JPH0246347Y2 - - Google Patents

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JPH0246347Y2
JPH0246347Y2 JP17115186U JP17115186U JPH0246347Y2 JP H0246347 Y2 JPH0246347 Y2 JP H0246347Y2 JP 17115186 U JP17115186 U JP 17115186U JP 17115186 U JP17115186 U JP 17115186U JP H0246347 Y2 JPH0246347 Y2 JP H0246347Y2
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mat
stretcher
snap
button
bathing
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、着脱自在のマツトを備えた入浴用
担架に関するものである。
[従来の技術] 第3図は、従来のマツト付き入浴用担架を示す
斜視図である。図において、1は担架、2はマツ
ト、9は移動台、10は入浴者で、担架1の上部
をリクライニングした状態を示している。一般に
担架1はステンレスや繊維強化合成樹脂あるいは
帆布などで作られるが、特に表面の硬いステンレ
ス製や繊維強化合成樹脂製の場合は、入浴者の接
触部分に痛みや冷感を与え、皮膚を傷付ける恐れ
があるため、担架1の表面にスポンジ状のマツト
2を取り付けるのが一般である。
上記マツト2を取り付けるには、従来、 (a) 担架1へ接着剤などを用いて直接接着する。
(b) マジツクテープ登録商標名を用いて取り付け
る。
(c) ゴムベルトを用いて取り付ける。
などの方法が用いられている。
第4図はゴムベルトを用いた従来のマツト付き
入浴用担架の構成を示す図であり、第4図aは部
分斜視図、第4図bは第4図aの拡大A−A線断
面図である。
図において、1は担架、2はマツト、3はゴム
バンド、4はゴムバンド3の先端及び後端に取り
付けた掛金具である。マツト2の周縁部には複数
箇所にゴムバンド3を挿通する穴2aが穿設さ
れ、この穴2aにゴムバンド3を挿通し、ゴムバ
ンド3の両端の掛金具4を担架1の周縁部の折曲
げ部1bに掛止して、担架1にマツト2を装着す
る構成としたものである。
[考案が解決しようとする問題点] 上記(a)の方法によつてマツト2を接着した担架
1においては、マツト2を取り外すことができな
いので、マツト2のみを洗浄することができな
い。従つて不衛生であり、マツト2が古くなつた
場合、又は破損した場合に交換することができな
いという問題点がある。
上記(b)の方法によるものでは、マツト2の着脱
は容易であるが、温湯中でマジツクテープ(登録
商標名)が軟化して結合力が弱くなり、外れ易く
なるほか、マジツクテープ(登録商標名)部にご
みや湯あかがたまり易く、結合力が弱くなるなど
の問題点がある。
第4図に示したゴムバンド3を用いたもので
は、マツト2を取り外して洗浄できるが、マツト
2とゴムバンド3の着脱が必要で作業が煩雑であ
り、担架1のリクライニングを繰返すとゴムバン
ド3が伸びてマツト2がずれてしまうなどの問題
点がある。
この考案は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、マツトの着脱が容易で、温湯中で
も結合力が弱くなることがなく、リクライニング
を繰返し行つてもマツトがずれることのないマツ
ト付き入浴用担架を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係るマツト付き入浴用担架は、上記
担架の周縁部の複数箇所に凹部を設け、この凹部
に雌スナツプを固設し、上記マツトの周縁部に
は、上記凹部の雌スナツプに対応する箇所にスナ
ツプボタンを取り付ける構成としたものである。
[作用] この考案のマツト付き入浴用担架においては、
上記マツト及び担架の周縁部にスナツプボタンと
雌スナツプを設けたので、上記マツトを上記担架
を着脱することが極めて容易になり、しかも温湯
中で結合力が弱化する恐れもなく、担架のリクラ
イニングを繰返してもずれが生じない。
[実施例] 第1図はこの考案の一実施例であるマツト付き
入浴用担架を示す部分斜視図、第2図は第1図の
スナツプ部を示す図であり、第2図aは拡大片側
断面図、第2図bは拡大底面図である。図におい
て、1は担架、2はマツト、5はスナツプボタ
ン、6は合成樹脂などからなる座金、7は雌スナ
ツプ、8は雌スナツプ7を担架1に固着するため
のナツト、11はスナツプ部である。担架1のス
ナツプ部11には凹部1aが設けられ、この凹部
1aの中央には穴が穿設されていて、雌スナツプ
7がナツト8でねじ止めされている。マツト2の
スナツプ部11にはスナツプボタン5が取り付け
られている。
スナツプボタン5はボタン頭部5a、軸部5b
からなり、軸部5bにはボタン頭部5aの下面よ
りマツト2の厚さより少し短く離れた位置にテー
パ突起部5cが設けられている。また、軸部5b
の先端に近い部分には係止溝5dが設けられ、ボ
タン先端部5eは球面の面取りが施され、係止溝
5dのボタン先端部5e側は斜めの面取りが施さ
れていて、後述する雌スナツプ7の係止部に適当
な力量で出入できるように形成されている。
座金6は弾性のある合成樹脂などからなり、そ
の穴径は上記スナツプボタン5の軸部5bの頭部
側の軸径とほぼ等しい大きさであり、少し強い力
を加えると、スナツプボタン5の軸部5bに設け
られたテーパ突起部5cを乗り越えることができ
る。それでマツト2のスナツプ部11に穿設した
穴にスナツプボタン5の軸部5bを通し、ボタン
頭部5aと座金6との間にマツト2をはさみ込ん
で、第2図aに示すように、マツト2にスナツプ
ボタン5を取り付けることができる。
雌スナツプ7は弾性のある合成樹脂などからな
り、中空で上部にはフランジ7a、下部には係止
部7bが設けられていて、外周はナツト8と螺合
するねじが形成されている。上記係止部7dの係
止先端部7cは、内側に突出して球面の面取りが
施され、複数のすり割り7dが加工されている。
従つて構成材料の弾性と相まつて、上記スナツプ
ボタン5のボタン先端部5eの出入を無理なく、
かつ適当な力量で行うことができる。
ナツト8は、上記雌スナツプ7を担架1の周縁
部に設けられた凹部1aの中央部に穿設された穴
にねじ止めするためのものである。
この考案に係るマツト付き入浴用担架は、担架
1の周縁部のスナツプ部11に上記雌スナツプ7
がナツト8でねじ止めされ、マツト2の上記雌ス
ナツプ7に対応する箇所には座金6によつて上記
スナツプボタン5が取り付けられているので、容
易に担架1にマツト2を着脱することができる。
その上、長時間繰返し着脱を行つても、また、温
湯中でも結合力が弱化することがない。
担架1のスナツプ部11は凹状に形成されてい
るのでスナツプボタン5が邪魔にならず、雌スナ
ツプ7が移動することもないのでマツト2がずれ
ることもなく、入浴者は快適に入浴することがで
き、介助者の作業を軽減することができる。
[考案の効果] この考案は以上説明したとおり、マツト付き入
浴用担架において、担架の周縁部に複数の凹部を
形成し、その凹部に雌スナツプを設け、マツトの
上記雌スナツプに対応する箇所にスナツプボタン
を取り付ける構成としたので、マツトの着脱が容
易で、温湯中でもマツトの担架に対する結合力が
弱まることがなく、リクライニングを繰返し行つ
てもマツトがはずれることがないなど優れた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例であるマツト付き
入浴用担架を示す部分斜視図、第2図は第1図の
スナツプ部を示す図、第3図は従来のマツト付き
入浴用担架を示す斜視図、第4図ゴムベルトを用
いた従来のマツト付き入浴用担架の構成を示す図
である。 図において、1……担架、1a……凹部、1b
……折曲げ部、2……マツト、2a……穴、3…
…ゴムバンド、4……掛金具、5……スナツプボ
タン、5a……ボタン頭部、5b……軸部、5c
……テーパ突起部、5d……係止溝、5e……ボ
タン先端部、6……座金、7……雌スナツプ、7
a……フランジ、7b……係止部、7c……係止
先端部、7d……すり割り、8……ナツト、9…
…移動台、10……入浴者、11……スナツプ部
である。なお、各図中、同一符号は同一、又は相
当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 身体障害者を入浴させるためのマツト付き入浴
    用担架において、上記担架の周縁部に複数の凹部
    を設け、この凹部に雌スナツプを固設し、上記マ
    ツトの上記凹部の雌スナツプに対応する箇所にス
    ナツプボタンを取り付け、このマツトを上記担架
    に着脱自在にしたことを特徴とするマツト付き入
    浴用担架。
JP17115186U 1986-11-06 1986-11-06 Expired JPH0246347Y2 (ja)

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JP17115186U JPH0246347Y2 (ja) 1986-11-06 1986-11-06

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Publication Number Publication Date
JPS6377038U JPS6377038U (ja) 1988-05-21
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