JPH0243517Y2 - - Google Patents
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- JPH0243517Y2 JPH0243517Y2 JP2155884U JP2155884U JPH0243517Y2 JP H0243517 Y2 JPH0243517 Y2 JP H0243517Y2 JP 2155884 U JP2155884 U JP 2155884U JP 2155884 U JP2155884 U JP 2155884U JP H0243517 Y2 JPH0243517 Y2 JP H0243517Y2
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Landscapes
- Removal Of Floating Material (AREA)
Description
本考案は家庭や工場などで廃棄される廃油や含
油廃水の処理に使用される吸油性能の優れた廃油
処理材に関するものである。 従来、家庭、飲食店、工場などにおける廃油や
含油廃水の処理材として紙あるいは布状の吸着材
更にはマツト状の吸着材が種々開発されている
が、前者は油の吸着量が少く通液抵抗が大きいと
いう欠点があり、後者もパルプ、木綿等の天然繊
維や合成短繊維を素材とするために親油性に乏し
いとか小型容器や複雑な形状の容器には充填しに
くく、小さく裁断するとパルプ等の短繊維の脱落
による二次汚染が生ずる等の欠点を有するもので
あつた。 本考案者らは吸油量が大きくかつ取扱の簡便な
廃油処理材の開発のため種々研究の結果、ポリオ
レフイン系の複合長繊維から成る繊維束を機械捲
縮による一次捲縮と、冷延伸の後熱処理により発
生する二次捲縮とにより繊維間に高度な絡合を発
生させることにより所期の廃油処理材が得られる
ことを知り本考案を完成した。本考案に使用する
ポリオレフイン系の複合長繊維は、結晶性ポリプ
ロピレンを第1成分とし、オレフインを主成分と
する他のポリマーの第2成分とからなる。第2成
分として使用できる他のポリマーとしては、結晶
性ポリプロピレン、非結晶性ポリプロピレン、各
種のポリエチレン、エチレン・プロピレン共重合
体、エチレン酢酸ビニル共重合体もしくはその鹸
化物ならびにこれらのポリマーの混合物等が例示
できる。第2成分が結晶性ポリプロピレンである
場合にはメルトフローレート、分子量分布、共重
合成分含量等何等かの物性が第1成分と易るもの
でなければならない。第2成分をオレフインを主
成分とする他のポリマーと限定した理由は第1成
分とは異るポリマーを用いることにより後述の二
次捲縮の発生を確実にする点に第1の目的があ
る。 上記両成分は公知の複合紡糸方法によつて並列
型複合繊維もしくは第1成分を芯成分とし第2成
分を鞘成分とする偏心鞘芯型の複合繊維に紡出
し、冷延伸される。両成分が同心円状に配された
鞘芯型複合繊維の場合には後述の二次捲縮の発生
が不充分となるおそれがあり好ましくない。延伸
温度は60℃以下、好ましくは40℃以下が適当であ
り、延伸倍率は2倍以上、好ましくは延伸限界倍
率の近くで行われる。得られる延伸系の単繊維繊
度が1〜18デニールとなるように未延伸系の紡糸
条件を設定する必要がある。延伸系の単繊維繊度
が18デニールを超すほど太いと後述の二次捲縮に
よる繊維間の絡合が不充分となり好ましくない。 延伸系の単繊維繊度が1デニール未満では、得
られる繊維束は繊維密度が高く、空隙率の小さな
ものとなり粘度の高い油はこの空隙に入れないの
で吸油能力が低下する。 上記延伸系の所望量を集束し繊維束とし、スタ
フイングボツクスあるいはギヤ式クリンパー等公
知の方法により5〜15山/25mmの機械捲縮(一次
捲縮)を付与する。 この一次捲縮により繊維間に弱い絡合が発生し
繊維束は分散することなくロープ状の形態を有す
るようになる。なお、繊維の集束を未延伸系の状
態で行い、次いで延伸、一次捲縮の付与という工
程をとることもできる。集束された繊維束の太さ
には特別の制限はないが、家庭等での取扱いに適
当な直径10〜50mmの繊維束を得るためには3万〜
30万デニールが適当である。 次いで一次捲縮を付与された上記繊維束を非緊
張状態で熱処理する。熱処理装置としては蒸気、
熱風あるいは赤外線等を熱源とする公知の加熱炉
を用い、80℃ないし複合成分のうち低融点成分の
融点の範囲の温度に加熱する。繊維束を非緊張状
態に保つ方法としては繊維束を適当な長さに切断
した後熱処理する、あるいは加熱装置を貫通して
走行するコンベヤの上に、このコンベヤの走行速
度に熱処理によつて発生する繊維束の収縮量を加
えたもの以上の速度で連続的に繊維束を供給する
等の方法がある。先の冷延伸とその熱処理により
複合繊維に10〜60山/25mmの立体捲縮(二次捲
縮)を発生させることにより各繊維間は一層高度
に絡合し、繊維束はほぐれることなくロープ状の
形態を保持した本考案の廃油処理材となる。この
熱処理を繊維間に強固な熱融着を発生させる程の
高温あるいは長時間の条件で行うと、得られる廃
油処理材は硬く、容易には変形しないものとな
り、廃油処理容器等への充填や抜出しが困難とな
るのでそのような熱処理条件は好ましくない。 本考案の廃油処理材は、素材が全てオレフイン
を主成分とするポリマーであるために親油性が高
く、繊維が1〜18デニールと細いため表面積が大
きく、更に一次捲縮による比較的粗い空隙および
一次捲縮と二次捲縮の複合による微細な空隙が併
在する構造であるから粘度の高い油でも容易に内
部に吸収できるとともに、吸収された油は微細な
空隙により保持される等の効果により抜群の吸油
能力を有する。 本発明の廃油処理材は柔軟性に富み、ロープ状
であるから入り組んだ箇所や複雑な形状の容器で
も充填や抜き出しが容易であり、高度に絡合した
長繊維から構成されているので、繊維束がほぐれ
たり単糸が飛散して容器内に残る等の欠点が解消
された。 実施例 メルトフローレート(MFR)5の結晶性ポリ
プロピレンを第一成分とし、MFR10の結晶性ポ
リプロピレンを第二成分とし、両成分を複合比
50:50で並列型に配して300℃で複合紡糸し、次
で50℃で3.5倍に延伸した後ギヤ式クリンパーで
8山/25mmの捲縮(一次捲縮)をかけて、単繊維
繊度3デニール総繊度6万デニールのトウとし
た。このトウを70cmに裁断し110℃の熱風乾燥機
で5分間熱処理したところ、繊維には32山/25mm
の捲縮(二次捲縮)が発生し、相互に高度に絡合
し、トウは熱収縮により長さ41cm直径18mmの柔軟
なロープ状の廃油処理材となつた。このものより
採取した試料片10gを、20℃のサラダ油中に浸漬
し、30秒後に引き上げて、金網上で1分間放置し
た後重量を測定して吸油量を算出した。結果を第
1表に示した。 実施例 2 MFR5の結晶性ポリプロピレンを第1成分と
し、メルトインデツクス(MI)20の高密度ポリ
エチレンを第2成分とし、第1成分を芯成分第2
成分を鞘成分とした偏心鞘芯型に配し、複合比
50:50紡糸温度300℃/260℃(第1成分/第2成
分)で複合紡糸し、次いで室温25℃で4倍に延伸
した後スタフイングボツクス型クリンパー8山/
25mmの捲縮(一次捲縮)をかけて単繊維繊度3デ
ニール総繊度6万デニールのトウとした。このト
ウを長さ1m20cmに裁断し、125℃の熱風乾燥機
で10分間処理したところ、繊維には45山/25mmの
捲縮(二次捲縮)が発生し、繊維間は高度に絡合
するとともに接触点には鞘成分同志の融着が若干
発生し、トウは熱収縮により長さ60cm直径41mmの
柔軟なロープ状の廃油処理剤となつた。このもの
の吸油量を実施例1と同様に測定し、結果を第1
表に示した。 比較例 比較のため、市販の家庭用廃油吸着マツト(主
成分・パルプ)、新聞紙およびポリプロピレンス
パンボンドについて実施例1と同様にして吸油量
を測定し、結果を第1表に示した。
油廃水の処理に使用される吸油性能の優れた廃油
処理材に関するものである。 従来、家庭、飲食店、工場などにおける廃油や
含油廃水の処理材として紙あるいは布状の吸着材
更にはマツト状の吸着材が種々開発されている
が、前者は油の吸着量が少く通液抵抗が大きいと
いう欠点があり、後者もパルプ、木綿等の天然繊
維や合成短繊維を素材とするために親油性に乏し
いとか小型容器や複雑な形状の容器には充填しに
くく、小さく裁断するとパルプ等の短繊維の脱落
による二次汚染が生ずる等の欠点を有するもので
あつた。 本考案者らは吸油量が大きくかつ取扱の簡便な
廃油処理材の開発のため種々研究の結果、ポリオ
レフイン系の複合長繊維から成る繊維束を機械捲
縮による一次捲縮と、冷延伸の後熱処理により発
生する二次捲縮とにより繊維間に高度な絡合を発
生させることにより所期の廃油処理材が得られる
ことを知り本考案を完成した。本考案に使用する
ポリオレフイン系の複合長繊維は、結晶性ポリプ
ロピレンを第1成分とし、オレフインを主成分と
する他のポリマーの第2成分とからなる。第2成
分として使用できる他のポリマーとしては、結晶
性ポリプロピレン、非結晶性ポリプロピレン、各
種のポリエチレン、エチレン・プロピレン共重合
体、エチレン酢酸ビニル共重合体もしくはその鹸
化物ならびにこれらのポリマーの混合物等が例示
できる。第2成分が結晶性ポリプロピレンである
場合にはメルトフローレート、分子量分布、共重
合成分含量等何等かの物性が第1成分と易るもの
でなければならない。第2成分をオレフインを主
成分とする他のポリマーと限定した理由は第1成
分とは異るポリマーを用いることにより後述の二
次捲縮の発生を確実にする点に第1の目的があ
る。 上記両成分は公知の複合紡糸方法によつて並列
型複合繊維もしくは第1成分を芯成分とし第2成
分を鞘成分とする偏心鞘芯型の複合繊維に紡出
し、冷延伸される。両成分が同心円状に配された
鞘芯型複合繊維の場合には後述の二次捲縮の発生
が不充分となるおそれがあり好ましくない。延伸
温度は60℃以下、好ましくは40℃以下が適当であ
り、延伸倍率は2倍以上、好ましくは延伸限界倍
率の近くで行われる。得られる延伸系の単繊維繊
度が1〜18デニールとなるように未延伸系の紡糸
条件を設定する必要がある。延伸系の単繊維繊度
が18デニールを超すほど太いと後述の二次捲縮に
よる繊維間の絡合が不充分となり好ましくない。 延伸系の単繊維繊度が1デニール未満では、得
られる繊維束は繊維密度が高く、空隙率の小さな
ものとなり粘度の高い油はこの空隙に入れないの
で吸油能力が低下する。 上記延伸系の所望量を集束し繊維束とし、スタ
フイングボツクスあるいはギヤ式クリンパー等公
知の方法により5〜15山/25mmの機械捲縮(一次
捲縮)を付与する。 この一次捲縮により繊維間に弱い絡合が発生し
繊維束は分散することなくロープ状の形態を有す
るようになる。なお、繊維の集束を未延伸系の状
態で行い、次いで延伸、一次捲縮の付与という工
程をとることもできる。集束された繊維束の太さ
には特別の制限はないが、家庭等での取扱いに適
当な直径10〜50mmの繊維束を得るためには3万〜
30万デニールが適当である。 次いで一次捲縮を付与された上記繊維束を非緊
張状態で熱処理する。熱処理装置としては蒸気、
熱風あるいは赤外線等を熱源とする公知の加熱炉
を用い、80℃ないし複合成分のうち低融点成分の
融点の範囲の温度に加熱する。繊維束を非緊張状
態に保つ方法としては繊維束を適当な長さに切断
した後熱処理する、あるいは加熱装置を貫通して
走行するコンベヤの上に、このコンベヤの走行速
度に熱処理によつて発生する繊維束の収縮量を加
えたもの以上の速度で連続的に繊維束を供給する
等の方法がある。先の冷延伸とその熱処理により
複合繊維に10〜60山/25mmの立体捲縮(二次捲
縮)を発生させることにより各繊維間は一層高度
に絡合し、繊維束はほぐれることなくロープ状の
形態を保持した本考案の廃油処理材となる。この
熱処理を繊維間に強固な熱融着を発生させる程の
高温あるいは長時間の条件で行うと、得られる廃
油処理材は硬く、容易には変形しないものとな
り、廃油処理容器等への充填や抜出しが困難とな
るのでそのような熱処理条件は好ましくない。 本考案の廃油処理材は、素材が全てオレフイン
を主成分とするポリマーであるために親油性が高
く、繊維が1〜18デニールと細いため表面積が大
きく、更に一次捲縮による比較的粗い空隙および
一次捲縮と二次捲縮の複合による微細な空隙が併
在する構造であるから粘度の高い油でも容易に内
部に吸収できるとともに、吸収された油は微細な
空隙により保持される等の効果により抜群の吸油
能力を有する。 本発明の廃油処理材は柔軟性に富み、ロープ状
であるから入り組んだ箇所や複雑な形状の容器で
も充填や抜き出しが容易であり、高度に絡合した
長繊維から構成されているので、繊維束がほぐれ
たり単糸が飛散して容器内に残る等の欠点が解消
された。 実施例 メルトフローレート(MFR)5の結晶性ポリ
プロピレンを第一成分とし、MFR10の結晶性ポ
リプロピレンを第二成分とし、両成分を複合比
50:50で並列型に配して300℃で複合紡糸し、次
で50℃で3.5倍に延伸した後ギヤ式クリンパーで
8山/25mmの捲縮(一次捲縮)をかけて、単繊維
繊度3デニール総繊度6万デニールのトウとし
た。このトウを70cmに裁断し110℃の熱風乾燥機
で5分間熱処理したところ、繊維には32山/25mm
の捲縮(二次捲縮)が発生し、相互に高度に絡合
し、トウは熱収縮により長さ41cm直径18mmの柔軟
なロープ状の廃油処理材となつた。このものより
採取した試料片10gを、20℃のサラダ油中に浸漬
し、30秒後に引き上げて、金網上で1分間放置し
た後重量を測定して吸油量を算出した。結果を第
1表に示した。 実施例 2 MFR5の結晶性ポリプロピレンを第1成分と
し、メルトインデツクス(MI)20の高密度ポリ
エチレンを第2成分とし、第1成分を芯成分第2
成分を鞘成分とした偏心鞘芯型に配し、複合比
50:50紡糸温度300℃/260℃(第1成分/第2成
分)で複合紡糸し、次いで室温25℃で4倍に延伸
した後スタフイングボツクス型クリンパー8山/
25mmの捲縮(一次捲縮)をかけて単繊維繊度3デ
ニール総繊度6万デニールのトウとした。このト
ウを長さ1m20cmに裁断し、125℃の熱風乾燥機
で10分間処理したところ、繊維には45山/25mmの
捲縮(二次捲縮)が発生し、繊維間は高度に絡合
するとともに接触点には鞘成分同志の融着が若干
発生し、トウは熱収縮により長さ60cm直径41mmの
柔軟なロープ状の廃油処理剤となつた。このもの
の吸油量を実施例1と同様に測定し、結果を第1
表に示した。 比較例 比較のため、市販の家庭用廃油吸着マツト(主
成分・パルプ)、新聞紙およびポリプロピレンス
パンボンドについて実施例1と同様にして吸油量
を測定し、結果を第1表に示した。
【表】
第1図は複合繊維の断面の模式図で、1および
2は並列型複合繊維、3は偏心鞘芯型複合繊維を
示す。第2図は捲縮の模式図で、4は一次捲縮の
単位長さ、5は一次捲縮の単位長さを示す。第3
図は本考案の廃油処理材の外観図。
2は並列型複合繊維、3は偏心鞘芯型複合繊維を
示す。第2図は捲縮の模式図で、4は一次捲縮の
単位長さ、5は一次捲縮の単位長さを示す。第3
図は本考案の廃油処理材の外観図。
Claims (1)
- 結晶性ポリプロピレンを第1成分とし、オレフ
インを主成分とする他のポリマーを第2成分と
し、第1成分と第2成分とを並列型に、もしくは
第1成分を芯成分とする偏心鞘芯型に配した単繊
維繊度が1〜18デニールの複合長繊維から成る繊
維束が機械捲縮により付与された5〜15山/25mm
の一次捲縮と冷延伸の後熱処理により発生する10
〜60山/25mmの二次捲縮の二種の捲縮による繊維
間の高度の絡合によつてロープ状の形態が安定化
されていることを特徴とする廃油処理材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2155884U JPS60136790U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 廃油処理材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2155884U JPS60136790U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 廃油処理材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60136790U JPS60136790U (ja) | 1985-09-11 |
JPH0243517Y2 true JPH0243517Y2 (ja) | 1990-11-19 |
Family
ID=30513058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2155884U Granted JPS60136790U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 廃油処理材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60136790U (ja) |
-
1984
- 1984-02-17 JP JP2155884U patent/JPS60136790U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60136790U (ja) | 1985-09-11 |
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