JPH0239435B2 - - Google Patents

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JPH0239435B2
JPH0239435B2 JP57502199A JP50219982A JPH0239435B2 JP H0239435 B2 JPH0239435 B2 JP H0239435B2 JP 57502199 A JP57502199 A JP 57502199A JP 50219982 A JP50219982 A JP 50219982A JP H0239435 B2 JPH0239435 B2 JP H0239435B2
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JP
Japan
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boom
fork
fitting
section
boom section
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JP57502199A
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English (en)
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JPS58501168A (ja
Inventor
Deiitaa Furanku
Yoachimu Adameku
Arubaato Gaide
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mistral Windsurfing AG
Original Assignee
Mistral Windsurfing AG
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Publication date
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Priority claimed from DE19818130078 external-priority patent/DE8130078U1/de
Priority claimed from DE19828204104U external-priority patent/DE8204104U1/de
Application filed by Mistral Windsurfing AG filed Critical Mistral Windsurfing AG
Publication of JPS58501168A publication Critical patent/JPS58501168A/ja
Publication of JPH0239435B2 publication Critical patent/JPH0239435B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B7/00Connections of rods or tubes, e.g. of non-circular section, mutually, including resilient connections
    • F16B7/10Telescoping systems
    • F16B7/105Telescoping systems locking in discrete positions, e.g. in extreme extended position
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H8/00Sail or rigging arrangements specially adapted for water sports boards, e.g. for windsurfing or kitesurfing
    • B63H8/20Rigging arrangements involving masts, e.g. for windsurfing
    • B63H8/21Wishbones
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H8/00Sail or rigging arrangements specially adapted for water sports boards, e.g. for windsurfing or kitesurfing
    • B63H8/20Rigging arrangements involving masts, e.g. for windsurfing
    • B63H8/23Rigging arrangements involving masts, e.g. for windsurfing for tensioning or trimming the clew of the sail, e.g. outhaul trimmers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H8/00Sail or rigging arrangements specially adapted for water sports boards, e.g. for windsurfing or kitesurfing
    • B63H8/50Accessories, e.g. repair kits or kite launching aids
    • B63H8/52Handheld cleats, cams or hooks for tensioning the downhaul or outhaul of a windsurfing sail

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

請求の範囲 1 外方へ屈曲した2本のブームと、タツクフイ
ツテイングと、アフトフイツテイング又はクリユ
ーフイツテイングとを有し、前記タツクフイツテ
イングは、セールボードのマストに取付けられる
べきものであり、前記アフトフイツテイング又は
クリユーフイツテイングは、前記2本のブームの
間に張られる帆のクリユーを取付けるためのもの
であり、前記ブームはタツクフイツテイングと、
アフトフイツテイング又はクリユーフイツテイン
グにより互いに連結され、前記ブームは、複数の
入れ子式に伸縮自在の管を具備し、各ブームは、
調節された長さをロツクする手段を有するセール
ボードのフオークブーム。
2 アフトフイツテイング又はクリユーフイツテ
イングは、2つのリアブーム部分に堅固に取付け
られ、リアブーム部分の外径は、タツクフイツテ
イングに堅固に取付けられているフロントブーム
部分の内径とほぼ等しく、リアブーム部分は、フ
ロントブーム部分の中に変位自在に収容されてい
る請求の範囲第1項に記載のフオークブーム。
3 ロツク手段は、リアブーム部分に沿つて移動
することができ且つリアブーム部分上で制止する
ことができるクランプ要素を具備する請求の範囲
第1項又は第2項に記載のフオークブーム。
4 クランプ要素は、偏心バツクルにより圧縮さ
れるシエルを具備し、更に、クランプ要素は、そ
の内表面にゴムコーテイングを有し、シエルはプ
ラスチツク材料から形成され、且つクランプ要素
は、その前縁部に、フロントブーム部分に対向す
るシールを備えている請求の範囲第1項から第3
項のいずれか1項に記載のフオークブーム。
5 ロツク手段は、フロントブーム部分のねじ山
上に配設されるキヤツプねじを具備し、キヤツプ
ねじにより、フロントブーム部分の端部に設けら
れたスロツトを共に押圧する円錐形のリングが設
けられている請求の範囲第1項から第3項のいず
れか1項に記載のフオークブーム。
6 各ブームは、ブーム部分の相対的な調節位置
を段階的にロツクできる形状係止カツプリングを
備えている請求の範囲第1項又は第2項に記載の
フオークブーム。
7 前記形状係止カツプリングはロツク本体を具
備し、リアブーム部分は、その長さに沿つて配分
して設けられた凹部を有し、前記ロツク本体は凹
部内に挿入することができ、更に、ロツク本体は
手操作式制御部材により挿入することができ、ロ
ツク本体は、ロツク本体をその係合解除位置へ偏
向するばね要素に取付けられている請求の範囲第
6項に記載のフオークブーム。
8 凹部はプラスチツクレール内に設けられ、リ
アブーム部分はそれぞれ1つの溝を有し、各々の
プラスチツクレールは各々の溝の中に形状係止状
態で保持され、且つ溝とプラスチツクレールは、
それぞれ対応するありみぞ形すなわち台形の横断
面を有する請求の範囲第7項に記載のフオークブ
ーム。
9 レールは、凹部の中間に、リアブーム部分の
外周と共にほぼ連続する平面を限定する部分を含
み、前記部分は隆起して、外周の上方へ幾分突出
している請求の範囲第6項又は第7項に記載のフ
オークブーム。
10 前記ばね要素は、フロントブーム部分に取
付けられた板ばねであり、更に、手操作式制御部
材は、それぞれ、フロントブーム部分に沿つて軸
方向に動くことができ且つ板ばね及びロツク本体
を取囲むスリーブを具備し、ロツク本体は、フロ
ントブーム部分に形成された孔の内部で動くこと
ができるように配置され、スリーブは、その内表
面に設けられ且つスリーブが移動したときに、ロ
ツク本体を押圧して前記孔を介してリアブーム部
分の凹部の中へ押込むカム表面を有する請求の範
囲第7項から第9項のいずれか1項に記載のフオ
ークブーム。
11 スリーブはプラスチツク材料又はゴム材料
から製造され、カム表面は、フロントブーム部分
に沿つて摺動することができる環状の領域によつ
て形成され、前記環状の領域は、フロントブーム
部分に対して傾斜している傾斜部分を有し、且つ
少なくとも部分的に弛緩した状態においてロツク
本体及びばねを収容する空所内に侵入する請求の
範囲第10項に記載のフオークブーム。
12 ロツク本体は径方向ばね要素に取付けら
れ、更に、手操作式制御部材は、径方向ばね要素
及びロツク本体を取囲む回転自在のスリーブとし
て形成され、且つロツク本体は、径方向ばね要素
により、フロントブーム部分の孔の中に移動可能
であるように保持され、スリーブは、その内表面
に設けられ且つスリーブが回転したときに、ロツ
ク本体を押圧して、前記孔を介してリアブーム部
分の凹部の中へ押込むカム表面を有する請求の範
囲第6項から第9項のいずれか1項に記載のフオ
ークブーム。
13 ロツク本体は、フロントブーム部分にゆる
く当接する1つの共通のばね要素を備えている請
求の範囲第12項に記載のフオークブーム。
明細書 本発明は、外方へ屈曲した2本のブームと、タ
ツクフイツテイングと、アフトフイツテイング又
はクリユーフイツテイングとを有し、タツクフイ
ツテイングは、セールボードのマストに取付けら
れるべきものであり、アフトフイツテイング又は
クリユーフイツテイングは、2本のブームの間に
張られる帆のクリユー(Clew)を取付けるため
のものであり、ブームはタツクフイツテイング
と、アフトフイツテイング又はクリユーフイツテ
イングにより互いに連結されるセールボードのフ
オークブームに関する。
上述のような構成のセールボードのフオークブ
ームは、一般に広く知られている。最近、ボード
セーリングというスポーツが更に普及してきたた
め、個々の用途について異なるカツトを有する帆
を使用し、特に様々に変化する風の条件に対処す
ることが必要になつてきた。一般に知られている
フオークブームの長さはあらかじめ決められた範
囲内にあり、タツクフイツテイングとアフトフイ
ツテイング又はクリユーフイツテイングその間の
距離は、約6.5平方メートルの正方形であるレー
ス用の帆のラフ(luff)とクリユーとの間の距離
にほぼ等しい。このようなフオークブームは、ジ
ヤンピングボードにおいて使用するときは長す
ぎ、穏やかな天候の下ではセイリングする場合の
ような特別の用途に使用するには短かすぎるのが
普通である。今日では、強風の中でのセイリング
や、ジヤンピングボードにおいて使用する場合に
は、いわゆるマウイセイル又はハイクリユーセイ
ルのような帆を張つている。この種の帆は、帆の
ラフとクリユーとの間の距離が明らかに短いこと
を特徴としている。同じことが、暴風時用の帆に
ついてもいえる。このような短い帆を、特にジヤ
ンピングボードや、いわゆるグライデイングボー
ドと共に使用すると、フオークブームの後端が帆
走する間に水に漬かつてしまう。これは、明らか
に、許容することのできない状態である。従つ
て、これまでは、様々なカツトすなわち形状の帆
と共に少くとも2種類のフオークブーム、すなわ
ちレース用の長いブームと、マウイセイル及び暴
風時用の帆のための短いブームとを使用しなけば
ならなかつた。特に、穏やかな天候の下で帆走す
るためのカツトを有する帆を使用して帆走する場
合、市販のフオークブームに延長部を取付けてい
た。
本発明の目的は、様々なカツトの帆の全てと共
に使用することができ、機械的に頑丈である調節
可能なフオークブームを提供することである。
本発明によれば、この目的は、前述の種類のフ
オークブームにおいて、ブームが複数の入れ子式
に伸縮自在の管を具備すること、及び各ブーム
が、調節された長さ又は設定された長さをロツク
する手段を有することにより達成される。
このような構成により、フオークブームを長い
フオークブーム又は短いフオークブームに変形で
きる、すなわち個々の帆のカツトに応じて任意に
フオークブームの長さを増減できるという利点が
得られる。
本発明の好ましい実施例によれば、アフトフイ
ツテイング又はクリユーフイツテイングは2つの
リアブーム部分に堅固に取付けられている。リア
ブーム部分は、その外径が、タツクフイツテイン
グに堅固に取付けられているフロントブーム部分
の内径とほぼ等しいことを特徴としている。リア
ブーム部分は、フロントブーム部分の中に、変位
自在に収容されている。
本発明の別の好ましい実施例によれば、ロツク
手段は、リアブーム部分に沿つて移動することが
でき且つリアブーム部分上で制止することができ
るクランプ要素を具備する。
この構成により、与えられた長さ、設定された
長さ及び調節された長さを機械的に簡単な方法に
より、堅固に確実にロツクすることができるとい
う利点が得られる。
本発明の好ましい実施例によれば、クランプ要
素は、偏心バツクルにより圧縮できるシエルから
構成される。それらの偏心バツクルは、たとえ
ば、スキー靴に使用されているバツクルのような
ものとして構成すれば良い。
この点に関して、クランプがリアブーム部分と
の摩擦係合によつて行なわれるように、シエルの
内表面にゴムコーテイングを設けると有利であ
る。シエルはプラスチツク材料から製造するのが
好ましく、バツクルも同様にプラスチツク製とし
ても良い。
シエルはフロントブーム部分に取付けることが
できるが、シエルを、リアブーム部分に移動可能
であるように取付けられる独立した構成要素とし
て設計すると有利である。帆に生じる圧力によつ
て、フロントブーム部分はプラスチツクのシエル
に圧接される。この実施例においては、フロント
ブーム部分における水の浸入を防ぐようにフロン
トブーム部分に当接するシールをシエルに設ける
と有利である。
フロントブーム部分は、握りやすくするため
に、ゴム又はそれに類する材料から成る弾性ジヤ
ケツト又は弾性コーテイングを備えているのが好
ましい。
ブームを構成するために使用する管の中に水が
流入するのを防ぐために、各ブーム部分は発泡材
料により充填するのが好ましい。この場合、リア
ブーム部分が入れ子式に挿入させるフロントブー
ム部分の内部空間が、このような発泡材料により
充填されないのは自明のことである。
更に、フロントブーム部分とリアブーム部分と
の間にシールを配置するのが好ましい。このリン
グは、たとえば、Oリングであつても良い。
調節可能な長さに関する好ましい調節範囲は、
30cmから40cmである。
または、設定されたブームの位置をロツクする
手段は、フロントブーム部分にそれぞれ設けられ
るねじ山上に配置されるキヤツプねじであつても
良い。キヤツプねじは円錐形のリングに作用す
る。キヤツプねじが締められると、円錐形のリン
グは、フロントブーム部分の後端にあるスロツト
を押圧するので、フロントブーム部分とリアブー
ム部分との間に力係止連結又はカツプリングが達
成される。
特に好ましい実施例においては、各ブームは、
ブーム部分の相対的な設定位置を段階的にロツク
できる形状係止カツプリングを備えている。
この構成により、本発明の他の実施例の場合の
ように、選択した帆に応じてフオークブームを任
意に長いフオークブーム又は短いフオークブーム
に変えることができるという利点が得られる。入
れ子式に動くブーム部分が形状係止カツプリング
を有しているため、それぞれ設定された長さは、
機械的に安全に、堅く且つ確実に固定又はロツク
される。
この実施例の有利な変形例によれば、リアブー
ム部分の外径を、フロントブーム部分の内径にほ
ぼ等しくなるように選択することにより、リアブ
ーム部分はフロントブーム部分内に摺動自在に収
容される。それにより、帆走中に握られ、手操作
される部分であるフロントブーム部分を肉厚に形
成できるという利点が得られる。
本発明は、カツプリングが、互いに離間するい
くつかの箇所においてリアブーム部分に設けられ
た凹部に挿入することができるロツク本体を有す
るという点で、更に詳細に展開することができ
る。この場合、それらのロツク本体を挿入するた
めに、手操作式制御部材が設けられる。更に、ロ
ツク本体は、カツプリングの結合されない状態に
向かつて偏向されているばね要素に取付けられ
る。
本発明の特に有利な実施例によれば、リアブー
ム部分の溝の内部に形状係止状態で保持されるプ
ラスチツクレールに凹部が形成されている。この
場合、溝の好ましい形状は、ありみぞ形の横断面
を有する溝である。
この実施例は、特に、リアブーム部分に、リア
ブーム部分を通る水平面に対して互いに真向いの
位置で相対向する2つの溝を設けることにより変
形することができる。このような場合、リアブー
ム部分は、これらの溝と一体のアルミニウム部品
として構成される。この実施例の変形例は、製造
費が特に安いことの他に、リアブーム部分がその
主要荷重平面の方向に著しくすぐれた剛性ゆ示す
という利点を有している。更に、形状係止カツプ
リングを形成するために、リアブーム部分に一列
の孔をあける必要がないので、製造コストが更に
低減されると共に、その部分の水密状態も維持さ
れる。
プラスチツクレールと溝との相対的な横断面面
積の関係を、溝が凹部の間において、リアブーム
部分の外表面と共にほぼ連続する平面を限定する
ように設定すると特に好ましい。
本発明の特に好ましい実施例によれば、凹部の
間の部分は隆起して、リアブーム部分の外周の上
方へ幾分突出している。この構成の利点は、リア
ブーム部分とフロントブーム部分との間に点状の
接触領域しかないという点にある。接触点は、隆
起した領域にある。この構成により、ブーム部分
を互いに対して容易に、傾斜を生じることなく移
動させることができる。
本発明のさらに別の有利な実施例によれば、ば
ね要素は、フロントブーム部分に取付けられ且つ
ブーム部分の長手方向に延出する板ばねから構成
され、手操作式制御部材は、それぞれ、フロント
ブーム部分に沿つて軸方向に動くことができ且つ
板ばね及びロツク本体を取囲むスリーブである。
ロツク本体は、フロントブーム部分に設けられた
孔の中に運動自在であるように配置されている。
この場合、各々のスリーブは、その内表面に配置
されるカム表面を有する。スリーブがブーム部分
に沿つて動くと、カム表面はロツク本体を押圧し
て、孔を介してリアブーム部分の凹部の中に押込
む。それにより、きわめて堅固であり且つ特に容
易に制御できるカツプリングが提供される。
スリーブはゴム材料又はプラスチツク材料から
形成されているのが好ましく、カム表面は、各々
のフロントブーム部分に沿つて摺動できる環状の
領域又はスリーブの内側補強部により形成するこ
とができる。
さらに詳細には、カム表面は、スリーブに取付
けられる金属リングにより限定しても良い。金属
リングは、同時に、スリーブの移動運動を案内す
るガイドとしても作用する。
本発明の変形実施例によれば、ロツク本体は、
それぞれ、径方向ばね要素に取付けられる。この
場合、カム表面を有する回転自在のスリーブが設
けられ、このスリーブは、フロントブーム部分の
孔に運動可能であるように収容されたロツク本体
を包囲しているので、スリーブが回転すると、ロ
ツク本体はリアブーム部分の凹部の中に押込まれ
る。
ロツク本体は、ロツク本体をフロントブーム部
分の孔内に保持する曲線を描く共通のばね要素に
取付けられるのが好ましい。この実施例では、カ
ツプリングを特に軽量に且つ頑丈に構成すること
ができ、製造コストに関してきわめて有利であ
る。
本発明のその他の利点については、以下の説明
又は請求の範囲並びにいくつかの好ましい実施例
を示す図面に詳細に記載されている。
以下、本発明を更に詳細に説明する。図面にお
いて、 第1図は、本発明に従つて製造されたフオーク
ブームの後部の平面図、 第2図は、第1図の一部の断面図、 第3図は、本発明の第2実施例に従つて構成さ
れたフオークブームの後部の平面図、 第4図は、第3図の一部の略横断面図、 第5図は、本発明の第3実施例のフオークブー
ムの後部の平面図、 第6図は、第5図による実施例の形状係止カツ
プリングの一方の拡大断面図、 第7図は、第6図の線−に沿つた幾分拡大
した断面図、 第8図は、本発明の変形実施例の第6図に対応
する断面図、 第9図は、本発明の変形実施例の第7図に従つ
た断面図、 第10図は、第9図の線−に沿つた断面
図、 第11図は、詳細部の拡大断面図、 第12図は、別の実施例の断面図、そして、 第13図は、変形実施例の第12図に対応する
断面図である。
第1図は、本発明に係るフオークブーム1の後
部即ちアフト部分を示す。タツクフイツテイング
を含むフオークブームの前半分は、一般に知られ
た構造のものであるので省略した。本発明に係る
フオークブーム1の後部の長さは調節することが
できる。
フオークブーム1は、基本的には、2本の外方
へ屈曲したブーム2及び3から構成されている。
ブーム2,3は、その前端において詳細には図示
されていないタツクフイツテイングにより互いに
連結されると共に、後端においてはアフトフイツ
テイング又はクリユーフイツテイング10により
互いに連結されている。クリユーフイツテイング
10はプラスチツク製であるのが普通であり、2
つの貫通孔26,27を有する。これらの貫通孔
26,27を通つて延在するトリミングシート
(特に図示せず)は、帆(図示せず)のクリユー
を保持し且つ支持する。トリミングシートは、2
つのクリート28,29に巻付けて留めることが
できる。
ブーム2,3は、互いに入れ子式に挿入され且
つ互いに相対的に動くことができる管4,5,
6,7から構成されている。一旦設定した位置又
は調節した相対位置は、それぞれロツク手段8,
9により固定することができる。
管6及び7はクリユーフイツテイング10に堅
固に取付けられ、リアブーム部分11,12を限
定する。リアブーム部分11,12はフロントブ
ーム部分13,14に挿入される。そのために、
管6及び7の外径は管4及び5の内径とほぼ等し
い。
設定した長さ又は調節した長さをロツクする手
段8及び9は、フロントブーム部分13,14の
後端部15,16に配置されるのが好ましい。
特に第2図に示される略断面図(リアブーム部
分12は断面図で示されていない)の実施例によ
れば、ロツク手段8はキヤツプねじ18から構成
されている。キヤツプねじ18は、フロントブー
ム部分14の後端部16に設けられた外側ねじ山
20に係合している。このキヤツプねじ18は円
錐形のリング21に作用し、キヤツプねじ18が
締付けられたとき、リング21は、フロントブー
ム部分14の後端部16に配置されたスロツト2
2を押圧する。その結果、一旦設定された長さが
形状係止状態でロツクされる。
フロントブーム部分13の後端部15に配置さ
れるロツク手段9も、同様の構成を有する。
第2図は、リアブーム部分11,12がフロン
トブーム部分13,13に対してOリング25に
より密封されているのが好ましいことを更に示し
ている。
好ましい実施例によれば、リアブーム部分1
1,12は、発泡プラスチツク材料(図面には特
に示されていない)により完全に充填されてお
り、フロントブーム部分13,14にも発泡プラ
スチツク材料が充填されている。ただし、管4,
5の内部空間に配置されるリアブーム部分11,
12は前端部24が占めるべき内部空間は充填さ
れていない。
考えられる様々な帆のカツト全てに対処するた
めに、管4,5内における管6,7の許容運動範
囲は約30cmから40cmとすべきである。
第3図及び第4図には、第2実施例によるフオ
ークブーム1の後部を示す。
フオークブーム1は、外方へ屈曲した2本のブ
ーム2,3から構成される。ブーム2,3は、そ
の前端において特に図示されていないタツクフイ
ツテイングにより互いに連結されると共に、後端
においてはアフトフイツテイング又はクリユーフ
イツテイング10により互いに連結されている。
クリユーフイツテイング10はプラスチツク製で
あるのが普通であり、2つの貫通孔26,27を
有する。これらの貫通孔26,27を通つて延在
するトリミングシート(特に図示せず)は、帆
(図示せず)のクリユーを保持し且つ支持する。
トリミングシートは、2つのクリート28,29
に巻付けて留めることができる。
ブーム2,3は、互いに入れ子式に挿入される
管4,5及び6及び7から構成されている。一旦
設定した位置又は調節した相対位置は、それぞ
れ、ロツク手段8又は9により固定することがで
きる。
管6及び7はクリユーフイツテイング10に堅
固に取付けられ、リアブーム部分11,12を限
定する。リアブーム部分11,12は、フロント
ブーム部分13,14に挿入される。そのため
に、管6及び7の外径は管4及び5の内径とほぼ
等しい。
図示されている実施例においては、一旦設定し
た長さをロツクするために利用されるロツク手段
8及び9は、シエル118から構成されている。
シエル118はプラスチツク製であるのが好まし
く、その長手方向に延出するスロツト120を備
えている。第3図によれば、偏心バツクル121
がスロツト120を包囲している。この偏心バツ
クル121は、スキー靴に使用されている周知の
バツクルとほぼ同じものである。所望の長さを設
定した後、シエル118はリアブーム部分11,
12上に形状係止状態で保持される。そのため
に、シエル118は、リアブーム部分11,12
の横断面形状に対応する形状を有するその内表面
に、ゴムコーテイング122を有する。ゴムコー
テイング122は、シエル118とリアブーム部
分11,12との間の係合摩擦を大きくする働き
をする。
偏心バツクル121を締めると、シエル118
は押圧されるので、ゴムジヤケツト122は弾性
変形し、スロツト120は狭まる。
シエル118はフロントブーム部分13,14
の後端部15,16に堅固に取付けることができ
る。
しかしながら、本発明の好ましい実施例によれ
ば、シエル118は独立した構成要素として設計
されており、スロツト120の反対の側にヒンジ
式継手又はそれに類するものを有する。この実施
例においては、たとえば、弱い領域がヒンジ要素
として作用するので、シエル118を径方向にブ
ーム部分11,12から取外すことができる。
この実施例ではフオークブームの長さを変える
たへに、シエル118は、、偏心バツクル121
を締めることにより、リアブーム部分11,12
の設定位置にロツクされる。そのとき、ブームの
間に張渡されている帆(図示せず)によりブーム
に加わる張力によつて、フロントブーム部分1
3,14の後端部15,16はシエル118の前
縁部に強く圧接される。
フロントブーム部分13,14に水が浸入する
のを防ぐために、シエル118、特にその前縁部
にシール125を設けるのが好ましい。このシー
ル125は、この特定の位置における水の浸入を
確実に防ぐように、フロントブーム部分13,1
4の後端部15,16に当接する。
好ましい実施例によれば、リアブーム部分1
1,12は発泡プラスチツク材料(図面には特に
図示されていない)により完全に充填されてお
り、フロントブーム部分13,14にも発泡プラ
スチツク材料が充填されている。しかしながら、
充填は、管4,5の内部空間内に位置する挿入さ
れたリアブーム部分11,12の前端部24がせ
いぜい達することのできる位置から始められる。
考えられる帆のカツト全てに対処するために、
管4,5内における管6,7の調節範囲は約30cm
から40cmとすべきである。
第5図には、別の実施例によるフオークブーム
1の後端部を示す。前方領域とタツクフイツテイ
ングは、それ自体良く知られているので、省略し
てある。フオークブーム1の長さは、その後部で
調節することができる。
フオークブーム1は、基本的には、外方へ屈曲
した2本のブーム2,3から構成されている。ブ
ーム2,3は、その前端において、特には図示さ
れていないタツクフイツテイングにより互いに連
結されると共に、後端においてはアフトフイツテ
イング又はクリユーフイツテイング204により
互いに連結されている。アフトフイツテイング又
はクリユーフイツテイング204は、一般に、プ
ラスチツク材料から成る部品として構成され、貫
通孔205,206を有する。これらの貫通孔2
05,206を通つて延在するトリミングシート
(特に図示せず)は、帆(図示せず)のクリユー
を保持し且つ支持する。トリミングシートは、2
つのクリート207,208に巻付けて留めるこ
とができる。
ブーム2,3は、互いに入れ子式に挿入され且
つ互いに相対的に動くことができる管209,2
10及び211,212から構成されている。一
旦設定した位置又は調節した相対位置は、それぞ
れ、形状係止カツプリング213及び214によ
り固定することができる。
管211及び212はクリユーフイツテイング
204に堅固に固定され、リアブーム部分215
及び216を限定する。リアブーム部分215及
び216は、フロントブーム部分217,218
に挿入される。そのたへに、管211及び212
の外径は管209及び210の内径とほぼ等し
い。
それぞれ、設定された長さ又は調節された長さ
をロツクするために使用される形状係止カツプリ
ング213及び214が多数の図に示されてい
る。
第6図は、第5図によるブーム3の長手方向断
面図すなわち軸方向断面図であり、形状係止カツ
プリング214の全体領域を示す。従つて、この
断面図は、第5図の図面の平面内に延在する平面
を限定する。この実施例のリアブーム部分216
は、いくつかの凹部219を有し、凹部219
は、リアブーム部分216の長さに沿つて互いに
等しい間隔をおいて設けられている。
第7図に示すような、第5図の線−に沿つ
た断面図からわかるように、この好ましい実施例
によれば、凹部219は、レール220内に互い
に等しい間隔をおいて設けられている。レール2
20は、プラスチツク製であるのが好ましい。第
7図に明瞭に示されているように、ブームに対し
て2本のこのようなレール220が相対向して配
置され、ブームを通つて水平に広がる平面を限定
している。これらのレール220は、リアブーム
部分216及び215にそれぞれ設けられたほぼ
ありみぞ形の溝221に、ぴつたりとはまるよう
に保持されている。ありみぞ形の溝221は、押
出しアルミニウムから製造されているのが好まし
い管部分221,212に一体に形成されてい
る。ありみぞ形の溝221が図示のように構成又
は配置されているため、最大の力が作用する平面
に延出するリアブーム部分215,216の抵抗
モーメントは、かなり大きくなる。更に、図示さ
れているような凹部219を含むレール220の
構造によつて、リアブーム部分215,216の
水密性が維持されると共に、これらのレール22
0を製造する際の加工費用も低減される。
ありみぞ形の溝221及びレール220の横断
面の寸法は、各々の凹部219の間に延在するレ
ール220の領域がリアブーム部分216の外周
と共通の表面を限定するように選択される。
ここで、形状係止カツプリングは、互いに対向
するような位置にある2つの孔224,225を
フロントブーム部分217及び218に設け且つ
これらの孔224,225の位置を各々の凹部2
19の位置と対応させることによつて達成され
る。図中符号225,226によりそれぞれ示さ
れるロツク本体は、各々の孔223及び224の
中に配置され、孔の中で動くことできる。互いに
真向いの位置に配置されるロツク本体225,2
26は、各々の孔223,224の中に、板ばね
227,228により保持されている。これらの
板ばね227,228は、そのロツク本体22
5,226側でない端部において、フロントブー
ム部分に取付けられている。この実施例は、板ば
ね227,228が解放された位置において、ロ
ツク本体225,226を、好ましくはまだ幾分
は孔223,224の中に留まつた状態で保持す
るように配置されている。
すなわち、全体を図中符号214により示す形
状係止カツプリングは、孔223,224を介し
て動かすことができ且つリアブーム部分216内
に互いに離間して配設される凹部219に挿入す
ることができるロツク本体225,226から構
成される。これらのロツク本体225,226を
板ばね227,228の圧力に反して挿入するた
めに、第5図から第7図に示される実施例におい
ては、手操作式の制御部材229,230が設け
られている。
この実施例によれば、これらの手操作式制御部
材230は、フロントブーム部分217又は21
8上を軸方向に移動可能であるゴムスリーブ23
1又は232を有する。ゴムスリーブ231は、
内部に凹部又は空所233を有し、板ばね22
7,228は、弛緩した状態にあるとき、ロツク
本体と共に凹部233内に収容される。板ばね2
27,228は、少なくとも部分的に弛緩した状
態にあるときに凹部233内に保持され、そのと
き、ロツク本体は孔223,224の中へ突出し
ているが、凹部219内へは突出していない。
形状係止カツプリング214をロツクするため
に、ゴムスリーブは、左、すなわち第6図の矢印
Xの方向に移動される。その結果、ゴムスリーブ
の後端部に位置する表面領域234及び235
は、ロツク本体225,226を押圧して、凹部
219内へ押込む。
ゴムスリーブの移動を容易にするために、カム
部分234,235と凹部233との間に傾斜部
分251が設けられている。傾斜部分251は、
ゴムスリーブが移動するときに、ロツク本体22
5,226に設けられた対応する傾斜領域部分2
55,256上をすべる。
図示されている実施例によれば、板ばね22
7,228は、板ばねをフロントブーム部分21
8の外表面に保持する環状の取付け部材によつて
フロントブーム部分218に取付けられている。
スチールリング237は還状の保持部材236を
取囲んでいる。このスチールリング237は、カ
ツプリングが係合位置にあるときに、ゴムジヤケ
ツト231の内表面にある凹部238にはめ込ま
れる。
カツプリング214がロツクされた位置にある
とき、カツプリング内への水の浸入は、ゴム製で
あるスリーブ231の表面領域234,235に
より阻止される。
端ブロツク239は、リアブーム部分216の
前端部を閉鎖する。更に、フロントブーム部分2
18の端部は、ゴム製又はプラスチツク製のビー
ド状の密封ガスケツト240を有する。この密封
ガスケツト240はリアブーム部分216に接触
して、その位置において水がしみ込むのを防ぐ。
カツプリング214がロツクされた位置にある場
合、前述のビード状の密封ガスケツト240は2
つの隣接する凹部219の間に位置しているの
で、それにより相対位置が設定される。
更に、レール220がリアブーム部分216の
長さ全体にわたつて走つているということを述べ
ておかなければならない。組立ての間、これらの
レール220は各々のリアブーム部分215又は
216の端面にそれぞれ挿入され、挿入後は、レ
ールの横断面形状が溝221の台形の横断面形状
に対応しているために保持される。
第8図に関して説明する。第8図には、本発明
の変形実施例の、第6図に似た図が示されてい
る。この実施例のカツプリング214をロツクす
るために、ゴムスリーブ231は右、すなわち矢
印Yの方向に移動される。カツプリングをロツク
するためのカム表面は、この実施例においては、
スリーブ231の内側補強部252に設けられた
環状領域254から構成されている。この内側補
強部252は、プラスチツク材料から成る部分と
して形成することができ、同様にゴム製又はプラ
スチツク製であるのが好ましいスリーブ231へ
の連結部は、環状の補強部252とカツプリング
253の一部との遊びのない連結により達成する
ことができる。この実施例のカツプリングをロツ
クするとき、カム部分254は板ばね227,2
28の上をすべり、カム部分の端部がロツク本体
225,226を押圧して、各各の凹部219の
中に押込む。カツプリング214が最終ロツク位
置にあるとき、スリーブ251の後端部に位置し
且つフロントブーム部分217,218に沿つて
すべるスリーブ231の環状の表面領域257
は、フロントブーム部分216,218の後端を
越えて、すなわち密封ビード240を越えて動か
され、更にリアブーム部分214に当接し、密封
する。スリーブ231の密封係合は、その主要な
構成材料の弾性により確保される。
第9図及び第10図に示される実施例のカツプ
リングの個々の構成部材は、第5図から第8図に
よる実施例のカツプリングの構成部材に対応して
いるので、同じ符号が付されている。しかしなが
ら、第9図及び第10図による実施例は、軸方向
に移動する手操作式の制御部材の代わりに、各々
のロツク本体225,226を対応する凹部21
9の中に押え込むための回転自在の手操作式制御
部材230を有する。
図に明瞭に示されているように、この実施例の
ロツク本体225,226は、曲線を描いて延出
する板ばね241により互いに連されている。こ
の板ばね241は、フロントブーム部分218の
外表面にゆるく支持されている。この板ばね24
1の形態又は形状は、ロツク本体225,226
が、板ばね241が少なくとも部分的に弛緩して
いる係合解除位置にあるときに、まだ、フロント
ブーム部分218の孔223,224の中に保持
されているように選択される。ロツク本体22
5,226を凹部219内に入るように移動させ
るために、この実施例では回転スリーブ242で
ある制御部材230は空所243を有する。空所
243はフロントブーム部分218に向かつて開
き、カム部分244を備えている。
図に明瞭に示されているように、カム部分24
4は、矢印Y方向に90゜回転したときにロツク本
体225,226が、フロントブーム部分218
に設けられた孔223,224を介して、レール
220の凹部219の中に押込まれるような形状
を有する。レール220は、先に説明した実施例
に従つて、リアブーム部分216の取付けられて
いる。
カツプリング214のロツク位置におけるロツ
ク状態を確保するために、カム部分224は対応
する位置に突起245を有する。この突起245
は、カツプリング位置にあるときに、ロツク本体
225の背面とかみ合う。
第9図によれば、カツプリングの回転スリーブ
242は、回転スリーブ242をフロントブーム
部分218及びリアブーム部分216に対してそ
れぞれ密封する付加的なシール246,247を
備えていても良い。この場合も、凹部219の間
の、リアブーム部分216と共通する表面を含む
部分又は位置においてレール220に当接するよ
うな位置に少なくとも密封ガスケツト247が配
置されるという構成がとられている。
第11図は、プラスチツク製であるのが好まし
いレール220の詳細部の拡大断面図である。第
11図によれば、それぞれ溝221内に配置又は
収容され、凹部219を有するプラスチツクレー
ル220の好ましい実施例は、各々の凹部219
の間の材料領領域が幾分隆起するように形成され
ている。こ場合、これらの隆起部分222は、リ
アブーム部分215,216の外径を越えてわわ
ずかな高さだけ突出している。このような構成に
より、リアブーム部分とフロントブーム部分21
7,218との間に大きな接触表面がなくなるの
で、リアブーム部分はフロントブーム部分21
7,218内において相対的な傾斜を生じること
なく容易に前後に摺動することができる。フロン
トブーム部分とリアブーム部分とは、前述の隆起
部分222の点状の箇所で互いに接触しているに
すぎない。
第12図及び第13図は、本発明の特に簡単な
2つの実施例を示す。これらの実施例のロツク本
体225,226は、単なるねじ切りされたボル
ト248である。
第12図に示されている実施例によれば、これ
らのねじ切りされたボルト248は、真向いの2
つの位置においてスリーブ249内にねじ込まれ
ている。スリーブ249は、リアブーム部分21
6上で前後に摺動することができ、ねじ切りされ
たボルト248は凹部219に係合する。従つ
て、スリーブ249はリアブーム部分216に沿
つて所定の位置に固定取付けることができ、帆に
よつてフロントブーム部分が動いた場合に、スリ
ーブ249は、フロントブーム部分218に対し
てリアブーム部分216を制止するストツパとし
て作用する。
第13図に示される実施例のねじ切りされたボ
ルト248は、フロントブーム部分218に設け
られた対応する雌ねじ孔250にねじ込まれて、
凹部219内へ突出している。
好ましい実施例によれば、リアブーム部分21
5,216は発泡プラスチツク材料(特に図示し
ない)により完全に充填しても良い。フロントブ
ーム部分217,218も、そのような発泡プラ
スチツク材料により充填されるが、充填は、リア
ブーム部分215,216の前端部(閉鎖部材2
39)が管209,210において達することが
できる最先端の位置に対応する位置から開始され
る。
考えられる帆のカツト全てに対処するために、
管211,212が管209,210に対して移
動又は摺動できる距離、すなわち管209,21
0の内部で移動する距離は、約30cmから40cmとす
べきである。
以上、本発明の好ましい実施例について図示し
且つ説明したが、当業者であれば、本発明の基本
思想から逸脱することなく、それらに代わる構造
及び変形を設計しうるであろう。それらの変形及
びそれと同等の構成は、特に形状係止カツプリン
グ13及び14の構成、並びにシールについて考
えられる様々な構成に関するものであると考えら
れる。
明細書、説明部分、請求の範囲及び図面から導
き出すことができる、構造の詳細及び空間的配置
を含む本発明の全ての特徴と利点は、それ自体が
発明性を有するか、又は任意の組合せとして考え
ることができる。
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