上部にカバーケース5を着脱自在に装
着して構成されている。6はカバーケース5に設
けられた薬液タンク4の係止爪である。カバーケ
ース5の上部には握り部7が形成されており、ま
たその内部にはポンプ8、ポンプ駆動用モータ
9、トランスカバー10に収納されたトランス1
1、配線基板12などが配設されており、握り部
7に設けられた操作ボタン13を操作すると、ポ
ンプ8が駆動して薬液タンク4内の薬液はホース
14に吸い上げられ、可撓パイプ15を通して上
記チユーブ3に送られる。16は可撓パイプ15
の途中に設けられたリリーフ弁から成るバイパス
部であつて、噴霧部2側の水圧が高くなると、薬
液は還流ホース17を通して薬液タンク4に還流
される。18は電源コードである。
次に第2図〜第5図を参照しながら、噴霧部2
の詳細を説明する。
噴霧部2は、互いに直径の異る3本のパイプ1
9a,19b,19cを伸縮自在に連結して成る
伸縮パイプ部19の最先端のパイプ19cにノズ
ル20を装着し、また最後部のパイプ19aの後
部に保持部を兼ねた送水路の開閉制御部21をネ
ジ部10を介して着脱自在に連結して形成されて
いる。制御部21は、断面略U字状の長尺フレー
ム22と、該フレーム22の後端上部にヒンジ部
23により回転自在に軸着された回転レバーから
成る軟質チユーブ3の押圧操作部24から成つて
いる。
上記チユーブ3はこの制御部21の内部を摺動
自在に貫通し、その先端部は上記最先端のパイプ
19cの後端部に接続されており、各パイプ19
a〜19cを伸縮させると、上記パイプ19cの
相対的移動にともなつてチユーブ3が制御部21
の内部を摺動する。このようにチユーブ3を制御
部21の内部を貫通せしめてパイプ19cに接続
すれば、噴霧部2における送水路の接続部を1ケ
所に削減することができ、それだけ水漏れの虞れ
を少くすることができる。また従来のような複雑
な弁装置なども必要とせずコスト的に安価とな
る。さらには従来制御部を有する送水パイプにあ
つては、制御部内に軟質チユーブを摺動自在に貫
通させることが出来ないが、本考案によれば軟質
チユーブを制御部内だけでなく、伸縮パイプ内を
も摺動自在に貫通させることが出来るので、軟質
チユーブの先端を伸縮パイプ19cの後部と連結
することで伸縮パイプ19aと19bの間にパツ
キンなどの水漏れ防止手段を施す必要がなく組立
性も著しく向上する。
24は操作部24の先端上面にその長さ方向に
沿つて摺動自在に装着されたロツク用ボタンであ
つて、その先端部にはフレーム22の前壁面に縦
方向に形成されたガイド用凹部27に嵌合するガ
イド片26が突出されており、操作部24の押圧
操作をガイドする。31は上記凹部27の下部に
形成されたロツク部であつて、ボタン25を押圧
したまま前方へスライドさせると、該ボタン25
の先端肩部はこのロツク部31に係合し、軟質チ
ユーブ3を圧着した状態で操作部24をロツクす
る(特に第5図参照)。
28は上記ボタン25よりも後方の操作部24
下面に垂設されたばねであり、該ばね28の下端
部はチユーブ3上に架設された支枠32上に装着
されており、操作部24の該ばね28のばね力に
抗して押圧するようになつている。29は上記ば
ね28よりも後方の操作部24下面に装着された
押圧子であつて、操作部24を押し下げると、軟
質チユーブ3は該押圧子29に圧着される。30
はフレーム22の内側壁面に設けられたガイド部
材であつて、チユーブ3がフレーム22内を摺動
する際に、該フレーム22の内壁面との間に大き
な摺接摩擦が生じるのを防止する。
本装置は上記のような構成より成り、薬液を散
布するにあたつては、一方の手にて握り部7を保
持し、他方の手にて制御部21を保持して握り部
7の操作ボタン13を操作すると、薬液タンク4
内の薬液はポンプ8に吸い上げられてチユーブ3
を通り、ノズル20から噴出される。薬液の噴出
を中止したいときには、制御部21を保持する手
の指先にてボタン25を下方に押圧すれば、押圧
子29によりチユーブ3は圧着されて薬液の噴出
は停止され(第4図a,b鎖線参照)、そのまま
ボタン25を前方へ摺動させてロツクすれば、噴
出停止状態は継続され、その間ポンプ8により吸
い上げられた薬液は、バイパス部16を通つて薬
液タンク4に還流される。薬液の噴出を再開した
いときには、ボタン25を後方へ摺動させてその
肩部をロツク部31から離脱させ、指先による押
圧を解除すれば、操作部24はばね28のばね力
により上方へ回動し、押圧子29はチユーブ3か
ら離れて薬液は再びノズル20から噴出する。
噴霧部2を収納するときは、パイプ19a〜1
9cを収縮するが、その際ロツク状態の解除を忘
れていれば、軟質チユーブ3は押圧子29により
圧着されているので制御部21の内部を摺動でき
ず、したがつてパイプ19a〜19cを収縮収納
することはできない。すなわち本噴霧部2は、軟
質チユーブ3の圧着状態を解除しない限りパイプ
19a〜19cの収縮はできない構造となつてお
り、したがつて圧着状態の解除を忘れることによ
り軟質チユーブ3が扁平に永久変形して通水性が
悪化するのを防止できる。
(他の実施例) 第6図a,bは他の実施例を示すものであつ
て、合成樹脂製の第1の伸縮パイプ40aと金属
製の第2の伸縮パイプ40bから成つている。第
1の伸縮パイプ40aは保持部及び軟質チユーブ
13の開閉制御部を兼ねるものである。締めつけ
ねじ41をゆるめることにより、第2の伸縮パイ
プ40bは任意の位置に伸縮自在であり、軟質チ
ユーブ3が開閉制御部40aの内部を摺動自在に
貫通しているので、軟質チユーブ3を常時圧着す
ることが可能であるが、本実施例では第6図bに
示すように、最も縮めた状態では金属製の第2の
伸縮パイプ40bの最後端が押圧子42と対向す
る位置にくるように構成しているので、保管時な
どの伸縮パイプ40bを収納している状態では誤
つて押圧操作部44のボタン43を押圧しても、
軟質チユーブ3を圧着して変形させてしまう虞れ
がなく、長期間に保管時に都合が良い。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、噴霧部2を構成
する伸縮パイプ部19の後部に、本体部1と噴霧
部2とを接続する軟質チユーブ3の押圧子29が
設けられた押圧操作部24を備えた送水路の開閉
制御部21を設け、上記軟質チユーブ3を該開閉
制御部21の内部を摺動自在に貫通せしめるとと
もに、軟質チユーブ3の先端部をノズル部20と
水密的に連通しているパイプ19cの後端部に接
続して成るので、送水路の接続部は軟質チユーブ
3とパイプ19cの接続部1ケ所に削減でき、そ
れだけ水漏れを防止することができ、さらには伸
縮パイプの各連結部内を軟質チユーブ3が摺動自
在に貫通するので、伸縮パイプ19a〜19c間
にパツキンなどの水漏れ防止手段を施さなくとも
良く組立てをより簡単化でき、また送水路の開閉
操作も簡単な手段で行え、更にはロツク状態の解
除忘れにより軟質チユーブ3が扁平に永久変形す
るのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は噴霧器の斜視図、第2図は噴霧部の側面図、
第3図は開閉制御部の斜視図、第4図a,bは断
面図、第5図は部分斜視図、第6図a,bは他の
実施例を示す断面図、第7図は従来のものの側面
図である。 1……本体部、2……噴霧部、3……軟質チユ
ーブ、4……薬液タンク、19……伸縮パイプ
部、19c……最先端のパイプ、20……ノズ
ル、21……開閉制御部、24……押圧操作部、
29……押圧子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薬液タンク4を備えた高圧水流を発生可能な本
    体部1と、複数個のパイプ19a〜19cを伸縮
    自在に連結して成る伸縮パイプ部19の先端部に
    ノズル20を装着して成る噴霧部2とを備え、該
    噴霧部2と上記本体部1とを軟質チユーブ3を介
    して接続して成る噴霧器において、上記伸縮パイ
    プ部19の後部に、上記軟質チユーブ3を圧着変
    形自在な押圧子29が設けられた押圧操作部24
    を備えた送水路の開閉制御部21を設け、上記軟
    質チユーブ3を該開閉制御部21の内部を摺動自
    在に貫通せしめるとともに、該軟質チユーブの先
    端部を上記ノズル20と水密的に連通しているパ
    イプ19cの後端部に接続したことを特徴とする
    噴霧器。
JP14744585U 1985-09-27 1985-09-27 Expired JPH0248066Y2 (ja)

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JP14744585U JPH0248066Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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JPS6256162U JPS6256162U (ja) 1987-04-07
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