JPH0243428B2 - - Google Patents

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JPH0243428B2
JPH0243428B2 JP58208252A JP20825283A JPH0243428B2 JP H0243428 B2 JPH0243428 B2 JP H0243428B2 JP 58208252 A JP58208252 A JP 58208252A JP 20825283 A JP20825283 A JP 20825283A JP H0243428 B2 JPH0243428 B2 JP H0243428B2
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/06Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
    • H02K29/12Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices using detecting coils using the machine windings as detecting coil

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、界磁となる回転子を励磁する回転ト
ランスを利用して、位置検知信号を得る新規な構
成を有する半導体電動機に関するものである。
サーボモータ、その他の産業機器に利用される
電動機は、小型、強力、長寿命、低慣性で騒音が
小さいことが要求されている。かかる要求に答え
るものとして円筒型の半導体電動機が好適であ
る。しかし、かかる電動機には、次に述べるいく
つかの欠点がある。
第1に、位置検知素子としてホール素子が利用
されているので、温度上昇にきびしい制限があ
り、大きい出力を小型の電動機で得ることはでき
ない。
第2に、界磁となる回転子には、フエライトマ
グネツトが使用されるので、界磁磁界が強力でな
く、出力を増加しようとすると大型となり、出力
に限界がある。従つて出力を小型で、しかも大き
くしようとすると、レアメタルを利用した高価な
焼結マグネツトを使用せざるを得ないという不都
合を生ずる。
第3に、ホール素子以外の位置検知素子を利用
したとしても、かかる装置は、特別な構成とな
り、最産性がなく高価となる欠点がある。
本発明装置は、上述した欠点を除去できること
に特徴を有するもので、さらに付加して、界磁と
なる回転子、電機子は、従来の量産技術がそのま
ま利用することができ、又界磁が強力となるの
で、レアメタル焼結マグネツトと同等の出力トル
クが得られ、位置検知装置は、回転トランスを利
用しているので、廉価に、大きい位置検知出力が
得られ、又回転トランスの入力は、高周波交流を
利用しているので、小型軽量のものですむ特徴が
ある。
上述した諸特徴を有する本発明装置の詳細を第
1図以下について次に説明する。
第1図におい、記号1は外筐で1部のみが示し
てある。記号2は、珪素鋼板よりなる円筒形の固
定電機子磁心で、これには、三相の電機子コイル
(3相誘導電動機と全く同じ巻線)が、慣用され
る手段により装着されている。
記号3は、珪素鋼板を積層して作られた回転子
で、回転軸4に、その中心線が固定され、後述す
るように、90度の開角のN,S磁極が径方向に磁
化して設けられている。回転軸4は、ボール軸承
4a,4bにより、外筐1に設けた蓋体1a,1
bにより支持されている。電機子コイルの導出端
子は、外筐1の外側に導出されているものである
が、省略してある。
つぼ型のソフトフエライトにより作られたコア
5は、回転軸4にその中心部空孔が固定されてい
る。2次コイル5aは、つぼ型コア5に装着され
ている。蓋体1bには、平板状のコア6の側部が
固定され、その中心部空孔は、回転軸4と僅かな
空隙を介して設けられている。コア6もソフトフ
エライトで作られ、これに1次コイル6aの右端
が固着されている。
上述した1次コイル及び2次コイルの詳細が、
第2図bに示されている。
第2図bは、回転軸4の上部のみが示されてい
るが、下部も対称的な構成となつているものであ
る。又第1図と同一記号のものは同一部材であ
る。つぼ型コア5の中心部のコアには、2次コイ
ル5aが装着され、1次コイル6aは、プラスチ
ツク円筒6cに巻かれ、円筒6cの石端は、コア
6のリング状の空孔(第3図bで記号6dとして
示したもの)に嵌入して固着してある。又1次コ
イル6aは、つぼ型コア5及び2次コイルと離間
して保持されている。
1次コイル6aには、第9図bに示すように、
トランジスタよりなる発振回路19の50KC位の
交流が通電されている。かかる発振回路は、例え
ば電子発光器(ストロボライト)の発振回路がそ
のまま利用され、この場合には、1次コイル6a
は発振コイルも兼ねている。
2次コイル5aの出力は、整流回路20(第1
図で記号7として示したもので、回転子3に固定
されている。)で整流され、第9図aの回転子3
の励磁コイル15a,15b、……に、端子2
1,22を介して、通電されている。上記した整
流出力は、リプルを含むが、励磁コイル15a,
15b、……のインダクタンスにより平滑化され
るものである。
第9図aのスロツト3a,3b,3c,3dに
は、励磁コイルが装着されているが、スロツト3
a,3bには、励磁コイル15a,15bが、ス
ロツト3b,3cには、励磁コイル16a,16
bが、スロツト3c,3dには、励磁コイル17
a,17bが、スロツト3d,3aには、励磁コ
イル18a,18bがそれぞれ装着されている。
各励磁コイルに、所定方向の通電を行なうことに
より、図示のように90度開角のN,S極の励磁が
行なわれている。
上述した回転子3の量産手段は周知であり、又
磁界の強さは、1般の整流子電動機と全く同様な
ので、フエライトマグネツトの3倍以上の磁界が
得られるので、出力トルクが増大する効果があ
る。
つぼ型コア5及び平板状のコア6の磁路開放端
の空隙は、0.2〜0.5ミリメートルで対向し、電力
の伝送効率は、60%以上となる。又1次コイル6
aの通電は、高周波交流が利用されているので、
10ワツトの伝送を行なうのに必要なつぼ型コアの
径は25ミリメートル位ですみ、比較的小型の出力
の電動機にも適用することができる効果がある。
第1図の電機子2に装着される電機子コイル
は、2相、3相、……いづれのものでもよいが、
本実施例では、3相の電機子コイルとなつてい
る。
第1図の記号Aで示すものは、位置検知装置
で、その要部のみの詳細が第2図に示されてい
る。つぼ型コア5の開口部及びコア6の対向部
は、空隙を介して対向され、1次コイル、2次コ
イルの導出線は、それぞれ記号24,23で示さ
れている。かかる導出線23,24は、それぞ
れ、記号7で示す電気回路及び外筐1の外側に導
出されている。
つぼ型コア5の外側には、突出部7a(ソフト
フエライト)設けられている。この詳細が、第2
図及び第3図aに示されている。即ち外周にそつ
て90度の開角の突出部7a,7bが成型時に作ら
れ、それ等の間隔も90度である。
第2図のコア6の外周には、突出部8a(ソフ
トフエライト)が設けられている。突出部8aの
左側の磁心となる突出部9aには、位置検知コイ
ル10aが装着されている。かかる装置は、第3
図bで示すように、120度の開角で、コア6の外
周に設けられている。第2図ではその1組が示さ
れ、他は省略して図示していない。
第3図bの記号8b,9b,10bならびに記
号8c,9c,10cは、それぞれ突出部8a,
9a、位置検知コイル10aに対応するもので、
それ等の作用も又同じである。
第3図a,bの空孔5b,6bは、それぞれ回
転軸4が貫挿している。
つぼ型コア5は、回転子3とともに回転してい
るが、このときに、例えば、突出部7aが、位置
検知コイル(以降は単にコイルと呼称する。)の
前面にあると、1次コイル6aによる磁束の1部
が、点線Bで示すように、コイル10aを貫通し
て、誘導出力を発生する。突出部7aが対向しな
い場合にも、1部の減小磁束により誘導出力があ
るが、これはより小さいので、位置検知信号出力
として利用できるものである。
突出部7a,7bの中間の点線7c,7dで示
す部分を導体部として、コイル10aに対向する
ようにすると、渦流損失により、上記した誘導出
力のSN比を良好とすることができる。
他の位置検知装置(記号8a,8b,9a,9
b,10a,10b)についても事情は全く同じ
である。
コイル10a,10b,10cの誘導出力は、
第4図に示すように、整流回路11a,11b,
11cにより整流され、それ等の出力は、コンデ
ンサ及びダイオードを介して、端子12a,12
b,12cより、矩形波パルス列として得られる
ものである。
上述したように、本発明装置の特徴は、高周波
交流を利用し小型で大きい容量の回転トランスの
装置を、SN比のよい、しかも出力の大きい位置
検知信号発生源として使用したことである。
次に第5図につき、電機子コイルの通電制御手
段について説明する。
第5図に示すものは、回転子3、3相の電機子
コイル2a,2b,2c(第1図の固定磁心2に
装着されているもの)及び突出部7a,7b、導
体部7c,7dの展開図である。
回転子3は、90度の開角の磁極N,S磁極によ
り構成され、電機子コイル2a,2b,2cは、
それぞれ電気角で120度の位相差で設けられてい
る。又同一磁極の下にある電機子コイルは並列に
接続され、Y型結線となつている。
回転子3及び突出部7が、ともに矢印C方向に
回転すると、導体部7c,7d及び磁性体部7
a,7bの面を走査するコイル10d,10a,
10eの誘導常数は、サイクリツクに変化し、電
気角で120度の差がある。上記した誘導常数の変
化を得る為に、コイル10dをコイル10bの位
置に、コイル10eをコイル10cの位置に移動
しても同じ効果がある。かかる置換えを行なう
と、コイル10a,10b,10cの開角は120
度となり、第3図示の実施例と1致するものであ
る。
コイル10a,10b,10cの誘導常数の変
化により、通電制御回路Dを制御し、電機子コイ
ル2a,2b,2cに通電して、回転子3に矢印
C方向の駆動トルクを発生する半導体電動機とな
つている。
上述した説明より理解されるように、第1,2
図のつぼ型コア5を平板状のコアとし、平板状の
コア6をつぼ型コアとし、2次コイル5bの左端
をコア5の側面に固着し、1次コイルをつぼ型の
コア6に装着しても同じ目的が達成されるもので
ある。1次コイル及び2次コイルの上下の位置は
交換しても同じ目的が達成される。
次に通電制御回路Dの詳細を第6図につき説明
する。
第6図において、記号E,F,Gで示すもの
は、第4図の3組の電気回路を示すもので、これ
等の出力端子33,34,35(第4図では、端
子12a,12b,12cとして示されたもの)
の出力波形は、同一記号の曲線で、第7図のタイ
ムチヤートに示されている。
端子33,34,35の出力は、反転回路23
a,23b,23cを介し、若しくは介すること
なく、図示のように、アンド回路24a,24
b、……24fに入力されている。
従つてアンド回路24aの出力は、第6図のタ
イムチヤートの曲線27のようになり、パルス巾
は、電気角で120度となる。パルス間の間隔は240
度である。
他のアンド回路24b,24c,24d,24
e,24fの出力は、第7図のタイムチヤートの
それぞれ曲線28,29,30,31,32のよ
うになる。
反転回路23d,23e,23fの作用によ
り、アンド回路24a,24b,24cの出力の
ある間だけ、反転回路23d,23e,23fを
介してトランジスタ26a,26b,26cは、
それぞれ導通し、又アンド回路24d,24e,
24fの出力のある間だけ、トランジスタ26
d,26e,26fはそれぞれ導通する。記号2
5は正電圧端子である。
従つて、電機子コイル2a,2b,2cは、整
流子電動機におけるY型結線の場合と全く同様な
通電制御が行なわれて駆動トルクが発生して回転
する。電機子コイル2a,2b,2cを△結線を
行なつて、同様な通電を行なつても同じ効果があ
る。上述した電機子コイルの通電制御回路は、3
相の電動機の場合であるが、2相の電動機の場合
にも、同様な周知の制御回路により、電機子コイ
ルの通電制御を行なうことができる。2相の電機
子コイルの場合には、第3図bの位置検知コイル
10a,10b,10cは2個となり、電気角で
90度の位相差の位置に設けれるものである。
トランジスタ26a,26b,……26fのベ
ースを駆動する入力電流は、比較的大きいので、
アンド回路24a,24b,……24fの出力も
大きいことが要求される。特に本発明による第4
図の回路の場合には、第6図の回路E,F,Gの
出力電流が大きいので、これを有効に利用する必
要がある。
以上の要求を満足する手段が第8図に示されて
いる。例えば、第6図の反転回路23a、アンド
回路24dを兼ねる回路が第8図aに示されてい
る。
第8図aにおいて、端子47より正の入力、端
子48より負の入力があると、トランジスタ46
aは飽和領域で導通する。従つて端子49より正
の出力が得られる。
第6図のトランジスタ26dのベース入力とし
て、第8図aの端子49の出力を用い、端子4
7,48の入力とし、第6図の端子34及び33
の出力をそれぞれ用いると、第6図の反転回路2
3a、アンド回路24dと全く同じ動作で、トラ
ンジスタ26dを付勢することができる。
トランジスタ26e,26fの付勢回路も全く
同じ手段により実施することができることは明ら
かである。
第8図bにおいて、端子47aより正の入力、
端子48aより負の入力があると、トランジスタ
46bは飽和領域で導通し、端子49aは、アー
スレベルとなる。
第6図のトランジスタ26aのベース入力とし
て、8図bの端子49aの出力を用い、端子47
a,48aの入力とし、第6図の端子33及び端
子34の出力をそれぞれ用いると、第6図の反転
回路23d、アンド回路24a、反転回路23d
と全く同じ動作で、トランジスタ26aを付勢す
ることができる。
トランジスタ26a,26cの付勢回路も全く
同じ手段で実施することができることは明らかで
ある。第8図a,bの実施例で、トランジスタ4
6a,46bは各1個ですむが、端子47,47
aの入力の電流は、端子48,48aの入力電流
より著しく大きい必要がある。しかし第6図の回
路E,F,Gの出力は、ほぼ等しいので、端子4
7,47aの入力は、回路E,F,Gの出力を増
巾してから入力せしめないと有効でない。
第8図c,dの回路は、かかる増巾手段を省く
ことのできる手段である。
第8図cにおいて、端子47より正の入力、端
子48より負の入力があると、端子49より正の
出力が得られる。トランジスタ46c,46dは
飽和領域で導通する。尚記号50は電源正極端子
である。従つて、第6図のトランジスタ24dの
ベース入力として、第8図cの端子49の出力を
用い、端子47,48の入力として、第6図の端
子34,33の出力をそれぞれに用いると、第6
図の反転回路23a、アンド回路24dと全く同
じ動作で、トランジスタ26dを付勢する。又ト
ランジスタ26e,26fについても、同様な回
路を付勢して、これ等を付勢できることは明らか
である。
第8図dにおいて、端子47aより正の入力、
端子48aより負の入力があると、トランジスタ
46e,46fは飽和領域で導通して、端子49
aは、アースレベルとなる。
従つて、第6図のトランジスタ26aのベース
入力とし、第8図dの端子49aを用い、端子4
7a,48aの入力として、第6図の端子33,
34の出力をそれぞれ用いると、第6図の反転回
路23b,23d及びアンド回路24aと全く同
じ動作で、トランジスタ26aを付勢する。又ト
ランジスタ26b,26cについても、同様な回
路を付勢し、これ等を付勢できることは明らかで
ある。
第8図cの実施例においては、端子47,48
の入力は、ともにトランジスタ46d,46cの
ベース入力となつているので、それ等の入力電流
は同じ程度のものですみ、端子49の出力は増巾
されて得られる特徴がある。第8図dについても
同じ効果がある。
第3図aに示す突出部(ソフトフエライト)7
a,7b導体部7c,7dを除去し、つぼ型コア
5の外周に、1回転につき2サイクルのサイン波
に変調が行なわれるように、コイル10a,10
b,10cと突出部との空隙が変化されるように
構成する。かかる手段によると、コイルの導出力
は、周知のリゾルバとして利用することもできて
有効である。次に第10図についてその詳細を説
明する。
第10図において、前実施例と同一記号のもの
は同一部材である。第10図aは、第3図aの装
置を変形したもので、記号7eは、ソフトフエラ
イトの突出部で、平板状リングとなり、突出部7
(第3図aの突出部7a,7bの位置にあるもの)
の外周部に設けられてている。突出部7は、点線
で示された位置が最高及び最低部となるサイン曲
線に近似した曲面を構成している。
第3図bに示したコイル10a,10b,10
cは、上記した曲面突出部7に対向している。
コイル10fは、突出部リング7eに対向し
て、コア6の外周部に、上記したコイル10a,
10b,10cと全く同じ構成で設けられてい
る。
コイル10a,10b,10cの誘導出力は、
キヤリヤが変調され、しかもサイン曲線となる出
力に変調されるように、突出部7の曲面が構成さ
れているものである。
第10図bのグラフは、上述したコイルの出力
を示すものである。よこ軸は、回転子3の回転角
度である。曲線7は、突出部7の曲面を示すもの
で、矢印右方に移動する。点線の位置に、コイル
10aがおかれている。他のコイルは省略して図
示していない。
コイル10aの出力は、キヤリア(第9図の発
振器19の周波数)が変調され、グラフの曲線4
7のようになる。上下対称の波形となるが、下側
は、その1部のみが示され、他は省略してある。
コイル10fは、平面状の突出部7eに対向し
て、突出部7eも矢印右方向に移動するが、コイ
ル10fの出力の振巾は不変となり、しかも変調
されている。
第10図cの端子50a,50aの入力は、コ
イル10a,10fの出力が入力され、これ等の
入力は整流された後に、同期検波回路50,51
により、キヤリア周波数と同期して検波され、リ
プル分が、フイルタにより除去されたた後に、オ
ペアンプ52に入力されている。
オペアンプ52の非反転端子の入力波形は、b
図のグラフの曲線48となり、又反転端子の入力
は、曲線48aとなつている。曲線48aの高さ
は、曲線48の上下が対称となる位置となるよう
に調整されている。従つて、オペアンプ52の出
力端子52aの出力曲線は、グラフの曲線49の
ような電圧となり、この曲線はサイン曲線となつ
ている。
第10図cと同じ制御回路を使用することによ
り、コイル10b,10cの出力電圧もサイン曲
線49と同じ波形のものを得ることができ、これ
等は、位相が電気角で120度の差がある。
矩形波整形回路を利用して、グラフの曲線49
a,49bの電圧をとり出すと、第7図の曲線3
3と同じとなるので、位置検知信号として利用で
きる。他のコイル10b,10cについても事情
は全く同じで、位置検知信号を得ることができ
る。
第10図aのコイル10gによる出力は、コイ
ル10aによる出力と電気角で90度の位相差のあ
る出力が得られるので、第10図cと同じ手段に
より、サイン曲線の位置検知信号を得ることがで
きる。従つて、コイル10a,10gを介する出
力は、2相の電機子コイルの通電制御に利用でき
ることは明らかである。
上述したサイン曲線の位置検知信号は、周知の
リゾルバの出力と同じなので、本発明装置は、リ
ゾルバの機能として利用できる特徴がある。
以上のように、本発明装置によれば、冒頭にお
いて述べた目的が達成され、実用上の効果著しき
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の説明図、第2図及び第
3図は、位置検知装置の部材の説明図、第4図
は、位置検知コイルを含む検知出力回路図、第5
図は、回転子及び電機子コイルの展開図、第6図
は、第4図の回路の出力より、位置検知出力を得
る通電制御回路図、第7図は、第6図の回路の各
部の電圧のタイムチヤート、第8図は、第6図の
アンド回路の詳細を示す電気回路図、第9図は、
励磁コイルを有する回転子の通電制御回路を含む
説明図、第10図は、誘導コイル群の出力を説明
する説明図をそれぞれ示す。 1……外筐、1a,1b……蓋体、2……磁
心、2a,2b,2c……電機子コイル、3……
回転子、4……回転軸、4a,4b……ボール軸
承、5,6……つぼ型コア、5a,5c……2次
コイル及び1次コイル、7……整流回路、A……
位置検知装、7a,7b……突出部、7c,7d
……導体部、8a,8b,8c……突出部、9
a,9b,9c……磁心となる突出部、10a,
10b,10c,10d,10e……位置検知コ
イル、B……磁束の通路、5b,6b……空孔、
11a,11b,11c……整流回路、D……通
電制御回路、E,F,G……位置検知出力回路、
23a,23b,23c,23d,23e,23
f……反転回路、24a,24b,24c,24
d,24f……アンド回路、26a,26b,2
6c,26d,26e,26f……トランジス
タ、33,34,35……位置検知コイルの出力
波形、27,28,29,30,31,32……
アンド回路24a,24b,……24fの出力波
形、46a,46b,46c,46d,46e,
46f……トランジスタ、15a,15b,16
a,16b,17a,17b,18a,18b…
…励磁コイル、19……トランジスタ発振回路、
20……整流回路、6c……円筒、10f,10
g……誘導コイル、7……突出部、7e……平板
状の突出部、47,48,49……コイル10a
による位置検知信号曲線、48a……コイル10
fによる位置検知信号曲線、50,51……同期
検波回路、52……オペアンプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外筐の内側に固定して設けられた円筒形の電
    機子磁心ならびに、これに装着された複数相の電
    機子コイルと、前記した外筐に設けた軸受により
    回動自在に支持された回転軸と、該回転軸に固定
    されるとともに、磁界が前記した電機子コイルを
    貫挿するように、外周面にN,S磁極が等しいピ
    ツチで配設され、該N,S磁極が励磁コイルによ
    り励磁されている磁性体回転子と、ソフトフエラ
    イトにより作られたつぼ型のコア5及び該コア5
    の磁路開放端となる開口部と僅かな空隙を介して
    対向するソフトフエライトにより作られた平板状
    のコア6とよりなる回転トランスと、つぼ型のコ
    ア5の中央空孔を回転軸4に固定し、平板状のコ
    ア6を外筐内側に固定する手段か、若しくは平板
    状のコア6の中央部を回転軸4に固定し、つぼ型
    のコア5の底面を外筐内側に固定する手段と、つ
    ぼ型コア5と平板状のコア6により囲まれた内側
    において、回転軸4と同軸に捲回され、回転軸4
    と同期回転する2次コイル5a及び外筐側に固定
    された1次コイル6aと、1次コイル6aに高周
    波交流を通電せしめる高周波発振回路と、回転子
    3に固定されるとともに、2次コイル5aの出力
    を整流して前記した励磁コイルに通電する整流回
    路と、つぼ型コア5若しくは平板状のコア6のい
    づれかの外筐に固定されているものの開口部の外
    側突出部に、所定の開角で固定され、1次コイル
    6aによる磁界の1部が貫挿するように設けられ
    た複数個の位置検知コイルと、前記した外側突出
    部及び位置検知コイル面に空〓を介して対向する
    ように、つぼ型コア5若しくは平板状のコア6の
    いづれかの外側に突出して配設され、回転子3の
    磁極数に対応した数で、等しいピツチと等しい巾
    の複数個の突出部と、該突出部が位置検知コイル
    面を通過したときの誘導常数の変化による誘導出
    力を利用して位置検知出力を得る電気回路と、該
    位置検知出力により電機子コイルの通電制御を行
    なつて、1方向の回転トルクを発生せしめる通電
    制御回路とより構成されたことを特徴とする半導
    体電動機。 2 外筐の側に固定して設けられた円筒形の電機
    子磁心ならびに、これに装着された複数相の電機
    子コイルと、前記した外筐に設けた軸受により回
    動自在に支持された回転軸と、該回転軸に固定さ
    れるとともに、磁界が前記した電機子コイルを貫
    挿するように、外周面にN,S磁極が等しいピツ
    チで配設され、該N,S磁極が励磁コイルにより
    励磁されている磁性体回転子と、互いに磁路開放
    端となる開口部が僅かな空〓を介して対向して相
    対回転されるとともに、回転軸4に中央空孔が固
    定されたソフトフエライトにより作られた第1の
    コアならびに外筐側に固定されたソフトフエライ
    トにより作られた第2のコアとよりなる回転トラ
    ンスと、第1のコア及び第2のコアにそれぞれ装
    着された2次コイル5a及び1次コイル6aと、
    1次コイル6aに高周波交流を通電せしめる高周
    波発振回路と、回転子3に固定されるとともに、
    2次コイル5aの出力を整流して前記した励磁コ
    イルに通電する整流回路と、第2のコアの外側突
    出部に、所定の開角で固定され、1次コイル6a
    による磁界の1部が貫挿するように設けられた複
    数個の位置検知コイルと、前記した外側突出部及
    び位置検知コイル面に回転子3の回転とともに異
    なる空〓を介して対向するように、回転子3の磁
    極数に対応した数で、等しいピツチで設けられた
    第1のコアの外側曲面突出部と、該曲面突出部が
    位置検知コイル面を通過したときの誘導常数の変
    化によるサイン曲線の誘導出力を利用して位置検
    知出力を得る電気回路と、該位置検知出力により
    電機子コイルの通電制御を行なつて、1方向の回
    転トルクを発生せしめる通電制御回路とより構成
    されたことを特徴とする半導体電動機。
JP58208252A 1983-11-08 1983-11-08 半導体電動機 Granted JPS60102860A (ja)

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JPS60102860A JPS60102860A (ja) 1985-06-07
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CH683639A5 (fr) * 1990-06-27 1994-04-15 Baumer Electric Ag Capteur de position pour déterminer la position angulaire d'un arbre rotatif.

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JPS60102860A (ja) 1985-06-07

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