JPH0247480Y2 - - Google Patents

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JPH0247480Y2
JPH0247480Y2 JP17417184U JP17417184U JPH0247480Y2 JP H0247480 Y2 JPH0247480 Y2 JP H0247480Y2 JP 17417184 U JP17417184 U JP 17417184U JP 17417184 U JP17417184 U JP 17417184U JP H0247480 Y2 JPH0247480 Y2 JP H0247480Y2
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crack
grid
gauges
gauge
cracks
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JP17417184U
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JPS6189144U (ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の目的〉 産業上の利用分野 本考案は多重丸型クラツクゲージに係り、詳し
くは、クラツクの発生または伝播を検知でき、特
殊な形状の試験片にも適用できる新規な形態のク
ラツクゲージに係る。
従来の技術 従来から、応力解析、荷重、圧力、振動等の測
定に幅広くひずみゲージが用いられている。この
中でゲージのグリツド部分に破断し易い箔等を使
用したものがクラツクゲージとして用いられ、こ
のゲージのあると、試験片がグリツドの発生にと
もなつてグリツドが階段的に切断するため、応力
現象が詳細に解析できる。従つて、スポツト溶接
継手の疲労試験を行なう場合、溶接部近くで発生
する亀裂を知るにはクラツクゲージによるのが通
常の手段である。しかし、平面上で多方向に発生
する亀裂を感知するためのクラツクゲージが提案
されておらず、一般のクラツクゲージはグリツド
が直線状の所謂直線型クラツクゲージであり、こ
のグリツドを数回往復するよう設けられたもので
ある。このため、クラツク発生位置の予想が正確
にできない場合は直線型のクラツクゲージを多方
向に数枚はりつけて亀裂を感知していた。この方
法ではクラツクゲージとクラツクゲージの間等で
発生した亀裂は知ることができず、また、第2図
に示すように数枚のクラツクゲージ1をはること
になつてわずらわしい。なお、第2図は試験片
2,3を十字状とし、その交鎖部分をスポツト溶
接4したものである。
考案が解決しようとする問題点 本考案は上記欠点の解決を目的とし、具体的に
は、平面上で多方面に向けて発生するクラツクを
一枚のクラツクゲージでは感知できないこと、多
数のクラツクゲージをはり付けても、クラツクゲ
ージ相互間のクラツクが感知できないこと等の問
題点を解決することを目的とする。
〈考案の構成〉 問題点を解決するための手段ならびにその作用 すなわち、本考案は、円板状ベースの上に少な
くとも2重巻き以上に円状のグリツドを設け、こ
れらグリツドの端部にリード線を接続してなるこ
とを特徴とする。
この手段たる構成ならびにその作用について第
1図により更に具体的に説明すると、次の通りで
ある。
まず、第1図は本考案の一つの実施例に係るク
ラツクゲージの平面図である。第1図において符
号10はベースを示し、ベース10は後記の如く
グリツド11の構造に合わせて円板状に構成す
る。このベース10の表面にグリツド11を少な
くとも2重巻き以上として円板状に設け、これら
グリツド11の端部にリード線12を接続する。
このようにクラツクゲージを多重丸型に構成す
る場合、グリツド11の幅は0.02〜0.2mm、多重
巻きのグリツドでグリツドの最小内径は2mm、グ
リツドの最大径は30mmにするのが好ましい。この
理由はグリツドの幅が0.2mm以上になると、クラ
ツク発生時に破断しないことも起こり、0.02mm以
下になると、貼付のときに破断されるおそれがあ
るからである。また、グリツドの径が上記の通り
が好ましいのは、例えば、スポツト溶接部を対象
とし、そこから発生するクラツクをもれなく検知
するのには上記の通りの径の範囲が好ましいから
である。
実施例 次に、実施例について説明する。
第1図に示す如く、グリツド11を同じ円状に
3重巻きとし、第1グリツドの径が5mm、第2グ
リツドの径が7.5mm、第3グリツドの径が1.0mmと
した。グリツドの幅は何れも0.05mmである。この
際のベース10はグリツドの形に合わせて円形に
し、その径を15mmとした。
このクラツクゲージを第2図に示すスポツト溶
接継手の十字疲労テストピースに貼付し、疲労試
験を行なつた結果、全てのクラツクを確実に検知
できた。
〈考案の効果〉 以上詳しく説明した通り、本考案に係るクラツ
クゲージは、円板状のベースの上に少なくとも2
重巻き以上に円状のグリツドが設けられているた
め、一枚のクラツクゲージを貼付するのみで、何
れの方向のクラツクも確実に感知できる。とく
に、従来例の如く、多数のクラツクゲージを貼付
する手間が省かれ、しかも、長時間要する疲労試
験の効率の向上に役立つ、また、グリツドの幅は
0.02〜0.2mm程度にすると、クラツクの発生が確
実に感知でき、貼着時にもグリツドが破断するこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一つの実施例に係るクラツク
ゲージの平面図、第2図はスポツト溶接継手十字
疲労試験片のクラツクゲージ貼付態様の説明図で
ある。 符号10……ベース、11……グリツド、12
……リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円板状ベースの上に少なくとも2重巻き以上に
    円状のグリツドを設け、これらグリツドの端部に
    リード線を接続してなることを特徴とする多重丸
    型クラツクゲージ。
JP17417184U 1984-11-15 1984-11-15 Expired JPH0247480Y2 (ja)

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JP17417184U JPH0247480Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17417184U JPH0247480Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

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Publication Number Publication Date
JPS6189144U JPS6189144U (ja) 1986-06-10
JPH0247480Y2 true JPH0247480Y2 (ja) 1990-12-13

Family

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JPS6189144U (ja) 1986-06-10

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