JPH0241539Y2 - - Google Patents

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JPH0241539Y2
JPH0241539Y2 JP3624284U JP3624284U JPH0241539Y2 JP H0241539 Y2 JPH0241539 Y2 JP H0241539Y2 JP 3624284 U JP3624284 U JP 3624284U JP 3624284 U JP3624284 U JP 3624284U JP H0241539 Y2 JPH0241539 Y2 JP H0241539Y2
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indicator needle
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、例えば流体圧等を指針の移動量とし
て読取る圧力計等の指示計器に係り、特に、指針
とは別に、常用範囲、目標値、危険値等を示す指
標針を備えた構造に関する。
[背景技術] 一般に、圧力計等の指示計器では、指針とは別
に、常用範囲、目標値、危険値等を示す指標針を
指針の移動範囲に沿つて移動自在に設けている場
合が多い。
従来、指標針の調整は、指示計器の蓋を外して
内部より調整を行うもの、或いは直接外部から調
整を行うもの、に大別することができる。
前者の内部より調整を行うものとしては、例え
ば第1図および第2図に示す如く、目盛板1の中
心に軸受筒2をかしめ、この軸受筒2の鍔と目盛
板1との間に1または複数本の指標針3をかしめ
た構造のものが知られている。このものは、指示
計器の蓋を外して指標針3の調整を行わなければ
ならないので、調整が極めて面倒である。その
上、指標針3が2本以上になると、各指標針3を
それぞれ独立して調整できる機構が必要となるた
め、機構がより複雑化する欠点がある。
一方、後者の外部から直接調整を行うものとし
ては、例えば第3図および第4図に示す如く、透
明な材料からなる蓋4の中心に筒状の第1の調整
軸5を、この第1の調整軸5の中心に第2の調整
軸6をそれぞれ回動自在に設け、蓋4の内側にお
いて、前記第1の調整軸5に第1の指標針7を、
前記第2の調整軸6に第2の指標針8をそれぞれ
固定するととにもに、蓋4の外面と第1の調整軸
5の鍔との間に第1のばね9を、第1の調整軸5
の鍔と第2の調整軸6の鍔との間にばね圧が第1
のばねより弱い第2のばね10をそれぞれ介在さ
せた構造のものが知られている。このものは、第
1,第2の指標針7,8を独立して調整すること
ができるが、その調整機構が指示計器の中心に位
置するため、直径の比較的小さな指示計器の場合
設置スペースがないばかりでなく、視野が制限さ
れ、かつ目盛板から第1、第2の指標針7,8ま
での距離によつて、視差が生じる欠点がある。
[考案の目的] ここにおいて、本考案の目的は、上述した問題
を解決した指示計器を提供することにある。
[考案の構成] ここに、本考案は、目盛板上の視野に影響を与
えることなく蓋板の外側に設けられた指標針を蓋
板に形成された反射面を利用してあたかも目盛板
上に指標針が設置されているが如くみせかける構
造としたものである。
具体的には、指針の可動範囲を透明な材料から
なる蓋板で覆つた指示計器において、前記蓋板の
側面に前記指針の可動方向に沿つて指標針を移動
可能かつ任意の位置で固定可能に設けるととも
に、前記蓋板に前記指標針の反射光を蓋板の指針
と対応する面へ反射させる反射面を設けたことを
特徴としている。
[実施例の説明] 第5図は本実施例の圧力計の正面を、第6図は
一部を切欠いた側面をそれぞれ示している。これ
らの図において、一端面を開口した有底円筒状の
計器筐体11には、その内部に株ブロツク12を
通じて導入された流体の圧力を指針13の回動量
に変換するブルドン管等からなる圧力変換機構1
4が設けられているとともに、その一端開口端面
に前記指針13を覆う透明な材料、例えばアクリ
ル樹脂等からなる蓋板15が嵌合されている。前
記株ブロツク12には、本圧力計を流体配管に接
続するためのねじ部16が形成されている。ま
た、前記指針13の裏側には、目盛板17が配置
されている。目盛板17には、前記指針13の回
動範囲に沿つて一定間隔毎に目盛18が刻まれて
いる。
一方、前記蓋板15の正面部外面には、その外
周縁に沿つて先端が広がつた断面台形状の突縁2
1が形成され、この突縁21に2つの指標針2
2,23がそれぞれ摺動自在に嵌合されている。
これらの指標針22,23は、第7図に示す如
く、全体がアクリル樹脂等により略コ字型に形成
され、このコ字型の内面に前記突縁21と嵌合す
る台形状の蟻溝24が形成されているとともに、
コ字型の一辺に前記蓋板15の外周面に沿つて軸
方向へ延びる有色の針部25が形成されている。
例えば、指標針22の針部25には緑色が、指標
針23の針部25には赤色がそれぞれ着色されて
いる。また、前記蓋板15の内面には、その外周
縁(前記目盛板17の目盛18のやや外側の環状
部)に沿つて前記指標針22,23の針部25か
らの反遮光を蓋板15の正面へ反射させる略45度
前後の反射面26が一体的に形成されている。こ
れにより、各指標針22,23の針部25からの
反遮光は、第8図に示す如く、反射面26により
直角に反射され蓋板15の正面へ反射されるの
で、あたかも目盛板17上に各指標針22,23
が位置されているが如く視認される。
従つて、本実施例によれば、蓋板15の正面部
外面に目盛板17に沿つて突縁21を一体的に設
け、この突縁21に蓋板15の外周面に沿つて軸
方向へ延びる針部25を有する一対の指標針2
2,23を摺動自在に嵌合するとともに、蓋板1
5の内面に前記各指標針22,23の針部25か
らの反遮光を蓋板15の正面へ反射する反射面2
6を形成したので、蓋板15の外周面に位置する
針部25をあたかも目盛板17上に設置されてい
るが如く見せかけることができる。
その結果、外部より指標針22,23を調整す
ることができるので、調整作業を極めて容易に行
うことができる。また、蓋板15の正面部外周縁
に沿つて指標針22,23が設けられているの
で、目盛板17の視野を制限することがなく、構
造的にも最もシンプルなので、比較的小型の計器
であつても十分適用することができる。
また、従来のように蓋板15の内面に指標針と
取付ける構造に比べ、視差が少ないので、見づら
い心配もない。このほか、圧力計の防塵機能も損
なうこともない。
なお、実施にあたつて、蓋板15は、上記実施
例で述べたアクリル樹脂等のほか、例えばガラス
等によつて形成してもよい。更に、蓋板15に設
けられる反射面26としては、必ずしも45度の斜
面でなくてもよく、蓋板15の正面から見た場
合、最も見易い角度に決定することが好ましい。
しかも、反射面26に代つて、例えば鏡等を張付
けるようにしてもよい。
また、第9図に示す如く、蓋板15の外周面に
沿つて環状の蟻溝31を形成する一方、各指標針
22,23に前記蟻溝31と摺動自在に嵌合する
突起32を形成し、この突起32を蟻溝31に摺
動自在に嵌合するようにしてもよい。このように
すると、蓋板15の正面から各指標針22,23
を突出しないようにできるので、全体として極め
て見易い利点がある。この場合、突起32と蟻溝
31とは互いに逆であつてもよい。
また、指標針は、上記実施例で説明した2つに
限らず、常用範囲、目標値、危険値等に応じて、
1または3以上であつてもよい。更に、針部の色
も、常用範囲、目標値、危険値等に応じて選択す
るようにすればよい。
更に、本考案は、上記実施例で説明した圧力計
に限られるものではなく、測定データを指針の移
動量から読取る指示計器一般に適用できるもので
ある。従つて、必ずしも指針が回動するものに限
らず、例えば直線的に移動するものであつてもよ
い。
[考案の効果] 以上の通り、本考案によれば、指標針の調整が
容易で、かつ視野が制限されることがない指示計
器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は従来例を示すもので、第1図
は目盛板に指標針を取付けた構造の正面図、第2
図はその断面図、第3図は蓋板に指標針を取付け
た構造の正面図、第4図はその断面図である。第
5図〜第8図は本考案の一実施例を示すもので、
第5図はその正面図、第6図は一部を切欠いた側
面図、第7図は指標針の斜視図、第8図は原理を
示す説明図である。第9図は本考案の他の実施例
を示す断面図である。 13……指針、15……蓋板、22,23……
指標針、26……反射面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 指針の可動範囲を透明な材料からなる蓋板で覆
    つた指示計器において、前記蓋板の側面に前記指
    針の可動方向に沿つて指標針を移動可能かつ任意
    の位置で固定可能に設けるとともに、前記蓋板に
    前記指標針の反射光を蓋板の指針と対応する面へ
    反射させる反射面を設けたことを特徴とする指標
    針器。
JP3624284U 1984-03-14 1984-03-14 指示計器 Granted JPS60148921U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3624284U JPS60148921U (ja) 1984-03-14 1984-03-14 指示計器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3624284U JPS60148921U (ja) 1984-03-14 1984-03-14 指示計器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60148921U JPS60148921U (ja) 1985-10-03
JPH0241539Y2 true JPH0241539Y2 (ja) 1990-11-06

Family

ID=30541237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3624284U Granted JPS60148921U (ja) 1984-03-14 1984-03-14 指示計器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0545700Y2 (ja) * 1986-07-23 1993-11-25

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JPS60148921U (ja) 1985-10-03

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