JPH024708Y2 - - Google Patents

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JPH024708Y2
JPH024708Y2 JP19038582U JP19038582U JPH024708Y2 JP H024708 Y2 JPH024708 Y2 JP H024708Y2 JP 19038582 U JP19038582 U JP 19038582U JP 19038582 U JP19038582 U JP 19038582U JP H024708 Y2 JPH024708 Y2 JP H024708Y2
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JP
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hole
arm
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JP19038582U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は動くおもちやにおけるリンク機構その
他の骨格構造を容易且つ自在に構成可能ならし
め、かかる構造物の創作及びその動作の観際を通
じて機構学的知識の学習を興味深く図らしめた動
くおもちやに使用する自在組付用部材に関するも
のである。
従来より小、中学校の児童等に対し動くおもち
やの動作を観察せしめたり、そのおもちやを分解
せしめたりしてその動作の仕組みや、機構学的知
識の学習を図らしめることは時に行なわれている
が、かかる学習においては単に既成のおもちやを
分解、観察させるのみであるため児童に自由なる
創作意欲を与えることが出来ず、而も既成のおも
ちやは構造、機構の変更が不可能であるため、構
造、機構の僅かな相違にても動作を全く異にする
機構学の妙味を体験せしめることも出来なかつ
た。
そこで薄板状の構成部材を螺子により適宜組合
わせることにより各種の模型を構成せしめる様に
したものとして、登録実用新案第372662号公報の
組立模型教材が見受けられるも、かかる教材は予
め形状が設定された正方形、長方形、矩形、細長
薄板等の各種の大きさの部材をそのまま連結せし
めることにより模型を構成するものであるため、
予め用意すべき各構成部材は多数の種類のものを
必要とし、各部材の大きさ形状等は予め設定され
ているため、これらの部材を組み合わせて構成さ
れる形態は形状的にある程度限定されたものと成
らざるを得ない等の欠点を有していた。
本考案はかかる欠点に鑑み、金属材を細長板状
に成すと共に所定間隔毎に多数の孔を穿設し、各
孔の中間部には短形方向に屈曲若しくは分断用の
溝を刻設せしめた連結部材と、切断容易にして所
定の強度性を有する合成樹脂製低発泡材等の材料
より細長板状に成すと共に前記連結部材の孔と同
一間隔毎に多数の円孔を穿設せしめたアーム部材
より成り、任意に配置されるアーム部材相互間を
連結部材を介して孔および円孔に挿通される螺杆
等にて連結組合せて成り、前記連結部材の孔は交
互に穿設された円孔と長孔にて構成せしめた動く
おもちやに使用する自在組付用部材を提供して上
記欠点を解消せんとしたものにして、以下本考案
の一実施例を図面に基づいて説明すると、 本考案に係る自在組付用部材1は連結部材2と
アーム部材3より成つている。
連結部材2は金属製より成り、全体細長板状に
形成すると共に所定の単位間隔毎に連結部材2短
手方向に溝4,4′……を刻設せしめている。該
溝4,4′……は第2図に図示する様に断面90゜の
角度を以つて拡開する三角形状に形成せしめてい
る。
5,5′……は溝4,4′……により相互に区分
された多数の連結プレートであり、各連結プレー
ト5,5′……中央部には夫々孔6,6′……を穿
設せしめている。尚、孔6,6′……は全て同一
径の円孔とせしめても良く、又第1図に図示する
様に円孔と該円孔に比し短径同一にして長径2倍
なる長孔とを各連結プレート5,5′……に交互
に穿設せしめても良い。
次にアーム部材3は所定の強度性を有し切断容
易なる合成樹脂製低発泡材等の材料より細長板状
に形成せしめ、前記連結部材2の孔6,6′……
と夫々中心点を一致する様に多数の同一径の円孔
7,7……を長手方向中心線上に穿設せしめてい
る。
次に本考案に係る自在組付用部材1の使用状態
について説明すると、金属製より成る連結部材2
は溝4,4′……に沿つて容易に屈曲せしめるこ
とが出来、而も溝4,4′……は断面90゜の角度を
以つて拡開せしめているので正確に90゜屈曲せし
めることが出来、更に溝4,4′……に沿つて連
結部材2を数回屈伸せしめれば連結部材2を任意
の溝4に沿つて容易に分断せしめることが出来る
ので、かかる屈曲、分断操作により任意数の連結
プレート5,5′……より成り、任意形状に屈曲
せしめた連結片8を自在に形成せしめることが出
来るのである。
而して第3図a乃至cに図示する様にかかる連
結片8と所定長さに切断せしめたアーム部材3を
任意方向に組付け、連結片8を構成する連結プレ
ート5,5′……の任意の孔6とアーム部材3の
任意の円孔7に螺杆9を嵌挿して螺締し若しくは
枢軸10を嵌挿して回動自在に枢着せしめ、又は
第3図dに図示する様に他の任意の孔6,7に車
輪11の軸12を枢着せしめたり、第3図eに図
示する様に両端に車輪11を軸着せしめた駆動軸
13をアーム部材3の円孔7に挿通せしめたりし
て種々の構造やリンク機構を有する動くおもちや
を自在に構成せしめることが出来るのである。
又かかる組付において連結片8の孔6,6′…
…とアーム部材3の孔7,7′……は同一の単位
間隔を以つて穿設せしめているので、各孔6,
6′……,7,7′……を容易に一致せしめること
が出来る。
第4図はかくして構成された動くおもちやの一
例を示し、モーター14に連繋せしめた駆動軸1
3の両端部に軸着せしめた1対の車輪11′の回
転に伴い、該車輪11′の夫々異なる部位に枢軸
10にて後端部を枢着せしめた1対のアーム部材
3を交互にクランク運動せしめ、かかるクランク
運動を先端部に車輪11を軸着せしめたアーム部
材3に伝達せしめて車輪11′の駆動と車輪11
の交互の回転によりおもちや本体を跛行的に前進
せしめる様に成したものであり、而も例えばアー
ム部材3とアーム部材3の連結点を隣接する円孔
7に変更せしめるのみでおもちや本体の動作が全
く異なつたものとなる様子も容易に観察出来るの
である。
又かかる動くおもちやを構成するには、単に連
結片8、アーム部材3を螺杆9、枢軸10等にて
適宜組付け、又適部に車輪11やモーター14と
連繋せしめた駆動軸13、ON−OFFスイツチ
(図示せず)等を取付けせしめるのみで良いから、
如何なる構造や機構を有する動くおもちやも極め
て容易に創作出来るのである。
尚、連結部材2における連結プレート5,5′
……の孔6,6′……として円孔と長孔を交互に
穿設せしめた場合は動くおもちやの組付において
組付寸法のズレにも長孔により容易に対応出来
る。
要するに本考案は、金属材を細長板状に成すと
共に所定間隔毎に多数の孔6,6′……を穿設し、
各孔6,6′……の中間部には短手方向に屈曲若
しくは分断用の溝4,4′……を刻設せしめた連
結部材2と、切断容易にして所定の強度性を有す
る合成樹脂製低発泡材等の材料より細長板状に成
すと共に前記連結部材2の孔6,6′……と同一
間隔毎に多数の円孔7,7′……を穿設せしめた
アーム部材3より成り、任意に配置されるアーム
部材3相互間を連結部材2を介して孔6,6′…
…および円孔7,7′……に挿通される螺杆等に
て連結組合せて成るので、アーム部材3は切断容
易な材質特性よりして任意の長さに切断せしめる
ことによりおもちやのフレーム部分を成す基本構
成部材として種々利用せしめることが出来、一方
金属性の連結部材2はその材質特性よりしてフレ
ーム部分を構成するアーム部材3の連結保持具と
して組み合わせ活用せしめることにより、各アー
ム部材3を強固に連結せしめることが出来、しか
も連結部材2は溝4,4′……を境界として自由
に屈曲若しくは分断せしめることが出来るため各
アーム部材3を任意の形体に連結組も合わせるこ
とが可能となり、又連結部材2の孔6,6′……
は交互に穿設された円孔と長孔にて構成せしめた
ので、多数のアーム部材3を連結せしめる過程に
おいて連結部材2の孔6,6′……とアーム部材
3の円孔7,7′……との間に多少のずれが生じ
たとしても連結部材2の長孔により容易に対応す
ることが出来、従つてアーム部材3を無理なく連
結することが出来、又連結部材2の長孔を利用す
ることによりアーム部材3の連結に際し各アーム
部材3を単なる直交的配列のみならず任意の傾斜
状配列に組み合わせることが可能となり、よつて
組立られる模型等の形状を著しく変化性ある形態
と成すことが出来、よつて連結部材2より形成し
た任意の連結片8と任意長さに切断せしめたアー
ム部材3を組付けて自在なる構造物やリンク機構
を容易に構成出来、更に駆動装置や車輪等の機械
要素の組付により多種多様なる動くおもちやを自
在且つ容易に構成出来、又その構造を自在に変更
してそれに伴うおもちや本体の動作の変化も容易
に観察出来、よつて学習者に強い創作意欲を与え
ると共に多様なる機構学的知の習得を図らしめる
ことが出来る等その実用的効果甚だ大なるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものにして、第1
図は連結部材及びアーム部材の斜視図、第2図は
連結片の形成状態を示す正面図、第3図a乃至e
は連結片とアーム部材の組付状態を示す斜視図、
第4図は使用状態を示す斜視図である。 2……連結部材、3……アーム部材、4,4′
……溝、5,5′……連結プレート、6,6′……
孔、7,7′……円孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属材を細長板状に成すと共に所定間隔毎に多
    数の孔を穿設し、各孔の中間部には短手方向に屈
    曲若しくは分断用の溝を刻設せしめた連結部材
    と、切断容易にして所定の強度性を有する合成樹
    脂製低発泡材等の材料より細長板状に成すと共に
    前記連結部材の孔と同一間隔毎に多数の円孔を穿
    設せしめたアーム部材より成り、任意に配置され
    るアーム部材相互間を連結部材を介して孔および
    円孔に挿通される螺杆等にて連結組合せて成り、
    前記連結部材の孔は交互に穿設された円孔と長孔
    にて構成せしめたことを特徴とする動くおもちや
    に使用する自在組付用部材。
JP19038582U 1982-12-15 1982-12-15 動くおもちゃに使用する自在組付用部材 Granted JPS5993593U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19038582U JPS5993593U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 動くおもちゃに使用する自在組付用部材

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JP19038582U JPS5993593U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 動くおもちゃに使用する自在組付用部材

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Publication Number Publication Date
JPS5993593U JPS5993593U (ja) 1984-06-25
JPH024708Y2 true JPH024708Y2 (ja) 1990-02-05

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ID=30410231

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JP19038582U Granted JPS5993593U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 動くおもちゃに使用する自在組付用部材

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JPH0425199Y2 (ja) * 1986-04-22 1992-06-16

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JPS5993593U (ja) 1984-06-25

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