JPH024731A - ジフエニルメタン化合物の酸化方法 - Google Patents

ジフエニルメタン化合物の酸化方法

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JPH024731A
JPH024731A JP1065819A JP6581989A JPH024731A JP H024731 A JPH024731 A JP H024731A JP 1065819 A JP1065819 A JP 1065819A JP 6581989 A JP6581989 A JP 6581989A JP H024731 A JPH024731 A JP H024731A
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JP
Japan
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diphenylmethane
bromine
reaction
hbr
dpm
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JP1065819A
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Kenneth M Dear
ケネス・ミッチェル・ディアー
Philip J Turner
フィリップ・ジェームズ・ターナー
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Solvay Interox Ltd
Original Assignee
Interox Chemicals Ltd
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    • C07C49/80Ketones containing a keto group bound to a six-membered aromatic ring containing halogen
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/27Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation
    • C07C45/30Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation with halogen containing compounds, e.g. hypohalogenation
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    • C07C49/782Ketones containing a keto group bound to a six-membered aromatic ring polycyclic
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は酸化方法、特にメチレン基をカルボニル基へ酸
化する方法に関する。
〔従来の技術〕
カルボニル化合物はしばしば化学中間体としての価値を
有し、それらの−群にぺ/シフエノンと多種多様の置換
ベンゾフェノン類が含まれる。べ/シフエノン類の慣例
的な製造経路は、例えばべ/ゼンと塩化ベンゾイルとの
間の、フリーデル−クラ7 ツ(Friedel−Cr
afts)反応を利用している。しかしながら、この経
路は極めて大量(しばしば化学量論的量)の無水塩化ア
ルミニウム触媒を必要とし、この触媒はベンゾフェノン
の単離の際に消耗される。従って、別の製造経路が捜し
求められている。少なくともいくつかのべ/シフエノン
類の対応するジフェニル置換メタン化合物は容易に入手
でき、そして理論的にはそれらをケトンへ酸化すること
が可能であるだろう。1′:)の試薬として硝酸が用い
られたが、との試薬による方法は、他の理由もあるがと
シわけ、制御する必要のある窒素酸化物の発生という難
点を有し七いた。
空気中でのジフェニルメタン類の臭、素を触媒とした光
酸化方法はG、 E、 RobinI!onおよびJ、
M。
Vernon、 Journal  of  the 
ChemicalSociety、 1970. pp
2586〜2591に開示されている。著者らは反応媒
体へ等モル量の臭素を添加して、その媒体へ酸化雰囲気
(空気)中で低圧水銀アーク灯を用いて照射する場合に
、ジフェニルメタンの反応生成物への転化速度が実質的
に改善されることを明らかにした。数種類の生成物のう
ち1つはベンゾフェノンであったが、たつ六の56%と
いう製造選択性であシ、実験室での実習としては許容さ
れ得るが、商業生産にとっては実用的でなかった。置換
され六ジフェニルメタンの転化の場合はわずかに良好な
選択性が得られた。
臭素対基質の比較的低いモル比0.2:1を用いた場合
、生成物へ転化された基質の割合は、大とえ反応時間を
5倍に長くしても、21.8%とかなシ減少し念。著者
らはそれらの結果を反応機構によって説明しようとした
が、彼ら自身が提案した確証的な試験はそれらの機構を
支持するのに失敗し、いくつかの疑問に対して未解決の
ままである。その結果1選択性の改善の仕方について上
記文献から推論しうる指針は全く存在しない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、先に概略した方法の欠点を回避または
軽減するベンゾフェノン類の改良された別の製法を提供
することである。
本発明を案出する過程において、本発明者らはその場で
発生させた臭素を用いて光分解プロセス(特にベンゾフ
ェノンまfc#′i臭素置換を選択的に得る方法を含む
)を制御することKよシ、種々の反応生成物の製造選択
性を改良し得ることを見出した。
本発明によれば、ジフェニルメタンを対応するベンゾフ
ェノンへ酸化する方法が提供され、この分に短い波長の
光を照射しながら、疎水性溶媒中のジフェニルメタン化
合物を臭素と反応させることから成シ、該ジフェニルメ
タン化合物が一般式:(式中、XおよびX′ はそれぞ
れ独立にハロゲン原子、スルホ基、ニトロ基またはフェ
ニル基を表し、そしてnおよびn′はそれぞれθ〜3の
整数である) を有する化合物から選ばれ、反応媒体が疎水相に加えて
溶液中に臭素を発生させるに足る濃度のHBrとH2O
,を・含有する水相を含み、さらに存在するHBrの量
がジフェニルメタン化合物に対し等モルよシ多く、そし
て反応媒体中に導入されてそこで反応する過酸化水素の
総量がジフェニルメタン1モル当★υ約1.5モル以上
であることにより前述のような本発明方法を使用するこ
とにより、実質上の利点である選択性の改良のほかに、
実際的な追加の利点がいくつか存在する。これらの利点
(以下でよシ詳細に説明する)には臭素それ自体の供給
の回避、臭素の過剰消費の回避、および複数の反応のた
めのケトン、生成用臭化物反応体の再利用の可能性(そ
れにより臭化物水溶液の廃棄物処理問題を最小限に抑え
て反応生成物の混合物を分離できる)が含まれる。
〔課題を解決するための手段〕
出発物質の一般式において、nおよび/またはn′は0
であシ得、その場合に特定のフェニル基は未置換である
が、nまたはn′が1以上である場合、XおよびX′は
それぞれ、使用者の考え次第で、架橋メチレン基に対し
オルト、メタまたはパラ位であシ得ることが理解される
であろう。特に良好な結果は置換基Xおよび/またはX
がパラ位にある場合と、置換基が全く存在しない場合に
達成された。とシわけ、対称的な出発物質、すなわちn
およびn′が両方とも0である化合物またはnおよびn
′が同じ整数であり且つXがX′と同じ置換基であって
互いにベンゼン核上の同じ位置にある化合物、を使用す
ることが往々にして有利である、。この有利性は対称化
合物の入手しやすさから生ずるものであシ、本発明方法
の反応性の差異を考慮し念ことにより生ずるものではな
い。従って、本発明方法は非対称出発物質、すなわちX
がある置換基であってX′が別の置換基である化合物ま
たはフェニル基の一方が未置換である化合物、にも直接
適用し得ることがさらに理解されるであろう。置換基X
およびX′の数n/n’はそれぞれ多くの場合1である
が、nおよび/またはn′が1よυ大きい出発物質も用
いられる。XおよびX′の例としては、反応の終結時に
実質的に同じ状態のままで残存する(すなわち、ベンゼ
ン核上の同じ位置にあシ、ブロモまたは他の置換基によ
って置換されない)クロロおよびフルオロ置換基につい
て特に言及するのが適しておシ、同様にXおよび/また
はXは他の不活性化基(すなわちスルホ基およびニトロ
基)であシ得る。Xおよび/まfcはX′はまたフェニ
ル置換基であシ得、疑いを回避するために、このような
フェニル置換基それ自体も1個以上のハロゲン原子、ス
ルホ基ま念はニトロ基で置換されていてもよい。
本明細書では、本発明において用いるのに適したジフェ
ニルメタン化合物は時々DPMという略号で表すことに
する。
DPM用の溶媒を疎水相として用いるのが望ましい。こ
の溶媒はしばしば液状の炭化水素1fcはハロゲン化(
@に塩素化)炭化水素であシ、ノ・ロゲン化炭化水素な
る用語は全部の水素原子がハロゲン原子(%に塩素原子
)により置換されている化合物を含むものである。目下
のところ好適な溶媒はクロロホルムであるが、二塩化エ
チレン、四塩化炭素、テトラクロロエチレン、テトラク
ロロエタンおよびジクロロメタンのような他の溶媒も有
用な代替品である。溶媒の選択は、使用者の考え次第で
あるが、多くの場合に希望の操作温度よシやや高い沸点
をもつものを用いることの有利性が考慮されるであろう
。有機溶媒の混合物も使用できる。これらの炭化水素留
分またはハロゲン化炭化水素溶媒もじくはそれらの混合
物は沸点が50C以上であるのが好適である。有機溶媒
中のDPM反応体の濃度はしばしば100〜300 f
/lである。
過酸化水素と臭化水素との反応は水性媒体中で容易に起
こ夛、本発明者らが終局的には臭化水素を発生すると考
えるジフェニルメタン化合物と臭素との反応を補足する
ことが理解されるであろう。
従って、臭素液の供給と臭化水素含有流出液の廃棄の両
問題を同時に改善または回避する手段が提供され、生成
物をさらに製造するために流出液か(恐らくは濃縮後K
)再使用される再循環プロセスにおいては供給も廃棄も
必要とされない。
実際に、主として臭素の発生のために導入される過酸化
水素の総量は、生成物としての所望ケトンの製造選択性
を最適化するために、ジフェニルメタン1モル当+、6
少なくとも1−5モル、とシわけ約2モルまたはそれ以
上であることが判明した。
臭素発生に関する反応は次式: H2O! +2HBr=  Br、+ 2H* 0の通
シであり、すなわち1モルの過酸化水素が理論的には1
モルの臭素を発生させる。従って、反応混合物中に含ま
れる臭化物の量は過酸化水素のモル量の2倍(すなわち
、DPM 1モル当たシ少なくとも3モルのHBr)で
あることが予測されるが、全部の臭素を一度に発生させ
る必要はなく、また全部の臭素をBr/DPM反応の開
始前に発生させる必要もないことが分かった。こうして
、実質的により少ない量の臭化水素が用いられ、同じ臭
化物が複数の酸化を通してその場で効果的に再循環され
ると考えられる。しかしながら、得られる目的ケトンの
選択的製造を可能にするために、HBr:DPM比1:
1よりも少なくとも幾分かHBrを過剰にする必要があ
ると思われる。現に、DPM1モル当たり少なくとも1
.2モルのHBr、好ましくは少なくとも1.5モルの
HBr を用いるのが有利である。非常に良好な結果が
HBr:DPMのモル比的2:1〜3:1を用いた場合
に得られた。
これ以上高いモル比も使用できるが、一般に5:1よシ
高くはない。
導入される過酸化水素の量は通常DPM  1モル轟た
95モルよシ少なく、良好な結果はしばしばDPM 1
モルに対して約2〜2.5モルのHlo、を使用する。
本発明はHBrの装填に関係した有利性について説明し
てき六が、反応混合物にHBr それ自体を導入する必
5aない。その代わ)K1それは強酸(例、硫酸)と臭
化物塩(例、臭化アンモニウム)の装填を用いる酸置換
によりその場で形成することができる。また、初期装填
が例えばDPM 1モル当た90.6〜1.0モルの範
囲の臭素それ自体から成シ、それをDPM と反応させ
てその場で臭化物を生成させることもできる。臭化物を
酸化するのに要する過酸化物の量はそれに対応して減少
するであろう。従って、実際には、過酸化物の添加は好
ましくFiDPM1モル当fc#)0.6〜1モyであ
シ、そのままで用いられる臭素1モル当たシでは一層少
ないであろう。
過酸化水素/ HB r / Br @サイクルを用い
る場合は反応期間の終はK2相が存在し、残留臭化物は
極めて高い割合で水相に含まれることが理解されるであ
ろう。この水相は、生成物から分離した後に%DPMと
過酸化水素の新しいバッチと共に引き続き使用するため
に利用される。しかしながら、各サイクルにおいて過酸
化水素から水が生成され、さらに追加の水が通常過酸化
水素と共に導入されるので、水相は水を獲得して必然的
により希薄になる。こうして、各サイクルにおいて、又
は少なくとも定期的にHBr濃度を補充することが賢明
である。臭化物濃度を高める方法は使用者の考え次第で
あるが、最も有利にはそれを前のサイクルのHBr濃度
へ戻すことにより行われる。実際に1HBr:DPM比
が実質的に2=1を越える場合、HBr濃度の完全な回
復は常に必要であるという訳ではなく、時々必要である
にすぎない。有利な方法は単に水相画分を捨てて残液に
新しい臭化物を加える方法、または水相から水を除去す
る方法(例えば、水相をジクロロメタンのような溶媒と
一緒に還流して、溶媒と水を同時に除去することによる
)を包含する。
目的のジフェニルケトン生成物は十分に可溶性であって
その全部ま穴は大部分が溶液中に残存し、その溶液から
溶媒の蒸発にょシ分離できる。
有機相と水相は約3=1〜1:1の範囲(特に約2:1
)の容量比で用いるのが有利である。
水相は通常35%以上の濃度の水溶液(好ましくは5Q
v/v%以上の溶液)として導入される過酸化水素をも
含有する。水の添加量を減らすために75W/WチH!
01以上の濃度(例えば、約85w/w’L H! O
sを含むもの)を使用するとともできるであろうが、そ
の使用は必ずしも必要でなく。
大規模製造においては比較的高いそのコストおよび輸送
の困難をもたらす規制により妨げられるであろう。従っ
て、実際には、約65〜70w/w%HtOtを使用す
ることが最良の妥協案である。
過酸化水素は多数回の添加(mulは−shot)から
全体を通しての連続添加までのいろいろなや多方で導入
されるであろう。実際には、H,O,は反応期間の初期
に漸増的に添加すること、言い換えると5〜60分の間
(往々にして反応期間の5〜60チの部分を占めるが、
これに限定されない)に数回の漸増添加または持続的連
続添加を行うことが有利であυ、都合がよ埴。
反応混合物に照射される輻射線は、臭素を臭素ラジカル
に解離させることをその目的としている。
こうして、有効輻射線は600nm以下の波長を有する
。有用な輻射線はその大部分が600〜250nmの範
囲に主放射を有するランプから得られる。
昼光電球(daylight lamp)と呼ばれるラ
ンプは、それらの輻射線の大部分が好適な波長範囲内で
放射されるので、本発明にとって特に適していることが
分かった。適当なランプはしばしば高圧す) IJウム
放電灯(SON)、水銀螢光灯(MBF)およびタング
ステンまたはタングステンハロゲン灯と呼ばれている。
有効輻射線の強度と反応速度との間、ひいては反応期間
との間、Kは一定の関係があ夛、輻射線の強度が大きく
なればなるほど、目的とする臭素系酸化剤の生成および
利用を達成するのに要する反応速度が速くなシ、その結
果反応期間も短縮されることが理解されるであろう。
また、用いる装置の実際のデザインは輻射線を有効に利
用する効率に大いに寄与することが理解され、関係する
設計要素には反応容量対照射表面積の比のような要素が
含まれるであろう。反応容器の実際の設計はプロセスオ
ペレーターの制御下にある。輻射線ランプは例えば反応
混合物の表面より上に配置することができ、そして/ま
た反応混合物の中に沈めることもできる。これとけ別K
又は付加りりに1反応容器に半透明の開口部を設けて、
その開口部を通して反応混合物に輻射線を照射すること
もできる。輻射損失を最小限に抑えるために反射板を用
いてもよい。例として、良好な結果は5X1×105〜
5 X 1×105ルクス、好ましくは約5xlO’ル
クス、の照度を選択する場合に得られることが判明し念
。しかじながら、他の装置を用いることにより、異なる
照度水準を首尾よく使用できるかもしれない。
反応期間は通常0.5〜10時間の範囲内で選ばれるが
、多くの場合過酸化水素を漸増的に制御しながら導入し
且つ使用する照度に注意を払うように1〜3.5時間で
ある。その結果、露光(照度と露出時間の積である)は
しばしば少なくとも1〜5X101ルクス時間ないし5
xtosルクス時間までの範囲で選ばれるが、少なくと
も幾分かは装置により左右される。明らかに、もつと大
きい露光(ルクス時間で測・定)も利用できるが、追加
の経費がかかる。実際のこととして、最高のDPM転化
を得るために、臭素について監視して、臭素が存在する
間は反応を継続させるととが有利である。
その存在はそれが反応混合物に与える独特な色によって
視覚的に又は自動的に監視され、退色は反応の終結を表
している。この種の方法は、用いる実際の装置に関係な
く、有利に採用され得ることが理解される1−あろう。
反応混合物の温1・度1rは−55〜r−o l:’:
Qf) 11.0範囲で選ばれ、多くの操作において周
囲温度(約20℃とみなす)ないし65℃であるだろう
。臭素置換をもたらす反応よシもむしろケトンをもたら
す一連の反応を可能にするように、低温よりも高温を選
択する方がよい。驚いたことに、同じ装置を用いても、
上記方法を少し変更するだけで、DPMがそのメチレン
炭素原子において臭素置換された生成物を、はんの少量
のケトンと共に製造することが可能である。この事実に
ょシ、本発明者らはケトンの製造が中間体(臭素化され
るもの、あるいはケトンや臭素置換生成物を生ずるよう
反応し得るもの)を経て進行すると結論づけた。それら
の結果を考慮して、本発明者らはまた、Robinso
nおよびyernonによって提案された一連の反応(
酸素の存在下で臭素を用いるジフェニルメタン類の光分
解酸化)が重要な面において不完全であフ、特に鼻素置
換の反応機構を欠いているか又は過酸化水素と臭化水素
を用いる方法への適用可能性の全くない反応をせいぜい
表しているにすぎないと結論づけた。この方法の変法に
おいて、本質的な差異はDPMに対する過酸化水素と臭
化水素のそれぞれのモル比を、最適には約1:1:1の
近辺に、制御することKある。このような条件下では、
製造される臭素の量は、明らかに一度に全部が製造石れ
るわけではないが%DPM  1モル当fcシ合計で約
1モルであシ、そしてこれはRobinsonおよびV
ernon(著しく異なる生成物の混合物をもたらした
;すなわち約半分がケトンへ転化し、残部は完全に同定
されなかった)によって用いられた臭素対DPMのモル
比と結局同じであるが、本変法では周囲温度での生成物
が90%以上の選択性でメチレン基が臭素化されたもの
であることが理解されるであろう。従って、自明のこと
として、このような方法の反応条件下では、臭素それ自
体の導入と、HBrおよびH,O,からのその場での臭
素の漸増的生成と、の間で全体的な結果に事実上の有意
差が生ずる。
従って、この変法によれば、疎水性溶媒中のジフェニル
メタン化合物と臭素とを、臭素から臭素ラジカルを発生
させるべく十分に短い波長の光を照射しながら、反応さ
せることから成るジフェニルメタンの転化方法が提供さ
れ、該ジフェニルメタン化合物が一般式: (式中、XおよびKはそれぞれ独立にハロゲン原子、ス
ルホ基、ニトロ基またはフェニル基を表し、セしてnお
よびn′はそれぞれO〜3の整数である)を有する化合
物から選ばれ、反応媒体が疎水相に加えて溶液中に臭素
を発生させるに足る濃度のHBrとH80,を含有する
水相を含み、反応媒体に導入されてそこで消費される過
酸化水素の総量およびHBrの量がそれぞれジフェニル
メタンに対して大体等モルであシ、それKよシジフェニ
ルメタン化合物が主として対応するジフェニルブロモメ
タン化合物へ転化されることによ勺特徴づけられる。
選択的にケトンを生ずる方法と選択的に臭素置換化合物
を生ずる方法との主な差異は、反応媒体中で発生される
臭素の総量にあることが理解されるであろう。臭素置換
方法では、その量が臭素の1原子を置換させて置換メタ
ン基を形成するように合わせられるが、ケトン製造法に
おいては、再使用のための臭化物を付随的に遊離させる
反応を促すように過剰量のHBrおよびHlo、を存在
させることが重要である。上記の説明は反応混合物の諸
成分の相対的添加を制御することによって達成される生
成物の相違についてその理由を解説したものであるが、
それは単に読者が起こシうるいろいろな反応段階を理解
し、なぜ本発明方法が生成物を選択的に製造するのかを
理解しやすくするために提供されたものである。本発明
は上記説明の絶対的真実性に依存するものではない。
この変法において、出発物質はケトン形成法の場合と同
じ種類のDPMから選ばれることが理解されるであろう
。有機溶媒の選択、水相対有機相の比、反応時間、過酸
化水素の添加方法および添加時間、並びに反応温度範囲
はケトン形成法と同じ範囲内から選ぶことができる。し
かしながら、ケトン形成よりも臭素置換に対する選択性
を改善するために、反応温度は上記範囲の低い部分(例
えば35℃以下)へ制御することが好ましい。
本発明は一般的見地から説明してきたが、今やその特定
の実施態様を実施例によりー層詳しく説明するであろう
〔実施例〕
実施例1〜9および比較例CA、CB、CC並びに変法
の実施例M10およびM11のそれぞれにおいて、反応
は攪拌機、温度計および試薬を導入するための入口を備
えた多重口の200dガラス製フラスコ中で実施した。
表に示したジフェニルメタン化合物(DPM)はフラス
コ巾約30℃で攪拌しながら有機溶媒(クロロホルム1
00mg、但しEXIではそれが2001rLtであシ
、実施例M11ではそれがジクロロメタンであった)に
溶解した。
その後、この有機溶液を表に示した食の62 w/wチ
HBr水溶液と混合した。
この反応混合物は、必要な場合は、反応温度へ至らせ、
その後所望量の過酸化水素水溶液(70W/W%)を攪
拌しなから徐々に且つ漸増的に約20分かけて(但し実
施例1では約1時間かけて)フラスコ中に導入し大。残
)の反応時間の間、追加の過酸化水素は導入しなかった
が、臭素による赤褐色が消失するまで攪拌し続け、所定
の温度に維持した。
比較例CAを除き、反応時間の全体を通して、フラスコ
は約15〜25cm離して配置し大慶光スペクトル電球
を用いて混合物にビームを発することにより照射した。
用いた電球Pi8500ルーメンの公称光束を有するT
horn Al/258 24ボルト250ワット電球
であった。
反応時間の終りに、この反応混合物を周囲温度壕で冷却
し、下部有機相を流出させた。次いで水性残留物を等容
量の新しい有機溶媒(通常クロロホルム)を用いて2回
洗浄し、洗液を有機相と合わせた。溶媒を減圧下でスト
リッピングして固体の生成物を得、これを毛管ガスクロ
マトグラフィーにより分析した。
比較例CAでは、照射せずに暗室内で反応を実施した。
実施例ま念は比較例の多くの場合に、生成物は対応する
ジフェニルブロモメタンについて分析されず、これは以
下の表においてnmとして表示される。
出発物質として用い六ジフェニルメタン化合物は次の通
シであつfcニ ジフェニルメタ7      −Exl、CB、M10
,Ml14−クロロ・ジフェニルメタン −Ex64−
フルオロジフェニルメタ7 −Ex7実施例   1 反応混合物 溶媒−d DPM−モル HBr−モル HBr:DPM比 H1偽:DPM比 反応条件 温度℃ 反応期間−時間 2.75 反応生成物 DPM転化転化 ケチ/収率チ ケトンに対する 選択4チ   96 ブロモ−DPMに 対する選択率チ 0.2 0.6 3.2 <−一−−−−− 0,1 0,2 2,2 1,5 0,1 0,15 1,5 2,0 1,5 0,1 0,2 2,2 1,5 0,1 0,2 2,2 1,5 測定せず 0.1 0.2 2.2 0.1 0.2 2.2 0.1 0.125 1.25 2.2 0.1 0.2 2.2 A CB C M10 l1 0.1 0.2 2.2 0.2 0.2 工 1.65 0.1 0.1 2.2 0.2 0.2 1.1 0.2 0.2 1.1 1.5 1.5’・ 1.5 2.3 3.5 1.3
 1,5   1 1.35100  Zoo  10
0 100  10  95 100  96  95
78  84  93  90  7.7 56  5
9  9.5 5.4〉 nm nm 上記の表から、本発明方法は一連のジフェニルメタン化
合物の定量的転化を達成することができ、特に良好な(
すなわち、非常に選択的な)結果はジフェニルメタンそ
れ自体および両方のフェニル基がそのパラ(4)位にお
いてハロ基で置換された関連化合物から出発した場合に
達成される(選択率98%の特にすぐれた結果が実施例
2のジ(4−フルオロフェニル)メタンにより達成され
た)ことが極めて容易に認められるであろう。実施例3
のあまシ好適でない組み合わせのもとでさえも、非常に
良好なケトン収率が得られた。実施例2および3の比較
は、実際のHBr量とH80,量が条件を最適化するの
にかなり重要であることを示している。次に、非対称出
発物質も高い選択率でケトンに転化されるが、やや強制
的条件が有利であろうと理解することができる。
実施例8は基質に対し等モル比よシわずかに過剰のHB
rでさえもケトン生成物への高い選択的転化をもたらし
得ることを示しておシ、実施例9はこのような選択率が
先に定めた範囲の高い方の反応温度で高められ、その範
囲の低い方の温度でやや低下することを証明している。
比較例CAt1照射の不在下ではジフェニルメタン化合
物の転化率がたとえ実質的により長い反応時間を用いた
としても劇的に低下することを示している。
比較例CBおよびCCは、ケトンの選択的製造を達成す
るために、ジフェニルメタン基質ニ対シ少なくともやや
過剰の臭化物を用いる必要があシ、さもなければたとえ
過剰の過酸化水素を用いたとしても、相当な割合の反応
生成物がブロモ置換生成物から成ることを立証している
。このことは。
HBr:基質比が1.25:1である実施例8と、その
比が1:1である比較例CCとを対比させることにより
最も明確に理解できる(実施例8と比較例CCはその他
の点では同一条件下で実施された)。
実施例M10およびM11は、HBrと過酸化水素の制
限された添加条件下では、この反応方法がメチレン基の
モノブロモ置換反応に圧倒的に限定されることを証明し
ている。
別の比較例CDにおいては、基質として4−フエニルジ
フェニルメタンの代bl)ItCl、2−ジフェニルエ
タンを用いて実施例5の方法を繰シ返した。
この基質には、フェニル基間の架橋を形成するメチレン
基が2個存在し、その最終結果V183%のジブロモ置
換ジフェニルエタン(恐らくはそれぞれのメチレン基が
ブロモによ多置換されている)から成る生成物であった
。検出可能なケトンは全く形成されなかった。本明細書
中で先に言及したRobinsonおよびvernon
の文献は、臭素と酸素による光分解を用いて、1.2−
ジフェニルエタンの96.5 %の転化率のうち23.
7 %のケトン形成を示唆した。このことは過酸化水素
とHBrによるジフェニル置換アルキル化合物の光分解
が異なる結果をもたらし、それ故にたとえこれらの方法
の類似性が当業者に類似し大結果を予期させるとしても
、そのままで添加される臭素と酸素による光分解とは異
なって進行することを立証している。
変法の実施例M10およびM11は、実質的により低い
HBr:DPM比を用いることにょシ、置換メタン基が
1個の臭素原子にょシさらに置換される生成物を、対応
するケトン化合物の製造に対して高度に選択的に得るこ
とができることを示し・ている。それらはさらに、この
ような選択性が反応混合物の温度を、50C以上の温度
を用いるのに対して、約30℃に制御することにょシ高
められることを示している。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)疎水性溶媒中のジフエニルメタン化合物を、臭素
    から臭素ラジカルを発生させるべく十分に短い波長の光
    を照射しながら、臭素と反応させることから成るジフェ
    ニルメタン化合物の対応するベンゾフエノンへの酸化方
    法であつて、該ジフェニルメタン化合物が一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、XおよびX′はそれぞれ独立してハロゲン原子
    、スルホ基、ニトロ基またはフェニル基を表し、そして
    nおよびn′はそれぞれ0〜3の整数である) を有する化合物から選ばれ、反応媒体が疎水相に加えて
    溶液中に臭素を発生させるに足る濃度のHBrとH_2
    O_2含有する水相を含み、さらに存在するHBrの量
    がジフェニルメタン化合物に対し等モルより多く、そし
    て反応媒体に導入されてそこで反応する過酸化水素の総
    量がジフエニルメタン1モル当たり約1.5モル以上で
    あることを特徴とする上記方法。
  2. (2)ジフェニルメタンは未置換であるか、もしくは式
    中のnおよび/またはn′が1である、請求項1記載の
    方法。
  3. (3)式中のXおよび/またはX′はフルオロまたはク
    ロロ基を表す、請求項1または2記載の方法。
  4. (4)置換基Xおよび/またはX′はメチレン基に対し
    パラ位である、請求項1〜3のいずれか1項記載の方法
  5. (5)ジフェニルメタン化合物は対称的である、請求項
    1〜4のいずれか1項記載の方法。
  6. (6)HBr対ジフェニルメタンのモル比は少なくとも
    1.2:1、好ましくは少なくとも1.5:1である、
    請求項1〜5のいずれか1項記載の方法。
  7. (7)HBr:ジフエニルメタンのモル比は2:1〜3
    :1である、請求項6記載の方法。
  8. (8)過酸化水素:ジフェニルメタンのモル比は2:1
    〜2.5:1である、請求項1〜7のいずれか1項記載
    の方法。
  9. (9)過酸化水素は65〜70w/w%H_2O_2を
    含む水溶液として反応混合物に導入される、請求項1〜
    8のいずれか1項記載の方法。
  10. (10)有機相対水相の容積比は1:1〜3:1の範囲
    である、請求項1〜9のいずれか1項記載の方法。
  11. (11)有機相中のジフェニルメタンの濃度は100〜
    300g/lである、請求項1〜10のいずれか1項記
    載の方法。
  12. (12)有機溶媒は少なくとも50℃の沸点を有する塩
    素化炭化水素溶媒から選ばれる、請求項1〜11のいず
    れか1項記載の方法。
  13. (13)反応は65℃以下であつて好ましくは50℃以
    上の温度で行う、請求項1〜12のいずれか1項記載の
    方法。
  14. (14)反応混合物に600〜250nmの波長を有す
    る光を照射する、請求項1〜13のいずれか1項記載の
    方法。
  15. (15)反応混合物に1×10^5〜5×10^6ルク
    ス時間の範囲の露光を施す、請求項1〜14のいずれか
    1項記載の方法。
  16. (16)反応期間は1〜3.5時間の範囲から選ばれる
    、請求項1〜15のいずれか1項記載の方法。
  17. (17)過酸化水素の反応混合物への導入時間は5〜6
    0分である、請求項1〜16のいずれか1項記載の方法
  18. (18)反応期間の終りに臭化物を含有する水相を、必
    要に応じて臭化物の回復後に、別の量のジフェニルメタ
    ンおよび過酸化水素と接触させることによりその臭化物
    含有水相を再利用する循環方法で実施する、請求項1〜
    17のいずれか1項記載の方法。
  19. (19)疎水性溶媒中のジフェニルメタン化合物を、臭
    素から臭素ラジカルを発生させるべく十分に短い波長の
    光を照射しながら、臭素と反応させることから成るジフ
    ェニルメタン化合物を主に対応するジフェニルブロモメ
    タン化合物へ転化する方法であつて、該ジフェニルメタ
    ン化合物が一般式:▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、XおよびX′はそれぞれ独立にハロゲン原子、
    スルホ基、ニトロ基またはフェニル基を表し、そしてn
    およびn′はそれぞれ0〜3の整数である)を有する化
    合物から選ばれ、反応媒体が疎水相に加えて溶液中に臭
    素を発生させるに足る濃度のHBrとH_2O_2を含
    有する水相を含み、HBrの量および反応媒体に導入さ
    れてそこで消費される過酸化水素の総量がジフェニルメ
    タンに対しほぼ等モルであることを特徴とする上記方法
  20. (20)請求項2、3、4、5、9、10、11、12
    、14、15、16または17のいずれか1項に記載さ
    れる反応条件あるいはそれらの組み合わせを用いる、請
    求項19記載の方法。
  21. (21)20〜35℃の反応温度を用いる、請求項19
    または20記載の方法。
  22. (22)実施例1〜9のいずれか1つに関して本明細書
    中で記載した通りの、ベンゾフェノンを選択的に得る方
    法。
  23. (23)新規な特徴または特徴の新規な組み合わせに関
    して本明細書中で記載した通りの、請求項1記載のベン
    ゾフェノンを選択的に得る方法。
  24. (24)実施例M10またはM11のいずれか1つに関
    して本明細書中で記載した通りの、モノ臭素置換ジフェ
    ニルメタンを選択的に得る方法。
  25. (25)新規な特徴または特徴の新規な組み合わせに関
    して本明細書中で記載した通りの、請求項19記載のモ
    ノ臭素置換ジフェニルメタンを選択的に得る方法。
  26. (26)請求項1〜18または22もしくは23のいず
    れか1項記載の方法により製造されたベンゾフェノン。
  27. (27)請求項19〜21または24もしくは25のい
    ずれか1項記載の方法により製造されたモノ臭素化ジフ
    ェニルメタン。
JP1065819A 1988-03-19 1989-03-17 ジフエニルメタン化合物の酸化方法 Pending JPH024731A (ja)

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