JPH0240546Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0240546Y2
JPH0240546Y2 JP1982025184U JP2518482U JPH0240546Y2 JP H0240546 Y2 JPH0240546 Y2 JP H0240546Y2 JP 1982025184 U JP1982025184 U JP 1982025184U JP 2518482 U JP2518482 U JP 2518482U JP H0240546 Y2 JPH0240546 Y2 JP H0240546Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case body
coil
cover plate
signal line
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982025184U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58129163U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2518482U priority Critical patent/JPS58129163U/ja
Publication of JPS58129163U publication Critical patent/JPS58129163U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0240546Y2 publication Critical patent/JPH0240546Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、磁石の磁束変化に応じて所定の電
圧をコイルに生じさせる磁気センサーに係り、特
に小型化を図ることのできる磁気センサーを提供
しようとするものである。
以下この考案の一実施例を第1図〜第9図にお
いて説明する。
即ち図において、1は第3図、第6図〜第8図
に詳細に示すような上端が開放された合成樹脂製
のケース本体で、円形部と矩形部とから成る鍵穴
形状を成し、また後述する覆板21と共に磁気セ
ンサーケースを構成する。2はケース本体1の鍵
穴状底壁、3はこの底壁2の矩形部端辺及びその
端辺と一連の矩形部両辺部の一部を除く底壁2周
囲に一体に突設された周壁、4は周壁3の開放両
端部及びそれに対応する底壁2部分に一体に突設
された第1の突起で、後述する第2の係止部13
の一部を構成すると共に周壁3の開放両端部の補
強の役目をなす。5はケース本体1の底壁2裏面
に一体に突設された、ケース本体1の円形部と同
心状の位置決め用円状突起で、磁気センサーを基
台Aに載置するとき、基台Aの凹所1Aと係合し
て磁気センサー全体の位置決めをするよう作用す
る。
6はケース本体1の底壁2内側表面に一体に突
設された、ケース本体1の円形部及び位置決め用
突起5と同心状の中空円筒状凸壁で、ケース本体
1の円形部内を環状のコイル収納部7と、このコ
イル収納部7と同心状の磁石収納部8とに区画す
る。また、この凸壁6の外径は、位置決め用突起
5の径より所定値だけ小さく形成されており、ま
たその高さは、周壁3の高さより所定値だけ小さ
く形成されている。9は凸壁6の先端周囲に形成
された環状段部で、後述する覆板21の環状突起
23がその外周に係合する。8は凸壁6にて形成
された、位置決め用突起5と底壁2を介して対向
するこの突起5と同心状の中空円筒状磁石収納部
で、凸壁6が形成された底壁2面より所定寸法だ
け位置決め用突起5側に落ち込ますことにより、
その高さが凸壁6の高さよりその落ち込み分だけ
高く形成されている。これはここにより大きな磁
石15を収納するためである。
10はケース本体1の周壁3との間に所定の空
間が形成されるよう底壁2に一体に突設された凸
状第2の突起で、その高さは、周壁3の高さより
所定値だけ小さく形成されている。11は第1の
突起4間に位置する底壁2部分に一体に突設され
た2個の平行な第3の突記で、その高さは、周壁
3の高さより所定値だけ小さく形成されている。
又12は周壁3の一部、底壁2の一部、及び第2
の突起の10の両端面とで形成された、後述する
覆板21の第1の突起24が嵌合する2個の第1
の係止部で、後述する信号線17を夫々分離し導
出させる役目をもする。13は第1の突起4、第
3の突起11、及び底壁2の一部とで形成され
た、後述するシールド線18の端部をU字状に折
曲させて係止させる2個の第2の係止部で、後述
する覆板21の第2の突起25が嵌合する。14
は2個の第3の突起11で形成された、後述する
覆板21の第3の突起26が嵌合する第3の係止
部で、後述する信号線17及びシールド線18を
保持すると共に外部に導出させる役目をもする。
以上のようにケース本体1は構成されている。
又15はケース本体1の磁石収納部8に収納さ
れたフエライト磁石等の円柱状の永久磁石で、凸
壁6との間に後述するモールド部材20が浸入で
きる寸法分だけその外径が凸壁6の内径より小さ
く形成されており、又その高さは、磁石収納部8
の高さと同一に形成されている。16はケース本
体1のコイル収納部7に収納された、極めて細い
導線を多数回巻回することにより形成された環状
のコイルで、その外径及び内径は、後述するモー
ルド部材20が、凸壁6との間、及び周壁3との
間に浸入できる寸法関係に考慮されている。又そ
の高さは、凸壁6の高さとほゞ同一高さに選定さ
れている。17はコイル16の出力端に夫々接続
された2本の信号線で第1の係止部12にて夫々
分離され、第3の係止部14を通じて外部に導出
され、図示しない制御回路に、磁石15の磁束が
乱されることによりコイル16に生じる起電力を
伝達する役目をする。又この信号線17は、コイ
ル16がケース本体1に収納される前に予め接続
されている。18は端部が第2の係止部13にU
字状に折曲されて係止され、第3の係止部14を
通じて外部に導出されたシールド線で、後述する
導電性皮覆29に電気的に接続される。19は信
号線17とシールド線18とを一体にまとめるよ
うそれらの外周に皮覆された皮覆部、20はケー
ス本体1内に磁石15、コイル16、信号線17
の一部、及びシールド線18の端部を、上述の如
く配設した後、そのケース本体1内に充填される
エポキシ樹脂等のモールド部材で、所定時間経過
後硬化する。
そしてこのモールド部材20は、このモールド
部材20が硬化したとき、磁石15、コイル1
6、及びコイル16と信号線17との接続部がそ
のモールド部材20にて外気と遮断されその外気
と触れないように、しかも磁石15、コイル1
6、コイル16と信号線17との接続部、信号線
17のケース本体1内に位置する部分、及びシー
ルド線18の端部が夫々所定の位置に強固に保持
されるよう、各部品間、各隙間、各部品とケース
本体1との各隙間、及びシールド線18の最端部
を除く各部品の外気露出部分に充填される。
又21は第3図及び第4図に詳細に示すような
ケース本体1の上方開放部に嵌め込まれる鍵穴形
状の合成樹脂製覆板で、その円形部は、この覆板
21をケース本体1の上方開放部に嵌め込んだと
き、周壁3との間に第1ののぞき窓22が形成さ
れるよう、ケース本体1の円形部より所定値だけ
小さく形成されている。23は覆板21の裏面に
一体に突設された、覆板21の円形部と同心状と
の環状突起で、ケース本体1の凸壁6の環状段部
9に嵌合する。24は覆板21の矩形部の両辺部
に夫々一体に突設され2個の第1の突起で、ケー
ス本体1の第1の係止部12に夫々嵌合すると共
に、信号線17を底壁2との間で挾持する。
25は覆板21の矩形部の角部に夫々一体に突
設された2個の第2の突起で、ケース本体1の第
2の係止部13に夫々嵌合すると共に、シールド
線18を底壁2との間で挾持する。26はこの第
2の突起25間に一体に突設された第3の突起
で、ケース本体1の第3の係止部14に嵌合する
と共に、信号線17及びシールド線18を底壁2
との間で挾持する。又27は覆板21の円形部の
中心部に形成された円状第2ののぞき窓で、その
径は、磁石15の径より小さく形成されている。
28は覆板21の矩形部に形成された円状第3の
のぞき窓で、2本の信号線17が第1の係止部1
2において夫々分離されているかを確認するもの
である。以上のように覆板21は構成されてい
る。そしてこの覆板21は、上述の如くモールド
部材20を充填した後、そのモールド部材20が
硬化する前にケース本体1の矩形部に覆板21の
矩形部を、又ケース本体1の凸壁6の環状段部9
に環状突起23を、またケース本体1の第1の係
止部12に第1の突起24を、またケース本体1
の第2の係止部13に第2の突起25を、更にま
たケース本体1の第3の係止部14に第3の突起
26を夫々嵌合させることにより、ケース本体1
の上方開放部にモールド部材20の接着性と併せ
て強固に固着される。このとき覆板21の外表面
と周壁3の端面とは面一となる。このように磁気
センサー本体は構成される。また29は上述のよ
うに構成した磁気センサー本体の外表面(ケース
本体外表面、覆板外表面、第1〜第3図ののぞき
窓に存在するモールド部材外表面)に皮覆された
カーボン、バインダー等を含む導電線皮覆でシー
ルド線18の最端部と電気的に接続される。
以上のようにこの考案の実施例に係る磁気セン
サーは構成されており、次のように製造される。
即ち予め上述したケース本体1、信号線17が
接続されたコイル16、永久磁石15、及び覆板
21を準備しておき、そしてケース本体1内のコ
イル収納部7にコイル16を、また磁石収納部8
に永久磁石15を収納すると共に、信号線17を
第1の係止部12、及び第3の係止部14を通じ
てケース本体1外に導出し、かつシールド線18
の端部を第2の係止部13に夫々U字状に折曲さ
せて係止する。なおこのときシールド線18の最
端部は、周壁3の存在しないケース本体1部分ま
で廷在させておく。
次にこのように永久磁石15、コイル16等を
収納したケース本体1内にエボキシ樹脂等のモー
ルド部材20をこのモールド部材20が硬化した
とき、磁石15、コイル16、及びコイル16と
信号線17との接続部がそのモールド部材20に
て外気と遮断されその外気と触れないように、し
かも磁石15、コイル16、コイル16と信号線
17との接続部、信号線17のケース本体1内に
位置する部分、及びシールド線18の端部が夫々
所定の位置に強固に保持されるよう、各部品間の
各隙間、各部品とケース本体1との各隙間、及び
シールド線18の最端部を除く各部品の外気露出
部分に充填する。
次にこのモールド部材20が硬化する前に覆板
21を、ケース本体1の凸壁6の環状段部9に環
状突起23を、またケース本体1の第1の係止部
12に第1の突起24を、またケース本体1の第
2の係止部13に第2の突起25を、更にまたケ
ース本体1の第3の係止部14に第3の突起26
を夫々嵌合させることにより、ケース本体1の上
方開放部にモールド部材20の接着性と併せて強
固に固着する。このように磁気センサー本体を製
造する。なおこのとき、第1〜第3の係止部1
2,13,14に位置する信号線17及びシール
ド線18は、ケース本体1の底壁2と覆板21の
第1〜第3の突起24,25,26にて夫々挾持
される。
そして最後に、モールド部材20が硬化した
後、上記磁気セサー本体を、導電性皮覆形成用液
体中に浸漬して、ケース本体1外表面、覆板21
外表面、及び第1〜第3ののぞき窓22,27,
28部に存在するモールド部材20外表面に導電
性皮覆29を形成すると共に、この浸漬時に外部
に露出するシールド線18最端部と導電性皮覆2
9とを電気的接続させることにより磁気セサーを
製造する。
そして以上のような磁気センサーは、第1図及
び第2図に示すように、基台Aに形成された凹所
1Aに位置決め用突起5を嵌め込むと共に基台A
に突設された柱2A間にケース本体1の矩形部を
挾み込むことにより基台Aに設置され、そして被
検出物にて永久磁石15の磁束が乱されることに
よりコイル16に起電力が生じる。
なおこの起動力は、信号線17を通じて制御回
路(図示せず)に導入され、所望するデータを得
るため使用される。
以上説明したように本考案は、磁石収納部とコ
イル収納部及び信号線の導出部を設けた鍵穴状で
組合わせ構造のケース本体と覆板とからなるケー
スを用いた磁気センサーを構成した。この結果、
磁石等の収納部と信号線の導出部が同一平面的に
なつているので、形状が薄形でしかも信号線を保
護しながら整然として導出部から導出することが
できる。また、組立は永久磁石をケース本体の凸
壁内の磁石収納部に差し込み、信号線を接続した
環状コイル収納部に収納して導出部から信号線を
引き出してから覆板を被せれば良いので、組み立
てが極めて簡単である。この場合、永久磁石と環
状コイルは凸壁を隔ててそれぞれ同心的な磁石収
納部とコイル収納部に分離して収納されているの
で、外力が加わつた場合でも移動による接触や偏
心の恐れがなく、コイルの断線や感度低下を起す
ようなことがない。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図は磁気
センサー全体を示すと共に基台に取付けた状態を
示す正面図、第2図は第1図の−線断面図、
第3図、第4図は磁気センサーの分解斜視図、第
5図は覆板を取外した磁気センサーの正面図、第
6図は磁気センサーのケース本体の正面図、第7
図は第6図の−線断面図、第8図は第6図の
左側面図、第9図は第6図の底面図である。 なお図中同一符号は同一部分を示し、1はケー
ス本体、15は磁石、16はコイル17は信号線
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周壁で囲まれた円形部及び矩形部とからなる鍵
    穴状で前記円形部内に同心的に設けられた円環状
    の凸壁により内外に区画された磁石収納部及びコ
    イル収納部を形成すると共に前記矩形部に信号線
    を係止して導出する導出部を設けた合成樹脂材の
    ケース本体と、該ケース本体と相似の輪郭形状で
    円形部内に前記凸壁に嵌合する環状突起を備え矩
    形部が前記導出部に組合わされた係止構造に作ら
    れてケース本体の開放面に介装される合成樹脂材
    の覆板とを備え、前記磁石収納部及びコイル収納
    部にそれぞれ円柱状の永久磁石及び環状コイルを
    収納して前記矩形部から環状コイルに接続された
    信号線を導出して成る磁気センンサー。
JP2518482U 1982-02-24 1982-02-24 磁気センサ− Granted JPS58129163U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2518482U JPS58129163U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 磁気センサ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2518482U JPS58129163U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 磁気センサ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58129163U JPS58129163U (ja) 1983-09-01
JPH0240546Y2 true JPH0240546Y2 (ja) 1990-10-29

Family

ID=30037160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2518482U Granted JPS58129163U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 磁気センサ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58129163U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100767923B1 (ko) * 2000-03-14 2007-10-17 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 연속 용융 금속 도금욕 중의 롤용 미끄럼 베어링 장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537988A (en) * 1978-09-05 1980-03-17 Coburn Orin W Improved magnetic sensor assembly

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537988A (en) * 1978-09-05 1980-03-17 Coburn Orin W Improved magnetic sensor assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100767923B1 (ko) * 2000-03-14 2007-10-17 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 연속 용융 금속 도금욕 중의 롤용 미끄럼 베어링 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58129163U (ja) 1983-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5479697A (en) Method for manufacturing magnetic pickup sensor
JPH0240546Y2 (ja)
JPH0240547Y2 (ja)
JPH0330865Y2 (ja)
JPH0330864Y2 (ja)
JPH0340352B2 (ja)
US3014190A (en) Electrical winding construction
JPH0521851Y2 (ja)
JPS6035898Y2 (ja) 回転検出装置
JPH0416407Y2 (ja)
JPH0521686Y2 (ja)
JPS6315918Y2 (ja)
US3024433A (en) Electrical winding construction
JPS60127508U (ja) 回転センサ
JPS6018824Y2 (ja) チヨ−クコイル
JPS58144765A (ja) 磁気センサ−の製造方法
JPS622638Y2 (ja)
JPH0537451Y2 (ja)
JPH0116154Y2 (ja)
JPH0719006Y2 (ja) 磁石固定部構造
KR900009365Y1 (ko) 자기 헤드의 조립 구조
JPH021689Y2 (ja)
JPH03231411A (ja) 樹脂ケース収納形変流器
JPH0116279Y2 (ja)
JPS6034114Y2 (ja) センシングヘツド