JPH0242549A - ライトアフタ型デイスクキヤツシユ制御装置 - Google Patents

ライトアフタ型デイスクキヤツシユ制御装置

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JPH0242549A
JPH0242549A JP63192613A JP19261388A JPH0242549A JP H0242549 A JPH0242549 A JP H0242549A JP 63192613 A JP63192613 A JP 63192613A JP 19261388 A JP19261388 A JP 19261388A JP H0242549 A JPH0242549 A JP H0242549A
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JP63192613A
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Inventor
Katsunori Nakamura
中村 勝憲
Yoshiro Shirayanagi
白柳 芳朗
Shigeo Honma
繁雄 本間
Shigeru Kijiro
木城 茂
Akira Kurano
倉野 昭
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ライトアフタ型ディスクキャッシュ制御 装
置に係り、特に、ディスクキャッシュメモリからディス
ク装置へのデータ転送の優先順序付は制御を行なうディ
スクキャッシュメモリ制御装置に関する。
〔従来の技術〕
近年の計算機システムにおいては、ディスク装置に対す
るデータ入出力命令の高速化を図る手段の1つとして、
主記憶装置とディスク装置を結ぶデータ経路上に半導体
メモリの如き高速アクセス可能なメモリデバイスを設置
し、該メモリデバイスを介してデータの入出力を実行す
る、いわゆるディスクキャッシュが実用化されている。
該メモリデバイスの設置場所は、複数処理装置によるフ
ァイル共用が容易であるという観点から、ディスク制御
装置に接続されるかあるいは内蔵される形式が最も一般
的である。
ディスクキャッシュはデータ出力命令の処理方式によっ
て、ライトスルー型ディスクキャッシュとライトアフタ
型ディスクキャッシュに分類される。ライトスルー型デ
ィスクキャッシュでは、データ出力命令は出力データが
ディスクキャッシュメモリではなくディスク装置に転送
され終ったときに上位処理装置に報告して終了する。こ
れはディスクキャッシュメモリに用いられる半導体メモ
リが揮発性であることに鑑み、電源障害等によるデータ
消失の危険を防止することをデータ出力命令の高速化よ
りも優先させるためであり、この場合高速化はデータ入
力命令に限られる。一方ライトアフタ型ディスクキャッ
シュは、電源障害時にディスクキャッシュメモリの記憶
内容を維持するのに必要な補助電源を具備する等の技術
を用いて、データ出力命令の高速化をも実現する。すな
わち、ライトアフタ型ディスクキャッシュ制御装置(以
下単に制御装置と呼ぶ)は処理装置からデータ出力命令
を指示されると、・該°光出力データを主記憶装置から
ディスクキャッシュメモリへ一旦転送し、その転送が終
了した時点で当該データ出力命令の終了を上位処理装置
に報告する。その後(該当出力データは最終的にはディ
スク装置に記録される必要があるので)、制御装置は自
身及びディスク装置の空き時間(処理装置のデータ入出
力命令を処理していない時間)を利用して、ディスクキ
ャッシュからディスク装置へ該当出力データを転送する
さて、前述のライトアフタ型ディスクキャッシュにおい
て、その処理能力を左右する重要な技術的課題の1つは
、前述のディスクキャッシュからディスク装置へのデー
タ転送(以下デステージと呼ぶ)をいかに短時間で効率
良く行なうか、ということである。何故なら、非効率的
なデステージは制御装置及びディスク装置の使用率を増
加させ、その結果処理装置へのサービス能力を低下させ
るからである。また、デステージされるべきデータはデ
ステージが終了するまでディスクキャッシュ内に保持さ
れなければならないので、デステージされるべきデータ
がディスクキャッシュ内に多くたまると、他の有用なデ
ータが新たにディスクキャッシュにロードされるのを阻
害するからである。
この課題に対して特開昭59−135563号公報は、
デステージされるべきデータが複数存在する場合に、デ
ィスク装置のシーク距離が全体として最小になるように
デステージの順序を決定する技術を示す。また特公昭6
1−43742号公報は、ディスク装置の1シリンダ中
の各レコードに対しては個別のシークを必要とせずデー
タヘッドの電気的切替えのみでアクセスできることから
、同一シリンダ内の複数のレコードがデステージされる
べきであった場合には、1回のデステージ処理において
複数レコードを転送する、いわゆるデータのブロッキン
グ効果によって、個々にデステージする場合に比べて全
体として短時間にデステージする技術を示す。
デステージされるべきデータを含む複数のブロッキング
範囲が存在しているときには、近い将来処理装置が出力
するデータを含まないブロッキング範囲から順にデステ
ージすることが望まれる。
何故なら、現段階でデステージを行なったとしても、そ
の後処理装置が同一ブロッキング範囲に対してデータを
出力すると、再度デステージを行なntly Used
 )リストを用いて、最も古い過去に出力されたデータ
を含むブロッキング範囲を選択する。
さらに、特開昭60−69759号公報では、ディスク
装置へのI10アクセスは、キャッシュメモリ上のブロ
ックの全レコードに対する順次アクセスが完了したとき
にだけまとめて行なうようにし、途中でのアクセスは省
略して、いわゆるブロッキング処理をキャッシュメモリ
上で実行する技術を示している。
なお、以下の説明で、入力又は出力命令(レコード単位
)を複数集めて、1回に入出力するようにした単位を「
1つのブロッキング範囲」と呼ぶ。
この1ブロツキング範囲は、物理的には、1回のヘッド
移動によりアクセスできる範囲が望ましく、ここでは、
最大で1〜数シリンダ、又は1〜数トラツクとするか、
あるいはそれ以下でもよい。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで上述のLRUリストによる方式は、最も最近ア
クセスされたデータ及び記憶媒体上でその前後の近傍の
データ領域は近い将来再度アクセスされる可能性が最も
高いという仮定に基づき、その逆をとることによって再
度アクセスされる可能性が最も低いデータ領域を選択し
てデステージする方式である。これはランダムアクセス
ファイルに対しては比較的良好なメモリスペース管理技
法であることが知られているが、順次アクセスファイル
に対しては適切な技法ではない。何故なら順次アクセス
ファイルは、データが記憶媒体に記憶されている物理的
順番に従ってアクセスされ、かつ同一データを再度アク
セスする場合にはファイルの先頭から再度始めなければ
ならない。すなわち、順次アクセスファイルにおいては
、最も最近アクセスされたデータ及びその前方の(すぐ
前に使い終ったばかりの)データ領域は近い将来アクセ
スされる可能性が最も低いデータ領域であるからである
。したがって前記データ領域のデータは即座にデステー
ジされることが望まれる。しかしながら、前記特公昭6
1−43742号公報の技術では、順次アクセスファイ
ルのデータがデステージされるまで長時間(他のデータ
のアクセスによってLRUリストが変更され、該当順次
アクセスファイルのデータがLR1Jリストリスト上テ
ージ対象範囲にはいるまで)待たなければならないとい
う問題があった。
順次アクセスファイルに関する上述の問題点は、前述の
ブロッキング範囲における最後のデータ(レコード)が
出力されたときにデステージを積極的に行ない、逆に前
記最後のデータが出力されるまではデステージを行なわ
ない技術によって、効果的に解消される。
この技術は前述のように特開昭60−69759号公報
に見ることができる。該公報では、前記ブロッキング範
囲をディスク装置の1トラツクとし、トラックの最終デ
ータが出力されたことを契機(条件)にデステージを行
なう。しかしながら該公報の問題点は、トラックの最終
データであるか否かを処理装置(その上で動作するソフ
トウェア)が特別なコマンド手段によって制御装置に通
知するという点にある。
デステージの契機及、びブロッキングの範囲は、制御装
置、ディスクキャッシュ、ディスク装置のハードウェア
t47c”(データ転送速度、記憶容量、ディスク装置
のトラック配置等)を総合的に考慮して決定されるべき
であり、これらの!I元は技術の進歩に伴い刻々と変化
する。したがって前記コマンド手段による方法では、そ
の都度ソフトウェアを変更しなければならない可能性が
ある。更にデステージの負荷とその他の処理の負荷の比
に応じて、デステージの契機及びブロッキングの範囲を
動的に変化させることが必要な場合も生じる。
このような場合、前記コマンド手段による方法では動的
な対応が困難となる。すなわち、デステ−ジの契機及び
ブロッキングの範囲は、ソフトウェアからは透過(ソフ
トウェアからの指示を必要とせず、ハードウェアだけで
決定できること)とすることが望まれる。
したがって、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消し、順次アクセスファイルに対して、ブロッキング
範囲のデータがキャッシュメモリ上に全部出力される前
と後で、近い将来アクセスされる可能性が変わる点に着
目し、このデータを出力前はできるだけキャッシュメモ
リ上に残し、出力後はキャッシュメモリからできるだけ
早くデステージさせると共に、非順次アクセスファイル
の場合には、出力前も後も適度の(中間の)優先順位で
デステージを行なわせ、又、順次アクセスファイルに対
してソフトウェアからの指示を必要としないでデステー
ジを行なうことのできるライトアフタ型ディスクキャッ
シュ制御装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明のライトアフタ型ディ
スクキャッシュ制御装置は、処理装置からの出力命令が
順次アクセスファイルへの出力命令であった場合、予定
のブロッキング範囲内のデータが前記処理装置によって
キャッシュメモリ上にすべて出力され終ったか否かを判
定する判定手段と、この判定手段により、出力され終っ
ていたと判定されたときには前記ブロッキング範囲のデ
ステージを優先的に実行し、出力され終っていなかった
と判定されたときには前記ブロッキング範囲のデステー
ジを逆に非優先的に実行する実行手段とを備える。
また、前記処理装置からのデータ出力命令が非順次アク
セスファイルへの出力命令を含む場合、前記実行手段は
、前記判定手段により、出力され終ったと判定されたと
きには前記ブロッキング範囲のデステージを前記順次ア
クセスファイルへのデステージよりも優先的に実行し、
出力され終っていなかったと判定されたときには前記ブ
ロッキング範囲のデステージを逆に前記非順次アクセス
ファイルへのデステージよりも非優先的に実行する手段
で構成する。
前記予定のブロッキング範囲は、ディスク装置(外部記
憶装置)のトラックの整数倍あるいはシリンダの整数倍
の長さとするのが好適である。
なお、本発明の実施においては、処理装置がアクセスす
るファイルの属性情報(順次アクセスファイルか非順次
アクセスファイルか)及びエクステント情報(ディスク
装置上の当該ファイルの記憶アドレス範囲)を制御装置
が知ることが必要である。これについては、特開昭55
−91050号公報をはじめ多くの公報類で示され、か
つ現行の計算機システムにおいて実用化されている範囲
指定(Define Extent )コマンドによっ
てソフトウェアから通知されるものであってよい。した
がって、本発明の実施にあたり上記情報を得る為に新た
な手段を設ける必要はない。
〔作用〕
上記構成に基づく作用を説明する。
前述したように、デステージはブロッキングされて行な
われ、かつ近い将来再度出力される可能性が最も低いブ
ロッキング範囲が優先してデステージされることが望ま
れる。順次アクセスファイルにおいては、あるブロッキ
ング範囲内にデータが出力されている間は、それは近い
将来再度アクセスされる可能性が最も高いブロッキング
範囲であり、その範囲のデータ出力が全て終了した瞬間
に再度アクセスされる可能性が最も低いブロッキング範
囲へ変化する。
前記判定手段は上記の瞬間を検知する働きをし、前記実
行手段は上記の瞬間以前は該当順次アクセスファイルの
ブロッキング範囲をできるだけキャッシュメモリ上に残
し、又、他の非順次アクセスファイルがある場合は他の
ブロッキング範囲のデステージを優先して実行し、上記
の瞬間以後は該当順次アクセスファイルのブロッキング
範囲を最優先でデステージする働きをする。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図内型第3図により説明
する。
第1図は本実施例における計算機システムの構成を示す
。計算機システムは、処理装置1、主記憶装置2、チャ
ネル装置3、ディスク制御装置4、ディスクキャッシュ
メモリ5、及びディスク装置6を含む。ディスク制御装
置4はその内部に、チャネルインタフェース部40、ラ
イトコマンド処理部41、デステージ登録部42、デス
テージ実行部43、ディスクインタフェース部44、キ
ャッシュインタフェース部45を含む。これらの処理ブ
ロックは、あるものはハードウェア及びそれらを制御す
るファームウェア(マイクロプログラム)から成り、ま
た、あるものは全てファームウェアによって成る。この
内、デステージ登録部42及びデステージ実行部43は
零発゛明に係る重要な部分であり、その動作については
後に詳述する。
ディスクキャッシュメモリ5は、半導体メモリ及び該半
導体メモリとディスク制御装置との間でデータを転送す
るデータ転送回路(図示せず)とから成る。該半導体メ
モリの記憶領域は、ディスク制御装置4による用途によ
って、データスロット50、検索リスト51、優先デス
テージ用デステージ待ち行列52、非優先デステージ用
デステージ待ち行列53に分割される。データスロット
50は、ディスク装置6の記憶データの一部が記憶され
るキャッシュ領域であり、主記憶装置2とディスク装置
6との間のデータ転送が主記憶装置2とデータスロット
50との間のデータ転送に置換される機会が最大となる
ように、データスロット50の記憶データとディスク装
置6の記憶データがディスク制御装置4によって動的に
入れ替えられる。
検索リスト51は、データスロット50に現在記憶され
ているデータレコード(複数)について、ディスク装置
6上での記憶アドレス(ボリューム番号、シリンダ番号
、トラック番号など)とデータスロット50上での記憶
アドレスとの対応付けを記憶する領域であり、例えば公
知のハツシュ技法によって高速に検索可能なテーブル構
成をとっている。優先デステージ用デステージ待ち行列
52及び非優先デステージ用デステージ待ち行列53は
、データスロット50からディスク装置6へのデステー
ジの順序を制御するための記憶領域であり、後述のよう
にデステージ登録部42及びデステージ実行部43によ
って参照及び更新が為される。
以上の如く構成された実施例の動作を以下説明する。
まず、従来技術の範囲内での一般的な動作について述べ
る。
処理装置lのデータ出力命令、すなわち主記憶装置2に
記憶されているデータのディスク装置6への転送命令は
、周知の技術を用いたチャネルコマンド手段によって、
チャネル装置3を介してディスク制御装置4に伝達され
る。一般に一回のデータ出力命令は複数のチャネルコマ
ンドから構成され、ファイルの属性情報(順次アクセス
ファイルかランダムアクセスファイルか)及びファイル
のエクステント情報(当該ファイルのディスク装置上で
の記憶アドレス範囲)をディスク制御装置4に通知する
範囲指定コマンド、出力されるデータのディスク装置6
上での記憶アドレスをディスク制御装置4に通知するシ
ークコマンド及びサーチコマンド、出力データの転送を
指示するライトコマンド、以上のコマンドを上記の順序
で少な(でも含む。チャネルインタフェース部40はこ
れらのチャネルコマンドを解読し、°各チャネルコマン
ドに対応した処理部を励起する。
範囲指定コマンド処理部(図示せず)は、ファイルの属
性情報及びファイルのエクステント情報をチャネル装置
3から受取り、ディスク制御装置4内部の制御記憶メモ
リ(図示せず)に記憶する。
シークコマンド処理部及びサーチコマンド処理部(図示
せず)は、チャネル装置3から受取った、出力されるデ
ータのディスク装置6上での記憶アドレスをデータスロ
ット50上での記憶アドレスに変換する。このアドレス
変換においては、検索リスト51の記憶内部がキャッシ
ュインタフェース部45を介して参照される。
ライトコマンド処理部41は、ライトコマンドの出力デ
ータを主記憶装置2から、上記アドレス変換で得られた
データスロット50上の記憶アドレス領域へ転送する。
転送が終了すると、ライトコマンド処理部41は、コマ
ンド動作の終了(装置終了)をチャネルインタフェース
部40を介してチャネル装置3に報告し、この報告は当
該データ出力命令の終了として処理装置1に伝達される
データスロット50に記憶された出力データは、いずれ
ディスク装置6の指定の記憶アドレスへ転送されなけれ
ばならない。その為、ライトコマンド処理部41は上記
終了報告の後、デステージ登録部42を励起する。
デステージ登録部42は、デステージに必要な情報、す
なわちデータスロット50上の記憶アドレス及びディス
ク装置6上の記憶アドレスを含む情報を、ディスクキャ
ッシュメモリ5内のデステージ待ち行列(図示せず)に
登録する。ここで、従来技術の範囲ではデステージ待ち
行列は単一の待ち行列であり、第1図に示すように優先
デステージ用デステージ待ち行列52と非優先デステー
ジ用デステージ待ち行列53の2つの待ち行列に分割さ
れてはいない。
デステージ実行部43は、ディスク制御装置4及びディ
スク装W6の空き時間に、定期的にあるいは非定期的に
励起され、上記デステージ待ち行列を参照してデステー
ジされるべきデータが登録されていることを検知すると
、ディスクインタフェース部44を介してディスク装置
6を指定の記憶アドレスに位置付け、データスロット5
0からディスク装置6ヘデータを転送する。データ転送
が終了すると、該当デステージ情報を上記デステージ待
ち行列から削除する。
デステージ待ち行列は例えばF I F O(Firs
tIn First 0ut)リストでもよいが、ラン
ダムアクセスファイルでは、特公昭61−43742号
公報に示されるようなL RU (Least  Re
centlyUsed )リストが望ましい。いずれに
してもデステージ実行部43は、デステージ待ち行列に
登録されている複数のデステージ情報の中から、待ち行
列の先頭のデステージ情報を選択する。
複数のデステージがブロッキングされて実行される。す
なわち、デステージ実行部43は上述の動作によってデ
ステージ情報を取り出したとき、同一ブロッキング範囲
内、例えばディスク装置6上での記憶アドレスが同一の
シリンダである他のデステージ情報が、デステージ待ち
行列に登録されているかどうかを調べる。他のデステー
ジ情報が登録されていた場合には、その全てを1回のデ
ステージ処理においてデステージする。
以上の動作は全て従来技術の範囲内で実現可能である。
以下、デステージ登録部42及びデステージ実行部43
の、本発明の特徴となる動作を説明する。以下の動作は
全てファームウェアによって実現可能であるので、ファ
ームウェアの動作流れ図を用いて説明する。
第2図はデステージ登録部42の動作流れ図である。前
述したようにデステージ登録部42は、ライトコマンド
の実住終了後ライトコマンド処理部41によって励起さ
れ、後にデステージ実行部43によって参照されるデス
テージ情報を作成する。
ステップ100では出力されたデータが順次アクセスフ
ァイルに対するものであったかが調べられる。これは前
述した範囲指定コマンド処理部が記憶していたファイル
の属性情報を参照することによって為される。なお、順
次アクセスファイルか否かは、例えば1ビット符号(0
か1か)で調べることができる。順次アクセスファイル
であった場合にはステップ101に進む。
ここで以後の説明を判りやすくする為に、該当順次アク
セスファイルは3つのブロッキング範囲を占める大きさ
であると仮定する。
ステップ101はEOF (end of file 
)が出力されたかを調べる。EOFは順次アクセスファ
イルの終端を示す特定の形式のレコードであり、通常の
データレコードと同様に、(例えば長さOのレコードと
して表わすなどの方法により)処理装置(CPU)から
ライトコマンドを用いて作成される。ここではEOFは
前記3つのブロッキング範囲の最後のブロッキング範囲
において出力されるものとする。したがって、少なくと
も1番目及び2番目のブロッキング範囲のデータが全て
出力され終わるまでの間は、ステップ101はステツブ
102を選択する。
ステップ102では現在のデータ(すなわちデステージ
登録部42が励起される直前にライトコマンド処理部4
1によって出力されたデータレコード、ここでは、1番
目のブロッキング範囲における最初のデータレコード)
に関するデステージ情報を、−まず、非優先デステージ
用デステージ待ち行列53につなぐ。ここで「つなぐ」
とは、行列の最後に新たに付は加えることを指す。
次にステップ103では前方の(過去の、1つ前の)ブ
ロッキング範囲が該当順次アクセスファイルのエクステ
ント内であるかが調べられる。これは前述した範囲指定
コマンド処理部が記憶していた過去のファイルのエクス
テント情報と現在のデータのブロッキング範囲とのディ
スク装置6上での記憶アドレス同志を比較することによ
って為される。通常、ファイルのエクステント情報は該
当ファイルの記憶アドレス範囲に等しく設定されるので
、1番目のブロッキング範囲においては比較結果が不一
致となって、ステップ104は選択されず、デステージ
登録部42の動作はここで終了する。
以上のステップ100−103の動作が、1番目のブロ
ッキング範囲中の全てのデータレコードが出力されるま
で、各データレコードについて繰り返し実行される。す
なわち、処理装置lがデータ出力命令を発行する都度デ
ステージ実行部42は上述の如く動作し、デステージ情
報を非優先デステージ用デステージ待ち行列53に次々
とつないでいく。なお、この待ち行列は、通常のように
、双方向にポインタでチェーンされたメモリで構成され
る。
処理装置1が2番目のブロッキング範囲中の最初のデー
タレコードを出力すると、デステージ登録部42はステ
ップ100.ステップ101.ステップ102を経て、
ステップ103においてステップ104を選択する。
ステップ104では、前方の(過去の、1つ前の)ブロ
ッキング範囲、すなわちここでは1番目のブロッキング
範囲のデステージ情報が非優先デステージ用デステージ
待ち行列53に登録されているかが調べられる。前述し
たように、非優先デステージ用デステージ待ち行列53
には1番目のブロッキング範囲内のデステージ情報がス
テップ102により登録されているので、ステップ10
5はステップ106を選択し、ステップ106によって
、登録されていた1番目のブロッキング範囲内の全ての
デステージ情報が非優先デステージ用デステージ待ち行
列53からはずされ、優先デステージ用デステージ待ち
行列52の先頭に挿入される。この先頭の位置は、後述
のステップ108による非順次ファイルのデステージ情
報の優先待ち行列における順位よりも上位に位置する最
優先位置である。また、後述するように、デステージ実
行部43は優先デステージ待ち行列52の先頭に登録さ
れているデステージ情報を最も優先して実行する。した
がって、ステップ106の動作によって1番目のブロッ
キング範囲のデステージが最優先で実行されることにな
る。
2番目のブロッキング範囲の以降のデータが出力された
ときは、1番目のブロッキング範囲のデステージ情報は
上記のステップ106の動作によって非優先デステージ
用デステージ待ち行列53から既にはずされているので
、ステップ106は実行されない。また、3番目のブロ
ッキング範囲・の最初のデータが出力されると、2番目
のブロッキング範囲のデステージ情報が非優先デステー
ジ待ち行列53から優先デステージ待ち行列52に移さ
れる。
以降、順次アクセスファイルの最終出力であるEOFが
出力されるまで、上述の動作の繰り返しとなる。
EOFが出力されるとステップ101はステップ107
を選択し、ステップ107は最後の(ここでは3番目の
)ブロッキング範囲内のデステージ情報を非優先デステ
ージ用デステージ待ち行列53からはずし、優先デステ
ージ用デステージ待ち行列52の先頭に挿入する。ステ
ップ107の動作は、対象とするブロッキング範囲が異
なる他は、ステップ104.ステップ105.ステップ
106の動作と同じである。
以上が順次アクセスファイルにおけるデステージ登録部
42の動作である。順次アクセスファイルでない場合は
、ステップ108によって現在のデステージ情報を優先
デステージ用デステージ待ち行列52につなぐ、これは
待ち行列が異なる他はステップ102と同一の動作であ
る。
なお、ステップ102及びステップ108において、同
一データに対するデステージ情報が対象とするデステー
ジ待ち行列に既に登録されていた場合には、新たにデス
テージ情報を登録する必要がないことはもちろんである
。この場合、特に何もしなければFTFOによるデステ
ージ順序付けを、該当するデステージ情報が待ち行列の
最後になるように待ち行列の順序を変更すればLRUに
よるデステージ順序付けを実現できる。
次に、デステージ実行部43の動作を説明する。
第3図にデステージ実行部43の動作流れ図を示すが、
第3図においては本発明の本質的でない動作は簡略化し
である。
前述したように、デステージ実行部43はディスク制御
装置4及びディスク装置6の空き時間において、定期的
にあるいは非定期的に励起される。
まずステップ200においてカウンタ(図示せず)の値
が調べられる。このカウンタは、デステージ起動回数を
カウントし、優先デステージ待ち行列のデータと、非優
先デステージ待ち行列のデータとを、n対1の割り合い
で実際にデステージするためのものである。このカウン
タは初期値が0であり、ディスク制御装置4の例えば制
御記憶メモリ(図示せず)内に配置される。ステップ2
00によって、カウンタの値がnに等しくなければステ
ップ201が選択され、ステップ201によってカウン
タの値が1だけ進められる。カウンタの値がnに等しけ
ればステップ206が選択され、ステップ206によっ
てカウンタの値がOにリセットされる。すなわち、当該
カウンタはステラフ。
202以降の動作とステップ207以降の動作をn対1
の比で選択する働きを持つ。nの値は、デステージ処理
の処理能力を総合的に勘案して決定されるべきであるが
、本発明においては2以上であることが必要である。
ステップ202において、優先デステージ用デステージ
待ち行列52にデステージ情報が登録されているかが調
べられ、登録されていたならばその先頭のデステージ情
報が取り出され、ステップ203を経て、データスロッ
ト及び検索リスト50によりステップ204が実行され
る。
ステップ204は、取り出したデステージ情報と同じブ
ロッキング範囲内の他のデステージ情報が、優先デステ
ージ用デステージ待ち行列52に登録されているかを調
べ、登録されていればその全てのデステージ情報を取り
出す。
ステップ205は取り出したデステージ情報に基づいて
、デステージ、すなわちディスク装置6の指定の記憶ア
ドレスへ、キャッシュメモリのデータブロック50から
データを転送し、デステージ終了後、ステップ210に
よって、実行したデステージ情報がデステージ待ち行列
から削除される。
ステップ207以降の動作は、対象が非優先デステージ
用デステージ待ち行列53である以外は、ステップ20
2以降の上述の動作と同じである。
ただし上述のようにnが2以上であるから、非優先デス
テージ用デステージ待ち行列53に登録されたデステー
ジ情報は、優先デステージ用デステージ待ち行列52に
登録されたデステージ情報に比べて低い優先順位で処理
される。
以上説明したデステージ登録部42及びデステージ実行
部43の動作により、本発明の目的を達成することがで
きる。すなわち、非順次アクセスファイルのデステージ
情報は常に優先デステージ用デステージ待ち行列52に
登録されるのに対し、順次アクセスファイルのデステー
ジ情報は、ブロッキング範囲内のデータ出力が終了する
までは非優先デステージ用デステージ待ち行列53に登
録されているので、非順次アクセスファイルのデステー
ジが順次アクセスファイルのデステージに優先して実行
される。またブロッキング範囲のデータ出力が終了する
と、そのブロッキング範囲内のデステージ情報は優先デ
ステージ用デステージ待ち行列52の先頭に挿入される
ので、順次アクセスファイルのデステージが非順次アク
セスファイルのデステージに対して優先的に実行される
なお、デステージ実行部43が、低い優先順位ではある
が非優先デステージ用デステージ待ち行列53のデステ
ージ情報も処理するのは、順次アクセスファイルの出力
が、処理装置1あるいはソフトウェアの不測の事態によ
って中断した場合であっても、いずれはデステージが行
なわれることを保証する為である。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば、ライトアフタ型デ
ィスクキャッシュ制御装置において、処理装置からのデ
ータ出力命令が順次アクセスファイルへの出力命令であ
った場合、予定のブロッキング範囲内のデータが制御装
置によってキャッシュメモリ上に全て出力され終ったか
否かを判定する手段と、前記判定手段を参照して、出力
され終っていたときには前記ブロッキング範囲のデステ
ージを他の非順次アクセスファイルのデステージに対し
て優先的に実行し、出力され終っていなかったときには
逆に非優先的に実行する手1段とを設けたので、順次ア
クセスファイルの場合、全部出力され終わらないうちは
近い将来アクセスの可能性あるデータを残し、全部出力
され終った後はアクセスの可能性の少ないデータを早急
にデステージしてシステム効率を高めることができ、非
順次アクセスファイルに対する場合は、それらの中間の
優先順位で適度にデステージすることができると共に、
順次アクセスファイルに対して好適な、かつソフトウェ
アからは通過なデステージ技術を提供することができる
等、優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はディスク制御装置及びディスクキャッシュメモ
リを含む本発明の一実施例の適用される計算機システム
の構成図、第2図はディスク制御装置のデステージ登録
部の動作を示す流れ図、第3図はディスク制御装置のデ
ステージ実行部の動作を示す流れ図である。 1−・−処理装置、2・−−−−−一主記憶装置、3・
−・−チャネル装置、4−・・−ディスク制御装置、5
−−−−−−−ディスクキャッシュメモリ、42・−−
−−−−−デステージ登録部、43−・−デステージ実
行部、50・−−一一−〜データスロット、51−・−
検索リスト、52−−−−−−一優先デステージ用デス
テージ待ち行列、53−−−−−−−一非優先デステー
ジ用デステージ待ち行列。 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、処理装置からディスク装置へのデータ出力命令によ
    り、出力データをまず主記憶装置からディスクキャッシ
    ュメモリへ転送してその転送終了を前記処理装置に報告
    し、その後前記ディスク装置との間の空き時間を利用し
    て、前記出力データを予定のブロッキング範囲によりブ
    ロッキングして、前記ディスクキャッシュメモリから前
    記ディスク装置へデステージするライトアフタ型ディス
    クキャッシュ制御装置において、前記処理装置からのデ
    ータ出力命令が順次アクセスファイルへの出力命令であ
    つた場合、前記予定のブロッキング範囲内のデータが前
    記処理装置によつてキャッシュメモリ上にすべて出力さ
    れ終つたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の
    判定結果に基き、出力され終つていたと判定されたとき
    には前記ブロッキング範囲のデステージを優先的に実行
    し、出力され終つていなかつたと判定されたときには前
    記ブロッキング範囲のデステージを逆に非優先的に実行
    する実行手段とを備えたことを特徴とするライトアフタ
    型ディスクキャッシュ制御装置。 2、前記処理装置からのデータ出力命令が非順次アクセ
    スファイルへの出力命令である場合を更に含み、前記実
    行手段は、前記判定手段の判定結果に基づき、出力され
    終つていたと判定されたときには前記ブロッキング範囲
    のデステージを前記非順次アクセスファイルへのデステ
    ージよりも優先的に実行し、出力され終つていなかつた
    と判定されたときには前記ブロッキング範囲のデステー
    ジを逆に前記非順次アクセスファイルへのデステージよ
    りも非優先的に実行する手段で構成されたことを特徴と
    する請求項1記載のライトアフタ型ディスクキャッシュ
    制御装置。 3、前記予定のブロッキング範囲を前記ディスク装置の
    トラックの整数倍あるいはシリンダの整数倍としたこと
    を特徴とする請求項1または2記載のライトアフタ型デ
    ィスクキャッシュ制御装置。
JP63192613A 1988-08-03 1988-08-03 ライトアフタ型デイスクキヤツシユ制御装置 Pending JPH0242549A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008003719A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Hitachi Ltd 省電力とパフォーマンスを両立したストレージシステム及び記憶制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008003719A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Hitachi Ltd 省電力とパフォーマンスを両立したストレージシステム及び記憶制御方法

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