JPH0244807Y2 - - Google Patents

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JPH0244807Y2
JPH0244807Y2 JP1986196211U JP19621186U JPH0244807Y2 JP H0244807 Y2 JPH0244807 Y2 JP H0244807Y2 JP 1986196211 U JP1986196211 U JP 1986196211U JP 19621186 U JP19621186 U JP 19621186U JP H0244807 Y2 JPH0244807 Y2 JP H0244807Y2
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filter
pipe
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lid
filtration
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、食用油等の液体の真空式濾過機に関
する。
揚かす等の不純物を取り除き、劣化を防止する
ため食用油等の油類を濾過する濾過機が用いられ
ているが、従来のものは濾過槽が目詰りしたとき
の交換作業が非常に面倒であり、また最後まで充
分に濾過させるための構造が複雑で取扱いにくい
ものが多かつた。
本考案はそのような実情に鑑み、蓋体にフイル
ターパイプを取付け、該蓋体を開くとフイルター
も一緒に濾過槽から取り出され、きわめて容易に
フイルターを交換することが可能であり、また該
フイルターパイプに吸引源との流路を開閉する弁
を設け、該弁を操作することにより濾過槽内の液
体を最後まで濾過することができるようにしたも
のである。
以下実施例と共に説明する。
図において、本体1は、上方に濾過槽2を有
し、濾過吸引口3からの液体が濾過吸引コツク4
を通つて流入口5から該濾過槽に流入する。該濾
過槽内の排液は、ドレンコツク6が排出される。
該濾過槽の上部には、蓋体7を開閉可能に設け、
槽内を密封的に閉塞するようにしてある。第3図
に示すように、該蓋体7は側方に略U字状の係止
爪8を有し、該係止爪8に、濾過槽2の上部外壁
に枢着した係止杆9を係合し、蝶ナツト10を締
め込むことにより蓋体7を閉塞するようにしてい
るが、その他種々の手段で閉塞することができ
る。上記蓋体を開閉する構造は、図においては、
蓋体7の上面に取付片11(第4図)を介しコ字
状の案内枠12を固着し、該案内枠12に設けた
車輪13,13が転動するよう本体の上方にガイ
ド柱14を形成し、かつ該ガイド柱14の上方
に、ばね式のバランサー15を設け、該バランサ
ーの連結索を上記蓋体7に連結し、取手17,1
7を持つて蓋体を上方へ軽く持ち上げることがで
きるようにしてあるが、油圧手段その他の適宜の
構造に形成することができる。なお、該ガイド柱
には、スイツチボツクス18を取付けてあり、濾
過槽には、空気抜ピーコツク19を設けてある。
上記蓋体7には、上端が該蓋体の上方に延び、
下端が濾過槽2内に延出するフイルターパイプ2
0が設けられている。該フイルターパイプ20
は、第5図に示すように、濾過槽内に延出する部
分を、外筒21と内筒22で形成してある。該外
筒21は、蓋体7にねじ着され、下方に該外筒に
開口する複数の枝パイプ23…を段状に有し、該
枝パイプ23に、適宜数の吸引孔24を有する吸
引パイプ25を複数本、図においては2本を並行
状態に取付け、該吸引パイプ25に角型封筒状の
フイルター26を差し込んで取付けている(第6
図、第7図参照)。なお、上記外筒21の下端は、
底板27で閉塞されている。上記フイルターパイ
プには、上記吸引パイプと後記する吸引源を結ぶ
流路を選択的に開閉する弁を設けてあり、図に示
す実施例において該弁を構成する上記内筒22
は、上記外筒内に回転可能に嵌挿され、その下端
が、外筒の下方に取付けたフイルターに対応する
部位よりも上方に存し、かつ該外筒の上方に取付
けたフイルターに対応する部位に透孔28…を有
している。該内筒22の中央には、ピン29によ
り操作軸30を固着してあり、該操作軸30の先
端は、パツキン31、パツキン押え32等を介し
てフイルターパイプの上方に延出し、突出端にハ
ンドル33を固着してある。該フイルターパイプ
20の上端は、T継手34を介し吸引源に連通し
ている。吸引源は、真空ポンプ、トロコイドポン
プ等の歯車ポンプ、ベーンポンプ、ピストンポン
プその他適宜のポンプ35を用い、モーター36
で駆動するようにしている。該ポンプ35と上記
T継手34の間は、パイプ37で連結してあり、
該パイプは、連結状態で上記蓋体7を開閉できる
よう変位可能に設けられている。図においては、
該パイプの適所に回転可能な継手部38を設け、
屈曲できるようにしてあるが、伸縮可能にした
り、適宜の可撓性を有する耐熱性、耐圧性パイプ
等で構成することもできる。第8図は、上記継手
部38の一例を示し、一方のパイプに、外周にO
リング39を嵌着した雄パイプ40をねじ着し、
他方のパイプに、内周にOリング41を嵌着した
雌パイプ42をねじ着し、上記雄パイプ40を雌
パイプ42に嵌合し、ユニオンナツト43で締着
している。
上記パイプの先部近くには、真空計44、流量
調整コツク45を設けてある。上記ポンプ35の
吐出側は、濾過吐出切替コツク46を介して吐出
口47に連通している。該濾過吐出切替コツク4
6の操作により、枝管48を介して吐出側からの
液体を吸引側へ流出させることができる。
上記フイルター26は、濾過槽を封筒状にした
種々の構成にすることができるが、第7図に示す
ように、両面段ボールで作つた芯板49を、中間
に上記吸引パイプを挿入可能な空所を存するよう
に2つ折りし、好ましくは折曲部に両面段ボール
製の補強板50を当接し、上記芯板49の外側に
パルプ51を積層し、好ましくは該パルプの内側
面に多数の微細な突出部52を形成し、上記パル
プ層51の外側に脱脂綿等の繊維層53を設け、
外周を、ガーゼ、寒冷紗等の布体54で覆い、3
辺を縫着55して形成されている。上記吸引パイ
プ25を差し込む孔は、上記折曲部に2個設けて
あるが、吸引パイプの数に応じて1個にしたり、
3個以上設けることもできる。
本考案は上記のように構成されているので、蓋
体7を閉じた状態でポンプ35を始動させると、
該ポンプの吸込圧により濾過すべき食用油等の液
体は濾過槽2内に流入し、上記フイルター26を
通つてフイルターパイプ20に流れ、パイプ37
を通り吐出口47から濾過されて流出する。上記
濾過槽内の液体が少なくなつたら、上記ハンドル
33を操作して上記内筒22を回転し、透孔28
の位置を外筒21の枝パイプ23の位置から外し
(第5図に示す位置)、上方のフイルターに対応す
る吸引口を塞ぎ、下方のフイルターを通して最後
まできれいに濾過させることができる。
フイルターが目詰りしたら、上記蝶ナツト10
を外し、取手17を持つて蓋体7を上方へ引き上
げれば、フイルター26は、濾過槽の外部に露出
するから(第9図)、そのような状態で汚れたフ
イルターを吸引パイプ25より抜き取り、新しい
フイルターを差し替えればよい。その後、蓋体を
濾過槽上に降下し、再び閉塞すればよい。
以上のように、本考案は構成され、濾過槽を閉
塞する蓋体にフイルターパイプを設け、該フイル
ターパイプに吸引パイプを突設し、該吸引パイプ
にフイルターを着脱可能に装着するようにしたの
で、上記フイルターを交換するには蓋体を濾過槽
の上に上昇させればフイルターパイプ及びフイル
ターは濾過槽の上方に露出し、側方から汚れたフ
イルターを取り外し、新しいフイルターを装着す
ることができ、著しく交換が容易である。また使
用に際しフイルターパイプに設けた吸引パイプの
弁を選択的に開閉すると種々の態様で使用するこ
とができ、例えばフライヤーの食用油を連続的に
濾過する場合、通常は弁を開放してすべての吸引
パイプ及びフイルターを通して濾過を行い、作業
終了時は濾過槽の上方に存する吸引パイプの弁を
閉め、底部に近い下方の吸引パイプを開放するよ
うにすれば、吸引源からの吸引作用が効率よく下
方の吸引パイプに作用し、底部に溜つた食用油ま
でも充分に濾過吸引することができる。したがつ
て、濾過槽内に汚れた油が残留しないようにでき
るので、次回に使用するとき新しい油を汚染する
ことも少なく、食品の製造に際し悪影響を与える
おそれもなく、その上フライヤーの油の使用量等
に応じて吸引パイプを開閉して最適の状態で濾過
作業をすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部を
断面した正面図、第2図は平面図、第3図は蓋体
と濾過槽の一部の拡大部分斜視図、第4図は主と
して案内枠の拡大平面図、第5図はフイルターパ
イプの拡大断面図、第6図はフイルターパイプの
拡大横断面図、第7図はフイルターの折曲部の拡
大断面図、第8図はパイプの継手部の拡大断面
図、第9図は蓋体を開けた状態の一部の正面図で
ある。 1……本体、2……濾過槽、7……蓋体、20
……フイルターパイプ、26……フイルター。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 液体が流入する濾過槽を蓋体で開閉可能に閉
    塞し、該蓋体に一端が上記濾過槽内に延出し他
    端が蓋体の外方に突出するフイルターパイプを
    設け、該フイルターパイプに真空ポンプ等の吸
    引源を連結し、上記濾過槽内のフイルターパイ
    プの側面に複数の吸引パイプを段状に突設し、
    該吸引パイプに濾過槽を封筒状に形成したフイ
    ルターを着脱可能に装着し、上記吸引源と上記
    吸引パイプを結ぶ流路を選択的に開閉するよう
    上記フイルターパイプに弁を設けたことを特徴
    とする真空式濾過機。 2 上記蓋体はバランサーに保持されて昇降する
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の真空式濾
    過機。 3 上記吸引パイプは、各段で複数本並列状態に
    設けられ、上記フイルターはこれらの並列した
    吸引パイプに着脱可能に装着される実用新案登
    録請求の範囲第1項または第2項に記載の真空
    式濾過機。
JP1986196211U 1986-12-20 1986-12-20 Expired JPH0244807Y2 (ja)

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JPS63103712U JPS63103712U (ja) 1988-07-05
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