JPH0245095A

JPH0245095A - 除湿乾燥装置

Info

Publication number: JPH0245095A
Application number: JP19564588A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Asano; 浅野　忠; Usaburo Nagase; 長瀬　卯三郎
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1988-08-05
Filing date: 1988-08-05
Publication date: 1990-02-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は押入れ等の比較的狭くかつ密閉された空間を
除湿乾燥する装置に関するものである。

〔従来の技術〕

押入れ、物置き等は湿気を帯びやすく、密閉度の高い今
日の住宅では、しばしば結露の発生によってふとんなど
の収納物が著しく湿ったシ、ぬれたシすることがある。

そこで、押入れ内等を乾燥ふん囲気に保つための除湿乾
燥装置が提案されている。

第５図及び第６図は、従来の除湿乾燥装置を示す図で、
第５図は押入れの要部破断透視図、第６図は本体の構成
を示す透視図である。

図中、（ｌ）は引き戸（２）により区画された押入れ。

（３）は薄形箱状に形成され押入れの床（１ｇ）の壁際
に設置された除湿乾燥機の本体で、圧縮機（４）、放熱
器（５）２毛細管（６）及び吸熱器（７）が順次環状に
接続されフレオン等の冷媒が循環する冷凍サイクルが収
納されている。（８）は放熱器（５）の後部に設置され
た循環用送風機、（９）は吸熱器（７）　Ｏ後方に設置
された除湿用送風機、α１は本体（３）の上面に開口す
る取入口、αＤは本体（１）の前面下部に開口する吹出
口、住ｚは吸熱器（７）の下部に設けられ吸熱時に生じ
るドレンが受容されるダクト構造のドレン受け、ａｊは
ドレン受けαりの下部に開口する排気口、　ａａは本体
ｉｌ＋の一側に設けられ押入れ（１）に隣接した部屋に
面して配置されたグリル、ａｊはグリルＩに開口し吸熱
器（７）の前面に配置された吸込口、　ａｅはグリルａ
４に開口し排気口αｊに連通ずる吹出口である。

従来の除湿乾燥装置は上記のように構成され。

循環用送風機（８）、除湿用送風機（９）及び冷凍サイ
クルの運転によって、押入れ（１）内の空気Ａの除湿加
温処理が行われ、押入れ（１）内を乾燥ふん囲気にする
ことができる。

すなわち、除湿運転が指令されると、空気入は本体（３
）の取入口ｒｉ〔から本体（３）内に吸い込まれ、ダン
パ（図示しない）の作用により、吸熱器（７）の方に流
れてこれに接触し、空気Ａは冷却と共に除湿される。こ
の冷却された空気入は放熱器（５）を通過して加熱され
、乾燥した空気として吹出口ａＤから押入れ＋１）内に
吹き出される。

次に、加温運転が指令されると、上記ダンパは切シ換え
られ、空気入は放熱器（５）の方へ流れて加温され、吹
出口αＤから押入れ（１）内に吹き出される。

このようにして、押入れ内は除湿乾燥ふん囲気に維持さ
れ、結露の発生や湿気の滞留が防止される。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のような従来の除湿乾燥装置では９本体（３）は押
入れ（１）の床（１ａ）の壁際に設置されるため、床（
１ａ）のスペースが狭くなシ、ふとん等の収納に支障を
来たすという問題点がある。

この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、被除湿室内の横方向のスペースが十分活用できるよう
にした除湿乾燥装置を提供することを目的とする。

また、この発明の別の発明は上記目的に加えて。

横方向のスペースを更に有効に活用できるようにした除
湿乾燥装置を提供することを目的とする。

また、この発明の更に別の発明は、除湿状態を被除湿室
外から目視することができるようにした除湿乾燥装置を
提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る除湿乾燥装置は１本体を被除湿室の壁面
に配置してその上部を固定具よシ固定し。

本体の下面を被除湿室内の面に、伸縮自在に構成された
支持棒により支持したものである。

また、この発明の別の発明に係る除湿乾燥装置は１本体
を被除湿室内を水平方向に仕切る仕切シたなの下面に固
定し九ものである。

また、この発明の更に別の発明に係る除湿乾燥装置は、
ドレンタンクを透明材で構成して被除湿室外に面して配
置したものである。

〔作用〕

この発明においては１本体を被除湿室の壁面上部に固定
し２本体の下面を支持棒で支持したため。

本体の下方には支持棒だけが存在するスペースが形成さ
れる。

また、この発明の別の発明においては１本体を仕切シ棚
の下面に固定したため２本体の下方には伺の部材も存在
しないスペースが形成される。

また、この発明の更に別の発明においては、透明なドレ
ンタンクを被除湿室外に面して配置したため、吸熱時に
生じるドレンの貯留状態は被除湿室外から見られる。

〔実施例〕

第１図及び第２図はこの発明の一実施例を示す図で、第
１図は押入れの要部破断透視図、第２図は本体部の正面
図であシ、従来装置と同様の部分は同一符号で示す。な
お、第６図はこの実施例にも共用される。

図中、（３）は第６図と同様の機能を持つ本体、　２Ｄ
は押入れ（１）内の空間を水平方向に仕切る仕切シたな
、（２）は仕切シたなＱりの下面に固定された固定具で
１本体（３）の上部が長大（ハ）を介してねじＣ！φで
締結されている。（至）は上端が本体（３）の下面に固
着されて伸縮自在に構成され本体（３）の下面を床（１
ａ）に支持する支持棒で、ねじ（ハ）により連結される
。いはグリルＩの吹出口αりと吸熱器（７）を、吹出口
（ＩＧと排気口αｊをそれぞれ連通する接続管、＠はド
レン受けｔｉ３に接続され本体（３）外へ引き出された
ドレン管。

（至）は透明材で管状に形成されたドレンタンクで。

グリルα４に嵌入され下端を中心にして前方（押入れ（
１）に隣接する部屋側）へ回動可能になっておシ。

上端は開口してドレン管器の先端下方に位置している。

上記のように構成された除湿乾燥装置において。

除湿乾燥作用は既述のとおシである。吹出口αＤから吹
き出される除湿乾燥空気により、押入れ（１）内は除湿
乾燥される。

本体（３）を設置するときは、支持棒（ホ）を縮めてお
き９本体（３）の上部を固定具（ハ）にねじ（財）で締
結する。

これで２本体（３）は押入れ（１）内の壁際に仕切シた
な０υの下面に近接して固定される。

その後、支持棒（至）を伸長し、その下端を床（１ａ）
に当接させ、ねじ（ホ）により締結する。これで３本体
（３）は押入れ（１１内の壁際に固定されるが１本体（
３）の下方は支持棒（至）が存在するだけであるから、
床（１ａ）部分のスペースの利用率は向上する。

吸熱時に生じるドレンは、ドレン管（至）を通じてドレ
ンタンク器内に落下貯留される。ドレンの貯留状態は押
入れ（１）に隣接する部屋で目視可能であシ、押入れ（
１）内の除湿乾燥程度の予想ができる。

ドレンタンク器内のドレンを処理するときは、ドレンタ
ンク（２）の上端を手前に引けばよく、鎖線で示すよう
にドレンタンク翰は下端を中心として倒れ、これを外す
ことができる。

上記実施例では９本体（３）を仕切シたなＩ２Ｄの下に
設置したものを示したが１本体（３）を仕切シたなＱＤ
の上に設置する場合にも適用可能である。また。

仕切たなｃ！Ｄがない場合にも適用し得ることは明白で
ある。

第３図及び第４図はこの発明の他の実施例を示す図で、
第３図は押入れの要部縦断側面図、第４図は第３図のｆ
ｆ　−１％’線断面図である。

この実施例は２本体（３）を仕切シたなＱＤの下面に設
けられた固定具（ハ）にねじ（ハ）で固定したものであ
入シ、取常口（ｌ［ｌは本体（３）の上面に、吹出口Ｉは
同じく下面に開口している。

本体（３）の下方には、何の部材も存在しないので。

床（１ａ）部分のスペースは十分活用できる。

なお、上記各実施例は９本体（３）の要素に冷凍サイク
ルを利用したものを示したが、電子冷凍を利用したもの
にも適用可能であることは明白である。

〔発明の効果〕

以上説明したとおシこの発明では９本体を被除湿室の壁
面に配置してその上部を固定具により固定し１本体の下
面を被除湿室内の面に、伸縮自在に構成された支持棒に
より支持したので、被除湿室内の横方向のスペースを有
効に利用することができる効果がある。

また、この発明の別の発明では１本体を被除湿室内を水
平に仕切る仕切シたなの下面に固定したので、被除湿室
内の横方向のスペースを更に有効に利用することができ
る効果がある。

また、この発明の更に別の発明では、ドレンタ／りを透
明材で構成して被除湿室外に面して配置したので、除湿
状態を被除湿室外から目視することができる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による除湿乾燥装置の一実施例を示す
図で、押入れの要部破断透視図、第２図は第１図の本体
部の正面図、第３図はこの発明の他の実施例を示す図で
、押入れの要部縦断側面図。第４図は第３図のＩＶ−ＩＴ線断面図、第５図は従来の
除湿乾燥装置を示す図で、押入れの要部破断透視図、第
６図は第５図の本体の構成を示す透視図である。図中、（りは被除湿室（押入れ）＃（１ａ）は押入れの
床、（３）は除湿乾燥機本体、（１Ｇは取入口、ａＤは
吹出口、　ｏｎは仕切シたな、ｃ！３は固定具、（ハ）
は支持棒。翰はドレンタンクである。なお２図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）被除湿室内に設置され上記被除湿室内の空気を吸
い込んで除湿・乾燥した空気を上記除湿室内に吹き出す
除湿乾燥機本体を備え、この本体を上記被除湿室内の壁
面に配置し上記本体の上部をその上方の上記被除湿室内
の面に固定具により固定し、上記本体の下面をその下方
の上記被除湿室内の面に伸縮自在に構成された支持棒に
より支持してなる除湿乾燥装置。
（２）被除湿室内に設置され上記被除湿室内の空気を吸
い込んで除湿・乾燥した空気を上記被除湿室内に吹き出
す除湿乾燥機本体を備え、この本体を上記被除湿室内を
水平方向に仕切る仕切りたなの下面に固定具により固定
してなる除湿乾燥装置。
（３）被除湿室内に設置され上記被除湿室内の空気を吸
い込んで除湿・乾燥した空気を上記被除湿室内に吹き出
す除湿乾燥機本体を備え、上記除湿の際に生じるドレン
が貯留されるドレンタンクを透明材で構成して上記被除
湿室外に面して配置した除湿乾燥装置。