JPH0241264Y2 - - Google Patents

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JPH0241264Y2
JPH0241264Y2 JP4593984U JP4593984U JPH0241264Y2 JP H0241264 Y2 JPH0241264 Y2 JP H0241264Y2 JP 4593984 U JP4593984 U JP 4593984U JP 4593984 U JP4593984 U JP 4593984U JP H0241264 Y2 JPH0241264 Y2 JP H0241264Y2
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JP
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shaft hole
diameter shaft
piston
door
small
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JP4593984U
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JPS60159166U (ja
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、扉を閉鎖位置に保持するため箱本体
や庫本体等の固定枠体と扉に装備される仮錠装置
に関するものである。
扉用仮錠装置としては既に種々のものが提案さ
れているが、その多くは扉の錠止作用が強固であ
る反面、扉の解錠操作時にかなり大きな力を必要
とするものであつた。
従つて本考案の目的は、固定枠体に対する扉の
錠止作用が充分に強固でありながら、扉の解錠操
作が小さな力で軽快に行なえる扉用仮錠装置を提
供することである。
以下、添付図面中の参照符号を用いて説明する
と、本考案の扉用仮錠装置は、固定枠体1に固定
され、先端部をテーパー面2aに形成した受棒2
と、扉3に固定され、大径軸孔13の基端に小径
軸孔14を連設したシリンダ4と、シリンダ基端
部の開口4cより前記小径軸孔14と大径軸孔1
3に嵌挿され、中央軸孔15と交差する貫通受孔
12を下部6bに設けたピストン6と、前記受孔
12に遊動可能に挿入された2個の小球5と、前
記大径軸孔13に挿入され、ピストン下部6bが
前記小径軸孔14に嵌合するようピストン6を摺
動付勢するバネ11とから成るものである。
図示の実施例では、ピストン先端部6aが嵌挿
される開口9bを中央に設けた円形蓋盤9は、そ
の下面環状突起部9aにてシリンダ上端部4aに
カシメ固着され、シリンダ4の上部開口4bを閉
塞している。コイル状のバネ11は、該蓋盤9と
ピストン下部6b間に圧縮挿入されている。扉3
の取付孔に正面側から嵌挿されたシリンダ4は、
その外周螺子部に螺合されたナツト10と前記蓋
盤9によつて、扉3に締付け固着されている。
固定枠体1の扉当り部の取付孔に背面側から嵌
挿された受座16は、ナツト8によつて該扉当り
部に締付け固着されている。前記受座16の中央
孔に嵌挿され、中間鍔部2cを受座上端面に当接
させた受棒2は、その下端部2dにて受座16の
下端鍔部16aにカシメ固着されている。シリン
ダ基端部の開口4cはテーパー状に形成され、受
棒2の挿入に際し誘導的に作用する。また、ピス
トン6の引張り操作を容易にするため、ピストン
先端部6aには摘み7を固着してある。
この扉用仮錠装置では、扉3が開放されている
とき、ピストン6はバネ11に押されてシリンダ
4内の最下降位置にあり、ピストン下部6bは小
径軸孔14の底面部14aに当接している。第1
図において右側に配置された蝶番軸(図示してい
ない)を中心にして扉3を閉鎖回転させたとき、
前記開口4cからピストン6の前記中央軸孔15
に挿入された受棒2は、その先端テーパー面2a
が2個の小球5,5間に入り込み、これら小球
5,5を小径軸孔14の内周面14bに向つて受
孔12内で移動させる。
受棒2の丸棒状本体部分が中央軸孔15と受孔
12の交差部に進入したとき、各小球5はその直
径上で対立する2点で受棒2の側周面と小径軸孔
14の内周面に点接触する。該点接触は、扉3に
開放方向の回転モーメントが働けば働く程強固に
なるため、受棒2はピストン6を介してシリンダ
4に対し的確に錠止される。
本例では、小径軸孔14の内周面14bを下端
に向う程縮径したテーパー面に形成してあるの
で、前記バネ11の反発力によつて小球5が小径
軸孔14の内周面14bに押圧され、2個の小球
5,5は両側から受棒2を押え込むことになる。
そのため、シリンダ4に対する受棒2の錠止が一
段と強化される。
他方、バネ11の付勢に抗して上記摘み7を引
き、ピストン下部6bを大径軸孔13側に摺動さ
せたときには、各小球5が受孔12より一部突出
す余地が生じるため、前記受棒2の側周面2bと
小球5間の点接触及び小径軸孔の内周面14bと
小球5間の点接触が解除され、シリンダ4に対す
る受棒2の錠止が解かれる。これによつて、固定
枠体1に対する扉3の錠止が解除され、扉3は開
放可能となる。本例では、このピストン摺動操作
用摘み7は、そのまま扉3の開放操作用摘みとし
ても使用される。
以上のように本考案の扉用仮錠装置では、固定
枠体1に対する扉3の錠止が、受棒2の側周面及
び小径軸孔の内周面14bと小球5間の点接触に
よつて充分強固になされながら、扉3の解錠操作
に当つては、バネ11に抗してピストン6を少し
だけ引くだけで、前記各点接触が瞬時に解除され
るのであり、操作の簡便性と軽快さにおいて実用
的価値大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る扉用仮錠装置
を取付けた扉と固定枠体の断面図、第2図は該扉
用仮錠装置の取付状態の正面図である。 第3図は扉閉鎖状態における第2図のA−
A′線に沿つた断面図、第4図は扉を解錠するた
めピストンを引いたときの断面図である。第5図
は前記仮錠装置に組込んだピストンの右側面図、
第6図は扉を解錠するためピストンを引いたとき
の要部拡大断面図である。 1……固定枠体、2……受棒、3……扉、4…
…シリンダ、5……小球、6……ピストン、7…
…摘み、8……受座の固着用ナツト、9……蓋
盤、10……シリンダの固着用ナツト、11……
ピストンの付勢用バネ、12……小球の受孔、1
3……大径軸孔、14……小径軸孔、15……中
央軸孔、16……受棒の受座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定枠体1に固定され、先端部をテーパー面2
    aに形成した受棒2と、扉3に固定され、大径軸
    孔13の基端に小径軸孔14を連設したシリンダ
    4と、シリンダ基端部の開口4cより前記小径軸
    孔14と大径軸孔13に嵌挿され、中央軸孔15
    と交差する貫通受孔12を下部6bに設けたピス
    トン6と、前記受孔12に遊動可能に挿入された
    2個の小球5と、前記大径軸孔13に挿入され、
    ピストン下部6bが前記小径軸孔14に嵌合する
    ようピストン6を摺動付勢するバネ11とから成
    り、扉の閉鎖時に前記中央軸孔15に挿入された
    受棒2の前記テーパー面2aで前記小球5,5を
    小径軸孔14の内周面14bに向つて移動させ、
    受棒2の側周面2bと小球5間の点接触及び小径
    軸孔の内周面14bと小球5間の点接触によつ
    て、受棒2をシリンダ4に錠止する一方、ピスト
    ン下部6bの受孔12が大径軸孔13内に来るよ
    うピストン6をバネ11に抗して引くことによつ
    て、シリンダ4に対する受棒2の錠止を解く扉用
    仮錠装置。
JP4593984U 1984-03-31 1984-03-31 扉用仮錠装置 Granted JPS60159166U (ja)

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JP4593984U JPS60159166U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 扉用仮錠装置

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JP4593984U JPS60159166U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 扉用仮錠装置

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Publication Number Publication Date
JPS60159166U JPS60159166U (ja) 1985-10-23
JPH0241264Y2 true JPH0241264Y2 (ja) 1990-11-02

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ID=30559875

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JP4593984U Granted JPS60159166U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 扉用仮錠装置

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