JPH0245496A - 内部スペーサーを備えた新規の少糖類 - Google Patents

内部スペーサーを備えた新規の少糖類

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JPH0245496A
JPH0245496A JP1159376A JP15937689A JPH0245496A JP H0245496 A JPH0245496 A JP H0245496A JP 1159376 A JP1159376 A JP 1159376A JP 15937689 A JP15937689 A JP 15937689A JP H0245496 A JPH0245496 A JP H0245496A
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formula
compound
saccharide
group
salt
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JP1159376A
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English (en)
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Boeckel Constant Adriaan A Van
コンスタント・アドリアーン・アントン・フアン・ブツケル
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Sanofi SA
Akzo NV
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Sanofi SA
Akzo NV
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/02Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
    • C07H15/04Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures attached to an oxygen atom of the saccharide radical
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • A61P7/02Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H11/00Compounds containing saccharide radicals esterified by inorganic acids; Metal salts thereof

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規の糖類、その製造方法及び該糖類を含む薬
剤組成物に係わる。
本発明は、これら新規の糖類の製造における新規の中間
化合物にも係わる。
本発明はより特定的には、下記の式■:で示される糖類
に係わる。
前記式中、 X及びYは任意に硫酸化したウロン酸部分(残基)、及
び線状もしくは環状原子鎖からなり且つ少なくとも1つ
の電気的陰性荷電置換基好ましくはカルボキシレート基
を有する非ウロン酸スペーサー(non−uronic
 acid 5pacer)から選択された部分であり
、但しこれらの部分の少なくとも一方X又はYは前記非
ウロン酸スペーサを表し、Rは水素又は炭素原子数1〜
20のアルキルであり、 R1、R2、R3、R4、R5及びR6は水素又はSO
,一部分を表し、 R’、R”、 R’([1(,0S(h−1NH5Os
−又EiNH−7E/ルを表し、 種々の荷電部分の電荷が適当な(製薬上許容し得る)対
イオンによって相殺される。前記対イオンは水素であっ
てよいが、好ましくはアルカリ金属イオン又はアルカリ
土類金属イオンである。
これら新規の合成少糖類は生物学的半減期は短いが、抗
トロンビン活性を有する。これは成る種の用途、特に腎
臓透析及び血液透析のような体外遁環において、また心
肺バイパスでの抗凝血剤として有利な性質である。これ
らの少糖類は実験用試薬としても使用し得る。
抗凝血薬たるヘパリンの独特な抗トロンビンIII(^
T−111)結合領域は、^T−IIIを媒介とする凝
血因子Xaの不活性化を触媒する硫酸化五糖類からなる
。^T−I11活性化プロセスには前記五糖類中に存在
する荷電基の大部分が関与することが確認されたため、
強力な抗Xa活性を保持するためには、前記五糖類中に
存在するような複合炭水化物ヘキサピラノース構築ブロ
ック(building block)が必要であると
いう考え方が一般的であった。これについては、高活性
の合成五糖類を開示している欧州(公開)特許出願第8
4.999号及び同時係属欧州特許出願第87.201
.383.4号を参照されたい。
ここに至って、驚くべきことに、本来の五糖類(構築ブ
ロック配列1−2−3−4−5で示される)の構築ブロ
ック2及び/又は4は必ずしも任意に硫酸化したウロン
酸構築ブロックである必要はない、即ち構築ブロック2
の場合は本来の五糖類のようにβD−グルクロン酸部分
である必要はなく、構築ブロック4はα−L−イズロン
酸部分である必要はないことが判明した。これらのウロ
ン酸構築ブロックの代わりに、好ましくは炭素、酸素及
び水素を含み且つ少なくとも1つの電気的陰性荷電置換
基、好ましくはカルボキシレート部分をもつ線状又は環
状原子鎖からなる非つロン酸結合基即ちスペーサーを使
用し得るのである。このスペーサーは、構築ブロック1
のアノマー酸素原子と構築ブロック3の第4位の酸素原
子との間の距離、及び/又は構築ブロック3のアノマー
酸素原子と構築ブロック5の第4位の酸素原子との間の
距離にわたる架橋を構成する。前記距駿は(分子モデル
で)約3〜8オンゲスI・ローム単位である。
X及び/又はYの定義で説明したスペーサーとして優れ
ているのは、下記の式I■: COρ で示される基である。
この式IIのスペーサーはキラル中心を有するなめ、R
型立体配l (R−conf iguraLion)又
はS型立体配置 (S−conf 1Hurat 1o
n)をとることができる。R型立体配置は構築ブロック
4を置換するのに好ましく、S型立体配置は構築ブロッ
ク2を置換するのに好ましい。
本発明では、本来の五糖類の構築ブロック2及び4の少
なくとも一方を前述のごときスペーサーX及び/又はY
で置換しなければならない。前記スペーサーで置換され
ない方の構築ブロック2又は4はウロン酸部分である。
構築ブロック2の場合はβ−〇−グルクロン酸部分が好
ましいウロン酸部分であり、構築ブロック4の場合はα
−L−イズロン酸が好ましいウロン酸部分である。
−最大Iで示される最も好ましい化合物は、Xがウロン
酸部分、より好ましくはβ−D−グルクロン酸部分を表
し、Yが式IIのスペーサー、より好ましくはR型装置
のスペーサーIIを表す場合の化合物である。
本発明の糖類は、多糖類の合成に関して記述され且つ使
用されている公知の方法で製造される。
これらの方法については前出の欧州特許出願を参照され
たい。
一般に、式■で示される最終糖類は、下記の式III: で示される新規の中間化合物またはその塩を出発物質と
して製造される。
前記式中、 1(10はヒドロキシル保護基又は炭素原子数1〜2゜
のアルキルを表し、 RIl、 R12、R1″ R14,1115及びR1
6は水素又はヒドロキシル保護基、好ましくは水素化分
解によって除去できる基、例えばベンジル基を表し、R
17、H+s及びRI!はしドロキシル基、保護された
ヒドロキシル基、アジド基(N3)及び水素化分解によ
って除去できる保護基で保護されたNH−アシル部分も
しくはアミノ部分を表し、 X゛及びYoは任意に保護されたウロン酸部分又はX及
びYの定義で説明したスペーサーを表し、このスペーサ
ーの1つ又は複数の反応基は任意に保護されている。但
し、これらの部分の一方X′又はYoは前記スペーサ一
部分を表す。
式IIIの中間生成物は、炭水化物化学で良く知られて
おり且つ種々の類似糖類に関して記述されている方法、
例えば下記の連続ステップによって式Iの最終糖類に変
換することができる:1〉遊離ヒドロキシル基を硫酸化
し、 2)ヒドロキシル保護基を好ましくは水素化分解で除去
して遊離ヒドロキシル基を得、且つN−保護基例えばア
ジド又はN−ベンジルオキシカルボニル基が分子中に存
在すればこれも同時に水素化分解して−NH2部分を得
、 3)この−NH,部分を硫酸化する。
この方法と本質的に類似した変形例として、前記一連の
ステップは下記のように変えることができる: 1)アジド部分及び(存在すれば)他の還元し得る基を
遊離アミン基に還元し、 2)存在する遊離ヒドロキシル基及び遊離Nl2基を両
方同時に硫酸化し、 3)ヒドロキシル保護基を水素化分解又は他の方法によ
って除去する。
ヒドロキシル基の硫酸化は当業者には良く知られており
、例えば当該物質をジメチルホルムアミドのような適当
な(不活性)溶媒中に溶解し且つ三酸化硫黄のような適
当な硫酸化剤、好ましくはトリエチル(又はメチル)ア
ミン−三酸化硫黄複合体を加えることによって実施し得
る。
アミン基(NL基)の硫酸化はこの方法で実施し得るが
、その場合は反応混合物の9Hをアルカリ性pH、好才
しくはplf8以上にする必要がある。
ヒドロキシル保護基の水素化分解は化学関係の文献に記
載されている当業者に良く知られた方法で実施する。好
ましい水素化分解の実施法は、反応混合物をプラチナ、
パラジウム又はパラジウム担持木炭のような金属触媒の
存在下で水素と共に撹拌することからなる。
水素化分解によって除去できる好ましいヒドロキシル保
護基はベンジルである。
アジド基は前記方法で水素化分解し得るが、しドロキシ
ル保護基との同時水素化分解が不要であるか又は望まし
くない場合には、他の還元手段例えば水素化アルミニウ
ムリチウム又はホウ水素化ナトリウムのような金属水素
化物によって、又はピリジン中のH,Sを用いて−NH
2部分に選択的に変換してもよい。
本発明の化合物は、製薬上許容し得る塩、特にアルカリ
金属塩又はアルカリ土類金属塩、例えばナトリウム塩、
カリウム塩、リチウム塩又はカルシウム塩の形態で単離
するのが好ましい。
式II【で示される新規の中間糖類は、類似の糖類に関
して文献に記載されている公知の方法に従い、必要な構
築ブロック1.2.3.4及び5を正確な順序で縮合す
ることによって製造し得る。但し、公知の方法と異なり
乏構築ブロック2もしくは構築ブロック4、又は構築ブ
ロック2及び4はウロン酸から誘導した構築ブロックで
はなく、前述の非ウロン酸スペーサーをベースとする構
築ブロックである。
前述のごとく、好ましいスペーサーは式IIで示される
基である。この好ましいスペーサーは、下記の式■v: C0OR2 で示される適当に保護し且つ活性化したR型又はS型グ
リセリン酸誘導体から誘導し得る。
前記式中、 1(21はカルボキシル保護基、好ましくは低級アルキ
ル基、例えばメチルであり、 R22は反応性残基、好ましくはイミデート又はハロゲ
ン、例えばフッ素、塩素、臭素、又はトリクロロアセト
イミデートであり、 R2ffはヒドロキシル保護基、好ましくは加水分解に
よって除去できるタイプの基、例えばアリルである。
式IIIの中間糖類の好ましい製造方法の1つでは、構
築ブロック配列2−3からなる適当に保護した糖誘導体
を構築ブロック3のアノマー中心で活性化し、次いで構
築ブロック配列4−5からなる適当に保護した糖誘導体
に結合して、構築ブロック配列2−3−4−5からなる
保護された糖誘導体を得る。
次いでこの糖誘導体をウロン酸構築ブロック2の第4位
で選択的に脱保護し、又は構築ブロック2がスペーサー
基を表す場合は保護基R23(式■■)を除去し、その
後得られた糖誘導体を適当に保護し且つ活性化した構築
ブロック1に結合して、構築ブロック配列1−2−3−
4−5からなる保護された糖誘導体を形成する。その後
、加水分解又は他の方法で、少なくとも構築ブロック3
の第3位の被保護ヒドロキシル基の脱保護を行うと、式
IIIの中間糖類が得られる。
構築ブロック配列2−3の前記糖誘導体及び糖誘導体4
−5は、構築ブロック2及び構築ブロック4が前記ウロ
ン酸スペーサーから誘導される限り、新規の中間生成物
である。
新規の中間生成物2−3及び新規の中間生成物4−5並
びにその塩は下記の一最大■: のグリセリン酸誘導体を下記の式■I:で示されること
を特徴とする。
前記式中、 R24及びR25は水素又はヒドロキシル保護基を表し
、 R2Gはヒドロキシル基、保護されたヒドロキシル基、
アジド基、N112基又はN−保護アミン基を表し、 R27は水素、ヒドロキシル保護基又は炭素原子数1〜
20のアルキルを表し、 R21+は水素又はカルボキシル保護基を表す。
弐Vで示されるこの新規の中間生成物は、式IV[式中
、R24、R25,82g及びR27は前述の意味を表
す] で示される適当に保護した単糖類と反応させ、得られた
化合物を少なくとも部分的に脱保護して保護基R2)を
除去することにより製造し得る。
式IIIの糖類の合成における別の新規中間生成物は、
構築ブロック配列2−3−4−5からなる糖誘導体であ
る。これらの新規中間生成物及びその塩は下記の一最大
Vll^、Vll B及びVll Cで示されることを
特徴とする: 前記式中、 R31及び822は水素又はカルボキシル保護基を表し
、 [33、R34、I13!i、 R3@、R3テ、Rコ
8.13!及びR4°は水素又はヒドロキシル保護基を
表し、 141は水素、ヒドロキシル保護基又は炭素原子数1〜
20のアルキル基を表し、 142及びR43はヒドロキシ、保護されたヒドロキシ
ル基、アジド基、アミノ基又はN−保護されたアミノ基
を表す。
式Vll^の新規の中間生成物は、(活性化した)公知
の三糖単位2−3を式Vの糖誘導体に結合し、その後少
なくとも末端ヒドロキシル基<tttt築ブロツブロッ
ク2位)を脱保護することによって製造し得る。
式VIIB及びVIICの中間生成物もほぼ同じ方法で
製造できる。
式IIIの中間糖の別の合成方法では、活性化したアノ
マー中心をもつ適当に保護した構築ブロック3をグリセ
リン酸誘導体と反応させて、式vrrr:ss の化合物又はその塩を形成する。
前記式中、 R5I、R52及びR53は水素又はヒドロキシル保護
基を表し。
R54は水素又はカルボキシル保護基を表し、85%は
ヒドロキシル基、保護されたヒドロキシル基、アジド基
、アミノ基又はN−保護されたアミノ基を表し、 R5°は離脱性残基、例えばイミデート又はハロゲン好
ましくはフッ素、又はトリクロロアセトイミデートを表
す。
式Vlrlの物質はジアステレオマーR及びSの混合物
として製造し得、個々のジアステレオマーに分雛するこ
とができる(本はR又はS)。次いでR形態の式vtr
rの物質を適当に保護した構築ブロック5と反応させて
配列3−4−5の物質を形成し、その後少なくとも構築
ブロック3の第4位のヒドロキシル基を脱保護して、下
記の一最大Ix: で示される中間生成物又はその塩を形成する。
前記式中、 Hsz、R53、R%4及びHssは前述の意味を表し
、1(56及びR57は水素又はヒドロキシル保護基を
表し、 R511は水素、ヒドロキシル保護基又は炭素原子数1
〜20のアルキル基を表し、 RstはR5Sに関して説明した意味を表す。
式IXの中間生成物を次いで式VI[Iの生成物(今度
はS形態のものが好ましい)と結合させて、配列1−2
−3−4−5をもつ保護された物買を得る。その後、加
水分解又は他の方法で、少なくとも構築ブロック3の第
3位の被保護ヒドロキシル基を脱保護して、Xo及びY
′の両方が非ウロン酸スペーサーを表す式1Nの中間糖
を形成する。
中間生成物IXと三糖構築ブロック1−2とを結合させ
れば、最終的にY゛のみが非ウロン酸スペーサーである
式IIIの中間生成物が得られる。
式■の化合物は種々の結合法によって製造することもで
きる。例えば(添付図面参照)化合物13a/bを、臭
素が例えばアセチル基でWfAされ且っレビュリノイル
(levul 1noyl)基が水素で置換された化合
物11の誘導体と結合させてもよい。このようしてアセ
トアミドを用いてアンマー中心で活性化し、10bと結
合させて化合物14a/bを得る。この化合物は前記し
た方法で式■の化合物に変換できる。結合は他の組合わ
せ、例えば1−2と3−4−5の組合わせで行ってもよ
く、又は段階的に4−5→3−4−5→2−3−45→
]2−3−4−5とすることも可能である。
式1で示される好ましい糖類は下記の特徴を組合わせて
又は別個に有する; a)Yが非ウロン酸スペーサ一部分、好ましくは式[1
のスペーサーである; b)Rが炭素原子数1〜4のアルキル基、好ましくはメ
チル基である・ ()少なくともR2及びR5が硫酸部分である;d )
 R’、R8及びR′がアミン硫酸部分又は〇−硫酸部
分である。この糖類はアルカリ金属塩、好ましくはナト
リウム塩の形態で単離される。
本発明の新規の化合物は腸内投与(例えば経口投与又は
直腸投与)及び非経口投与で使用できる。
そのためには通常本発明の化合物を適当な製薬補助剤と
混合し、次いで錠剤、丸薬、糖衣錠、トローチ、粉末剤
、カプセル剤、ミクロカプセル剤、生薬、スプレー(例
えば鼻腔内投与用)、乳濁液、懸濁液又は溶液の形態に
調製する。
これらの薬剤組成物は一般的に知られているガレメス法
によって製造する。
非経口投与は通常、活性化合物を含んだ乳濁液、懸濁液
又は好ましくは溶液を注射器で皮下注射、筒内注射又は
静脈内注射することによって行う。
−a的な一日当たり用量は使用する活性化合物に応じて
変化し得、好ましくは腸内投与の場合が体重1kg当た
り0.01〜20B、非経口投与の場合が0 、01〜
10 m g / k gである。
種々の投与方法の詳細については欧州特許出願第84,
999号を参照されたい。
以下、図面として添付したフローシートA、B及びCを
参照しながら実施例を挙げてより詳細な説明を行う。尚
、中間生成物及び最終生成物は、化学名ではなく前記フ
ローシート中の対応化合物の符号で示す。
火、1LL(フローシートA及びB参照)L針1に 化合物1[C,M、Lok、 J、P、Ward及びn
、^、van Dorp。
Chem、Pl+ys、of  Lipids  16
,115(1976)コ(4,05g。
2813mmol)の70%酢酸(70m l )中溶
液を室温で一晩撹拌した。この反応混合物を蒸発乾固さ
せ、乾燥トルエンと共に同時蒸発処理した。残留物をシ
リカカラム(200g、ジクロロメタン/アセトン、9
8/2−872)で溶離処理して化合物2を得た(2.
55g。
84%)。Rf=0.45(ジ’) oロス9 ン/7
−t= ) ン、9/1v/v)。
化遣」LΣ ジメトキシトリチルクロライド(DMTクロライド)(
3,88g、11.46+amol)の乾燥THF(5
1醜I)中溶液を、化合物2(1,25g、10.42
mmol)と乾燥ピリジン(51醜I)との混合物に一
15℃の温度で一滴ずつ加えた。
16時間後に前記混合物をジクロロメタンで希釈した。
水、飽和水性NaHCOs及びブラインで洗浄し、Wh
atlall相分離フィルターにかけ、乾燥させた。
炉液を濃縮乾固させ、乾燥トルエンと共に同時蒸発処理
した。得られた粗生成物をシリカクロマトグラフィー(
60g、トルエン/アセトン、9515→8/2)で精
製すると化合物3が得られた(2.07g、47%)。
Rf=0.67()ルエン/アセトン、9/1)。
似鉦1先 化合物3(2,07g、4.9mmol)をジクロロメ
タン(20醜I)及びジイソプロピルエチルアミン(8
,5ml、4.91111Iol)中に溶解し、室温で
5分間撹拌した。次いで、この混合物にメチルオキシメ
チルクロライド(MONクロライド)(1,58m1.
19.6++unol)を−滴ずつ加え、その後40℃
で4時間還流させた。
この反応混合物をジクロロメタンで希釈し、水性NaH
COz、水及びブラインで洗浄した。 Illhatm
ann相分離フィルターで有機相をr過し、蒸発乾固さ
せた。粗生成物をシリカカラム(60g、トルエン/ア
セトン、9515)で溶離処理すると化合物4が得られ
た(1.98g、87%)、 Rf=0.44(トルエ
ン/アセトン、9515) 。
此釦1Σ 化合物4(3,5g、7.5mmol)を80%酢酸(
50醜I)に溶解し、室温で撹拌した。2時間後にこの
混合物を水及びピリジンで希釈し、量が少なくなるまで
蒸発させた。
次いで、前記混合物を再度ピリジンで希釈し、蒸発乾固
させた。シリカカラム(50g、ジクロロメタン/アセ
トン、99/1→9/1)で粗生成物を溶離すると化合
物5が得られた(1.1g、89%)。Rf=0.12
(トルエン/アセトン、9/1)。
化イ1直j− 化合物5(415B、2.511+nol)と乾燥ピリ
ジン(20m l )との混合物に、アリルオキソカル
ボニルクロライド(32h I、3.Ommol)のア
セトニトリル(5ml)中溶液を一35℃の温度で約3
0分かけて滴下した。
2時間後に前記混合物をジクロロメタンで希釈し、水性
Na1lCOs、水及びブラインで洗浄した。有機相を
乾燥させ(MI?5O4)、蒸発乾固処理した。シリカ
クロマトグラフィー(10g、ジクロロメタン/アセト
ン、99/1→98/2)で化合物6を単離した(45
0mg、73%)。Rf=0.50(ジグ00メタン/
アセトン、98/2)。
化イし11− 化合物6(450mg、1.8+v+ol)をアルゴン
雰囲気下で乾燥ジオキサン(8ml)中に溶解し、その
後触媒量のパラジウムテトラキストリフェニルホスフィ
ンを加えた。この混合物を110℃の温度で20分間還
流させた。次いで、前記混合物を室温まで冷却し、蒸発
乾固させた。シリカ(7,5g、ジクロロメタン/アセ
トン、99/1→98/2)で精製して化合物7を得り
(330II1g、82%)。Rf=0.32(ジクロ
ロメタン/アセトン、98/2、v/v) 。
似釦1影 化合物7(Ig、4.90mmol)を酢酸無水物と酢
酸とトリフルオロ酢酸との混合物(24+ml、80/
12/8)中に溶解し、室温で1時間撹拌した。
前記混合物を濃縮し、シリカカラム(25g、トルエン
/アセトン、99/1→9515)で溶離処理した。
得られた生成物を乾燥トルエンと共に同時蒸発処理し、
ジクロロメタン(15醜I)中に溶解した。この溶液に
温度0℃でピリジン中70%IIF(3,5m1)を−
滴ずつ加えた。
0℃で1時間後に、前記反応混合物を水性酢酸ナトリウ
ム及びジクロロメタン中に注入し、5分間撹拌した。有
機相を水性NaHCO=及びブラインで洗浄し、乾燥さ
せた(MgSO4)。粗生成物をシリカ(20g、トル
エン/アセトン、99/1→9515)で精製して化合
物8を得た。
化イL撹1む。
化合物8(340mg、1.75mmoりと化合物9(
820mg、1.731ol)とジクロロメタン(28
m l >との混合物を、活性化した4人分子篩の存在
下室温で1時間撹拌した。この反応混合物に、ジクロロ
メタン(175ml)中のIMのBF、−エーテレート
(etherate)溶液を一20°Cの温度で約5分
かけて滴下した。
1時間後に前記反応混合物をジクロロメタンで希釈し、
沢過し、水性Na1lCO=及びブラインで洗浄した。
有機相を乾燥させ(MgS04)、蒸発乾固処理した。
残留物をシリカクロマトグラフィー(3,5g、トルエ
ン/アセトン、99/1→9/1)で精製して所望の糖
10aを得た(910mg、84%)。Rf=0.73
(トルエン/アCIl□CI□)。
化」【11戸挿−:式Vの中間化合物 化合物10a(400mg、0.62mmol)を酢酸
(1,4+++l)及び水(0,07n+I)中に溶解
した。窒素雰囲気下で酢酸ナトリウム(132mg、1
.61ffimol)及び塩化パラジウム(133mg
、 0.74m+*ol)を加え、得られた混合物を一
晩撹拌した。
前記混合物をジクロロメタンで希釈し、濾過し、水、水
性NatlCO3及びブラインで洗浄し、その後乾燥さ
ぜな(MgS04)。得られた粗生成物をSS102(
15、ジクロロメタン/アセトン、98/2→9/1)
で精製して化合l吻10bを得た(112mg、39%
)。RIo、29(ジクロロメタン/アセトン、9/1
)。
II−NMR(CDCI−) : 1.92(s、 3
ti、−0CHa)、 2.82(t、IH4,28(
cld、J=3.8及び6.0Hz、Ill、−CH)
、 4.62(◇、2H1H6a、t16b)、4.7
5(d、、b4t(z、IH,If−1)、4.84(
^B、Jニア11z。
2+1.−0−C1+2−0) 、  5.09(ΔB
、J121iz、2tl、−0−CII2−C51i6
)。
5.05(d、J=10Hz、LH,−Nil)、 5
.23(dd、J−911z及び10 II zlll
、++−3)。
肛ミ詐旦ユU工 化合物10b(400mg、0.66mmol)のジク
ロロメタン(16ml)中溶液に分子篩(4人、1.2
g)を窒素雰囲気下で加えた。この混合物を室温で2時
間撹拌した後、臭化水銀(I I) (190mg、0
.53mmol)及びシアン化水銀(II) (134
mH10,53mmol)を加えた。この反応混合物を
一20℃に冷却し、臭化物11[C,^、^、 van
Boecke lイ也 、J、Carb、  Chem
、、4. 293(1985)](650n+g、0.
80mmol)のジクロロメタン(10m l )中溶
液を30分かけて滴下した。室温で48時間後に、前記
混合物をHyfloで沢過した。有機溶液を水性K[1
r(2,OM)、NaHCO3溶液及びブラインで洗浄
し、乾燥させ(MgS04)、且つ蒸発乾固処理した。
得られた未精製反応生成物をシリカゲル(50g)クロ
マトグラフィー(トルエン/アセトン、9515→8/
2)で精製して、化合物12aを得た(Boomy、6
8%)。Rf=0.60 ()ルエン/アセトン、8/
2)。
肚シ1L川ユtリー:式VII^の中間化合物化合物1
2a(460B、0.34mmol)の乾燥ピリジン(
2,0m1)中溶液に4mlのピリジン/酢酸/ヒドラ
ジン水和物(6/410.5、v/v)を加えた。この
混合物を室温で6分間撹拌した。ジクロロメタン(50
m l )を加え、この混合物を水、NaHCO3溶液
及びブラインで洗浄した。有機溶液を蒸発乾固させ、残
留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン
/アセトン、97/3→9/1)で精製して化合物12
bを得た(370B、87%>、 Rf=0.42(ジ
クロロメタン/アセトHNMR(CDCI3): 単位2 : 4.32(d、IH,Jl、2=7.5H
z、H−1> : 3.79(s、3HCOOCI+、
) 単位3 : 4.97(d、IH,J9,2・3.6H
z、H−1) ; 5.39(dd、ill。
J2.a”10.5H2,Jz、、−9,OH2,ト3
)単位4 : 3.72(、S、38.C00CH3)
単位5 : 3.39(s、3B、 (Z −0CH3
) ; 4.72(d、1B、J+ 、2=3.0Hz
、H−1); 5.22(dd、18.J2.s”lo
、5Hz。
J、、、=9.0H2,ト3) 」11克ユB亙 アグリコン12b(180mg、0.14snol)と
、シルパートリフレー) (silver trifl
ate)(93B、0.36snol)と、活性化した
分子篩(4人、600n+g)と、2.6−ジtert
−ブチルピリジン(55,1,0,30snol)と、
ジクロロメタン(5n+l)との混合物を窒素雰囲気下
−50℃で撹拌した。ジクロロメタン(3ml)に溶解
した臭化グリコピラノシル13b[C,^、^、van
 Boeckel他。
J、Carb、Chem、、4,293(1985)]
(140mg、 0.29snol)を15分かけて滴
下した。この反応混合物を一50℃で1時間撹拌し、ジ
クロロメタンで希釈した後、Hyf toで沢過した。
有機溶液をNaHCO1溶液及びブラインで洗浄し、乾
燥させ(MgSO,)、且つ蒸発乾固処理した。得られ
た未精製反応生成物をシリカゲルカラム(ジクロロメタ
ン/アセトン、98/2→9/1、v/v)で溶離処理
して不純テトラマーを得た。
この単離物質を、ピリジン(6m l )と酢酸無水物
(21)との混合物に触媒量の4−(ジメチルアミノ)
−ピリジンを加えたものに溶解した。室温で1時間後に
TLC分析を行ったところ、残留加水分解臭化物13b
が完全にアセチル化していた。溶媒を蒸発させ、トルエ
ン(3xlO輸l)と共に同時蒸発処理した後、得られ
た未精製混合物を前記と同じ溶離剤でシリカゲルクロマ
トグラフィーにかけた。適当なフラクションを蒸発処理
すると純粋な化合物14bが得られた(130mg、4
9%)。
’H,NMR(CDCl2) 単位1 : 5.50(d、III、J+ 、2”3.
8H2,H−1) ;3.2B(ad、IH。
Jz、+=IO,OHz、H−2) 単位2 : 4.32(d、II(、、L 、*□8.
0Hz、ト1);3.75(s、3H。
C00CH,) 単位3 : 5.37(dd、IH,J=、・9.0H
z、ト3) ;3.15(dd、18゜J2 、 s”
ll 、OHz 、H−2)単位4 : 3.7Hs、
3■、coocL)単位5 : 4.72(d、11.
J+ 、2:3.8H2,H−1) :3.39(s、
38゜α−0CHa) r    15b(式l11(7)生成物)化合物14
b(80mg、0.0501ol)のクロロホルム(3
,5m1)中溶液を、クロロホルム(2,5m1)とメ
タノール(15ml>と水酸化ナトリウム水溶液(3,
0ml、4N)との混合物中に30分で滴下した。この
反応混合物を16時間撹拌し、水性塩酸(6N)を用い
て0℃でpH1,5まで酸性化した。この反応混合物を
ジクロロメタン(5m15ml)で抽出処理し、娶畢−
有機相を岨合わせて氷水(15+++1)で洗浄し、乾
燥させ(MgSO<)、且つ蒸発乾固処理した。ジクロ
ロメタン/メタノール/酢酸(8G/20/1、v/v
)を溶離剤として用いて、残留物をシリカゲル(3g)
クロマトグラフィーにかけ、純粋な化合物tsbを得た
(52mg、76%)。
Rf=0.70(ジクロロメタン/メタノール/酢酸、
80/20/1)。
」11Uπユ月棟−(遊雛ヒドロキシル基の硫酸化)三
酸化硫黄−トリメチルアミン複合体(132mg、0.
95snol)を、化合物15b(52mg、0.03
8mmol)のN、N−ジメチルホルムアミド(2,5
m1)中溶液に加え、この混合物を窒素雰囲気下50℃
で20時間撹拌した。
この反応混合物をN、N−ジメチルホルムアミドで平衡
化した5ephadex LH−20カラムに通し、同
じ溶剤で溶離処理した。その結果得られた不完全硫酸化
物質で汚染された生成物をN、N−ジメチルホルムアミ
ド(2,5m1)中に溶解し、三酸化硫黄−トリメチル
アミン複合体(150mg、1.08snol)の存在
下50℃で20時間にわたり再度撹拌した。この混合物
を冷却し、水(4MI)中のNaHCOa(300mg
、3.57snol)を加え、得られた混合物を室温で
更に20分間撹拌した。蒸発乾固後に残留物をジクロロ
メタン/メタノール(1/1 、v/v)混合物(8m
l)中で遠心分離にかけ、デカンテーションにより塩結
晶から有機層を分離した。
蒸発乾固後に残留物をシリカゲルカラム(ジクロロメタ
ン/メタノール、9/1→8/2)で溶離処理し、純粋
な物質16bを得た(42mg、58%)。Rf=0.
60(酢酸エチル/ピリジン/酢酸/水11/7/1.
6/4)。
」l■uJ旺水素止水素化 分解物16b(42mg、 0.022mmol)を水
(6ml)とtertブタノール(2m l )との混
合液中に溶解した溶液を水素雰囲気下10%Pd/C(
30+ng)の存在下で20時間撹拌した。この懸濁液
を沢過し、r液を真空で蒸発させた。残留物を水(7m
 l )に溶解し、新しい触媒(3(Lng)の存在下
で更に20時間水素化処理した。この懸濁液を濾過し、
且つ濃縮乾固させて化合物17bを得た(27mg、9
0%)。
5]零U旦ユυ油−く式■の化合物) 化合物17b(27mg、0 、020mmo I )
を水に溶解し、ピリジン−三酸化硫黄複合体(10mg
)及びNa2COz (1,0mg)の存在下で撹拌し
た。夫々撹拌後2時間、4時間及び6時間の時点で前記
分量のピリジン−三酸化硫黄複合体及びNa2COzを
更に加えた。 20時間撹拌すると硫酸化が完了した。
この反応混合物を水でDowex WX−4(Ha”)
カラムから溶離し、蒸発乾固させ、且つ5ephade
x G−10カラムで脱塩処理して所望の四糖フラクシ
ョンを得た。これらのフラクションを凍結乾燥して非結
晶質の白い粉末[18bを得II NMRデータ(36
0MHz、D20.rer、HOD) :単位5 : 
5.03(d、ill、Ill 、J−3,6)1z)
 。
3.48(dd、Ill、ト2.J・3.6tlz、に
9.4Hz、)。
4.45(dd、LH,H−3,J・9.4tfz、、
J・9.911z)単位4 : 4.91,5.11(
d、d、2H,−0CII□O−、J=7.511z)
3.85,4.12(m、2H,0CH2C)。
4.41(t、111.C11COO−、J=2.41
1z):単位3 : 5.12(d、ltl、Ill、
J=3.6Hz>。
3.42(dd、IH,tl−2,J:3.611z、
J:9.411z)。
4.37(dd、IH,IH3,J・9.4t(z、J
・9.9Hz);単位2 : 4.61(d、11−1
.H−1,J=7.9flz)単位1 : 5.61(
d、18.H−1,J=3.6Hz)3.25(dd、
111.It−2,J−3,611z、J:9.41i
z)。
3.62(t、III、ll−3,J=9.9Hz)。
3.56(t、111,114.J・9.9+17.)
3.42(s、3H,0Cti=)。
丸1匠之(フローシートA及びB参照)俗念北上国 化合物13bの代わりに公知の3.4.6−1−ツー0
−アセチル−2−アジド−2−デオキシグルコピラノシ
ルブロマイド(13a)を用いて、化合7[4bの製造
方法と同じ方法で化合物14aを製造した。反応温度は
0℃、反応時間は6時間であった。
化」Y土りけり、(式Iの化合物) 化学名:メチル4−[0−2−デオキシ−3,4,6−
)ソー0−スルボー2−(スルホアミノ)−α−D−グ
ルコピラノシル(1→4)−〇−β−D−グルコピラヌ
ロノシルー(1→4)−0−2デオキシ−3,6−ジー
0−スルホ−2−(スルホアミノ)−αD−グルコピラ
ノシルーオキシー(IR)カルボキシルエトキシ)メチ
ル]−2−デオキシー3.6−ジー0−スルホ2−(ス
ルポアミノ)−α−D−グルコピラノシドデカキスナト
リウム塩。
化合物14aを出発物貰とし、化合物15b、16b及
び17bの製造で説明した方法に従い夫々中間化合’M
15a、16a及び17aを介して化合物1.8aを製
造した。
支I」と(フローシートC参照) 化合32ムυUυ法(式VTII) 炭水化物関係の文献に記載の標準的方法によって製造し
た単N構築ブロック20dを、文献に記載の標準的方法
に従ってグリセリン酸メチルエステルの第1ヒドロキシ
ル基と選択的にα−結合する。
尚、9考文献としては例えば下記のものが挙げられる: tl、Paulsen及び−、5tenzel 、Ch
em、Ber、II上、2334(1978)。
H,Paulsen、  ^ngew、cheaiie
 94,184(1982)。
r’、Fiigedi 、P、J、Garegg 、H
,L6nn及びT、NordbergGLyconju
gate J、4.97(1987)。
R,R,Schmidt、^ngew、chemie 
98,213(1986)。
得られる化合物21はジアステレオアイソマーR及びS
の混合物であり、カラムクロマトグラフィーによって2
1a(24%)及び21b(21%)に分離できる。
これらの化合物21を両方共、実施例1の化合物4の製
造方法と類似の方法でメトキシメチル化し、次いでアセ
トリシスにかけ且つ実施例1の化合物8の場合と同様に
HF/ピリジンで処理した。その結果化合物22a及び
22bが35%の収率で得られた。
化イX妙−(式IX) 化合物22a及び23を化合物10a(実施例1)の場
合と類似の方法に従いBFiOEt2の存在下で結合し
た。
得られた化合物24a(収率71%)を、化合物12b
の場合と類似の方法によりヒドラジン水和物で処理した
結果、化合物24bが収率90%で得られた。
化イ11μ独=(式III) 前記方法で得た化合物24bを化合物10m(実施例1
)の場合と同じ方法で化合物22b(S形態)と結合す
ると、保護された化合物25aが収率44%で得られた
この化合物を加水分解して化合物25bを得た。
化」1土1表−(式I) 化合物25bを実施例1及び2で説明した3ステツププ
ロセスに従い化合物26に変換した。収率は56%であ
った。
化」111u−(式I) 同様の方法で、前記化合物24bを化合物22aと結合
し、更に化合物27に変換した(この化合物は第2単位
の配置がSではなくRであるという点で化合物26と異
なる)。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、実施例における合成手順を示すフロ
ーシートである。 図面中の略号は次の通り。 (S)、(R) : Cabn Ingold Pre
log Conventionで規定された立体配置 DMT : 4.4’−ジメトキシトリチルMOM ニ
メチルオキシメチル Bz:  ベンゾイル 八C; アセチル Z: ベンジルオキシカルボニル Lev :  レビュリノイル Bn:  ベンジル ^11yl:アリル ャの ?

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ I [式中、 X及びYは任意に硫酸化したウロン酸残基、及び線状も
    しくは環状原子鎖からなり且つ少なくとも1つの負に帯
    電した置換基好ましくはカルボキシレート基を有する非
    ウロン酸スペーサーから選択された残基であり、但しこ
    れらの残基の少なくとも一方X又はYは前記非ウロン酸
    スペーサーを表し、 Rは水素又は炭素原子数1〜20のアルキルであり、 R^1、R^2、R^3、R^4、R^5及びR^6は
    水素又はSO_3^−基を表し、R^7、R^8、R^
    9はOH、OSO_3^−、NHSO_3^−又はNH
    −アシルを表し、 種々の帯電部分の電荷は製薬上許容し得る適当な対イオ
    ンによって相殺される] で示される糖類。
  2. (2)下記の特徴、即ち Y又はX及びYの両方が下記の式II: ▲数式、化学式、表等があります▼II で示されるスペーサーを表す; Rが炭素原子数1〜4のアルキル残基、好ましくはメチ
    ルを表す; R^2及びR^5がSO_3^−基を表す;R^7、R
    ^8及びR^9がNHSO_3^−又はOSO_3^−
    であるという特徴を組合わせて又は別個に有する請求項
    1に記載の糖類。
  3. (3)下記の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 Aは適当な陽イオンであり、 R^1及びR^2は請求項1で説明した意味を表し、R
    ^x及びR^yは水素又はSO_3^−基を表す]で示
    される請求項1に記載の糖類。
  4. (4)陽イオンがアルカリ金属陽イオン、好ましくはナ
    トリウムイオンである請求項3に記載の糖類。
  5. (5)当該糖類を実際に使用されている方法又は文献に
    記述されている方法で製造することを特徴とする請求項
    1に記載の糖類の製造方法。
  6. (6)式IIIで示される糖類中間化合物又はその塩。
  7. (7)式Vで示される糖類中間化合物又はその塩。
  8. (8)式VIIA、VIIB又はVIICで示される糖類中間化
    合物又はその塩。
  9. (9)式VIIIで示される糖類中間化合物又はその塩。
  10. (10)式IXで示される糖類中間化合物又はその塩。
  11. (11)請求項1に記載の糖類を1種類以上の適当なキ
    ャリヤー又は希釈剤と混合した状態で含む薬剤組成物。
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