JPH024628A

JPH024628A - ラベル供給装置

Info

Publication number: JPH024628A
Application number: JP32856988A
Authority: JP
Inventors: Tomoaki Takasaki; 智明高崎; Tatsuo Furuse; 達雄古瀬; Morio Amagasaki; 尼崎　守男
Original assignee: TAHARA SHOEI KIKO KK; Toppan Printing Co Ltd
Current assignee: TAHARA SHOEI KIKO KK; Toppan Inc
Priority date: 1988-02-16
Filing date: 1988-12-26
Publication date: 1990-01-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明は成形と同時に胴部にラベルを貼着させたびん
等の成形機にラベルを供給するラベル供給装置に関する
ものである。

〈従来の技術〉特開昭６１−２３７６２０号公報に記載されたモールド
内ラベルデイスペンサは、ベースと、モールドに隣接し
てベースに取付けられた少なくとも一つのラベルマガジ
ンと、ベースに移動自在に取付けられたサブベースを含
むラベル送り機構と、開モールド部分に対する整合位置
と送り位置との間でサブベースを移動する第１アクチユ
エータと、第１アクチユエータの力によりサブベースと
共に移動するモールドに対して接近したり、離間するよ
うサブベースに対して移動するよう取付けられたシャト
ルと、シャトルに対して固定された状態でシャトルに取
付けられ、ラベルマガジンからモールドへラベルを搬送
するよう作動する少な（とも一つのラベルキャリアと、
サブベース上で移動できるよう取付けられると共にモー
ルドに対する引込み位置と挿入位置のうちでシャトルを
移動するようシャトルに接続された第２アクチユエータ
とがらなる。

〈発明が解決しようとする課題〉上記従来技術では、ベースの一部を吹込金型の下側まで
延設し、そのベースの上に設けた支持体を案内としてラ
ベルキャリアーをシャトルと共に往復している。

このため、通常吹込成形法で開閉時に製品搬送落下用と
して設けられているシュータ−や、製品搬送用のベルト
コンベア等の設置が出来ず生産機に使用するのには難し
い問題があり、また吹込金型のキャビティ部分に対する
整合位置と、送り位置との間でサブベースを移動する第
１アクチエエータと、サブベース上に移動自在に取付け
られ、シャトルに接続されて、モールドに対する引込み
位置と挿入位置の間でシャトルを移動する第２アクチユ
エータとを要し、これら二つのアクチエエータの共動ラ
ベルをキャビティの所定型面に供給する構造よりなるた
め、装置及び供給工程が複雑であるなどの問題も有する
。

この発明は上記問題点を解決するために考えられたもの
であって、その目的はきわめて簡単な工程の下に常に確
実にラベルを吹込キャビティの所定位置に供給すること
ができ、また位置決めも容易で、既存の吹込成形機にも
機械的な改造なしに簡単に用いることができる新たな成
形装置にラベルを供給するラベル供給装置を提供するこ
とにある。

〈課題を解決するための手段〉上記問題点を解決するために本発明においては、成形と
同時にラベル貼付けを行うラベル付容器成形装置にラベ
ルを供給するラベル供給装置において、該ラベル供給装
置は、金型を装着した金型保持部下ら独立して配置され
たフレームと、該フレームに上下方向にスライド自在か
つ垂直方向に角度変換可能となるように装着されたロー
ダー本体と、アーム駆動装置と、アーム駆動装置に連結
し、駆動装置の動作をアームに伝動するアーム開閉機構
と、駆動装置の動作により開閉するアームと、アームの
先端に取りつけられたラベル吸着部とから成り、前記ロ
ーダー本体にスライド自在に装着されたラベル供給機と
、該ラベル供給機がラベル取得可能な位置に取り付けら
れたラベルマガジンとから成る構成としたことにより解
決したものである。

本装置においてはアーム駆動装置としてシリン、ダを用
いたが、シリンダ以外の駆動装置を用いても構わない、
また、アーム開閉機構としてはリンク機構を用いたが、
これもリンク機構に限定されるものではなく、それ以外
の機構であっても構わない。

本装置を用いてのラベル供給及び容器の成形方法につい
て説明すると、ラベルマガジンよりラベル供給機のラベ
ル保持部において吸引方式で（以下吸着部）ラベル保持
し、吸着部でラベルを吸着し、ラベル供給機を金型方向
にスライドさせ、パリソンの移送以前の金型内に挿入し
、アームを拡げて前記ラベルを金型側面に吸着させ、次
にアームを閉じラベル供給機を移動前の位置まで後退さ
せ、パリソンを金型内に導入し、金型を移動して型閉じ
を行い、吹き込み成形を行って中空容器の形成とラベル
の貼着とを同時に行なう様にしたものである。

ここで、金型保持部とラベル供給装置とを、ラベル供給
機をローダー本体に対して平行にローダ−本体の先端ま
でスライドさせた時、ラベル供給機の先端に取りつけた
ラベル吸着部が金型内に到達可能な位置関係になるよう
に配置することが必要である。また、アームを上下２段
に設けても良い。

く作用〉上記構成においては、吹込金型にて中空容器の吹込成形
が行われている間、ラベル供給機は駆動装置により後退
して金型側方にて待機している。

延伸吹込成形が完了して型開が行われ、成形品が吹込金
型から落下すると、上記駆動装置によりラベル供給装置
が前進移動するとともに、ラベルマガジンからラベルを
１枚ずつ吸着し、更にそのラベルが予め定めた位置に達
するところまで前進して停止する。ラベル供給機の停止
後アームを拡げ、ラベルは吸着手段を型内に有する吹込
金型のキャビティ面に当接され、金型に吸着保持される
。その後、ラベル供給機はアームを閉じ後退移動して再
度マガジン内にて待機する。アームを上下２段に設けた
時は、同時に４枚のラベルを金型内に挿入することがで
きる。

〈実施例１〉以下一実施例について、図面に基づいて説明する。第１
図はラベル供給装置の正面図、第２図は同側面図である
。ラベル供給装置には、凹型フレーム３があり、この門
型フレーム３の側面に垂直に取り付けられた上下用スラ
イドレール６に沿つてスライドテーブル７を取りつけた
スライドへ−ス８が、ローダー本体４及び、ラベルマガ
ジン５と共に上下移動する。上下させる方法として、門
型フレーム３に取り付けられた上下アジャストハンドル
９を回転させることによりベベルギヤＡｌ０１Ｂｌｌを
介して回転する上下用スクリュウ１２の回転をスクリュ
ウ穴１３が受けることによる。

５は上記ローダー本体４の先端側部に取り付けられたラ
ベルマガジンである。

ラベル付容器成形装置は、ラベル供給装置２と金型保持
部Ａとから成り、前記ラベル供給装置２は、金型保持部
Ａより若干距離を隔て、かつ金型のパーティングライン
方向に配置されている。

ラベル供給機４０は、第３図に示す様にアーム駆動装置
としてアーム開閉シリンダ１５を用い、アーム開閉ａ横
としてリンク機構を用いる０次にラベル供給装置２の動
作について説明する。まず第４図に示す後退位置におい
て、前記アーム開閉シリンダ１５を作動させ、アーム開
閉シリンダ１５の駆動力をリンク機構のスライドブロッ
ク１６に伝達し、スライドパー１７に沿って移動させる
。この時メインリンク１８の先端の一対のラベル吸着部
１９を外方へ可動させ、ラベルマガジン５内のラベル５
ａに圧接する。圧接後、前記ラベル吸着部１９を真空に
しラベル５ａを吸着、ラベルマガジン５より抜き取る。

しかる状態の後、パルスモータ２０を正回転させるとボ
ールスクリュ２１が回転し、第５図に示した樺にラベル
供給機は挿入待機位置まで前進させる。

吹込金型１が型開きした後高速エアシリンダ２３が、第
５図に示すシリンダ前進限まで高速前進し、この後再度
メインリンク１８の先端の一対のラベル吸着部１９を外
部へ可動させ、前記ラベル吸着部１９に保持されている
ラベル５ａを吹込金型１の内部へ挿入、圧接し前記吹込
金型ｌにバキューム保持させる。この後、ラベル吸着部
１９を内側へ可動させ、再度吹込金型１を斜角上昇移動
させ、前記吹込金型ｌ内にパリソン２４を挿入させる工
程に入る。この間に高速シリンダ２３を後退させ同時に
パルスモータ−２０を逆回転し、ポールスクリュ２１を
逆回転させてアーム部２２をラベル吸着位置まで後退さ
せ再び次工程に備える。このラベル供給袋ｆｆ２は、吹
込成形装置部２３の動作に対応して行われる。

方吹込成形装置部２３では、吹込金型１内のパリソン２
４に吹込が行われ、その後、前記吹込金型Ａが型開きし
ラベル付プラスチック中空容器を得る。

ラベルマガジンは、第６図に示された通りの構造を有す
るものであり、ラベル５ａはプッシャ−１４により後ろ
から常時押圧されている。

リンク機構以外の機構を用いたアーム部開閉機構の他の
実施例を第７図に示す。このアーム部２２を開閉するに
は、反対方向に駆動する２つのエアシリンダ３８の駆動
により行なう。

〈実施例２〉以下実施例について、図面に基づいて説明する。

第１図はラベル供給装置の正面図、第２図は同側面図で
ある。ラベル供給装置には、門型フレーム３があり、こ
の門型フレーム３の側面に垂直に取り付けられた上下用
スライドレール６に沿ってスライドテーブル７を取り付
けたスライドベース８が、ローダー本体４及び、ラベル
マガジン５と共に上下運動する。上下させる方法として
、凹型フレーム３に取り付けられた上下アジャストハン
ドル９を回転させることによりベベルギヤＡｌ０１Ｂ１
１を介して回転する上下用スクリュウ１２の回転をスク
リュウ穴１３が受けることによる。

５は上記ローダ−本体４の先端側部に取り付けられた上
下２段のラベルマガジンである。

ラベル付容器成形装置は、ラベル供給装置２と金型保持
部Ａとから成り、前記ラベル供給装置２は、金型保持部
Ａより弱冠距離を隔て、かつ金型のパーティングライン
方向に配置されている。

ラベル供給機４０は上下２つのアームを有し、それぞれ
のアームは、第３図に示す様にアーム駆動装置としてア
ーム開閉シリンダ１５を用い、アーム開閉機構としてリ
ンク機構を用いる。又、下部アームは、アーム部上下シ
リンダーにより、上下に移動し、上下各アームの間隔を
任意に変えることが出来る。次にラベル供給装置２の動
作について説明する。まず第４図に示す後退位置におい
て、上下アーム４１の前記アーム開閉シリンダ１５の駆
動力をリンク機構のスライドブロック１６に伝達し、ス
ライドパー１７にそって移動させる。この時メインリン
ク１８の先端の一対のラベル吸着部１９を外方へ移動さ
せ、ラベルマガジン５内のラベル５ａに圧接する。圧接
後、前記ラベル吸着部１９を真空にしラベル５ａを吸着
、ラベルマガジン５より抜き取る。

この時、同時に下部アーム４２も上部アームと同じ機構
で、動作する。この後、下部アーム上下シリンダ４３の
駆動力を上下スライドブロック４４に伝達し、スライド
パー４５に沿って移動させる。この動作により下部アー
ム部のラベル５ａと上部アーム部のラベル５ａとの間隔
を設定する。

しかる状態の後、パルスモータ２０を正回転させるとポ
ールスクリュ２Ｉが回転し、第５図に示した様にラベル
供給機は挿入待機位置まで前進させる。

吹込金型ｌが型開きした後高速エアシリンダ２３が、第
５図に示すシリンダ前進限まで高速前進し、この後再度
上部アーム４１及び下部アーム４２のメインリンク１８
の先端の一対のラベル吸着部１９を外部へ可動させ、前
記ラベル吸着部１９に保持されているラベル５ａを吹込
金型Ｉにバキューム保持させる。

この後、ラベル吸着部１９を内側へ可動させ、再度吹込
金型１内にパリソン２４を挿入させる工程に入る。この
間に高速シリンダ２３を後退させ同時にパルスモータ−
２０を逆回転させてアーム部２２をラベル吸着位置まで
後退させ再び次工程に備える。このラベル供給装置２は
、吹込成形装置部２３の動作に対応して行われる。

一方吹込成形装置部２３では、吹込金型１内のパリソン
２４に吹込が行われ、その後、前記吹込金型Ａが型開き
しラベル付プラスチック中空容器を得る。

ラベルマガジンは、第６図に示された通りの構造を有す
るものであり、ラベル５ａはブツシャ−１４により後ろ
から常時押圧されている。又、マガジンは、左右弁上下
２段計４個設置されている。

〈発明の効果〉本発明は、上述のように金型保持部と、ラベル供給装置
とが独立している。したがって、金型保持部にラベル供
給用の装置を具備する必要がなく、吹き込み金型の側部
からラベルの挿入を行なえることから、金型周辺の空間
を例えば、金型の下部に製品移送用のコンベアが取りつ
けられる等、有効に利用することができる。

さらに本装置は、ローダ−本体の角度が可変、かつ上下
動自在であり、またアームの開閉をラベル供給機をスラ
イド移動させるのとは別の駆動装置により行うため、ア
ーム開閉の大きさの調節が容易となり、あらゆる金型に
対して汎用性を有する。

装置の構造が簡単で位置決めも容易であり、常に確実に
ラベルの供給を行なうことが出来るなどの特長を有する
。

又、ラベルを金型１キヤビテイに、対し、２枚まで挿入
することが出来、成形品のラベル表示面積を著しく向上
させることが出来る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は、ラベ
ル挿入機を前方から見た正面図である。第２図は、本システム全体を側面から見た側面図である
。第３図は、アーム部を上から見た図である。第４図は
、ラベル供給部を上から見た図である。第５図は、ラベ
ル供給機置のアームが伸び、金型内にラベルを挿入した
ところを上から見た図である。第６図は、ラベルマガジ
ンの斜視図である。第７図についてはアーム部の他の実
施例を上から見た図である。第８図、第９図は実施例２
の上下二段にアームを設けた本システムの側面図、及び
正面回である。Ａ・・・金型支持部 ■・・・吹き込み型２・・・ラベルインサート装置３・・・フレーム４・・・ローダ−本体５・・・ラベルマガジン６・・・上下用スライドレール７・・・スライドテーブル８・・・スライドベース９・・・上下アジャストハンドル１０・・・ベベルギヤＡ１１・・・ベベルギヤＢ１２・・・上下用スクリュウ１３・・・スクリュウ穴１４・・・プッシャー１５・・・アーム開閉シリンダ１６・・・スライドブロック１７・・・スライドバー１８・・・メインリンク第１図１９・・・ラベル吸着部２０・・・パルスモータ２１・・・ポールスクリュ２２・・・アーム部２３・・・高速エアシリンダ２４・・・パリソン３７・・・挿入アーム３８・・・挿入アーム開閉用エアシリンダ３９・・・吹
込み部４０・・・ラベル供給機特許　　出　　願　　人凸版印刷株式会社代表者　鈴木和夫他１名第６図第３図第４図第５図第７図第９図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）成形と同時にラベル貼付けを行なうラベル付容器
成形装置にラベルを供給するラベル供給装置において、
該ラベル供給装置は、金型を装着した金型保持部から独
立して配置されたフレームと、該フレームに上下方向に
スライド自在かつ垂直方向に角度変換可能となるように
装着されたローダー本体と、アーム駆動装置、アーム開
閉機構、アーム、ラベル保持部を有し、ローダー本体に
スライド自在に装着されたラベル供給機と、該ラベル供
給機がラベル取得可能な位置に取り付けられたラベルマ
ガジンとから成ることを特徴とするラベル供給装置。