JPH0239550Y2 - - Google Patents

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JPH0239550Y2
JPH0239550Y2 JP16366786U JP16366786U JPH0239550Y2 JP H0239550 Y2 JPH0239550 Y2 JP H0239550Y2 JP 16366786 U JP16366786 U JP 16366786U JP 16366786 U JP16366786 U JP 16366786U JP H0239550 Y2 JPH0239550 Y2 JP H0239550Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
spray drying
granulation
glass chamber
drying
Prior art date
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Expired
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JP16366786U
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JPS6369536U (ja
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Landscapes

  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Glanulating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は噴霧乾燥・造粒装置に係り、更に詳細
には、造粒加工を行なう際にガラスチヤンバに供
給された乾燥用流体が噴霧乾燥加工用の給気ダク
トに流出しないようにした噴霧乾燥・造粒装置に
関する。
(従来の技術) 従来の噴霧乾燥加工と造粒加工との組替え可能
な噴霧乾燥・造粒装置は、造粒加工を行なう場
合、ガラスチヤンバに供給された乾燥用流体の排
気は噴霧乾燥加工用の給気ダクトを使用して行な
つていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前述した従来の造粒加工を行な
う場合に、ガラスチヤンバに供給された乾燥用流
体の排気は噴霧乾燥加工用の給気ダクトを使用し
ているため、造粒加工時にフイルタを通過した試
料微粉末が噴霧乾燥加工用の給気ダクトの内面に
付着して溜つてしまう。
噴霧乾燥加工用の給気ダクトの内面に付着して
溜つた試料微粉末が、噴霧乾燥加工時における乾
燥用流体の作用により、吹き出されて噴霧乾燥加
工用の試料に混入してしまい作業上および品質上
問題があつた。
(考案の目的) 本考案の目的は上記事情に鑑み問題を改善する
ために提案されたもので、噴霧乾燥加工と造粒加
工の組替え可能な噴霧乾燥・造粒加工装置で造粒
加工時に噴霧乾燥加工の給気ダクトの内面に付着
して溜つた試料微粉未が噴霧乾燥加工時に噴霧乾
燥加工用の試料に混入しないように可能ならしめ
た噴霧乾燥・造粒装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、加熱筒か
ら上部フレーム内に設けた給気ダクトおよび上筒
を経て上方から下方へ向けて加熱された乾燥用流
体をガラスチヤンバに供給して行なう噴霧乾燥加
工と、前記加熱筒から下部フレーム内に設けた給
気ダクトおよび下筒を経て下方から上方へ向けて
加熱された乾燥用流体をガラスチヤンバに供給し
て行なう造粒加工とを、前記加熱筒およびガラス
チヤンバを組替可能にして行なう噴霧乾燥・造粒
装置であつて、造粒加工を行なう際に上筒とガラ
スチヤンバとの間に乾燥用流体を排気する排気口
を有すると共に、上筒を介して噴霧乾燥加工用の
給気ダクトに乾燥用流体が流出しないように遮断
した中間筒を設けて噴霧乾燥・造粒装置が構成さ
れる。
(作用) 本考案の噴霧乾燥・造粒装置を採用することに
より、造粒加工時に発生した試料微粉末が噴霧乾
燥加工時に使用する試料に混入されることがなく
なる。而して、噴霧乾燥加工時における試料混入
の心配をする必要がなく、安心して加工ができ
る。
(考案の実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は噴霧乾燥装置として使用した状態の正
面図、第2図は造粒装置として使用した状態の正
面図である。
第1図および第2図において、下部フレーム1
内には、下筒3とヒータ取付下部ダクト5がそれ
ぞれ左右に設けてあり、下筒3とヒータ取付下部
ダクト5とは、給気ダクト7で連結してある。
下部フレーム1と上部フレーム9とは右側板1
1で連結してある。上部フレーム9内には、上筒
13とヒータ取付上部ダクト15とがそれぞれ左
右に設けてあり、上筒13とヒータ取付上部ダク
ト15とは給気ダクト17で連結してある。
加熱体19Hを内蔵したヒータ筒19は下部フ
レーム1の後方に設けた風量測定器21にダクト
23を介して連結してある。ヒータ筒19は第1
図に示されているように、噴霧乾燥装置として使
用する場合には、ヒータ取付上部ダクト15の下
部に取付けられ、ヒータ取付け下部ダクト5の上
部には、蓋25が密閉して取付けられる。ヒータ
筒19は第2図に示されているように、造粒装置
として使用する場合には、ヒータ取付下部ダクト
5の上部に取付けられ、ヒータ取付上部ダクト1
5の下部には、蓋27が密閉して取付けられる。
噴霧乾燥装置として使用する場合には、第1図
に示されているように、下筒3の上部に仕切板2
9が載置してある。しかも、取付部材31を介し
て下筒3上に乾燥用としての中空円筒形状のガラ
スチヤンバ33が載置され、分配器35を挾んで
上筒13に固定される。
造粒装置として使用する場合、第2図に示され
ているように、下筒3の上部には仕切板29の代
りに微孔板37が載置される。しかも、取付部材
31を介して下筒3上にガラスチヤンバ39およ
び41が載置され、排気口43を有した中間筒4
5を挾んで上筒13に固定される。
噴射ノズル47は第1図に示す如く、噴霧乾燥
装置として使用する場合上筒13のほぼ中央部に
貫通した孔に挿入されて分配器35に装着され
る。また、噴射ノズル47は第2図に示す如く、
造粒装置として使用する場合、上筒15のほぼ中
央部を貫通した孔に挿入され、さらに中間筒45
内をシール部材としてのOリング49でシールさ
れた状態で通つてガラスチヤンバ41内に設けた
碗形状のフイルタ51のほぼ中央部を通過してガ
ラスチヤンバ41の下方部に突出して設けてあ
る。
噴霧乾燥装置として使用する場合における使用
状態を第1図により説明すると、乾燥用流体は矢
印の如く左側から風量測定器21およびダクト2
3を経てヒータ筒19に供給される。ヒータ筒1
9に供給された乾燥用流体は加熱体19Hで加熱
され、ヒータ取付上部ダクト15、給気ダクト1
7および上筒13を経てガラスチヤンバ33に供
給される。
噴射ノズル47の先端からガラスチヤンバ33
へ微粒子状に供給された試料は、前記ガラスチヤ
ンバ33に供給された加熱乾燥用流体により、ガ
ラスチヤンバ33内で瞬間的に乾燥され、乾燥用
流体と共にガラスチヤンバ33の下方部に設けた
ガラスチヤンバ出口33Hより図示省略のサイク
ロンを通り捕集される。乾燥用流体はサイクロン
を経てアスピレータに排気されることになる。
下筒3の上部には、仕切板29が密閉して設け
てあるから、乾燥用流体は下筒3内に流入しな
い。
造粒装置として使用する場合における使用状態
を第2図により説明すると、乾燥用流体は矢印の
如く風量測定器21およびダクト23を経てヒー
タ筒19に供給される。ヒータ筒19に供給され
た乾燥用流体は加熱体19Hで加熱される。加熱
された乾燥用流体は、ヒータ取付下部ダクト5、
給気ダクト7、下筒3および微孔板37を経てガ
ラスチヤンバ39に供給される。
一方、噴射ノズル47からガラスチヤンバ39
に供給された試料は、サンプルSに噴霧され造粒
加工される。
造粒に使用された乾燥用流体は、ガラスチヤン
バ41、フイルタ51および中間筒45を経て排
気口43から流れてアスピレータへ排気されるこ
とになる。
噴射ノズル47と中間筒45はOリング49で
シールされているため、乾燥用流体は上筒13へ
は流入せず、上筒13、給気ダクト17、ヒータ
取付上部ダクト15などに試料の微粉末が溜るこ
とがなくなる。
したがつて、噴霧乾燥装置と造粒装置との変換
に際して、従来発生していた噴霧乾燥用の試料と
造粒用の試料との混入がほとんどなくなる。その
結果、噴霧用試料および造粒用試料の品質が保証
されると共に品質チエツクが従来に比べて容易と
なる。さらに、メンテナンスも従来に比べて容易
となる。
なお、本考案は前述した実施例に限定されるこ
となく、適宜な変更を行なうことなく、その他の
態様で実施し得るものである。
(考案の効果) 以上のごとき実施例の説明から理解されるよう
に、本考案によれば、造粒加工を行なう際に上筒
とガラスチヤンバとの間に乾燥用流体を排気する
排気口を有すると共に、上筒を介して噴霧乾燥加
工用の給気ダクトに乾燥用流体が流出しないよう
に遮断した中間筒を設けたことにより、造粒加工
時における試料微粉末が噴霧乾燥加工時の給気ダ
クトに流出しなくなる。その結果、造粒加工時に
おける試料微粉末が噴霧乾燥加工用の試料に混入
されることがなくなるという効果を奏する。
延いては、噴霧乾燥加工時における試料混入の
心配をする必要がなくなり安心して加工ができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した噴霧乾燥装置として
使用した状態の正面図、第2図は本考案を実施し
た造粒装置として使用した状態の正面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、1……
下部フレーム、3……下筒、7……給気ダクト、
9……上部フレーム、13……上筒、17……給
気ダクト、19……ヒータ筒、33,39,41
……ガラスチヤンバ、43……排気口、47……
噴射ノズル、49……Oリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 加熱筒から上部フレーム内に設けた給気ダク
    トおよび上筒を経て上方から下方へ向けて加熱
    された乾燥用流体をガラスチヤンバに供給して
    行なう噴霧乾燥加工と、前記加熱筒から下部フ
    レーム内に設けた給気ダクトおよび下筒を経て
    下方から上方へ向けて加熱された乾燥用流体を
    ガラスチヤンバに供給して行なう造粒加工と
    を、前記加熱筒およびガラスチヤンバを組替え
    可能にして行なう噴霧乾燥・造粒装置であつ
    て、造粒加工を行なう際に上筒とガラスチヤン
    バとの間に乾燥用流体を排気する排気口を有す
    ると共に、上筒を介して噴霧乾燥加工用の給気
    ダクトに乾燥用流体が流出しないように遮断し
    た中間筒を設けてなることを特徴とする噴霧乾
    燥・造粒装置。 (2) 中間筒のほぼ中央部に噴霧ノズルを挿入する
    際にシール部材を介在せしめてなることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    噴霧乾燥・造粒装置。
JP16366786U 1986-10-25 1986-10-25 Expired JPH0239550Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16366786U JPH0239550Y2 (ja) 1986-10-25 1986-10-25

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JP16366786U JPH0239550Y2 (ja) 1986-10-25 1986-10-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6369536U JPS6369536U (ja) 1988-05-10
JPH0239550Y2 true JPH0239550Y2 (ja) 1990-10-23

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JPS6369536U (ja) 1988-05-10

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