JPH0244775Y2 - - Google Patents

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JPH0244775Y2
JPH0244775Y2 JP1983151323U JP15132383U JPH0244775Y2 JP H0244775 Y2 JPH0244775 Y2 JP H0244775Y2 JP 1983151323 U JP1983151323 U JP 1983151323U JP 15132383 U JP15132383 U JP 15132383U JP H0244775 Y2 JPH0244775 Y2 JP H0244775Y2
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JP
Japan
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diameter shaft
shaft
holder
spring band
large diameter
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JP1983151323U
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JPS6058163U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、シヤフトの長さを長短変化させる
ことができる伸縮ゴルフクラブに関するものであ
る。
ゴルフクラブは長いシヤフトの先端にヘツドを
取付けた構造であるため、全体が極めて長く嵩張
り、携帯や保管に不便を感じるものである。
この考案は上記のような点にかんがみてなされ
たものであり、クラブの全長を短かくして携帯な
らびに保管が便利になり、シヤフトを引伸すこと
によつて通常のクラブと同様に使用することがで
きる伸縮ゴルフクラブを提供するのが目的であ
る。
この考案の構成は、大径シヤフトと小径シヤフ
トを伸縮自在に嵌合してシヤフトを形成し、大径
シヤフトの端部に軸方向のスリツトと外周面にホ
ルダーを設け、一つのホルダーを両側に分離して
その対向面をテーパに形成し、ホルダーで大径シ
ヤフトの外周に沿うよう保持したスプリングバン
ドの途中をテーパに沿うよう屈曲させ、このバン
ドの外方への突出部分を小径シヤフトへ弾力的に
外嵌するクリツプに形成し、両側のテーパでスプ
リングバンドを引締めることにより、大径シヤフ
トを絞つて小径シヤフトと固定一体化できるよう
にしたものである。
以下、この考案を添付図面の実施例に基づいて
説明する。
第1図と第2図のように、ゴルフクラブは、シ
ヤフト1を上部の大径シヤフト2と下部の小径シ
ヤフト3に二分し、両シヤフト2と3を伸縮自在
に嵌合して形成し、シヤフト1の上端にグリツプ
4と下部先端にヘツド5を設けて構成され、クラ
ブは図示のようなウツドだけでなくアイアンであ
つてもよい。
大径シヤフト2と小径シヤフト3は、先端に向
けて小径となるテーパに形成され、伸長状態で第
3図のように適当な嵌合量を残すようになつてお
り、この伸長状態で互に掛合して抜止めとなるよ
う、図示省略したが両シヤフト2,3の適当な位
置に段部を設けるようにしてもよい。
大径シヤフト2の下端部、即ち第3図と第4図
における左側端部の周壁には、軸方向に沿う多数
のスリツト6が円周方向に適当な間隔を設けて形
成され、更に端部外周面の円周方向にスリツト6
で分離された筒状のホルダー7が設けられてい
る。
上記ホルダー7は図示の場合、大径シヤフト2
の端部を外方へ筒状に折返すことによつて一体に
形成した例を示したが、金属や樹脂で別体に形成
されたものを溶接や接着により固定するようにし
てもよい。
前記ホルダー7において、一つのホルダーは両
側に分離して一対のホルダー単体7a,7aとな
し、両単体7a,7aの対向する端部が第4図の
ように、下端側が互に相手単体に向けて接近する
テーパ7bに形成されている。
上記ホルダー7によつて大径シヤフト2の外周
に沿うよう欠円形部8が保持されたスプリングバ
ンド9の欠円形部8の両端をテーパ7bに沿うよ
う外方に屈曲させ、この屈曲部10から外方への
突出部分11の先端は小径パイプ3に対して弾力
的に外嵌する略半円形のクリツプ部12に形成さ
れ、クリツプ部12の両側は外方に向けて屈曲突
出する指先掛合部13,13になつている。
上記スプリングバンド9は一本の金属線材を用
い、両側突出部分11をステー14で連結するこ
とによつて形成され、クリツプ部12を小径シヤ
フト3上に外嵌圧入すると、両側テーパ7bによ
つて屈曲部10が互に引寄せられ、欠円形部8が
縮径してスリツト6で分離した大径シヤフト2の
端部が締り、この大径シヤフト2が小径シヤフト
3を外側から締付け、両シヤフト2,3を結合一
体化させるようになつている。
前記スプリングバンド9において、クリツプ部
12を小径シヤフト3上に折倒したとき欠円形部
8と突出部分11との間に屈曲が生じることにな
る。
この屈曲が円滑に行なえるよう、例えば欠円形
部8の一部にワイヤ等を用いて可撓性及びねじれ
性を与えたり、欠円形部を両側に切離して回動性
を付与するようにしてもよい。
また、小径シヤフト3の上端部には、軸方向の
複数のスリツト15を設けると共に、上端部の内
部にゴム等の外張用弾性体16を組込み、小径シ
ヤフト3の上端部に常時大径シヤフト2の内周に
密着する拡径弾性を付勢し、大小両シヤフト2と
3の伸長状態を外側からの締付けと内部からの外
張りによつて、ぶれのないよう固定化するように
なつている。
なお、大径シヤフト2に設けたスリツト6は、
内部にゴムを埋込んだり、スリツト6を設けた部
分の外周にゴムカバー17をかぶせることによ
り、大径シヤフト2の伸縮性をそこなうことな
く、両シヤフト2と3の嵌合面間にゴミや水等の
侵入を防止するようになつている。
また、伸長時において、グリツプ4とヘツド5
の位置関係を一定化するため、両シヤフト2,3
の嵌合部分に一対の位置合せ用のマークを施して
もよい。
この考案のゴルフクラブは上記のような構成で
あり、携帯や保管時には、第3図一点鎖線で示す
ように、スプリングバンド9のクリツプ部12を
起立させ、大径シヤフト2の端部を緩め、両シヤ
フト2,3を互に押込むようにしてシヤフト1を
短かくする。
ちなみに、クラブの全長は伸長時の約6割程度
の長さに短かくなる。
次にプレー時には、両シヤフト2と3を引伸
し、両端部のテーパ面を密着させた状態でスプリ
ングバンド9のクリツプ部12を第3図実線で示
すように、小径シヤフト3に外嵌するよう伏倒さ
せる。
スプリングバンド9の欠円形部8の両端が両側
のテーパ7bにより互に接近するよう引寄せら
れ、大径シヤフト2の端部が縮径して小径シヤフ
ト3を締付け、両シヤフト2,3の端部があたか
も一体化された状態で収縮不能に結合一体化さ
れ、スプリングバンド9は小径シヤフト3へのク
リツプ部12の嵌合により、シヤフト1の伸長し
た結合状態を保持することになる。
以上のように、この考案によると、大径シヤフ
トの端部に複数のスリツトを設け、この端部をス
プリングバンドの操作により縮径させて、大小両
シヤフトの嵌合部を結合するようにしたので、簡
単な操作でシヤフトを伸縮させることができ、シ
ヤフトの収縮によりクラブの全長が短尺化し、携
帯や保管時に嵩低くなつて極めて便利である。
また、大小両シヤフトの引伸し状態での嵌合部
分をスプリングバンドの締付けで保持するので、
シヤフト全体が一体となり打球時に充分な「しな
り」が生じると共に、遊びや「びびり」の発生が
なく、一本物のシヤフトと同じ使用感でスイング
することができ、しかもスプリングバンドを起伏
させるだけで良いので、シヤフト伸縮のための操
作が極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るゴルフクラブの伸長時
を示す正面図、第2図は同上の収縮時を示す正面
図、第3図はシヤフトの伸縮部分を示す一部切欠
正面図、第4図は同平面図、第5図は同縦断側面
図、第6図は同上に用いるスプリングバンドの斜
視図である。 1……シヤフト、2……大径シヤフト、3……
小径シヤフト、6……スリツト、7……筒状のホ
ルダー、7b……テーパ、8……欠円形部、9…
…スプリングバンド、12……クリツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 小径シヤフトと大径シヤフトを伸縮自在に嵌合
    し、大径シヤフトの嵌合側端部に、軸方向の複数
    のスリツトと、円周方向外面に沿つてスリツトで
    分離された筒状ホルダーとを設け、前記ホルダー
    の一つを両側に分離してその対向端面をテーパに
    形成し、前記ホルダーで大径シヤフトの外周に沿
    うよう保持したスプリングバンドを分離したホル
    ダーのテーパに沿つて外方に突出するよう屈曲さ
    せ、このスプリングバンドの突出部を小径シヤフ
    トへ弾力的に外嵌するクリツプ部に形成した伸縮
    ゴルフクラブ。
JP1983151323U 1983-09-27 1983-09-27 伸縮ゴルフクラブ Granted JPS6058163U (ja)

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JP1983151323U JPS6058163U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 伸縮ゴルフクラブ

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JP1983151323U JPS6058163U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 伸縮ゴルフクラブ

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Publication Number Publication Date
JPS6058163U JPS6058163U (ja) 1985-04-23
JPH0244775Y2 true JPH0244775Y2 (ja) 1990-11-28

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ID=30335362

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JP1983151323U Granted JPS6058163U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 伸縮ゴルフクラブ

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JPS6058163U (ja) 1985-04-23

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