JPH0238837A - エンジンの異音検出方法 - Google Patents

エンジンの異音検出方法

Info

Publication number
JPH0238837A
JPH0238837A JP18775888A JP18775888A JPH0238837A JP H0238837 A JPH0238837 A JP H0238837A JP 18775888 A JP18775888 A JP 18775888A JP 18775888 A JP18775888 A JP 18775888A JP H0238837 A JPH0238837 A JP H0238837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
engine
abnormal
peak
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18775888A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2540915B2 (ja
Inventor
Nobuhiko Adachi
伸彦 安達
Hitoshi Ishiguro
石黒 整
Yukio Nakamura
幸雄 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP63187758A priority Critical patent/JP2540915B2/ja
Publication of JPH0238837A publication Critical patent/JPH0238837A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2540915B2 publication Critical patent/JP2540915B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Engines (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 え肌辺貝力 [産業上の利用分野] 本発明は、エンジンの異音検出方法に関し、特に車両生
産工程におけるエンジンの異常振動レベルを定量的に検
出することのできるエンジンの異音検出方法に関する。
[従来の技術] 従来、エンジンの生産工程内における異音検出は、作業
者が直接振動音を耳で開き取るいわゆる官能評価により
行っていた。しかし、この官能評価は、作業者のその日
の気分によりバラツキが出ることや、作業現場における
他の騒音の影響により異音が開き取り難いこと、ざらに
異常部位の特定が難しいこと等の問題があった。
そこで、例えば実開昭57−126537号公報には、
エンジンのミスフッイヤを音圧レベルで検出する装置が
提案されており、この従来技術には、エンジン音をマイ
クロホンで集音してこれを電気信号に変換し、この信号
レベルを基準値と比較して基準(fi以上であれば、ミ
スフッイヤ信号を出力して警報を発する旨の技術が開示
されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記従来の異音検出装置は、予め設定さ
れたエンジンの正常音とミスファイヤ時の異常音とを、
単に周波数−音圧レベル(dB)で比較するものであっ
たために、異音の発生箇所を特定することや異音レベル
を定量的に把掴することは困難であった。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたもので、エンジ
ンの異常振動レベルを定量的に検出すると共に、その発
生g13位を正確に把握することのできるエンジンの異
音検出方法を提供することを目的としている。
発明の構成 [課題を解決するための手段] かかる目的を達成するために、課題を解決するだめの手
段として、本発明は以下に示す構成を取った。即ち、本
発明のエンジンの異音検出方法は、第1図のフローチャ
ートに示すように、エンジンの扇動状態を電気的に検出
し、その振動波形とこれに同門したタイミングパルスと
を取り込んで(Pl)、エンジンの異常振動レベルとそ
の異常振動の発生部位とを検出するエンジンの異音検出
方法であって、 前記タイミングパルスの一周期毎に前記振動波形を複数
領域に分割し、それら各領域における振動波形の最大の
偏差を探索し、その偏差が所定レベルより大きいときに
その領域名とその偏差の値とを記憶する工程(P2)と
、 前記タイミングパルスの一周期毎に記憶された前記領域
名と偏差の値とに基づいて、前記タイミングパルスの複
数周期内における各領域毎の1扁差の値の平均順を算出
する工程(P3)と5前記領域名と算出された平均1直
とからエンジンの異常振動レベルとその異常振動の発生
部位とを検出する工程(P4)と、 を施すことを特徴としている。
[作用コ 以上のように構成された本発明のエンジンの異音検出方
法は、エンジンの扇動波形とこれに同門したタイミング
パルスとを取り込んで(Pl)、タイミングパルスの一
周期毎に振動波形を複数領域に分割し、それら各領域に
おける振動波形の最大の偏差を探索し、その偏差が所定
レベルより大きいときにその領域名とその偏差の値とを
記憶しくP2)、タイミングパルスの一周期毎に記憶さ
れた前記領域名と偏差の値とに基づいて、タイミングパ
ルスの複数周期内における各領域毎の偏差の値の平均値
を算出しくP3)、その領域名と算出された平均値とか
らエンジンの異常振動レベルとその異常振動の発生部位
とを検出する(P4)ように働く。
ところで、エンジンの異音は、発生タイミングが常に一
定であって、クランク2回転を一周朋として発生するこ
とがそのメカニズムから解明されていることから、例え
ばディストリビュータからの点火パルス信号をタイミン
グパルスとしてエンジンの振動波形と共に取り込み、こ
のタイミングパルスに同期させて振動波形を観測してい
る。また、エンジンの異音は、エンジンの異音の発生部
位により、その発生時間が同じ一周期内でも異なること
が解明されていることから、タイミングパルスの一周期
毎に振動波形を複数領域に分別し、前述したような構成
にてタイミングパルスの複数周期内における各領域毎の
(偏差の値の平均(直を算出することによって、エンジ
ンの異常振動レベルとその異常振動の発生部位とを検出
することができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面と共に説明する。
第2図は、本発明の一実施例であるエンジンの異音検出
方法を採用した異音検出システムの概略構成図である。
同図において、エンジン10の爆発工程は、ディストリ
ビュータ12からの点火パルスと同期し、その工程と同
1!Hシた点火信号を発生し、その点火信号を制御する
ことにより各気筒は順序よく駆動される。この時の爆発
に起因するエンジン10の振動加速度は、エンジンの所
定部位に取り付けられた複数個の振動検出用ピックアッ
プ16−1゜16−2.  ・・・により検出され、こ
のようにピックアップ16を複数個設けることにより検
査する部位の分担が行われている。前記ピックアップ1
6により検出された振動検出信号は、アンプ18−1、
 18−2.・・・と予め希望する周波数帯域(エンジ
ンの異音の発生する周波数帯域)が設定されたバンドパ
スフィルタ20−1.20−2.  ・・・とをそれぞ
れ介してマイクロコンピュータ22に人力される。また
同時に、ディストリビュータ12からの点火信号もマイ
クロコンピュータ22に人力される。
マイクロコンピュータ22は、本体としての電子制御装
置24と、その周辺装置としてのキーボード26、CR
Tデイスプレィ28およびデータストア装置としてのフ
レキシブルディスクドライブ30とから構成されている
その電子制御装置24は、周知のCPU24a、ROM
24b、RAM24c、人力ボート24dおよび人出力
ボート24e等から構成され、人力ボート24dには、
前記バンドパスフィルタ20からの揺動波形信号とディ
ストリビュータ12からの点火信号とが人力される。ま
た、人出力ボート24eには、キーボード26、CRT
デイスプレィ2日およびフレキシブルディスクドライブ
30が接続されている。こうした電子制御装置24は、
前記振動波形と点火信号とを取り込み、エンジン10の
異常振動レベルとその異常振動の発生部位とを検出し、
その検出結果をCRTデイスプレィ2日に表示すると共
にフレキシブルディスクドライブ30に格納する異音検
出処理を実行する。
電子制御装置24で実行される本発明にかかわる前記処
理を示す異音検出ルーチンについて、第3図のフローチ
ャートを用いて、次に説明する。
処理が開始されると、まず、ステップ100に処理が移
り、初期設定として、振動周期の測定回数mを値1にセ
・ントする。続くステ・ンブ110では、振動検出用ピ
ックアップ16から出力されアンプ18、バンドパスフ
ィルタ20を介して人力された振動波形信号とディスト
リビュータ12から人力された点火信号とをそれぞれ取
り込む。続くステップ120では、その取り込んだ点火
信号のある一つの気筒の点火パルスにトリガをかけて、
次の点火パルスまでの期間における前記振動波形信号を
抽出し、その抽出した振動波形信号を複数のゲートで区
分けする。即ち、第4図に示すように、ある−気筒の点
火パルスの−F1朋間の振動波形信号が、例えば、ゲー
ト1、ゲート2、ゲート3、ゲート4の4つに区分けさ
れる。なお、この区分けするタイミングは、エンジン1
0の異音の発生部位が特定できるように予め実験にて求
めたタイミングに設定されている。
続くステップ130で、その区分けされた各ゲート1.
ゲート2.・・・毎に、ピーク・ピーク値(peak 
to peak value)の探索を行ない、続くス
テップ140で、その探索されたピーク・ピーク値が所
定のスライスレベルを越えるようなゲート1゜ゲート2
.・・・があるか否かを判断する。ここで、肯定判断さ
れると、処理はステップ150に移行し、そのゲートN
o、  とピーク・ピーク値をRAM24cに記憶する
。即ち、第4図に示すような場合には、点火信号の両周
期ともゲート1、ゲート2が選択され、そのNo、  
とビーク◆ピーク(直が各周期毎に記憶されることにな
る。一方、ステップ140で否定判断されると、前記ス
テップ150の処理を読み飛ばし、続くステップに処理
は移る。
なお、振動波形信号のピーク・ピーク値は、−般に点火
信号の周期でばらつくので、複数周期における平均値を
取るべく、続くステップ160で、振動周期の測定回数
mが予め設定したM回に達したか否かを判断し、ここで
測定回数mがM回に達していないと判断されると、ステ
ップ170に進み、測定回数mを値1だけインクリメン
トして、次の周期の振動波形信号に対しステップ110
ないしステップ160の処理を繰り返す。
ステップ160で、測定回数mがM回に達したと判断さ
れると、処理はステップ180に移行し、これらM回の
処理で記憶されたピーク・ピーク値を各ゲート毎に平均
化する処理を行う。こうして平均化処理を行った後、処
理はステップ190に移行し、平均化されたピーク・ピ
ーク値とその該当するゲー)No、  とから、エンジ
ン10の異常振動のレベルを知ると共にその異常振動の
発生部位を特定し、その異常振動レベルと異常振動の発
生部位とをCRTデイスプレィ28に表示する。
続くステップ200では、その異常振動レベルと異T、
据動の発生部位とを示すデータをフレキシブルディスク
ドライブ30に格納する。ステップ200の実行後、本
ルーチンの処理は終了する。
なお、前記異音検出ルーチンでは、ある一つの振動検出
用ピックア・ンブ16から得た信号の処理だけが示され
ているが、他の振動検出用ピックアップから得た信号も
同様の処理が施される。
以上説明したように、本発明の実施例によれば、エンジ
ン10の異常振動レベルを定量的に検出すると共に、そ
の発生部位を正確に把握することができる。
また、データが定量的にストックされているために、異
音検査の後に工程クレームが発生したとしても異常振動
の早急な原因追求が可能となる。
さらに、これらの異常データをチエツクすることで、前
工程での絹付は違いや絹付けあるいは加工不良など不具
合原因を推定することができ、異常対策が迅速に行える
という利点を有する。
また、現在生産しているエンジンの異音振動レベルを数
値で得ることができるために、エンジン設計変更をした
場合などにその効果の確認が容易となり、且つエンジン
設計変更に際してのデータとして有効に活用することが
できる。
なお、前記実施例では、エンジン10の振動波形を得る
ために加速度振動ピックアップ16を用いた場合につい
て説明したが、このほかにも、例えばマイクロフォンを
用いて振動音をキャッチし、前記と同様な処理を行う方
法であってもよい。
また、前記実施例では、工程P2で探索する振動波形の
最大の偏差として、正側の偏差と負側の(HEとを加え
たものであるピーク◆ピーク値の最大値を探索する構成
であるが、これに替わり、正側の偏差である最大1直を
探索するように構成してもよく、あるいは、負側の偏差
である最小1直を探索するように構成してもよく、前記
実施例と同様な効果を奏する。
薙咀辺苅] 以上詳述したように、本発明のエンジンの異音検出方法
は、エンジンの異常振動レベルを定量的に検出すると共
に、その発生部位を正確に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を示すフローチャート、第
2図は一実施例であるエンジンの異音検出方法を採用し
た異音検出システムの概略構成図、第3図はその電子制
御装置で実行される異音検出ルーチンを示すフローチャ
ート、第4図はその異音検出ルーチンの説明に用いた説
明図である。 2・・・ディストリビュータ ロ・・・扇動検出用ピックアップ 2・・・マイクロコンピュータ 4・・・電子制御装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エンジンの振動状態を電気的に検出し、その振動波形と
    これに同期したタイミングパルスとを取り込んで、エン
    ジンの異常振動レベルとその異常振動の発生部位とを検
    出するエンジンの異音検出方法であって、 前記タイミングパルスの一周期毎に前記振動波形を複数
    領域に分割し、それら各領域における振動波形の最大の
    偏差を探索し、その偏差が所定レベルより大きいときに
    その領域名とその偏差の値とを記憶する工程と、 前記タイミングパルスの一周期毎に記憶された前記領域
    名と偏差の値とに基づいて、前記タイミングパルスの複
    数周期内における各領域毎の偏差の値の平均値を算出す
    る工程と、 前記領域名と算出された平均値とからエンジンの異常振
    動レベルとその異常振動の発生部位とを検出する工程と
    、 を施すことを特徴とするエンジンの異音検出方法。
JP63187758A 1988-07-27 1988-07-27 エンジンの異音検出方法 Expired - Lifetime JP2540915B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63187758A JP2540915B2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 エンジンの異音検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63187758A JP2540915B2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 エンジンの異音検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0238837A true JPH0238837A (ja) 1990-02-08
JP2540915B2 JP2540915B2 (ja) 1996-10-09

Family

ID=16211688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63187758A Expired - Lifetime JP2540915B2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 エンジンの異音検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2540915B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09210761A (ja) * 1996-01-31 1997-08-15 Alpha Tsushin:Kk 騒音・振動監視表示システム
JP2018004555A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 株式会社日立ビルシステム ハンドレールの検査システムおよびハンドレールの検査方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09210761A (ja) * 1996-01-31 1997-08-15 Alpha Tsushin:Kk 騒音・振動監視表示システム
JP2018004555A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 株式会社日立ビルシステム ハンドレールの検査システムおよびハンドレールの検査方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2540915B2 (ja) 1996-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002221074A (ja) 内燃機関のノッキング/ミスファイヤの検出システム
JPH1137898A (ja) エンジン良否判定設備
JP3211615B2 (ja) 機械作動音の異常判定方法
JP3651351B2 (ja) 機械の異常検査装置
JP3997878B2 (ja) 失火検出装置
JPH0718746B2 (ja) 回転体の異常検出装置
JPH05157662A (ja) 射出成形機の故障診断方法及び故障診断装置
US6880381B2 (en) Knock detection device
JPH0526721A (ja) ノツキング検出装置
JPH0238837A (ja) エンジンの異音検出方法
JP4014139B2 (ja) エンジン評価装置
JPH0347449A (ja) ノッキング検出装置
JP3598266B2 (ja) 機器異常診断方法および装置
JP2540924B2 (ja) エンジンの異音検出方法
JP6389780B2 (ja) 信号解析装置およびノッキング検出装置
JP2973250B2 (ja) 故障診断方法
JP3954679B2 (ja) ノッキング検出方法
JPS5973750A (ja) ノツキング検出装置
WO1998031928A1 (fr) Procede de commande de la detonation dans un moteur a combustion interne
JPH11248528A (ja) 異常振動検出装置
JPS60170720A (ja) 内燃機関用基準位置検出装置
JPH0346342Y2 (ja)
JPH06300826A (ja) 電動機の検査装置
JPH01217218A (ja) エンジンの異音検出方法
JP4448437B2 (ja) エンジン評価方法及びエンジン評価装置