JPH0244487Y2 - - Google Patents

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JPH0244487Y2
JPH0244487Y2 JP5127785U JP5127785U JPH0244487Y2 JP H0244487 Y2 JPH0244487 Y2 JP H0244487Y2 JP 5127785 U JP5127785 U JP 5127785U JP 5127785 U JP5127785 U JP 5127785U JP H0244487 Y2 JPH0244487 Y2 JP H0244487Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、事務用を中心として用いられる吸着
用永久磁石を他の磁気利用製品に対する磁器漏洩
を防止し得、携帯性のよいマグネツトホルダーに
関するものである。
[従来の技術] 一般に、事務用永久磁石は、等方性のフエライ
ト磁石にプラスチツクやヨーク(繋鉄)を付設す
るものであつて、一方の面が美しい外観面、他方
の面が吸着面となつている。これらの改良とし
て、吸着力の強化及び両面が使用可能で従来以上
の美観をもたせた吸着用永久磁石として、異方性
フエライト磁石に100μmから600μmの皮膜を施し
た吸着用磁石が本出願人によつて提案されてい
る。(実願昭60−6038号) [考案が解決しようとする課題] このような吸着用磁石、とくに、前記のような
両面が吸着可能な永久磁石は、両面から強い磁場
を発生するため、数個をポケツトやバツクに入れ
て携帯する際、そこに磁気カードや磁気テープ、
磁気デイスクのような磁気利用製品が共存してい
る場合、従来の磁石以上に悪影響を及ぼすことが
ありうるものである。
本考案は、これら磁気漏洩の問題を解決し、安
全かつ機能的に永久磁石を携帯することができる
マグネツトホルダーを得ることを目的とするもの
である。
[課題を解決するための手段] 本考案者は、前記問題を解決し、前記目的を達
成するために工夫を重ねた結果、吸着用磁石の両
側を合成樹脂製の袋状部に入れた鉄板で挾持する
ことによつて外部への磁気漏洩を防止し得ること
を認めて本考案を完成するに至つた。すなわち、
本考案は、二つ折りし得るホルダー外皮1、該ホ
ルダー外皮1を二つ折りした際の内面側に形成さ
れた袋状部2と、該袋状部2の内部に挿入された
鉄板3とからなるマグネツトホルダーである。
次に、添付の図面に基づいて本考案の構成を説
明する。
第1図は、本考案マグネツトホルダーの一実施
例を示す断面図、第2図は、本考案マグネツトホ
ルダーの一実施例を広げた状態で示す正面図イ及
び側面図ロ、第3図は、本考案マグネツトホルダ
ーの使用例を開いた状態で示す斜視図及び閉じた
状態で示す斜視図である。
1は、ホルダー外皮であつて、定期券入れのよ
うに二つ折りし得るように、たとえば、塩化ビニ
ルのような合成樹脂製で、透明あるいは布状の合
成皮革を用いて形成することが好ましい。2は、
袋状部であつて、ホルダー外皮1を二つ折りした
際の内面の両側に、たとえば合成樹脂材を接合さ
せて形成される。3は、鉄板であつて、袋状部2
にそれぞれ1枚が挿入されている。4は、吸着用
磁石である。
本考案マグネツトホルダーはこのように構成さ
れているものであり、原理的には、単に2枚の鉄
板を、たとえば両面が吸着し得る磁石であつて
も、その両面に接合させれば磁気漏洩を防ぎ得る
ことは自明であるが、本考案は、この2枚の鉄板
を定期券入れのように形成された、たとえば塩化
ビニルのような合成皮革で覆つたものであるか
ら、磁石を収容するときには、ホルダーを開いて
磁石を一方の上に乗せて鉄板に吸着させ、ホルダ
ーを閉じると磁石の他方の面にも鉄板が吸着して
挾持されるので外部へ漏磁することなく携帯し得
るものであつて、機能性が大巾に増したものであ
る。
なお、本考案マグネツトホルダーを形成する材
質としては前述のように、合成樹脂からなる皮革
が好ましく、透明なものでも布状のものでもその
機能を保つものであれば種類を問わないし、袋状
部を形成するには、2つの袋状部をホルダー外皮
とほぼ同寸法の内皮を接合して2個の袋状部とし
てもよいし、袋状部の大きさの内皮を別個に接合
させて形成してもよい。又、鉄板の厚さは、持ち
運びする永久磁石の大きさと強さによるが、一般
に、0.3mmから1.2mm位が好適である。
[実施例] 次に、本考案の実施例を述べる。
実施例 縦74mm、横116mm、厚さ0.4mmの青色の塩化ビニ
ル皮革の中心線の両側に、縦60mm、横40mm、厚さ
0.8mmの鉄板をそれぞれ置き、さらにその上に同
一寸法の塩化ビニル布をのせて、2枚の塩化ビニ
ルを接着させて、本考案のマグネツトホルダーを
製作した。
このマグネツトホルダーの内部に、表面磁束密
度900ガウス、直径20mm、厚さ8mmの永久磁石を
4個入れ、マグネツトホルダーを閉じた状態で表
面の磁場の強さを測定したが、最大50ガウスであ
り、この磁場の強さでは、磁気メモリには、ほと
んど影響を与えることがないことが認められた。
[考案の効果] 本考案は、吸着用の永久磁石面に鉄板を吸着さ
せ得るように袋状部の内部に鉄板を挿入し、二つ
折りし得るようにしたマグネツトホルダーである
から、両面吸着の強力な吸着用磁石であつても、
他の磁気利用製品に対して磁気漏洩の悪影響を防
ぎ得ると同時に、携帯性、使用時の機能性を大巾
に改善することができ、実用上きわめて有効であ
るなど大きな効果が認められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案マグネツトホルダーの一実施
例を示す断面図、第2図は、本考案マグネツトホ
ルダーの一実施例を広げた状態で示す正面図イ及
び側面図ロ、第3図は、本考案マグネツトホルダ
ーの使用例を開いた状態で示す斜視図a及び閉じ
た状態で示す斜視図bである。 1……ホルダー外皮、2……袋状部、3……鉄
板、4……永久磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二つ折りし得るホルダー外皮1と、該ホルダー
    外皮1を二つ折りした際の内面側に形成された袋
    状部2と、該袋状部2の内部に挿入された鉄板3
    とからなるマグネツトホルダー。
JP5127785U 1985-04-05 1985-04-05 Expired JPH0244487Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5127785U JPH0244487Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5127785U JPH0244487Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61168605U JPS61168605U (ja) 1986-10-20
JPH0244487Y2 true JPH0244487Y2 (ja) 1990-11-27

Family

ID=30570173

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JP5127785U Expired JPH0244487Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

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JPS61168605U (ja) 1986-10-20

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