JPH0245047A - 手術用顕微鏡の位置調節装置 - Google Patents

手術用顕微鏡の位置調節装置

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Publication number
JPH0245047A
JPH0245047A JP63195890A JP19589088A JPH0245047A JP H0245047 A JPH0245047 A JP H0245047A JP 63195890 A JP63195890 A JP 63195890A JP 19589088 A JP19589088 A JP 19589088A JP H0245047 A JPH0245047 A JP H0245047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microscope
motor
switch
ultrasonic motor
pedal
Prior art date
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Pending
Application number
JP63195890A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshibumi Udagawa
宇田川 義文
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Konan Camera Research Institue Inc
Original Assignee
Konan Camera Research Institue Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konan Camera Research Institue Inc filed Critical Konan Camera Research Institue Inc
Priority to JP63195890A priority Critical patent/JPH0245047A/ja
Publication of JPH0245047A publication Critical patent/JPH0245047A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、手術用顕微鏡の支持装置にか\す、更に詳
しく述べれば、足踏スイッチ等の制御スイッチで制御し
て動力により手術用顕微鏡を移動させて位置調節を行な
う装置に関する。
〈従来の技術〉 精密な手術を、顕微鏡で覗きながら実施することが行な
われているが、その際、顕微鏡の位置を前後、左右、上
下の諸方向に調節する必要かある。このうち、前後及び
左右の位置調節は観察視野を移動させるためのものであ
り、上下の位置調5mは焦点を調節するためのものであ
る。これらの位置調節は、手動によって行なうものと電
動によって行なうものとがあり、一部だけを電動によっ
て行なうこともある。電動の場合は、執刀医が顕微鏡の
近傍に設けた制御スイッチまたは足踏みス0 イッチに
より操作を行なう。なお、電動機には、安全のために低
圧直流モータが採用されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 電動式位置調節方式を採用し、足踏みスイッチまたは執
刀医の指示で助手が操作する制御スイッチによりこれを
制御する場合は、執刀医が手術部位または手術器械から
手を離さなくてすむ利点がある。
しかし、直流モータの高速回転運動を位置調節のための
緩やかな昇降運動に変換するために、高倍率のギヤダウ
ンが必要になり、この減速歯車機構が騒音を発生する。
この騒音は、それ程大きなものではないが、精密手術に
必要な高度の精神集中が乱される。また、この騒音の音
質は、ボンベから流出する麻酔ガスや酸素の音にも似て
いて。
麻酔系統の異常のような錯覚を起こさせる。
更に1手術用顕微鏡は、各種のアタッチメント等を取付
けた場合には、重量が3kgを超えるが、このような重
い顕微鏡を移動させるためのモータ及び減速歯車機構も
、必然的に大型で重量が嵩むようになり、顕微鏡を支持
する支持台の重量負担は極めて大きい。
しかも、顕微鏡の位置を上下、前後、左右の3方向に調
節するために、3通りの位置調節装置を縦続結合すると
、顕微鏡から最も遠い位置調節装置には、顕微鏡重量に
2台の位置調節装置の重量を加算した、極めて大きな重
量が加わることになる。
この発明は1位置間節動作に際しての騒音が殆ど無い、
小型軽量の位置調節装置を実現しようとするものである
〈課題を解決するための手段〉 この発明の位置調節装置は、位置調節ユニットと、制御
スイッチとを有する。
上記位置調節ユニットは、顕微鏡を支持している支持構
体と、上記制御スイッチの制御により回転停止及び回転
方向の選択が同時に行なわれる超音波可逆モータと、こ
のモータにより駆動されて上記支持構体を上下、左右、
前後の何れかの方向に移動させる移動機構とを有してい
る。
ここで、上記支持構体の態様としては、(イ)II微鏡
を取付けるブラケットである場合。
(ロ)顕微鏡を取付けた別の位置調節装置である場合。
(A) II微鏡を取付けた別の位置調節装置を支持し
ている更に別の位置調節装置である場合。
などが存在する。
また、制御スイッチの態様としては、足踏みスイッチ、
顕微鏡またはこれを支持している位置調節装置の側壁等
に設けたスイッチ、または助手が操作するように離れた
場所に設けたスイッチなどが存在する。
〈作用〉 上述の装置において、制御スイッチで例えば上昇側を押
圧すると、超音波モータは正方向に回転し、移動機構を
駆動して、支持構体を徐々に上昇させる。そして、制御
スイッチを釈放すると、超音波モータが停止するために
支持構体は停止する。逆に、制御スイッチで下降側を押
圧すると、超音波モータは逆方向に回転して移動機構を
駆動し、支持構体を徐々に下降させ、制御スイッチを釈
放すると支持構体は停止する。従って、顕微鏡を覗きな
がら制御スイッチで上昇または下降を選択し、焦点が合
った位置で制御スイッチを釈放すればよい。
ここで、超音波モータは、小型でも容易に低速高トルク
の回転が得られるため、高倍率の減速機構が不要である
。従って、超音波モータ及び減速機構が殆ど騒音を発生
しないために、極めて静粛に焦点調節を行なうことがで
きる。また、超音波モータの特質として、停止時には内
部に極めて大きな摩擦力を生ずるところから、特に制動
装置を設けなくても、顕微鏡が自重によって下降するの
を防ぐことができる。
また、このように、超音波モータが小型軽量であり1重
量が嵩む高倍率減速機構が不要て、かつ制動装置が不要
であることなどにより、位置調節装置を小型、軽量化す
ることができる。
〈実施例〉 第1図は、この発明を焦点調節に実施した例を示す、1
は下面にキャスタ2.2・・・・を有する支持台で、昇
降可能な支柱3の上端に電気回路ユニット4が支持され
、電気回路ユニット4からは、関wJ5、腕6重量節7
、腕8からなる可動腕9が伸延し、腕8の先端に焦点調
節ユニットIOが取付けられている0手術用顕微鏡11
は、焦点調節ユニットlOのブラケット12に取付けら
れる。
電源コート13と足踏スイッチ14からのコード15と
は、合体して1本のケーブル16となって、電気回路ユ
ニット4に導かれている。電気回路ユニット4内の光源
装置(図示せず)からは、光ファイバーケーブル17が
可動腕9に沿って顕微鏡11へ伸延し、更に電気回路ユ
ニット4と焦点調節ユニット10とは、可動腕9に沿っ
て配置されたケーブル18によって結合されている。
足踏スイッチ14は、水平なバー19の前後に、上昇ペ
ダル20及び下降ペダル21が設けられており。
これらのペダルは、それぞれ後述する上昇スイッチ41
及び下降スイッチ42に結合されている。
第2図乃至第4図において、腕8の先端には、グリップ
22及びロック機構23によって、焦点調節ユニウドl
Oが、傾きをm節できるように取付けられている。焦点
y!節ユニットlOの外箱24内の上部には超音波モー
タ25が位置し、その回転軸に設けた歯車26に歯車2
7がかみ合う、歯車27は、外箱24内に垂直に支持さ
れた螺桿28の上端に、過大なトルクによって滑りを生
ずる滑りクラッチ29によって取付けられている。螺桿
28には、螺孔を宥する昇降片30が螺合する。
外箱24の前面の両側には、凹字形のレール31゜31
が設けられ、これらレールの間に昇降部材32が、レー
ルの凹所31a、31aに両側を支持されて、昇降可能
に設けられている。昇降部材32に植立したピン33が
昇降片30に係合することにより、昇降部材32は昇降
片30と共に昇降する。昇降部材32は前面下方に、顕
微鏡を取付けるためのブラケット12を有する。
昇降部材32は、内側にスイッチ制御片35を有する。
外箱24内の片側には、上部スイッチ36及び下部スイ
ッチ37が取付けられ、上部スイッチ36は昇降部材3
zが標準位置より上方に位置するときに制御片35が接
触して閉成し、下部スイッチ37は昇降部材32が標準
位置より下方に位置するときに制御片35が接触して閉
成する。また、外箱24内の他側には上限スイッチ38
及び下限スイッチ39が取付けられ、上限スイッチ38
は昇降部材32が上限位置まで上昇したときに制御片3
5が接触して閉成し、下限スイッチ39は昇降部材32
が下限位置まて下降したときに涌御片35が接触して閉
成する。この他、外箱24の外部側面には、復帰スイッ
チ40が存在する。
第5図に示すように、超音波モータ25、上部スイッチ
36、下部スイッチ37、上限スイッチ38、下限スイ
ッチ39、復帰スイッチ4θ、上昇スイッチ41及び下
降スイッチ42は、すべて電気回路ユニット4に接線さ
れている。
上述の装置において、足踏スイッチ14の上昇ペダル2
0を踏むと、上昇スイッチ41が閉成して、超音波モー
タ25が正方向の回転を始める。この回転により螺桿2
8が低速で回転し、昇降片30が徐々に上昇するので、
昇降部材32はブラケット12に取付けた顕微鏡を伴っ
て徐々に上昇する。ai微鏡の焦点が合った位置で上昇
ペダル20を釈放すると、上昇スイッチ41が開いて超
音波モータ25は停止し、WR微鏡はその位置に停まる
。なお、超音波モータ25は停止時の内部摩擦が大きい
ので、顕微鏡が自重により超音波モータ25を逆転させ
ながら下降することはない。
若し、上昇ペダルを踏続けていても焦点が合わず、昇降
部材32が上限位置に達すると、上限スイッチ38が閉
成して超音波モータ25を停止させる。
このような場合は、可動腕9の操作によって、焦点調節
ユニットlO自体の高さを調節し直す必要がある。
これとは逆に1足踏スイッチ14の下降ペダル21を踏
むと、超音波モータ25は低速で逆方向に回転し、顕微
鏡を徐々に下降させる。焦点が合った位置で下降ペダル
21を釈放すると、顕微鏡はその位置に停まる。若し、
下降ペダル21を踏続けていたら、昇降部材32が下限
位置に達して下限スイッチ39が閉成され、超音波モー
タ25は停止する。
また、復帰スイッチ4aを押圧すると、昇降部材コ2は
、上部スイッチ36が閉成状態にあるときは下降し、下
部スイッチ37が閉成状態にあるときは上昇して、昇降
部材32を標準位置へ移動させる。従って、可動腕9の
操作によりて焦点!IIWIユニット10自体の高さを
調節しようとする場合は、先づ復帰スイッチ40の操作
によって昇降部材32を標準位置へ戻してから、焦点調
節ユニット10の高さを調節し、その後に足踏スイッチ
14の操作により焦点TIJ節を行なう。
なお、図示されてはいないが、装置の使用に先立って電
源スィッチ43を投入した場合にも、復帰スイッチ40
を操作した場合と同様に、標準位置への移動が行なわれ
る。
〈発明の効果〉 以上の実施例によって明らかなように、この発明による
ときは、高倍率の減速機構を使用することなく足踏スイ
ッチにより顕微鏡の位置を低速で昇降させることができ
るので、手術に身寄な雑音を殆ど発生しない、しかも、
そのための機構は小型て軽量であり、停止中に衝撃など
により不所望に顕微鏡が移動することがない優れたもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例に3ける支持台に顕微鏡を取
付けた全体の状態を示す側面図、第2図は同実施例にお
ける焦点調節ユニットの縦断側面図、第3図は同焦点調
節ユニットの縦断背面図。 第4図は第2図におけるA−A線に沿う断面図、第5図
は電気回路図である。 l・・・・顕微鏡支持台、9・・・・可動腕、10・・
・・焦点調節ユニット(位置調節ユニット)、11・・
・・顕微鏡、 12・・・・ブラケット(支持構体)、
14・・・・足踏スイッチ(制御スイッチ)、25・・
・・超音波モータ、28・・・・螺桿(移動機構の一部
)、30・・・・昇降片(移動機構の一部)、31・・
・・レール、32・・・・昇降部材(移動機構の一部)
。 特許出願人  株式会社甲南カメラ研究所代 理 人 
 清 水  哲  ほか2名纂2 図 M4 口 第5 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)位置調節ユニットと制御スイッチとを有し、上記
    位置調節ユニットは、顕微鏡を支持している支持構体と
    、上記制御スイッチの制御により回転停止及び回転方向
    の選択が同時に行なわれる超音波可逆モータと、このモ
    ータにより駆動されて上記支持構体を上下、左右、前後
    の何れかの方向に1移動させる移動機構とを有すること
    を特徴とする手術用顕微鏡の位置調節装置。
JP63195890A 1988-08-04 1988-08-04 手術用顕微鏡の位置調節装置 Pending JPH0245047A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63195890A JPH0245047A (ja) 1988-08-04 1988-08-04 手術用顕微鏡の位置調節装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP63195890A JPH0245047A (ja) 1988-08-04 1988-08-04 手術用顕微鏡の位置調節装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0245047A true JPH0245047A (ja) 1990-02-15

Family

ID=16348688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63195890A Pending JPH0245047A (ja) 1988-08-04 1988-08-04 手術用顕微鏡の位置調節装置

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JP (1) JPH0245047A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5700866A (en) * 1995-08-22 1997-12-23 E. I. Du Pont De Nemours And Company Co-curable base resistant fluoroelastomer blend composition
KR20020069793A (ko) * 2001-02-28 2002-09-05 장한 휴대용 스탠드에 장착된 수술장면 촬영장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5700866A (en) * 1995-08-22 1997-12-23 E. I. Du Pont De Nemours And Company Co-curable base resistant fluoroelastomer blend composition
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