JPH0239451Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0239451Y2 JPH0239451Y2 JP11406387U JP11406387U JPH0239451Y2 JP H0239451 Y2 JPH0239451 Y2 JP H0239451Y2 JP 11406387 U JP11406387 U JP 11406387U JP 11406387 U JP11406387 U JP 11406387U JP H0239451 Y2 JPH0239451 Y2 JP H0239451Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillow
- main body
- spherical
- cooling
- spherical bodies
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
- Finger-Pressure Massage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、枕主体の上面に凍結状態で露頭せ
しめた多数の球面体によつて、使用者の頭部を長
時間冷却すると同時に、適当な指圧効果を得るよ
うにした保冷枕に関する。
しめた多数の球面体によつて、使用者の頭部を長
時間冷却すると同時に、適当な指圧効果を得るよ
うにした保冷枕に関する。
一般に、この種の保冷枕は柔軟性を確保する必
要上、軟質の袋状主体内に凍結固化しない保冷剤
を注入したものであつたから、使用者に対する冷
感が鈍い上、その保冷時間も短く、又上記保冷剤
は袋状主体の内部全体に充填されていたゝめ、こ
れを充分冷却するには可成りの時間を要し、必要
時に冷却して即座に使用することは不可能であつ
た。従つて、通常はその使用に備えて予め冷却し
ておかなければならず、そのため冷蔵庫等の冷却
スペースを長時間占領する等、種々の問題点が見
られたものである。
要上、軟質の袋状主体内に凍結固化しない保冷剤
を注入したものであつたから、使用者に対する冷
感が鈍い上、その保冷時間も短く、又上記保冷剤
は袋状主体の内部全体に充填されていたゝめ、こ
れを充分冷却するには可成りの時間を要し、必要
時に冷却して即座に使用することは不可能であつ
た。従つて、通常はその使用に備えて予め冷却し
ておかなければならず、そのため冷蔵庫等の冷却
スペースを長時間占領する等、種々の問題点が見
られたものである。
このような実情に鑑み本考案は、天然ゴム又は
発泡ポリウレタン等の弾性材からなる枕主体の上
面に、水等の冷媒を注入した多数の球面体を一部
露頭するように埋設することによつて、上述した
種々の問題点を一挙に解決したものである。
発泡ポリウレタン等の弾性材からなる枕主体の上
面に、水等の冷媒を注入した多数の球面体を一部
露頭するように埋設することによつて、上述した
種々の問題点を一挙に解決したものである。
叙上の技術的手段に係る本案保冷枕は、これを
冷却状態で使用した場合、その球面体は外気との
接触面積が少なく、低温の持続性に優れる上、上
記各球面体が使用者の頭部と当接して該部分を冷
却並びに刺激するという作用を奏するものであ
る。
冷却状態で使用した場合、その球面体は外気との
接触面積が少なく、低温の持続性に優れる上、上
記各球面体が使用者の頭部と当接して該部分を冷
却並びに刺激するという作用を奏するものであ
る。
以下、本考案の構成を図面に示す実施例に従つ
て更に具体的に述べると、１は天然ゴム又は発泡
ポリウレタン等の弾性材からなる枕主体、２は上
記枕主体に一定間隔で露頭するように埋設された
多数の中空状球面体であつて、その内部に水或い
はポリビニルアルコール等の冷媒３を適量充填し
てなり、更に４は上記枕主体を収納する軟質合成
樹脂製のカバーである。
て更に具体的に述べると、１は天然ゴム又は発泡
ポリウレタン等の弾性材からなる枕主体、２は上
記枕主体に一定間隔で露頭するように埋設された
多数の中空状球面体であつて、その内部に水或い
はポリビニルアルコール等の冷媒３を適量充填し
てなり、更に４は上記枕主体を収納する軟質合成
樹脂製のカバーである。
尚、上記球面体２は、内部の冷媒の融解時にお
いても充分な指圧効果が得られるように保形性を
具有する比較的硬質の材料で構成するのが好まし
く、又その形状も第３図に示した球状に限らず、
第４図に見られるように上面だけを球面構成とし
ても良い。更に枕主体に埋設する球面体の数並び
にその配列も特にこれを限定するものではない
が、通常球面体の数は５〜30個程度が適当であ
り、又配列についても例えば第５図に見られる如
く、千鳥状に列設しても、その作用効果は同様で
ある。
いても充分な指圧効果が得られるように保形性を
具有する比較的硬質の材料で構成するのが好まし
く、又その形状も第３図に示した球状に限らず、
第４図に見られるように上面だけを球面構成とし
ても良い。更に枕主体に埋設する球面体の数並び
にその配列も特にこれを限定するものではない
が、通常球面体の数は５〜30個程度が適当であ
り、又配列についても例えば第５図に見られる如
く、千鳥状に列設しても、その作用効果は同様で
ある。
この他、本案の保冷枕は、例えば枕主体１を透
明の合成樹脂で成形すると共に、これに種々の色
彩を付した球面体２を付設して透明のカバー４で
被覆するようにすれば、外観的にも美麗で使用者
に清涼感を醸成させ得るものである。
明の合成樹脂で成形すると共に、これに種々の色
彩を付した球面体２を付設して透明のカバー４で
被覆するようにすれば、外観的にも美麗で使用者
に清涼感を醸成させ得るものである。
叙上の構成に係る本案保冷枕は、弾性体からな
る枕主体の上面に冷媒を充填してなる多数の球面
体２を配設したものであるから、使用時に枕主体
は適当な沈降性を発揮して硬直感を緩和する一
方、各球面体２を連結状態とすることにより、使
用者に強い冷感を与え、しかも該球面体は枕主体
に埋設されて外気との接触面積が少ないため、低
温の持続性に優れ、使用者の頭部を長時間冷却し
得るのである。更に、本案保冷枕はその使用に際
して短時間で冷却することが出来るから、必要時
に冷凍して即座に使用することが可能となるもの
である。
る枕主体の上面に冷媒を充填してなる多数の球面
体２を配設したものであるから、使用時に枕主体
は適当な沈降性を発揮して硬直感を緩和する一
方、各球面体２を連結状態とすることにより、使
用者に強い冷感を与え、しかも該球面体は枕主体
に埋設されて外気との接触面積が少ないため、低
温の持続性に優れ、使用者の頭部を長時間冷却し
得るのである。更に、本案保冷枕はその使用に際
して短時間で冷却することが出来るから、必要時
に冷凍して即座に使用することが可能となるもの
である。
この他、上記構成の本案品は、球面体２が使用
者の頭部における経穴箇所を適宜指圧すると共
に、該部分を局部的に冷却刺激するため、一種の
冷灸効果が得られ、これらが相作用して使用者の
首筋の凝りや頭痛等を有効に治癒し得る等、従来
のこの種保冷枕には期待出来なかつた種々の優れ
た実用的利益を齎らすものである。
者の頭部における経穴箇所を適宜指圧すると共
に、該部分を局部的に冷却刺激するため、一種の
冷灸効果が得られ、これらが相作用して使用者の
首筋の凝りや頭痛等を有効に治癒し得る等、従来
のこの種保冷枕には期待出来なかつた種々の優れ
た実用的利益を齎らすものである。
第１図は本案保冷枕におけるカバーの一部を切
欠して示す平面図、第２図はその正面図、又第３
図は球面体の埋設状態を示す部分断面図、第４図
は球面体の他の実施例を表した正面図、更に第５
図は本案枕の他の実施例を示す平面図である。 尚、図中１……枕主体、２……球面体、３……
冷媒。
欠して示す平面図、第２図はその正面図、又第３
図は球面体の埋設状態を示す部分断面図、第４図
は球面体の他の実施例を表した正面図、更に第５
図は本案枕の他の実施例を示す平面図である。 尚、図中１……枕主体、２……球面体、３……
冷媒。
Claims (1)
- 弾性材からなる枕主体１の上面に、冷媒３を注
入した複数の球面体２を一部露頭するように埋設
したことを特徴とする保冷枕。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11406387U JPH0239451Y2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11406387U JPH0239451Y2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6420819U JPS6420819U (ja) | 1989-02-01 |
| JPH0239451Y2 true JPH0239451Y2 (ja) | 1990-10-23 |
Family
ID=31354469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11406387U Expired JPH0239451Y2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0239451Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-24 JP JP11406387U patent/JPH0239451Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6420819U (ja) | 1989-02-01 |
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