JPH0217536Y2 - - Google Patents

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JPH0217536Y2
JPH0217536Y2 JP1984144004U JP14400484U JPH0217536Y2 JP H0217536 Y2 JPH0217536 Y2 JP H0217536Y2 JP 1984144004 U JP1984144004 U JP 1984144004U JP 14400484 U JP14400484 U JP 14400484U JP H0217536 Y2 JPH0217536 Y2 JP H0217536Y2
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JP
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oil
tank
switching valve
oil tank
circulation pipe
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JP1984144004U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、例えば豆腐をうす揚げとか厚揚げ
に揚げる場合に用いられるようにしたフライヤー
に関する。
従来の技術 従来の食品フライヤーは、底部裏面にバーナ等
の熱源を設置した油槽に適量の油を収容して、熱
した油の中で浮き上つた天滓を金網等ですくい取
りつつ食品を揚げ、終つた後はドレンバルブを開
いて残りの油をバケツのような容器に収容し、次
の使用時まで貯溜することが一般に行なわれてい
る。また、揚げ終つた油をバケツに収容する際に
金網または瀘紙を併用して油中から残滓を分離し
て収容することも一般に行なわれていた。
このような使い方をする食品フライヤーには、
例えば実開昭51−34589号公報のものがある。
考案が解決しようとする問題点 上記従来の揚げ方において、油槽の底部に沈む
残滓の除去は揚げ終つた後でなければ行なわれな
いので、一般には、上記従来のフライヤーのよう
に、油槽の底部内に筒形の加熱部を並べて突出さ
せ、さらにその下方にろうと状の深部を形成する
ことによつて、油槽内に残る天滓を余分に加熱さ
せることなく沈積せしめ、該深部の下端に設けた
ドレンコツクの開放により、揚げ終つた油と共に
排出するようにしていた。したがつて、フライヤ
ーの使用中に行なう天滓の除去と残滓の分離に手
数を要し、また除去しきれなかつた油槽内の天滓
によつてフライヤーの使用中に油の酸化が促進さ
れ易く、油揚げのように、比較的に長時間低温で
油槽内に滞溜させておくことが必要な食品の場合
にはその幣害が大きくなるという欠点があつた。
問題点を解決するための手段 そこで本考案は、油槽に隣接して、フイルター
を内蔵した瀘過槽を設け、この瀘過槽と油槽との
間に、油槽内の油を上記フイルターに供給して瀘
過したのち油槽内へ還元するポンプを備えた循環
管路を設け、この循環管路上に、切換弁を介して
揚げ終つた油を収容する貯溜タンクを設けた食品
フライヤーを提供するものである。
作 用 上記のように構成した本考案によれば、油槽内
の油は使用中に自動的に天滓を除去され、油槽へ
は常時クリーンな油が供給される。また、使用後
は揚げ終つた油中から残滓を分離した油を所定の
貯溜タンクへ自動的に収容できるので、天滓の除
去作業と油槽内の油の給排手作業をほとんど不要
とするフライヤーの使用を行ない、前記従来の諸
欠点を除去することができる。
実施例 図面に示す実施例は、1台のフライヤーに二つ
の油槽を並設して、その間に共通に使用できるよ
うにした瀘過槽を設け、それぞれの油槽の油を収
容する二つの貯溜タンクを設置し、一方では比較
的に低温でうす揚げを揚げ、他方で同時に厚揚げ
を揚げられるようにした場合のもので、以下にこ
の実施例について説明する。
図示の如く本考案は、貯溜タンク4a,4bの
油口4c,4dに、低温油槽1aおよび高温油槽
1bの入油口1a″,1b″が第一流路6a,6bを
介して接続され、前記低温油槽1aおよび高温油
槽1bの出油口1a′,1b′が、フイルター3が内
蔵された瀘過槽2の取入口2bに第二流路6c,
6dを介して接続され、前記瀘過槽2の瀘過口2
cが循環管路5を介して前記第一流路6c,6d
に接続され、前記循環管路5と第一流路6a,6
bとの間に切換弁6が接続され、循環管路上で切
換弁6の瀘過槽側に一個の油循環用ポンプPが接
続されたものである。
前記両油槽1a,1bは互いに高さを等しくし
て正面の左右に並設されている。前記瀘過槽2は
第4図に示すフイルター3を内蔵して上記左右の
両油槽1a,1bの間に上縁を同じ高さにして設
けられている。
前記貯溜タンク4a,4bは油槽1の周りを囲
むように扁平な衝立形に形成されて、揚げ終つた
油を収容するように油槽1の上方に起立してい
る。
前記切換弁6は揚げ終つた油を前記循環管路5
から前記貯溜タンク4a,4bへ収容せしめるも
のである。
左右の油槽1a,1bはほぼ同形に形成されて
おり、それぞれの底部裏面には第2図に示すよう
に、油槽1の正面手前側に沿つて横架したバーナ
7と、このバーナ7に連らなり、油槽1の手前側
から奥側に向かつて扁平に形成した加熱部8とを
設け、油槽底部は、この加熱部8の方向、すなわ
ち、上記バーナ7と、このバーナ7に対向して加
熱部8の先端に連らなり、フライヤーの奥側で前
記貯溜タンク4と並んで扁平に起立する煙突9と
の設置方向に沿つて、交互に凹凸条を形成する波
形底部10を有し、手前側内側面に循環管路5と
それぞれ連通する油の給排部1′を有する。
循環管路5は、第3図に示すように、瀘過槽2
とポンプPを共通にし、ポンプPの吐出側に設け
た左右切換弁11を具え、左右の油槽1a,1b
毎に油を循環させるように構成されている。なお
同管路5中、12はそれぞれの油槽1a,1bの
ドレン兼用三方切換コツク、13はこの三方切換
コツク12に隣接して循環管路5上に設けた開閉
コツクであり、前記第二流路6c,6dに接続さ
れている。
前記瀘過槽2に内蔵されるフイルター3は、第
4図に示すように、瀘過槽2の上方から嵌入する
方形の枠をフレームとし、開放された両側面にメ
ツシユ14を張り、上面から枠内に昇降自在にし
た提げ手15を有し、メツシユ14の外側に瀘紙
16を添わせて上下をコ字形のピンチ17で挾
み、一側面に突出する接続管18を、瀘過槽2の
内側に底面から起立せしめた固定接続管19に嵌
合することによつて着脱自在に循環管路5の一部
を形成するように構成されており、瀘過槽2は、
前記三方切換コツク12と開閉コツク13を介し
て油槽1から導入される油を上記フイルター3の
瀘紙16およびメツシユ14を介して瀘過する。
20は油槽内の温度を検出して図示省略の熱制御
装置を作動させる検出器、21は作動操作盤、2
2は瀘過槽のドレンコツクである。
この実施例において、貯溜タンク4は左右の油
槽1a,1bにそれぞれ付設され、前記煙突9を
真中にして油槽1を三方から囲むようにフライヤ
ーの上部を形成する左右一対の貯溜タンク4a,
4bからなる。各貯溜タンク4a,4bは、前述
の切換弁6を介してそれぞれ循環管路5に連らな
り、揚げ終つた油を収容するときは、ポンプPを
介して瀘過済みの油を収容し、油槽1a,1bへ
は、それぞれの切換弁6の切り換えによつて、収
容した油を自然流出する。
次に上記のように構成したこのフライヤーの作
動について述べる。
油槽1a,1bにそれぞれ適量の油を入れ、バ
ーナ7を点火し、適温に油温を上昇せしめて食品
を揚げる一方で、左右切換弁11を一方(左)へ
切り換え、一方の油槽1a用に付設されている三
方切換コツク12と開閉コツク13と、貯溜タン
ク4aとの切換弁6をそれぞれ循環位置におき、
ポンプPを駆動すると、油槽1a内の油は油の給
排部1′から上記コツク12,13を通つて瀘過
槽2に導入され、油槽1a内で発生した天滓を除
去して瀘過されたのち、ポンプP、左右切換弁1
1、切換弁6を経て、再び給排部1′から油槽1
a内へ還元される。そして、揚げ物が済んだ後
に、切換弁6を貯溜位置に切り換えて、ポンプP
を駆動すれば、油槽1a内の油は瀘過槽2を経て
貯溜タンク4a内に自動的に収容される。さら
に、一方の油槽1aの油の収容が済んだ後に、左
右切換弁11を他方に切り換え、他方の油槽1b
用に付設されているコツク12,13、弁6を切
り換えれば、同槽1b内の油は瀘過槽2で瀘過さ
れた後、貯溜タンク4bに自動的に収容される。
以上のようにして使い残りの油を貯溜した後、再
びフライヤーを使用する場合には、それぞれの切
換弁6を開き、貯溜タンク4a,4b内の油をそ
れぞれの油槽1a,1bに供給する。
考案の効果 以上のように本考案食品フライヤーは、低温油
槽および高温油槽に接続して設けた瀘過槽と、一
個のポンプを備えた循環管路を介して油を循環さ
せながら油槽を使用するようにしたので、コスト
の低減を図り得、使用目的の異なる油槽を有する
ために非常に便利であり、また、使用の際に発生
する天滓をフイルターに除去せしめて油槽内を良
い使用条件に維持することができる。また、上記
循環管路に切換弁を介して貯溜タンクを設けるこ
とにより、揚げ終つた油中の残滓を除去して瀘過
した状態のもとで使い残りの油を自動的に収容
し、再使用に際しては上記切換弁の開放操作によ
つて油槽に自動的に供給できるようにしたので、
揚げ終つた後の油の処理と収容と、その再使用が
ほとんど人手を要せずにできるという実用的効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
は第1図のX−X′線に沿つた断面図、第3図は
実施例に付設した循環管路の構成を略図で示す回
路構成図、第4図は実施例に使用したフイルター
の一部切欠拡大斜視図である。 1,1a,1b……油槽、1′……給排部、2
……瀘過槽、3……フイルター、4,4a,4b
……貯溜タンク、5……循環管路、P……ポン
プ、6……切換弁、7……バーナ、8……加熱
部、9……煙突、10……波形底部、11……左
右切換弁、12……ドレン兼用三方切換コツク、
13……開閉コツク、14……メツシユ、15…
…提げ手、16……瀘紙、17……ピンチ、18
……接続管、19……固定接続管、20……検出
器、21……作動操作盤、22……ドレンコツ
ク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯溜タンクの油口に、低温油槽および高温油槽
    の入油口が第一流路を介して接続され、前記低温
    油槽および高温油槽の出油口が、フイルターが内
    蔵された瀘過槽の取入口に第二流路を介して接続
    され、前記瀘過槽の瀘過口が循環管路を介して前
    記第一流路に接続され、前記循環管路と第一流路
    との間に切換弁が接続され、循環管路上で切換弁
    の瀘過槽側に一個の油循環用ポンプが接続された
    ことを特徴とする食品フライヤー。
JP1984144004U 1984-09-21 1984-09-21 Expired JPH0217536Y2 (ja)

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JP1984144004U JPH0217536Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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JP1984144004U JPH0217536Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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JPS6156934U JPS6156934U (ja) 1986-04-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5224970B2 (ja) * 2008-08-18 2013-07-03 株式会社パロマ フライヤー

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931146U (ja) * 1982-08-20 1984-02-27 株式会社日立製作所 電子顕微鏡等の試料装置
JPS5937097A (ja) * 1982-08-19 1984-02-29 東レ株式会社 スリツタのカツタ装置

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