JPH0239024Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0239024Y2
JPH0239024Y2 JP6449584U JP6449584U JPH0239024Y2 JP H0239024 Y2 JPH0239024 Y2 JP H0239024Y2 JP 6449584 U JP6449584 U JP 6449584U JP 6449584 U JP6449584 U JP 6449584U JP H0239024 Y2 JPH0239024 Y2 JP H0239024Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
stopper lever
opening
closing
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6449584U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60177268U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6449584U priority Critical patent/JPS60177268U/ja
Publication of JPS60177268U publication Critical patent/JPS60177268U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0239024Y2 publication Critical patent/JPH0239024Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の目的 産業上の利用分野 本考案は主として流し台、食品棚、本箱等の開
閉扉に取付けることに依つて、該扉に対する幼児
に依る悪戯的開閉が良く阻止されると共に、幼児
の居ない家庭にあつては、簡単なる切替え操作に
基き、扉のバタ付きを阻止して閉扉状態での安定
化目的達成用金具としてそのまま利用できるよう
にしたものである。
従来の技術 幼児の居る家庭で最も注意しなければならない
ことは、幼児が流し台または食品棚等の扉を勝手
に開いてその収容物を散乱してしまうことにあ
る。このような問題の解消化を図る手段として、
在来にあつては扉の背部にストツパーレバーを突
設し、開扉時に該レバーが容体側に掛止められ
て、扉の完全開扉(やや隙間があく程度の開扉は
許容される)を阻止することに依り、幼児の悪戯
的開扉を不能化し、大人に依る開扉時には、開扉
が許容化された僅かな隙間から指を差し込んで、
上記ストツパーレバーを押下げることに依つてそ
の掛止めを解消し、これに依り扉の完全開扉を図
るようにしたものであつた。
本考案が解決しようとする問題点 上記の如き従来技術であると、ストツパーレバ
ーが扉の背面から直角に突出しているため、開扉
状態下において該ストツパーレバーに衣服や手足
を引掛けたりするような問題があり、更に、これ
とは別個に扉のバタ付きを阻止して閉扉状態での
安定化を図るための金具の取付けが要求された。
本考案は、上記ストツパーレバーに該当する部
品が、扉の開扉時には自動的に扉と平行化して、
その突出に基く弊害の解消化を図ると共に、本考
案自体が扉のバタ付き阻止すなわち閉扉状態での
安定化目的を達成するようにし、更に、幼児保護
のための扉の仮止め機能は、不要時にはこれを解
除状態に容易に切替えし得るようになしたもので
ある。
(ロ) 考案の構成 問題点を解決するための手段 本考案の構成を図面に示す実施例について詳細
に説明すれば次の通りである。
図に於て、Aは流し台、食品棚、本箱等の開閉
扉、Bは該開閉扉Aが取付けられている容体等の
固定部材である。
Mは上記開閉扉Aの内面開閉側端寄り上縁部に
固設するための掛止め金具であつて、下記の如く
構成されている。
1は取付け用フレーム、2は該フレーム1に対
しその基端部において水平方向に回動自在に枢支
したストツパーレバーであつて、その先端部に
は、後述する係合用受け金具Nの斜状板部6の外
面に衝接して該板部面を滑動させるためのテーパ
ー状面2aを一側部に形成した鈎部2bが一体的
に突設されている。3は該ストツパーレバー2の
枢支軸であつて、該枢支軸3はストツパーレバー
2の基端部に対し緩目に貫通させると共にその下
方に所要長さ突出させてある。4は該枢支軸3の
突出端部に取付けたスプリングであつて、一端は
フレーム1側に、またその他端はストツパーレバ
ー2の下面に突設した突起部2cに掛止められて
おり、該ストツパーレバー2は該スプリング4を
介してフレーム1と並行合致化する方向すなわち
水平方向の回動力と、その枢支部の遊びに基き下
方に押下げた際の上方への復元力すなわち下向き
方向の揺動に際する復元力とが付与されている。
4aは該揺動の復元力付与のためにスプリング4
の所要箇所に形成した折曲部である。
Nは既述した固定部材B側にして上記掛止め金
具Mと対応する部分に固設するための係合用受け
金具であつて、下記の如く構成されている。
5は天板部、6は該天板部5の前端縁から下方
内向き斜状に折曲した係合用斜状板部であつて、
該斜状板部6の一側寄り所要箇所には下縁を開放
端とする掛止め解消用逃げ溝孔6aが切設されて
いる。7は該逃げ溝孔6aを閉鎖するための当て
板であつて、該当て板7は第1図及び第2図に示
す如く外面側から着脱自在に取付ける方式以外
に、例えば第10図に示す如く逃げ溝孔切設部分
の外周部に凹み部nを形成し、該凹み部n内に当
て板7をはめ込み、これを左右方向に摺動させる
ことに依つて該逃げ溝孔6aに対する閉鎖及び開
放を行なうようにしても良い。この場合、例えば
案内溝等適宜の摺動案内機構を施すことが望まし
い。結局、該当て板7は、逃げ溝孔6aに対する
閉鎖及び解放が自由に切替えられるものであれ
ば、如何なる形態のものであつても可とする。
作 用 本考案は第1図に示す如く、所要の開閉扉A側
に掛止め金具Mを、また、固定部材B側に係合用
受け金具Nを夫々固設して利用に供するものであ
る。
第1図に示す如き状態に於て、開閉扉Aを矢印
方向に回動してこれを閉扉した場合、その回動に
伴いストツパーレバー2における鈎部2bのテー
パー状面2aが、受け金具Nの斜状板部6の外面
に衝接すると共に、これに案内されてストツパー
レバー2全体をスプリング4に抗して下方に揺動
される結果(鈎部2b側が降下端となる)、該鈎
部2bは斜状板部6の内面側に入り込むと共にス
プリング4の反発力に基き復元し、従つて、スト
ツパーレバー2は受け金具Nに対して掛止め状態
に保持される。
上記閉扉状態にあつては、開閉扉Aは固定部材
B側に対し、ストツパーレバー2に取付けたスプ
リング4の作用で該ストツパーレバー2を介して
弾力的に引寄せられることとなる結果、該開閉扉
Aはバタ付き阻止、すなわち閉扉状態での安定化
が図られる。
次に、開扉に際しては、開閉扉Aを開くにつれ
てストツパーレバー2は、そのスプリング4に抗
して回動させられるため、その鈎部2bが斜状板
部6に沿つて移動し、該鈎部2bが逃げ溝孔6a
部分に達した際、ストツパーレバー2は第2図に
示す如く一杯に引起されることとなる。然し乍
ら、該逃げ溝孔6aは当て板7に依り閉鎖されて
いるため、鈎部2bの離脱が果せず、その開扉が
阻止されるも、上記ストツパーレバー2の引起し
に基き、開閉扉はやや隙間があく程度ひらかれる
わけである。
第2図に示す如き状態において、上記隙間から
指先等を差込んでストツパーレバー2を同図に示
す白抜き矢印で示す如くスプリング4に抗して押
し下げれば、鈎部2bが係合用斜状板部6の下縁
から離脱し、その係止が解除され、開閉扉はその
完全開扉が許容化されることとなる。換言すれ
ば、上記の如きストツパーレバー2に対する押下
げ操作を行なわなければ完全開扉が阻止されるわ
けであり、従つて、幼児による悪戯的開扉は全く
回避される。
処で、ストツパーレバー2であるが、これは完
全開扉に伴いスプリング4の作用で第1図に示す
状態に復元することとなり、従つて、ストツパー
レバー2の突出性(前記の如く引起し状態を保つ
ていた場合)に基き、衣服または手足等を引掛け
てしまうような問題発生を絶無とする。
完全開扉状態にあつては、これを再び閉めれ
ば、前記の如き作動が再び繰返されることとな
る。
次に、幼児の居ない家庭、または幼児が成長し
て悪戯の心配が無くなつた時は、当て板7を除去
または側方に移動させて逃げ溝孔6aを解放して
おけば、前記の如き鈎部2bの離脱阻止が働かな
いため、開閉扉Aはその開扉が自由になされる
も、既述した如き閉扉状態での安定化目的は何等
変らずに果されるわけである。
(ハ) 効果 本考案は、係合用受け金具Nに対するストツパ
ーレバー2の係合に基き開閉扉Aの完全開扉を阻
止し、ストツパーレバー2の押下げに基き該阻止
が解除されるように構成したから、幼児に依る悪
戯的開扉をよく防止するばかりでなく、このよう
な仮止めを行なうためのストツパーレバー2は、
扉の開扉時にはスプリング4を介して自動的にフ
レーム1と並行合体化、すなわち扉面と並行化し
て仮止め時の引起しを解消するように構成したか
ら、在来のこの種仮止め具に於て生じた常時突出
するストツパーレバーに衣服または手足を引掛け
たりするような弊害発生を一掃することとなる。
更に、本考案は係合用受け金具Nにおける掛止
め解消用逃げ溝孔6a部分にはこれの閉鎖及び解
放の切替え用たる当て板7を取付けてあるから、
該逃げ孔6aを閉鎖しておけば前述の如き仮止め
機能が作用し、また、これを解放しておけば該機
能は停止することとなる。従つて、幼児の居ない
家庭または幼児が成長して悪戯の心配が無くなつ
た時に、該機能を停止し、また、必要になつたら
再びこれを機能させると云うような切替えが極め
て簡便に達成される。
一方、仮止め作用時及び開扉の自由化時の何れ
であつても、スプリング4の作用でストツパーレ
バー2を介して常に閉扉方向に弾力的に引寄せら
れているから、該開閉扉Aはバタ付き阻止、すな
わち閉扉状態での安定化が図られ、従つて、在来
のこの種仮止め具の如く、このようなバタ付き阻
止のために別個の金具を要することなく、本考案
はこの両方の目的を一個で果すこととなる。
尚、本考案は流し台、食器棚等に対する利用以
外に、玄関のドアーに対する利用も可能である。
この場合、既述した仮止め機能は所謂ドアーチエ
ーンの如き機能を果すわけである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものであつて、第
1図は使用状態にある本考案全体の斜視図、第2
図は同上仮止め状態にある本考案全体の斜視図、
第3図は本考案における掛止め金具Mの正面図、
第4図は同上平面図、第5図は同上底面図、第6
図は本考案における係合用受け金具Nの平面図、
第7図は同上正面図、第8図は同上底面図、第9
図は第7図に於けるX−X線断面図、第10図は
係合用受け金具Nの他の実施例を示す分解状態の
斜視図である。 A……開閉扉、B……固定部材、M……掛止め
金具、N……係合用受け金具、1……取付け用フ
レーム、2……ストツパーレバー、2a……テー
パー状面、2b……鈎部、2c……突起部、3…
…枢支軸、4……スプリング、4a……折曲部、
5……天板部、6……係合用斜状板部、6a……
掛止め解消用逃げ溝孔、7……当て板、n……凹
み部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天板部5の前端縁から下方内向き斜状に折曲し
    た斜状板部6の一側寄り所要箇所に、下縁を開放
    縁とする掛止め解消用逃げ溝孔6aを切設すると
    共に、該逃げ溝孔6a部分にはこれの閉鎖及び開
    放の切替え用たる当て板7を取付けて成る係合用
    受け金具Nと、前記斜状板部6に対する滑動用た
    るテーパー状面2aを一側に形成した鈎部2bを
    先端に突設したストツパーレバー2を、取付け用
    フレーム1に対しその基端部において水平方向に
    回動自在にしてかつ下向き方向にやや揺動可能に
    枢支すると共に、該ストツパーレバー2には、該
    レバー2をフレーム1と並行合致化する方向への
    回動力付与と下向き方向の揺動に際する復元力付
    与のための適宜スプリングを取付けて成る掛止め
    金具Mとで構成したことを特徴とする開閉扉の仮
    止め具。
JP6449584U 1984-05-02 1984-05-02 開閉扉の仮止め具 Granted JPS60177268U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6449584U JPS60177268U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 開閉扉の仮止め具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6449584U JPS60177268U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 開閉扉の仮止め具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60177268U JPS60177268U (ja) 1985-11-25
JPH0239024Y2 true JPH0239024Y2 (ja) 1990-10-19

Family

ID=30595632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6449584U Granted JPS60177268U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 開閉扉の仮止め具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60177268U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028200A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Atom Medical Corp 保育器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028200A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Atom Medical Corp 保育器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60177268U (ja) 1985-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6942257B2 (en) Cabinet latch
US5823649A (en) Drawer slide child lock
US11293200B2 (en) Safety gate
US7261329B1 (en) Safety latch arrangement
US9316033B2 (en) Door safety latch
US8177266B2 (en) Door latch
US5647618A (en) Infant safety latch mechanism
GB2337041A (en) A container
WO2006068945A2 (en) Hinged door safety device
US5611579A (en) Earthquake activated safety latch
JPH0239024Y2 (ja)
KR101084538B1 (ko) 문 닫힘 방지 스토퍼
US20060152018A1 (en) Cabinet latch
JPH0316381Y2 (ja)
JPH0712288Y2 (ja) 蓋の開閉装置
TWM593997U (zh) 防猴垃圾桶
JPH0717737Y2 (ja) 家具用引手
KR200226280Y1 (ko) 미닫이 도어 잠금장치
US20020008391A1 (en) Locking system for movable elements such as doors and drawers mounted in a cabinet frame
KR800000054Y1 (ko) 포 서 기
KR200201456Y1 (ko) 출입문의 손가락낌 방지구
JP2589437Y2 (ja) 引き戸ロック
JPS5849333Y2 (ja) チヨウバン
JPH0240218Y2 (ja)
KR950008339Y1 (ko) 서랍용 트랙수단