JPH0238639Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0238639Y2 JPH0238639Y2 JP1986027237U JP2723786U JPH0238639Y2 JP H0238639 Y2 JPH0238639 Y2 JP H0238639Y2 JP 1986027237 U JP1986027237 U JP 1986027237U JP 2723786 U JP2723786 U JP 2723786U JP H0238639 Y2 JPH0238639 Y2 JP H0238639Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- sawdust
- smoke
- screen
- casing
- lower layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 27
- 239000000779 smoke Substances 0.000 claims description 26
- 239000002956 ash Substances 0.000 claims description 7
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 5
- 235000002918 Fraxinus excelsior Nutrition 0.000 claims description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000003958 fumigation Methods 0.000 description 2
- 239000004509 smoke generator Substances 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Solid-Fuel Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は薫煙発生装置に関する。
〔従来の技術〕
周知の通り薫煙食品を製造する為に薫煙発生装
置が多々実用されている。即ちケーシングの底板
におがくずを投入し、そのおがくずを着火燃焼せ
しめて煙を発生させる構造よりなる。そして従来
技術としては実公昭40−27749や実開昭54−
131591号公報にみられる技術が存在する。この場
合、従来技術は燃焼煙の排出回収に障害とならな
いように底板上に少しづつおがくずを自動供給手
段により投入し、燃焼煙をケーシングの上方に開
口する通路から排出せしめている。そして灰は底
板に設けたフタを開き回収するようになつてい
る。
置が多々実用されている。即ちケーシングの底板
におがくずを投入し、そのおがくずを着火燃焼せ
しめて煙を発生させる構造よりなる。そして従来
技術としては実公昭40−27749や実開昭54−
131591号公報にみられる技術が存在する。この場
合、従来技術は燃焼煙の排出回収に障害とならな
いように底板上に少しづつおがくずを自動供給手
段により投入し、燃焼煙をケーシングの上方に開
口する通路から排出せしめている。そして灰は底
板に設けたフタを開き回収するようになつてい
る。
上記従来技術は燃焼に適する量づつ順次自動供
給機により供給し、その煙を回収するので薫煙発
生装置としては実用性を有しているが本考案者等
が幾つかの検討を加えた結果次の不具合が見出さ
れた。即ち、上方から煙を回収する為、おがく
ずを燃焼に応じた分だけ適量づつ順次供給する自
動供給手段が必要となり、装置が大掛りであつて
低コスト化に限定がある。更に、おがくずを所
定量づつ底板上に供給して煙の上部への回収を可
能にしているが、底板上に少しづつおがくずを落
下せしめ、その落下した所定量づつを燃焼せしめ
るので、燃焼にムラを生じ易く、場合によつては
途中で消火してしまう。
給機により供給し、その煙を回収するので薫煙発
生装置としては実用性を有しているが本考案者等
が幾つかの検討を加えた結果次の不具合が見出さ
れた。即ち、上方から煙を回収する為、おがく
ずを燃焼に応じた分だけ適量づつ順次供給する自
動供給手段が必要となり、装置が大掛りであつて
低コスト化に限定がある。更に、おがくずを所
定量づつ底板上に供給して煙の上部への回収を可
能にしているが、底板上に少しづつおがくずを落
下せしめ、その落下した所定量づつを燃焼せしめ
るので、燃焼にムラを生じ易く、場合によつては
途中で消火してしまう。
従つて、本考案の目的とする所は、おがくず
等の自動供給手段が不要であつて全体が小型コン
パクトになり、より低コスト化を可能にする薫煙
発生装置を提供するにある。而も、おがくず等
の燃焼にムラがなく、即ち薫煙発生にムラがなく
途中消火のおそれもない手段を提供するにある。
等の自動供給手段が不要であつて全体が小型コン
パクトになり、より低コスト化を可能にする薫煙
発生装置を提供するにある。而も、おがくず等
の燃焼にムラがなく、即ち薫煙発生にムラがなく
途中消火のおそれもない手段を提供するにある。
上記目的を達成する為に本考案は次の技術的手
段を有する。即ち実施例に対応する添付図面中の
符号を用いてこれを説明すると本考案はケーシン
グ１に於ける底板上におがくずや木材チツプ６を
投入し、そのおがくずや木材チツプ６を着火手段
により燃焼せしめて発生する煙を吸気すると共に
底板の下方に灰を落すようにした薫煙発生装置に
於いて； 上記底板に多数の孔を明けてスクリーン４とす
ると共に、そのスクリーン４の下方に着火手段で
あるガスバーナ８を設け、而もこのスクリーン４
のやや上部位置の所でケーシング１の周囲に抽気
口９を形成し、ケーシング１のスクリーン４上の
ホツパ５におがくず等６の所定量を堆積した状態
でスクリーン４下の上記ガスバーナ８によりおが
くず等６の下層から燃焼せしめ、燃焼煙をおがく
ず等６の下層に向つて開口する上記抽気口９を介
して吸気フアン１０により回収し、おがくずの下
層の燃焼に従いおがくずの自重による下方への移
動で順次燃焼せしめるようにした事を特徴とする
薫煙発生装置である。
段を有する。即ち実施例に対応する添付図面中の
符号を用いてこれを説明すると本考案はケーシン
グ１に於ける底板上におがくずや木材チツプ６を
投入し、そのおがくずや木材チツプ６を着火手段
により燃焼せしめて発生する煙を吸気すると共に
底板の下方に灰を落すようにした薫煙発生装置に
於いて； 上記底板に多数の孔を明けてスクリーン４とす
ると共に、そのスクリーン４の下方に着火手段で
あるガスバーナ８を設け、而もこのスクリーン４
のやや上部位置の所でケーシング１の周囲に抽気
口９を形成し、ケーシング１のスクリーン４上の
ホツパ５におがくず等６の所定量を堆積した状態
でスクリーン４下の上記ガスバーナ８によりおが
くず等６の下層から燃焼せしめ、燃焼煙をおがく
ず等６の下層に向つて開口する上記抽気口９を介
して吸気フアン１０により回収し、おがくずの下
層の燃焼に従いおがくずの自重による下方への移
動で順次燃焼せしめるようにした事を特徴とする
薫煙発生装置である。
上記構成なので、燃焼させるべきおがくず等６
はその所定量をいつぺんにホツパ５の投入し、ス
クリーン４上に堆積させる。その状態でおがくず
６の下層から燃焼させる。遂次燃焼し、下層近く
の抽気口９から煙が抽気され回収される。
はその所定量をいつぺんにホツパ５の投入し、ス
クリーン４上に堆積させる。その状態でおがくず
６の下層から燃焼させる。遂次燃焼し、下層近く
の抽気口９から煙が抽気され回収される。
他方灰はスクリーン４の孔３から下方へ落ち
る。この連続であり、おがくずの自動供給手段は
不要である。而もおがくず６の下層からの抽気な
ので途中消火もなく、燃焼にムラがない。故に薫
煙の発生も均一となる。
る。この連続であり、おがくずの自動供給手段は
不要である。而もおがくず６の下層からの抽気な
ので途中消火もなく、燃焼にムラがない。故に薫
煙の発生も均一となる。
〔実施例〕
図面において、符号１は燃焼室２を限定する円
筒形のであり、燃焼室２の底は多数の孔３を全面
にあけたスクリーン４になつている。
筒形のであり、燃焼室２の底は多数の孔３を全面
にあけたスクリーン４になつている。
ケーシング１の上には、ケーシングと同じ断面
形状のホツパ５が延設されており、ホツパの中の
おがくず（ないし木材チツプ）６は下層の燃焼に
応じて自重によつて燃焼室２に落下する。７はホ
ツパ５のふたである。
形状のホツパ５が延設されており、ホツパの中の
おがくず（ないし木材チツプ）６は下層の燃焼に
応じて自重によつて燃焼室２に落下する。７はホ
ツパ５のふたである。
この考案の装置は、燃焼室２内のおがくずに着
火する手段が必要であるが、そのためにスクリー
ン４の下方にガスバーナ８を備えている。
火する手段が必要であるが、そのためにスクリー
ン４の下方にガスバーナ８を備えている。
ケーシング１のスクリーン４のやや上方の周囲
には複数の抽気口９が等間隔であけてあり、燃焼
室２はこれら抽気口を通じて、フアン１０の吸気
側に連通している。符号１１，１２は燃焼室２と
フアン１０を結んでいるダクト、１３は風量調節
用ダンパー、１４はケーシング１の空気供給口で
ある。
には複数の抽気口９が等間隔であけてあり、燃焼
室２はこれら抽気口を通じて、フアン１０の吸気
側に連通している。符号１１，１２は燃焼室２と
フアン１０を結んでいるダクト、１３は風量調節
用ダンパー、１４はケーシング１の空気供給口で
ある。
使用に際しては、まず、ホツパ５におがくず６
を入れ、ふた７をする。即ち大量のおがくず６を
堆積する。次いでフアン１０を始動し、バーナ８
でスクリーン４の下からおがくずに着火し、着火
したらバーナの火を消す。こうして燃焼室内のお
がくず６が下層から燃え、発生した煙はおがくず
の下層に向つて開口する抽気口９からフアン１０
で抽気され、図示しない薫煙室に送られる。おが
くずが燃えてできた灰はスクリーン４の孔３から
下に落ち、その分、おがくずがホツパ５から燃焼
室２に自重で供給される。
を入れ、ふた７をする。即ち大量のおがくず６を
堆積する。次いでフアン１０を始動し、バーナ８
でスクリーン４の下からおがくずに着火し、着火
したらバーナの火を消す。こうして燃焼室内のお
がくず６が下層から燃え、発生した煙はおがくず
の下層に向つて開口する抽気口９からフアン１０
で抽気され、図示しない薫煙室に送られる。おが
くずが燃えてできた灰はスクリーン４の孔３から
下に落ち、その分、おがくずがホツパ５から燃焼
室２に自重で供給される。
即ち、自動供給手段が不要である。更にこの装
置で注目すべき点は、燃焼室２がホツパ５から送
られるおがくずで常に満たされているので、おが
くずが燃焼室内で炎を出して燃焼することがない
ことである。
置で注目すべき点は、燃焼室２がホツパ５から送
られるおがくずで常に満たされているので、おが
くずが燃焼室内で炎を出して燃焼することがない
ことである。
また、灰がスクリーン４の孔から下に落ちるの
で、おがくずの燃焼の妨げにならず、燃焼にムラ
がなく且つ火が消えにくいという特徴がある。こ
のため、風量を広範囲に変えても安定した状態で
煙を発生し、所望の量の煙が得られる。
で、おがくずの燃焼の妨げにならず、燃焼にムラ
がなく且つ火が消えにくいという特徴がある。こ
のため、風量を広範囲に変えても安定した状態で
煙を発生し、所望の量の煙が得られる。
以上説明したように、この考案の薫煙装置は、
燃焼室がいつもおがくずで満たされていると共
に、おがくずの下層から燃焼し灰はスクリーン下
に落ち、且つ煙はおがくず下層近くの抽気口から
抽気されるので燃焼に従い自重でおがくずが下方
へ移動することとなり、おがくずの自動供給手段
が不要であり、おがくずの下層に向つて開口する
抽気により燃焼し且つ煙が回収されるので燃焼に
ムラがなく、薫煙の発生が均一となり易く、途中
消火も生じない等実用上各種の利点を呈する。
燃焼室がいつもおがくずで満たされていると共
に、おがくずの下層から燃焼し灰はスクリーン下
に落ち、且つ煙はおがくず下層近くの抽気口から
抽気されるので燃焼に従い自重でおがくずが下方
へ移動することとなり、おがくずの自動供給手段
が不要であり、おがくずの下層に向つて開口する
抽気により燃焼し且つ煙が回収されるので燃焼に
ムラがなく、薫煙の発生が均一となり易く、途中
消火も生じない等実用上各種の利点を呈する。
図面はこの考案の実施例を示すものであり、第
１図は薫煙発生装置の縦断面図、第２図は同じく
水平断面図である。 １……ケーシング、２……燃焼室、４……スク
リーン、５……ホツパ、６……おがくず、８……
着火手段としてのガスバーナ、９……抽気口、１
０……フアン。
１図は薫煙発生装置の縦断面図、第２図は同じく
水平断面図である。 １……ケーシング、２……燃焼室、４……スク
リーン、５……ホツパ、６……おがくず、８……
着火手段としてのガスバーナ、９……抽気口、１
０……フアン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ケーシング１に於ける底板上におがくずや木材
チツプ６を投入し、そのおがくずや木材チツプ６
を着火手段により燃焼せしめて発生する煙を吸気
すると共に底板の下方に灰を落すようにした薫煙
発生装置に於いて； 上記底板に多数の孔を明けてスクリーン４とす
ると共に、そのスクリーン４の下方に着火手段で
あるガスバーナ８を設け、而もこのスクリーン４
のやや上部位置の所でケーシング１の周面に抽気
口９を形成し、ケーシング１のスクリーン４上の
ホツパ５におがくず等６の所定量を堆積した状態
でスクリーン４下の上記ガスバーナ８によりおが
くず等６の下層から燃焼せしめ、燃焼煙をおがく
ず等６の下層に向つて開口する上気抽気口９を介
して吸気フアン１０により回収し、おがくずの下
層の燃焼に従いおがくずの自重による下方への移
動で順次燃焼せしめるようにした事を特徴とする
薫煙発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986027237U JPH0238639Y2 (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986027237U JPH0238639Y2 (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62139285U JPS62139285U (ja) | 1987-09-02 |
| JPH0238639Y2 true JPH0238639Y2 (ja) | 1990-10-17 |
Family
ID=30829072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986027237U Expired JPH0238639Y2 (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0238639Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3462891A4 (en) * | 2016-06-06 | 2020-07-29 | Brain Brew Ventures 3.0 LLC | METHOD FOR PRODUCING SMOKED FOOD AND DRINKS |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5743508Y2 (ja) * | 1978-03-06 | 1982-09-25 |
-
1986
- 1986-02-26 JP JP1986027237U patent/JPH0238639Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62139285U (ja) | 1987-09-02 |
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