JPH0239114Y2 - - Google Patents

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JPH0239114Y2
JPH0239114Y2 JP13349586U JP13349586U JPH0239114Y2 JP H0239114 Y2 JPH0239114 Y2 JP H0239114Y2 JP 13349586 U JP13349586 U JP 13349586U JP 13349586 U JP13349586 U JP 13349586U JP H0239114 Y2 JPH0239114 Y2 JP H0239114Y2
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water
shaped
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cap
projection
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は水栓に取付ける吐水器具に関し、更に
詳しくは、通水管の一端のT字形状切欠部と吐水
キヤツプ内壁の特殊な形状の突起物との嵌合によ
り、通水管と吐水キヤツプとを水密に接続した吐
水器具に関する。
〔従来の技術および問題点〕
従来の吐水器具1′においては、水栓に取付け
られる通水管と吐水部とを接続するには、第6図
に示すように通水管2′および吐水部3′のそれぞ
れに穴2′b、3′bをあけ、ネジ6′で固定し、
そしてネジ6′の周りにリング状パツキン7′で封
止していた。
このような従来の接続法では、特に通水管の
肉厚を厚くしないとネジが切れない(通常1.2mm
以上の肉厚が必要である)、ネジで止めるため
ボンド接着が必要で、接着の硬化時間に少くも4
〜5時間を要する、デザイン上は構成的な制限
がある、などの欠点があつた。
従つて本考案の目的は、上記の問題点を解消し
た吐水器具を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の吐水器具1は、(イ)先端に円管形状の吐
水キヤツプ取付用端部21をそして後端に水栓へ
の取付部を有する通水管2と、(ロ)先端に吐水口3
0をそして後端に該通水管の吐水キヤツプ取付用
端部21の外面に摺合する内面を有する円管形状
端部31を有する吐水キヤツプ3とから本質的に
構成され、そして該通水管の該吐水キヤツプ取付
用端部21には、該吐水キヤツプ側(流路の下流
側)からみてT字形状の切欠部22が設けられ、
そして該吐水キヤツプの円管形状端部31の内面
には、(a)該T字形状切欠部22に嵌入し得る程度
の幅および長さを有する直方体状突起32と、(b)
該通水管側(流路の上流側)からみて該直方体状
突起の斜め後方の位置に、通水管2に向つて(流
水方向と逆方向に)下り勾配で且つ該T字形状切
欠部の縦状(流水方向)切欠部分22aに嵌入し
得る程度の幅を有する横倒くさび状突起33とが
設けられており、該直方体状突起32と該くさび
状突起33との相対的位置は、該直方体状突起3
2をT字形状切欠部22の横状(管円周方向)切
欠部分22bの一端に位置させた場合に該くさび
状突起33が縦状切欠部分22aに位置する関係
にある、ことを特徴とする。
上記のT字形状切欠部22は、通水管2の先端
部21の強度が実用的に劣化しない程度の幅の流
水方向に沿つた縦状切欠部分22aと該縦状切欠
部分22aに連続した同程度の幅の管円周方向の
横状切欠部分22bとから成る。
上記の通水管2の少なくとも先端部21は、金
属にて構成されるのが普通である。
上記の直方体状突起32およびくさび状突起3
3は、該突起32、33が夫々上記のT字形状切
欠部22の横状切欠部分22bの一端および縦状
切欠部分22aに嵌入された場合に、吐水キヤツ
プ3が回転又は抜け出るのを有効に阻止できる程
度の厚さを有する。直方体状突起32の幅(W1
(管円周方向の寸法)はT字形状切欠部22の縦
状切欠部分22aの幅(d1)以下であり、そして
突起32の長さ(1)(流水方向の寸法)は横状
切欠部分22bの幅(d2)以下、好ましくは該幅
d2とほぼ等しい。くさび状突起33の幅(W2
はT字形状切欠部22の縦状切欠部分22aの幅
(d1)以下、好ましくは該幅(d1)とほぼ等しい。
くさび状突起33は、通水管2に向つて下り勾配
に加えて更に、直方体状突起32側に向けて下り
勾配であるのが一般に好ましい。また、該突起3
2の頂部34が平に切断されているのが、吐水キ
ヤツプの挿入のために好ましい。なお、くさび状
突起33は、直方体状突起32の斜め後方である
限り、突起32の右斜め後方および左斜め後方の
いずれの位置であつてもよい。なお、吐水キヤツ
プ3の材質は特に限定されないが、例えば耐熱性
合成樹脂(商品名ジユラコンのようなアセタール
樹脂等)が好ましく使用できる。
通水管2のT字形状切欠部22よりも上流側
(水栓側)の位置にOリング等のリング状パツキ
ン又は接着性シール材を設けて水密性を一層確実
にするのが望ましい。
上記のT字形状切欠部22一個とこの切欠部に
適合する直方体状突起32一個およびくさび状突
起33一個を1組の掛止係とすると、一つの吐水
器具について1組以上(通常は2組以下)の掛止
系を設けることができる、なお、2組の掛止係を
採用する場合、その中の1組の掛止系では直方体
状突起またはくさび状突起を省略することもでき
る。
〔作用〕
上記の通水管2と吐水キヤツプ3との水密な掛
止は、まず該吐水キヤツプの円管形状端部31の
直方体状突起32の位置を該通水管のT字形状切
欠部22の入口に合せて通水管2を吐水キヤツプ
3内に挿入する。この際、横倒くさび状突起33
は、通水管2に向けて下り勾配であるため、通水
管2の外壁を押上げて該外壁と吐水キヤツプ3の
内壁との間に挿入される。次に吐水キヤツプ3を
通水管2に対して管円周方向に回転して横倒くさ
び状突起33をT字形状切欠部の縦状切欠部分2
2aにそして直方体状突起32を切欠部22の横
状切欠部分22bの端部付近に位置させる。通水
管2と吐水キヤツプ3とのかかる掛止状態におい
ては、直方体状突起32およびくさび状突起33
の夫々の側面により吐水キヤツプ3(又は通水管
2)が回転又は縦方向に移動するのが阻止され
る。
〔具体的態様〕
本考案の具体例を、添付図面を参照してより詳
しく説明する。
第1図は、本考案の吐水器具の一具体例を示す
概略側面破断図である。吐水器具1は、通水管2
と吐水キヤツプ3とから本質的に成る。通水管2
の吐水キヤツプ取付用先端部21のT字形状切欠
部22に、吐水キヤツプ3の円管形状端部31の
内面に設けられた直方体状突起32と横倒くさび
状突起33が嵌入されて、通水管2と吐水キヤツ
プ3とが水密に掛止されている。第1図中、4は
リング状パツキン、そして30は吐水口である。
第2図は、第1図の吐水器具に用いられた通水
管2の吐水キヤツプ取付用先端部21付近の平面
図であり、そして第3図は、第1図の吐水器具に
用いられた吐水キヤツプ3の円管形状端部31付
近の部分破断斜視図である。通水管2の吐水キヤ
ツプ取付用端部21には縦状切欠部分22aと横
状切欠部分22bとからなるT字形状切欠部22
と、リング状パツキンを収容するための溝23が
設けられている。吐水キヤツプ3はその内面が通
水管2の外面と摺合する内径を有する。吐水キヤ
ツプ3の円管形状端部31の内壁には、該T字形
状切欠部22の縦状切欠部分22aの幅d1以下の
幅W1(W1≦d1)と、横状切欠部分22bの幅d2
とほぼ等しい長さ1とを有する直方体状突起3
2、および該直方体状突起32の斜め後方(流路
の下流側)の位置に該縦状切欠部分22aの幅d1
とほぼ等しい幅W2を有する横倒くさび状突起3
3が設けられている。該突起33は通水管2およ
び直方体状突起32に向けて下り勾配を有し、頂
部34は平面状である。
第4図に、第1図のA−A破断図を示す。
第5図は、本考案の吐水器具に用いられる吐水
キヤツプの他の具体例である。吐水キヤツプ3の
内壁には2組の直方体状突起32と横倒くさび状
突起33が設けられている。この吐水キヤツプに
嵌合する通水管は、吐水キヤツプ取付用端部の対
応する位置に二つのT字形状切欠部を有する。
〔効果〕
本考案の吐水器具においては、通水管と吐水キ
ヤツプとの接続にネジを用いないため、特に通水
管の管厚を厚くする必要がない(本考案では0.7
〜0.8mm)。また切欠部と突起との嵌合により両者
を接続するため、接続が簡単である。ネジ式固定
におけるように接着剤等を用いる必要がないの
で、短時間で接続できる。外観的には、ネジ等の
突起物が不要であるので、デザイン的にも有利で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の吐水器具の概略側面破断面
図であり;第2図は、第1図の吐水器具中の通水
管の平面図であり;第3図は、第1図の吐水器具
中の吐水キヤツプの部分破断斜視図であり;第4
図は、第1図のA−A破断図であり;第5図は、
吐水キヤツプの他の具体例の正面断面図であり;
そして第6図は従来の吐水器具の側面断面図であ
る。 1……吐水器具、2……通水管、3……吐水キ
ヤツプ、22……T字形状切欠部、32……直方
体状突起、33……横倒くさび状突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 先端に円管形状の吐水キヤツプ取付用端部を
    そして後端に水栓への取付部を有する通水管
    と、 (ロ) 先端に吐水口をそして後端に該通水管の吐水
    キヤツプ取付用端部の外面に摺合する内面を有
    する円管形状端部を有する吐水キヤツプとから
    本質的に構成され、そして該通水管の該吐水キ
    ヤツプ取付用端部には、該吐水キヤツプ側から
    みてT字形状の切欠部が設けられ、そして該吐
    水キヤツプの円管形状端部の内面には、(a)該T
    字形状切欠部に嵌入し得る程度の幅および長さ
    を有する直方体状突起と、(b)該通水管側からみ
    て該直方体状突起の斜め後方の位置に、該通水
    管に向つて下り勾配で且つ該T字形状切欠部の
    縦状切欠部分に嵌入し得る程度の幅を有する横
    倒くさび状突起とが設けられており、該直方体
    状突起と該くさび状突起との相対的位置は、該
    直方体状突起をT字形状切欠部の横状(管円周
    方向)切欠部分の一端に位置させた場合に該く
    さび状突起が縦状切欠部分に位置する関係にあ
    ることを特徴とする、吐水器具。
JP13349586U 1986-08-29 1986-08-29 Expired JPH0239114Y2 (ja)

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