JPH0241232A - 金属管内周面被覆金型 - Google Patents
金属管内周面被覆金型Info
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- JPH0241232A JPH0241232A JP63191710A JP19171088A JPH0241232A JP H0241232 A JPH0241232 A JP H0241232A JP 63191710 A JP63191710 A JP 63191710A JP 19171088 A JP19171088 A JP 19171088A JP H0241232 A JPH0241232 A JP H0241232A
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Landscapes
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、金属管内周面に溶融樹脂を放射状に押出して
、該溶融樹脂にて該金属管内周面を被覆する金属管内周
面被覆金型に関する。
、該溶融樹脂にて該金属管内周面を被覆する金属管内周
面被覆金型に関する。
(従来の技術)
近時、給湯用配管、給水用配管、排水用配管。
ガス配管等に、アルミニウム管等の金属管内周面を合成
樹脂層にて被覆した複合管が使用されている。このよう
な複合管の製造方法は9例えば、特開昭62−1992
23号公報に記載されている。この公報には2円管状に
成形された金属管内周面に向けて、金属管内周面被覆金
型により溶融樹脂を放射状に押出して、該溶融樹脂にて
金属管内周面を被覆することにより製造されることが記
載されている。このような複合管は、金属管が腐蝕する
おそれがなく、シかも機械的強度に優れているため。
樹脂層にて被覆した複合管が使用されている。このよう
な複合管の製造方法は9例えば、特開昭62−1992
23号公報に記載されている。この公報には2円管状に
成形された金属管内周面に向けて、金属管内周面被覆金
型により溶融樹脂を放射状に押出して、該溶融樹脂にて
金属管内周面を被覆することにより製造されることが記
載されている。このような複合管は、金属管が腐蝕する
おそれがなく、シかも機械的強度に優れているため。
配管材として好適に用いられる。しかしながら。
合成樹脂層は金属管との接着性が悪(、複合管内を高温
水等が通流すれば、該合成樹脂層が金属管より離脱した
り、ブリスターが発生して、複合管内部を閉塞するおそ
れがある。
水等が通流すれば、該合成樹脂層が金属管より離脱した
り、ブリスターが発生して、複合管内部を閉塞するおそ
れがある。
このため9例えば金属管とされる金属シートを。
予め表面処理したり、予備加熱することにより。
金属管と合成樹脂層との接着性を向上させることも前記
公報に記載されている。
公報に記載されている。
しかし このような金属シートの段階での前処理だけで
は9合成樹脂層は金属管に強固に接着されない。
は9合成樹脂層は金属管に強固に接着されない。
(発明が解決しようとする課題)
金属管内周面は、金属管内周面被覆金型から放射状に押
出される溶融樹脂にて被覆され、複合管とされる。金属
管内周面被覆金型は、溶融樹脂が押出されるノズル部を
有し、金属シートを円管状に成型して、その側縁部同士
を例えば溶接して接着することにより製造される金属管
内に、該ノズル部が位置される。そして、該ノズル部か
ら押出された溶融樹脂は、金属管内に所定の間隙を存し
て同心状に内嵌された円柱状のヘッド部と、金属管内周
面との間隙内に充填されて、金属管内周面に被覆される
。
出される溶融樹脂にて被覆され、複合管とされる。金属
管内周面被覆金型は、溶融樹脂が押出されるノズル部を
有し、金属シートを円管状に成型して、その側縁部同士
を例えば溶接して接着することにより製造される金属管
内に、該ノズル部が位置される。そして、該ノズル部か
ら押出された溶融樹脂は、金属管内に所定の間隙を存し
て同心状に内嵌された円柱状のヘッド部と、金属管内周
面との間隙内に充填されて、金属管内周面に被覆される
。
溶融樹脂と金属管との接着強度を向上させるためには、
金属管内周面とヘッド部にて形成される間隙を軸方向に
長く構成し、該間隙内に充填される溶融樹脂を、金属管
内周面に長く沿わせるようにすればよい。しかし、該ヘ
ッド部は1円管状に成形された金属管内に位置されるた
め、該ヘッド部を直接支持するすべがなく2通常2片持
ち状態で支持されている。このため、該ヘッド部を金属
管の軸方向に長くすれば、該ヘッド部が自重によって撓
むおそれがあり、金属管との同心状態が確保できないお
それがある。
金属管内周面とヘッド部にて形成される間隙を軸方向に
長く構成し、該間隙内に充填される溶融樹脂を、金属管
内周面に長く沿わせるようにすればよい。しかし、該ヘ
ッド部は1円管状に成形された金属管内に位置されるた
め、該ヘッド部を直接支持するすべがなく2通常2片持
ち状態で支持されている。このため、該ヘッド部を金属
管の軸方向に長くすれば、該ヘッド部が自重によって撓
むおそれがあり、金属管との同心状態が確保できないお
それがある。
本発明は上記従来の問題を解決するものであり。
その目的は、金属管内周面に溶融樹脂を強固に接着し得
る金属管内周面被覆金型を提供することにある。
る金属管内周面被覆金型を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明の金属管内周面被覆金型は1円管状に成形された
金属管内に先端が位置するように、該金属管とは同心状
に配設された円筒状の外筒部と該外筒部内に該外筒部と
は所定の間隙を有して同心状に配設され、該間隙内に熔
融樹脂が通流されるコア部と、該コア部先端に、先端に
なるに連れて徐々に拡径するように連設されており、該
外筒部内を通流する溶融樹脂が放射状に押出されるよう
に該外筒部先端部内に基端部が同心状に嵌合された拡径
部と、該拡径部先端に連設され、前記金属管とは所定の
間隙を有して同心状に内嵌されており、その間隙内に溶
融樹脂が充填される円柱状のヘッド部と、該ヘッド部外
周面を冷却する手段と、を具備してなり、そのことによ
り上記目的が達成される。
金属管内に先端が位置するように、該金属管とは同心状
に配設された円筒状の外筒部と該外筒部内に該外筒部と
は所定の間隙を有して同心状に配設され、該間隙内に熔
融樹脂が通流されるコア部と、該コア部先端に、先端に
なるに連れて徐々に拡径するように連設されており、該
外筒部内を通流する溶融樹脂が放射状に押出されるよう
に該外筒部先端部内に基端部が同心状に嵌合された拡径
部と、該拡径部先端に連設され、前記金属管とは所定の
間隙を有して同心状に内嵌されており、その間隙内に溶
融樹脂が充填される円柱状のヘッド部と、該ヘッド部外
周面を冷却する手段と、を具備してなり、そのことによ
り上記目的が達成される。
(実施例)
以下に本発明を実施例について説明する。
本発明の金属管内周面被覆金型は、帯板状の金属シート
IOがその長手方向に搬送される間に金属管11とされ
るその金属シート11の搬送域内に設置される。該金属
管内周面被覆金型30は、各側縁部が対向するように断
面U字状に屈曲された金属シートto内に位置された本
体部3Iと、該本体部3Iの下部から金属シートIOの
搬送方向下流側に延設された円筒状のコア部32と、該
コア部32に同心状に外嵌された外筒部33とを有する
。
IOがその長手方向に搬送される間に金属管11とされ
るその金属シート11の搬送域内に設置される。該金属
管内周面被覆金型30は、各側縁部が対向するように断
面U字状に屈曲された金属シートto内に位置された本
体部3Iと、該本体部3Iの下部から金属シートIOの
搬送方向下流側に延設された円筒状のコア部32と、該
コア部32に同心状に外嵌された外筒部33とを有する
。
該金属管内周面被覆金型30における本体部31の配設
位置よりも金属シーNOの搬送方向下流側には、溶接機
20が配設されており1図示しない外型により該金属シ
ー目0は円管状に成形されて、該溶接機20にて各側縁
部同士が溶接されて接着される。コア部32および外筒
部33の先端は2該溶接機20の配設位置よりも金属管
11搬送方向下流側に位置している。
位置よりも金属シーNOの搬送方向下流側には、溶接機
20が配設されており1図示しない外型により該金属シ
ー目0は円管状に成形されて、該溶接機20にて各側縁
部同士が溶接されて接着される。コア部32および外筒
部33の先端は2該溶接機20の配設位置よりも金属管
11搬送方向下流側に位置している。
コア部32は2本体部31から、金属管11とは同心状
に水平状に延出した比較的小径円筒状の支持部32aと
、該支持部32aの先端部に同心状に連設されて先端側
になるに連れて徐々に拡径された円錐台部32bと、該
円錐台部32bの先端に連設されて前記支持部32aよ
りも大径の円筒状をした連設部32cと、を有する。コ
ア部32における円錐台部32bおよび連設部32cの
軸心部には、該コア部32における円筒状の支持部32
aの内径と同様の内径を有する透孔が挿通している。従
って、コア部32全体の軸心部には透孔が挿通している
。
に水平状に延出した比較的小径円筒状の支持部32aと
、該支持部32aの先端部に同心状に連設されて先端側
になるに連れて徐々に拡径された円錐台部32bと、該
円錐台部32bの先端に連設されて前記支持部32aよ
りも大径の円筒状をした連設部32cと、を有する。コ
ア部32における円錐台部32bおよび連設部32cの
軸心部には、該コア部32における円筒状の支持部32
aの内径と同様の内径を有する透孔が挿通している。従
って、コア部32全体の軸心部には透孔が挿通している
。
該連設部32cの先端には、該連設部32cとは同心状
に連設され、先端側になるに連れて徐々に拡径された円
錐台状の拡径部34が連設されている。
に連設され、先端側になるに連れて徐々に拡径された円
錐台状の拡径部34が連設されている。
該拡径部34は1本実施例ではコア部32とは一体的に
形成されている。該拡径部34の支持部には、コア部3
2を挿通する透孔と同様の内径を有する透孔が挿通して
いる。
形成されている。該拡径部34の支持部には、コア部3
2を挿通する透孔と同様の内径を有する透孔が挿通して
いる。
該拡径部34の先端には、前記コア部32の連設部32
cよりも大きい外径を存する管状をしたヘッド部35が
2円板状の断熱材36を介して、該拡径部34とは同心
状に設けられている。該ヘッド部35は金属管11内周
面とは所定の間隙をあけて、該金属管11と同心状に内
嵌されている。断熱材36の軸心部には、拡径部34の
透孔と同様の内径を有する透孔が設けられている。
cよりも大きい外径を存する管状をしたヘッド部35が
2円板状の断熱材36を介して、該拡径部34とは同心
状に設けられている。該ヘッド部35は金属管11内周
面とは所定の間隙をあけて、該金属管11と同心状に内
嵌されている。断熱材36の軸心部には、拡径部34の
透孔と同様の内径を有する透孔が設けられている。
ヘッド部35は該断熱材36を介して、拡径部34に強
固に固定されている。
固に固定されている。
該ヘッド部35の外周面には、第2図に示すように、−
本の突条35aが螺旋状に設けられている。
本の突条35aが螺旋状に設けられている。
該突条35aは螺旋状に限らず、第3図に示すように、
複数の環状の突条35a、35a、・・・を軸方向に所
定の間隔をあけて並設する構成としてもよい。
複数の環状の突条35a、35a、・・・を軸方向に所
定の間隔をあけて並設する構成としてもよい。
該ヘッド部35の管壁内には1本の冷却水管37が螺旋
状に配設されている。該冷却水管37は、コア部32.
拡径部34および断熱材36を挿通する透孔を貫通して
、ヘッド部35における基端部から管壁内に入り込んで
、該管壁の外周寄りの位置に沿って。
状に配設されている。該冷却水管37は、コア部32.
拡径部34および断熱材36を挿通する透孔を貫通して
、ヘッド部35における基端部から管壁内に入り込んで
、該管壁の外周寄りの位置に沿って。
ヘッド部35の先端部まで螺旋状に埋設されている。
そして、該冷却水管37は、該管壁の先端部からヘッド
部35内に延出し、断熱材36.拡径部34.およびコ
ア部32を挿通ずる透孔を通って1本体部31から外部
へ延出されている。該冷却水管37には、冷却水が通流
され、ヘッド部35の外周面を冷却する。
部35内に延出し、断熱材36.拡径部34.およびコ
ア部32を挿通ずる透孔を通って1本体部31から外部
へ延出されている。該冷却水管37には、冷却水が通流
され、ヘッド部35の外周面を冷却する。
外筒部33は2本体部31から一体的に連設され。
該コア部32の支持部32a9円錐台部32b、および
連設部32cのそれぞれとは所定の間隙を有して同心状
に外嵌されている。そして、その先端部内周面は、コア
部32の先端に連設された拡径部34基端部外周面とは
平行するように、先端になるに連れて徐々に拡径したテ
ーパ面となっており、該テーパ面と該拡径部34基端部
外周面とによりノズル部33aが構成されている。
連設部32cのそれぞれとは所定の間隙を有して同心状
に外嵌されている。そして、その先端部内周面は、コア
部32の先端に連設された拡径部34基端部外周面とは
平行するように、先端になるに連れて徐々に拡径したテ
ーパ面となっており、該テーパ面と該拡径部34基端部
外周面とによりノズル部33aが構成されている。
該外筒部33とコア部32の間隙は1本体部31内を挿
通ずる樹脂通路31aに連通しており、その間隙内には
、該樹脂通路31aを通って送給される溶融樹脂50が
通流される。該溶融樹脂50は、該外筒部33の先端部
とコア部32先端に連設されている拡径部34とにより
形成されたノズル部33aから放射状に押出され、該拡
径部34に連設されているヘッド部35に同心状に外嵌
された金属管11の内周面に被覆される。
通ずる樹脂通路31aに連通しており、その間隙内には
、該樹脂通路31aを通って送給される溶融樹脂50が
通流される。該溶融樹脂50は、該外筒部33の先端部
とコア部32先端に連設されている拡径部34とにより
形成されたノズル部33aから放射状に押出され、該拡
径部34に連設されているヘッド部35に同心状に外嵌
された金属管11の内周面に被覆される。
このような構成の本発明の金属管内周面被覆金型30に
より、複合管12は次のよに製造される。順次搬送され
る金属シーH1は、その搬送の間に。
より、複合管12は次のよに製造される。順次搬送され
る金属シーH1は、その搬送の間に。
断面U字状に成形される。そして、該金属シート11は
、金属管内周面被覆金型30の配設位置を通過すると2
図示しない外型により、各側縁部同士が重ね合わされて
断面真円状の円管に成形され、その重ね合わされた部分
が溶接機20にて溶接されて円管状の金属管12とされ
る。
、金属管内周面被覆金型30の配設位置を通過すると2
図示しない外型により、各側縁部同士が重ね合わされて
断面真円状の円管に成形され、その重ね合わされた部分
が溶接機20にて溶接されて円管状の金属管12とされ
る。
他方、金属管内周面被覆金型30の外筒部33とコア部
32との間隙内には、溶融樹脂50が通流されており、
該溶融樹脂50は外筒部33の先端のノズル部33aか
らコア部32の先端に連設された拡径部34の外周面に
沿って放射状に押出される。該拡径部34に沿って放射
状に押出された溶融樹脂50は、該拡径部34の先端の
断熱材36外周面と金属管11内周面との間隙を通って
、ヘッド部35外周面と金属管11内周面との間隙内に
充填される。このとき、ヘッド部35の管壁内に配設さ
れた冷却水管37には冷却水が通流されて、該ヘッド部
35の外周面が冷却されている。これにより、ヘッド部
35外周面と金属管11内周面との間隙内に充填された
溶融樹脂は。
32との間隙内には、溶融樹脂50が通流されており、
該溶融樹脂50は外筒部33の先端のノズル部33aか
らコア部32の先端に連設された拡径部34の外周面に
沿って放射状に押出される。該拡径部34に沿って放射
状に押出された溶融樹脂50は、該拡径部34の先端の
断熱材36外周面と金属管11内周面との間隙を通って
、ヘッド部35外周面と金属管11内周面との間隙内に
充填される。このとき、ヘッド部35の管壁内に配設さ
れた冷却水管37には冷却水が通流されて、該ヘッド部
35の外周面が冷却されている。これにより、ヘッド部
35外周面と金属管11内周面との間隙内に充填された
溶融樹脂は。
冷却され、その粘度が上昇する。粘度が上昇した溶融樹
脂50は、流動性が低下し、金属管11内周面とヘッド
部35外周面との間隙に順次充填される溶融樹脂50の
ために、金属管11内周面に強く押付けられる。同時に
、該溶融樹脂50は、ヘッド部35外周面に設けられた
螺旋状の突条35aにより、金属管11内周面に強く押
付けられるため、金属管11内周面に強固に接着される
。
脂50は、流動性が低下し、金属管11内周面とヘッド
部35外周面との間隙に順次充填される溶融樹脂50の
ために、金属管11内周面に強く押付けられる。同時に
、該溶融樹脂50は、ヘッド部35外周面に設けられた
螺旋状の突条35aにより、金属管11内周面に強く押
付けられるため、金属管11内周面に強固に接着される
。
コア部32および拡径部34は、それぞれの外周面に沿
って還流する溶融樹脂の温度が低下してその粘度が低下
しないように、溶融樹脂の温度と同一に保たれているこ
とが好ましい。該コア部32および拡径部34は、金型
として用いられる鉄等の金属表面に、防錆、摩擦軽減等
の目的のために、クロム等をメツキしたものが用いられ
る。ヘッド部35も同様の材質にて構成される。冷却さ
れるヘッド部35と、所定温度に保温される拡径部34
との間に介装される断熱材は、ヘッド部35により拡径
部34の温度が低下しないような断熱性を有し、しかも
剛性を有するセラミック等が用いられる。
って還流する溶融樹脂の温度が低下してその粘度が低下
しないように、溶融樹脂の温度と同一に保たれているこ
とが好ましい。該コア部32および拡径部34は、金型
として用いられる鉄等の金属表面に、防錆、摩擦軽減等
の目的のために、クロム等をメツキしたものが用いられ
る。ヘッド部35も同様の材質にて構成される。冷却さ
れるヘッド部35と、所定温度に保温される拡径部34
との間に介装される断熱材は、ヘッド部35により拡径
部34の温度が低下しないような断熱性を有し、しかも
剛性を有するセラミック等が用いられる。
冷却水管37は、その内部を通流される冷却水が。
ヘッド部35に到達するまでに昇温されることを防止す
るために、コア部32内および拡径部34内では断熱材
にて被覆することが好ましい。
るために、コア部32内および拡径部34内では断熱材
にて被覆することが好ましい。
次に1本発明の金属管内周面被覆金型により製造される
複合管の強度を測定する実験を行ったので、それについ
て説明する。
複合管の強度を測定する実験を行ったので、それについ
て説明する。
1荻±よ
第1図に示す金属管内周面被覆金型30におけるヘッド
部35外周面に、環状の突条35aを設けることなく、
冷却水管37に15°Cの冷却水をlfi/分の流量で
送給しつつ、アルミニウム管(#5052. FJ−さ
1.5mm)の内周面にシラン変性低密度ポリエチレン
(メルトインデックス旧=0.6g/10分)を被覆し
て複合管(内径80mm、被覆厚さ2mm)を製造した
。該複合管のビーリング強度は21kg/ 2 cmで
あった。
部35外周面に、環状の突条35aを設けることなく、
冷却水管37に15°Cの冷却水をlfi/分の流量で
送給しつつ、アルミニウム管(#5052. FJ−さ
1.5mm)の内周面にシラン変性低密度ポリエチレン
(メルトインデックス旧=0.6g/10分)を被覆し
て複合管(内径80mm、被覆厚さ2mm)を製造した
。該複合管のビーリング強度は21kg/ 2 cmで
あった。
ル絞桝土
冷却水を通流させなかったこと以外は実験例1と同様の
条件で複合管を製造した。製造された複合管のピーリン
グ強度は18kg/ 2 cmであった。
条件で複合管を製造した。製造された複合管のピーリン
グ強度は18kg/ 2 cmであった。
尖荻炭I
第1図および第2図に示すように、外周面に螺旋状の突
条35aが形成されたヘッド部を用いたこと以外は実験
例1と同様の条件で複合管を製造した。該複合管のピー
リング強度は25kg/2cmであった。
条35aが形成されたヘッド部を用いたこと以外は実験
例1と同様の条件で複合管を製造した。該複合管のピー
リング強度は25kg/2cmであった。
尖鼓開主
ヘッド部35の外周面に、第3図に示すように。
複数の環状の突条を軸方向に所定の間隔をあけて配設し
たこと以外は、実験例2と同様の条件で複合管を製造し
た。該複合管のビーリング強度は24kg/ 2 cm
であった。
たこと以外は、実験例2と同様の条件で複合管を製造し
た。該複合管のビーリング強度は24kg/ 2 cm
であった。
(発明の効果)
本発明の金属管内周面被覆金型は、このように。
金属管内周面に被覆される溶融樹脂を冷却してその粘性
を低下させているため、溶融樹脂は金属管内周面に強固
に接着される。また、溶融樹脂はヘッド部外周面に設け
られた突条により金属管内周面に強く押圧されるため、
該溶融樹脂は一層強固に金属管内周面に接着される。
を低下させているため、溶融樹脂は金属管内周面に強固
に接着される。また、溶融樹脂はヘッド部外周面に設け
られた突条により金属管内周面に強く押圧されるため、
該溶融樹脂は一層強固に金属管内周面に接着される。
4 ′ の′ なう口
第1図は本発明の金属管内周面被覆金型の縦断面図、第
2図はそのヘッド部外周面の状態を示す金属管の断面図
、第3図はヘッド部の他の例を示す金属管の断面図であ
る。
2図はそのヘッド部外周面の状態を示す金属管の断面図
、第3図はヘッド部の他の例を示す金属管の断面図であ
る。
10・・・金属シート11・・・金属管、12・・・複
合管、30・・・金属管内周面被覆金型、31・・・本
体部、32・・・コア部、33・・・外筒部、34・・
・拡径部、35・・・ヘッド部、35a・・・突条、3
6・・・断熱材、37・・・冷却水管。
合管、30・・・金属管内周面被覆金型、31・・・本
体部、32・・・コア部、33・・・外筒部、34・・
・拡径部、35・・・ヘッド部、35a・・・突条、3
6・・・断熱材、37・・・冷却水管。
以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、円管状に成形された金属管内に先端が位置するよう
に、該金属管とは同心状に配設された円筒状の外筒部と
、 該外筒部内に該外筒部とは所定の間隙を有して同心状に
配設され、該間隙内に溶融樹脂が通流されるコア部と、 該コア部先端に、先端になるに連れて徐々に拡径するよ
うに連設されており、該外筒部内を通流する溶融樹脂が
放射状に押出されるように該外筒部先端部内に基端部が
同心状に嵌合された拡径部と、 該拡径部先端に連設され、前記金属管とは所定の間隙を
有して同心状に内嵌されており、その間隙内に溶融樹脂
が充填される円柱状のヘッド部と、該ヘッド部外周面を
冷却する手段と、 を具備する金属管内周面被覆金型。 2、前記ヘッド部の外周面には、環状または螺旋状の突
条が設けられている請求項1に記載の金属管内周面被覆
金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63191710A JPH0241232A (ja) | 1988-07-30 | 1988-07-30 | 金属管内周面被覆金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63191710A JPH0241232A (ja) | 1988-07-30 | 1988-07-30 | 金属管内周面被覆金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0241232A true JPH0241232A (ja) | 1990-02-09 |
Family
ID=16279192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63191710A Pending JPH0241232A (ja) | 1988-07-30 | 1988-07-30 | 金属管内周面被覆金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0241232A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008019819A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Nikki Co Ltd | ガス燃料エンジンのベーパライザ |
WO2011015933A2 (de) | 2009-08-03 | 2011-02-10 | Zamaleev Firdaus U | Einrichtung zur beschichtung der innenoberfläche von metallrohren und verfahren zum herstellen des thermoplastüberzugs |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57103822A (en) * | 1980-12-19 | 1982-06-28 | Toppan Printing Co Ltd | Manufacturing method and apparatus of tubular container body |
JPS6195922A (ja) * | 1984-10-18 | 1986-05-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 金属とプラスチツクとの複合管の製造装置 |
JPS62151316A (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-06 | Adachi Kensetsu Kogyo Kk | 地下埋設管のライニング施工装置 |
-
1988
- 1988-07-30 JP JP63191710A patent/JPH0241232A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2011015933A2 (de) | 2009-08-03 | 2011-02-10 | Zamaleev Firdaus U | Einrichtung zur beschichtung der innenoberfläche von metallrohren und verfahren zum herstellen des thermoplastüberzugs |
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