JPH024368A - 生理用ナプキン用クッション材 - Google Patents

生理用ナプキン用クッション材

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Publication number
JPH024368A
JPH024368A JP63146318A JP14631888A JPH024368A JP H024368 A JPH024368 A JP H024368A JP 63146318 A JP63146318 A JP 63146318A JP 14631888 A JP14631888 A JP 14631888A JP H024368 A JPH024368 A JP H024368A
Authority
JP
Japan
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load
thickness
layer
napkin
cushion
Prior art date
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Pending
Application number
JP63146318A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kondo
修 近藤
Mitsuru Ishibashi
満 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Daio Paper Corp filed Critical Daio Paper Corp
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Publication of JPH024368A publication Critical patent/JPH024368A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生理用ナプキン用クッション材に関する。
〔従来の技術〕
従来、生理用ナプキンなどの吸収層として、綿状パルプ
や疎水性繊維を集合配列したもの、あるいはそれらを積
層したものなどが知られている。
一方、近年、スポット吸収性、吸収速度、表面のベトッ
キ、装着感などの改善を目的として、綿状パルプを主体
とする吸収体上にいわゆるクッション層を設けることが
知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来技術においては、スポット吸収性があり、
かつ吸収速度が早く、しかも表面のベトッキが少ないな
ど全ての要望を同時に満足する生理用ナプキン用吸収層
がなかった。特に、排血量が多い場合(30cc/日)
において1回の排血量が5〜7 ccにも及ぶことがあ
り、従来の生理用ナプキンではもれや表面のベトッキが
問題となっていた。
さらに、従来技術においては、クッション性が不十分で
あり、生理用ナプキンの肌ざわりや装着感が悪かった。
そこで、本発明の主たる目的は、上記各要望の全てを満
足する生理用ナプキン用クッション材を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するための本発明は、生理用ナプキンの
吸収面の液透過性表面材と吸収体との間に介在される合
成繊維からなり、下記(イ)および(ロ)の条件を満足
することを特徴とするものである。
(イ)10cffi四方の前記クッション材を10枚積
層し、60gの荷重をかけたときの嵩が7n以上あるこ
と。
(ロ)前記積層クッション材に、2.2 kg、1分間
荷重を加えるとき、荷重除去後1分間放置後の復元厚み
と荷重を加えたときの厚みとの比が2.5以上であるこ
と。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明をさらに詳説する。
本発明に係る生理用ナプキンは、表面側(使用面側)か
ら裏面側(非使用面側)にかけて、不織布等の液透過性
シート、クッション材の層、吸収体層、液不透過性シー
トを順に有する基本構造をなしている。なお高分子吸収
ポリマーを含んだり、各要素等の形状等は任意である。
本発明におけるクッション材としては、疎水性繊維であ
り、熱溶融性を有するES繊維(ポリプロピレン繊維の
まわりをポリエチレンで被覆したもの)や、ET繊維(
ポリエステル繊維のまわりをポリエチレンで被覆したも
の)などの合成繊維を主成分(80%以上が好ましい)
とするものが用いられる。このクッション繊維の太さと
しては、3〜14デニールが好ましい。上記合成繊維は
、疎水性繊維であれば、特に限定されず、クッション材
が不感湿性となるようなものでもよい。クッション層の
不感湿性を軽減する必要がある場合は、界面活性剤を噴
霧したり、界面活性剤溶液に浸漬する方法を用いること
ができるし、レーヨン繊維などを少量含ませてもよい。
クッション層の製法としては、ES繊維やET繊維など
の熱溶融性を有する繊維の一部を熱風スル一方式で溶融
させ、繊維を互いに結合させる方法を用いることができ
る。しかし、本発明に係る条件を満たすものであれば接
着剤による繊維結合方法を採用してもよい。
クッション層の外観仕上げ形態としては、平面的なシー
トの他、蛇腹状にしたものを好適に用いることができる
。クッション性を向上させる目的で、蛇腹状に仕上げる
ことは特に好ましい。
クッション材の目付としては、20 g/m〜90 g
/rdのシートが好ましい。単層でなく、同一種、また
は密度やデニールが異なる異種を積層した複数層のクッ
ション材としてもよいし、前述したように、蛇腹状の形
状の下で上記目付のクッション材としてもよい。蛇腹状
のクッション材とする場合は、例えば20〜30 g/
rdのフラットなりッション層を60〜90g/rdに
することができる。複数層のクッション材が好ましい理
由は、生理用ナプキン等吸収性物品を製造する工程でロ
ール状の巻取状態で供給する場合、単層の厚いクッショ
ン材のロール状巻取を使用するよりは、巻取の交換回数
が少なくて済むという利点があるからである。また、蛇
腹状クッション材を使用するのが好ましい理由としては
、使用時においてクッション性が高まることのほか、吸
収性物品の製造工程中、加圧工程(例えば折りたたみ)
があったとしても、クッション層が潰れにくいので、ク
ッション性が維持できることにある。
第1図および第2図は本発明に係るクッション層を有す
る生理用ナプキンを示したもので、不織布からなる液透
過シート1に包まれて、上から下にかけて順にクッショ
ン層2、綿状パルプを主体とする吸収体3、ポリエチレ
ンをラミネートした不織布からなる液透過性シート4が
設けられている。
第1図では、クッション層2が異種のクッション材2A
、2Bを積層したものとして示されている。
蛇腹状クッション層においては、第3図に示すように、
好ましくは高さhが3〜6mm、厚みLが1〜311、
山の数を6〜12個、生理用ナプキンの短辺方向に沿う
長さが3〜5 cmとされる。
〔実施例〕
以下本発明の効果を実施例をもって説明する。
前述のクッション材を用いて、第4図に示す生理用ナプ
キンに対するテスト用サンプルSを作成し、第5図に示
すように人工血液滴下テストを行い、もれ回数および表
面材に吸血されている採血量を測定した(ベトつきの評
価)。
さらに、上記した5種のクッション材について生理用ナ
プキンを肌ざわりの評価も行った。ここで、クッション
材としては、後述する厚み測定法で測定される嵩、圧縮
時の厚さ、復元時の厚さを変化させたもの5種1作成し
た。このクッション材は、いずれも2層蛇腹構造のもの
で、各層の目付は15g/mである。
表面材としては、ES繊維の2デニールを使用した不織
布(目付15g/m、厚み0.7 龍、巾70mxiさ
175n+)、紙綿としては、パルプを綿状にして積繊
したもの(目付220 g/rrr、厚み4龍、重量2
.7g、巾70nx長さ175m)、防漏材としては、
不織布にポリエチレンをラミネートしたものをそれぞれ
使用した。
第1表に結果を示す。第1表より判るように、嵩7鰭以
上(密度0.019以下)、好ましくは1011以上(
密度0.015以下)であれば5 ccでのスポット吸
収性がよくなり、採血量が少なくなるため、表面材のベ
トつきが改善される。また、吸収速度が早くなるのでも
れがない。一方、圧縮復元率が2.5以上、好ましくは
3.0以上であればクッション性が顕著になり、装着の
肌ざわりがよくなることがわかる。
なお、クッション材の各物性の測定法は次の通りとした
(1)   も  れ 第4図に示すサンプルSを第5図の人工血液滴下テスト
器10の台11上に乗せて、表面材の上方l cmの距
離の所から、人工血液をコック付2方活栓(内径10龍
φ)12で一気に滴下させて、もれの有無を見た。1種
のテストサンプルについて5回テストを行うことで評価
した。
なお、ここで上記人工血液の組成は次の通りである。
合計 10001 00O厚さ (イ)嵩 大きさlQcmXlocnlのクッション材10枚の辺
をそろえて、第6図に示す厚み測定器13の台14上に
静置させ、その上に大きさ10cmX10cmのアクリ
ル板15 (重さ60g)を乗せたときの台の上面から
アクリル板下面までの高さを物差し16で読み取り、嵩
とした。
(ロ)圧縮時の厚さ (イ)の嵩を測定した後、アクリル板上の中央に2.2
 kgの重り17を乗せ、(イ)と同様にそのときの台
の上面からアクリル板下面までの高さを物差しで読み取
った。
(ハ)復元時の厚さ (ロ)の圧縮時の厚さ測定時の重り17を乗せたまま1
分間おき、その後重りを取り除き、さらに1分後に第8
図のように復元したアクリル板下面までの高さを読み取
った。
(圧縮復元倍率) 圧縮復元倍率は次式で算出した。
(表面材の採血量) 5 cc人工血液を人工血液滴下テスト器にて滴下した
ときのテストサンプルの表面材に吸液された人工血液重
量を次式で算出した。
表面材の採血量” W r −W 。
ただし、Woは、人工血液を滴下していないときの表面
材の重量、W、は人工血液を滴下した後の表面材の重量
である。
(肌ざわり) 10人の女性に、作成した生理用ナプキンの装着官能テ
ストを行い、硬いと答えた人の人数で表わした。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、クッション性が極めて良
好で、しかも肌ざわりに優れ、さらにスポット吸収性に
富み、吸収速度が早く、表面のベトッキが少い生理用ナ
プキンを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る生理用ナプキンの構造例の横断面
図、第2図はその斜視図、第3図はクッション材の要部
断面図、第4図はテストサンプルの斜視図、第5図は人
工血液滴下テスト器の正面図、第6〜第8図は厚み測定
器の正面図である。 1・・・液透過性シート、2.2A、2B・・・クッシ
ョン材、3・・・吸収体、4・・・液不透過性シート、
S・・・テストサンプル 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生理用ナプキンの吸収面の液透過性表面材と吸収
    体との間に介在される合成繊維からなり、下記(イ)お
    よび(ロ)の条件を満足することを特徴とする生理用ナ
    プキン用クッション材。 (イ)10cm四方の前記クッション材を10枚積層し
    、60gの荷重をかけたときの嵩が7mm以上であるこ
    と。 (ロ)前記積層クッション材に、2.2kg、1分間荷
    重を加えるとき、荷重除去後1分間放置後の復元厚みと
    荷重を加えたときの厚みとの比が2.5以上であること
JP63146318A 1988-06-14 1988-06-14 生理用ナプキン用クッション材 Pending JPH024368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63146318A JPH024368A (ja) 1988-06-14 1988-06-14 生理用ナプキン用クッション材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63146318A JPH024368A (ja) 1988-06-14 1988-06-14 生理用ナプキン用クッション材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH024368A true JPH024368A (ja) 1990-01-09

Family

ID=15404959

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63146318A Pending JPH024368A (ja) 1988-06-14 1988-06-14 生理用ナプキン用クッション材

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JP (1) JPH024368A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005342531A (ja) * 2005-08-24 2005-12-15 Uni Charm Corp 表面構造体を有する吸収性物品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005342531A (ja) * 2005-08-24 2005-12-15 Uni Charm Corp 表面構造体を有する吸収性物品

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