JPH024482Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH024482Y2 JPH024482Y2 JP14382584U JP14382584U JPH024482Y2 JP H024482 Y2 JPH024482 Y2 JP H024482Y2 JP 14382584 U JP14382584 U JP 14382584U JP 14382584 U JP14382584 U JP 14382584U JP H024482 Y2 JPH024482 Y2 JP H024482Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- support shaft
- antenna device
- bird
- antenna
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 10
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 241000293849 Cordylanthus Species 0.000 description 1
- 210000003323 beak Anatomy 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、鳥害防止を目的とするアンテナ装置
に関するものである。
に関するものである。
「従来の技術」
八木式アンテナ装置において、アンテナエレメ
ントに鳥が留まり、電波を遮蔽したり、あるいは
アンテナエレメントを折損する障害が発生してい
る。この鳥害を防止するためにマスト最上部から
アンテナエレメント外周部に糸や網を張つて鳥の
飛来を防止している。
ントに鳥が留まり、電波を遮蔽したり、あるいは
アンテナエレメントを折損する障害が発生してい
る。この鳥害を防止するためにマスト最上部から
アンテナエレメント外周部に糸や網を張つて鳥の
飛来を防止している。
「考案が解決しようとする問題点」
パラボラ反射鏡の焦点に一次放射器を配置した
衛星放送アンテナ装置において一次放射器やコン
バータを支持する支持具に鳥が留まると、鳥の身
体の一部がパラボラ反射鏡と一次放射器との間に
入つて電波を遮蔽したり、また、鳥が一次放射器
前面の防水カバーをくちばしで突き破るという問
題が生じている。本考案はこれらの問題点を解決
しようとするものであつて、特に、支持具が板金
製板状支持具や1本でコンバータや一次放射器を
支持する角柱支持具のような形状のものに回転部
材を装着するものである。このような板金製板状
支持具や角柱支持具に回転部材を外嵌めして装着
すると、板金製板状支持具や角柱支持具が大きく
回転部材も大きくなつてアンテ特性を害する虞が
あり、また、アンテナ装置の重量が大きくなる。
衛星放送アンテナ装置において一次放射器やコン
バータを支持する支持具に鳥が留まると、鳥の身
体の一部がパラボラ反射鏡と一次放射器との間に
入つて電波を遮蔽したり、また、鳥が一次放射器
前面の防水カバーをくちばしで突き破るという問
題が生じている。本考案はこれらの問題点を解決
しようとするものであつて、特に、支持具が板金
製板状支持具や1本でコンバータや一次放射器を
支持する角柱支持具のような形状のものに回転部
材を装着するものである。このような板金製板状
支持具や角柱支持具に回転部材を外嵌めして装着
すると、板金製板状支持具や角柱支持具が大きく
回転部材も大きくなつてアンテ特性を害する虞が
あり、また、アンテナ装置の重量が大きくなる。
「問題点を解決するための手段」
そこで、本考案は一次放射器を支持する支持具
の上方へ平行状に支持具より細い支軸を設け、支
軸に複数個の球体あるいは筒体と球体とを交互に
配置して回動自在に嵌装し、鳥が留まることを困
難にしようとするものである。
の上方へ平行状に支持具より細い支軸を設け、支
軸に複数個の球体あるいは筒体と球体とを交互に
配置して回動自在に嵌装し、鳥が留まることを困
難にしようとするものである。
「実施例」
第1図に示すように、アンテナマスト1上にパ
ラボラ反射鏡2が取付金具を介して仰角および方
位角を調整自在にして取付けられている。断面コ
字状で屈曲した2本の板金製支持具3の基端をパ
ラボラ反射鏡2の裏面に螺締し、それ等の先端に
コンバータ4を取付け、コンバータ4の前面に一
次放射器5をパラボラ反射鏡2の焦点に位置する
ように取付けている。
ラボラ反射鏡2が取付金具を介して仰角および方
位角を調整自在にして取付けられている。断面コ
字状で屈曲した2本の板金製支持具3の基端をパ
ラボラ反射鏡2の裏面に螺締し、それ等の先端に
コンバータ4を取付け、コンバータ4の前面に一
次放射器5をパラボラ反射鏡2の焦点に位置する
ように取付けている。
第2図では、アンテナマスト1上にパラボラ反
射鏡2が取付金具6を介して仰角および方位角を
調整自在にして取付られている。断面四角状で屈
曲した1本の角柱支持具7の基端をパラボラ反射
鏡2の裏面で周縁の中央に螺締し、その先端にコ
ンバータ4を取付け、コンバータ4の前面に一次
放射器5をパラボラ反射鏡2の焦点に位置するよ
う取付けている。
射鏡2が取付金具6を介して仰角および方位角を
調整自在にして取付られている。断面四角状で屈
曲した1本の角柱支持具7の基端をパラボラ反射
鏡2の裏面で周縁の中央に螺締し、その先端にコ
ンバータ4を取付け、コンバータ4の前面に一次
放射器5をパラボラ反射鏡2の焦点に位置するよ
う取付けている。
この板金製支持具3や角柱支持具7に回転部材
を外嵌めして装着すると、板金製支持具3や角柱
支持具7が大きく回転部材も大きくなつてアンテ
ナ特性を害する虞があり、また、アンテナ装置の
重量が大きくなる。このような板金製支持具3や
角柱支持具7での鳥害防止のための回転部材の装
着を、鳥が留まる位置は部材の上方に必ず留まろ
うとする習性に着目して、上記アンテナ装置の支
持具3,7の上方へ平行状に支持具より細い支軸
8を設け、これに回転部材を回動自在に嵌装する
ものである。
を外嵌めして装着すると、板金製支持具3や角柱
支持具7が大きく回転部材も大きくなつてアンテ
ナ特性を害する虞があり、また、アンテナ装置の
重量が大きくなる。このような板金製支持具3や
角柱支持具7での鳥害防止のための回転部材の装
着を、鳥が留まる位置は部材の上方に必ず留まろ
うとする習性に着目して、上記アンテナ装置の支
持具3,7の上方へ平行状に支持具より細い支軸
8を設け、これに回転部材を回動自在に嵌装する
ものである。
第3図に示すように、支持具の上方に平行状に
支持具より細いパイプ部材よりなる支軸8に複数
個の回転部材である合成樹脂製の球体15を嵌装
し、球体15の両端側にストツパー16を嵌装
し、そのストツパー16にボルト17を螺着して
支軸8の所定位置にストツパー16を固定させ、
複数個の球体15を回動自在に設ける。球体15
の内面は支軸8に対して自由に回動できるように
滑めらかに仕上げられている。なお、ストツパー
16を省略することができる。
支持具より細いパイプ部材よりなる支軸8に複数
個の回転部材である合成樹脂製の球体15を嵌装
し、球体15の両端側にストツパー16を嵌装
し、そのストツパー16にボルト17を螺着して
支軸8の所定位置にストツパー16を固定させ、
複数個の球体15を回動自在に設ける。球体15
の内面は支軸8に対して自由に回動できるように
滑めらかに仕上げられている。なお、ストツパー
16を省略することができる。
回転部材の他の例として球体15に替えて錐体
としてもよい。また、球体15あるいは錐体を他
のボール状体に変形させることは自由である。回
転部材の別の例として多面体であつてもよい。ま
た、複数個の回転部材の支軸8への嵌装は球体1
5、錐体、多面体のみからなるものばかりでな
く、これ等を組合せてもよい。さらに、球体、錐
体、多面体は中実のものであつても、あるいは中
空のもの何れであつてもよい。
としてもよい。また、球体15あるいは錐体を他
のボール状体に変形させることは自由である。回
転部材の別の例として多面体であつてもよい。ま
た、複数個の回転部材の支軸8への嵌装は球体1
5、錐体、多面体のみからなるものばかりでな
く、これ等を組合せてもよい。さらに、球体、錐
体、多面体は中実のものであつても、あるいは中
空のもの何れであつてもよい。
第4図に示すように、板金製支持具3の上方に
平行状に配置した、棒状部材よりなる板金製支持
具3より細い支軸8を前記支持具3に装着し前記
支持具8に回転部材である合成樹脂製の筒体9と
球体15とを嵌装し回動自在に設ける。
平行状に配置した、棒状部材よりなる板金製支持
具3より細い支軸8を前記支持具3に装着し前記
支持具8に回転部材である合成樹脂製の筒体9と
球体15とを嵌装し回動自在に設ける。
筒体9は円筒体に限られるものでなく角筒体と
することは自由であり、球体15に替えて錐体、
多面体とすることもできる。また、回転部材の支
軸8への嵌装は球体、錐体、多面体のみからなる
ものばかりでなく、これ等を組合わせてもよい。
することは自由であり、球体15に替えて錐体、
多面体とすることもできる。また、回転部材の支
軸8への嵌装は球体、錐体、多面体のみからなる
ものばかりでなく、これ等を組合わせてもよい。
「作用」
第3図に示すアンテナ装置の支軸8に鳥が留ま
ると、支軸8に複数個の球体15が嵌装されてお
り、鳥は支軸8の表面に凹凸があるため支軸8に
留まりにくく、鳥が支軸8に留まつても球体15
は少しの重心の移動で回転してしまい鳥は支軸8
に安定して留まつておられなくなる。
ると、支軸8に複数個の球体15が嵌装されてお
り、鳥は支軸8の表面に凹凸があるため支軸8に
留まりにくく、鳥が支軸8に留まつても球体15
は少しの重心の移動で回転してしまい鳥は支軸8
に安定して留まつておられなくなる。
第4図に示すアンテナ装置の支軸8に鳥が留ま
ると、支軸8に筒体9と球体15が嵌装されてお
り、鳥は支軸8の筒体9上では重心が安定しにく
く、また、支軸8の球体15では表面に凹凸があ
るため支軸8に留まりにくく、鳥が支軸8に留ま
つても少しの重心の移動で筒体9・球体15は回
転してしまい鳥は支軸8に安定して留まつておら
れなくなる。
ると、支軸8に筒体9と球体15が嵌装されてお
り、鳥は支軸8の筒体9上では重心が安定しにく
く、また、支軸8の球体15では表面に凹凸があ
るため支軸8に留まりにくく、鳥が支軸8に留ま
つても少しの重心の移動で筒体9・球体15は回
転してしまい鳥は支軸8に安定して留まつておら
れなくなる。
「考案の効果」
本考案は、上述のように、パラボラ反射鏡の焦
点に支持具を介して一次放射器を配置したアンテ
ナ装置において、支持具の上方へ平行状に支持具
より細い支軸を設け、支軸に複数個の球体あるい
は筒体と球体とを交互に配置して回動自在に嵌装
したアンテナ装置であり、鳥が支持具に留まれな
いようにしたため、電波を遮蔽されたり、また、
一次放射器前面の防水カバーを鳥のくちばしで突
き破れることはない。しかも、本考案は、支持具
の上方に支軸を配置し、支軸に回転部材を単に外
嵌めするという比較的簡単な構成により鳥害を防
止できるので実用上有用である。また、板金製支
持具や角柱支持具の太い支持具に回転部材を嵌装
すると、回転部材が大きくなつてアンテナ特性を
害する虞があり、またアンテナ装置の重量が大き
くなる。このようにアンテナ装置で支持具にその
上方へ平行状に支持具より細い支軸を設け、支軸
に複数個の球体あるいは筒体と球体とを交互に回
動自在に嵌装し、鳥害防止が可能となる。
点に支持具を介して一次放射器を配置したアンテ
ナ装置において、支持具の上方へ平行状に支持具
より細い支軸を設け、支軸に複数個の球体あるい
は筒体と球体とを交互に配置して回動自在に嵌装
したアンテナ装置であり、鳥が支持具に留まれな
いようにしたため、電波を遮蔽されたり、また、
一次放射器前面の防水カバーを鳥のくちばしで突
き破れることはない。しかも、本考案は、支持具
の上方に支軸を配置し、支軸に回転部材を単に外
嵌めするという比較的簡単な構成により鳥害を防
止できるので実用上有用である。また、板金製支
持具や角柱支持具の太い支持具に回転部材を嵌装
すると、回転部材が大きくなつてアンテナ特性を
害する虞があり、またアンテナ装置の重量が大き
くなる。このようにアンテナ装置で支持具にその
上方へ平行状に支持具より細い支軸を設け、支軸
に複数個の球体あるいは筒体と球体とを交互に回
動自在に嵌装し、鳥害防止が可能となる。
第1図は本考案の一実施例の全体の概要を示す
斜視図、第2図は本考案の他の実施例の概要を示
す側面図、第3図は本考案の実施例の要部の縦断
面図、第4図は別の実施例の要部縦断面図であ
る。 2……パラボラ反射鏡、3,7……支持具、8
……支軸、{9……筒体、15……球体}(回転部
材)。
斜視図、第2図は本考案の他の実施例の概要を示
す側面図、第3図は本考案の実施例の要部の縦断
面図、第4図は別の実施例の要部縦断面図であ
る。 2……パラボラ反射鏡、3,7……支持具、8
……支軸、{9……筒体、15……球体}(回転部
材)。
Claims (1)
- パラボラ反射鏡の焦点に支持具を介して一次放
射器を配置したアンテナ装置において、支持具の
上方へ平行状に支持具より細い支軸を設け、支軸
に複数個の球体あるいは筒体と球体とを交互に配
置して回動自在に嵌装し、前記支軸の両端を支持
具に装着したことを特徴とするアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14382584U JPH024482Y2 (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14382584U JPH024482Y2 (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6160504U JPS6160504U (ja) | 1986-04-23 |
JPH024482Y2 true JPH024482Y2 (ja) | 1990-02-02 |
Family
ID=30702117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14382584U Expired JPH024482Y2 (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH024482Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-09-21 JP JP14382584U patent/JPH024482Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6160504U (ja) | 1986-04-23 |
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