JPH0239890B2 - - Google Patents

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JPH0239890B2
JPH0239890B2 JP57083017A JP8301782A JPH0239890B2 JP H0239890 B2 JPH0239890 B2 JP H0239890B2 JP 57083017 A JP57083017 A JP 57083017A JP 8301782 A JP8301782 A JP 8301782A JP H0239890 B2 JPH0239890 B2 JP H0239890B2
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
transistor
oscillation
current
collector
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57083017A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57197903A (en
Inventor
Kenji Kaneko
Takahiro Okabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP57083017A priority Critical patent/JPS57197903A/ja
Publication of JPS57197903A publication Critical patent/JPS57197903A/ja
Publication of JPH0239890B2 publication Critical patent/JPH0239890B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L3/00Starting of generators

Landscapes

  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、数個のスイツチング・トランジスタ
と負荷、容量性素子を具備した発振回路に関する
ものである。詳しくは上記本発明による発振回路
で特にスイツチング素子と負荷として集積注入論
理回路を用いた場合には半導体集積回路において
極めて小面積なさらに高性能で低電圧動作
(0.6V程度)、低消費電力動作を可能にすること
のできる発振回路に関するものである。
〔発明の背景〕
種々のシステムにおいて動作クロツクやA/D
変換用クロツク、タイマ用クロツクなどを必要と
する場合が非常に多く、これらのクロツクを発生
するためには発振回路が必要である。
特に集積回路によつてシステムを構成する場合
には発振回路が他の回路と同一チツプ上に形成で
きることが望ましく、その場合には極力小さな面
積で発振回路が実現できることが望まれている。
集積注入論理回路によつてシステムを構成する
場合にも当然発振回路が必要となることが非常に
多い。従来集積注入論理回路のシステムに発振回
路を組み込む場合、集積注入論理回路と他のリニ
ア回路などが同一チツプ上に共存できることを利
用して発振回路を通常のトランジスタや抵抗を用
いて形成していたことが多い。この場合は発振回
路が同一チツプ上に共存できるとはいえ、通常の
トランジスタや抵抗などを用いるために発振回路
の占める面積が非常に大きくなる。また集積注入
論理回路の動作電圧レベルにまで発振出力を変換
する必要があるなどの難点があつた。
また上記の点を改善した回路として、集積注入
論理回路と通常のトランジスタが混在した発振回
路も提案されている。(1976年1月27日、電子通
信学会技術研究報告、Vol.75、No.209、SSD75−
67〜72、pp.41〜50)この回路においては、抵抗
を必要とせず、発振回路の構成素子数が少ない、
集積注入論理回路へのレベル変換が必要ない、な
どの利点を有しているが、通常のnpn、pnpトラ
ンジスタやダイオードを用いているために、これ
らの素子面積が大きく、発振回路はやはり大きな
面積を占める。
〔発明の目的〕
これ等の認識のもとで、本発明者等は、先に、
3素子のI2Lで構成可能な発振回路について、特
願昭52−84278号において提案した。この発振回
路において、電源を投入してから発振を開始する
までの時間を短縮できる手段を提供することを、
本発明は目的としている。
〔発明の概要と実施例〕
第1図は上記発振回路の1例である。第1図に
おいて、1aと1bで、2aと2bで、3aと3
bでそれぞれ1つのI2L回路が構成される。
4は容量性素子であり、一般的にはコンデン
サ、水晶振動子などを用いることもでき。また、
コンデンサとしては一般的な外付のものの他に集
積回路内部において接合容量やMOS容量を用い
ることもできる。
次に第1図の発振回路の動作について容量性素
子としてコンデンサを用いた時の動作を第5図を
参照しながら説明する。第5図A,B,Cはそれ
ぞれ第1図のA点、B点、C点の発振波形であ
る。
第1図においてまず集積注入論理回路のnpnト
ランジスタ1aがオフ状態にあるときを考える。
(第5図の時間T1のとき)このとき集積注入論理
回路のnpnトランジスタ2aはオン状態にあり、
このnpnトランジスタがオンした瞬間に第1図C
点の電位を引き下げており、同時にB点の電位も
引き下げられ、集積注入論理回路のnpnトランジ
スタ1aがオフ状態となつている。この状態では
集積注入論理回路のpnpトランジスタ2bから
pnpトランジスタ1bを通して容量4に充電電流
が流れ込み、B点の電位が徐々に上昇する。集積
注入論理回路のpnpトランジスタ2b,1bはほ
ぼ定電流源として動作するので第1図B点の電位
の上昇は時間に対して直線的に増加する。B点の
電位が集積注入論理回路のnpnトランジスタ1a
がオン状態になるための十分な電位になつた時点
でnpnトランジスタ1aが集積注入論理回路の
pnpトランジスタ2bからの電流を吸い込み、A
点の電位を下げる。A点の電位が下がつた瞬間に
集積注入論理回路のnpnトランジスタ2aがオフ
状態になり、集積注入論理回路のpnpトランジス
タ3bからの電流が容量4に充電電流として流
れ、同じにこの充電電流は集積注入論理回路の
npnトランジスタ1aのベースに流れ込みnpnト
ランジスタをますます深くオン状態に遷移させる
再生作用が働く。
集積注入論理回路のnpnトランジスタ2aがオ
フ状態になつた時点で集積注入論理回路のpnpト
ランジスタ3bからの電流が容量4に充電電流と
して流れ込み、C点の電位が上昇する。(第5図
Cの時間T2における波形)この時のC点の電位
上昇は(1)で述べたB点の電位の上昇と同じ理由で
時間に対して直線的に上昇する。
C点の電位が上昇し、集積注入論理回路のnpn
トランジスタ3aがオン状態になつた時、npnト
ランジスタ3aのベース電流が急激に増加するた
めに容量4への充電電流が急激に減少する。この
ため集積注入論理回路のnpnトランジスタ1aの
ベース電流が容量4とベース電流とで決まる時定
数で徐々に減少し、B点の電位が徐々に減少し、
npnトランジスタ1aがオフ状態になる。(第5
図Bの時間T3における波形)この時点で集積注
入論理回路のnpnトランジスタ2aがオン状態に
なり、C点の電位を急激に0Vまで引き下げる。
以上の動作の繰り返しによつて、第1図の発振
回路の発振動作が維持される。本発振回路におい
て、帰還用素子4として水晶振動子を用いた時に
発振開始時間が遅くなる場合があつた。これは帰
還用素子4をはずしてC点の流入、流出電流を考
えた場合にトランジスタ2aと3bのコレクタ電
流にアンバランスがあるためである。つまり第1
図の回路についてB点を入力、C点を出力と考え
た場合に入力が開放の状態で出力が高レベル、又
は低レベル状態になつており、出力の状態を変化
させるために入力にある電流(又は電圧)変化が
必要とされる。この出力の状態変化に必要な入力
の電流値(又は電圧値)は通常オフセツト電流
(又は電圧)と呼称され、このオフセツトが小さ
なほど発振開始時期は短くなる。
第2図に第1図の発振回路のオフセツト電流と
発振開始時間の特性の一例を示す。オフセツトが
小さくなると発振開始時間が早くなることがわか
る。第1図の発振回路はトランジスタ1a,2a
の電流増幅率が小さくなるとオフセツトが大きく
なる傾向があり、それにつれて発振開始時間が長
くなる傾向があつた。この難点を改善する方法と
してトランジスタ1a,2aのコレクタ面積比を
変える方法や、トランジスタ2b,3bのコレク
タ電流を変える方法などが有効である。
本発明は第1図の発振回路の発振開始時間を短
縮する手段を提供するものである。
第3図は本発明の第1の実施例である。本発明
の要点は第1図に示した回路と同一素子寸法、同
一プロセス、同一回路構成の回路を近接して形成
し、一方の回路DのB,C点に水晶振動子4を接
続し、もう一方の回路Eには単なるバイアス用と
して用いる点である。
バイアス用として用いる回路Eの出力側のトラ
ンジスタ3a′は2コレクタとし、1つのコレクタ
31はベースに接続したカレント・ミラー構成と
する。もう一方のコレクタ32は発振回路DのC
点へ接続する。
上記の回路構成において回路Dと回路Eを切離
して考えると、回路Dのトランジスタ3b,2a
のそれぞれのコレクタ電流をIc3,Ic2とするとC
点におけるこれらの電流のアンバランスは ΔI=Ic3−Ic2 となる。このアンバランス電流ΔIが出力側のオ
フセツト電流である。同様に回路EのC点におい
ても回路Dと同一条件で回路が構成されているた
め、ΔIなるオフセツト電流が生じる。このオフ
セツト電流ΔI分をトランジスタ3a′がカレントミ
ラー構成で入力電流としているため、トランジス
タ3a′の電流増幅率をβとするとバース電流、コ
レクタ31の電流はそれぞれ IB=ΔI/1+β Ic31=B/1+βΔI となる。コレクタ31とコレクタ32を同一に形
成するとコレクタ32の電流Ic32はコレクタ31
と等しくなる。回路Dと回路Eを第3図のように
接続した場合はC点における電流のアンバランス
は ΔI′=ΔI−Ic32=ΔI/1+β となり、回路D単独で生じるアンバランスの1/
(1+β)倍となり非常に小さくすることができ
る。これにより、発振開始時間を短縮することが
可能となる。
すなわち、発振動作を行なう回路Dの入力(B
点)の開放状態における出力(C点)のオフセツ
ト電流が低減されると言うことは、この入力開放
状態における出力(C点)の電位が電源電圧Vcc
と接地電圧のほぼ中間に設定されることを意味す
る。従つて、発振開始直後にこの中間値からハイ
レベル又はローレベルのいずれに対しても出力
(C点)の電圧を高速に変化させることが可能と
なり、発振開始時間の短縮が可能となる。
第4図は第1図の発振回路の変形タイプに本発
明を応用した場合の実施例である。この場合も第
3図と同様にオフセツト電流を1/(1+β)に
することができ、発振開始時間を短縮することが
可能となる。
〔発明の効果〕
1 集積回路中で第3図のように回路DとEを近
接して作ることが可能であり、回路DとEをほ
ぼ同一特性に形成することが可能。
2 上記の回路DとEは集積回路中で形成するこ
とにより温度特性もほぼ同一に設計できる。
3 オフセツト電流を1/(1+β)倍に低減す
ることが可能となり、特に電流増幅率が低いよ
うな場合には有効となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はI2L3個で構成できる発振回路の回路
図、第2図は第1図の発振回路のオフセツト電流
と発振時間の特性を示す図、第3図、第4図は本
発明の実施例の発振回路を示す図、第5図は第1
図の発振回路の発振動作を説明するための波形図
である。 1a,1a′,2a,2a′,3a,3a′…npnト
ランジスタ、1b,1b′,2b,2b′,3b,3
b′…pnpトランジスタ、4…水晶振動子、Vcc…
電源、Vcc′…第2の電源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の負荷をコレクタに備えた第1のトラン
    ジスタと、第2の負荷をコレクタに備えた第2の
    トランジスタとを有するとともに、該第1のトラ
    ンジスタのコレクタ出力を該第1のトランジスタ
    のベースに伝達する手段と、該第1のトランジス
    タの該コレクタ出力を該第2のトランジスタのベ
    ースに伝達する手段をそれぞれ備えてなる一方の
    回路と他方の回路とを具備し、 該一方の回路中において上記第2のトランジス
    タのコレクタと上記第1のトランジスタのベース
    との間に容量性素子を接続することにより上記第
    2のトランジスタの出力を上記第1のトランジス
    タに帰還して、上記一方の回路を発振回路として
    動作せしめ、 上記他方の回路は第1のコレクタと第2のコレ
    クタとを有する第3のトランジスタをさらに有し
    てなり、 上記他方の回路中で上記第3のトランジスタの
    上記第1のコレクタとベースとを上記第2のトラ
    ンジスタのトランジスタの上記コレクタに接続
    し、 上記他方の回路の上記第3のトランジスタの上
    記第2のコレクタを上記一方の回路の上記第2の
    トランジスタの上記コレクタに接続してなること
    を特徴とする発振回路。
JP57083017A 1982-05-19 1982-05-19 Oscillating circuit Granted JPS57197903A (en)

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JP57083017A JPS57197903A (en) 1982-05-19 1982-05-19 Oscillating circuit

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JPS57197903A JPS57197903A (en) 1982-12-04
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