JPH0242489Y2 - - Google Patents

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JPH0242489Y2
JPH0242489Y2 JP1983056180U JP5618083U JPH0242489Y2 JP H0242489 Y2 JPH0242489 Y2 JP H0242489Y2 JP 1983056180 U JP1983056180 U JP 1983056180U JP 5618083 U JP5618083 U JP 5618083U JP H0242489 Y2 JPH0242489 Y2 JP H0242489Y2
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engine
roll stopper
vehicle body
switching
output
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JP1983056180U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はオートマチツクレバーの切換えが特
定ポジシヨン間で行なわれるかあるいはアクセル
の踏み込み変化量が一定量以上である場合にT1
あるいはT2時間エンジンの過大なローリングを
防止するロールストツパを駆動するようにしたロ
ールストツパ制御装置に関する。
オートマチツク車においては、オートマチツク
レバーを「R」(リバース、後進)、「D」(ドライ
ブ、高速前進)、「2」(セコンド、2速)、「L」
(ロー、低速前進)等のポジシヨン間において切
換えを行なつた場合に、エンジンに作用する負荷
状態が変化するため、エンジンに大きなローリン
グが発生し易く、その性能上好ましくないという
欠点があつた。また、アクセルを急激に踏み込ん
だ時のようにアクセルの踏み込み変化量が一定量
以上である場合にも同様にエンジンに大きなロー
リングが発生し易く、その性能上好ましくないと
いう欠点があつた。また、このような欠点を解消
するため、常時エンジンの動きを強く規制してロ
ーリングを抑制する手段を用いると、エンジンの
アイドル運転時等にもエンジン振動が車体側へ伝
達されて、乗員に不快感を与えてしまうという不
都合を生じる。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、
その目的はオートマチツクレバーの切換えが特定
ポジシヨン間で行なわれるかあるいはアクセスの
踏み込み変化量が一定量以上である場合にT1あ
るいはT2時間エンジンのローリングを防止する
ロールストツパを駆動するようにしたロールスト
ツパ制御装置を提供することにある。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説
明する。第1図FF車におけるエンジンの積載さ
れる場所について説明する。第1図において、1
1はエンジン、12はエンジン11の側面に設置
されたトランスミツシヨンである。上記トランス
ミツシヨン12はミツシヨンマウント13により
車体14上に載置される。さらに、上記エンジン
11はレフトマウント15により車体14上に載
置される。従つて、上記ミツシヨンマウント13
及び上記レフトマウント15によりエンジン11
及びこの側面に設置されているトランスミツシヨ
ン12が車体14上に載置される。また、上記エ
ンジン11の前面にはフロントロールストツパ1
6が設けられ、その後面にはリアロールストツパ
17が設けられている。上記フロントロールスト
ツパ16及びリアロールストツパ17はエンジン
11のローリング運動を緩和させるダンパの機能
をもつているもので、ダンパ機能の性能は電気的
に制御可能である。ここで、第2図は上記フロン
トロールストツパ16及びリアロールストツパ1
7の位置関係を示す側面図である。
次に第3図を用いてフロントロールストツパ1
6及びリアロールストツパ17の基本原理につい
て説明する。第3図において、ゴム等の弾性材に
より成るケーシング3,4内に形成された室A及
び室Bはそれぞれオイルで満たされており、室A
と室Bの間には分離部材21が設けられている。
この分離部材21には2つの貫通孔があけられて
おり、一方を第1オリフイス22と呼び、他方を
第2オリフイス23と称呼される。ここで、第1
オリフイス22の内径は第2オリフイス23より
もかなり大きく形成されている。そして上記第1
オリフイス22内にはロータリバルブ24が設け
られており電磁弁(図示せず)によりロータリバ
ルブ24が90゜回転して第1オリフイス22の開
閉制御が行なわれる。ところで、上記ケーシング
3,4は連結部材5により一体的に連結されてお
り、この連結部材5にはエンジン11に連結され
ているブラケツト6が取り付けられている。一
方、上記分離部材21の一端には車体側に固定さ
れたブラケツト7が連結されている。従つてエン
ジン11のローリング運動等に伴ない連結部材5
が矢印D方向に振動すると、この振動がオリフイ
ス22,23により減衰され、分離部材21には
矢印C方向の微小な振動として伝達されるものと
なつている。
この場合にロータリバルブ24を回転させて第
1オリフイス22を閉じると、第2オリフイス2
3を介してのみ室Aと室Bのオイルの流通が行な
われるため、室Aと室Bとの間のオイル通過量が
小さくなつて、両室A,Bの圧力差が大きくなり
(減衰力が大きい状態)、車体側への振動の伝達量
が大きくなるが、エンジン11のーリング運動を
有効におさえることができる。
一方、ロータリバルブ24の回転により第1オ
リフイス22が開いている場合には、第1オリフ
イス22及び第2オリフイス23を介して室Aと
室Bのオイルの流通が行なわれるため、室Aと室
Bとの間のオイル通過量が大きくなつて、両室
A,B間の圧力差が小さくなり(減衰力が小さい
状態)、エンジン11のローリングを防止する機
能は低下するが、車体側へのエンジン振動の伝達
量は小さくなる。
以下、第4図を参照してこの考案の一実施例に
係るロールストツパ制御装置について説明する。
第4図において、31はオートマチツク車のオー
トマチツクレバーである。このオートマチツクレ
バー31を切換えることにより、バツテリ32の
電圧は「R」,「D」,「2」,「L」端子に供給され
る。上記「R」,「D」,「2」,「L」端子はダイオ
ードD1〜D4、抵抗R1を介して接地される。この
抵抗R1の一方端の電位はインバータ33を介し
てタイマ回路34(第一のロールストツパ作動制
御手段)に入力される。このタイマ回路34はH
レベル信号が入力されてからT1時間Hレベル信
号を出力する。さらに上記タイマ回路34の出力
はオア回路35を介してソレノイド駆動回路36
(駆動部)に入力される。このソレノイド駆動回
路36は第1図に示したフロントロールストツパ
16に駆動信号a、リヤロールストツパ17に駆
動信号bを出力する。つまりソレノイド駆動回路
36にHレベル信号が入力されると上記駆動信号
a,bがそれぞれアクテイブとなる。
ところで37はアクセル(出力調整要素)の踏
み込み量を検出するアクセル開度センサである。
このアクセル開度センサ37の出力はアクセル速
度検出回路38(操作状態検出手段)に入力され
る。このアクセル速度検出回路38に入力される
アクセル開度の変化量が一定量以上の場合にHレ
ベル信号を出力するものである。例えば、アクセ
ルが急激に踏み込まれた場合にはアクセル速度検
出回路38からHレベル信号が出力される。さら
に、上記アクセル速度検出回路38の出力信号は
タイマ回路39(第二のロールストツパ作動制御
手段)に入力される。このタイマ回路39はHレ
ベル信号が入力されてからT2時間Hレベル信号
を出力する。さらに、このタイマ回路39の出力
は上記オア回路35に入力される。ここで、T1
≦T2に設定されている。
次に、上記のように構成されたこの考案の動作
を説明する。第4図において、オートマチツクレ
バー31が「R」,「D」,「2」,「L」のいずれか
のポジシヨンに保持される場合には抵抗R1の一
端にはバツテリ31による電圧、つまりHレベル
信号が発生している。このためタイマ回路34に
はLレベル信号が入力される。従つてタイマ回路
34はLレベル信号をソレノイド駆動回路36に
出力する。従つて、ソレノイド駆動回路36から
出力される駆動信号a,bはアクテイブとはなら
ない。従つてオートマチツクレバー31が「R」,
「D」,「2」,「L」のいずれかのポジシヨンのま
まである場合にはフロントロールストツパ16及
びリヤロールストツパ17は第1オリフイス22
及び第2オリフイス23が開いている状態とな
り、エンジン11のローリングに対するダンパ機
能はソフトなものとなつて、エンジン振動の車体
側への伝達は効率良く防止される。
一方、オートマチツクレバー31を「R」,
「D」,「2」,「L」端子間で移動すると、各ポジ
シヨン間を移動する毎にインバータ33に接地電
位(Lレベル)が供給される。このため、タイマ
回路34にHレベル信号が入力されるため、タイ
マ回路34の出力はT1時間だけHレベル状態と
なる。従つて、ソレノイド駆動回路40から出力
される駆動信号a,bはT2時間だけアクテイブ
となる。つまり、オートマチツクレバー31を
「R」,「D」,「2」,「L」のいずれかのポジシヨ
ンにシフトしてからT1時間のみロールストツパ
を働かせてエンジンのローリングに対するダンパ
機能をハードに働かせるようにし、エンジンの過
大なローリングが効果的に防止されるものとなつ
ている。
次に、アクセルの開度によりロールストツパが
駆動される場合について説明する。アクセルの踏
み込み量はアクセル開度センサ37により検出さ
れる。ここで、アクセル開度の変化量が一定量よ
り小さい場合にはアクセル速度検出回路38の出
力はLレベルとなる。このため、タイマ回路39
の出力はLレベルとなる。従つて、ソレノイド駆
動回路36から出力される駆動信号a,bはアク
テイブとはならない。従つて、アクセル開度の変
化量が一定量より小さい場合、つまりアクセルの
踏み込みが小さい場合にはフロントロールストツ
パ16及びリヤロールストツパ17は第1オリフ
イス22及び第2オリフイス23が開いている状
態となり、エンジン11のローリングに対するダ
ンパ機能はソフトなものとなつて、エンジン振動
の車体側への伝達が効果的に防止される。
一方、アクセル開度の変化量が一定量より大き
い場合にはアクセル速度検出回路38の出力はH
レベルとなる。このため、タイマ回路39の出力
はT2時間だけHレベルとなる。従つて、ソレノ
イド駆動回路36から出力される駆動信号a,b
はT2時間だけアクテイブとなる。つまり、アク
セルの踏み込み量が大きい場合にはT2時間のみ
第1オリフイス22が閉じることによりロールス
トツパを働かせてエンジンのローリングに対する
ダンパ機能をハードに働かせ、エンジンの過大な
ローリングが有効に防止されるものとなつてい
る。
以上詳述したようにこの考案によれば、オート
マチツクレバーの切換えが特定ポジシヨン間行な
われるかあるいはアクセルの踏み込み変化量が一
定量以上である場合(すなわち、エンジンに過大
なローリングが発生し易い状態になつた場合)
に、T1あるいはT2時間ロールストツパのダンパ
機能をハードに働かせ、エンジンの過大なローリ
ングを効率良く防止することができるロールスト
ツパ制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はFF車におけるエンジンの積載場所を
示す図、第2図は第1図の側面図、第3図はロー
ルストツパの基本原理を示す図、第4図はこの考
案の一実施例に係るロールストツパ制御装置を示
す図である。 34,39……タイマ回路、36……ソレノイ
ド駆動回路、38……アクセル速度検出回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に対して相対変位可能な状態で搭載された
    自動変速機付エンジンと、上記車体とエンジンと
    の間に介装され、駆動部に指令信号が供給された
    ときに上記エンジンのローリングを防止すべく上
    記車体とエンジンとの相対変位を抑制せしめるよ
    うに作動するロールストツパと、上記自動変速機
    の変速レバーの切換え動作に呼応して切換信号を
    発生する切換え手段と、同切換え手段の出力に基
    づいて上記変速レバーの切換えが検出されたとき
    に上記ロールストツパをT1時間作動させる指令
    信号を上記駆動部に供給する第一のロールストツ
    パ作動制御手段と、上記エンジンの出力調整要素
    の操作状態を検出する操作状態検出手段と、エン
    ジン急加速を要求する上記出力調整要素の急操作
    状態が上記操作状態検出手段の出力に基づいて検
    出されたときに上記ロールストツパをT2時間作
    動させる指令信号を上記駆動部に供給する第二の
    ロールストツパ作動制御手段とを備えたことを特
    徴とするロールストツパ制御装置。
JP5618083U 1983-04-15 1983-04-15 ロ−ルストツパ制御装置 Granted JPS59160420U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5618083U JPS59160420U (ja) 1983-04-15 1983-04-15 ロ−ルストツパ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5618083U JPS59160420U (ja) 1983-04-15 1983-04-15 ロ−ルストツパ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59160420U JPS59160420U (ja) 1984-10-27
JPH0242489Y2 true JPH0242489Y2 (ja) 1990-11-13

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ID=30186502

Family Applications (1)

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JP5618083U Granted JPS59160420U (ja) 1983-04-15 1983-04-15 ロ−ルストツパ制御装置

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JP (1) JPS59160420U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5610844A (en) * 1979-07-02 1981-02-03 Toyota Motor Corp Feedback control system vibration absorbing suspension
JPS5643028A (en) * 1979-09-18 1981-04-21 Nissan Motor Co Ltd Low noise vehicle

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5610844A (en) * 1979-07-02 1981-02-03 Toyota Motor Corp Feedback control system vibration absorbing suspension
JPS5643028A (en) * 1979-09-18 1981-04-21 Nissan Motor Co Ltd Low noise vehicle

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JPS59160420U (ja) 1984-10-27

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