JPH0243255A - シリコーン‐ポリカーボネートブロックコポリマーと、ポリフェニレンエーテル樹脂/ポリエステル樹脂の相溶化されたアロイとのブレンド - Google Patents

シリコーン‐ポリカーボネートブロックコポリマーと、ポリフェニレンエーテル樹脂/ポリエステル樹脂の相溶化されたアロイとのブレンド

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JPH0243255A
JPH0243255A JP1144331A JP14433189A JPH0243255A JP H0243255 A JPH0243255 A JP H0243255A JP 1144331 A JP1144331 A JP 1144331A JP 14433189 A JP14433189 A JP 14433189A JP H0243255 A JPH0243255 A JP H0243255A
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Iii John B Yates
ジョン・ベニー・イェーツ,サード
Richard C Bopp
リチャード・チャールズ・ボップ
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L71/00Compositions of polyethers obtained by reactions forming an ether link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L71/08Polyethers derived from hydroxy compounds or from their metallic derivatives
    • C08L71/10Polyethers derived from hydroxy compounds or from their metallic derivatives from phenols
    • C08L71/12Polyphenylene oxides
    • C08L71/123Polyphenylene oxides not modified by chemical after-treatment
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の利用分野 本発明は、シリコーン−ポリカーボネートコポリマーと
ポリフェニレンエーテル樹脂/ポリエステル樹脂ブレン
ドとを含む新規な組成物に係る。
さらに特定的にいうと、本発明は、シリコーン−ポリカ
ーボネートブロックコポリマーと、ポリフェニレンエー
テル樹脂とポリエステル樹脂との間の相溶性をもたらす
かまたは改良するように機能する1種以上の相溶化剤を
少量含有するポリフェニレンエーテル/ポリエステルの
アロイとのブレンドに係る。本発明の組成物は、自己消
火性で強靭な熱可塑性エラストマーから剛性のエンジニ
アリング材料までに亘る物理的性質を備えた新規な群の
熱可塑性材料からなる。
発明の背景 シリコーン−ポリカーボネートコポリマーは業界で公知
であり、本発明の好ましい態様のコポリマーすなわちシ
リコーン−ポリカーボネートブロックコポリマーも同様
によく知られている。
たとえば、ボーン(Vaughn)らの米国特許節3゜
189.662号には、オルガノポリシロキサンポリカ
ーボネートブロックコボリマーとその製造方法が開示さ
れている。この文献によると、そこに記載されているコ
ポリマーは、電気器具の表面コーティング(塗料)、絶
縁材、棒材や線材のコーティング、部品や積層品の接合
材料、および接着剤組成物成分として有用であるとされ
ている。
この特許文献は、そのようなシリコーン−ポリカーボネ
ートコポリマーと他の熱可塑性または熱硬化性樹脂コポ
リマーとのブレンドについて言及していない。
モラリ(Molarl)の米国特許節4. 027. 
072号および再発行特許節32,406号には、それ
ぞれの層がポリシロキサン−ポリカーボネートブロック
コポリマーによって接合されているポリカーボネート積
層品が開示されている。
また、ポリフェニレンエーテル樹脂およびポリエステル
樹脂を強化材および/または難燃性添加剤と共にブレン
ドして難燃性や低溶融粘度などのような各種の望ましい
性質を備えた熱可塑性組成物を作成することができると
いうことも知られている。
たとえば、アポリンズ(^bolIns)らの米国特許
節4,013,613号は、ポリフェニレンエテル樹脂
とポリエステル樹脂との混和物を含む熱可塑性組成物を
開示している。この特許の熱可塑性組成物の中には、樹
脂混和物を強化有効量の強化用充填材と組合せたものが
ある。この発明の範囲内に包含される3つの成分を組合
せた熱可塑性組成物は、冷却した時に層剥離したり分離
したりしないもの、および、低下した総合的な物性、化
学薬品耐性、巨視的な外観などのゆえに構造材としての
有用性を損なわない組成物を形成することができるもの
である。
ペッツ(Betts)のヨーロッパ特許出願公開第01
33641号には、ポリエステル樹脂と、ポリフェニレ
ンエーテル樹脂、有機のリン酸エステルおよび安定な臭
素化物質の組合せからなる難燃剤との混和物である難燃
性の熱可塑性組成物が開示されている。
リー(Lee)の米国特許節4,123,410号は、
ポリフェニレンエーテル、可塑剤、ならびに、熱変形温
度および延性の性質は実質的に低下させないで当該組成
物の溶融粘度を下げるのに充分な量のポリエステルから
なる混和物の熱可塑性組成物を開示している。ポリエス
テルの好ましい量は2〜5重冊%である。
また、リー(Lee)らの米国特許節4,206゜15
4号には、ポリフェニレンエーテル樹脂、スチレン樹脂
、ハロゲン化芳香族難燃剤、フェロセン、および1〜1
5重二%の脂肪酸末端停止飽和ポリエステルからなる自
己消火性の熱可塑性成形用組成物が開示されている。
また、1986年7月29日に出願された米国特許出願
箱891,497号には、高度の衝撃耐性と溶剤耐性を
もったto溶性の高いポリマーブレンドが開示されてい
る。これらのブレンドは、少なくとも1種のポリフェニ
レンエーテルまたはそれと少なくとも1種のポリスチレ
ンとのブレンド、少なくとも1種のポリ(アルキレンジ
カルボキシレート)、少なくとも1種のエラストマー性
でポリフェニレンエーテルと相溶性の衝撃改質剤、およ
び芳香族ポリカーボネート単位を実質的な割合で含有す
る少なくとも1種のポリマーからなる。
線状ポリエステルの代表例はポリ(アルキレンジカルボ
キシレート)、特にポリ(アルキレンテレフタレート)
である。1987年2月4日に出願された米国特許出願
箱010,867号には、相溶性が高く、高い溶剤耐性
と有利な引張特性をもっているが、衝撃強さが主要な要
件ではないような用途に特に有用な類似のポリマーブレ
ンドが開示されている。
最後に、セイラー(Setler)らの米国特許節4゜
672.086号には、線状の芳香族ポリエステル樹脂
、ポリフェニレンエーテル樹脂、リン酸エステル含有化
合物および充填材を含有する自己消火性の熱可塑性ポリ
エステル成形材料が開示されている。これらの組成物は
、場合によって、芳香族のポリカーボネートを含有して
いてもよい。
本発明の組成物は、好ましくはシリコーン−ポリカーボ
ネートブロックコポリマーと相溶化されたポリフェニレ
ンエーテル樹脂/ポリエステル樹脂アロイとのブレンド
を含む新規な群の熱可塑性材料であると思われる。
発明の概要 本発明に従って、 (a)シリコーン−ポリカーボネートコポリマーならび
に (b)ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリエステル樹脂
およびポリカーボネート樹脂からなる混和物 を含む熱可塑性組成物が提供される。
好ましい態様においては、 (a)シリコーン−ポリカーボネートブロックコポリマ
ー、ならびに (b)(i)ポリフェニレンエーテル樹脂、(11)ポ
リエステル樹脂、および (iii )成分(b)(i)と(b)(ii)の間の
相溶性をもたらすかまたは改良するのに充分な量の少な
くとも1種の相溶化剤 からなる、相溶化されたポリフェニレンエーテル樹脂/
ポリエステル樹脂アロイ を含む熱可塑性組成物が提供される。
成分(a)が主成分である、すなわち(a)と(b)の
合計の100重2%に対して50重量%以上であるよう
な本発明の態様では、この組成物によって、強靭で熱可
塑性のエラストマーであってしかも自己消火性である熱
可塑性材料を得ることができる。
成分(b)が主成分である、すなわち(a)と(b)の
合計の100重塁%に対して50重量%より多いような
本発明の態様では、この組成物によって、物理的性質の
良好な一断面を示す剛性のエンジニアリング材料を得る
ことができる。
組成の変化によって広い範囲の性質を得ることができる
さらに、他の性質を改良する成分を、性質を改良する量
で含ませることによって、本発明の組成物をさらに望ま
しく改良することができる。
発明の説明 本発明では、シリコーン−ポリカーボネートコポリマー
を、ポリフェニレンエーテル樹脂およびポリエステル樹
脂のブレンドと混和する。適切なシリコーン−ポリカー
ボネートコポリマーは、ポリフェニレンエーテル樹脂/
ポリエステル樹脂ブレンドと共に業界で公知である。
本発明の好ましい態様では、シリコーン−ポリカーボネ
ートブロックコポリマーを、相溶化されたポリフェニレ
ンエーテル樹脂/ポリエステル樹脂アロイとブレンドす
る。
本発明の好ましいシリコーン−ポリカーボネートブロッ
クコポリマー(以下単に「コポリマー」とする)は、一
般に、低温延性を示し自己消火性である熱可塑性のエラ
ストマーの1群からなる。
そのようなコポリマーは次の平均式lで表わすことがで
きる。
ここで、nは少なくとも1、好ましくは1〜約1゜00
0に等しい整数であり、aは1〜約200に等しく、b
は約1〜100、好ましくは約15〜約90の平均値を
をしており、一方、aとbの比は約0.05から約3ま
でで変化することができ、bが約15〜約90の平均値
を有しているときにはaとbの比は約0.067〜約0
.45が好ましく、dは1以上であり、Yは次式のもの
である。
また、Aは水素および次式の基より成る群の中から選択
されるものである。
−C−OR’ Rは水素、−価の炭化水素基およびハロゲン化された一
価の炭化水素基より成る群の中から選択されるものであ
り、R′は一価の炭化水素基およびシアノアルキル基よ
り成る群の中から選択されるものであり、R′は一価の
炭化水素基およびハロゲン化された炭化水素基より成る
群の中から選択されるものであり、Zは水素、低級アル
キル基およびハロゲン基ならびにそれらの混合物より成
る群の中から選択されるものである。
式1のRによって表わされる基の中には、アリール基お
よびハロゲン化アリール基(たとえば、フェニル、クロ
ロフェニル、キシリル、トリルなど)、アルアルキル基
(たとえば、フェニルエチル、ベンジルなど)、脂肪族
基、ハロゲン化脂肪族基′および環式脂肪族基(たとえ
ば、メチル、エチル、プロピル、クロロブチル、シクロ
ヘキシルなどを始めとするアルキル、アルケニル、シク
ロアルキル、ハロアルキルなど)がある。Rはすべてが
同じ基であることも上記のいずれか2つ以上の基である
こともでき、メチルが好ましい。R′には水素を除いて
上記のRに包含される基がすべて包含される。R′はす
べてが同じ基であることも、水素を除いた上記のR基の
いずれか2つ以上であることもでき、メチルが好ましい
。またR′には、水素以外のRに包含されるすべての基
に加えて、シアノエチル、シアノブチルなどの基のよう
なシアノアルキル基も包含される。式■のZの定義の中
に包含される基は、水素、メチル、エチル、プロピル、
クロロ、ブロモ、ヨードなど、およびこれらの組合せで
あり、水素が好ましい。
本発明で有用なコポリマーは、さらに、置換アリールオ
キシ−ケイ素結合によって二価フェノールと炭酸前駆体
とのポリエステルに結合されたポリジオルガノシロキサ
ンのコポリマー単位を繰返して含むものとして説明する
ことができる。この場合、これらの繰返しコポリマー単
位は、平均重量で、約10〜約75重二%、好ましくは
約40〜70重】%のポリジオルガノシロキサンを含む
式Iのコポリマーは、酸受容体の存在下、0〜100℃
、好ましくは20〜50℃の範囲の温度で、次式■を有
するハロゲンで連鎖停止したポリジオルガノシロキサン と、次式■を有する二価フェノール との混合物を反応させた後、この反応生成物を、得られ
るコポリマーが最大の固有粘度をもつようになるまでホ
スゲン化することによって製造することができる。上記
の式中で、RSR’ 、Zおよびbは上で定義した通り
であり、Xはハロゲン基、好ましくはクロロである。
式Hのハロゲンで連鎖停止したポリジオルガノシロキサ
ンは、パトノード(Patnode)の米国特許節2.
31111.366号ならびにハイド(llyde)の
米国特許節2.629,726号および第2902.5
07号に教示されているようにジオルガノジハロシラン
(たとえばジメチルジクロロシラン)を制御して加水分
解するなどの常法によって形成することができる。
使用することができる別の方法では、サウア(Sauc
r)の米国特許節2,421,653号に示されている
ように塩化第二鉄などのような金属触媒の存在下でジオ
ルガノジクロロシランと環式ポリジオルガノシロキサン
との混合物を平衡化させる。
このハロゲンで連鎖が停止したポリシロキサンを形成す
る際に使用する各種の方法には特に臨界的な意味はない
が、一般に、得られるハロゲンで連鎖停止したポリシロ
キサンのハロゲン含有率は、このハロゲンで連鎖停止し
たポリシロキサンの約0.4〜約35重量%の範囲に維
持するのが望ましく、約1〜約10重量%の範囲に維持
すると好ましいことが判明している。このハロゲンで連
鎖が停止したポリシロキサンは、塩素化されたポリジメ
チルシロキサンの形態にあるのが好ましい。
式■に包含される二価フェノール類は、たとえば、2,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(すなわ
ち、ビスフェノール−A)、2゜4′ −ジヒドロキシ
ジフェニルメタン、ビス(2ヒドロキシフエニル)メタ
ン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1.1−ビス(4
ヒドロキシ−2−クロロフェニル)エタン、1゜1−ビ
ス(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)エタ
ン、1.3−ビス(3−メチル−4ヒドロキシフエニル
)プロパン、2.2−ビス(3−イソプロピル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパンなどである。混合物も使用
することができる。当業者はその他のものも思い当たる
であろつO 上記のコポリマーは、本質的に、置換アリールオキシ−
ケイ素結合によって炭酸前駆体と二価フェノールのポリ
エステルに連結されたポリジオルガノシロキサンから構
成される繰返し単位からなる。
上記のような種類の材料はまた米国特許節3゜189.
662号にも記載されており、それ単独で使用すること
も、あるいは特定の望まれる特性を得るためによく知ら
れている変性剤と共に使用することもできる。
上記のブロックコポリマーの代表例はゼネラル・エレク
トリック(General Electric)のLR
−3320である。この材料は、比重が1612、引張
強さが2500〜3900 psi、伸びが230〜4
30%、引裂き強さ(ダイ(Die) C)が230〜
4301bs、/ In、脆化温度が一76丁未満、熱
変形温度(66psiの負荷で10ミル)が160下で
ある。
その他上記のようなブロックコポリマー、特にゼネラル
・エレクトリック(General Electric
)のLR−5630は、比重が1,07、引張強さが2
200〜2500psi、伸びが500〜700%、引
裂き強さ(ダイC)が約2001bs、/ in。
脆化温度が−761:未満、熱変形温度(66psi)
が130下である。
ポリフェニレンエーテル樹脂成分は、次式の単位を有す
るホモポリマーまたはコポリマーが好ましい。
ここで、Q、Q’ 、Q”およびQoooは、それぞれ
独立しており、水素、ハロゲン、炭化水素基、ハロ炭化
水素基、炭化水素オキシ基およびハロ炭化水素オキシ基
より成る群の中から選択され、nはモノマー単位の合計
数を表わしていて少なくとも約20、好ましくは少なく
とも50の整数である。
一般に、ポリフェニレンエーテル樹脂は、錯体金属触媒
の存在下でフェノール類を酸素と反応させることによっ
て製造される一価の単環式フェノール類の自己縮合生成
物であり、その際分子量は反応時間によって制御され、
時間が長いほうが繰返し単位の平均数が大きくなる。個
々の手順は当業者に公知であり、アラン・ヘイ(All
an flay)の米国特許節3.306,874号お
よび第3,306.875号ならびにゲル・スタマトフ
(GeluStamatorr)の米国特許節3,25
7,357号および第3,257,358号を特徴とす
る特許文献に記載されている。
そのような手順によって製造することができ、上記の一
般式の中に入る代表的なポリマーは、ポリ(2,6−ジ
ラウリル−1,4−フェニレン)エーテル、 ポリ(2,6−ジフェニル−1,4−フェニレン)エー
テル、 ポリ(2,6−シメトキシー1,4−フェニレン)エー
テル、 ポリ(2,6−ジェトキシ−1,4−フエニレン)エー
テル、 ポリ(2−メトキシ−6−ニトキシー1,4−フェニレ
ン)エーテル、 ポリ(2−エチル−6−スチアリルオキシー1゜4−フ
ェニレン)エーテル、 ポリ(2,6−ジクロロ−1,4−フェニレン)エーテ
ル、 ポリ(2−メチル−6−フェニル−1,4−フェニレン
)エーテル、 ポリ(2,6−ジペンジルー1.4−フェニレン)エー
テル、 ポリ(2−エトキン−1,4−)ユニレン)エーテル、 ポリ(2−クロロ−1,4−フェニレン)エーテル、 ポリ(26−ジプロモー1.4−フェニレン)エーテル
、などである。上記の式に対応するその他のポリフェニ
レンエーテルの例は上で引用したヘイ(1!ay)やス
タマトフ(Stamatof’f’)の特許中に見るこ
とができる。
また、2,6−シメチルフエノールと他のフェノール類
(たとえば、2,3.6−ドリメチルフエノールや2−
メチル−6−ブチルフェノール)とのコポリマーなどの
ようなポリフェニレンエーテルコポリマーも包含される
。好ましいコポリマーの一例はポリ(2,6−ジメチル
−コー2,3゜6−ドリメチルー1,4−フェニレン)
エーテルである。
本発明の目的にとって特に好ましい1群のポリフェニレ
ンエーテルとしては、エーテル酸素原子に対してオルト
のふたつの位置にアルキル置換を有するもの、すなわち
、上記式でQとQ′がアルキル、最も好ましくは1〜4
個の炭素原子を有するアルキルであるものがある。この
種のものの代表例は、ポリ(2,6−ジメチル−1,4
−フェニレン)エーテル、ポリ(2,6−ジニチルー1
゜4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メチル6−エ
チル−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ(2−メチ
ル−6−ブロビルー1,4−フェニレン)エーテル、ポ
リ(2,6−ジプロピル−1゜4−フェニレン)エーテ
ル、ポリ(2−エチル−6−ブロビルー1,4−)ユニ
レン)エーテルなどである。
本発明の目的に対して最も好ましいポリフェニレンエー
テル樹脂はポリ(2,6−ジメチル−14−フェニレン
)エーテルである。
本発明の組成物中に有用なポリフェニレンエーテル樹脂
は、アラン・ヘイ(Allan Hay)の米国特許筒
3,306.874号および第3,306゜875号な
らびにケル・スタマトフ(Gelu Stamatof
r)の米国特許筒3257.357号および第3.25
7,358号に記載されているものを始めとして公知の
手順に従って製造することができる。
本発明の組成物中のひとつの成分として使用できるポリ
エステルは一般に分子量がかなり高く、分枝でも直鎖で
もよく、通常は可燃性の熱可塑性ポリマーである。本発
明の組成物に適したポリエステルには、一般に、ジオー
ル類とジカルボン酸またはその反応性誘導体とから得ら
れる線状で飽和の縮合生成物が包含される。これらはテ
レフタル酸およびイソフタル酸のポリマー性のグリコル
エステルが好ましい。これらのポリマーは市販されてい
るか、あるいは公知の技術で、たとえば、フタル酸のエ
ステルのグリコールによるアルコーリシスの後に重合し
たり、グリコールを遊離の酸またはそのハロゲン化物誘
導体と共に加熱したり、その他類似の方法によって製造
することができる。
このようなポリマーとその製造法は、ウィンフィールド
(Wh1nf’1eld)らの米国特許筒2,465゜
319号およびペンポリ(Pengil Iy)の米国
特許筒3,047,539号その他に詳細に記載されて
いる。
好ましいポリエステルは、下記式の繰返し単位を有する
、高分子量の、すなわちポリマー性のグリコールテレフ
タレートまたはグリコールイソフタレート、およびその
ようなエステルの混合物、たとえばイソフタル単位が3
0モル%までのテレフタル酸/イソフタル酸のコポリエ
ステルで構成される群のものである。
ここで、nは2〜10、さらに−船釣には2〜4の整数
である。
特に好ましいポリエステルはポリ(エチレンテレフタレ
ート)およびポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)
である。
高い溶融強度が重要である場合に特に有利なのは、少な
くとも3個のエステル形成性の基を有する分枝用成分を
少量、たとえばテレフタレート単位を基準にして5モル
%までで含む分枝した高溶融粘度のポリ(1,4−ブチ
レンテレフタレート)樹脂である。この分枝用成分は、
ポリエステルの酸単位部分またはグリコール単位部分に
分枝をもたらすものであることもできるし、あるいはそ
れらの混成であることもできる。このような分枝用成分
の代表例は、トリカルボン酸またはテトラカルボン酸、
たとえばトリメシン酸、ピロメリト酸およびこれらの低
級アルキルエステルなど、または好ましくはポリオール
、特に好ましくはテトロール(たとえばペンタエリトリ
トール)、トリオール(たとえばトリメチロールプロパ
ン)またはジヒドロキシカルボン酸およびヒドロキシジ
カルボン酸および誘導体、たとえばジメチルヒドロキシ
テレフタレートなどである。
分枝したポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)樹脂
およびその製法はボーマン(Borman)の米国特許
第3,953,404号に記載されている。
例を挙げると、本発明の実施の際に有用な高分子量のポ
リエステルは、0−クロロフェノールまたはフェノール
/テトラクロロエタンの60/40混合物中に溶かした
溶液中で、25〜30℃で測定した固有粘度が少なくと
も約0.2デシリツトル/グラム、より普遍的には約0
.4〜1,5デシリツトル/グラムである。
また、ウィトシーブ(νItslepe)の米国特許第
3.651,014号、第3.763,109号および
第3.766.146号に記載されているように繰返し
エーテルエステルおよび/またはエステル単位を多数有
するセグメント化コポリエステルなどのようなコポリエ
ステルも有用である。
有用な材料が、イー・アイ・デュポンeド・ヌムール社
(E、1. duPont de Nemours a
nd Co、)から「ハイトレル(Hytrel)樹脂
」、たとえばハイトレル(Iytrel)  4055
およびハイトレル(oyt rel)5555という商
品名で入手できる。
本発明のポリフェニレンエーテル樹脂成分とポリエステ
ル樹脂成分とは、通常、2つの熱力学的に混和しないポ
リマーであり、そのような樹脂のブレンド中には普通少
量の相溶化剤が使用される。
好ましいことに、芳香族ポリカーボネートおよびゴムで
改質された衝撃改質剤が、2つの樹脂の間に相溶性をも
たらすかまたはそれらの間の相溶性を改良するのに相溶
化剤として有効である。
適切な芳香族ポリカーボネートは、たとえば西独特許第
1,300,266号に記載されているプロセスによる
相の境界での重縮合によって、あるいは西独特許出願早
期公開第1. 495. 730号に記載されているプ
ロセスによる炭酸ジフェニルとビスフェノール−Aとの
エステル交換によって、製造することができる。ビスフ
ェノール−Aは、その30モル%程度を、他の芳香族ビ
スヒドロキシ化合物、特に2.2−ヒス(4−ヒドロキ
シフェニル)ペンタン、2,6−シヒドロキジナフタレ
ン、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)スルフィド、ビス−(4−ヒドロ
キシフェニル)メタン、1,1−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)エタンまたは4.4′ −ジヒドロキシジ
フェニルで置き換えてもよい。
本発明の目的にとって特に適したポリカーボネートは、
相対粘度(メチレンクロライドの0.5重量%濃度の溶
液について25℃で測定)が1゜2〜1.5、好ましく
は1628〜1.40であるものである。
これらの芳香族ポリカーボネート樹脂は公知の方法で形
成することができ、たとえば米国マサチューセッツ州ビ
ッツフィールド(Plttsf’1eld)のゼネラル
−エレクトリック社(General Electri
cCoIIlpany)からレキサン(LEXAN)と
いう商標で市販されている。
一般に相溶性をもたらすかまたは改良するためにポリフ
ェニレンエーテル樹脂/ポリエステル樹脂混合物と密に
ブレンドされるゴムで改質された衝撃改質剤は、熱可塑
性組成物の衝撃特性を改良するのに通常使用されている
エラストマー性のポリマーおよびコポリマーのいずれで
もよい。例を挙げると、この衝撃改質剤は、エラストマ
ー性のA−B−A’ブロックコポリマーの中から選択す
ることができる。ただし、この末端ブロックAとAtは
同じであるかまたは異なり、一般にビニル芳香族化合物
、たとえばスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトル
エン、ビニルキシレン、ビニルナフタレンなどから誘導
されており、中央ブロックBは一般に共役ジエン、たと
えばブタジェン、イソプレン、1.3−ペンタジェン、
2,3−ジメチルブタジェンなどから誘導されている。
これらは、たとえば金属ナトリウムもしくはリチウムま
たはそれらの有機誘導体を使用して有機金属で開始され
た重合プロセスによって形成することができる。ジエン
モノマーは、ケネディー(Kennedy)らによりイ
ンターサイエンス拳パブリッシャーズ(Intersc
lence publishers)第23巻、第■部
(1969年)第553〜559頁に記載されているよ
うに、単官能性または二官能性の開始剤を用いて重合す
ることができる。他の重合方法が、チエリンスキー(Z
ellnsH)の米国特許第3.251,905号およ
びホールデン(tlolden)らの米国特許第3.2
31.635号に記載されている。
A−B−A’ツブロックコポリマー中ポリマー単位の相
対割合は広く変えることができる。中央ブロックBの分
子量は、末端ブロックの合計の分子量より大きいのが好
ましい。一般に、末端ブロックの各々の分子量は約2,
000〜約100゜000の範囲であり、中央ブロック
の分子量は約65.000〜約1,000,000の範
囲である。
例としては、シェル・ケミカル社(Shell Che
mieal Co、)のポリマ一部門(Polymer
 Division )から市販されているクレートン
(Kraton) D樹脂、たとえばに−1101、K
−1102およびに−1107がある。
水素化されたA−B−A’ブロックコポリマーも使用す
ることができ、これもよく知られている。
一般に、これらはA−B−A’タイプのブロックコポリ
マーであり、その末端ブロックAとAIは同じであるか
または異なり、水素化の前にはビニル芳香族炭化水素、
特に芳香族部分が単環式か多環式のいずれであることも
できるビニル芳香族から誘導されたホモポリマーまたは
コポリマーからなる。モノマーの例は、スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルキシレン、エチルビニルキシレ
ン、ビニルナフタレンなどである。中央ブロックBは、
常に、共役ジエン、たとえばブタジェン、イソプレン、
1.3−ペンタジェンなどから誘導される。
中央ブロックBはポリブタジェンかポリイソプレンから
なるのが好ましい。
水素化されたA−B−A’ブロックコポリマーは、ジョ
ーンズ(Jones)の米国特許第3.431323号
に記載されている。
例としては、シェル・ケミカル社(Shell Che
mteal Co、)のポリマ一部門(Polyffl
er Division )から市販されているクレー
トン(Kraton) G樹脂、たとえばG−1650
、G−1651およびG−1652がある。
ゴムで改質されたアルケニル芳香族樹脂、たとえばゴム
で改質された耐衝撃性ポリスチレンも適している。本発
明の組成物に適したアルケニル芳香族樹脂の例は、ポリ
スチレン、ポリ−p−メチルスチレン、ポリ−α−メチ
ルスチレン、スチレン/α−メチルスチレンコポリマー
、スチレン/アクリロニトリルコポリマー、スチレン/
メチルアクリレートコポリマー、スチレン/ブチルアク
リレートコポリマー、スチレン/メチルメタクリレート
コポリマー、スチレン/ブタジエンコボリマー、スチレ
ン/無水マレイン酸コポリマー、スチレン/アクリロニ
トリル/ブタジェンコポリマ、エチルビニルベンゼンと
ジビニルベンゼンのコポリマー、ならびにアクリル系樹
脂で変性されたスチレン/ブタジェンポリマーである。
ホモポリスチレンと上記のコポリマーとの混合物も有用
である。
上記のアルケニル芳香族樹脂用のゴム改質剤はエラスト
マー性のポリマーである。原則として、このような耐衝
撃性スチレンポリマーはエラストマー性ポリマーを2〜
20重量%含有している。
好ましいエラストマー性ポリマーは、ガラス転移温度(
Tg)が0°C未満、特に−20℃未満である。適切な
エラストマー性のポリマーは、天然ゴム、ポリブタジェ
ン、ポリイソプレン、ブタジェンおよび/またはイソプ
レンとスチレン、02C8のアルキルアクリレートまた
はアクリロニトリルとのコポリマー、C2−C8のアル
キルアクリレートのポリマー、ポリイソブチレン、なら
びにエチレン、プロピレンおよびジエンから構成された
エラストマー性のコポリマーである。
本発明のブレンドでは各種の成分の割合に臨界的な意味
はなく、(a)と(b)はあらゆる割合でブレンドする
ことができる。シリコーン−ポリカーボネートブロック
コポリマーの割合(%)はブレンドの約10〜90重量
%が好ましく、エラストマー性と難燃性の改良にとって
は50%以上の割合が最も好ましい。シリコーン−ポリ
カーボネートブロックコポリマーの割合が50%未満の
場合、そのブレンドは衝撃強さと延性が大幅に改良され
る。
好ましいポリフェニレンエーテル樹脂/ポリエステル樹
脂アロイでは、ポリフェニレンエーテル樹脂は広範囲の
割合で存在することができる。すなわち、ポリフェニレ
ンエーテル樹脂はこれら2種の樹脂の10〜90重量%
、好ましくは30〜70重量%、さらに好ましくは40
〜60%で存在し、ポリエステルは100重量%の残り
を形成する。
また、この好ましいアロイ中には、ビスフェノール−A
ポリカーボネートおよびゴムで改質された衝撃改質剤な
どのような相溶化剤も少量で、すなわち、ポリフェニレ
ンエーテル樹脂とボリエ不テル樹脂との間の相溶性をも
たらすかまたは改良するのに少なくとも充分な量で存在
する。これらの相溶化剤は単独で用いても組合せて用い
てもよく、ポリフェニレンエーテル樹脂/ポリエステル
樹脂ブレンドの100重量%に対して、通常は5〜50
重量%、好ましくは約30重量%未満、さらに好ましく
は約25重量%未満、最も好ましくは約10重量%未満
の量で存在する。
本発明は、また、難燃性を改良するために添加剤を含ま
せることも包含する。
本発明で有用な難燃性添加剤は当業者に周知の1群の化
合物からなる。−船釣にいって、これらの化合物のうち
重要性が高い方のものは、耐炎性を付与する能力がある
ために使われている化学元素、たとえば臭素、塩素、ア
ンチモン、リンおよび窒素またはこれらの組合せを含有
している。難燃性の添加剤は、ハロゲン化(臭素化また
は塩素化)されている有機化合物、ハロゲン含有有機化
合物と酸化アンチモンとの混和物、リン元素またはリン
化合物、ハロゲン含有化合物とリン化合物またはリン−
窒素結合を有する化合物との混和物、または以上のもの
の2つ以上の組合せからなるのが好ましい。
難燃添加剤の使用瓜は、本発明の組成物に対して少量で
はあるがこの組成物を所望に応じて非燃焼性または自己
消火性にするのに少なくとも充分な量で存在している限
り、本発明にとって臨界的な意味はない。当業者には、
この量がブレンド中のポリマーの性質・種類と共に、ま
た添加剤の効率と共に、変化することがよく分るであろ
う。しかし、−船釣に、添加剤の量は、成分(a)+(
b)の100部当たり0,5〜50重量部である。好ま
しい範囲は(a)+ (b)の100部当たり添加剤が
約3〜25部であり、特に好ましい範囲は約5〜15部
である。難燃性を発揮する元素の濃度が高い化合物はこ
れより少ない量で充分である。たとえば、元素状の赤リ
ンは(a)+(b)の100部に対して0. 5〜10
重量部で好ましく、一方、リン酸トリフェニルの形態の
リンは、(a)+ (b)の100部に対してリン酸エ
ステルを5〜25部使用する。ハロゲン化された芳香族
は、成分(a) +(b)の100部に対して2〜20
部で使用し、相乗剤たとえば酸化アンチモンは約1〜1
0重量部で使用する。
有用なハロゲン含有化合物の中には、次式のものがある
ここで、nは1〜10、Rはアルキレン、アルキリデン
または環式脂肪族結合、たとえばメチレン、エチレン、
プロピレン、イソプロピレン、イソプロピリデン、ブチ
レン、イソブチレン、アミジノ、シクロヘキシレン、シ
クロペンチリデンなど、または、エーテル、カルボニル
、アミン、イオウ含有結合たとえばスルフィド、スルホ
キシド、スルホン、カーボネート、リン含有結合などで
構成される群の中から選択された結合である。Rは、ま
た、芳香族、アミノ、エーテル、エステル、カルボニル
、スルフィド、スルホキシド、スルホン、リン含有結合
などのような基によって結合された2個以上のアルキレ
ンまたはアルキリデン結合から構成されることもできる
。また、Rは、二価フェノール、たとえばビスフェノー
ル−Aカーボネート結合であることもできる。Rによっ
て表わされるその他の基は当業者には明らかであろう。
ArとAr’ は、フェニレン、ビフェニレン、ターフ
ェニレン、ナフチレンなどのような単環式または多環式
の炭素環式芳香族基である。ArとAr’ は同じであ
っても異なっていてもよい。
Yは、有機基、無機基または有機金属基で構成される群
の中から選択された置換基である。Yによって表わされ
る置換基には、(1)ハロゲン、たとえば塩素、臭素、
ヨウ素もしくはフッ素、または(2)−船底OE(ただ
し、EはXに類似する一価の炭化水素基である)のエー
テル基、または(3)Rによって表わされるタイプの一
価の炭化水素基、または(4)その他の置換基、たとえ
ばニトロ、シアノなどが包含される。この置換基は本質
的に不活性であるが、アリール核、たとえばフェニル核
1個に付きハロゲン原子は少なくとも1個、好ましくは
2個なければならない。
Xは一価の炭化水素基であり、例を挙げると、アルキル
(たとえば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル
、ブチル、デシルなど)、アリール基(たとえば、フェ
ニル、ナフチル、ビフェニル、キシリル、トリルなど)
、アルアルキル基(たとえば、ベンジル、エチルフェニ
ルなど)、環式脂肪族基(たとえば、シクロペンチル、
シクロヘキシルなど)、ならびに不活性な置換基を含む
一価の炭化水素基がある。1個より多くのXを使用する
場合、それらは類似であっても異なっていてもよい。
文字dは、1から、ArまたはAr’からなる芳香環上
で置換されている置換可能な水素の数に等しい最大値ま
での整数を表わす。文字eは、Oから、R上の置換可能
な水素の数で決まる最大値までの整数を表わす。文字a
、b、cはOを含む整数を表わす。bがOでない場合、
aもCもOにはなり得ない。そうでない場合には、aと
Cのいずれか(両方ではない)はOとなり得る。bがO
の場合、芳香族基は炭素−炭素直接結合によって連結さ
れる。
芳香族基のArとAr’上のヒドロキシル置換基とY置
換基は芳香環上でオルト、メタまたはバラの位置で変わ
ることができ、これらの基はお互いにいかなる可能な幾
何学的関係にあることができる。
上記の式の範囲内に含まれるジ芳香族化合物の例を以下
に挙げる。
2.2−ビス−(3,5−ジクロロフェニル)プロパン
、 ビス−(2−クロロフェニル)メタン、ビス−(2,6
−ジブロモフェニル)メタン、11−ビス−(4−ヨー
ドフェニル)エタン、1.2−ビス−(2,6−ジクロ
ロフェニル)工タン、 1,1−ビス−(2−クロロ−4−ヨードフェニル)エ
タン、 1.1−ビス−(2−クロロ−4−メチルフェニル)エ
タン、 1.1−ビス−(3,5−ジクロロフェニル)エタン、 2.2−ビス−(3−フェニル−4−ブロモフェニル)
エタン、 2.3−ビス−(4,6−ジクロロナフチル)プロパン
、 2.2−ビス−(2,6−ジクロロフェニル)ペンタン
、 2.2−ビス−(2,5−ジクロロフェニル)ヘキサン
、 ビス−(4−クロロフェニル)フェニルメタン、ビス−
(3,5−ジクロロフェニル)シクロヘキシルメタン、 ビス−(3−ニトロ−4−ブロモフェニル)メタン、 ビス−(4−ヒドロキシ−2,6−ジクロロ−3−メト
キシフェニル)メタン、 2.2−ビス−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン、 2.2−ビス−(3−ブロモ−4−ヒドロキシフェニル
)プロパン。
これらとその他の適用可能なビフェニル類の製造は業界
で公知である。上記の例で二価の脂肪族基の代わりに、
スルフィド、スルホキシなどに置き換えてもよい。
上記の構造式には、テトラブロモベンゼン、ヘキサクロ
ロベンゼン、ヘキサブロモベンゼンなどで例示される置
換ベンゼン類、2.2′ −ジクロロジフェニル、2.
4’  −ジブロモビフェニル、2.4′  −ジクロ
ロビフェニル、ヘキサブロモビフェニル、オクタブロモ
ビフェニル、デカブロモビフェニルなどのビフェニル類
、ならびにハロゲン化されたジフェニルエーテル類が包
含される。
これらはハロゲン原子を2〜10個含有する。
本発明で好ましいハロゲン化合物は、芳香族ハロゲン化
合物、たとえば塩素化ベンゼン、臭素化ベンゼン、塩素
化ビフェニル、塩素化ターフェニル、臭素化ビフェニル
、臭素化ターフェニル、または二価のアルキレン基によ
って分離された2個のフェニル基からなりフェニル核当
たり少なくとも2個の塩素または臭素原子を有している
化合物、ならびに以上のものの少なくとも2個の混合物
である。
特に、ヘキサブロモベンゼンおよび塩素化ビフェニルも
しくはターフェニル単独かまたはこれと酸化アンチモン
との混合が好ましい。
一般に、好ましいホスフェート化合物は、元素状のリン
もしくは有機ホスホン酸、ホスホネート、ホスフィネー
ト、ホスホナイト、ホスフィナイト、ホスフェンオキサ
イド、ホスフェン、ホスファイトまたはホスフェートの
中から選択される。代表例はトリフェニルホスフェンオ
キサイドである。
これらは単独で用いることも、ヘキサブロモベンゼンま
たは塩素化ビフェニルおよび場合によっては酸化アンチ
モンと混合して用いることもできる。
本発明で使用するのに好ましいリン化合物の典型例は、
次の一般式をもつものとその窒素類似体である。
I QO−P−OQ OQ ここで、Qは、それぞれ同じかまたは異なる基を表わし
、たとえばアルキル、シクロアルキル、アリール、アル
キル置換アリールおよびアリール置換アルキルなどのよ
うな炭化水素基、ハロゲン、水素ならびにその組合せで
ある。ただし、これらのQの少なくとも1個はアリール
である。適切なホスフェートの典型例としては、フェニ
ルビスドデシルホスフェート、フェニルビスネオペンチ
ルホスフェート、フェニルエチレン水素ホスフェート、
フェニル−ビス−(3,5,5’  −トリメチルへキ
シルホスフェート)、エチルジフェニルホスフェート、
2−エチルへキシルジ(p−トリル)ホスフェート、ジ
フェニル水素ホスフェート、ビス(2−エチルヘキシル
)p−トリルホスフエート、トリトリルホスフェート、
ビス(2−エチルヘキシル)フェニルホスフェート、ト
リ(ノニルフェニル)ホスフェート、フェニルメチル水
素ホスフェート、ジ(ドデシル)p−トリルホスフェー
ト、トリクレジルホスフェート、トリフェニルホスフェ
ート、ハロゲン化トリフェニルホスフェート、ジブチル
フェニルホスフェート、2−クロロエチルジフェニルホ
スフェート、p−トリルビス(2,5,5’  −)−
リンチルヘキシル)ホスフェート、2−エチルヘキシル
ジフェニルホスフェト、ジフェニル水素ホスフェート、
などがある。
好ましいホスフェートは、Qがそれぞれアリールである
ものである。最も好ましいホスフェートはトリフェニル
ホスフェートである。また、トリフェニルホスフェート
をヘキサブロモベンゼンおよび場合によっては酸化アン
チモンと組合せて使用することも好ましい。
また、リン−窒素結合を含有する化合物、たとえば窒化
塩化リン、亜リン酸エステルアミド、リン酸アミド、ホ
スホン酸アミド、ホスフィン酸アミド、トリス(アジリ
ジニル)−ホスフィンオキサイドまたはテトラキス(ヒ
ドロキシメチル)ホスホニウムクロライドなども本発明
の難燃性添加剤として適している。これらの難燃性添加
剤は市販されている。
さらに、本発明の組成物は、その他の成分、たとえば少
量のポリエチレン、トリデシルホスファイト、鉱物質強
化材、たとえば酸化亜鉛、硫化亜鉛および粘土などのよ
うな各種のタイプの充填材を含んでいてもよい。
本発明の新規な物質は、さらに別の成分として、成形材
料用の熱可塑性ポリマーに対して従来から使われている
いかなる添加剤および/または助剤を有効量で含有して
いてもよい。そのような添加剤および/または助剤の例
は、可塑剤、染料、顔料、帯電防止剤、酸化防止剤、潤
滑剤および離型剤である。
以下の実施例で本発明を例示する。これらの実施例はさ
らに詳細に説明するためのものであって、本発明を限定
するものではない。
好ましい具体例の説明 〉リコーンーボリカーボネートブロックコポリマーのコ
ツペル(CopelR) 3320 [ゼネラル・エレ
クトリック社(General Elcctrlc C
ompany)の登録商標]を、2種のポリフェニレン
エーテル(rPPEJ )/ポリ (1,4−ブチレン
テレフタレート)(rPBTJ)アロイ(アロイ1およ
び2、表I参照)の各々とブレンドして、コツペル(C
opelR): PPE/PBTアロイ[すなわち、コ
ツペル(CopelR) 、P P EおよびPBTの
アロイ]を、10/90.20/80.30/70゜5
0150.70/30,80/20および90/10の
比で形成する。これらの材料をプラスチック製のバッグ
中でタンブル混合した後、ヴエルナーープフライデラー
(讐erner−Pflerderer)のに28二軸
式エクストルーダー内でコンパウンディングした。スク
リューの回転数(RPM)は280〜290に維持し、
溶融温度は約600から625下までで変化した。
表   1 ペレット化した押出物を約100 ’Cで1〜3時間乾
燥してから4オンスのニューベリー(Newbury)
マシンで射出成形して試験片にした。バレル温度は50
0下に維持した。金型温度は150〜170″Fで変化
した。
コツペル(CopelR)とPPE/PBTアロイ1お
よび2とのアロイに関して表■および■にそれぞれ挙げ
た性質が示しているように、50%以上のコツペル(C
opelR)樹脂を含有する組成物はエラストマー特性
を示す。驚くべきことにこれらの物質のレオロジー特性
はほとんど組成に依存せず、また自己消火性の耐炎性(
v−0またはv−1)は保持されている。
50%未満のコツペル(CopelR)を含有する組成
物では、5重口部のゴム改質ポリスチレンを含有するP
PE/PBTアロイ2を用いると衝撃強さと延性が大幅
に改良される。
以上の開示に照らして本発明のその他の修正と変形が可
能である。たとえば、ポリ(1,4−ブチレンテレフタ
レート)またはポリ(エチレンテレフタレート)を別個
に使う代わりに、これら2種の混合物を使用することが
できる。また、上で示したホモポリマーのポリエステル
の代わりにコポリエステルを使用することもできる。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)シリコーン−ポリカーボネートコポリマー
    、ならびに (b)ポリフェニレンエーテル樹脂、ポ リエステル樹脂およびポリカーボネート樹脂からなる混
    和物 を含む熱可塑性組成物。
  2. (2)(a)シリコーン−ポリカーボネートブロックコ
    ポリマー、ならびに (b)(i)ポリフェニレンエーテル樹 脂、 (ii)ポリエステル樹脂、および (ii)成分(b)(i)と成分 (b)(ii)との間の相溶性をもたらす かまたは改良するのに充分な量の少なく とも1種の相溶化剤 からなる、相溶化されたポリフェニレンエーテル樹脂と
    ポリエステル樹脂のアロイ を含む熱可塑性組成物。
  3. (3)前記シリコーン−ポリカーボネートブロックコポ
    リマーが、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、nは1〜約1,000に等しい整数であり、a
    は1〜約200に等しく、bは約1〜100であり、a
    とbの比は約0.05から約3までで変化することがで
    き、dは1以上であり、Yは▲数式、化学式、表等があ
    ります▼ であり、Aは水素および ▲数式、化学式、表等があります▼ の群の中から選択されたものであり、Rは水素、一価の
    炭化水素基およびハロゲン化された一価の炭化水素基の
    群の中から選択されたものであり、R′は一価の炭化水
    素基およびシアノアルキル基の群の中から選択されたも
    のであり、R″は一価の炭化水素基およびハロゲン化さ
    れた炭化水素基より成る群の中から選択されたものであ
    り、Zは水素、低級アルキル基およびハロゲン基ならび
    にそれらの混合物の群の中から選択されたものである]
    のものである、請求項2記載の組成物。
  4. (4)前記ポリフェニレンエーテルがポリ(2、6−ジ
    メチル−1、4−フェニレンオキサイド)である、請求
    項2記載の組成物。
  5. (5)前記ポリフェニレンエーテルがポリ(2、6−ジ
    メチル−コ−2、3、6−トリメチル−1、4−フェニ
    レン)エーテルである、請求項2記載の組成物。
  6. (6)前記ポリエステルがポリ(1、4−ブチレンテレ
    フタレート)である、請求項2記載の組成物。
  7. (7)前記ポリエステルがポリ(エチレンテレフタレー
    ト)である、請求項2記載の組成物。
  8. (8)前記相溶化剤が芳香族ポリカーボネートである、
    請求項2記載の組成物。
  9. (9)前記芳香族ポリカーボネートがビスフェノール−
    Aポリカーボネートである、請求項8記載の組成物。
  10. (10)前記相溶化剤がゴムで改質されたポリスチレン
    からなる、請求項2記載の組成物。
  11. (11)前記相溶化剤がビスフェノール−Aポリカーボ
    ネートおよびゴムで改質されたポリスチレンからなる、
    請求項2記載の組成物。
  12. (12)前記アロイが、(b)(i)、(b)(ii)
    および(b)(iii)の100重量%を基準にして少
    なくとも70重量%の前記ポリエステル樹脂およびポリ
    フェニレンエーテル樹脂を組合せて含有している、請求
    項2記載の組成物。
  13. (13)前記アロイが、(b)(i)、(b)(ii)
    および(b)(iii)の100重量%を基準にして、
    約34重量%の前記ポリフェニレンエーテル、約49重
    量%の前記ポリエステル、および約17重量%の前記相
    溶化剤を含有している、請求項2記載の組成物。
  14. (14)前記シリコーン−ポリカーボネートコポリマー
    を50重量%以上含有している、請求項2記載の組成物
  15. (15)前記相溶化剤が、(b)(i)、(b)(ii
    )および(b)(iii)の100重量%を基準にして
    、約5重量%のゴムで改質されたポリスチレンおよび約
    8重量%のビスフェノール−Aポリカーボネートからな
    る、請求項2記載の組成物。
  16. (16)組成物が前記アロイを50%以上含有している
    、請求項2記載の組成物。
  17. (17)さらに、難燃剤も含んでいる、請求項16記載
    の組成物。
  18. (18)前記難燃剤が、ハロゲン化されたビスフェノー
    ル−Aポリカーボネートである、請求項17記載の組成
    物。
JP1144331A 1988-06-10 1989-06-08 シリコーン‐ポリカーボネートブロックコポリマーと、ポリフェニレンエーテル樹脂/ポリエステル樹脂の相溶化されたアロイとのブレンド Pending JPH0243255A (ja)

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US07/205,264 US4879346A (en) 1988-06-10 1988-06-10 Blends of a silicone-polycarbonate block copolymer with a compatibilized alloy of polyphenylene ether resin/polyester resin
US205,264 1988-06-10

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JPH0243255A true JPH0243255A (ja) 1990-02-13

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