JPH0245120B2 - - Google Patents
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- JPH0245120B2 JPH0245120B2 JP60096534A JP9653485A JPH0245120B2 JP H0245120 B2 JPH0245120 B2 JP H0245120B2 JP 60096534 A JP60096534 A JP 60096534A JP 9653485 A JP9653485 A JP 9653485A JP H0245120 B2 JPH0245120 B2 JP H0245120B2
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- Japan
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- tube
- ceramic
- tubes
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「技術分野」
本発明は、例えばセラミツク伝熱管を有する熱
交換器などに適用されるセラミツクチユーブの接
続構造に関する。
交換器などに適用されるセラミツクチユーブの接
続構造に関する。
「従来技術およびその問題点」
近年、高温の燃焼ガスなどの熱交換において、
セラミツク伝熱管を有する熱交換器の採用が試み
られている。
セラミツク伝熱管を有する熱交換器の採用が試み
られている。
しかしながら、一般にセラミツクは曲げ応用に
弱く、破損しやすい性質がある。このため、長尺
なセラミツク伝熱管を熱交換器本体に収容した場
合には、振動や熱的応力によつて管が破損する虞
れがある。また、長尺なセラミツク伝熱管は、製
造が極めて困難でもある。
弱く、破損しやすい性質がある。このため、長尺
なセラミツク伝熱管を熱交換器本体に収容した場
合には、振動や熱的応力によつて管が破損する虞
れがある。また、長尺なセラミツク伝熱管は、製
造が極めて困難でもある。
したがつて、長尺なセラミツク伝熱管などを必
要とする場合には、比較的短い管を接続して使用
する必要がある。このようなセラミツクチユーブ
の接続構造として、セラミツクチユーブの端部と
端部とを管板によつて接続支持した構造が知られ
ている。
要とする場合には、比較的短い管を接続して使用
する必要がある。このようなセラミツクチユーブ
の接続構造として、セラミツクチユーブの端部と
端部とを管板によつて接続支持した構造が知られ
ている。
しかしながら、上記のようなセラミツクチユー
ブの接続構造では、セラミツクチユーブを管板に
組付ける際に接続するので、セラミツクチユーブ
と管板との組立てを現場で行なう必要があり、作
業性が悪かつた。また、セラミツクチユーブが複
数本の管束をなすときは、各セラミツクチユーブ
の寸法誤差やバラツキにより、接続箇所がずれて
しまい管板部位における接続が困難となることも
あつた。さらに、セラミツクチユーブを接続する
ことにより、高温下における金属とセラミツクと
の熱膨張率の差が各セラミツクチユーブ毎に加算
されて全体として極めて大きなものとなり、熱膨
張率の差による寸法ずれを吸収する構造とするこ
とが極めて困難であつた。
ブの接続構造では、セラミツクチユーブを管板に
組付ける際に接続するので、セラミツクチユーブ
と管板との組立てを現場で行なう必要があり、作
業性が悪かつた。また、セラミツクチユーブが複
数本の管束をなすときは、各セラミツクチユーブ
の寸法誤差やバラツキにより、接続箇所がずれて
しまい管板部位における接続が困難となることも
あつた。さらに、セラミツクチユーブを接続する
ことにより、高温下における金属とセラミツクと
の熱膨張率の差が各セラミツクチユーブ毎に加算
されて全体として極めて大きなものとなり、熱膨
張率の差による寸法ずれを吸収する構造とするこ
とが極めて困難であつた。
「発明の目的」
本発明の目的は、組立や設計が容易であり、製
品の寸法誤差や、熱膨張率の差による寸法ずれを
容易に吸収することができるセラミツクチユーブ
の接続構造を提供することにある。
品の寸法誤差や、熱膨張率の差による寸法ずれを
容易に吸収することができるセラミツクチユーブ
の接続構造を提供することにある。
「発明の構成」
本発明のセラミツクチユーブの接続構造は、セ
ラミツクチユーブの下端を管板に係係合して保持
させ、前記セラミツクチユーブの上端を別の管板
に軸方向移動可能に保持させ、これらの管板の外
周を缶壁で囲んでユニツトとし、これらのユニツ
トを、隣接る管板と管板との間に〓間を設けて、
縦方向に連結したことを特徴とする。
ラミツクチユーブの下端を管板に係係合して保持
させ、前記セラミツクチユーブの上端を別の管板
に軸方向移動可能に保持させ、これらの管板の外
周を缶壁で囲んでユニツトとし、これらのユニツ
トを、隣接る管板と管板との間に〓間を設けて、
縦方向に連結したことを特徴とする。
したがつて、本発明の接続構造によれば、上記
ユニツトを縦方向に連結するだけで、所望の長さ
のセラミツクチユーブを有する熱交換器、集塵装
置などを組立てることができ、セラミツクチユー
ブの組込み、輸送、現場での組立て、分解が容易
になる。また、各ユニツトにおいてセラミツクチ
ユーブ下端を下方の管板に係合して保持させ、セ
ラミツクチユーブ上端を上方の管板に軸方向移動
可能に保持させ、ユニツトを連結するときに隣接
する管板と管板との間に〓間を設けるようにした
ので、各セラミツクチユーブの製品寸法誤差や、
セラミツクチユーブと缶壁との熱膨張率の差によ
る寸法ずれが生じても、これらの寸法ずれが上記
管板の〓間によつて各ユニツトごとに吸収され、
寸法ずれが軸方向に加算されて過大な応力がかか
ることはない。
ユニツトを縦方向に連結するだけで、所望の長さ
のセラミツクチユーブを有する熱交換器、集塵装
置などを組立てることができ、セラミツクチユー
ブの組込み、輸送、現場での組立て、分解が容易
になる。また、各ユニツトにおいてセラミツクチ
ユーブ下端を下方の管板に係合して保持させ、セ
ラミツクチユーブ上端を上方の管板に軸方向移動
可能に保持させ、ユニツトを連結するときに隣接
する管板と管板との間に〓間を設けるようにした
ので、各セラミツクチユーブの製品寸法誤差や、
セラミツクチユーブと缶壁との熱膨張率の差によ
る寸法ずれが生じても、これらの寸法ずれが上記
管板の〓間によつて各ユニツトごとに吸収され、
寸法ずれが軸方向に加算されて過大な応力がかか
ることはない。
本発明の好ましい態様によれば、前記管板には
複数本のセラミツクチユーブの端部が保持されて
いる。この例では、複数本のセラミツクチユーブ
の管束が管板で保持され、この管板と管板とを接
合することにより、管束を一度に長手方向に接続
することができる。
複数本のセラミツクチユーブの端部が保持されて
いる。この例では、複数本のセラミツクチユーブ
の管束が管板で保持され、この管板と管板とを接
合することにより、管束を一度に長手方向に接続
することができる。
本発明のさらに好ましい態様によれば、前記管
板は水冷管板とされる。管板は、通常金属で形成
されるので、水冷構造とすることにより耐熱性を
を付与することができる。また、セラミツクチユ
ーブの保持部分や、管板と管板との接合部分が冷
却されることにより、それらの部分におけるシー
ルがしやすくなる。
板は水冷管板とされる。管板は、通常金属で形成
されるので、水冷構造とすることにより耐熱性を
を付与することができる。また、セラミツクチユ
ーブの保持部分や、管板と管板との接合部分が冷
却されることにより、それらの部分におけるシー
ルがしやすくなる。
本発明による接合構造は、例えば熱交換器にお
けるセラミツク伝熱管の接合や、高温排ガスなど
からの集塵装置における多孔質セラミツクチユー
ブの接合などに適用することができる。
けるセラミツク伝熱管の接合や、高温排ガスなど
からの集塵装置における多孔質セラミツクチユー
ブの接合などに適用することができる。
「発明の実施例」
第1図には、本発明によるセラミツクチユーブ
の接続構造が示されている。連結すべき一方のセ
ラミツクチユーブ1aの下端部が金属製の管板2
aにより保持されている。また、連結すべき他方
のセラミツクチユーブ1bの上端部が金属製の管
板2bに保持されている。この場合、各セラミツ
クチユーブ1a,1bは、各管板2a,2bの挿
通孔3a,3bにそれぞれ挿通され、筒状のシー
ル部材4a,4bを介して各管板2a,2bに保
持されている。シール部材4a,4bとしては、
金属とセラミツクスとの熱膨張率の差に起因する
セラミツクチユーブ1a,1bの位置ずれを吸収
し、かつ、気密性が保持される構造とされ、例え
ば金属製伸縮継手や、耐熱性ゴム等のパツキン
や、セラミツク粉末を用いたコンパウンドシール
などが採用される。なお、上部の管板2aの下面
には支持リング5が固着され、支持リング5によ
りセラミツクチユーブ1aの下端部を支持してい
る。また、各管板2a,2bには水室6a,6b
が形成されており、これによつて水冷がなされる
ようになつている。各管板2a,2bの外周は、
缶壁7a,7bによつて囲まれている。さらに、
缶壁7a,7bの外周にはフランジ8a,8bが
固着されている。そして、管板2a,2bは、こ
のフランジ8a,8b面を突き合わされ、ボルト
9およびナツト10により締付けられることによ
り、接合されている。この場合、フランジ8a,
8bの間にはパツキン11が介在され、缶体内部
を密封シールしている。そして、管板2a,2b
の間には所定の間隙12が形成され、セラミツク
チユーブ1a,1bは間隙12を介して互いに連
通している。間隙12を設けると次のような利点
がある。まず、複数本のセラミツクチユーブ1
a,1bの長さは不揃いであることが多いが、こ
うした不揃いが間隙12によつて許容されること
になる。また、管板2aの下面、管板2bの上面
の面仕上げをラフにできる。さらに、セラミツク
チユーブ1と管板2a,2bとのシール構造、接
続構造の選択が容易となる。なお、図示していな
いが、管板2a,2bは、実際には複数本のセラ
ミツクチユーブ1a,1bをそれぞれ支持してい
る。図中、13はキヤスタブル等からなる断熱材
である。
の接続構造が示されている。連結すべき一方のセ
ラミツクチユーブ1aの下端部が金属製の管板2
aにより保持されている。また、連結すべき他方
のセラミツクチユーブ1bの上端部が金属製の管
板2bに保持されている。この場合、各セラミツ
クチユーブ1a,1bは、各管板2a,2bの挿
通孔3a,3bにそれぞれ挿通され、筒状のシー
ル部材4a,4bを介して各管板2a,2bに保
持されている。シール部材4a,4bとしては、
金属とセラミツクスとの熱膨張率の差に起因する
セラミツクチユーブ1a,1bの位置ずれを吸収
し、かつ、気密性が保持される構造とされ、例え
ば金属製伸縮継手や、耐熱性ゴム等のパツキン
や、セラミツク粉末を用いたコンパウンドシール
などが採用される。なお、上部の管板2aの下面
には支持リング5が固着され、支持リング5によ
りセラミツクチユーブ1aの下端部を支持してい
る。また、各管板2a,2bには水室6a,6b
が形成されており、これによつて水冷がなされる
ようになつている。各管板2a,2bの外周は、
缶壁7a,7bによつて囲まれている。さらに、
缶壁7a,7bの外周にはフランジ8a,8bが
固着されている。そして、管板2a,2bは、こ
のフランジ8a,8b面を突き合わされ、ボルト
9およびナツト10により締付けられることによ
り、接合されている。この場合、フランジ8a,
8bの間にはパツキン11が介在され、缶体内部
を密封シールしている。そして、管板2a,2b
の間には所定の間隙12が形成され、セラミツク
チユーブ1a,1bは間隙12を介して互いに連
通している。間隙12を設けると次のような利点
がある。まず、複数本のセラミツクチユーブ1
a,1bの長さは不揃いであることが多いが、こ
うした不揃いが間隙12によつて許容されること
になる。また、管板2aの下面、管板2bの上面
の面仕上げをラフにできる。さらに、セラミツク
チユーブ1と管板2a,2bとのシール構造、接
続構造の選択が容易となる。なお、図示していな
いが、管板2a,2bは、実際には複数本のセラ
ミツクチユーブ1a,1bをそれぞれ支持してい
る。図中、13はキヤスタブル等からなる断熱材
である。
第2図には上記接続構造を適用してなる熱交換
器が示されている。この熱交換器21は、複数の
ユニツト22,23,24が縦方向に連結されて
できている。各ユニツト22,23,24は、そ
れぞれ複数のセラミツクチユーブ1の両端部が管
板2によつて支持されてなる。そして、管板2が
上記接続構造によつて接合されることにより、セ
ラミツクチユーブ1は軸方向に連通されている。
なお、最上部のユニツト22の上部管板2は被加
熱ガス流入口25を有するヘツダ26に接続さ
れ、最下部のユニツト24の下部管板2は被加熱
ガス流出口27を有するヘツダ28に接続されて
いる。そして、各ユニツト22,23,24に
は、加熱ガス流入口29および加熱ガス流出口3
0がそれぞれ設けられている。図中、31は管板
2の冷却水出入口であり、13はユニツト22,
23,24、ヘツダ26,28の金属製缶壁およ
び金属製の管板2に内張りされた断熱材である。
器が示されている。この熱交換器21は、複数の
ユニツト22,23,24が縦方向に連結されて
できている。各ユニツト22,23,24は、そ
れぞれ複数のセラミツクチユーブ1の両端部が管
板2によつて支持されてなる。そして、管板2が
上記接続構造によつて接合されることにより、セ
ラミツクチユーブ1は軸方向に連通されている。
なお、最上部のユニツト22の上部管板2は被加
熱ガス流入口25を有するヘツダ26に接続さ
れ、最下部のユニツト24の下部管板2は被加熱
ガス流出口27を有するヘツダ28に接続されて
いる。そして、各ユニツト22,23,24に
は、加熱ガス流入口29および加熱ガス流出口3
0がそれぞれ設けられている。図中、31は管板
2の冷却水出入口であり、13はユニツト22,
23,24、ヘツダ26,28の金属製缶壁およ
び金属製の管板2に内張りされた断熱材である。
上記の構成において、被加熱ガスは、被加熱ガ
ス流入口25からヘツダ26内に入り、ユニツト
22,23,24の複数本のセラミツクチユーブ
1内を順次通つてヘツダ28内に入り、被加熱ガ
ス流出口27より流出する。一方、加熱ガスは、
各ユニツト22,23,24に設けられた加熱ガ
ス流入口29より入り、加熱ガス流出口30より
流出する。加熱ガスは熱交換器21の内部で複数
本のセラミツクチユーブ1に接触して熱を伝達
し、セラミツクチユーブ1内を流れる被加熱ガス
を加熱する。
ス流入口25からヘツダ26内に入り、ユニツト
22,23,24の複数本のセラミツクチユーブ
1内を順次通つてヘツダ28内に入り、被加熱ガ
ス流出口27より流出する。一方、加熱ガスは、
各ユニツト22,23,24に設けられた加熱ガ
ス流入口29より入り、加熱ガス流出口30より
流出する。加熱ガスは熱交換器21の内部で複数
本のセラミツクチユーブ1に接触して熱を伝達
し、セラミツクチユーブ1内を流れる被加熱ガス
を加熱する。
この熱交換器21の組立てに際しては、各ユニ
ツト22,23,24の管板2をそれぞれ突き合
わせてボルト9およびナツト10で締付け固定
し、最上部のユニツト22の上部管板2にヘツダ
26を接続し、最下部のユニツト24の下部管板
2にヘツダ28を接合するだけでよい。また、補
修などに際しては、各管板2を分離するだけで容
易に分解することができる。このように、複数本
のセラミツクチユーブ1をあらかじめ管板2に組
付けてユニツト化したので、セラミツクチユーブ
1の組込み、輸送、現場での組立て、分解が容易
となる。
ツト22,23,24の管板2をそれぞれ突き合
わせてボルト9およびナツト10で締付け固定
し、最上部のユニツト22の上部管板2にヘツダ
26を接続し、最下部のユニツト24の下部管板
2にヘツダ28を接合するだけでよい。また、補
修などに際しては、各管板2を分離するだけで容
易に分解することができる。このように、複数本
のセラミツクチユーブ1をあらかじめ管板2に組
付けてユニツト化したので、セラミツクチユーブ
1の組込み、輸送、現場での組立て、分解が容易
となる。
また、各セラミツクチユーブ1の製造に伴なう
寸法誤差は、各ユニツト22,23,24の管板
2においてれぞれ吸収されるので、寸法誤差が軸
方向に加算されて支障を生じることはない。同様
にして、熱膨張率の差による寸法ずれも、各ユニ
ツト22,23,24の管板2においてそれぞれ
吸収されるので、寸法ずれが軸方向に加算されて
過大な応力がかかることはない。
寸法誤差は、各ユニツト22,23,24の管板
2においてれぞれ吸収されるので、寸法誤差が軸
方向に加算されて支障を生じることはない。同様
にして、熱膨張率の差による寸法ずれも、各ユニ
ツト22,23,24の管板2においてそれぞれ
吸収されるので、寸法ずれが軸方向に加算されて
過大な応力がかかることはない。
なお、上記実施例において、管板2a,2bの
接合部において、接続すべきセラミツクチユーブ
1a,1bの位置は、必ずしも対応している必要
はなく、互いにずれていてもよい。その場合、セ
ラミツクチユーブ1は管板2a,2bの間の間隙
12を介して連通するので流路が閉塞されること
はない。また、各ユニツト22,23,24にお
いて支持されているセラミツクチユーブ1の数は
ユニツト毎に異なつていてもよく、例えば下方の
ユニツト23,24に向うにしたがつてセラミツ
クチユーブ1の数少なくなつていてもよい。
接合部において、接続すべきセラミツクチユーブ
1a,1bの位置は、必ずしも対応している必要
はなく、互いにずれていてもよい。その場合、セ
ラミツクチユーブ1は管板2a,2bの間の間隙
12を介して連通するので流路が閉塞されること
はない。また、各ユニツト22,23,24にお
いて支持されているセラミツクチユーブ1の数は
ユニツト毎に異なつていてもよく、例えば下方の
ユニツト23,24に向うにしたがつてセラミツ
クチユーブ1の数少なくなつていてもよい。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明によれば、接続す
べきセラミツクチユーブの端部をそれぞれ管板で
保持し、この管板と管板とを接合するようにした
ので、あらかじめセラミツクチユーブと管板とを
組付けてユニツト化しておき、設計、輸送、組立
て、分解を容易にすることができる。また、セラ
ミツクチユーブの製造に伴なう寸法誤差や、高温
下における熱膨張率の差による寸法ずれが各管板
において吸収されるので、軸方向に累積されるこ
とはなく、全体として無理な応力がからない構造
となる。
べきセラミツクチユーブの端部をそれぞれ管板で
保持し、この管板と管板とを接合するようにした
ので、あらかじめセラミツクチユーブと管板とを
組付けてユニツト化しておき、設計、輸送、組立
て、分解を容易にすることができる。また、セラ
ミツクチユーブの製造に伴なう寸法誤差や、高温
下における熱膨張率の差による寸法ずれが各管板
において吸収されるので、軸方向に累積されるこ
とはなく、全体として無理な応力がからない構造
となる。
第1図は本発明によるセラミツクチユーブの接
続構造の実施例を示す要部縦断面図、第2図は同
接続構造を適用した熱交換器の一例を示す一部切
欠断面図である。 図中、1,1a,1bはセラミツクチユーブ、
2,2a,2bは管板、4a,4bはシール部
材、5は支持リング、6a,6bは水室、7a,
7bは缶壁、8a,8bはフランジ、9はボル
ト、10はナツト、22,23,24はユニツト
である。
続構造の実施例を示す要部縦断面図、第2図は同
接続構造を適用した熱交換器の一例を示す一部切
欠断面図である。 図中、1,1a,1bはセラミツクチユーブ、
2,2a,2bは管板、4a,4bはシール部
材、5は支持リング、6a,6bは水室、7a,
7bは缶壁、8a,8bはフランジ、9はボル
ト、10はナツト、22,23,24はユニツト
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 セラミツクチユーブの下端を管板に係合して
保持させ、前記セラミツクチユーブの上端を別の
管板に軸方向移動可能に保持させ、これらの管板
の外周を缶壁で囲んでユニツトとし、これらのユ
ニツトを、隣接する管板と管板との間に〓間を設
けて、縦方向に連結したことを特徴とするセラミ
ツクチユーブの接続構造。 2 特許請求の範囲第1項において、前記管板に
は複数本のセラミツクチユーブの端部が保持され
ているセラミツクチユーブの接続構造。 3 特許請求の範囲第1項または第2項におい
て、前記管板は水冷管板であるセラミツクチユー
ブの接続構造。 4 特許請求の範囲第1項、第2項または第3項
において、前記した管板と管板とが間〓を介して
接合されているセラミツクチユーブの接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9653485A JPS61256194A (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 | セラミツクチユ−ブの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9653485A JPS61256194A (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 | セラミツクチユ−ブの接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61256194A JPS61256194A (ja) | 1986-11-13 |
JPH0245120B2 true JPH0245120B2 (ja) | 1990-10-08 |
Family
ID=14167790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9653485A Granted JPS61256194A (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 | セラミツクチユ−ブの接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61256194A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006121158A1 (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | セラミックス製熱交換器 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10223788C1 (de) | 2002-05-29 | 2003-06-18 | Lurgi Ag | Wärmetauscher |
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