JPH0240068A - 内燃機関における吸気管 - Google Patents
内燃機関における吸気管Info
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2225/00—Synthetic polymers, e.g. plastics; Rubber
- F05C2225/08—Thermoplastics
Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は気化器あるいは、燃料噴射装置、等の燃料供給
装置と内燃機関を連絡する内燃機関における吸気管に関
するものである。
装置と内燃機関を連絡する内燃機関における吸気管に関
するものである。
従来、燃料供給装置と内燃機関を連絡する吸気管として
、ポリアミド系樹脂等にて一体的に成形したものが良く
使用される。これは、合成樹脂材料が有する軽量である
こと、耐触性が秀れていること、吸気管内表面粗度が滑
らかであること、等合成樹脂材料の持つ秀れた点を利用
して、酎触性が秀れ、軽量で吸入効率の良い吸気管を提
供せんがためのものである。
、ポリアミド系樹脂等にて一体的に成形したものが良く
使用される。これは、合成樹脂材料が有する軽量である
こと、耐触性が秀れていること、吸気管内表面粗度が滑
らかであること、等合成樹脂材料の持つ秀れた点を利用
して、酎触性が秀れ、軽量で吸入効率の良い吸気管を提
供せんがためのものである。
然しながら合成樹脂材料にて形成した吸気管は、前記優
れた性能を有する反面、アルミニウム、亜鉛、等の金属
性の吸気管に比較して熱伝導率が低い為に次の問題点を
有する。
れた性能を有する反面、アルミニウム、亜鉛、等の金属
性の吸気管に比較して熱伝導率が低い為に次の問題点を
有する。
ちなみに、
アルミニウムの熱伝導率
２．３ ｃａｕ ／ｓｅｅ／ ｃｒｎ’／ ”０１ｃｍ
ポリアミド系樹脂の熱伝導率 ０．４ ｃａｎ ／ｓｅｃ／ ａｍ’／ ℃／Ｃｍ一般
に燃料供給装置を介して吸気管内へ流れ込む空気は、多
少の水蒸気が飽和して含まれており、これらの吸入空気
が冷却されると、それに従って吸気管も冷却し空気の湿
度は冷却された温度に対して過飽和となり、水分が積出
して吸気管の内壁に霧状になって付着する。
ポリアミド系樹脂の熱伝導率 ０．４ ｃａｎ ／ｓｅｃ／ ａｍ’／ ℃／Ｃｍ一般
に燃料供給装置を介して吸気管内へ流れ込む空気は、多
少の水蒸気が飽和して含まれており、これらの吸入空気
が冷却されると、それに従って吸気管も冷却し空気の湿
度は冷却された温度に対して過飽和となり、水分が積出
して吸気管の内壁に霧状になって付着する。
他方、吸気管は、その内部を霧状になったガソリン燃料
が連続して流れているもので、この霧状ガソリンは気化
潜熱によって吸気管を冷却する。
が連続して流れているもので、この霧状ガソリンは気化
潜熱によって吸気管を冷却する。
そして、吸気管の温度がＯ′Ｃ以下に低下すると、前述
した霧状の水分は凝結して氷となり、吸気管の内面に付
着して吸気管の有効面積を減少させるもので、これによ
ると機関へ吸入される吸入空気量が減少して機関を不調
に至らしめる場合がある。（いわゆるアイシング現象） そして、吸気管を合成樹脂材料にて形成した場合、熱伝
導率が金属に比較して低い為に運転初期において冷えに
くいものの、−度０°Ｃ以下迄に温度が低下すると、外
部から熱の授受が困難なことから温度上昇が期待できな
いもので金属製の吸気管に比較してアイシングが発生し
易いものである。
した霧状の水分は凝結して氷となり、吸気管の内面に付
着して吸気管の有効面積を減少させるもので、これによ
ると機関へ吸入される吸入空気量が減少して機関を不調
に至らしめる場合がある。（いわゆるアイシング現象） そして、吸気管を合成樹脂材料にて形成した場合、熱伝
導率が金属に比較して低い為に運転初期において冷えに
くいものの、−度０°Ｃ以下迄に温度が低下すると、外
部から熱の授受が困難なことから温度上昇が期待できな
いもので金属製の吸気管に比較してアイシングが発生し
易いものである。
本発明になる内燃機関における吸気管は前記問題点に鑑
み成されたもので、合成樹脂材料の持つ秀れた点をその
まま有し、耐アイシング性の良好な吸気管を提供せんと
するもので、前記目的達成の為に、吸気管を導電性材料
を含有せる合成樹脂材料にて形成するとともに、該吸気
管に電流を流したものである。
み成されたもので、合成樹脂材料の持つ秀れた点をその
まま有し、耐アイシング性の良好な吸気管を提供せんと
するもので、前記目的達成の為に、吸気管を導電性材料
を含有せる合成樹脂材料にて形成するとともに、該吸気
管に電流を流したものである。
導電性材料を含有せる合成樹脂材料に直接的に電流を流
すことによって吸気管自体が自己発熱して、吸気管の温
度を上昇させることができるので吸気管の温度を機関雰
囲気温度の低下あるいは気化潜熱による温度低下に拘わ
らず常に一定温度以上の吸気管温度に保持し得るもので
ある。
すことによって吸気管自体が自己発熱して、吸気管の温
度を上昇させることができるので吸気管の温度を機関雰
囲気温度の低下あるいは気化潜熱による温度低下に拘わ
らず常に一定温度以上の吸気管温度に保持し得るもので
ある。
以下、本発明の一実施例を図によって説明する。１は４
サイクル、２サイクルの如き内燃機関（以下機関という
）、２は気化器あるいは燃料噴射装置等の燃料供給装置
であって、本実施例では気化器を示す。
サイクル、２サイクルの如き内燃機関（以下機関という
）、２は気化器あるいは燃料噴射装置等の燃料供給装置
であって、本実施例では気化器を示す。
気化器は内部を吸気道３が貫通し、吸気道３内のベンチ
ュリ一部には一端が浮子室４内の一定液面Ｘ−Ｘに没す
る主ノズル５が開口し、絞り弁６を開閉することによっ
て機関１へ供給される空気量と主ノズル５より吸気道３
内へ吸出される燃料量が制御されて所望の混合気が制御
される。
ュリ一部には一端が浮子室４内の一定液面Ｘ−Ｘに没す
る主ノズル５が開口し、絞り弁６を開閉することによっ
て機関１へ供給される空気量と主ノズル５より吸気道３
内へ吸出される燃料量が制御されて所望の混合気が制御
される。
７は空中の異物を除去する為のエヤークリーナーである
。そして、燃料供給装置２と機関１とは吸気管８にて連
絡され燃料供給装置２とエヤークリーナー７とが空気導
管９にて連絡される。そして、機関１が運転されると、
燃料供給装置２の吸気道３内へ燃料が吸出され、エヤー
クリーナー７及び空気導管９より吸気道３内へ流入する
空気とが混合し、この混合気が吸気管８を介して機関１
へ供給される。
。そして、燃料供給装置２と機関１とは吸気管８にて連
絡され燃料供給装置２とエヤークリーナー７とが空気導
管９にて連絡される。そして、機関１が運転されると、
燃料供給装置２の吸気道３内へ燃料が吸出され、エヤー
クリーナー７及び空気導管９より吸気道３内へ流入する
空気とが混合し、この混合気が吸気管８を介して機関１
へ供給される。
ここで吸気管８は次の如く形成される。すなわち、吸気
管８は例えばポリアミド系等の樹脂材料を母材とし、そ
の母材中に例えばカーボン等の導電性材料の粉末あるい
は繊維を含有させた複合樹脂材料にて形成するものであ
る。
管８は例えばポリアミド系等の樹脂材料を母材とし、そ
の母材中に例えばカーボン等の導電性材料の粉末あるい
は繊維を含有させた複合樹脂材料にて形成するものであ
る。
そして、この吸気管８には、電源１０及び開閉スイッチ
１１が直列に配置された電気回路が接続されて、吸気管
８へ直接的に電流を流すことができるようにしたもので
ある。
１１が直列に配置された電気回路が接続されて、吸気管
８へ直接的に電流を流すことができるようにしたもので
ある。
かかる本発明になる吸気管８によると、１１月。
１２月あるいは３月、４月等の機関の雰囲気温度が比較
的に低い状態で且つ湿度の比較的高い状態における機関
の運転時において、運転者は吸気管８の電気回路中の開
閉スイッチ１１を閉じて吸気管８へ電流を流す。これに
よると吸気管８を形成する合成樹脂中に導電性材料が含
有されたことによって吸気管８全体が自己発熱して吸気
管８の温度を」二昇させるものである。
的に低い状態で且つ湿度の比較的高い状態における機関
の運転時において、運転者は吸気管８の電気回路中の開
閉スイッチ１１を閉じて吸気管８へ電流を流す。これに
よると吸気管８を形成する合成樹脂中に導電性材料が含
有されたことによって吸気管８全体が自己発熱して吸気
管８の温度を」二昇させるものである。
従って、燃料の気化器潜熱を受けても吸気管８自体の温
度がＯ′Ｃ以下に低下することはないものであり、吸気
管８内を過飽和状態の湿度を含んだ湿り空気が流れても
、吸気管８の内壁で氷が生成されることはなくアイシン
グを完全に抑止できたものである。
度がＯ′Ｃ以下に低下することはないものであり、吸気
管８内を過飽和状態の湿度を含んだ湿り空気が流れても
、吸気管８の内壁で氷が生成されることはなくアイシン
グを完全に抑止できたものである。
吸気管８に加えられる電流に対する吸気管８の温度上昇
は、母材としての合成樹脂材料中に含まれる導電性材料
の含有比率、あるいは導電性材料の種類を適当に選定す
ればよいものであり、また、導電性材料としては例えば
鉄、銅、クロム。
は、母材としての合成樹脂材料中に含まれる導電性材料
の含有比率、あるいは導電性材料の種類を適当に選定す
ればよいものであり、また、導電性材料としては例えば
鉄、銅、クロム。
カーボン、タングステン、ニッケルクロム、モリブテン
等が有り、母材としての合成樹脂材料としては例えばポ
リアセタール、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリカ
ーボネート、ポリアミド等が有り、目的に合わせて適宜
選定されなければならない。
等が有り、母材としての合成樹脂材料としては例えばポ
リアセタール、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリカ
ーボネート、ポリアミド等が有り、目的に合わせて適宜
選定されなければならない。
さらに、開閉スイッチ１１を手動スイッチに代えて機関
雰囲気温度が一定温度以下においてのみ閉じる熱感応ス
イッチとすれば、機関雰囲気温度が低い時に自動的に吸
気管８を一定温度に暖めることができるものである。
雰囲気温度が一定温度以下においてのみ閉じる熱感応ス
イッチとすれば、機関雰囲気温度が低い時に自動的に吸
気管８を一定温度に暖めることができるものである。
以上の如く、本発明になる内燃機関における吸気管によ
ると次の効果を奏する。
ると次の効果を奏する。
■合成樹脂材料を使用した吸気管の利点、すなわち、軽
量、耐蝕性良好、管内面粗度良好、等を有しつつ、しか
も吸気管を自己発熱させて吸気管の温度低下を防止させ
たので合成樹脂を使用した吸気管における最大の問題点
であったアイシングを完全に抑止できたものである。
量、耐蝕性良好、管内面粗度良好、等を有しつつ、しか
も吸気管を自己発熱させて吸気管の温度低下を防止させ
たので合成樹脂を使用した吸気管における最大の問題点
であったアイシングを完全に抑止できたものである。
■吸気管を自己発熱させたことによると、吸気管の内部
を含む全体に渡って温度上昇させることができたので部
分加熱の物に比較してアイシング防止の確実性を一層向
上ｙせることができたものである。
を含む全体に渡って温度上昇させることができたので部
分加熱の物に比較してアイシング防止の確実性を一層向
上ｙせることができたものである。
■吸気管の電気回路内に配置される開閉スイッチを熱感
応スイッチとすると、吸気管の加熱が一定低温度以下に
おいて確実に自動的に成されるので、熟練を要すること
がなくなったものである。
応スイッチとすると、吸気管の加熱が一定低温度以下に
おいて確実に自動的に成されるので、熟練を要すること
がなくなったものである。
【図面の簡単な説明】
′ｆ１１図は本発明になる内燃機関における吸気管の実
施例を示す電気回路図を含む機関全体の系統図である。 １ 、、、、内燃機関 ２ 、、、、燃料供給装置 ８ 、、、、吸気管 １１、、、、開閉スイッチ
施例を示す電気回路図を含む機関全体の系統図である。 １ 、、、、内燃機関 ２ 、、、、燃料供給装置 ８ 、、、、吸気管 １１、、、、開閉スイッチ
Claims (5)
- （１）燃料供給装置から供給される燃料を吸気管を介し
て内燃機関へ給送する内燃機関における吸気管において
； 吸気管を導電性材料を含有せる合成樹脂材料にて形成し
てなる内燃機関における吸気管。 - （２）燃料供給装置から供給される燃料を吸気管を介し
て内燃機関へ給送する内燃機関における吸気管において
、吸気管を導電性材料を含有せる合成樹脂材料にて形成
するとともに、該吸気管に電流を流してなる内燃機関に
おける吸気管。 - （３）燃料供給装置から供給される燃料を吸気管を介し
て内燃機関へ給送する内燃機関における吸気管において
、吸気管を導電性材料を含有せる合成樹脂材料にて形成
するとともに、該吸気管に電流を流す電気回路に吸気管
へ流れる電流を開閉制御する開閉スイッチを配置してな
る内燃機関における吸気管。 - （４）前記開閉スイッチを手動切換えスイッチとしてな
る請求項第３項記載の内燃機関における吸気管。 - （５）前記切換えスイッチを一定温度以下においてのみ
自動的に電気回路を閉じる熱感応スイッチとしてなる請
求項第３項記載の内燃機関における吸気管
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63189302A JPH0240068A (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 内燃機関における吸気管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63189302A JPH0240068A (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 内燃機関における吸気管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0240068A true JPH0240068A (ja) | 1990-02-08 |
Family
ID=16239061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63189302A Pending JPH0240068A (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 内燃機関における吸気管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0240068A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007112509A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-05-10 | Inoac Corp | 梱包箱用緩衝材 |
| US8360739B2 (en) | 2007-04-25 | 2013-01-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control apparatus and control method for negative pressure generating apparatus |
| CN109538384A (zh) * | 2018-12-30 | 2019-03-29 | 宝鸡吉利发动机有限公司 | 进气系统及车辆 |
-
1988
- 1988-07-28 JP JP63189302A patent/JPH0240068A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007112509A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-05-10 | Inoac Corp | 梱包箱用緩衝材 |
| US8360739B2 (en) | 2007-04-25 | 2013-01-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control apparatus and control method for negative pressure generating apparatus |
| CN109538384A (zh) * | 2018-12-30 | 2019-03-29 | 宝鸡吉利发动机有限公司 | 进气系统及车辆 |
| CN109538384B (zh) * | 2018-12-30 | 2020-04-24 | 宝鸡吉利发动机有限公司 | 进气系统及车辆 |
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