JPH0243957Y2 - - Google Patents

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JPH0243957Y2
JPH0243957Y2 JP1309284U JP1309284U JPH0243957Y2 JP H0243957 Y2 JPH0243957 Y2 JP H0243957Y2 JP 1309284 U JP1309284 U JP 1309284U JP 1309284 U JP1309284 U JP 1309284U JP H0243957 Y2 JPH0243957 Y2 JP H0243957Y2
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floor
flooring
rubber
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joints
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JP1309284U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ゴム及び床又は合成樹脂を基材とし
た略々同一形状の単位固体を互いに噛合わせ嵌合
構成した床敷材に関するものである。
特に屋外に於ける温度の上昇・降下による温度
変化によりゴム及び/又は合成樹脂の床敷材が膨
張収縮する。このため組合わせて置敷した床敷材
間の目地が膨張により突上げられて隆起したり、
又は、収縮により目開きする不都合がある。本考
案は、これを六角形の組合わせとして少なくする
ことを目的としたものである。
従来、床敷材は上記の膨張、収縮による幣害を
防ぐために床に接着剤により貼付けて、使用する
のが一般的であるが、接着工事が煩雑で手数と熟
練を要することや、補修が難かしいことや、床に
よつては接着が困難な床もあり、置敷床材は根強
い需要がある。
置敷床材としては従来次の如きものがある。
従来例1:正方形又は長方形の厚手のゴム又は
合成樹脂の板を床に置敷するものは、床材1の製
造と施工が容易であるため最も多く用いられてい
るが、床材の個々が外力により移動し目地が開き
不整となる欠点がある。
従来例2:上記方法の欠点を改良するため金
具、金属線等を用いる方法もあるが、床材の製造
に手数を要すること、施工に手数を要すること、
および金属の腐蝕や歩行者が危険であることのた
め使用されることは稀れである。
従来例3:従来例1、従来例2の欠点を改良し
たもので、第1図に示すように、正方形の周辺に
凹凸の噛合わせ部2を設けて、これを噛合わせ、
床面を施工するもので、この方法で施工したもの
は比較的安定性がよく、多く用いられている。し
かし、ゴム及び合成樹脂よりなる床材は温度が10
℃変化すると、1000mmで約1.5mmの膨脹又は収縮
を起す。このため温度変化の大きい屋外に施工す
ると、温度が上昇すると膨脹して床材間の目地が
突き上り隆起する。温度が下ると収縮して床材間
の目地が大きく開く。特に正方形、長方形の床材
は縦・横に整然と目地が通つているので、この弊
害を受けやすい欠点がある。
本考案は、従来例にみられるような欠点を改良
するため種々の噛合せて組合せる床材を検討し、
試作して床に施工して長期にわたる観察の結果、
正方形、長方形に種々の凹凸の噛合わせ部を設け
たものより第2図、第3図に示す床材を第4図、
第5図に示すように床に施工したものが屋外の温
度変化の大きい場所でも床材の膨張、収縮による
変化に対応しることを発見して本考案を完成し
た。
すなわち、本考案の床敷材10,10′は、第
2図〜第5図にもみられるように、ゴム及び/又
は合成樹脂を基材とした略々同一形状の単位個体
を互いに噛合わせ嵌合構成した床敷材10,1
0′において、1個の正六角形11を中央として、
該正六角形11の六周辺にそれぞれ接して同形同
大の正六角形12を2個ずつ一組として、互いに
一辺を連接するように構成し一平面上に星印状に
組合わせ配列した形状を1構成単位13,13′
とし、該構成単位13,13′を複数個噛合わせ
嵌合せしめて構成したことを特徴とする。
本考案は、ゴム及び/又は合成樹脂よりなり、
第2図及び第3図に示すように、中央の正六角形
11の6つの辺の各々に接して同じ大きさの正六
角形12,12を2個ずつ配列した形状で1枚の
ブロツク13,13′を構成したもので、13個の
同じ大きさの正六角形が左右と上下が対称に配列
し、これを組合わせた床敷材10,10′である。
本考案に使用する材料は、天然ゴム及び各種の
合成ゴムの加硫成形物または加硫ゴム板、非加硫
ゴム板より形状に打抜したもの、及び各種の合成
樹脂の金型成形品又は合成樹脂板より形状に打抜
したものである。又、これの材料は色及び材質の
異なるものを積層してもよい。第2図に示すよう
に13個の正六角形の境に凹凸を設けたものは第4
図に示すように床に施行したとき優れた亀甲模様
の床を得る。13個の正六角形の境を無地にすると
第3図に示す構成単位の床材13′となり、床に
施行し床敷材10′にすると第5図となる。
施工例を挙げると次の如くである。
ビルの屋上を非加硫防水シートを用いて防水施
行を行い、その上に厚み10mmのタイヤ再生ゴムと
タイヤ粉末ゴムを主体とした非加硫ゴム板より第
3図の形状に打抜した本考案の床敷材の構成単位
13′を第5図のように噛合わせて置敷して、床
敷材10′を完成し、この広い面積に置敷した周
辺部のみの目地部を接着剤で貼合せて、その上に
アンツーカー色のウレタン系塗料を塗布して施工
したビルの屋上床は、次の長所がある。
(イ) 安価に防水シートを保護して軽いスポーツの
できる弾性床が得られる。
(ロ) 軽量であること、旋工が容易であること、防
水シートの補修が容易である。
(ハ) 試験施工後、約1年間の経過で気温の変化に
耐えて傷みを生じていないので、耐用年数も可
成りある。
次に同じくビルの屋上のコンクリート床に、
1.5mmのハイパロン表層を持つた厚み10mmの第2
図に示す亀甲状の模様を持つた、本考案のゴム床
材13を加硫成形して第4図に示すように噛合わ
せて置敷床敷材10を完成し、床の周辺部のみを
床の形状に合せて切り揃えてコンクリートにエポ
キシ樹脂系の接着剤で貼付け施工する。このビル
屋上床は次の長所がある。
(い) 安価で美しい仕上りのスポーツのできる
弾性床が得られる。
(ろ) 施工が容易で軽量である。
(は) 耐久性がある。
本考案の効果は次の如くである。
本考案の床材は、第2図と第3図より個々に見
ると噛合わせによる効果は無いように見えるが、
第4図と第5図のように床に施工すると構成単位
の床材同志が互に絡み合つて強い拘束力を発揮す
る。又、目地が正方形のように縦・横が直線に通
つておらないため、温度が下り床材が収縮して
も、目地の開きが少なく外観を損じることがな
い。温度が上昇して床材が膨脹しても目地の受け
る圧力が分散して突上げによる目地の隆起が少い
という大きな効果を持つている。
このため特に屋外の広い面積の床に施工して有
効である。従来例の第1図に示す正方形床材1は
噛合わせ部2が非対称であるため組合せ施工が難
かしいが、本考案の床敷材10,10′の形状は、
左右、上下が対称であるため、組合わせ施工が容
易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の噛合わせ嵌合する床敷材を示
す平面図であり、第2図は、本考案の一実施例を
示す床敷材の平面図であり、第3図は、本考案の
他の実施例を示す床敷材の平面図であり、第4図
は、第2図の床敷材を噛合わせ嵌合して置敷した
一部を示す平面図であり、さらに、第5図は、第
3図の床敷材を噛合わせ嵌合して置敷した一部を
示す平面図である。 1…床材、2…凹凸の噛合わせ部、10,1
0′…床敷材、11…1個の正六角形、12…同
形同大の正六角形、13,13′…1構成単位。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ゴム及び/又は合成樹脂を基材とした略々同一
    形状の単位固体を互いに噛合わせ嵌合構成した床
    敷材において、 1個の正六角形を中央として、該正六角形の六
    周辺にそれぞれ接して同形同大の正六角形を2個
    ずつ一組として、互いに一辺を連接するように構
    成し一平面上に星印状に組合わせ配列した形状を
    1構成単位とし、該構成単位を複数個噛合わせ嵌
    合せしめて構成したことを特徴とする床敷材。
JP1309284U 1984-02-03 1984-02-03 床敷材 Granted JPS60126645U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1309284U JPS60126645U (ja) 1984-02-03 1984-02-03 床敷材

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JP1309284U JPS60126645U (ja) 1984-02-03 1984-02-03 床敷材

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Publication Number Publication Date
JPS60126645U JPS60126645U (ja) 1985-08-26
JPH0243957Y2 true JPH0243957Y2 (ja) 1990-11-21

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ID=30496774

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JP1309284U Granted JPS60126645U (ja) 1984-02-03 1984-02-03 床敷材

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0421377Y2 (ja) * 1986-05-27 1992-05-15

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JPS60126645U (ja) 1985-08-26

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