JPH0247303A - 接着芯地及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生地との！着に訃いて逆シミかなく、接着強
度に優れた接着芯地及びその製造方法に関するものであ
る。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする課が〕従来、
衣料用芯地として、アイロン接層性を有する接着樹脂を
ドツト状に織布、不峨布等の表面に付着せしめた芯地が
広く使用されている。

しかし、これらの接層芯地は、風合のソフト化か要求さ
れており、その為には、芯地となる基布自体を低密度で
肚つ薄くし々ければならず、それか原因となって接着樹
脂のアイミツ接着工程での逆シギが発生するという問題
点がある。

オた、生地の損傷を防止する為には、低温、低圧で接層
するのが望ましく、接層樹脂としては溶融粘覚の低い樹
脂か適するが、その場合も溶儲粘間の低下に伴い、逆シ
ミは増加する傾向に必る。又、近年生地の高級化により
起毛、シワ。

コーティング等の生地への茄工品か増加しており、より
一層低！、低圧での接着が望まれている。近４ｔ−１こ
れｔ−解決する為にソフトな芯地を使用し、しかも溶融
粘度の低い樹脂加工を施した場合の逆シミ防止の目的で
、例えば実公昭１１８−８７８８号に示される如く、接
着樹脂との反対面上にフィルム形成樹脂をシンクロ加工
ズした接着芯地が市販されているが、二種のクールを使
用した加工である為、シンクロ化する為には芯地の伸び
収縮、二層ロール１…の種変等の問題が有りロスが多く
、又、ドツト状樹脂のポイント数においても数の多い物
は実現が明特出来ないのか現状である。

〔課題を解決する為の手段〕

本発明は上記問題点を解決するに当り、単一のスクリー
ンロールにより、フィルム形成樹脂とホットメルト接着
樹脂とを同時に二層構造でドツト状とし、芯地基布表面
に点着加工することにより上記欠点を解決した接着芯地
及びその製造方法を提供することによりその問題点を解
消したものである。

即ち本発明は＠１図に示す様に、ａ物１編物。

不織布等の芯地基布ｆ１１の表面に、所定の間隔を有す
るドツト状又は模様状にホットメルト接着樹脂（りとフ
ィルム形成樹脂（３１とを該フィルム形成樹脂か下層と
して芯地挽面に付着するよう二層状態に形成したドツト
を付層せしめて接着芯地を構成している。

本発明に用いる上記フィルム形成樹脂としては、ホット
メルト接着樹脂よりも融点の高い熱硬化性樹脂又は、熱
硬化性樹脂の水性エマルジョン又はディスバージ、ンで
６秒、粘度はホットメルト接着樹脂ペーストよりも高く
調製することによ抄、不乾燥状ＳＲで同時に積層付層せ
しめる接層樹脂ペーストとの混合を防止することかでき
る。また、ホットメルト接着樹脂としてはボリアイド系
、ポリエステル系、壇化ビニル系の樹脂粉体を水に分散
増粘せしめたペーストが用いられ、低温、低圧でより浸
れた接着強度を得るには粉体喫は液体可塑剤の併用が望
ましい。

また、本発明による接着芯地の構造は第２図に示す如く
、所定のポイントＩｒ！！（１００〜９００閾／２翫４
耀２）に開孔したスクリーンロール（４）とバックアッ
プロールｔ５１との一対の塗布ロールよりなり、上記ス
クリーンロール（４）の内部にはホットメルト接着園側
ペースト吐出口（６）及びフィルム形成樹脂吐出口［７
１１に別個に有する２分割されたペースト、樹脂供給パ
イプ（８）か配置され、上記各吐出口に沿って夫々取り
付けられた前部スキージ部（９）、後部スキージ部（１
０）へ上層となるホットメルト接着樹脂ペースト（Ｉｌ
ｌ及び下層となるフィルム形成樹脂溶液（１０１給し、
回転するロール間隙に芯地基布（１）を通し、スクリー
ンロールに設けられた開孔部（１噴を介して基布満面に
フィルム形成樹脂（２）とホットメルト接着樹脂（３）
が同時に二層となって点状付層せしめた後、乾燥機（＋
４に導入し乾燥固着せしめることＫより本発明の接着芯
地を形成する。

また本発明に使用する芯地基材は織物０編物でもよいが
、軽くて柔軟な風合にすぐれた不織布芯地か好適であり
、ランダム、クロス又はパラレル或はクンダム又はクロ
スウェブとパラレルウェブとの積層不織布を採用できる
。

〔作　用〕

上記本発明による接着芯地の製造に於ては単一〇スクリ
ーンロールにようてフィルム形式樹脂（下層）とホット
メルト接滑樹ＩＩ！　（上層）との二１−構造ドットを
芯地表面に形成できる為。

芯地の伸び、収縮によるシンクロ加工のズレかなく、ド
ツトのポイント数増加に伴うクールＩＩ４」のｎ変分向
上することなく、シンクロ加工が可能であり、しかも芯
地と接２１Ｆ樹脂曲にフィルム状樹脂か介在している為
、溶ξ′灯粘度の低いホットメルト接Ａ１樹脂にかいて
もアイロン接着工程での逆しみ出しかなく、低温、低圧
に適した芯地となる。

〔実施例〕

以下本発明を実施例により更匝詳細に説明する。

芯地として、ナイロン１．５ｄＸ５１ｆ１７０重ｌｔ％
とボＩＪ：ｃｘ？ル２ｄＸ５１ｍ８０ｍｔ％との混合繊
維より形成したクロスウェブを二ンボスロールにより熱
融々させた目付３０ｆ／−の芯地基材を形成した。次に
フィルム形成樹脂溶液として、アクリル系樹脂ｇ　ｏ　
ｓ、アクリル系増粘剤５部により粘ＭＬ６０．０００ｃ
ｐｓ、＠［２０％の溶液をｖＩ４＠シ、次いでホットメ
ルト樹脂ペーストとして、ホットメルト樹脂粉体、融点
１１５℃、粒径８０ｐ以下のもの１００部及び可塑剤と
して粒径８０μ以下のｏ−ｐｈルエンスルホンアミド８
０部とをアクリル系増粘剤により粘度２０．０００ｃｏ
ｓ　％ｆｌｋ度４０％のペーストを調製した。

次に一対のスクリーンミール（ポイント数４５０ｐ／←
−）を使用し、間仕切り構造を有す樹脂供給パイプに上
記フィルム形成樹脂とホットメルト接層樹脂をそれぞれ
圧送し、パイプに設けられた吐出口より前後のスキージ
一部へ各々同時供給し、スクリーンロールとバックアッ
プは−ル閲隙に導入した芯地基布表面に同時に上下二ｌ
−としたドツトを転写せしめた後乾燥する。

上記ドツトの転写によりフィルム形成樹脂５ｆ々ホット
メルト接着４ｆＩ４脂が１５９７−の接７Ｒ芯地（船号
得た。

比較例１ 実施例１で使用した芯地と同じ芯地及び−］じト数４５
　Ｑ　ｐ／−−のスクリーンロールにより芯地基布の一
面にドツト加工を施して、ホットメルト接層樹脂の付着
着か２０９７ｄの接着芯地（Ｂを得た。

比較例２ 実施列と同じ芯地基材を使用し、ホットメルト樹脂ペー
ストとして実施例及び比較例１で使用したホットメルト
接層樹脂粉体１００部をアクリル系増粘剤によシ粘度！
（１０００ｅｐｓ　、濃度４０％のペーストを調製した
後、同様にしてドツト加工を夾施し、付着１ｉ２　Ｏｆ
ｆ勾の接着芯地■″を得た。

次に各実施例及び比較例により得られた接着芯地８４４
をフラット型接涜グレス機により１１０℃Ｘ　Ｏ，２ｈ
／ｓ＋　ｌ　Ｘ　８　ｓｅｃの条件にテ、レーヨンベル
ベット生地へ接着加工１ｋｌ！施し、逆シミの状態及び
初期接着強度について比較テストした結果を下表に示す
。

テストの結果、上表から明らかなる様に本発明の方法に
よる接着芯地（Ａ）は、比較例の芯地（ｆ％Ｊいと比較
して、逆シミが全く発生せず優れた接着強度を有する芯
地となった。

〔発明の効果〕

本発明は上記の如く、単一スクリーンロールにより、上
層かホットメルト接着樹脂、下ノーがフィルム形成樹脂
の二層構造のドツト状接η樹脂加工を同時に実施できる
様になした為、低温。

低圧による接層加工か必要とされる芯地基布であっても
逆シミのない優れた接宥強［′ｌｋ有する接着芯地を製
造ロスなく提供することかできる優れた効果を有する発
明である。

Δ・・・・・・　若干有り ×・・・・・・　付着大 （１）・・・芯地基布、（り・・・ホットメルト接層樹
脂。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）芯地基布表面に、ホットメルト接着樹脂を上層と
   し、フィルム形成樹脂を下層とする二層状態に形成した
   ドットを所定の間隔又はランダムに固着せしめてなるこ
   とを特徴とする接着芯地。
2. （２）芯地として利用可能なる基布に、ホットメルト接
   着樹脂粉体のペーストドット加工を行うに当り、スクリ
   ーンロール内にペースト吐出口を夫々有する３分割した
   樹脂ペースト供給パイプを配置し、上記吐出口に沿って
   夫々取り付けたスキージ部へ、上層となるホットメルト
   樹脂ペースト、下層となる上層よりも融点の高いフィル
   ム形成樹脂を供給し、基布表面に、上記各樹脂を二層状
   態に転写、固着せしめることを特徴とする接着芯地の製
   造方法。